2026年11月2日現在、濱将乃介選手をめぐる最大のニュースは、DeNAから2027年シーズンの支配下選手契約を結ばない旨を通知されたことです。
横浜DeNAベイスターズは2026年9月30日、大貫晋一選手、橋本達弥選手、益子京右選手、東妻純平選手とともに、濱選手にも来季の支配下契約を結ばないことを通達しました。球団は育成選手としての再契約を打診しています。
同日の取材で濱選手は、育成契約を受け入れるかについて、時間をかけて考えて決断したいという意向を示しました。Full-Countの取材記事でも、本人が結論を持ち越したことが報じられています。
ここで押さえておきたいのは、支配下契約を結ばないという通知と、現役引退は別の話だという点です。2026年11月2日時点では、育成再契約の受諾や現役続行について、本人の最終決断は公表されていません。
したがって、2026年の濱選手を評価する際には、DeNA移籍後の成績だけでなく、プロ入りからの成長過程と、今回の契約問題を分けて考える必要があります。
【プロフィール】濱将乃介の読み方・年齢・身長・背番号67を紹介

濱将乃介選手の読み方は「はま・しょうのすけ」です。大阪府出身の左打ち外野手で、2026年11月現在は26歳。181cmの身長を生かした身体能力の高さが持ち味です。
投手としては右投げ、打者としては左打ち。外野守備を中心に、俊足と強肩を武器とする選手として評価されてきました。
濱将乃介の基本プロフィール| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 濱将乃介 |
| 読み方 | はま・しょうのすけ |
| 生年月日 | 2000年5月3日 |
| 年齢 | 26歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 大阪府 |
| 身長 | 181cm |
| 体重 | 83kg |
| ポジション | 外野手 |
| 投打 | 右投左打 |
| ドラフト | 2022年ドラフト5位 |
| 2026年の所属 | 横浜DeNAベイスターズ |
| 2026年の背番号 | 67 |
これらの基本情報は、横浜DeNAベイスターズの公式選手名鑑および日本野球機構(NPB)の選手情報に掲載されています。
背番号67に込められた新天地でのスタートDeNA移籍後の背番号は67です。
2025年12月18日に行われた入団記者会見で正式に発表されました。濱選手は会見で、新しいチームの明るい雰囲気に期待を寄せ、走攻守すべてでアピールしたいと意欲を示しています。
特に本人が自信を持つポイントとして挙げたのが、肩と守備です。また、横浜スタジアムについては、プロ初安打と初打点を記録した思い出の球場でもあります。
会見では「ハマのハマショー」という愛称も自ら提案しました。新天地で存在感を示したいという前向きな姿勢がうかがえる場面でした。
【経歴・年表】東海大甲府から高知、福井、中日を経てDeNAへ
濱将乃介選手の経歴で特徴的なのは、高校卒業後に大学や社会人野球ではなく、独立リーグで実戦経験を積んでからNPB入りしたことです。
東海大甲府高校を経て、高知ファイティングドッグス、福井ネクサスエレファンツでプレー。その後、2022年のドラフト会議で中日ドラゴンズから5位指名を受けました。
プロ入り後は中日で3シーズンを過ごし、2025年オフの現役ドラフトでDeNAへ移籍しています。
年代別のキャリアと転換点| 時期 | 所属・出来事 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 高校時代 | 東海大甲府高校 | NPB入りにつながる野球経験を積む |
| 2019~2021年 | 高知ファイティングドッグス | 独立リーグで実戦経験を重ねる |
| 2022年 | 福井ネクサスエレファンツ | 独立リーグでプレーし、同年のドラフトで中日から5位指名 |
| 2023年 | 中日ドラゴンズ入団 | NPBでのプロ生活がスタート |
| 2024年 | 中日で2年目 | ファームで99試合に出場、打率.250 |
| 2025年 | 中日で3年目 | 一軍初出場・初安打を記録 |
| 2025年12月9日 | 現役ドラフトでDeNAが指名 | 新天地への移籍が決定 |
| 2025年12月18日 | DeNA入団会見 | 背番号67が決定 |
| 2026年 | 横浜DeNAベイスターズ | ファーム96試合、打率.195、17盗塁 |
| 2026年9月30日 | 2027年の支配下契約を結ばない旨の通知 | 育成再契約の打診を受け、本人は判断を保留 |
中日ドラゴンズの公式選手名鑑では、高知ファイティングドッグスで2019~2021年、福井ネクサスエレファンツで2022年にプレーした経歴が確認できます。
高校から独立リーグを経てNPBに進むルートは、大学や社会人を経由する選手とは異なり、若い段階から実戦で経験を積みながらプロ入りを目指す道です。濱選手もこの経路をたどり、2022年のドラフトで指名を勝ち取りました。
中日時代に経験した一軍初出場と初安打中日での3年間は、ファームでの出場機会を重ねながら一軍を目指す期間でした。
2023年、2024年は一軍出場がなく、ファームで経験を積みました。2025年には井上一樹監督のもとで一軍昇格を経験し、5月にプロ初出場と初安打を記録しています。
2025年の一軍成績は5試合、4打数1安打、1打点、打率.250。打席数は少ないものの、プロ初安打と初打点を記録したことは、本人にとって大きな節目でした。
一方、ファームでは2025年に93試合、打率.258、15盗塁を記録しています。一軍での出場機会を得た一方、レギュラー定着には至らず、翌年の現役ドラフトにつながりました。
【2026年成績】ファーム96試合・打率.195・17盗塁を徹底分析
2026年の濱選手を数字から見ると、走力を生かしたプレーには一定の成果があったものの、打撃面では前年から成績を落としたシーズンでした。
DeNA公式ファーム打撃成績では、2026年9月27日の試合終了時点で96試合に出場。打数185、安打36、打率.195、17盗塁を記録しています。
2026年ファーム打撃成績
出場試合96
打率.195
安打36
盗塁17
本塁打3
打点20
出塁率
.289
OPS
.581
三振
33
四球
25
DeNA公式ファーム成績および公開打撃データを基に整理。出塁率・OPSはデータ集計サイト掲載値。
注目したいのは、移籍前後の打撃成績の変化です。
| 年度 | 所属 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 中日 | 93 | .258 | 0 | 24 | 15 |
| 2026年 | DeNA | 96 | .195 | 3 | 20 | 17 |
2025年から2026年にかけて、打率は.258から.195へ0.063ポイント低下しました。一方、盗塁は15から17に増加し、本塁打も0本から3本になっています。
この数字から読み取れるのは、走力という持ち味を失ったわけではないものの、安打を積み重ねる部分で苦戦したということです。
17盗塁は評価できる数字なのか2026年の17盗塁は、濱選手の武器である俊足が数字に表れた部分です。
さらに盗塁死は3回だったため、盗塁成功率は次のように計算できます。
\[
\frac{17}{17+3}\times100=85\%
\]
盗塁成功率85%という数字は、走力を試合の中で生かせていたことを示します。
2025年は15盗塁、盗塁死9回だったため、成功率は約62.5%でした。単純比較ではありますが、2026年は盗塁の試行回数に対する成功率が改善しています。
ただし、盗塁は出塁して初めて機会が生まれるプレーです。打率.195、出塁率.289という数字では、俊足を生かせる場面そのものを増やす必要があります。
打撃面で残った課題は出塁と安打の積み上げ2026年の打撃成績で気になるのは、96試合に出場しながら安打が36本にとどまったことです。
打率だけでなくOPSも.581にとどまり、打撃で一軍の戦力としてアピールするには物足りない結果でした。
一方、四球は25、三振は33です。三振が極端に多いタイプではなく、四球も一定数選べています。今後は、ボールを見極める力を維持しながら、打球を安打にする確率や長打につながる打撃の質を高められるかがポイントになります。
特に左打ちの外野手として出場機会を増やすには、足と守備だけでなく、打席でも継続的に結果を残す必要があります。
【一軍成績とDeNA移籍】強肩・俊足だけでは定着できなかった理由
濱将乃介選手の一軍成績を確認すると、2026年シーズンは一軍出場がありませんでした。
2025年に中日で初出場を果たしたものの、DeNAに移籍した2026年は一軍昇格の機会をつかめませんでした。
年度別の一軍成績| 年度 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 打点 | 打率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | — |
| 2024年 | 中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | — |
| 2025年 | 中日 | 5 | 4 | 1 | 1 | .250 |
| 2026年 | DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | — |
| 通算 | — | 5 | 4 | 1 | 1 | .250 |
NPBの年度別成績でも、一軍で記録されているのは2025年の5試合です。2026年はファームでの出場にとどまりました。
強肩は濱将乃介の大きな武器濱選手の長所として、球団関係者が以前から評価していたのが強肩です。
中日ドラゴンズの球団本部長は、2025年12月の現役ドラフト発表時に、濱選手について走攻守がそろった若手の成長株であり、とりわけ強肩がセールスポイントだと評価していました。
DeNA入団会見でも、本人は特に肩と守備に自信があると説明しています。こうした評価から、濱選手は打撃だけで勝負するタイプではなく、外野守備や走塁も含めた総合的な能力で価値を示す選手だと分かります。
ただし、守備力が高いことと、一軍の試合で起用されることは同じではありません。外野手として試合に出続けるには、守備面の信頼に加えて、打撃でも起用する理由を作る必要があります。
一軍定着に必要だった3つの要素2026年の成績を踏まえると、今後の課題は大きく3つに整理できます。
1つ目は打率の改善です。ファームで打率.195という数字では、打撃を理由に一軍へ推薦する材料が不足します。まずは安定して安打を生み出せることが大切です。
2つ目は出塁機会の増加です。17盗塁という数字をさらに生かすためには、四球や単打を含めて塁に出る回数を増やすことが欠かせません。
3つ目は外野守備の専門性を高めることです。強肩という武器を実際の試合で生かし、守備固めや代走など、限られた役割でも一軍に必要とされる選手になることが現実的な目標になります。
足と肩という明確な武器を持つだけに、打撃面の改善が進めば、選手としての評価を変える余地は残されています。
【現役ドラフトの真相】なぜ中日からDeNAへ移籍したのか
濱将乃介選手のDeNA移籍は、2025年12月9日に開催された現役ドラフトによって決まりました。
NPBが公表した2025年度現役ドラフトの結果では、横浜DeNAベイスターズが中日ドラゴンズ所属の濱選手を指名。一方、中日はDeNA所属の内野手・知野直人選手を獲得しています。
つまり、両球団の間で選手が入れ替わる形となりました。
現役ドラフトでの移籍関係
中日ドラゴンズ濱将乃介
外野手・右投左打
横浜DeNAベイスターズ濱将乃介を獲得
2026年から背番号67
逆方向の選手移籍
知野直人
DeNAから中日へ移籍・内野手
この移籍について、両球団は2025年12月9日に公式発表を行いました。中日は濱選手の強肩を評価し、新天地でのさらなる成長に期待を寄せています。
DeNA移籍は本人にとってどのような意味があったのか2026年9月30日のFull-Countの取材記事では、濱選手自身が中日とDeNAでは環境が異なり、自分に求められる役割について考える時間が増えたと振り返っています。
異なる球団の指導者や関係者から意見を聞けたことについても、選手としての経験になったという趣旨のコメントを残しました。
現役ドラフトは、出場機会が限られている選手に新しい環境での挑戦を与える制度です。濱選手の場合も、2025年まで中日で経験を積んだ後、DeNAで改めて一軍定着を目指す機会となりました。
しかし、環境が変われば自動的に成績が伸びるわけではありません。2026年はファームで96試合に出場したものの、一軍出場には結び付きませんでした。移籍による環境の変化を、実際の成績に転換する難しさが表れたシーズンだったといえます。
2027年の育成再契約は受け入れるのか2026年9月30日、DeNAは濱選手に対して2027年シーズンの支配下選手契約を結ばないことを通知しました。
ただし、球団は育成選手としての再契約を打診しています。
本人は取材に対し、まだ結論は出しておらず、じっくり考えて決断したいという姿勢を示しました。現役引退を表明したわけでも、育成契約への移行を正式に決めたわけでもありません。
2026年11月2日時点で整理できる状況は、次のとおりです。
- 2027年の支配下契約:結ばない旨を球団から通知
- 育成契約:球団から再契約を打診
- 本人の回答:判断を保留
- 現役引退:発表なし
- 育成契約の正式合意:公表を確認できず
今後の焦点は、濱選手が育成契約を受け入れてDeNAで再起を目指すのか、それとも別の道を選択するのかという点です。
【よくある質問】濱将乃介の現在に関するFAQ
Q1:濱将乃介の読み方は?
A1:濱将乃介は「はま・しょうのすけ」と読みます。2000年5月3日生まれ、大阪府出身の外野手です。
Q2:濱将乃介は中日からDeNAに移籍したのですか?
A2:はい。2025年12月9日の現役ドラフトでDeNAから指名され、2026年シーズンから横浜DeNAベイスターズに移籍しました。
Q3:濱将乃介の背番号は何番ですか?
A3:DeNA移籍時の背番号は67番です。2025年12月18日の入団会見で発表されました。
Q4:濱将乃介の2026年ファーム成績は?
A4:96試合、打率.195、36安打、3本塁打、20打点、17盗塁です。出塁率は.289、OPSは.581でした。
Q5:濱将乃介は2026年に一軍で出場しましたか?
A5:2026年の一軍出場はありません。ファームで96試合に出場しましたが、一軍での出場機会は得られませんでした。
Q6:濱将乃介は2027年もDeNAでプレーするのですか?
A6:2026年9月30日に球団から支配下契約を結ばない旨を通知され、育成契約を打診されています。本人は判断を保留しており、2026年11月2日時点では正式な契約合意は公表されていません。
Q7:濱将乃介の強みは何ですか?
A7:俊足と強肩です。2026年ファームでは17盗塁を記録し、守備面でも肩の強さが球団関係者から評価されています。今後は打撃成績の改善が大きな課題です。
濱将乃介選手は、東海大甲府高校から高知ファイティングドッグス、福井ネクサスエレファンツを経て中日ドラゴンズに入団し、2025年の現役ドラフトでDeNAへ移籍した外野手です。
2026年は背番号67を背負って新天地での飛躍を目指しましたが、ファーム96試合で打率.195という結果に終わり、一軍出場もありませんでした。
一方で、17盗塁を記録した走力や、球団から評価されてきた強肩は、依然として本人の大きな武器です。打撃面で改善の兆しを示せれば、外野手として再び評価を高める可能性はあります。
今後を判断するうえで注目したい要点は、次の3つです。
1. 育成契約の行方:DeNAからの再契約打診を受け入れるか。
2. 打撃成績の改善:打率.195からどこまで数字を引き上げられるか。
3. 走攻守の総合力:17盗塁と強肩を生かしながら、一軍で必要とされる打撃力を身につけられるか。
濱選手にとって2026年は、現役ドラフトによる移籍という新たな挑戦と、支配下契約をめぐる厳しい現実の両方に直面したシーズンでした。
2027年に向けてどのような決断を下すのか。独立リーグからNPB入りを果たした選手が、再び一軍の舞台を目指すことができるのか。今後の契約発表と本人の動向が注目されます。