『所さんお届けモノです!』のレギュラー放送が終了したのは、2025年9月27日(土)です。MBS(毎日放送)が2025年9月4日に番組終了を発表し、最終回をもって約8年半の歴史に幕を下ろしました。
ただし、終了の具体的な理由について、MBSは公式の終了告知で詳細を説明していません。視聴率低迷や制作費の問題、出演者の事情などを理由とする確かな発表もなく、現段階では番組改編に伴う終了という事実と、個別の終了理由を分けて考える必要があります。
終了発表から最終回までの経緯2025年9月4日、MBSは同局制作・TBS系列全国ネットの『所さんお届けモノです!』について、9月27日の放送をもって終了すると発表しました。
発表時点で番組は土曜午前7時30分から放送されており、所ジョージ、アンガールズの田中卓志、岡崎紗絵がレギュラー出演していました。
注目したいのは、終了発表の約6か月前に新井恵理那から岡崎紗絵へアシスタントが交代していたことです。新体制で9年目に入った直後の終了だったため、視聴者にとっては意外なタイミングに映りました。
一方、アシスタント交代と番組終了を直接結び付ける公式説明はありません。岡崎の加入は2025年4月5日、最終回は同年9月27日であり、両者は別の出来事として整理するのが適切です。
終了理由として考えられる番組編成の変化確認できる大きな動きは、2025年10月から土曜朝の放送枠が再編されたことです。
後番組にあたる『サタデープラス』は、10月4日から番組名を『サタプラ』に変更し、午前7時30分開始の2時間番組へと拡大しました。
つまり、終了後の土曜朝7時30分枠は別の番組によって引き継がれています。これは放送枠の再編が行われたという客観的な事実です。
ただし、『サタプラ』の拡大が『所さんお届けモノです!』終了の直接的な原因だったとする公式説明はありません。番組改編の背景と個別の終了判断を同一視することはできません。
また、視聴率が悪かった、スポンサーが離れた、所ジョージが降板を希望したといった説も、終了理由として確定した情報ではありません。
【最終回の全貌】五街道の新!新名物SPで何を届けた?

2025年9月27日の最終回は、「8年半の感謝を込めて!五街道の新!新名物SP」と題した特別企画でした。
番組の人気企画として長く親しまれた、チャンカワイの「街道シリーズ」を振り返り、過去に紹介した老舗の新名物が、その後どのように進化したのかを調査する内容です。
五街道シリーズで訪れた宿場町は195か所街道シリーズは、チャンカワイが日本各地の街道を巡り、100年以上続く老舗を訪問して新しい名物を探す大型企画でした。
最終回で紹介された番組データによると、これまでに訪れた宿場町は195か所、紹介した名物は87品に上ります。
単なる観光地紹介ではなく、長い歴史を持つ店が新しい商品を生み出す背景や、地域の人々が守ってきた技術に焦点を当てていた点が、この企画の特徴でした。
中山道・中津川宿の栗きんとんが進化最終回で登場した注目商品が、岐阜県中津川宿の老舗和菓子店・松月堂による新商品です。
以前の放送で紹介されたのは、栗きんとんを葛で包んだ和菓子「栗苞(くりづつみ)」。最終回では、その商品をさらに発展させた「ゆずの栗苞」が届けられました。
愛媛県産のゆずを練り込んだ葛で栗きんとんを包み、さわやかな風味を加えた一品です。所ジョージも見た目の涼やかさや味わいに興味を示しました。
さらに印象的だったのが、以前の放送で所が何気なく口にした言葉を覚えていた女将が、その言葉にちなんだ特別な商品を用意していたことです。
番組での何気ないやり取りが、地域の作り手との交流として続いていたことが分かるエピソードでした。
東海道・三島宿ではふ菓子の新商品を紹介もう一つの注目は、静岡県三島宿にあるふ菓子専門店「おふや」の商品です。
過去の放送で紹介されたのは、地元のブランドサツマイモ・三島甘藷を生かした「やきいもふ菓子」でした。
最終回では、その後に開発されたラムネふ菓子などの新商品が紹介されました。夏限定の商品は、アイスの棒に差して食べるというユニークなスタイルも特徴です。
この店には、番組をきっかけとした大きな変化もありました。番組で紹介された後、商品の売り上げが急増し、その後の経営にも良い影響を与えたと放送で伝えられています。
番組が単に商品を紹介するだけでなく、地域の小さな事業者に新しい顧客との接点を生み出していたことを象徴するエピソードです。
【放送開始から最終回まで】8年半の歴史と出演者の変遷
『所さんお届けモノです!』は、2016年12月24日にパイロット版が放送され、2017年4月9日にレギュラー番組としてスタートしました。
当初は日曜夕方の放送でしたが、2022年4月には土曜朝へ移動。その後も基本的な番組コンセプトを保ちながら、企画や出演者を変化させてきました。
番組の主要な出来事を年表で整理| 時期 | 出来事・出演者 | 内容・位置付け |
|---|---|---|
| 2016年12月24日 | パイロット版放送 | 所ジョージ、新井恵理那、田中卓志らが出演 |
| 2017年4月9日 | レギュラー放送開始 | 日曜17時から放送スタート |
| 2017年以降 | 所ジョージ・新井恵理那・田中卓志 | 番組を支える中心メンバーとして活躍 |
| 2022年4月2日 | 土曜朝へ移動 | 7時30分開始に変更 |
| 2025年3月29日 | 新井恵理那が卒業 | 約8年間務めたアシスタントを交代 |
| 2025年4月5日 | 岡崎紗絵が加入 | 新アシスタントとして出演開始 |
| 2025年9月4日 | 終了発表 | MBSが9月27日の最終回を告知 |
| 2025年9月27日 | 最終回 | 五街道の新!新名物SPを放送 |
| 2025年10月4日 | 後番組の枠再編 | サタプラが7時30分開始に拡大 |
この年表から分かるのは、番組が一度の大幅な路線変更によって終わったわけではなく、出演者や放送時間を変えながら約8年半にわたって続いてきたということです。
【歴代出演者】所ジョージ・田中卓志・新井恵理那・岡崎紗絵の役割
番組の魅力を支えていたのは、所ジョージを中心としたスタジオメンバーと、全国各地を取材するロケ出演者の組み合わせでした。
所ジョージ:番組の中心となるMC所ジョージは番組のメインMC。世界や日本各地から届いた商品を実際に見たり、食べたりしながら、その魅力を伝える役割を担いました。
商品の専門知識を一方的に説明するのではなく、所自身の率直な感想や自由なリアクションによって、商品の面白さを引き出すスタイルが特徴でした。
田中卓志:箱型ロボットから配達人へアンガールズの田中卓志は、番組初期には箱型ロボット「ハコロボ・タナカ」の声を担当していました。
その後は配達人としてスタジオに登場し、所のもとに届く商品を紹介する存在へと変化しました。
最終回でも所、岡崎紗絵、チャンカワイとともに出演。初期のロボットを思わせる演出もあり、長年の視聴者にとって番組の原点を思い出す構成となりました。
新井恵理那:2017年から約8年間出演新井恵理那は、レギュラー放送開始当初からアシスタントを務めた中心人物です。
所や田中との掛け合いを通して、番組に親しみやすい雰囲気を加えていました。2025年3月29日の放送をもって卒業し、約8年間の出演に区切りを付けました。
岡崎紗絵:最終体制を担ったアシスタント新井の後任として2025年4月5日からレギュラー出演したのが、俳優・モデルの岡崎紗絵です。
加入時には地元・名古屋でロケを行い、現地でしか味わえないグルメを紹介しました。明るいキャラクターとロケへの参加が新しい番組の雰囲気を作りました。
岡崎は最終回までレギュラー出演し、所や田中とともに最後の放送を見届けています。
チャンカワイ・真飛聖などロケ出演者も活躍スタジオメンバー以外にも、番組には多くのタレントや芸人が登場しました。
- チャンカワイ:五街道の老舗や新名物を探す街道シリーズの中心的なリポーター。
- 真飛聖:軽トラックで各地を巡る企画などに出演。
- カミナリ:全国各地の魅力や専門店を紹介するロケを担当。
- 前田亜美:ロケ出演のほか、新井の休業期間にはアシスタントを担当。
- 井森美幸・劇団ひとり:スタジオ出演者として番組を盛り上げた。
こうした週替わりの出演者によって、商品紹介だけでなく、旅、食、地域文化、職人の仕事など幅広いテーマを扱うことができました。
【2026年最新】所さんお届けモノですの現在と出演者の活動
2026年11月現在、『所さんお届けモノです!』はレギュラー放送を終了しており、MBS・TBS系列の土曜朝7時30分枠では『サタプラ』が放送されています。
番組の終了によって、所ジョージや田中卓志、岡崎紗絵らの芸能活動まで終了したわけではありません。それぞれ別の仕事や番組で活動を続けています。
所ジョージは2026年もテレビ出演を継続所ジョージは『所さんお届けモノです!』の終了後も、複数のテレビ番組に出演しています。
2026年11月時点では、NHK総合の『所さん!事件ですよ』、テレビ東京の『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』などが放送されています。
また、『所さんの目がテン!』や『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』などでもおなじみの存在です。
したがって、今回の番組終了を所ジョージのテレビ活動の縮小や引退と結び付ける根拠はありません。
田中卓志はアンガールズとして活動を継続田中卓志は、アンガールズとしてのお笑い活動に加え、バラエティー番組や情報番組など幅広いジャンルで活動しています。
『所さんお届けモノです!』では長年にわたって所の相棒として出演してきましたが、番組の終了は田中自身の降板や芸能活動の終了を意味するものではありません。
岡崎紗絵は新レギュラー加入から最終回まで出演岡崎紗絵は、2025年4月に新レギュラーとして加入した後、約6か月間番組を担当しました。
番組終了によって同番組でのレギュラー出演は終了しましたが、俳優・モデルとしての活動と番組出演は別のものです。
新井恵理那とチャンカワイの存在も番組の歴史に残る新井恵理那は約8年間、チャンカワイは五街道シリーズを通して番組を支えました。
特にチャンカワイの街道シリーズは、最終回のメイン企画に選ばれたことからも、番組を代表するコンテンツの一つだったことが分かります。
【プロの結論】番組終了から見える8年半の功績と本当の意味
『所さんお届けモノです!』の終了を振り返る際、単に一つのバラエティー番組がなくなったという視点だけでは、その功績を十分に捉えられません。
番組の特徴は、商品を紹介するだけでなく、その商品を作る人、地域に根付いた技術、長年続いてきた店の歴史まで伝えていたことにあります。
商品紹介から地域の魅力発信へ初期の番組は、世界中から届く珍しい商品や、話題のヒット商品を紹介する企画が中心でした。
その後、全国の商店街や道の駅、専門店、老舗を訪れる企画が充実し、地域の魅力を発見する番組としての性格も強まりました。
とりわけ五街道シリーズでは、195か所の宿場町を巡り、87品もの名物を紹介しています。長い歴史を持つ店舗が新しい商品を生み出す姿を伝えたことは、地域の事業者にとっても貴重な機会だったはずです。
終了理由を判断するときに注意したい3つの誤解誤解1:視聴率が低迷したから終了した。
終了理由として視聴率を挙げる情報はありますが、終了を決定した具体的な視聴率データやMBSの説明は確認できません。数字の裏付けがないまま、視聴率低迷を確定理由にすることはできません。
誤解2:岡崎紗絵が加入したのに短期間で終了したため、出演者に問題があった。
岡崎の加入は2025年4月、終了発表は9月です。しかし、両者を結び付ける公式発表はありません。出演者の交代と番組の終了は区別する必要があります。
誤解3:所ジョージがテレビから引退した。
所は2026年も複数の番組で司会などを務めています。終了したのはあくまで『所さんお届けモノです!』という一つの番組です。
読者が情報を見極める際は、MBSの番組終了告知、放送局の改編発表、出演者の所属事務所による発表を優先することが大切です。
番組終了という事実と、その理由についての推測を混同しないことが、正確な情報を理解するための判断基準になります。
【よくある質問】所さんお届けモノですに関するFAQ
Q1:所さんお届けモノです!の最終回はいつ放送されましたか?
A1:2025年9月27日(土)午前7時30分から放送されました。約8年半続いたレギュラー放送の最終回です。
Q2:所さんお届けモノです!が終了した理由は何ですか?
A2:MBSは終了日を発表しましたが、具体的な終了理由は公表していません。視聴率低迷や出演者の問題などを確定した理由として扱うことはできません。
Q3:最終回の五街道の新!新名物SPでは何を紹介しましたか?
A3:チャンカワイが過去に訪れた老舗の新商品を紹介しました。中山道・中津川宿の「ゆずの栗苞」や、東海道・三島宿のふ菓子専門店の新商品などが登場しました。
Q4:田中卓志は番組でどのような役割を担当していましたか?
A4:初期は箱型ロボット「ハコロボ・タナカ」の声を担当し、その後は配達人として所ジョージに商品を届ける役割を担いました。
Q5:新井恵理那の後任は誰でしたか?
A5:2025年4月5日から岡崎紗絵が新レギュラーとして加入しました。新井は3月29日の放送をもって卒業しています。
Q6:2026年現在、所さんお届けモノです!は復活していますか?
A6:2026年11月現在、レギュラー放送の復活は確認されていません。MBS・TBS系列の土曜朝7時30分枠では『サタプラ』が放送されています。
Q7:所ジョージは番組終了後もテレビに出演していますか?
A7:はい。2026年もNHKの『所さん!事件ですよ』やテレビ東京の『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』などに出演しています。
『所さんお届けモノです!』は、2017年4月9日にレギュラー放送を開始し、2025年9月27日の最終回で約8年半の歴史を終えました。
終了の具体的な理由は公表されていません。2025年10月から土曜朝の放送枠が『サタプラ』に引き継がれたことは確認できますが、それだけで番組終了の直接的な原因まで断定することはできません。
最終回の「五街道の新!新名物SP」では、チャンカワイが長年にわたって巡ってきた宿場町や老舗のその後を紹介。195か所の宿場町と87品の名物を振り返り、地域の作り手と番組のつながりを感じさせる締めくくりとなりました。
所ジョージ、田中卓志、新井恵理那、岡崎紗絵、チャンカワイらが作り上げた番組の魅力は、単なる商品紹介にとどまらず、日本各地の知られざる魅力や、ものづくりに携わる人々の思いを届けた点にあります。
レギュラー放送は終了しましたが、番組で紹介された商品や地域、老舗の取り組みはその後も続いています。8年半にわたって届けられた数々の発見は、番組終了後も視聴者の記憶に残るものとなっています。