ディズニー公式の『トイ・ストーリー4』作品情報には、日本語吹き替えキャストとして二人の名前が掲載されています。
配役は次のとおりです。
- ダッキー役:松尾駿(チョコレートプラネット)
- バニー役:長田庄平(チョコレートプラネット)
ダッキーは、黄色いふわふわの毛並みが特徴的なアヒルのぬいぐるみ。バニーは、青と緑の毛並みを持つウサギのぬいぐるみです。
二人とも移動遊園地の射的ゲームの景品として長い間飾られており、いつか子どもに持ち帰ってもらうことを夢見ています。見た目は愛らしいものの、実際には口が達者で、かなり毒舌。ウッディやバズも振り回されるほどの個性を持っています。
ディズニー公式のキャスト情報と、2019年6月5日のシネマトゥデイによるキャスト発表記事の内容も一致しています。
チョコプラの二人と担当キャラクター
ダッキー役:松尾駿
アヒルのぬいぐるみ
黄色いふわふわのキャラクター。思ったことを遠慮なく口にする毒舌家で、バニーとの掛け合いではツッコミ役のような一面も見せます。
バニー役:長田庄平
ウサギのぬいぐるみ
青と緑の毛並みが特徴。ダッキーをからかったり、相手の反応を楽しんだりする、お調子者のようなキャラクターです。
注目したいのは、単に二人の声がキャラクターに割り当てられたというだけではない点です。ダッキーとバニーの関係性そのものが、漫才やコントで培われたチョコプラの掛け合いとよくなじんでいます。
【オーディションの裏側】チョコプラが選ばれた理由と声優経験の真相

チョコプラの起用は、単なる知名度によるキャスティングではありません。
二人はオーディションを受け、ダッキーとバニーの日本語吹き替え担当を勝ち取りました。
初めてのオーディションで持ち味をぶつけた2019年7月13日に掲載されたアニメイトタイムズのインタビューでは、二人がオーディションについて振り返っています。
長田庄平は、初めて挑戦したオーディションだったため、自分たちが持っているものをすべてぶつけたと説明。松尾駿も、その場でできることを出し切ったという趣旨で振り返りました。
また、出演決定の知らせはドッキリ形式で伝えられたそうです。長田は突然の発表に驚きすぎて、うまくリアクションできなかったことも明かしています。
二人にとって、子どもの頃から親しんできた『トイ・ストーリー』シリーズへの参加は、特別な出来事だったことが伝わります。
「声優初挑戦」は二人とも同じではないここは検索する際に誤解しやすいポイントです。
チョコプラの二人は、本作の吹き替えで大きな注目を集めましたが、過去の声優経験には違いがあります。
- 松尾駿: 本作が声優初挑戦。
- 長田庄平: 2012年公開の映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』で声優経験があった。
この点は、2019年6月5日のシネマトゥデイのキャスト発表記事にも記載されています。
したがって、「チョコプラの二人がともに人生初の声優仕事だった」という説明は正確ではありません。特に松尾にとっては、声だけでキャラクターを表現する新しい挑戦でした。
コントの演技とアフレコは別物だった興味深いのは、本人たちが声の演技の難しさを率直に語っていることです。
長田はインタビューで、コントには自信があったものの、声優の仕事はまったく違い、声だけで感情を表現することに戸惑ったと説明しています。
松尾も、最初は自分にできるのか不安だったそうです。
収録では音響監督から演技の方向性について指示を受け、特に「楽しんで演じる」という意識が大きな転機になったと振り返っています。
二人の経験談から分かるのは、舞台上での演技力が、そのまま吹き替えの技術になるわけではないということです。映像に合わせたタイミング、声の強弱、キャラクターの感情表現など、吹き替えには独自の技術が大切です。
【ダッキー&バニーの見どころ】チョコプラの声が生きる登場シーン
ダッキーとバニーが登場するのは、ウッディやバズたちが移動遊園地にたどり着く場面です。
二人は射的ゲームの景品として並べられています。ずっと子どもに選ばれることを待っているものの、なかなか景品として持ち帰ってもらえません。
そこへ、思いがけない形でバズが関わってきます。
バズとの出会いで始まるコミカルな掛け合い映画.comが2019年7月18日に紹介した本編映像では、射的の景品になってしまったバズとダッキー&バニーのやり取りが取り上げられています。
特に印象的なのが、ダッキーがバズを蹴ろうとするものの、足が届かない場面です。
困ったダッキーはバニーに助けを求めますが、バニーはすぐには助けず、わざと意地悪な態度を見せます。
その後、ダッキーはバニーに対して、長い付き合いなのだから言葉にしなくても分かってほしいという趣旨のツッコミを入れます。
この短いやり取りだけでも、二人の性格の違いがよく表れています。
チョコプラらしさが生きる3つのポイント1. 会話のテンポ
ダッキーが不満を口にし、バニーがそれを面白がるという構図は、コントにおけるボケとツッコミの関係にも通じます。
2. 声の表情
かわいらしいぬいぐるみの外見に対して、少し生意気で遠慮のない言葉遣い。このギャップを声で表現することが、二人の演技の見どころです。
3. 二人の自然な掛け合い
長年コンビを組んできた二人だからこそ、相手の言葉に反応するタイミングや間合いが自然に感じられます。
加えて、本編ではダッキーとバニーが突拍子もない妄想を膨らませながら作戦を考える場面もあります。単なる脇役ではなく、作品に笑いを加える存在として活躍しています。
【英語版声優と日本語版を比較】キーガン=マイケル・キーとジョーダン・ピール
ダッキーとバニーは、日本語版だけでなく英語版のキャスティングにも特徴があります。
オリジナル版で二人を演じたのは、アメリカのコメディアンで俳優のキーガン=マイケル・キーとジョーダン・ピールです。
二人はコメディユニット「Key & Peele」としても知られています。
日米キャストの関係一覧以下は、公式キャスト情報と映画関連のインタビュー・制作紹介を整理した比較表です。
ディズニーの公式ファン向け情報サイトD23では、監督のジョシュ・クーリーがキーとピールの演技について紹介しています。
二人は互いをよく理解しており、収録も同じ部屋で一緒に行われました。相手の演技に反応しながら会話を展開できることが、キャラクターの面白さにつながったと説明されています。
この制作背景は、日本語版のチョコプラ起用とも重なります。
ダッキーとバニーは、一人ずつ独立して個性を発揮するキャラクターというより、二人が会話することで面白さが生まれるコンビです。
そのため、オリジナル版でも日本語版でも、コメディアン同士の掛け合いを生かすキャスティングが採用された点は興味深いところです。
【吹き替えの評判を検証】チョコプラは本当に上手かった?
2019年の公開当時、チョコプラの吹き替えには好意的な反応が寄せられました。
シネマトゥデイは2019年7月23日、「吹き替えうまい!」という見出しで二人の演技に対する反応を紹介しています。
記事内では、ネット上の声として次のような評価が取り上げられました。
- チョコプラの演技が予想以上に上手だった。
- 吹き替えが自然で驚いた。
- 途中までプロの声優が演じていると思っていた。
単に芸人が声を担当したという話題性だけでなく、実際の演技に対する評価が注目されたわけです。
吹き替え版の人気を示す劇場の反応2019年8月7日のシネマトゥデイの記事では、吹き替え版と字幕版の人気についても取り上げられています。
TOHOシネマズ新宿の支配人は、同作について吹き替え版の評判が高く、全国的にも吹き替え版の観客が多い印象だと説明しました。
加えて、公開4週目に入った8月5日の同劇場の上映スケジュールでは、吹き替え版が11回、字幕版が2回となっていました。
ただし、この数字は同劇場の特定日の上映回数であり、全国の観客数を集計した統計ではありません。作品全体の人気とチョコプラ個人への評価も分けて考える必要があります。
なぜチョコプラの吹き替えは好評だったのか評価された理由として考えられるのは、主に次の3点です。
- キャラクターとの相性: 毒舌でユーモラスな二人のキャラクターに、コメディアンとしての個性が合っていた。
- コンビとしての呼吸: 普段から一緒にコントを演じているため、会話のタイミングに自然さがあった。
- 演出への対応: 音響監督の指示を受けながら、声だけで感情を表現する技術を身につけていった。
また、吹き替え版を監修したリック・デンプシーも、ダッキーとバニーは作品の中でも特に面白いキャラクターであり、チョコプラのようなコメディアンが適役だったという趣旨の評価を寄せています。
【プロの結論】チョコプラの吹き替えが作品にもたらした価値
『トイ・ストーリー4』のチョコプラ起用で注目したいのは、芸人を映画の話題づくりに起用しただけではなく、キャラクターの性格と演者の持ち味を結びつけた点です。
ダッキーとバニーは、長い間遊園地の景品として残されているという境遇を持っています。二人は少しひねくれていて、口も悪いものの、互いの存在を当たり前のように受け入れています。
アニメイトタイムズのインタビューでは、長田が二人の境遇について、自分たちも売れるまで13、14年かかっており、少し卑屈なところに親しみを感じたと振り返っています。
この話は、単なる声の演技以上に興味深い部分です。
チョコプラ自身の長い芸人生活と、なかなか選ばれないダッキーとバニーの境遇が重なったことで、キャラクターに対する理解が深まった可能性があります。
吹き替えの上手さを判断するときのポイント声優の演技を評価するときは、知名度や話題性だけで判断するのではなく、次の観点に注目すると分かりやすくなります。
| 評価ポイント | 注目したい部分 |
|---|---|
| 声とキャラクターの相性 | 見た目や性格に声が合っているか |
| 感情表現 | 怒りや喜び、驚きが声だけで伝わるか |
| 会話のテンポ | 相手のセリフに自然に反応できているか |
| 映像との一致 | 口の動きや演技のタイミングが合っているか |
| 作品へのなじみ方 | 有名人本人ではなくキャラクターとして楽しめるか |
チョコプラの演技は、こうした観点から見ると、特に掛け合いのテンポとキャラクターとの相性に注目する価値があります。
一方、声優としての専門的な技術を評価する場合には、長年吹き替えを専門にしてきた声優との違いも考慮する必要があります。
今回の起用の本質は、芸人と声優の優劣ではなく、コメディを得意とする二人が、その個性を必要とするキャラクターに選ばれたことです。
【トイ・ストーリー4とチョコプラ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:トイ・ストーリー4でチョコプラは何の声を担当していますか?
A1:松尾駿がアヒルのぬいぐるみ・ダッキー役、長田庄平がウサギのぬいぐるみ・バニー役を担当しています。
Q2:チョコプラはオーディションで選ばれたのですか?
A2:はい。二人はオーディションを受けて役を勝ち取りました。長田は初めて挑戦したオーディションだったとインタビューで語っています。
Q3:ダッキーとバニーの英語版声優は誰ですか?
A3:ダッキーはキーガン=マイケル・キー、バニーはジョーダン・ピールです。二人はコメディユニットKey & Peeleとしても知られています。
Q4:チョコプラは二人とも声優初挑戦だったのですか?
A4:いいえ。松尾駿は本作が声優初挑戦でしたが、長田庄平は2012年公開の『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』で声優経験があります。
Q5:チョコプラの吹き替えの評判は良かったですか?
A5:公開当時は好意的な反応が報じられました。特に、声の自然さや二人の掛け合いが評価されています。映画.comやシネマトゥデイでも、吹き替え版の登場シーンや評判が紹介されました。
Q6:ダッキーとバニーは映画のどこに登場しますか?
A6:ウッディたちが訪れる移動遊園地の射的ゲームの景品として登場します。バズとの出会いや、二人のコミカルな会話が見どころです。
『トイ・ストーリー4』でチョコレートプラネットが演じたのは、ダッキーとバニーという毒舌でユーモラスなぬいぐるみコンビです。
松尾駿がダッキー、長田庄平がバニーを担当。二人はオーディションを勝ち抜いて起用され、普段のコントで培った掛け合いを吹き替えにも生かしました。
英語版ではキーガン=マイケル・キーとジョーダン・ピールが担当しており、日米ともにコメディアン同士の相性を生かしたキャスティングになっています。
公開当時の評判も好意的で、特に自然な会話のテンポやキャラクターとの相性が注目されました。
2026年に改めて作品を見返すなら、ぜひダッキーとバニーの初登場シーンに注目してください。声の表情、会話の間、相手をからかうタイミングまで、チョコプラならではの魅力が詰まっています。
主な参考資料:ディズニー公式『トイ・ストーリー4』作品情報、シネマトゥデイ(2019年6月5日・7月23日・8月7日)、アニメイトタイムズ(2019年7月13日)、映画.com(2019年7月18日)、D23公式キャラクター紹介。