2026年の大学駅伝で、創価大学が大きな存在感を示している。10月12日の出雲駅伝では総合9位に終わったものの、11月1日の第58回全日本大学駅伝では、チーム史上最高となる3位・5時間9分28秒を記録。初の表彰台に立ち、5大会連続のシード権も獲得した。わずか3週間でチームが見せた巻き返しは、今季の大学駅伝における注目すべき成果だ。
躍進を支えたのは、小池莉希の復調、スティーブン・ムチーニの快走、アンカー山口翔輝の逆転劇、そして1年生を含む選手層の成長だった。榎木和貴監督が進めてきたチームづくりも結果に表れている。2026年度の新体制や主力選手の最新成績、過去の箱根駅伝・全日本大学駅伝の実績を振り返りながら、2027年の箱根駅伝で総合3位以内を狙える理由と課題を詳しく解説する。
【2026年最新成績】創価大学駅伝は出雲9位から全日本3位へ大躍進!

2026年シーズンの創価大学を語るうえで欠かせないのが、出雲駅伝と全日本大学駅伝の対照的な結果だ。出雲では9位、全日本では3位。順位だけを見ると大幅な改善だが、その背景にはエースの復調だけでは説明できないチーム全体の変化があった。
出雲駅伝2026は9位。それでもチーム記録を更新2026年10月12日に開催された第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走で、創価大学は2時間8分31秒の総合9位でフィニッシュした。
優勝した早稲田大学は2時間5分56秒。創価大学とのタイム差は2分35秒だった。上位7チームが大会記録を更新する高速レースとなり、従来の順位だけでは各大学の実力を測りにくい大会でもあった。
注目したいのは、9位という順位とは対照的に、創価大学の総合タイムがチーム記録を更新していた点だ。従来の大学記録2時間10分5秒を1分34秒短縮している。つまり、創価大学自身の走力は前進していたものの、他大学のスピードアップがそれ以上に進んでいた。
一方、レース内容には修正すべき部分もあった。特にアンカーの小池莉希は区間10位。榎木監督は、序盤の入り方やレース中の冷静さ、コンディション調整などを課題として挙げた。山口翔輝についても、前半の入りに対して終盤の伸びが十分ではなかったと分析している。
監督が出雲後に示したのは、単なる順位への不満ではない。選手それぞれが自分の力を出し切り、駅伝として攻める走りを実現する必要性だった。こうした反省が、次の全日本大学駅伝につながっていく。
全日本大学駅伝2026は過去最高の3位!5時間9分28秒の快挙11月1日に愛知県の熱田神宮西門前から三重県の伊勢神宮内宮宇治橋前まで、8区間106.8kmで行われた第58回全日本大学駅伝。創価大学は5時間9分28秒で3位に入った。
優勝は早稲田大学の5時間3分31秒、2位は國學院大學の5時間7分5秒。創価大学はトップから5分57秒差、2位から2分23秒差だった。
これまでの創価大学の全日本大学駅伝における最高順位は4位。今回、その記録を更新して初の表彰台に立った。加えて、従来のチーム記録だった5時間11分56秒を2分28秒短縮。8位以内に与えられる翌年のシード権も5大会連続で獲得している。
特筆すべきは、序盤から先頭争いをしていたわけではないことだ。3区終了時点では総合11位。シード権争いからも離れかねない状況だった。それでも4区以降に順位を上げ、最後の2区間で一気に表彰台へ迫った。
出雲の9位を単純に帳消しにしたのではなく、そこで露呈した課題を修正し、選手それぞれが役割を果たしたことが3位という結果につながった。
【全日本大学駅伝2026の全区間分析】小池莉希・ムチーニ・山口翔輝が生んだ逆転劇
創価大学の3位入賞を詳しく見ると、特定のエースだけに頼ったレースではなかったことが分かる。1年生が経験を積み、上級生が流れを立て直し、長距離区間で勝負を決めるという役割分担が機能した。
創価大学の全日本大学駅伝2026・区間別成績一覧| 区間・距離 | 選手 | 区間タイム | 区間順位 | 通過順位 |
|---|---|---|---|---|
| 1区・9.5km | 田村幸太(1年) | 27分54秒 | 11位 | 11位 |
| 2区・11.1km | 織橋巧(4年) | 31分57秒 | 9位 | 10位 |
| 3区・11.9km | 菅野元太(1年) | 34分37秒 | 12位 | 11位 |
| 4区・11.8km | 小池莉希(4年) | 33分18秒 | 2位 | 9位 |
| 5区・12.4km | 村上遵世(1年) | 36分16秒 | 8位 | 8位 |
| 6区・12.8km | 榎木凜太朗(3年) | 37分18秒 | 6位 | 8位 |
| 7区・17.6km | スティーブン・ムチーニ(4年) | 50分48秒 | 2位 | 5位 |
| 8区・19.7km | 山口翔輝(3年) | 57分20秒 | 3位 | 3位 |
総合成績:3位・5時間9分28秒
4区・小池莉希がチームの流れを変えた序盤3区間を終えた時点で、創価大学は総合11位。4区の小池がタスキを受けたとき、首位の早稲田大学とは3分5秒、シード圏内の8位・青山学院大学とも55秒の差があった。
ここで求められたのは、単に自分の区間順位を上げることではない。チームがシード権争いに戻るための流れをつくることだった。
小池は33分18秒の区間2位で走り、チーム順位を11位から9位へ押し上げた。出雲では最終6区で区間10位と苦戦したが、わずか3週間で修正。レース後には、出雲の反省を踏まえて走りを立て直せたことに手応えを示している。
本人の振り返りでは、調子は万全ではなく、状態は7割程度。それでも前半から冷静に入り、後続につながる走りを実現したという。エースが苦しい局面で役割を果たしたことは、今回の3位を説明する大きなポイントだ。
7区・ムチーニから8区・山口翔輝へ。終盤の連続攻勢小池がつくった流れを受け継いだのが、5区の村上遵世と6区の榎木凜太朗だった。村上は区間8位、榎木は区間6位。派手な順位変動こそなかったが、2人が総合8位を維持したことが、終盤の逆転劇を可能にした。
そして7区のスティーブン・ムチーニが50分48秒の区間2位という快走を披露。総合順位を8位から5位に引き上げた。17.6kmの長距離区間で強さを発揮し、創価大学を表彰台争いに加えた。
最後の8区を担当した山口翔輝は、19.7kmを57分20秒で走り、区間3位。タスキを受けた時点では4位の駒澤大学と27秒差、3位の青山学院大学と35秒差だった。
山口は7.3km付近で駒澤大学をかわし、10.1km付近で青山学院大学を逆転。そのまま3位でゴールテープを切った。終盤に相手を追い抜くだけでなく、長距離区間で順位を守り切った点も評価したい。
この展開は、創価大学の強みが単独のエースだけではなく、複数の選手が連続して力を発揮できることにあると示した。特に5区と6区がシード圏内でタスキをつないだことは、チームの中間層強化という観点から大きな収穫だった。
【2026年度の新体制と注目メンバー】池邊康太郎主将と主力選手の実力
2026年度の創価大学駅伝部は、学生主体の運営と競技力向上を両立させる体制を整えた。2月5日に発表された新執行役員では、池邊康太郎が主将に就任。織橋巧と小池莉希が副主将を務める。
2026年度の主将・副主将池邊康太郎主将は、新体制の発表に際して、他大学の競技力が上がるなかで創価大学も変革する必要があると表明した。これまでのチームカラーを大切にしながらも、上位を狙うためには勝利への執着を強める必要があるという考えだ。
「『勝つ』ことに貪欲になれるチームへと進化していきます。」
— 池邊康太郎主将(2026年度新体制発表)
副主将の織橋巧は、自身の走りを追求し、妥協しない姿勢でチームを引っ張る役割を担う。もう一人の副主将である小池莉希は、主軸選手として走りでチームを引っ張ることを掲げた。
なお、2月の新体制発表時点では池邊、織橋、小池はいずれも3年生。11月現在の公式選手紹介では4年生として掲載されている。
創価大学駅伝部の注目メンバー2026年度の公式選手紹介では、4年生に池邊康太郎、織橋巧、小池莉希、スティーブン・ムチーニらが名を連ねる。3年生には山口翔輝、榎木凜太朗ら、1年生には田村幸太、菅野元太、村上遵世らが所属している。
特に注目したいのは、次の選手たちだ。
小池莉希:創価大学の中心的な日本人エース。2026年1月の第102回箱根駅伝では6区を担当し、56分48秒で区間賞を獲得した。さらに全日本大学駅伝では4区で33分18秒の区間2位。出雲の不調を乗り越え、再びチームの流れを変える存在になった。
山口翔輝:2026年全日本大学駅伝のアンカー。19.7kmの8区で57分20秒、区間3位を記録し、青山学院大学と駒澤大学を逆転した。長い距離での勝負強さを示したことは、箱根駅伝2027に向けても大きな材料になる。
スティーブン・ムチーニ:7区の17.6kmで区間2位。50分48秒の力走で総合8位から5位への浮上を実現した。山口とともに終盤の長距離区間を担う、チームの重要な戦力だ。
織橋巧:2026年度の副主将。全日本では2区を担当し、31分57秒の区間9位。出雲でも2区を走り、区間2位を記録した。上級生として若い選手を支えながら、自身も結果を残す役割が期待される。
榎木凜太朗:3年生として全日本の6区を担当。37分18秒の区間6位でタスキをつないだ。昨年の同区間での経験を生かし、今回は安定した走りを見せている。
田村幸太・菅野元太・村上遵世:1年生ながら全日本の出走メンバーに選ばれた3人。結果だけでなく、大舞台で経験を積んだことが今後のチーム強化につながる。
主将の池邊が全日本の出走8人に入っていないことも押さえておきたい。チームの役職と大会の区間エントリーは別のものであり、選手紹介に掲載されるメンバー全員が同じ大会に出走するわけではない。
【榎木和貴監督の指導方針】自主性と地道な足づくりが躍進を支えた
創価大学の躍進を考えるうえで、監督の榎木和貴が重視してきた指導方針は見逃せない。榎木監督は中央大学出身で、箱根駅伝では4年連続の区間賞を獲得した実績を持つ。選手としての経験を踏まえ、現在は個々の主体性を引き出すチームづくりを進めている。
選手自身に目標を決めさせる指導創価大学駅伝部の公式インタビューで、榎木監督は選手主体の目標設定について、次のように説明している。
「目標やスローガンを選手主体で決めることで目標に対しての覚悟が生まれてくる」
— 榎木和貴監督(創価大学駅伝部公式インタビュー)
指導者が一方的に目標を与えるのではなく、選手が自分自身の目標や目的を理解し、納得したうえで練習に取り組む。監督は選手とのコミュニケーションを重視し、それぞれの競技に対する向上心や探求心を伸ばす姿勢を示している。
2026年度のチームスローガンは「創力戦~No Limits Challenge~」。選手、マネージャー、スタッフが一丸となって限界に挑戦するという意味が込められている。
エースだけでなく中間層を強化するチーム戦略2026年全日本大学駅伝のレース後、榎木監督が成果として挙げたのが、地道な足づくりだった。速さを生かして積極的に攻める選手と、粘り強く走る選手、それぞれの特徴を生かしたチームづくりを進めてきたという。
この考え方は、全日本の区間配置にも表れている。1区、3区、5区には1年生を起用し、その間を上級生で固めた。ルーキーには大舞台を経験させながら、チーム全体の結果については上級生が責任を持ってつなぐ構成だ。
加えて、昨年の全日本で課題となった中間層の底上げにも取り組んできた。今回の5区村上、6区榎木が総合8位を維持したことは、その成果の一つだ。
箱根駅伝は10人がそれぞれの区間を走るため、エースが数人強いだけでは上位進出が難しい。榎木監督が重視しているのは、主力と控えの差を縮め、チーム全体で安定して戦える状態をつくることだ。
全日本の3位は、こうした方針が実際の結果に結びつき始めたことを示している。
【創価大学駅伝の歴代成績】箱根駅伝準優勝から全日本初表彰台まで
創価大学の駅伝部は、箱根駅伝での躍進をきっかけに全国的な知名度を高めてきた。2021年の第97回箱根駅伝では総合2位。大学史に残る好成績を収め、その後もシード権を確保しながら上位進出を目指している。
箱根駅伝の歴代成績箱根駅伝の公式記録によると、創価大学は2021年に総合2位を獲得。その後の大会でも7位から8位を中心に安定した成績を残している。
直近の6大会を比較すると、次のようになる。
- 2021年・第97回:総合2位、10時間56分56秒
- 2022年・第98回:総合7位、10時間56分30秒
- 2023年・第99回:総合8位、10時間55分55秒
- 2024年・第100回:総合8位、10時間57分21秒
- 2025年・第101回:総合7位、10時間53分35秒
- 2026年・第102回:総合8位、10時間51分40秒
2026年の総合タイムは10時間51分40秒。順位は8位だったが、前年の10時間53分35秒から1分55秒短縮している。順位とタイムは必ずしも一致しないため、成績を評価する際には両方を見る必要がある。
全日本大学駅伝の歴代成績も大きく前進全日本大学駅伝では、2024年の4位がこれまでの最高順位だった。2025年は7位となったが、2026年には3位へと躍進。5時間9分28秒という新記録も樹立した。
2026年の結果は、単なる順位の更新ではない。過去の最高順位を塗り替えたことに加え、前回までのチーム記録も大幅に短縮した。全国の強豪大学と競り合い、最後に逆転できる力を身につけたことが大きい。
出雲駅伝では順位とタイムを分けて評価する出雲駅伝についても、2025年は総合3位、2026年は総合9位という結果だけを見ると後退した印象を受ける。しかし、2026年は2時間8分31秒でチーム記録を更新している。
この違いは、大学駅伝の評価で要点だ。順位は同じ大会に出場した他大学との相対評価であり、タイムは自チームの走力を測る一つの指標となる。両方を確認することで、創価大学がどこまで成長しているかをより正確に理解できる。
【箱根駅伝2027の展望】創価大学は総合3位以内を狙えるのか?
全日本大学駅伝で初の表彰台に立った創価大学にとって、次の大きな目標は2027年1月の第103回箱根駅伝だ。榎木監督は、全日本での好成績に満足することなく、箱根でチームの強さを示す考えを明らかにしている。
目標タイムは10時間41分58秒箱根駅伝2027に向けたチームの目標タイムは10時間41分58秒。これは、創価大学がこれまでの箱根駅伝で各区間に記録したチーム最高タイムを合計した数字だ。
2026年の実績は10時間51分40秒。その差は9分42秒となる。つまり、各選手が過去の創価大学の区間最高記録を更新する水準まで成長することを目指している。
この10時間41分58秒は、実際の大会で達成済みの記録ではなく、各区間のベストを組み合わせた目標値である点に注意したい。すべての区間で最高の走りをそろえることは簡単ではないが、チーム全体の成長を測る明確な基準になる。
箱根駅伝2027で注目したい3つの課題1. 序盤の流れを安定させること
全日本では3区終了時点で総合11位だった。4区以降の巻き返しは見事だったが、箱根駅伝で序盤に大きな差をつけられると、後半の選手に過度な負担がかかる。1区から3区までで上位集団に食らいつく力が必要だ。
2. 中間層のさらなる底上げ
箱根駅伝は10人がタスキをつなぐ総力戦。全日本で好走した小池、ムチーニ、山口らの力は大きな武器だが、彼らだけに頼る構成では総合3位以内は難しい。衣川勇太、齋藤一筋、石丸修那らを含め、選手層をさらに厚くできるかがポイントとなる。
3. ハーフマラソンに対応できる持久力
全日本大学駅伝では最長区間が19.7kmだった。一方、箱根駅伝では20kmを超える区間が複数あり、長時間にわたって安定したペースを維持する力が求められる。
榎木監督も、箱根に向けてはハーフマラソンの距離に対応できる選手をそろえ、土台づくりから進める必要性を指摘している。全日本の終盤で見せた粘りを、箱根の10区間全体で再現できるかが勝負になる。
4年生のラストイヤーと次世代の台頭2027年1月の箱根駅伝は、2026年度の4年生にとって学生最後の箱根路となる。小池莉希、織橋巧、スティーブン・ムチーニ、池邊康太郎らの最終学年での走りは、チームにとって大きな意味を持つ。
特に小池は2026年箱根の6区区間賞に加え、全日本でも4区区間2位を記録。山口翔輝は全日本のアンカーとして強豪校を逆転し、長距離区間での勝負強さを証明した。ムチーニも7区で区間2位と、上級生の力は充実している。
同時に、田村幸太、菅野元太、村上遵世ら1年生の成長も重要だ。全日本で大舞台を経験した選手が、箱根でどこまで実力を発揮できるか。上級生の経験と下級生の勢いがかみ合えば、創価大学は上位争いに加わる可能性を持っている。
ただし、全日本3位だから箱根も自動的に3位になるわけではない。早稲田大学や國學院大學をはじめ、他大学も戦力を整えている。総合3位以内を現実のものにするには、選手層と長距離対応力の両方を高める必要がある。
【創価大学駅伝に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:創価大学の全日本大学駅伝2026の順位とタイムは?
A1:2026年11月1日の第58回全日本大学駅伝で、創価大学は総合3位、5時間9分28秒を記録した。過去最高順位を更新した初の表彰台であり、5大会連続のシード権も獲得している。
Q2:2026年度の創価大学駅伝部の主将は誰?
A2:主将は池邊康太郎。副主将は織橋巧と小池莉希だ。2月5日に新体制が発表され、選手主体でチームを強化する方針が示された。
Q3:箱根駅伝2027で創価大学が目指す目標は?
A3:総合3位以内を視野に、10時間41分58秒を目標タイムとして掲げている。この数字は各区間のチーム最高記録を合計したもの。10人全員の持久力と選手層の厚さが達成の鍵となる。
2026年の創価大学駅伝部は、出雲駅伝9位から全日本大学駅伝3位へと大きく巻き返した。5時間9分28秒というチーム新記録と初の表彰台は、榎木和貴監督のチームづくりが成果を生み始めたことを示す。
小池莉希の復調、スティーブン・ムチーニの長距離での強さ、山口翔輝のアンカー逆転劇。そして村上遵世や田村幸太ら若手の経験。個々の走力だけでなく、選手それぞれが役割を果たしたことが今回の躍進を支えた。
一方、全日本の序盤で苦戦したことや、箱根駅伝に必要なハーフマラソンへの対応力、選手層のさらなる充実など、課題も残されている。
箱根駅伝2027で注目したいのは、全日本で証明した終盤の強さを、10区間を通じて発揮できるかどうかだ。総合3位以内という目標に向け、上級生の経験と若手の成長がどのように融合するのか。創価大学が2021年以来の箱根トップ3に返り咲けるか、次の大一番から目が離せない。
【プロの結論】創価大学の2026年全日本3位は、エースの力だけで勝ち取った結果ではない。1年生の積極起用、中間層の成長、上級生による終盤の勝負強さが一つになった成果だ。箱根駅伝2027を評価する際は、全日本の順位だけでなく、序盤の安定感、10人の選手層、長距離区間の対応力という3つの基準に注目したい。
主な根拠資料・取材報道
- 創価大学駅伝部公式サイト:2026年度新体制、選手紹介、榎木監督の指導理念。
- 箱根駅伝公式サイト:創価大学の歴代総合成績、2026年の区間記録。
- 月刊陸上競技・月陸Online:2026年出雲駅伝、全日本大学駅伝の大会結果と監督コメント。
- 日刊スポーツ:全日本大学駅伝の創価大学の区間成績と山口翔輝の逆転劇。
- 文化放送:出雲駅伝後の榎木監督インタビュー。
- 集英社「web Sportiva」:2026年11月3日掲載、榎木監督・小池莉希への取材と箱根駅伝2027の展望。
以上の公式記録・報道をもとに構成。