2026年現在、女性のお笑いコンビは、テレビのバラエティー番組で長く活躍するベテランから、漫才やコントの賞レースで頭角を現す若手まで、多彩な顔ぶれがそろっています。阿佐ヶ谷姉妹、オアシズ、ハリセンボン、ニッチェといったおなじみのコンビに加え、ヨネダ2000、はるかぜに告ぐ、足腰げんき教室、にぼしいわしなど、新しい世代にも注目が集まっています。
特に2024年の「THE W」で優勝したにぼしいわし、2025年の同大会で優勝したニッチェの活躍は、女性お笑い界の広がりを象徴する出来事です。この記事では、2026年11月3日時点の所属事務所や結成年、代表的な実績を整理し、現在活動している女芸人コンビと歴代の人気コンビを世代別に紹介します。
【2026年最新版】女芸人コンビ一覧!現在活躍する代表的な女性コンビ

まずは、2026年現在、テレビ・ラジオ・劇場・ライブなどで活動を確認できる代表的な女性お笑いコンビを紹介します。
ベテラン・中堅世代の女芸人コンビ阿佐ヶ谷姉妹
メンバー:渡辺江里子・木村美穂/所属:ASH&Dコーポレーション
2007年10月に正式結成されたコンビです。劇団東京乾電池研究所で知り合った渡辺江里子と木村美穂が、ライブ出演をきっかけにコンビとして活動を始めました。
2016年には「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で優勝。さらに2018年には「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝し、幅広い世代に知られる存在となりました。
歌ネタや独特の掛け合い、親しみやすい雰囲気が特徴です。NHK「阿佐ヶ谷アパートメント」などの出演実績もあり、2026年もテレビで活躍しています。
オアシズ
メンバー:大久保佳代子・光浦靖子/所属:プロダクション人力舎
1990年8月に結成された女性お笑いコンビです。大久保佳代子と光浦靖子は幼なじみで、早稲田大学の寄席演芸研究会を経てお笑いの道に進みました。
テレビ番組「めちゃ×2イケてるッ!」などで知られ、二人の個性的なキャラクターと自然な会話の掛け合いが魅力です。
現在は個人での活動も目立ちます。大久保はバラエティーや情報番組、光浦は執筆や手芸、ラジオなど、それぞれ異なる分野で活動を広げています。コンビとしての経歴を持ちながら、個人の専門性も確立している代表例です。
ハリセンボン
メンバー:近藤春菜・箕輪はるか/所属:GATE株式会社
2003年に結成し、翌2004年にデビューしたコンビです。
近藤春菜のテンポのよいツッコミと、箕輪はるかの独特な間やキャラクターが持ち味。2007年と2009年にはM-1グランプリの決勝に進出しています。
2023年12月末に吉本興業からGATE株式会社へ移籍しましたが、コンビとしての活動は継続しています。2024年12月には結成20周年ライブ「にぃまる」を開催。2026年も所属事務所から出演情報が発信されています。
ニッチェ
メンバー:江上敬子・近藤くみこ/所属:マセキ芸能社
2005年5月結成。日本映画学校で学んでいた江上敬子と近藤くみこが、漫才の授業をきっかけにコンビを組みました。
コントや漫才に加え、歌やものまねなど幅広い表現を得意としています。テレビでは「王様のブランチ」などへの出演でも知られています。
最大の転機となったのが、2025年12月13日のTHE W 2025優勝です。芸歴21年目、7年ぶり3度目の決勝進出で悲願の9代目女王に輝きました。エントリー総数は過去最多の1,044組。マセキ芸能社にとっても大きな実績となりました。
ハイヒール
メンバー:リンゴ・モモコ/所属:吉本興業
1982年11月結成。大阪NSC1期生として出会ったリンゴとモモコによる女性漫才コンビです。
上方漫才の歴史を語るうえで欠かせない存在で、1995年には上方漫才大賞の大賞を受賞。関西を中心に長くテレビやラジオで活躍しています。
2026年も「ビーバップ!ハイヒール」などで知られる関西の番組文化を支えてきた実力派として、存在感を保っています。
海原やすよ ともこ
メンバー:海原やすよ・海原ともこ/所属:吉本興業
1992年2月結成。実の姉妹による漫才コンビで、関西のお笑い界を代表する存在です。
1995年のABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞をはじめ、上方漫才大賞など数々の賞を受賞。現在も「やすとものどこいこ!?」「やすとも・友近のキメツケ!」などで活躍しています。
関西を拠点にしたテレビ出演と劇場での漫才を両立している点が特徴です。
中堅・若手世代の女芸人コンビおかずクラブ
メンバー:オカリナ・ゆいP/所属:吉本興業
2009年4月1日結成。オカリナとゆいPによる女性コンビです。
2015年に日本テレビ「おもしろ荘」で優勝し、知名度を大きく伸ばしました。コントでの独特なキャラクター表現や、バラエティー番組での存在感が特徴です。
2026年も吉本興業の公式プロフィールに劇場出演情報が掲載されています。
ガンバレルーヤ
メンバー:よしこ・まひる/所属:吉本興業
2012年6月12日結成。よしことまひるのコンビで、身体を張った企画や明るいキャラクターが人気です。
「世界の果てまでイッテQ!」などのテレビ番組でも知られ、バラエティーのロケやリアクション芸を通じて幅広い視聴者に親しまれています。
紅しょうが
メンバー:熊元プロレス・稲田美紀/所属:吉本興業
2014年10月結成。大阪を拠点に活動を始め、2023年4月には活動拠点を東京へ移しました。
2023年のTHE Wで優勝した実力派で、熊元プロレスの強烈なキャラクターと稲田美紀のトーク力が魅力です。
2026年も吉本興業のプロフィールやM-1グランプリの出場情報に名前が掲載されており、賞レースとテレビの両方で活動しています。
【結成年・所属事務所を比較】女芸人コンビの代表的な顔ぶれ一覧表
ここでは、女性コンビの世代や所属事務所を比較しやすいよう、代表的なグループを一覧にまとめました。
以下は網羅的な全コンビ名鑑ではなく、知名度や賞レース実績、現在の活動状況を踏まえた代表例です。
表を見ると、1980年代から1990年代に結成されたベテランと、2000年代以降に活動を始めた中堅・若手が共存していることが分かります。
また、所属事務所も吉本興業だけではありません。人力舎、マセキ芸能社、ホリプロコム、ASH&D、ワタナベエンターテインメントなど、さまざまな事務所が女性芸人の活動を支えています。
なお、にぼしいわしは2013年にプロデビューし、2025年10月に株式会社A-dashiを設立しています。ほかのコンビと同じように単純な結成年だけで比較するより、活動開始や独立の経緯も合わせて見るとキャリアを理解しやすくなります。
【女芸人コンビ人気ランキング】注目度の高いコンビと評価される理由
女芸人コンビの人気を調べると、阿佐ヶ谷姉妹、ハリセンボン、オアシズ、ニッチェ、ガンバレルーヤなどが頻繁に名前に挙がります。
ただし、女芸人コンビに関する人気ランキングには、テレビ出演数、視聴者投票、インターネットアンケートなど複数の集計方法があります。全国共通の公式ランキングが存在するわけではありません。
人気コンビとして名前が挙がるグループ阿佐ヶ谷姉妹
日常的な会話を笑いに変える自然体の芸風が魅力です。THE W優勝などの実績もあり、幅広い年代に支持されています。
ハリセンボン
テンポのよい掛け合いと、近藤春菜・箕輪はるかそれぞれのキャラクターが強みです。コンビとしてだけでなく、個人でもテレビで活躍しています。
オアシズ
長年の芸歴に裏付けられたトーク力が特徴です。大久保佳代子と光浦靖子がそれぞれ異なる分野で活動していることも、コンビの知名度を維持する要素となっています。
ニッチェ
コントや漫才の実力に加え、THE W 2025優勝によって改めて注目を集めました。
海原やすよ ともこ
関西を中心に確固たる支持を持つ実力派です。長年磨いてきた漫才の技術と、姉妹ならではの息の合った掛け合いが持ち味です。
ランキングを見るときに注意したいこと2025年4月に公開されたランキングー!の調査では、阿佐ヶ谷姉妹、森三中、ハリセンボンなどが上位に入りました。
ただし、このランキングの調査自体は2020年10月14日に実施されたもので、有効回答者数は11,459人です。記事の公開日とアンケート実施日は異なります。
そのため、2026年の最新人気順位として扱うことはできません。
人気を判断するなら、次の要素を組み合わせるのがおすすめです。
- テレビや配信番組への出演実績
- M-1グランプリやTHE Wなどの賞レース実績
- 劇場ライブや単独公演の活動状況
- SNSや動画配信での反響
- 長期的なファン層と知名度
一時的な話題性だけでなく、継続的にネタを披露しているかどうかも、コンビの実力を見極めるポイントです。
【女性お笑いコンビの若手】2026年に注目したい新世代の女芸人
現在の女性お笑い界では、テレビ中心の活動だけでなく、劇場、賞レース、動画配信などを組み合わせる若手コンビが存在感を強めています。
ここでは、特に注目したい4組を紹介します。
ヨネダ2000メンバー:誠・愛/所属:吉本興業/結成:2020年4月1日
東京NSC23期出身の誠と愛によるコンビです。
2021年にはTHE W決勝に進出し、2022年には同大会で準優勝。さらにM-1グランプリ2022では決勝に進出し、漫才でも高い評価を受けました。
2025年のM-1グランプリでも決勝進出を果たしています。
独特のリズム、予測しにくい展開、身体表現を取り入れた漫才が特徴です。
また、誠は理容師免許、愛はドッグトレーナー関連の資格を持つなど、芸風以外の個性も注目されています。2026年も吉本興業の劇場公演情報に出演が掲載されています。
はるかぜに告ぐメンバー:花妃・とんず/所属:吉本興業/結成:2022年
NSC大阪45期出身の女性コンビです。
結成から間もない2023年にTHE W決勝へ進出し、若手ながら注目を集めました。
花妃ととんずは異なる個性を持ち、しゃべくり漫才を中心に活動しています。2026年も吉本興業の劇場公演やラジオなどの出演情報が確認できます。
若手女性コンビの中でも、今後の成長を追いたいグループです。
足腰げんき教室メンバー:くろさわ・うちだすぺしゃるはーたみん/所属:ワタナベエンターテインメント/結成:2021年4月1日
独特なキャラクターと勢いのあるパフォーマンスで注目を集める女性コンビです。
2024年のTHE Wでは決勝に進出。テレビ出演などでも活動の幅を広げています。
2026年1月にはワタナベコメディスクールの学校説明会への出演が発表され、若手芸人として後輩世代に向けた活動にも参加しました。同年秋にも所属関連のライブ情報が掲載されています。
にぼしいわしメンバー:香空にぼし・伽説いわし/所属:株式会社A-dashi
にぼしいわしは、女性お笑いコンビの中でも独自のキャリアを築いてきた存在です。
2013年にプロデビューし、2020年からフリーとして活動。THE Wでは2019年、2020年、2022年、2024年に決勝進出を果たしました。
そして2024年12月10日、THE Wで優勝。大会史上初となるフリー芸人の優勝という実績を残しました。
さらに2025年10月には、2人で株式会社A-dashiを設立。大手芸能事務所に所属するのではなく、自ら活動基盤を整える道を選びました。
ABCテレビでは「土曜のにぼしいわし」に出演するなど、2026年も活動を継続しています。
若手コンビの注目度を高めたTHE W女性芸人の活躍を語るうえで、THE Wの存在は欠かせません。
2017年に始まったこの大会は、女性芸人が漫才、コント、ピンネタなどさまざまな形式で競う賞レースです。
歴代の優勝者には、次のような顔ぶれがあります。
- 2017年:ゆりやんレトリィバァ
- 2018年:阿佐ヶ谷姉妹
- 2019年:3時のヒロイン
- 2020年:吉住
- 2021年:オダウエダ
- 2022年:天才ピアニスト
- 2023年:紅しょうが
- 2024年:にぼしいわし
- 2025年:ニッチェ
2024年には903組、2025年には過去最多の1,044組がエントリーしました。女性芸人が活躍できる舞台が広がっていることを示す数字です。
【女芸人コンビの歴代と現在】解散したコンビ・活動形態の変化
女芸人コンビを調べる際には、現在活動しているグループだけでなく、かつて人気を集めた歴代コンビにも目を向ける必要があります。
テレビで見かけなくなったからといって、必ずしも芸人を引退したわけではありません。コンビを解散した後、個人で活動するケースもあります。
歴代の代表的な女性お笑いコンビ尼神インター
誠子と渚による女性お笑いコンビです。
2007年に結成し、関西を中心に活動。バラエティー番組でも人気を集めました。
しかし、吉本興業は2024年3月28日に解散を正式発表。2024年3月末をもってコンビとしての活動を終了しました。
発表によると、誠子は吉本興業とのマネジメント契約を終了し、渚は引き続き同社に所属して活動することになりました。
アジアン
隅田美保と馬場園梓による女性漫才コンビです。
独特の掛け合いと高い漫才技術で知られ、女性芸人の活躍を語るうえで欠かせない存在でした。
2021年6月3日、吉本興業がコンビ解散を発表。2人はそれぞれの道を歩むことになりました。
コンビ解散と個人活動は別の問題歴代の女芸人コンビを調べるときに注意したいのが、解散と引退を混同しないことです。
例えば、尼神インターはコンビとして解散しましたが、メンバーが芸能活動をすべて終了したわけではありません。
オアシズも、個人でのテレビ出演や執筆活動などが目立ちますが、コンビの歴史と個人の活動は分けて考える必要があります。
また、森三中、3時のヒロイン、ぼる塾などは女性芸人による人気グループですが、厳密には2人組のコンビではなく、トリオなどのグループです。
そのため、女芸人コンビだけを探している場合は、人数と現在の活動形態を確認することが大切です。
【プロの結論】2026年の女性お笑い界は事務所・芸風・活動方法が多様化
2026年の女性お笑い界を見渡すと、人気コンビの共通点は単純なテレビ出演数だけでは説明できません。
むしろ、世代ごとに異なる活動スタイルを持っていることが特徴です。
1. ベテランはテレビと劇場で長期的な信頼を築くハイヒールや海原やすよ ともこは、関西のお笑い文化を支えてきた代表的なコンビです。
阿佐ヶ谷姉妹やハリセンボンも、長年の活動を通じて独自のポジションを確立しています。
長く支持される理由は、ネタの技術だけでなく、トークや番組進行など、さまざまな場面で個性を発揮できることにあります。
2. 若手は賞レースで実力を証明するヨネダ2000やはるかぜに告ぐ、足腰げんき教室などは、賞レースや劇場で経験を積みながら活動を広げています。
THE Wだけでなく、M-1グランプリやキングオブコントなど、複数の大会に挑戦することも若手の特徴です。
女性芸人だから特定のジャンルに限定されるのではなく、漫才、コント、リズムネタなど幅広い表現が評価されています。
3. 所属事務所に依存しない活動モデルも登場2024年にTHE Wで優勝したにぼしいわしは、フリーでの活動を経て2025年に株式会社A-dashiを設立しました。
一方、ハリセンボンは2023年にGATEへ移籍しています。
このように、芸人の活動基盤は吉本興業や大手芸能事務所への所属だけではなくなっています。
個人事務所の設立、事務所移籍、配信活動など、コンビごとに選択肢が広がっています。
女芸人コンビを評価するときは、テレビでの知名度、ネタの実力、賞レースの結果、現在の活動状況を分けて見ることが大切です。
【女芸人コンビ一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:現在人気のある女芸人コンビは誰ですか?
A1:阿佐ヶ谷姉妹、ハリセンボン、オアシズ、ニッチェ、ガンバレルーヤ、海原やすよ ともこなどが代表的です。若手ではヨネダ2000、紅しょうが、にぼしいわしなども注目されています。
Q2:2026年現在、若手の女性お笑いコンビには誰がいますか?
A2:ヨネダ2000、はるかぜに告ぐ、足腰げんき教室、にぼしいわしなどが挙げられます。それぞれ漫才やコント、賞レース、テレビ出演などで活動しています。
Q3:女芸人コンビでTHE Wの優勝経験があるのは誰ですか?
A3:コンビでは2018年の阿佐ヶ谷姉妹、2023年の紅しょうが、2024年のにぼしいわし、2025年のニッチェなどが優勝しています。なお、歴代優勝者にはピン芸人やトリオも含まれます。
Q4:ハリセンボンの現在の所属事務所はどこですか?
A4:2023年12月31日をもって吉本興業から移籍し、現在はGATE株式会社に所属しています。近藤春菜と箕輪はるかは、引き続きハリセンボンとして活動しています。
Q5:尼神インターは現在も活動していますか?
A5:尼神インターは2024年3月末に解散しています。誠子と渚はそれぞれの道に進んでおり、現在のコンビとしての活動はありません。
Q6:女芸人コンビと女芸人トリオの違いは何ですか?
A6:基本的にはメンバーの人数による違いです。2人組がコンビ、3人組がトリオです。森三中、3時のヒロイン、ぼる塾などは女性芸人の人気グループですが、厳密にはコンビではありません。
2026年の女芸人コンビは、阿佐ヶ谷姉妹、オアシズ、ハリセンボン、ハイヒールなどのベテランから、ヨネダ2000、はるかぜに告ぐ、足腰げんき教室、にぼしいわしといった新世代まで、幅広い顔ぶれがそろっています。
特に注目したいのは、ニッチェのTHE W 2025優勝と、にぼしいわしの個人事務所設立です。長く芸歴を積んだコンビが大きな賞を獲得する一方、若手やフリー芸人にも活躍の機会が広がっています。
女芸人コンビを探す際には、人気ランキングだけで判断せず、結成年、所属事務所、代表的な受賞歴、2026年現在の出演情報を合わせて確認すると、それぞれの魅力が見えてきます。
テレビでおなじみのコンビだけでなく、劇場や賞レースで活躍する若手にも目を向けると、女性お笑い界の新しい才能を発見できるはずです。