開幕スタメンが決まっても、シーズンを通したレギュラー争いが終わるわけではない。2026年の巨人には、開幕メンバー以外にもオープン戦で結果を残した選手がいた。
特に注目したいのは、外野と二遊間、捕手の競争だ。
外野は中山と佐々木の競争が続く右翼では中山礼都が開幕スタメンを獲得したが、佐々木俊輔もオープン戦で打率.333を記録していた。
佐々木は13試合で10安打、1本塁打。中山も8試合で打率.310と好調だった。どちらも結果を残していたことから、打撃の調子や相手投手との相性によって起用が変わる余地があった。
キャベッジが左翼、松本が中堅に入ったことで、外野の基本配置は明確になったものの、控え選手の状態も重要な判断材料となる。
二遊間は泉口と浦田が中心遊撃の泉口は打率.400、二塁の浦田は打率.317。ともにオープン戦で結果を残して開幕スタメンを獲得した。
特に浦田は14試合で4盗塁を記録しており、守備だけでなく走塁でも存在感を示していた。
一方で、門脇誠など内野の競争相手もいる。シーズン中の打撃不振や守備面の課題が出た場合、内野の組み替えが起きる可能性もある。
捕手は岸田を中心に競争岸田はオープン戦打率.471という好成績で開幕マスクを獲得した。
ただし、捕手は打撃だけで評価されるポジションではない。投手との相性、配球、盗塁阻止、試合全体の組み立てなど、多くの要素が関係する。
山瀬慎之助らとの競争も含め、岸田が開幕時の評価をシーズン中も維持できるかが注目点になる。
開幕スタメンを判断するときに見るべき3つの基準巨人の開幕メンバーから分かるのは、オープン戦の打率だけでレギュラーが決まるわけではないということだ。
- 直近の成績: 打率だけでなく、出塁率、本塁打、長打率、四球も確認する。
- 守備位置の適性: 外野の守備範囲や内野の連係、捕手としての能力も評価する。
- チーム全体の構成: 左右の打者の並び、走塁、得点圏での働きなどを考慮する。
この3点を組み合わせれば、単純な打率ランキングでは見えない阿部監督の起用意図を読み取りやすくなる。
【プロの結論】2026年の巨人開幕スタメンから見えた3つのポイント

2026年の巨人開幕スタメンを振り返ると、要点は3つある。
第一に、新戦力を積極的に組み込んだこと。
キャベッジを1番、ダルベックを4番に配置し、打線の中心に外国人選手の長打力を取り入れた。実際に両選手が開幕戦で本塁打を放ったことは、起用の狙いが早い段階で結果につながったことを示している。
第二に、泉口と浦田を内野の先発に起用したこと。
泉口は打率.400、浦田は打率.317というオープン戦成績を残した。実績ある選手だけに頼らず、調子の良い選手に重要なポジションを任せた点に注目したい。
第三に、竹丸和幸を開幕投手に抜てきしたこと。
64年ぶりの新人開幕投手という大きな決断は、6回1失点の好投とプロ初勝利によって報われた。
また、オープン戦の順位が同率1位だった一方で得失点差はマイナス5だったことも、見落とせない。順位だけではチームの完成度を判断できず、実際の試合内容や選手個々の状態を見る必要がある。
巨人の2026年開幕戦は、阿部監督の選手起用、新戦力の適応、若手の台頭という複数のテーマが交差する試合だった。
【巨人開幕スタメン予想】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人の開幕スタメンは誰でしたか?
A1:1番キャベッジ、2番松本剛、3番泉口友汰、4番ダルベック、5番岸田行倫、6番中山礼都、7番坂本勇人、8番浦田俊輔、9番竹丸和幸でした。2026年3月27日の阪神戦で実際に起用されたオーダーです。
Q2:2026年の巨人開幕スタメン予想は的中しましたか?
A2:的中しました。3月26日に掲載されたベースボールチャンネルの開幕スタメン予想と、翌27日の実際のスタメンは、9人全員について打順と守備位置が一致しました。
Q3:2026年の巨人の開幕投手は誰でしたか?
A3:ドラフト1位ルーキーの竹丸和幸です。巨人では1962年の城之内邦雄以来、64年ぶりの新人開幕投手となりました。阪神戦では6回3安打1失点、5奪三振でプロ初勝利を挙げました。
2026年の読売ジャイアンツは、3月27日の阪神との開幕戦で3対1の勝利を収めた。
開幕スタメンは、キャベッジ、松本剛、泉口友汰、ダルベック、岸田行倫、中山礼都、坂本勇人、浦田俊輔、竹丸和幸の9人。開幕前日の予想と実際のオーダーが完全に一致したことも、大きな注目ポイントとなった。
特にキャベッジとダルベックの本塁打、泉口の上位打線起用、浦田の二塁起用、そして竹丸の新人開幕投手としての勝利は、2026年の巨人を象徴する出来事だった。
今後のレギュラー争いを見る際には、打率だけでなく守備力、出塁率、長打力、選手同士の組み合わせにも注目したい。
2026年の巨人を読み解く最大の要点は、実績のあるベテラン、新戦力、成長著しい若手を阿部監督がどう組み合わせていくかにある。 開幕戦で示された布陣が、シーズンを通してどのように変化していくのか。ジャイアンツの戦いを追ううえで、引き続き注目したいところだ。
主な参照資料:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦・オープン戦記録、NPB公式コラム、日刊スポーツ、スポーツニッポン、ベースボールチャンネル。