佳子さまが卒業された大学は、東京都三鷹市にキャンパスを構える国際基督教大学(International Christian University/ICU)です。
学習院大学からICUへ進まれたため、最終学歴を学習院大学と誤解している人もいますが、正確な経歴は次のとおりです。
- 2013年4月:学習院大学文学部教育学科に内部進学
- 2014年8月31日:学習院大学を中途退学
- 2014年10月:ICUのAO入試に合格
- 2015年4月:ICU教養学部アーツ・サイエンス学科に入学
- 2017年~2018年:英国リーズ大学に約9か月間留学
- 2019年3月:ICUを卒業
宮内庁の公式プロフィールでも、2019年3月のICU卒業が確認できます。
つまり、佳子さまの最終学歴は国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科卒業です。
【理由を検証】佳子さまが学習院大学を退学した本当の理由

佳子さまの学歴をめぐって、特に関心を集めているのが学習院大学を退学された理由です。
2014年12月15日、成年を迎えるにあたって秋篠宮邸で行われた記者会見で、佳子さまは進路変更についてご自身の言葉で説明されています。
幼稚園から高校まで学習院で過ごした学生時代佳子さまは幼稚園から学習院で学び、2013年3月に学習院女子高等科を卒業されました。
同年4月には学習院大学文学部教育学科に進学。教育分野を中心に学ばれていました。
しかし、以前から学習院以外の大学で学びたいという希望を持っていたことも、成年会見で明らかにされています。
佳子さまは、学習院大学を退学した理由について、次のように説明されました。
私は幼稚園から高校まで学習院に通っており,限られた一つの環境しか経験できていないと感じることが多くございました。
加えて、中学生の頃から別の大学への進学を希望して受験したものの、不合格となったため、内部進学で学習院大学に入学した経緯も明かされています。
学習院大学を辞めたのは大学への不満だったのかここで重要なのは、佳子さまご自身が学習院大学への不満を退学理由として説明していないことです。
会見では、学生生活を続けるなかで別の環境で学びたいという思いが強くなり、ICUで学びたいという希望もあったため退学したと説明されています。
加えて、学習院大学について次のようにも述べられました。
私が学習院を退学したことについて様々な憶測があると聞いておりますが,私個人の問題であって学習院大学が悪いということではございません。
長年お世話になった学習院の関係者への感謝も伝えられています。
したがって、学習院大学と佳子さまの間に何らかの対立があったため退学したという見方は、ご本人の説明とは一致しません。
秋篠宮ご夫妻や眞子さまの反応は?進路については、ご自身の考えをある程度まとめてから、ご両親と姉の眞子さまに報告されたそうです。
佳子さまによると、ご家族3人とも進路変更に賛成し、「頑張るように」と声をかけられたとのことです。
秋篠宮さまも、2014年の誕生日に際した記者会見で、佳子さまが以前から環境を変えて勉強したいと話していたことを説明されています。
こうした発言からも、進路変更は突然決まったものではなく、本人が以前から考えていた進学希望に沿った選択だったことが分かります。
【ICU進学の背景】佳子さまがAO入試で国際基督教大学を選んだ理由
学習院大学を退学した後、佳子さまが進学先として選ばれたのが国際基督教大学です。
ICUは東京都三鷹市に位置する大学で、英語教育とリベラルアーツ教育を特色としています。
ICUを選んだ決め手は英語教育とリベラルアーツ佳子さまは成年会見で、ICUを受験した理由について、大学の教育内容に魅力を感じたと説明されています。
特に重視されたのは次の2点です。
1. 英語によるコミュニケーション能力
成年皇族として公的な活動に参加する機会が増えるなかで、英語でコミュニケーションを取れることの大切さを感じるようになったといいます。
2. 幅広い分野を学べるリベラルアーツ教育
特定の専攻に最初から限定されず、幅広い学問領域に触れられる教育にも関心を持たれていました。
ICUの教養教育は、専門分野だけにとらわれず、異なる学問領域を横断して学ぶことを重視しています。
佳子さまが求めていた新しい学習環境と、大学の教育方針が合致していたことが、進学先を決めた大きな要因でした。
佳子さまのICU AO入試はどのようなものだった?2014年10月30日、宮内庁は佳子さまがICUのAO入試に合格されたことを発表しました。
受験したのは、教養学部アーツ・サイエンス学科の特別入学選考です。
当時の報道によると、出願書類の提出や面接などを経て合格されました。
合格後、2015年4月からICUに入学することが決まりました。
ここで注意したいのは、学習院大学からICUへの移動を、大学間の単位移行を伴う一般的な編入学と混同しないことです。
報道では、佳子さまはICUの1年生として入学されたと伝えられています。したがって、正確には学習院大学を退学した後、AO入試を受けてICUに改めて入学したという経緯です。
【学歴を時系列で整理】佳子さまの大学・留学・卒業までの年表
ここまでの経歴を、進学先や学習内容、主な転換点とともに整理します。
| 時期 | 学校・出来事 | 詳細 |
|---|---|---|
| 2013年3月 | 学習院女子高等科 | 卒業 |
| 2013年4月 | 学習院大学 | 文学部教育学科に進学 |
| 2014年8月 | 学習院大学 | 8月31日付で中途退学 |
| 2014年10月 | ICU | AO入試に合格 |
| 2015年4月 | ICU | 教養学部アーツ・サイエンス学科に入学 |
| 2017年~2018年 | 英国リーズ大学 | 約9か月間の留学 |
| 2019年3月 | ICU | 教養学部アーツ・サイエンス学科を卒業 |
| 2021年5月 | 全日本ろうあ連盟 | 非常勤嘱託職員に就任 |
この年表から分かるのは、佳子さまの大学生活が単純な進学・卒業ではなかったことです。
学習院大学で教育分野を学んだ後、ICUで幅広い学問に触れ、最終的には心理学を専攻されました。
また、英国での留学経験も、大学生活における大きな転換点になっています。
宮内庁の公表情報では、2019年3月の卒業が明記されています。
【心理学を専攻】佳子さまはICUで何を学んでいた?
佳子さまがICUで最終的に専攻されたのは、心理学です。
この事実は、2019年3月の卒業に際して宮内記者会から寄せられた質問への文書回答で明らかになりました。
学習院大学では教育、ICUでは心理学卒業時の回答によると、佳子さまは学習院大学で約1年半、教育分野を学ばれています。
その後、ICUでは英語で学ぶことも含めて幅広い分野を履修し、最終的に心理学を専攻されました。
ご本人は、一つの分野を集中的に学ぶことと、幅広く学ぶことの両方に意義があったと振り返っています。
この変化は、学習院大学からICUへ進学された理由ともつながります。
教育という特定の分野を学んだ経験を土台に、より広い学問領域へと関心を広げていったことがうかがえます。
心理学専攻と公的活動の関係心理学は、人間の認知や行動、感情、対人関係などを研究する学問です。
幅広い人々と接する公的活動においても、人の考え方やコミュニケーションについて理解を深めることは、さまざまな場面で役立つ知識となります。
ただし、佳子さまが心理学を専攻されたことと、個々の公務の内容を直接結び付ける公式な説明があるわけではありません。
大学で得た専門知識と幅広い教養を、卒業後の活動にも生かしていきたいという考えは、卒業時の文書回答にも示されています。
【英国リーズ大学への留学】約9か月間で得た経験とは?
佳子さまの大学生活を語るうえで欠かせないのが、英国リーズ大学への留学です。
ICU在学中に交換留学プログラムを利用し、英国のリーズ大学で学ばれました。
リーズ大学では何を学んだ?2019年の卒業時に公表された文書回答によると、留学先では心理学に加えて、日本では学ぶ機会が少ない舞台芸術に関係する分野など、幅広い内容を学ばれています。
特に注目したいのは、留学の目的が単なる語学習得だけではなかった点です。
現地では英語で授業を受け、英語で日常生活を送り、さまざまな国の人々と交流されました。
異なる文化に触れることで、それまで持っていなかった新しい視野を得られたことも、卒業時の回答で振り返られています。
留学期間は約9か月リーズ大学への留学について、宮内庁の卒業時文書回答では、約9か月間と説明されています。
2017年9月から2018年6月までの留学として当時の報道でも紹介されました。
ご本人は、留学中の一連の経験が非常に印象深かったと振り返っています。
特に、英語で学び、異なる文化的背景を持つ人々と交流したことは、大学での学びをさらに広げる機会になったようです。
留学で得たものは語学力だけではない留学経験を振り返る際、見落とせないのは、学問と生活の両方を通して視野が広がったという点です。
日本の大学で心理学を学びながら、英国では舞台芸術にも触れたことは、専門分野にとらわれないICUの教育方針とも共通しています。
英語での生活、国際交流、異文化理解という複数の経験が重なった約9か月間は、佳子さまにとって学生時代の重要な思い出となりました。
【2026年最新】佳子さまの現在の学歴と卒業後の活動
2026年時点で、佳子さまはすでに大学を卒業されています。
宮内庁が公表している秋篠宮家の活動紹介でも、2019年3月のICU卒業が記載されています。
大学院への進学や別の大学での新たな学位取得については、同プロフィールに記載されていません。
2019年の大学卒業後は公的活動へ佳子さまは大学卒業時の文書回答で、卒業後は公的な活動に携わる機会が増えるとの見通しを述べられました。
また、大学で学んだ幅広い分野の知識を今後の活動に生かしたいという考えも示されています。
その後、2021年5月には一般財団法人全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員に就かれました。
宮内庁の公式紹介では、国内のさまざまな行事への出席や、障害のある人々に関係する活動なども紹介されています。
2026年時点で確認できる学歴のポイント現在の宮内庁の公表情報を基準にすると、次のように整理できます。
- 最終学歴:国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科卒業
- 卒業時期:2019年3月
- 最終専攻:心理学
- 海外留学:英国リーズ大学で約9か月間
- 学習院大学:2014年8月に中途退学
特に重要なのは、学習院大学を卒業したわけではないこと、そしてICUでは心理学を専攻して卒業されたことです。
【プロの結論】佳子さまの進路変更から分かること佳子さまの大学選択を振り返ると、学歴を学校名の順番だけで理解するのではなく、本人が何を学びたいと考えて進路を選んだのかに注目する必要があります。
今回の経歴には、3つの特徴があります。
第一に、学びの環境を自分で選び直したこと。
長年通った学習院大学を離れ、別の教育環境を求めたことは、本人の進路に対する意思を示す出来事でした。
第二に、幅広い教養と専門性を両立させたこと。
ICUで幅広く学びながら、最終的には心理学を専攻されています。専門を深めることと、視野を広げることの双方を経験された点が特徴です。
第三に、海外留学を通して学びを国際的な環境に広げたこと。
リーズ大学での約9か月間は、英語による学習や異文化交流を経験する機会となりました。
この3つを踏まえると、佳子さまの学歴は、単なる大学の変更ではなく、学びたい内容と環境を自ら選択していった過程として理解できます。
【よくある質問】佳子さまの大学に関するFAQ
Q1:佳子さまの大学はどこですか?
A1:最終的に卒業された大学は、東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)です。教養学部アーツ・サイエンス学科を2019年3月に卒業されています。
Q2:佳子さまはなぜ学習院大学を退学したのですか?
A2:幼稚園から高校まで学習院で過ごしたため、別の環境でも学びたいという思いがあったこと、ICUの教育に魅力を感じたことが理由です。2014年の成年会見でご本人が説明されています。
Q3:佳子さまはICUのAO入試で合格したのですか?
A3:はい。2014年10月30日に宮内庁がAO入試の合格を発表し、2015年4月に入学されました。
Q4:佳子さまのICUでの専攻は何ですか?
A4:心理学です。卒業時の宮内庁への文書回答で、幅広い分野を学んだ後、最終的に心理学を専攻したと説明されています。
Q5:佳子さまは2019年に大学を卒業したのですか?
A5:はい。2019年3月に国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科を卒業されました。
Q6:佳子さまは英国のどこの大学に留学しましたか?
A6:英国リーズ大学です。ICUの交換留学プログラムを利用して、約9か月間滞在されました。
Q7:佳子さまはリーズ大学で何を勉強しましたか?
A7:心理学に加えて、舞台芸術に関係する分野などを幅広く学ばれました。英語での学習や異文化交流も印象深い経験として振り返られています。
Q8:佳子さまは学習院大学を卒業していますか?
A8:いいえ。学習院大学文学部教育学科に進学しましたが、2014年8月に退学されています。卒業されたのはICUです。
Q9:佳子さまは大学院に進学しましたか?
A9:2019年の卒業時には、大学院への進学は現時点で考えていないと回答されています。宮内庁の公表プロフィールにも大学院修了歴は記載されていません。
佳子さまの大学について整理すると、最終学歴は国際基督教大学(ICU)教養学部アーツ・サイエンス学科卒業です。
学習院大学からICUへ進まれた背景には、別の環境で学びたいという本人の希望と、英語教育やリベラルアーツ教育への関心がありました。
ICUでは心理学を専攻し、英国リーズ大学への約9か月間の留学も経験。2019年3月に大学を卒業されています。
2026年現在、学歴を確認する際に押さえておきたいのは、次の3点です。
1. 学習院大学は2014年8月に退学している。
2. ICUには2015年4月にAO入試を経て入学し、心理学を専攻した。
3. 2019年3月に卒業し、英国リーズ大学への留学も経験している。
佳子さまの進路は、本人が学びたい環境を選び、幅広い教養と専門分野の学習を重ねてきた歩みです。大学名だけでなく、進路変更の理由や留学経験まで知ることで、その学歴の全体像が見えてきます。
主な事実確認資料
- 宮内庁「佳子内親王殿下ご成年をお迎えになるに当たっての記者会見」(2014年12月15日)
- 宮内庁「佳子内親王殿下の国際基督教大学ご卒業に際しての文書回答」(2019年)
- 宮内庁「秋篠宮家のご活動」
- テレビ朝日ニュース(2014年10月30日、ICU合格報道)
- 英国リーズ大学への留学に関する当時の報道