藤井聡太竜王・名人が対局中に選ぶ「勝負おやつ」は、将棋ファンだけでなく、スイーツ好きや全国の菓子店からも注目されています。2026年11月3日現在、第39期竜王戦七番勝負では、京都・仁和寺で藤井聡太竜王と服部慎一郎七段が対戦中。午前のおやつには「丹波栗とエダムのタルト」と冷たい煎茶、午後には「京焙じ茶と秋香る 紫芋と和栗餡の団子膳」が選ばれました。
2026年は王将戦、名人戦、王位戦でも印象的なおやつが登場しています。百合根金団、雅心だんご、生ういろう(抹茶)などの和菓子から、モンブラン、チーズケーキ、タルトといった洋菓子まで、その種類は実に多彩です。各棋戦の対局日別メニュー、午前・午後の注文、提供店や歴代の人気商品を整理しました。
【2026年最新】藤井聡太のおやつは何を選んだ?現在のタイトル戦と注目メニュー

2026年の藤井聡太のおやつを理解するうえで、まず押さえておきたいのが各タイトル戦の状況です。
日本将棋連盟の棋戦情報によると、藤井聡太は第84期名人、第67期王位を防衛。ALSOK杯第75期王将戦でも永瀬拓矢九段との七番勝負を制し、5連覇を達成しています。一方、第39期竜王戦は11月3日時点で進行中です。
- 竜王戦:第39期。挑戦者は服部慎一郎七段。第3局が11月3日・4日に京都・仁和寺で開催。
- 名人戦:第84期。挑戦者の糸谷哲郎九段を4勝0敗で破り、防衛。
- 王位戦:第67期。伊藤匠二冠を4勝2敗で破り、7連覇。
- 王将戦:第75期。永瀬拓矢九段との七番勝負を4勝3敗で制し、5連覇。
2026年の特徴は、全国各地の開催地にちなんだお菓子が数多く登場していることです。地元の銘菓だけでなく、対局会場のホテルや飲食店が考案した限定スイーツも選ばれています。
特に注目されたのは、2月の王将戦第3局で注文した百合根金団、8月の王位戦第5局で注文した生ういろう(抹茶)、10月の竜王戦第2局で注文した雅心だんごです。
【注目商品と関係性】藤井聡太の代表的なおやつ5選
2026年の注文記録と過去の報道を照らし合わせると、藤井聡太のおやつには、地元の伝統菓子、季節の素材を使った商品、見た目にも特徴のあるスイーツという複数のタイプがあります。
代表的な商品と対局、提供場所の関係を整理しました。
| 商品名 | 対局・注文時期 | 提供場所・関係先 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 百合根金団 | 2026年2月3日・王将戦第3局 | オーベルジュ ときと(東京都立川市) | 温かい狭山茶と組み合わせた和菓子 |
| 雅心だんご | 2026年10月23日・竜王戦第2局 | 雅心苑 三島店(静岡県三島市) | こしあん入りのみたらし団子 |
| 生ういろう(抹茶) | 2026年8月27日・王位戦第5局 | 渭水苑(徳島県徳島市)での対局 | 抹茶の風味ともちもちした食感 |
| 福太郎餅 | 2026年10月22日・竜王戦第2局 | 三嶋大社(静岡県三島市) | よもぎを使った三嶋大社名物の草餅 |
| ぴよりんアイス | 2021年6月・過去の王位戦 | 名古屋のぴよりん関連店舗 | 藤井聡太のおやつとして全国的に話題に |
この5品には、それぞれ異なる話題性があります。
百合根金団:2026年王将戦で注目された上品な和菓子2026年2月3日、東京都立川市のオーベルジュ ときとで行われた第75期王将戦第3局。藤井聡太王将が午前のおやつに選んだのが「百合根金団(きんとん)」でした。
飲み物は温かい狭山茶ほのか。対局相手の永瀬拓矢九段がミルクキャラメル風味のエクレアを選んだこともあり、和洋の対照的な組み合わせが注目されました。
午後には藤井が永瀬の午前のおやつだったエクレアを注文するという展開もありました。百合根金団は永瀬も午後に注文しており、両者の選択が入れ替わった点も印象的です。
雅心だんご:三島の老舗和菓子店が手掛ける名物2026年10月23日、竜王戦第2局の2日目午前に選ばれたのが「雅心だんご」です。
提供元は静岡県東部を中心に和菓子・洋菓子を展開する御菓子処・雅心苑。三島市観光協会の紹介によると、雅心だんごは大粒の醤油だれ団子の中にこしあんを入れた商品です。
団子のたれと中のあんこを一度に楽しめるのが特徴。藤井が選んだことによって、三島の地元銘菓としても改めて注目を集めました。
生ういろう(抹茶):徳島対局で選ばれた和スイーツ2026年8月27日、徳島市の渭水苑で行われた王位戦第5局の2日目午前。藤井聡太王位は「生ういろう(抹茶)」とマンゴージュースを注文しました。
ういろう特有のもっちりとした食感に、抹茶のほろ苦さと素朴な甘さが組み合わさった一品です。
この選択はABEMA TIMESや日刊スポーツでも取り上げられ、視聴者からは抹茶の風味や食感に関心を寄せる反応が紹介されました。
福太郎餅:三嶋大社に伝わる縁起のよい草餅2026年10月22日の竜王戦第2局初日午前に選ばれたのは、三嶋大社名物の福太郎餅です。
よもぎを使った草餅で、神事「田祭」の主人公である福太郎の顔をかたどっています。こしあんで餅を包んだ商品で、よもぎには邪気を払うという言い伝えもあります。
開催地の名物を選んだことで、対局会場となった三嶋大社の茶屋にも参拝客や将棋ファンが足を運びました。
【対局日別一覧】2026年の竜王戦・王位戦・王将戦・名人戦のおやつ
ここからは、2026年の各タイトル戦で藤井聡太が注文したおやつを日程順に整理します。午前・午後、1日目・2日目を区別し、飲み物も併記しています。
1.第39期竜王戦(2026年10月~12月)2026年の竜王戦は、藤井聡太竜王と服部慎一郎七段による七番勝負です。第3局終了前の11月3日時点では藤井が開幕2連勝しており、京都の仁和寺で第3局が行われています。
第1局:10月9日~10日/東京都・セルリアンタワー能楽堂
- 1日目午前:ハロウィン限定「ポティロン」、グアバジュース
- 1日目午後:ガトーフランボワーズ、アイスレモンティー
- 2日目午前:ハロウィン限定「トワル」、アイスレモンティー
- 2日目午後:白ブドウジュース
ポティロンは秋のハロウィンをテーマにしたスイーツです。2日目午前のトワルはコーヒームースをチョコレートで包み、クモの巣を描いた限定商品でした。
第2局:10月22日~23日/静岡県・三嶋大社
- 1日目午前:福太郎餅、アイスミルクティー
- 1日目午後:チーズケーキ、三島の和紅茶のロイヤルミルクティー
- 2日目午前:雅心だんご、静岡のかつお節を味わうコーヒードリップ仕立ての一番だし
- 2日目午後:三島和紅茶のレモンケーキ、クラフトコーラ
第2局では、福太郎餅と雅心だんごという三島周辺の和菓子が登場しました。特に雅心だんごは、こしあん入りのみたらし団子という組み合わせが特徴的です。
また、2日目午前に提供された「コーヒードリップ仕立ての一番だし」は、静岡のかつお節と北海道産利尻昆布を使った、出汁をコーヒードリップで抽出するユニークな飲み物でした。
第3局:11月3日~4日/京都府・総本山仁和寺
- 1日目午前:丹波栗とエダムのタルト、冷たい煎茶
- 1日目午後:京焙じ茶と秋香る紫芋と和栗餡の団子膳
- 2日目:11月3日時点では未開催
11月3日午前は、藤井と服部の両者が同じ「丹波栗とエダムのタルト」を注文しました。丹波栗の甘味にエダムチーズの塩気を合わせた秋らしいタルトです。
午後には、仁和寺境内の「NINNAJI -JAXURY SPACE-」が手掛ける団子膳が登場。紫芋と国産和栗を使った餡を白団子に重ね、京都焙じ茶の風味を加えた華やかな一品でした。
この日の午後のおやつは、見た目の美しさも話題となり、ABEMA TIMESでも取り上げられています。
2.第67期王位戦(2026年7月~9月)2026年の王位戦では、藤井聡太王位が伊藤匠二冠の挑戦を受けました。全6局で藤井が4勝2敗とし、7連覇を達成しています。
第1局:7月4日~5日/静岡県・浜松八幡宮楠倶楽部
- 1日目午前:濱松うなぎのぼり、天竜茶、緑茶
- 1日目午後:天使のシュークリーム、アイスティー
- 2日目午前:浜松レモンのレアチーズ、フレッシュメロンジュース
- 2日目午後:小豆餅、冷たい緑茶
第2局:7月15日~16日/兵庫県・中の坊瑞苑
- 1日目午前:白玉冷やしぜんざい
- 1日目午後:オレンジのヴェリーヌ、アイスレモンティー
- 2日目午前:金泉塩 本生わらび餅、パインジュース
- 2日目午後:有馬天然水サイダー、マンゴージュース
第3局:7月29日~30日/北海道・登別グランドホテル
- 1日目午前:豆腐だんご、エスプレッソトニック
- 1日目午後:レアチーズケーキ、レモンゼリー、オレンジジュース
- 2日目午前:昔プリン、カフェラテ
- 2日目午後:草太郎、千住栗、オレンジジュース
第4局:8月18日~19日/長崎県・ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート
- 1日目午前:桃かすてら・こもも、アイスティー
- 1日目午後:かんざらし、氷製フルーツミックススムージー
- 2日目午前:対局開始が遅れたため、おやつの提供なし
- 2日目午後:五三焼カステラ、ゆうこう&長崎みかんジュース
長崎の伝統菓子である桃かすてらや、島原地方の郷土菓子かんざらしが登場しました。かんざらしは米粉団子を使った素朴な甘さのスイーツです。
第5局:8月26日~27日/徳島県・渭水苑
- 1日目午前:季節の練切(桔梗)、アイスティー
- 1日目午後:自家製カッサータ、パイナップルジュース
- 2日目午前:生ういろう(抹茶)、マンゴージュース
- 2日目午後:酢橘ソーダ
この対局で特に注目されたのが、生ういろう(抹茶)です。抹茶の風味を楽しめる和菓子と南国風のマンゴージュースという組み合わせが印象に残りました。
第6局:9月8日~9日/神奈川県・元湯陣屋
- 1日目午前:お饅頭、抹茶
- 1日目午後:和栗モンブラン、アイスストレートティー
- 2日目午前:かぼちゃのタルト、アップルジュース
- 2日目午後:オレンジジュース、炭酸水
第6局初日の午前は、お月見をイメージしたお饅頭と抹茶の組み合わせでした。日刊スポーツによると、お饅頭はうさぎ型がかぼちゃあん、すすき型があんこ。藤井が普段から抹茶とあずきを好むことも紹介されました。
3.第84期名人戦(2026年4月~5月)名人戦では糸谷哲郎九段が挑戦者となりました。藤井聡太名人が4連勝で防衛を決めたため、七番勝負は第4局で終了しています。
第1局:4月8日~9日/東京都・ホテル椿山荘東京
- 1日目午前:Garden Honey、薩摩芋のきんつば、ホット椿茶
- 1日目午後:桜といちごのパウンドケーキ、クリーム・フルーツ添え、アイスティー
- 2日目午前:東京雲海クッキーサンド、フルーツ添え、アイスティー
- 2日目午後:マップルジュース(ふじ)
第2局:4月25日~26日/青森県・ホテル青森
- 1日目午前:紅玉丸ごとタルトタタン、アイス米糀カフェオレ
- 1日目午後:ホテル青森クラシックチーズケーキ、飲むりんごジュレ
- 2日目午前:小栗山モンブランエクレール、ハワイアン塩キャラメルラテ
- 2日目午後:なとわ、津軽りんご酢ソーダ
第3局:5月7日~8日/石川県・和倉温泉のと楽
- 1日目午前:能登塩のトロけるバスク、ホットカフェラテ
- 1日目午後:わくたまくんROLL、わくたまっこ、のむヨーグルト
- 2日目午前:能登塩団子三種、能登の和紅茶いやひめ
- 2日目午後:竹内のみそまんじゅう、御薄茶等伯
第4局:5月16日~17日/大阪府・高槻城公園芸術文化劇場
- 1日目午前:フィナンシェ(紅茶)、自家製レモネードのソーダ割り
- 1日目午後:フルーツタルト(ブルーベリー)、アイスアールグレイ
- 2日目午前:シュークリーム、アイスティーラテ
- 2日目午後:プリン、ブルーベリー&ジンジャーソーダ
名人戦では、青森のりんご、能登の塩や和紅茶、大阪・高槻のフルーツタルトなど、開催地の特色を反映したメニューが並びました。
4.第75期王将戦(2026年1月~3月)2026年の王将戦は、永瀬拓矢九段が挑戦者でした。藤井は開幕から苦戦しながらも、最終的に3連勝して逆転防衛。王将5連覇を達成しています。
第1局:1月11日~12日/静岡県・掛川城二の丸茶室
- 1日目午前:小夜乃梅抹茶小最中、掛川和紅茶
- 1日目午後:掛川道中モンブラン、アイスティー
- 2日目午前:深蒸し茶のスコーン(あんこ&クリームチーズ)、掛川和紅茶
- 2日目午後:完熟メロンまんじゅう、キウイジュース
第2局:1月24日~25日/京都府・伏見稲荷大社
- 1日目午前:宇治抹茶(千寿)と生菓子(茶の実)
- 1日目午後:抹茶ブラウニー、京都紅茶
- 2日目午前:濃い抹茶ぜんざい、宇治煎茶「稲荷山」
- 2日目午後:宇治玉露「天慶」
第3局:2月3日~4日/東京都・オーベルジュ ときと
- 1日目午前:百合根金団、温かい狭山茶ほのか
- 1日目午後:エクレア(ミルクキャラメル風味)、冷たいベルガモット和紅茶
- 2日目午前:いちご大福、金の抹茶アイスラテ
- 2日目午後:冷たい狭山和紅茶、国産オレンジジュース
第4局:2月17日~18日/和歌山県・和歌山城ホール
- 1日目午前:太閤秀吉への献上羊羹、挽きたて葦辺の白・和三盆付き
- 1日目午後:チョコプリン和歌山ア・ラ・モード、きよみオレンジの和歌山アイスティー
- 2日目午前:いちご大福串、生姜丸しぼりWakayama GingerAle
- 2日目午後:モクテル柚子りんご、あら川の桃60%果汁入りドリンク
第5局:3月8日~9日/栃木県・ホテル花月
- 1日目午前:栗の小倉羊羹、抹茶
- 1日目午後:苺「とちあいか」練乳添え、アイスティー
- 2日目午前:日本蜜蜂のフィナンシェ、アイスティー
- 2日目午後:とちあいかの苺ジュース
第6局:3月18日~19日/愛知県・名古屋将棋対局場
- 1日目午前:玄米粉のハードバウム、飛驒りんご100%ジュース
- 1日目午後:いちごのショートケーキ、アイスティー
- 2日目午前:煎茶とマスカルポーネのタルト、アイスティー
- 2日目午後:オレンジジュース
第7局:3月25日~26日/大阪府・関西将棋会館
- 1日目午前:珈琲わらびもち、アイスストレートティー
- 1日目午後:焼きドーナツ(抹茶)、はちみつレモンのソーダ割り
- 2日目午前:ガーナ、アイスストレートティー
- 2日目午後:フレッシュいちごミルク、はちみつレモンのソーダ割り
王将戦では抹茶、あんこ、わらび餅などの和菓子系に加え、スコーンやエクレア、チョコプリン、タルトといった洋菓子も登場しました。
【選び方の傾向を分析】藤井聡太は午前のおやつと午後のおやつで何が違う?
2026年の注文記録を眺めると、藤井聡太のおやつにはいくつかの興味深い傾向が見えてきます。ただし、和菓子か洋菓子かを固定しているわけではなく、開催地や季節によって選択肢は変化しています。
1.2日制対局の初日午前は和菓子が目立つ特に目を引くのは、2日制のタイトル戦で初日の午前に和菓子を選ぶ場面です。
2026年だけでも、次のような注文が確認できます。
- 1月:小夜乃梅抹茶小最中
- 2月:百合根金団
- 3月:栗の小倉羊羹
- 7月:白玉冷やしぜんざい
- 8月:季節の練切
- 9月:お月見をイメージしたお饅頭
- 10月:福太郎餅
日刊スポーツの2026年9月8日の王位戦報道でも、藤井は2日制の初日午前に和菓子を頼む傾向が強いと紹介されています。本人が抹茶とあずきを好むことも報じられています。
ただし、これは傾向であり、毎回必ず和菓子を選ぶというルールではありません。
2.午後は洋菓子やフルーツ系も選択肢に入る午後のおやつでは、ケーキやタルト、プリンなど洋菓子系の選択も目立ちます。
2026年の具体例としては、次の商品が挙げられます。
- ミルクキャラメル風味のエクレア
- ホテル青森クラシックチーズケーキ
- 和栗モンブラン
- フルーツタルト(ブルーベリー)
- 自家製カッサータ
- ガトーフランボワーズ
王将戦第3局では、午前に百合根金団、午後にはエクレアという組み合わせになりました。和菓子だけにこだわらず、洋菓子も自然に取り入れていることが分かります。
3.抹茶・あずき・季節の果物が繰り返し登場抹茶とあずきは2026年の記録でも目立つ組み合わせです。抹茶小最中、抹茶ぜんざい、栗の小倉羊羹、季節の練切など、素材や形を変えながら何度も登場しています。
一方、いちご、マンゴー、りんご、栗などの果物も多く選ばれています。開催地の特産品がメニューに取り入れられることで、同じ洋菓子でも対局ごとに違った個性が生まれています。
4.飲み物だけを注文するケースもあるおやつという言葉から甘い食べ物を想像しがちですが、2026年の記録では飲み物のみの注文も確認できます。
例えば、王位戦第6局2日目午後はオレンジジュースと炭酸水、王位戦第5局2日目午後は酢橘ソーダでした。
また、王将戦第2局2日目午後には宇治玉露だけを注文しています。毎回必ずケーキや和菓子を食べるわけではありません。
こうした記録からは、藤井のおやつ選びを単純な甘党・和菓子好きという分類だけで説明できないことが分かります。
【歴代のおやつと人気商品】ぴよりんから百合根金団まで話題になった名物
藤井聡太のおやつが全国的な話題になったきっかけとして、2021年の「ぴよりんアイス」は外せません。
2021年:ぴよりんアイスで全国的な注目を集める名古屋生まれのひよこ型スイーツ「ぴよりん」は、名古屋コーチンの卵を使ったプリンをババロアなどで包んだ人気商品です。
2021年6月、藤井聡太が対局中のおやつとしてぴよりんアイスを選んだことをきっかけに、商品への注目が一段と高まりました。
ぴよりん公式の15周年ヒストリーでも、2021年6月の藤井棋士による注文を、人気が大きく広がった出来事として紹介しています。
2021年:コロコロしばちゃん同じく注目されたのが、叡王戦第5局で話題になった「コロコロしばちゃん」です。
犬の柴犬をモチーフにしたかわいらしい洋菓子で、見た目のインパクトもあり、藤井のおやつをきっかけに広く知られるようになりました。
2022年:かっぽんベリー・ピスタージュ2022年の王位戦では、札幌市で「かっぽんベリー・ピスタージュ」が注目を集めました。地域の素材やキャラクター性を生かした商品が、将棋中継を通して全国の視聴者に知られる事例の一つです。
2023年:はにたん最中が約10万個を販売藤井のおやつが地域経済に与える影響を示す例として知られるのが、高槻市の「はにたん最中」です。
2023年10月の日刊スポーツ報道では、関西大学の宮本勝浩名誉教授が藤井の8冠達成後の1年間の経済効果を約35億3487万円と試算したことが紹介されました。
同記事によれば、高槻市で藤井が口にしたはにたん最中は、1個約280円の商品ながら、短期間で約10万個を販売したとされています。
この数字はおやつ単独の経済効果ではありませんが、対局で選ばれた商品が地域の消費や観光に影響することを示す具体例です。
2026年:百合根金団・雅心だんご・生ういろうが話題に2026年は、見た目の華やかさだけでなく、地域の伝統や素材を生かしたおやつが印象的でした。
- 百合根金団:立川の王将戦で選ばれた上品な和菓子。
- 雅心だんご:三島の老舗和菓子店が提供する、あんこ入りのみたらし団子。
- 生ういろう(抹茶):徳島の王位戦で選ばれた、もちもちした食感の和菓子。
- 丹波栗とエダムのタルト:京都・仁和寺の竜王戦で両対局者が同時に注文した秋のスイーツ。
- 京焙じ茶と秋香る紫芋と和栗餡の団子膳:京都の素材と秋の味覚を組み合わせた2026年11月の注目商品。
なお、藤井聡太のおやつについて、全商品を対象にした公的な人気ランキングが存在するわけではありません。上記は販売数や報道、対局中継での注目度などから選んだ代表的な話題商品です。
藤井聡太が注文した商品を実際に食べたいという人にとって、気になるのが提供店や販売店です。
ただし、対局用に特別に用意されたメニューと、通常販売されている商品は必ずしも同じではありません。
雅心苑 三島店:雅心だんご雅心だんごは、御菓子処・雅心苑の定番商品の一つです。
三島市観光協会の店舗紹介によると、三島店では雅心だんごのほか、箱根西麓キャロットケークや柿田川湧水ゼリーなども取り扱っています。
三島店の基本情報は次のとおりです。
- 店舗:御菓子処 雅心苑 三島店
- 所在地:静岡県三島市南本町7-20
- 営業時間:9時~18時
- 定休日:無休(店舗紹介情報)
三島駅周辺でも雅心だんごの取り扱い情報があり、対局後に商品を探す場合の候補になります。
三嶋大社:福太郎餅福太郎餅は三嶋大社の名物です。よもぎの香りとあんこの甘さが特徴で、境内の茶屋で楽しめます。
2026年10月の竜王戦第2局では、藤井の注文をきっかけに対局会場周辺でも注目されました。
仁和寺:京都の限定団子膳2026年11月3日の竜王戦第3局で提供された団子膳は、仁和寺境内のNINNAJI -JAXURY SPACE-が手掛けたものです。
京都焙じ茶、紫芋、和栗を組み合わせた対局向けのメニューで、一般向けの販売状況や提供期間については、施設側への確認が必要です。
百合根金団・生ういろうは購入できる?百合根金団はオーベルジュ ときとでの対局提供メニューとして記録されています。生ういろう(抹茶)も王位戦第5局で注文された商品ですが、対局時の商品名だけでは通常販売店や常設販売の有無までは判断できません。
こうした商品は、対局限定のメニューや開催地向けの特別企画である場合があります。一般販売されていると決めつけず、商品名と開催施設、提供店を照らし合わせて確認することが購入時のポイントです。
また、対局で注文された商品と、同じ店の通常商品では、サイズや素材、盛り付けが異なる場合もあります。
【プロの結論】藤井聡太のおやつから見える将棋と地域グルメの関係
藤井聡太のおやつがこれほど注目される理由は、単に有名棋士が甘いものを食べているからではありません。
タイトル戦は全国各地の会場で行われます。対局者が選んだおやつには、その土地の食材、伝統菓子、地元企業の新商品などが反映されています。
将棋中継を見ている人は、盤上の勝負と並行して、地域の食文化にも触れることができます。
おやつ選びは地域の魅力を伝える機会ぴよりんやはにたん最中の事例からも分かるように、対局で紹介された商品が全国的に知られるようになることがあります。
特に地方開催のタイトル戦では、自治体や観光協会、菓子店、ホテルなどが連携し、地域の食材を使ったメニューを考案することもあります。
2026年の三島対局で福太郎餅や雅心だんごが登場したことは、こうした地域と将棋の結びつきをよく表しています。
おやつの注文から勝敗を予測することはできないネット上では、特定のおやつを注文した日の勝率や、和菓子を選んだときの調子などに注目する見方もあります。
しかし、注文したおやつと勝敗の間に直接的な因果関係があると示す客観的なデータはありません。
2026年の王将戦第3局では藤井が百合根金団を注文したものの、対局は永瀬の勝利でした。その後、藤井は第5局から第7局まで3連勝してタイトルを防衛しています。
おやつは対局の楽しみを広げる要素であり、勝負の結果を決める占いではありません。
歴代記録を見るときの判断基準藤井聡太のおやつ情報を調べる場合は、次の3点を確認すると、情報の正確性が高まります。
- 対局日と棋戦:同じ商品名でも別の対局で注文されている場合があるため、何期の何局かを確認する。
- 午前と午後の区別:初日午前、初日午後、2日目午前、2日目午後を分けて記録する。
- 提供店と販売店の違い:対局で提供された事実と、一般客が購入できる事実を区別する。
この3点を押さえることで、単なる話題商品リストではなく、対局と地域グルメの関係まで理解できる記録になります。
藤井聡太のおやつに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の藤井聡太のおやつは何ですか?
A1:2026年11月3日の竜王戦第3局では、午前に丹波栗とエダムのタルト、冷たい煎茶を注文しました。午後には京焙じ茶と秋香る紫芋と和栗餡の団子膳を選んでいます。
Q2:藤井聡太が好きなおやつは和菓子ですか、洋菓子ですか?
A2:和菓子だけに限定しているわけではありません。抹茶やあずきを使った和菓子が目立つ一方、エクレア、モンブラン、チーズケーキ、タルトなどの洋菓子も注文しています。
Q3:藤井聡太の歴代おやつで最も有名な商品は何ですか?
A3:代表的な商品として、2021年に話題となったぴよりんアイスが挙げられます。そのほか、コロコロしばちゃん、かっぽんベリー・ピスタージュ、はにたん最中なども知られています。
Q4:藤井聡太が2026年に注文した百合根金団はどこで食べられますか?
A4:2026年2月3日の王将戦第3局で、東京都立川市のオーベルジュ ときとから提供されたメニューです。一般販売の有無や現在の取り扱いについては、施設への確認が必要です。
Q5:雅心だんごはどこで購入できますか?
A5:御菓子処・雅心苑の三島店が購入先の候補です。三島市観光協会の店舗情報でも紹介されています。三島駅周辺の取扱店舗も確認するとよいでしょう。
Q6:生ういろう(抹茶)はいつ注文しましたか?
A6:2026年8月27日の王位戦第5局、2日目午前のおやつです。藤井は生ういろう(抹茶)とマンゴージュースを注文しました。
Q7:藤井聡太のおやつには公式人気ランキングがありますか?
A7:日本将棋連盟による全歴代商品の公式人気ランキングは確認されていません。販売実績や報道、SNSなどで話題になった商品を個別に比較する必要があります。
Q8:午前のおやつと午後のおやつは必ず提供されますか?
A8:棋戦や対局形式によって異なります。2日制のタイトル戦では午前と午後に提供されることが多いものの、対局開始時刻や進行状況によって提供が見送られるケースもあります。
2026年の藤井聡太のおやつを振り返ると、王将戦の百合根金団、王位戦の生ういろう(抹茶)、竜王戦の雅心だんごや福太郎餅など、印象的な商品が数多く登場しました。
和菓子と洋菓子の両方を楽しみ、開催地の名物や旬の食材も取り入れる。その選択の幅広さが、藤井聡太のおやつが長く注目される理由の一つです。
また、対局で選ばれた商品が地域の菓子店や観光地の知名度を高めるという側面も見逃せません。
2026年11月3日時点では、第39期竜王戦が進行中です。京都・仁和寺で登場した丹波栗のタルトや秋の団子膳に続き、今後の対局でどの地域のどんな名物が選ばれるのかも楽しみです。
おやつの記録を追う際は、商品名だけでなく、対局日、午前・午後、開催地、提供店まで確認することが大切です。そうすることで、藤井聡太の勝負おやつを単なるスイーツ情報ではなく、将棋と日本各地の食文化をつなぐ記録として楽しめます。
主な確認資料: 日本将棋連盟の棋戦情報、王位戦中継ブログ、ALSOK王将戦特設情報、毎日新聞、日刊スポーツ、スポニチ、ABEMA TIMES、三島市公式観光情報、ぴよりん公式ヒストリー、藤井聡太対局まとめ。