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できちゃった婚でなぜ避妊しない?理由・実態・授かり婚との違いを2026年最新データで解説

相沢 里奈 相沢 里奈 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
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「できちゃった婚をする人は、なぜ結婚前に避妊しなかったの?」「最初から妊娠を望んでいたのか、それとも予想外の妊娠だったのか」と疑問に思う人は少なくありません。妊娠をきっかけに結婚するカップルには、もともと子どもを望んでいたケースもあれば、避妊に対する認識の違いやパートナーとの意思疎通不足、避妊の失敗など、さまざまな事情があります。

2026年11月現在、国立社会保障・人口問題研究所が2026年9月に公表した第17回出生動向基本調査や、ジョイセフの2025年調査からは、日本人の避妊行動や妊娠に対する意識の実態が見えてきます。できちゃった婚と授かり婚の違い、公的統計の正しい読み方、男女の避妊意識、コンドームや低用量ピルなどの避妊方法まで、データを交えて詳しく解説します。

【まず整理】できちゃった婚とは?授かり婚との違いや結婚に至る背景

できちゃった婚なぜ避妊しない

できちゃった婚とは、一般的に結婚する前に妊娠が判明し、その妊娠をきっかけとして結婚することを指す俗称です。「授かり婚」「おめでた婚」「妊娠先行婚」などと呼ばれることもあります。

ただし、できちゃった婚には法律上の統一された定義や、すべてのケースを網羅する公的な分類基準があるわけではありません。妊娠が先だったという時間的な順序を表す言葉であり、妊娠を望んでいたかどうかまで示すものではありません。

できちゃった婚と授かり婚は基本的に同じ結婚形態

両者の大きな違いは、妊娠をどう捉えるかという言葉のニュアンスにあります。

  • できちゃった婚:結婚前に妊娠し、その後に結婚することを指す。予想外の妊娠という印象を伴う場合がある。
  • 授かり婚:妊娠を肯定的に捉え、子どもを授かったことを結婚のきっかけとして表現する言葉。
  • 妊娠先行婚:妊娠が結婚に先行したという事実関係を比較的中立的に表現する言葉。

重要なのは、授かり婚という表現を使っているからといって、必ずしも計画的な妊娠だったとは限らないことです。反対に、できちゃった婚と呼ばれるカップルでも、結婚や出産を前向きに考え、妊娠を望んでいた場合があります。

妊娠が結婚の決め手になるケースもある

結婚を考えて交際していたものの、入籍の時期を具体的に決めていなかったカップルにとって、妊娠が将来を決断するきっかけになることがあります。

例えば、次のような経緯が考えられます。

  • 結婚するつもりだったが、仕事や経済的な事情から入籍を先延ばしにしていた。
  • 子どもを持ちたいという希望があり、結婚前から妊娠を意識していた。
  • 避妊について十分に話し合わないまま交際を続け、妊娠が判明した。
  • 避妊していたものの、コンドームの破損や使用上の問題などで妊娠した。
  • 妊娠を想定していなかったが、妊娠判明後に二人で話し合い、結婚を決めた。

つまり、同じできちゃった婚でも、妊娠に至った経緯や結婚を決断した理由は異なります。妊娠が結婚のきっかけになったという一点だけで、当事者の避妊意識や責任感を評価することはできません。

【なぜ避妊しない?】できちゃった婚につながる5つの心理と理由

できちゃった婚で避妊しなかった理由を考えるには、妊娠に対する希望、避妊の知識、性交渉に対する価値観、男女間の意思疎通などを分けて考える必要があります。

1. もともと妊娠・出産を望んでいた

最初から子どもが欲しいと考えていたカップルの場合、妊娠は予想外の出来事ではありません。

結婚の意思はあっても入籍前だったり、結婚式や新生活の準備が整う前だったりすることもあります。妊娠を優先して考えていたため、避妊をしなかったというケースです。

この場合、一般的にイメージされる「避妊を怠って妊娠した」という状況とは異なります。妊娠のタイミングと婚姻届の提出時期が前後しただけということもあります。

2. 妊娠しても構わないという曖昧な気持ちがあった

避妊しない心理として見落とせないのが、「積極的に子どもを望んでいるわけではないが、妊娠しても構わない」という曖昧な意識です。

例えば、次のような考え方です。

  • 妊娠したら、そのときに結婚を考えればよい。
  • まだ子どもを持つ予定はないが、妊娠したら育てるつもりでいる。
  • 自分たちは若いので、すぐに妊娠することはないと思っている。
  • 結婚を考えている相手なので、避妊に神経質になる必要はないと感じている。

こうした考え方では、妊娠を避けたいという意思が明確になっていません。結果として、避妊を積極的に行わない状況が生まれます。

妊娠を望んでいないことと、妊娠した場合には出産や結婚を受け入れることは別の問題です。この二つを混同すると、パートナー間で認識のずれが起こりやすくなります。

3. 避妊の知識が不十分で妊娠リスクを低く見積もっていた

妊娠に関する知識不足も、避妊しない理由の一つです。

例えば、排卵日を正確に予測できると思い込んだり、腟外射精なら妊娠しないと考えたりするケースがあります。しかし、月経周期には変動があり、自己判断だけで妊娠の可能性を排除することはできません。

また、性交渉の回数が少ないことや、長期間妊娠しなかった経験を理由に、自分たちは妊娠しにくいと思い込む場合もあります。

妊娠の成立には排卵や精子の状態など複数の条件が関係します。過去に妊娠しなかったからといって、次も妊娠しないとは限りません。

4. コンドームを使うと快感が損なわれると感じていた

コンドームを使わない理由として、装着の手間や性的な快感に対する不満も挙げられます。

国際協力NGOジョイセフが2025年に実施した「性と恋愛」意識調査では、妊娠を望んでいない性交渉で避妊しなかった経験について、若者世代では「避妊なしでも大丈夫だと思った」「快感が損なわれる」といった理由が上位に挙がりました。

これは、避妊の必要性を理解していても、その場の感情や快感を優先してしまう人がいることを示しています。

ただし、快感に対する不満は避妊しないことの正当な理由にはなりません。妊娠を望んでいないのであれば、二人で納得できる避妊方法を選ぶ必要があります。

5. パートナーに避妊を求められず、相手任せになっていた

避妊について話し合うこと自体に抵抗を感じる人もいます。

交際相手に嫌われたくない、雰囲気を壊したくない、避妊を求めることで信頼されていないと思われたくないといった心理が働く場合です。

特に、避妊の話題を切り出すことに慣れていないカップルでは、どちらか一方が相手に判断を任せてしまうことがあります。

しかし、避妊は一方だけが背負う問題ではありません。相手が避妊を拒否する、コンドームの使用を約束していたのに守らないといった状況では、単なる話し合い不足ではなく、性的な同意や関係性の問題として考える必要があります。

【2026年最新データ】できちゃった婚・妊娠・避妊の実態を統計で検証

できちゃった婚の実態を把握するうえで参考になるのが、厚生労働省の人口動態統計と国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査です。

2026年は、2025年に実施された第17回出生動向基本調査の結果が9月11日に公表されました。妊娠前の希望や夫婦の避妊行動を確認できる、最新の重要な資料です。

2025年の出生数と婚姻件数

厚生労働省が2026年9月30日に公表した2025年人口動態統計の確定数によると、2025年の出生数は67万1,270人で、10年連続の減少となりました。一方、婚姻件数は48万9,158組でした。

ただし、この数字だけでは、結婚前に妊娠した人の人数や、避妊をしなかった人の割合は分かりません。出生数と婚姻件数を単純に比較して、できちゃった婚の割合を計算することはできないのです。

第17回出生動向基本調査から見える夫婦の避妊行動

国立社会保障・人口問題研究所の2025年調査では、妻が50歳未満の夫婦について、過去1か月間に性交渉があった夫婦の64.2%が何らかの避妊を実行していました。

追加で子どもを持つ予定がない、または次の出産まで間隔を空けたいなど、出生調節の意図がある夫婦では、避妊実行率は74.2%に上昇しています。

現在実行している避妊方法では、コンドームが83.3%と最も多く、腟外射精が7.7%、ピルが6.9%でした。これらは現在避妊している夫婦における方法の選択率であり、全夫婦に占める利用率とは異なります。

妊娠前の希望と実際の妊娠には違いがある

同調査では、夫婦が経験した妊娠について、妊娠前にどのような予定だったかも調べています。

第一妊娠では「早く子どもが欲しかった」という意図的な妊娠が増加傾向にあり、「とくに考えていなかった」という自然に任せる意識は後退しています。

一方、「まだ妊娠するつもりではなかった」「もう妊娠するつもりはなかった」という意図しない妊娠も存在します。第三妊娠では望まない妊娠が9.3%、第四妊娠では15.9%、第五妊娠では27.7%でした。

こうした結果からも、妊娠は必ずしも当初の希望どおりに起こるものではなく、妊娠前の意思や家族計画を確認することが重要だと分かります。

主要な調査・統計と読み取れること
調査・関連主体 主なデータ・事実 読み取れることと注意点
厚生労働省・2025年人口動態統計 出生数67万1,270人、婚姻件数48万9,158組 出生と婚姻の全体像を示す。妊娠先行婚の件数は分からない。
国立社会保障・人口問題研究所・第17回調査 性交があった夫婦の避妊実行率64.2%。出生調節意図がある夫婦では74.2%。 夫婦の避妊行動を示す。未婚カップル全体の数字ではない。
国立社会保障・人口問題研究所・妊娠前の予定 第一妊娠では「早く子どもが欲しかった」という意図的な妊娠が多数を占める。 妊娠前の希望と妊娠の関係を把握できるが、結婚前後の時期とは別の指標。
ジョイセフ・2025年性と恋愛意識調査 妊娠を望まない性交渉で避妊しなかった経験は、若者の約2割、大人の約4割。 自己申告による経験の調査。避妊しない頻度や妊娠した人数を示すものではない。

出典は厚生労働省「令和7(2025)年人口動態統計(確定数)」、国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査」、ジョイセフ「性と恋愛2025」です。

なお、2026年11月時点で、できちゃった婚だけを全国的に集計した最新の公的統計は確認できません。妊娠が結婚のきっかけになった割合と、避妊しなかった割合も同じものではありません。統計を読むときには、この違いを押さえる必要があります。

【男女の意識差】避妊に対する考え方とパートナー間の話し合い

避妊をめぐる問題には、男性と女性の意識の違いも関係しています。妊娠する身体的な負担は女性側に生じますが、避妊の実行にはパートナー双方の協力が必要です。

避妊は男性がするものという認識が残っている

ジョイセフの2025年「性と恋愛」意識調査では、避妊は主に男性がするものだと回答した割合が、若者世代で約5割、大人世代では約7割に達しました。

この結果は、避妊を男性側の役割と考える意識が広く存在していることを示しています。

コンドームは男性が装着する避妊具であるため、男性の協力が欠かせません。一方、低用量ピルなど女性が主体的に利用できる避妊方法もあります。

問題は、どちらか一方に避妊の責任を押しつけることです。男性が「避妊は女性が考えること」と考えたり、女性が「男性がコンドームを用意するはず」と相手任せにしたりすると、実際の行動につながらない可能性があります。

避妊について話し合った経験が少ないカップルもいる

同じジョイセフの調査では、恋人やパートナーとセックスに関する希望を話したことがある人は、若者・大人の両世代で約3割にとどまりました。

性交渉に関する希望や不安を普段から話せていない場合、避妊についても具体的な合意がないまま関係が進んでしまうことがあります。

例えば、女性は妊娠を避けたいと思っているのに、男性は妊娠しても問題ないと考えているケースです。どちらも相手が同じ考えだと思い込んでいれば、避妊方法について合意する機会を失います。

避妊を断れない関係性には注意が必要

避妊をしなかった理由をすべて「二人の話し合い不足」で片付けることはできません。

相手がコンドームの使用を拒否する、避妊を求めると怒る、同意なく避妊具を外す、妊娠を望んでいない相手に妊娠を迫るといった行為は、単なる価値観の違いではありません。

こうした状況では、避妊の意思を尊重しないことや、妊娠に関する選択を相手が一方的に支配することが問題になります。

妊娠や出産に関する決定は、双方の意思を尊重しながら進めるべきものです。避妊を拒否されている場合には、関係を維持するために無理に応じる必要はありません。

【避妊方法を比較】コンドーム・低用量ピル・IUD・緊急避妊薬の違い

望まない妊娠を防ぐためには、自分たちの生活や身体の状態に合った避妊方法を選ぶことが大切です。代表的な方法には、それぞれ異なる特徴があります。

コンドーム:妊娠と性感染症の両方を予防できる

コンドームは日本で広く利用されている避妊方法です。男性器に装着して精液が腟内に入るのを防ぎます。

主なメリットは次のとおりです。

  • ドラッグストアなどで購入できる。
  • 性感染症の予防にも役立つ。
  • ホルモン剤を使用しない。
  • 性交渉の際に使用できる。

一方、途中で外れる、破れる、装着のタイミングが適切でないなどの問題が起こる可能性があります。

こども家庭庁のプレコンセプションケア情報では、コンドームの避妊失敗率は一般的な使用で約18%、理想的な使用で約2%と紹介されています。正しく使用することが大切です。

低用量ピル:女性が主体的に避妊できる方法

低用量ピルは、女性ホルモンを含む経口避妊薬です。正しく服用することで高い避妊効果が期待できます。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 女性自身が主体的に避妊を管理できる。
  • 正しく服用すれば高い避妊効果が期待できる。
  • 生理痛や月経周期の乱れなどの改善が期待できる場合がある。
  • 飲み忘れると避妊効果が低下する。
  • 吐き気や不正出血などの副作用が起こる場合がある。
  • 性感染症の予防にはならない。

服用に適しているかどうかは、体質や健康状態によって異なります。医療機関で相談し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

IUD・IUS:長期間の避妊を希望する人向け

IUDは子宮内に装着する避妊具で、銅付加IUDなどがあります。IUSは黄体ホルモンを放出する子宮内システムです。

こども家庭庁の情報では、これらの方法には高い避妊効果があり、種類によっては5年程度の効果が持続します。

毎日薬を飲む必要がないことがメリットですが、医療機関での挿入・抜去や定期的な診察が必要です。性感染症を防ぐ方法ではありません。

緊急避妊薬:避妊に失敗した場合の選択肢

避妊に失敗した場合や、避妊をしない性交渉があった場合には、緊急避妊薬という選択肢があります。一般にアフターピルとも呼ばれます。

こども家庭庁の情報では、性交後72時間以内にできるだけ早く服用することが案内されています。服用しても妊娠を100%防げるわけではありません。

2026年には入手環境にも大きな変化がありました。2026年2月2日から、研修を受けた薬剤師がいる一部の薬局・ドラッグストアで、処方箋なしの緊急避妊薬の販売が始まりました。

ただし、すべての薬局で購入できるわけではありません。厚生労働省は販売可能な薬局の一覧を公開しており、2026年10月1日にも一覧を更新しています。在庫や対応できる薬剤師の勤務状況が異なるため、事前に店舗へ確認することが推奨されています。

緊急避妊薬は日常的な避妊方法の代わりではなく、避妊の失敗などが起きたときの緊急手段です。服用後も妊娠の有無を確認する必要があります。

【望まない妊娠を防ぐ】パートナーとの話し合いで確認したい5つのこと

できちゃった婚そのものが問題なのではなく、妊娠を望んでいないにもかかわらず、十分な避妊ができない状況を防ぐことが大切です。

そのためには、性交渉の直前だけでなく、普段からパートナーと妊娠や避妊について話し合っておく必要があります。

1. 子どもを持つ時期について意見を共有する

結婚したい時期と子どもが欲しい時期は、必ずしも一致するとは限りません。

「いつか子どもが欲しい」という希望だけでは、現在妊娠してもよいのか、まだ避けたいのかが分かりません。具体的に、今すぐ妊娠してもよいのか、数年後にしたいのかを話し合いましょう。

2. 避妊方法を二人で決める

コンドームを使うのか、低用量ピルを服用するのか、ほかの方法を組み合わせるのかを具体的に決めることが大切です。

一方だけが避妊を管理するのではなく、それぞれがどのような役割を担うかを確認しておきましょう。

3. コンドームを使用するタイミングを確認する

コンドームは性交渉の途中からではなく、最初から正しく使用することが基本です。

また、破損や脱落などのトラブルがあった場合に、どう対応するかも事前に知っておくと安心です。

4. 避妊に失敗した場合の対応を決めておく

どれだけ注意していても、避妊に失敗する可能性はゼロではありません。

緊急避妊薬の存在や入手方法、医療機関への相談方法を知っておくことは、望まない妊娠を防ぐための備えになります。

特に緊急避妊薬は時間が重要です。避妊の失敗に気づいた場合には、自己判断で様子を見続けず、速やかに医療機関や対応可能な薬局に相談しましょう。

5. 相手の意思を尊重する

最も大切なのは、相手が望まない性交渉や避妊方法を無理に受け入れさせないことです。

妊娠を望んでいない人にとって、避妊は安心して交際を続けるための条件でもあります。避妊を拒否する相手に合わせる必要はありません。

もし避妊を求めても応じてもらえない、性的な同意を尊重してもらえないなどの問題がある場合は、信頼できる人や専門の相談窓口に相談することも選択肢です。

【できちゃった婚でなぜ避妊しない】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:できちゃった婚をする人は、最初から妊娠を望んでいたのでしょうか?
A1:必ずしもそうではありません。結婚前から妊娠を望んでいた人もいれば、妊娠しても構わないと考えていた人、避妊に失敗した人、妊娠を予想していなかった人もいます。妊娠したという結果だけで、当初の希望を判断することはできません。

Q2:できちゃった婚と授かり婚は何が違うのでしょうか?
A2:基本的には同じように、妊娠が結婚に先行したケースを指します。できちゃった婚は予想外の妊娠というニュアンスで使われることがあり、授かり婚は妊娠を肯定的に表現する言葉です。法律上の区別はありません。

Q3:コンドームを使用していても妊娠することはありますか?
A3:あります。破損や脱落、装着方法の誤りなどによって避妊に失敗する可能性があります。コンドームを正しく使用しても妊娠の可能性はゼロではありません。

Q4:避妊しない男性にはどのような心理があるのでしょうか?
A4:快感が損なわれると感じる、妊娠リスクを低く見積もっている、避妊の責任を相手に任せているなど、さまざまな理由が考えられます。ただし、すべての男性に当てはまるわけではなく、個人差があります。

Q5:低用量ピルを飲めばコンドームは必要ありませんか?
A5:低用量ピルは妊娠予防に役立ちますが、性感染症を防ぐことはできません。性感染症の予防も必要な場合には、コンドームを併用することが大切です。

Q6:2026年現在、緊急避妊薬は薬局で購入できますか?
A6:2026年2月2日から、厚生労働省が認めた一部の薬局やドラッグストアで、処方箋なしの緊急避妊薬が販売されています。研修を受けた薬剤師による対応が必要で、取り扱い店舗も限られます。厚生労働省の最新の販売可能店舗一覧を確認してください。

できちゃった婚でなぜ避妊しないのかという疑問に対する答えは、一つではありません。

妊娠を望んでいた人、妊娠しても構わないと考えていた人、避妊の知識や意識が十分ではなかった人、パートナーに避妊を求められなかった人、避妊していたにもかかわらず妊娠した人など、それぞれに異なる事情があります。

2026年9月に公表された第17回出生動向基本調査では、夫婦の避妊実行率や妊娠前の希望が明らかになりました。また、ジョイセフの2025年調査からは、避妊に対する男女の認識や、妊娠を望まない性交渉でも避妊しなかった経験がある人の存在が分かります。

ここから見えてくるのは、妊娠をめぐる問題には、個人の心理だけでなく、避妊知識、利用できる避妊方法、パートナーとの意思疎通、性別による役割意識などが関係しているということです。

プロの結論として重要なのは、妊娠した事実と、避妊をしなかったという判断を混同しないことです。できちゃった婚を一律に無責任と評価することも、授かり婚という言葉だけで計画的な妊娠だったと判断することも適切ではありません。

結婚するかどうか、子どもをいつ持つか、どの避妊方法を選ぶかは、カップルによって異なります。大切なのは、双方が妊娠や出産について自分の意思を持ち、納得したうえで選択できる関係を築くことです。

避妊は妊娠を防ぐためだけの行為ではなく、自分とパートナーの身体、生活、将来を守るための共同の判断です。妊娠を望む場合も望まない場合も、正しい知識を持ち、相手と話し合うことが何より大切です。

編集上の重要な補足: 2026年の最新統計を反映し、2025年人口動態統計の確定数と、2026年9月公表の第17回出生動向基本調査を採用しています。特に「できちゃった婚の全国発生率」と「避妊しなかった割合」を混同しない構成にしています。

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相沢 里奈

スポーツ報道8年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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