スーツにスニーカーを合わせるとダサいのか。それとも、仕事ができる大人の洗練された着こなしとして成立するのか。実は、印象を大きく左右するのはスニーカーそのものではなく、スーツとの相性、靴の色や素材、シルエットのバランスだ。2026年現在、ビジネスシーンでは快適性と見た目の上品さを両立したビジネススニーカーが選択肢として定着しつつある。
2026年7月には伊勢丹新宿店メンズ館も最新のビジネススニーカー特集を公開し、コンフォート系とエレガント系という2つの方向性を紹介した。一方、職場によっては依然として革靴が基本とされる。スーツに合うスニーカーの選び方から、メンズ・レディース別の着こなし、ニューバランスの取り入れ方、スニーカー通勤の服装マナーまで、失敗しない判断基準を整理する。
【結論】スーツにスニーカーはダサい?2026年は職場と着こなし次第であり

スーツにスニーカーを合わせること自体は、決してダサいわけではない。むしろ、スーツの素材やシルエットに合った靴を選べば、堅苦しさを抑えたスマートなビジネススタイルに仕上がる。
ただし、どんなスーツにも、どんなスニーカーにも合うわけではない。伝統的なウールスーツにランニング用の派手なスニーカーを合わせれば、足元だけが浮いて見える。反対に、適度にリラックスしたセットアップにシンプルなレザースニーカーを合わせれば、自然な統一感が生まれる。
実際の調査では8割がビジネスシーンでの着用を容認株式会社クロス・マーケティングが2024年11月14日に公表した「スニーカーに関する調査(2024年)」は、全国の20〜69歳の男女1,100人を対象に実施された。
ビジネスシーンでのスニーカー着用について、結果は次のとおりだった。
- ビジネスではスニーカーを避けたほうがよい:19.8%
- 会社の規定に反していなければ問題ない:27.2%
- ある程度フォーマルなデザインであればよい:13.2%
- ビジネス相手がカジュアルな服装であればよい:6.7%
- 全体のファッションとして違和感がなければよい:13.4%
- 全く問題ない、自由な服装をすべき:19.7%
ビジネスシーンで履いてもよいとする回答を合計すると80.2%になる。
ただし、この数字を「どんなスニーカーでも仕事で履いてよい」と解釈するのは早計だ。会社の規定やデザイン、相手との関係性を条件に挙げる人が多く、無条件での容認とは異なる。
特に男性50代では、スニーカーを避けたほうがよいという回答が32.7%に達した。年代や仕事上の立場によって、足元に求めるフォーマル感には違いがある。
つまり、スーツスニーカーの評価は、単純な流行だけでは決まらない。自分の職場と接する相手を踏まえた判断が必要だ。
2026年は「快適性」と「上品さ」の両立がポイント2026年7月29日公開の伊勢丹新宿店メンズ館の特集では、ビジネススニーカーを大きく2つに分類している。
1つ目は、クッション性や通気性などの機能性を重視したコンフォート系。2つ目は、革靴に近い上品な雰囲気を備えたエレガント系だ。
特に注目したいのは、単にスポーツシューズを仕事に持ち込むのではなく、スーツに合わせることを前提にデザインされた商品が紹介されている点である。
スーツとスニーカーの組み合わせは、もはや単なる休日ファッションの延長ではない。仕事着としての品格と、日常の歩きやすさをどう両立させるかが選択の基準になっている。
【理由を検証】スーツスニーカーがダサいと言われる5つの原因
スーツにスニーカーを合わせたとき、違和感が生まれるのには明確な理由がある。重要なのは、靴がスニーカーであることよりも、服装全体の方向性が一致しているかどうかだ。
1. フォーマルなスーツとスポーティーな靴が合っていない最も多い失敗が、スーツとスニーカーのテイストの不一致だ。
例えば、光沢のある濃紺のビジネススーツに、蛍光色のランニングシューズを合わせると、上半身はフォーマルなのに足元だけがスポーツウェアのように見えてしまう。
特に次のような組み合わせは注意したい。
- 細身のウールスーツと極端に厚いソールの靴
- ネクタイを締めた正統派スーツと派手なハイテクスニーカー
- 光沢のあるスーツと安っぽく見えるメッシュ素材
- リクルートスーツと休日感の強いキャンバススニーカー
スーツの格に対して靴のカジュアル度が高すぎると、まとまりを失いやすい。
2. スニーカーのボリュームが大きすぎるダッドスニーカーや厚底タイプは、足元に強い存在感を与える。
ストリートファッションでは魅力的なデザインでも、細身のスーツパンツと組み合わせると靴だけが大きく見える場合がある。
特に、パンツの裾が靴に何度も重なるような着こなしは避けたい。
スーツに合わせるなら、ローカットで横幅やソールの厚みが適度に抑えられたモデルが使いやすい。
3. 汚れや黄ばみで清潔感が失われているスーツはシワや汚れが目立ちにくい色を選んでいても、靴は意外に視線を集める。
白スニーカーの黄ばみ、黒スニーカーの擦れ、ソールの泥汚れなどは、全体の印象を大きく損なう。
高価なブランドのスニーカーであっても、手入れが行き届いていなければ好印象にはつながらない。
ビジネスで使う靴は、ファッションアイテムであると同時に身だしなみの一部だ。
4. パンツの丈と靴のバランスが悪い靴だけでなく、パンツの裾も要点だ。
スーツパンツが長すぎると、スニーカーの甲に生地がたまり、足元が重たい印象になる。逆に極端に短いパンツでは、靴だけが強調されることもある。
テーパードパンツなら裾が靴に自然に乗る程度、ストレートパンツなら靴のシルエットを邪魔しない長さが目安になる。
5. 職場や訪問先の雰囲気に合っていないファッションとして成立していても、職場で認められるとは限らない。
金融、法律、伝統的な営業職など、相手に対する格式や信頼感が重視される仕事では、革靴が適切な場合がある。
反対に、IT企業やクリエイティブ職など、ビジネスカジュアルが浸透している職場では、スニーカーが自然に受け入れられるケースもある。
見た目の良し悪しと、ビジネスマナーとして適切かどうかは分けて考えたい。
【2026年最新】ビジネススニーカーの選び方とスタイル別相性比較
スーツに合うスニーカーを探すなら、最初に確認したいのが素材・色・フォルムの3要素だ。
2026年のビジネススニーカー選びでは、機能性を重視するコンフォート系と、ドレス感を重視するエレガント系の2方向が参考になる。
スーツとスニーカーの相性比較| スーツ・スタイル | おすすめのスニーカー | 印象・相性 |
|---|---|---|
| 濃紺・チャコールのウールスーツ | 黒のレザースニーカー | 落ち着いた印象。職場の規定に注意 |
| グレーの機能性セットアップ | 白のコートスニーカー | 軽快で清潔感のある印象 |
| ネイビーのジャケパン | 黒・グレーのローカット | 大人っぽく自然なビジネスカジュアル |
| レディースのパンツスーツ | 白・黒のコンパクトなレザースニーカー | きれいめで軽やかな印象 |
| リラックスシルエットのセットアップ | ニューバランスの落ち着いた配色 | 程よい抜け感と機能性を両立 |
初めてスーツにスニーカーを合わせるなら、レザースニーカーがおすすめだ。
レザースニーカーは、アッパーに革を使用し、ソールにはラバーを採用したタイプ。革靴に近い上品さを保ちながら、スニーカーならではの歩きやすさを備えている。
特にスムースレザーは表面が滑らかで、ウールスーツやテーラードジャケットにもなじみやすい。
一方、キャンバス素材やメッシュ素材はカジュアル感が強い。ビジネスカジュアルなら使える場合もあるが、きちんとしたスーツと合わせる際には慎重に選びたい。
2026年のビジネススニーカー注目モデル伊勢丹新宿店メンズ館が2026年7月29日に公開した特集では、仕事で使いやすいモデルとして、次のような商品が紹介されている。
- REGAL「61HL GORE-TEX SURROUND」: 防水性と通気性を考慮した機能性重視のモデル。ワントーンのデザインでビジネススタイルにも取り入れやすい。掲載参考価格は25,300円。
- COLE HAAN「グランドプロ テニス 2.0 C43660」: コートスニーカー型のレザースニーカー。ミニマルなデザインでスーツやジャケパンにも合わせやすい。掲載参考価格は30,800円。
- YOAK「STANLEY 2.0」: マットな質感とワンカラーのデザインが特徴。装いを引き締めるエレガント系の選択肢。掲載参考価格は44,000円。
- ECCO「S.Lite Moc 54051」: ワックスレザーを使用したモカシンタイプ。スリッポンの着脱しやすさと上質な素材感を兼ね備える。掲載参考価格は27,500円。
価格は2026年7月の特集掲載時点のもの。販売価格や在庫は変動する。
これらに共通しているのは、スポーツ用の派手なデザインを前面に出すのではなく、仕事着に合わせやすい色や素材、フォルムを重視している点だ。
色は黒・白・グレーを基本にするビジネススニーカーの色選びは、スーツとのコントラストを考えると失敗しにくい。
黒スニーカーは、濃紺やチャコール、ブラックのスーツと相性がよい。特にアッパーからソールまで黒で統一したモデルは、足元の主張を抑えられる。
白スニーカーは、ネイビーやグレーのセットアップに合わせると軽快な印象になる。ただし、汚れが目立ちやすいため、定期的な手入れが欠かせない。
グレーは、黒ほど重たくならず、白ほど汚れが目立ちやすくない中間的な選択肢だ。ニューバランスなどのスポーツブランドを取り入れる際にも使いやすい。
伊勢丹の特集でも、黒のアッパーに白いソールを組み合わせたタイプは軽快に、黒一色のタイプはシックに見えると紹介されている。
【男女別コーデ】スーツに合うスニーカーのメンズ・レディース着こなし術
スーツスニーカーをおしゃれに見せるには、性別を問わず服装全体のシルエットを整えることが大切だ。ただし、パンツの形やジャケットのサイズ感によって、バランスの取り方には違いがある。
メンズ:黒スニーカーとセットアップで大人っぽくメンズのスーツに合うスニーカーを選ぶなら、まずは黒のレザースニーカーから始めたい。
例えば、チャコールグレーのセットアップに黒のレザースニーカーを合わせるスタイル。インナーに白シャツやシンプルなニットを取り入れれば、きちんと感を残しながら適度にカジュアルダウンできる。
おすすめの組み合わせは次のとおり。
- ネイビーのセットアップ+黒のレザースニーカー
- グレーのジャケット+黒のスラックス+白のコートスニーカー
- チャコールのジャケパン+グレーのローカットスニーカー
- 機能素材のセットアップ+黒のコンフォート系スニーカー
特にジャケパンは、上下の素材や色に変化があるため、スニーカーを取り入れやすい。
ただし、ジャケットがドレッシーな場合は、靴もレザー素材など上品なものを選ぶとまとまりやすい。
レディース:白スニーカーでパンツスーツに抜け感を出すレディースのスーツに合うスニーカーは、黒や白を基調としたシンプルなローカットが基本になる。
白のレザースニーカーは、ネイビーやグレーのパンツスーツに合わせると、足元が軽く見える。インナーにも白を取り入れれば、上下と靴の色が自然につながる。
おすすめは次のような組み合わせだ。
- ネイビーのパンツスーツ+白のレザースニーカー
- グレーのセットアップ+黒のローカットスニーカー
- ダブルジャケット+白のインナー+白スニーカー
- テーパードパンツ+グレーのシンプルなスニーカー
2026年7月に更新されたニッセンのレディース向け特集でも、ローカットのコンパクトな靴、本革や合皮のシンプルな白スニーカー、スーツ自体の適度なカジュアル感がポイントとして紹介されている。
特に就職活動用の黒無地スーツは、スニーカーと合わせると服装の方向性がちぐはぐになりやすい。シャドーチェックやストライプなど、程よい表情のあるセットアップを選ぶと自然にまとまりやすい。
ニューバランスをスーツに合わせるのはあり?ニューバランスは、スーツに合わせても問題ないブランドの一つだ。
ランニングシューズのイメージが強いものの、落ち着いた配色やシンプルなシルエットのモデルなら、セットアップやジャケパンにもなじむ。
ユナイテッドアローズのスーツガイドでも、ニューバランスをスーツと好相性のブランドとして紹介している。
ただし、ブランド名だけで判断するのは禁物だ。
選ぶ際は次の点を確認したい。
- 黒・グレー・ネイビーなど落ち着いた色
- ロゴが目立ちすぎないデザイン
- ソールのボリュームがスーツの裾と釣り合うこと
- パンツのシルエットを邪魔しない形
特にグレーのニューバランスは、ネイビーやチャコールのセットアップと色がなじみやすい。
一方、蛍光色を多用したモデルや極端に厚いソールのモデルは、ビジネスシーンではスポーティーに見えやすい。
ニューバランスなら何でもスーツに合うというわけではなく、モデルごとのデザインを見極めることが大切だ。
【服装マナー】スニーカー通勤が認められる職場と避けるべき場面
スニーカー通勤で最も注意したいのは、会社のドレスコードと仕事上の相手への配慮だ。
ファッションとしておしゃれに見えることと、仕事の場で適切であることは必ずしも一致しない。
会社の服装規定を最初に確認する企業によって服装ルールは異なる。
例えば、株式会社北海道日立システムズは2023年10月からドレスコードフリーを開始し、Tシャツやスニーカーでの出社も可能とする方針を公式発表した。
一方で、企業によってはオフィスカジュアルでもスニーカーを認めていない場合がある。
したがって、一般的なビジネスマナーだけを基準にするのではなく、自社の就業規則や服装ガイドラインを確認する必要がある。
スニーカーを避けたほうがよい場面次のような場面では、基本的に革靴を選ぶほうが無難だ。
- 重要な取引先との初回商談
- 役員や顧客との格式ある会議
- 冠婚葬祭
- 就職活動や採用面接
- ドレスコードが明確に定められた場所
特に冠婚葬祭では、スニーカーを使った着崩しは避けたい。
また、初めて訪問する取引先では、相手の服装や業界の慣習が分からないこともある。迷った場合は、革靴を選ぶことが安全だ。
革靴とスニーカーを使い分ける方法もある一日中同じ靴で過ごす必要はない。
伊勢丹の2026年特集でも、営業先への訪問時には革靴、オフィスでの内勤時にはスニーカーという使い分けが提案されている。
通勤時は歩きやすいスニーカーを履き、会社で革靴に履き替える方法も現実的だ。
外回りが多い日は革靴、社内業務が中心の日はビジネススニーカーというように、予定に応じて足元を選ぶとよい。
スニーカー通勤で守りたい5つの基本マナー1. 清潔感を保つ: 白い靴の黄ばみやソールの汚れを放置しない。
2. 靴下を適切に合わせる: 派手な柄や色は避け、パンツや靴になじむものを選ぶ。
3. ロゴや装飾を抑える: ビジネスではブランドの主張より全体の統一感を優先する。
4. パンツの裾を整える: 靴に生地がたまりすぎないようにする。
5. 訪問先に合わせる: 社内で認められていても、顧客訪問では革靴に切り替える判断を持つ。
スニーカー通勤は、自由な服装を楽しむことだけが目的ではない。歩きやすさと仕事上の信頼感を両立させることが本来のポイントだ。
【失敗しない実践術】黒・白スニーカーとジャケパンのおすすめコーデ
ここまでの選び方を踏まえ、実際に取り入れやすいコーディネートを紹介する。
黒スニーカー×スーツ:最も失敗しにくい組み合わせ初めてスーツスニーカーに挑戦する人には、黒のレザースニーカーが適している。
黒のアッパーと黒のソールを組み合わせたタイプなら、革靴に近い落ち着いた印象をつくれる。
濃紺やチャコールのスーツに合わせれば、靴だけが浮きにくい。
よりカジュアルに見せたい場合は、白いソールを組み合わせてもよい。ただし、白い部分が大きくなるほど軽快な印象が強まるため、職場の雰囲気を考えて選びたい。
白スニーカー×スーツ:清潔感と軽快さを演出白スニーカーは、ネイビーやライトグレーのセットアップと好相性だ。
特に白のレザースニーカーは、スポーティーになりすぎず、上品な雰囲気を保ちやすい。
要点は、靴だけを白くするのではなく、インナーにも白を取り入れること。
白シャツや白のカットソーと色をリンクさせることで、足元の白が唐突に見えなくなる。
一方、真っ黒のフォーマルスーツに真っ白のスニーカーを合わせる場合は、コントラストが強くなりやすい。カジュアルなセットアップに変更するか、黒いスニーカーを選ぶほうが自然だ。
セットアップ×スニーカー:2026年らしい着こなしスーツよりも少しリラックスしたセットアップは、スニーカーとの相性がよい。
おすすめは、ストレッチ素材やナイロン混紡など、軽さのある生地を使ったセットアップだ。
例えば、グレーのセットアップに白いコートスニーカーを合わせ、インナーは無地の白Tシャツにする。
ジャケットのきちんと感を残しながら、足元に軽快さを加えられる。
ただし、Tシャツが派手なプリント入りだったり、靴が厚底だったりすると、全体がカジュアルに寄りすぎる。インナーと靴のデザインはシンプルにまとめたい。
ジャケパン×ニューバランス:程よく力の抜けた大人のスタイルジャケパンは、スーツよりもスニーカーを取り入れやすいスタイルだ。
ネイビーのテーラードジャケットにグレーのスラックスを合わせ、グレーや黒のニューバランスを選ぶ。
インナーは白シャツや無地のニットにすると、スポーティーさを抑えながら統一感を出せる。
この組み合わせは、社内業務や比較的カジュアルな打ち合わせに向いている。
一方、格式の高い商談では、同じジャケパンでも革靴に切り替えるほうが安心だ。
避けたいスーツスニーカーの組み合わせ次のような着こなしは、ビジネスシーンでは避けたい。
- フォーマルな黒スーツ+蛍光色のランニングシューズ
- 細身のスラックス+極端な厚底スニーカー
- ネイビーのスーツ+派手な多色使いのスニーカー
- 白いスニーカー+黄ばみや泥汚れを放置した状態
- 長すぎるパンツ+ボリュームのあるスニーカー
共通するのは、足元だけが服装全体から切り離されて見えることだ。
スーツスニーカーを成功させるには、靴のデザインだけでなく、パンツの丈、ジャケットのサイズ感、インナーの色まで考える必要がある。
【スーツにスニーカーはダサい?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スーツにスニーカーを合わせるのはビジネスマナー違反ですか?
A1:必ずしもマナー違反ではない。会社がスニーカーを認めており、ビジネスカジュアルが許容されている職場なら問題ない場合が多い。ただし、重要な商談や冠婚葬祭などでは革靴を選ぶのが基本だ。
Q2:スーツには黒と白のどちらのスニーカーが合いますか?
A2:迷ったら黒がおすすめ。濃紺やチャコールのスーツになじみやすく、落ち着いた印象をつくれる。白はグレーやネイビーのセットアップとの相性がよく、清潔感や軽快さを演出できる。
Q3:ニューバランスをスーツに合わせるとダサいですか?
A3:ニューバランスだからダサいということはない。黒やグレーなど落ち着いたカラーで、ソールのボリュームが控えめなモデルならスーツにも合わせやすい。派手な配色や極端にスポーティーなモデルは避けるのが無難だ。
Q4:レザースニーカーは通勤にも使えますか?
A4:職場の服装規定で認められていれば通勤にも使える。特に黒や白のシンプルなレザースニーカーは、セットアップやジャケパンとの相性がよい。購入時はデザインだけでなく、フィット感やクッション性も確認したい。
Q5:レディースのスーツに白スニーカーを合わせても大丈夫ですか?
A5:オフィスカジュアルが認められている職場なら、白のレザースニーカーは有力な選択肢だ。ネイビーやグレーのパンツスーツと合わせ、インナーにも白を取り入れると自然にまとまる。靴の汚れやパンツの裾の長さにも注意したい。
スーツにスニーカーを合わせることは、2026年のビジネスファッションにおいて十分に成立する選択肢だ。
ただし、おしゃれに見えるかどうかは、ブランドや価格だけでは決まらない。
大切なのは、スーツのフォーマル度に合わせて靴のカジュアル度を調整すること。黒や白のレザースニーカー、シンプルなコートスニーカー、落ち着いた配色のニューバランスなどは、最初の一足として取り入れやすい。
一方、厚底や派手な配色、汚れた靴、裾がもたつくパンツは、全体の印象を崩しやすい。
また、職場の規定や取引先との関係性を考え、必要に応じて革靴と使い分けることも忘れてはならない。
【プロの結論】
スーツスニーカーを洗練された着こなしに変える最大の要点は、スニーカーを主役にしすぎないことだ。
靴だけを目立たせるのではなく、ジャケット、パンツ、インナー、足元までを一つのスタイルとして整える。そこに清潔感とTPOへの配慮が加われば、スーツにスニーカーを合わせても決してダサくはならない。
2026年のビジネスシーンでは、革靴かスニーカーかという二択ではなく、その日の仕事と相手に合わせて最適な一足を選べることが、大人の装いの新しい基準になっている。