「いいこととわるいこと」と検索している人が探している作品は、日本テレビ系で放送された考察ミステリードラマ『良いこと悪いこと』です。間宮祥太朗と新木優子がW主演を務め、2025年10月11日から12月20日まで全10話が放送されました。22年ぶりの同窓会、タイムカプセルから発見された顔を塗りつぶされた卒業アルバム、そして次々と起こる同級生の不審死。物語が進むにつれて、かつてのいじめと忘れ去られた少女の存在が事件の核心へとつながっていきます。
最大の謎は、連続殺人の実行犯と、その背後で計画を動かしていた人物の正体です。最終回では宇都見啓、今國一成、東雲晴香の関係が明らかになり、単なる復讐劇では終わらない結末が描かれました。2026年にはシナリオブックとBlu-ray・DVD BOXも発売されています。ここでは全10話の流れ、主要キャスト、犯人の動機、伏線回収、Huluオリジナルストーリー、関連商品の情報まで整理します。
【作品概要】ドラマ『良いこと悪いこと』のあらすじと基本情報

『良いこと悪いこと』は、日本テレビ系の土曜ドラマ枠で放送されたサスペンス作品です。
脚本はガクカワサキ、音楽はJun Futamataが担当。演出には狩山俊輔、滝本憲吾、長野晋也が参加しています。
物語の中心にあるのは、小学校時代の同級生たちが22年ぶりに再会したことで始まる連続不審死事件です。
主人公の高木将は、子どもの頃にクラスのリーダーとして君臨し、「キング」と呼ばれていました。一方、猿橋園子は転校生としてクラスにやってきた少女で、当時「どの子」と呼ばれ、いじめの標的になっていました。
大人になった2人は、かつての同級生たちが次々と事件に巻き込まれるなか、協力して真相を追い始めます。
しかし、事件の背景には園子へのいじめだけでは説明できない、さらに古い出来事が隠されていました。
第1話から最終回までのあらすじ物語の展開を理解するには、各話で何が明らかになったのかを順番に押さえることが重要です。
| 話数・放送日 | サブタイトル | 主な展開 |
|---|---|---|
| 第1話・10月11日 | 6人 | 22年ぶりの同窓会とタイムカプセル。卒業アルバムの異変から事件が始まる |
| 第2話・10月18日 | 歌 | ニコちゃんこと中島笑美に危険が迫り、園子との過去の因縁が明らかになる |
| 第3話・10月25日 | 絶交 | 3人目の犠牲者が発生。ターボーこと小山隆弘にも疑惑が向けられる |
| 第4話・11月1日 | 黒 | 羽立太輔を守ろうとする高木たち。過去の友情に隠された問題が浮かび上がる |
| 第5話・11月8日 | みんなの夢 | 元担任の大谷先生を訪ね、夢を記録した映像に事件の手がかりを探す |
| 第6話・11月15日 | 傘 | 園子が犯人扱いされ、さらに新たな殺人事件が発生する |
| 第7話・11月22日 | バトン | 大谷先生が遺体で発見され、失踪した羽立の過去にも注目が集まる |
| 第8話・12月6日 | 7人 | 忘れられていた7人目の仲間・森智也と、もう一人のドの子の存在が判明する |
| 第9話・12月13日 | カノン | 瀬戸紫苑の過去と宇都見の正体が明らかになり、ターボーも犠牲になる |
| 第10話・12月20日 | はじまり | 今國と東雲の関与、復讐計画の全貌、高木が選んだ最後の決断が描かれる |
※放送日は2025年。第9話は通常の放送開始時刻と異なり、午後9時30分から放送されました。
この10話構成の特徴は、毎回の事件が単独で完結せず、過去の記憶や人物関係を掘り起こすことで、次の謎につながっていく点です。
特に第8話から第10話は、物語の前提そのものが変わる重要な最終章となっています。
作品のタイトルに込められた意味『良いこと悪いこと』というタイトルは、単純な善悪の判断を問いかけるものではありません。
子ども時代の高木たちは、自分たちの行動を深刻な問題として受け止めていませんでした。からかい、仲間外れ、無視といった行為を、子ども同士の遊びや冗談として処理していたのです。
しかし、被害を受けた側にとって、その記憶は大人になっても消えません。
加えて、被害者だった人物が復讐のために新たな加害者になるという展開も描かれます。
誰かを傷つけた過去と、現在の自分が選ぶ行動。その両方を考えさせるタイトルです。
【キャスト一覧】キング・どの子・ターボーを演じた俳優と人物相関
本作の魅力は、間宮祥太朗と新木優子のW主演だけではありません。
森本慎太郎、戸塚純貴、深川麻衣、木村昴など、物語の謎に深く関係する出演者が多数参加しています。
主要キャラクターと出演俳優| 登場人物 | 俳優 | 役柄・人物関係 |
|---|---|---|
| 高木将(キング) | 間宮祥太朗 | 元クラスのリーダー。実家の塗装会社を継いだ社長 |
| 猿橋園子(どの子) | 新木優子 | 元同級生。週刊アポロの記者 |
| 小山隆弘(ターボー) | 森本慎太郎(SixTONES) | 高木の親友。アプリ開発会社を経営 |
| 東雲晴香 | 深川麻衣 | 園子の同僚で週刊アポロの記者 |
| 今國一成 | 戸塚純貴 | スナック「イマクニ」の店主 |
| 宇都見啓 | 木村昴 | 警視庁捜査一課の刑事 |
| 森智也(博士) | 古舘佑太郎 | 忘れられていた7人目の仲間。小学校教師 |
| 瀬戸紫苑 | 大後寿々花 | 高木たちが過去にいじめていた少女 |
| 土屋ゆき | 剛力彩芽 | 元6年1組の同級生 |
| 小林紗季(委員長) | 藤間爽子 | 元学級委員長 |
| 桜井幹太(カンタロー) | 工藤阿須加 | 元同級生。居酒屋経営者 |
| 中島笑美(ニコちゃん) | 松井玲奈 | 元同級生 |
| 豊川賢吾(トヨ) | 稲葉友 | 元同級生。美容師 |
| 羽立太輔(ちょんまげ) | 森優作 | 元同級生 |
| 武田敏生(貧ちゃん) | 水川かたまり | 元同級生。薬剤師 |
| 大谷典代 | 赤間麻里子 | 高木たちの元担任 |
| 高木加奈 | 徳永えり | 高木の妻 |
| 高木花音 | 宮崎莉里沙 | 高木の娘 |
| 五十嵐駿 | 矢柴俊博 | 週刊アポロ編集長 |
| 松井健 | 秋谷郁甫 | 週刊アポロの新入社員 |
| 丸藤萌 | 田中美久 | スナックのアルバイト |
| 金田大樹 | 木津つばさ | 警視庁捜査一課の刑事 |
| 吉岡愛 | 玉田志織 | 警視庁捜査一課の刑事 |
※瀬戸紫苑の小学生時代は吉田帆乃華が演じています。公式キャスト・相関図に掲載された情報を中心に整理しています。
間宮祥太朗が演じる高木将(キング)小学生の頃は仲間たちからキングと呼ばれ、周囲を従わせる立場にいました。
しかし、大人になった高木は実家の塗装会社を継ぎ、妻と娘を持つ普通の父親として暮らしています。
この変化が物語の要点です。
高木は自分が過去にしたことを長い間忘れていました。事件を追うなかで、自分が誰かの人生にどれほど大きな影響を与えていたのかを知ることになります。
間宮祥太朗の演技では、かつてのリーダーとしての自信と、過去の責任に直面した現在の戸惑いが対照的に描かれています。
新木優子が演じる猿橋園子(どの子)猿橋園子は、高木たちの小学校に転校してきた少女です。
当時は「どの子」と呼ばれ、集団から孤立させられていました。
大人になった園子は週刊アポロの記者として働いています。
事件の真相を追うなかで、過去に自分を傷つけた高木と再び関わることになります。
園子の立場は複雑です。被害者でありながら、事件の真相を明らかにするために、かつての加害者と協力しなければなりません。
新木優子は、過去の傷を抱えながらも記者として事実を追う園子の強さと葛藤を演じています。
森本慎太郎が演じる小山隆弘(ターボー)小山隆弘は、高木の親友だった人物です。
あだ名はターボー。大人になってからはアプリ開発会社を経営しています。
序盤では、長い間連絡を取っていなかった高木との再会や、事件に対する不自然な態度から疑惑を向けられます。
第3話では園子からも疑われ、視聴者の間でも犯人候補として注目されました。
しかし、最終的に明らかになるのは、ターボーが事件を裏で操る人物ではなかったという事実です。
彼は物語の後半で重要な犠牲者となり、高木にとってかけがえのない親友を失う悲劇につながります。
【不審死の真相】同級生を襲った連続事件と真犯人の正体
※ここからは最終回までの重大なネタバレを含みます。
同級生はなぜ次々と狙われたのか事件の発端は、2025年に開催された小学校の同窓会です。
高木たちは22年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こします。
ところが、中に入っていた卒業アルバムには、6人の顔が黒く塗りつぶされていました。
その後、元同級生たちが次々と不審な死を遂げます。
主な犠牲者は以下の6人です。
- 武田敏生(貧ちゃん)
- 中島笑美(ニコちゃん)
- 桜井幹太(カンタロー)
- 大谷典代(大谷先生)
- 羽立太輔(ちょんまげ)
- 小山隆弘(ターボー)
事件の特徴は、被害者たちが子ども時代に語っていた夢や、当時の出来事が犯行に結びついていることです。
犯人は単に同級生を狙っていたのではなく、彼らの過去を把握したうえで、夢に関係する形で復讐を実行していました。
忘れられていた7人目・森智也の正体第8話で大きな注目を集めたのが、森智也の存在です。
森は博士という名前で知られ、かつて高木たちと同じクラスにいた人物でした。
高木たちは森の存在を忘れていましたが、過去の映像や手がかりから、仲間が6人だけではなかったことに気づきます。
演じているのは古舘佑太郎です。
森は高木の娘・花音が通う小学校の教師になっていました。
そのため、高木にとっては過去と現在が直接つながる存在でもあります。
ただし、森は連続殺人の実行犯ではありません。
この点は重要です。森が怪しい人物として描かれたため、視聴者の間では犯人説が強まりましたが、最終回まで見ると、事件の本当の構図は別にありました。
もう一人のドの子・瀬戸紫苑第8話から第9話にかけて、物語の根幹を変える人物が登場します。
その人物が瀬戸紫苑です。
紫苑は高木たちが小学5年生だった頃、同じクラスにいた少女でした。
ピアノが得意だったものの、リコーダーの発表で「ド」の音を出せなかったことから、ドの子と呼ばれてからかわれるようになります。
その後、紫苑は不登校となり、転校してしまいました。
そして6年生になってから転校してきたのが園子です。
つまり、園子が最初のドの子ではなかったのです。
高木たちは、紫苑に対してもいじめをしていた過去を忘れていました。
この事実によって、事件の発端が園子へのいじめよりさらに古い出来事にあったことが判明します。
連続殺人の実行犯は宇都見啓物語の序盤から高木たちの捜査に関わり、事件を解決する側の人間として登場します。
ところが、第9話でその正体が明らかになります。
宇都見こそ、同級生たちを次々と襲った連続殺人の実行犯でした。
彼は瀬戸紫苑の婚約者です。
紫苑は1年前に亡くなっており、宇都見は彼女の死をきっかけに復讐を決意していました。
紫苑が亡くなった背景には、高木たちによる過去のいじめがあります。
高木が娘の花音を連れて紫苑のピアノ教室を訪れたことをきっかけに、紫苑は過去のトラウマを思い出し、再び深い苦しみを抱えることになりました。
宇都見は紫苑を失った悲しみと怒りから、高木たちへの復讐を実行します。
第9話では、小山隆弘も宇都見に殺害されます。
高木の親友だったターボーまで犠牲になったことで、事件は最も悲劇的な局面を迎えました。
真犯人は宇都見だけではなかった第9話で宇都見が逮捕されたことで、事件は解決したように見えます。
しかし、最終回ではさらに重要な真相が明らかになります。
宇都見の背後には、今國一成と東雲晴香がいました。
2人も紫苑と同じタクト学園に関係する人物であり、紫苑の死に深い悲しみを抱えていました。
最終回では、3人が共謀して復讐計画を進めていたことが判明します。
それぞれの役割は次のとおりです。
- 宇都見啓: 同級生たちへの連続殺人を実行した人物。
- 今國一成: 高木に接近し、復讐計画の実現を支えた人物。
- 東雲晴香: 報道を通じて高木の過去を世間に知らせた人物。
つまり、犯人を一人だけ挙げるなら連続殺人の実行犯は宇都見ですが、事件全体を理解するには今國と東雲を含めた3人の共謀として捉える必要があります。
【最終回ネタバレ】今國と東雲の目的、最後に高木が選んだ結末
今國一成はなぜ高木に近づいたのか戸塚純貴が演じる今國一成は、スナック「イマクニ」の店主です。
高木や宇都見たちが集まる場所を経営しており、物語の中では比較的親しみやすい人物として描かれていました。
しかし、最終回ではその立場が大きく変わります。
今國は紫苑と同じタクト学園の出身者であり、彼女の死に対する復讐計画に参加していました。
高木が偶然を装った接点から店に通うようになったことも、計画の一部でした。
今國は高木の行動や交友関係を把握し、宇都見たちの復讐が進むように協力していたのです。
加えて、スナックのロゴとタクト学園の校章が似ていることも、両者を結びつける伏線として回収されました。
東雲晴香が記事を書いた理由深川麻衣が演じる東雲晴香は、園子の同僚です。
最終回では、東雲が過去にいじめを経験しており、タクト学園で紫苑と同級生だったことが判明します。
彼女は週刊アポロの記事を通じて、高木たちの過去のいじめを世間に知らせました。
その結果、高木の会社には嫌がらせが発生し、娘の花音も学校でいじめを受けるようになります。
東雲の行動には、いじめを社会的な問題として明らかにしたいという目的がありました。
しかし、加害者本人への批判が家族にまで及んだことで、別の被害を生み出す結果となってしまいます。
この展開は、本作が問いかける正義の危うさを象徴しています。
今國が仕掛けた最後の計画最終回で特に重要なのが、高木に対する最後の復讐計画です。
今國たちの目的は、高木を単に苦しめることではありませんでした。
高木が子どもの頃に抱いていた「ヒーローになりたい」という夢を利用し、彼自身に新たな罪を犯させようとしたのです。
今國は高木に銃を向けさせ、自分を殺させることで、高木を殺人犯に変えようとしました。
つまり、かつていじめによって他人の人生を傷つけた高木を、今度は自分自身の行動によって犯罪者にしようとしたのです。
そこには、いじめの加害者が社会的に責任を問われず、時間が経てば過去を忘れてしまうことへの怒りがありました。
高木は今國を撃たなかった高木は最終的に、今國を撃つことを選びませんでした。
自分が過去にしたことを認め、謝罪し、復讐によって新たな被害を生み出さない道を選んだのです。
その後、高木は園子の独占インタビューに応じます。
自分が過去に行ったいじめを公にし、これからも変わろうとし続ける決意を示しました。
ここで描かれたのは、過去の罪をなかったことにする展開ではありません。
高木がいじめをした事実は消えず、紫苑が受けた苦しみも、亡くなった同級生たちの命も戻りません。
それでも、過去を認めたうえで、今後の行動を変えることはできる。
本作はその選択を最終回の答えとして提示しました。
最終回が伝えた本当のメッセージこの作品の結末を、単純に「悪い人が捕まって終わった」と捉えると、重要な部分を見落とします。
宇都見たちは紫苑を失った被害者でもありました。しかし、復讐を選んだことで、今度は自分たちが新たな加害者になってしまいます。
また、東雲が高木の過去を公表したことで、花音までいじめの対象になりました。
過去の加害者を罰することと、その家族を傷つけることは同じではありません。
高木は過去を隠すことをやめましたが、今國への復讐によって問題を終わらせようとはしませんでした。
この選択こそ、最終回のタイトル「はじまり」に込められた意味の一つです。
【伏線回収・主題歌】『良いこと悪いこと』が最後まで視聴者を引きつけた理由
伏線1:塗りつぶされた卒業アルバム物語の最初に登場した、顔が黒く塗りつぶされた卒業アルバム。
この演出は、単なる犯人からの挑戦状ではありませんでした。
高木たちが忘れていた過去の人物や、いじめによって傷ついた人々の存在を象徴していました。
物語の終盤で森智也や瀬戸紫苑の存在が判明すると、アルバムに隠されていた意味も変わります。
伏線2:7人目の仲間・森智也高木たちが仲良し6人組だと思っていた集団には、もう一人仲間がいました。
それが森智也です。
森は博士という名前で登場し、事件に関係する人物として疑われました。
しかし、彼の役割は単純な犯人ではありません。
高木たちが忘れていた仲間の存在を思い出させることで、過去の記憶に欠落があることを明らかにしました。
伏線3:もう一人のドの子園子がどの子と呼ばれていたことは、序盤から物語の重要な要素でした。
しかし、第8話以降に明らかになるのは、園子より前に瀬戸紫苑というドの子が存在していたことです。
この事実によって、高木たちのいじめが一度きりの出来事ではなく、過去から繰り返されていたことが分かります。
伏線4:イマクニとタクト学園の共通点最終回で回収された重要な伏線の一つが、スナック「イマクニ」のロゴとタクト学園の校章です。
一見すると関係のない施設と店舗ですが、デザインの共通点が今國の過去を探る手がかりになりました。
今國が紫苑と同じ学園にいたことを知ることで、事件の背後に複数の協力者がいたことが明らかになります。
伏線5:夢と復讐の関係本作では、子ども時代に語った夢が何度も登場します。
夢は本来、将来への希望や期待を表すものです。
ところが、犯人はそれを利用して、同級生たちに過去の記憶と恐怖を突きつけました。
高木のヒーローという夢も、最後には今國の復讐計画に利用されます。
夢という希望が、復讐の道具へ変わる構造が、本作のサスペンスを支えていました。
主題歌はポルノグラフィティの「アゲハ蝶」主題歌を担当したのは、ポルノグラフィティです。
楽曲は2001年6月27日に発売されたシングル「アゲハ蝶」。
2000年代の平成を代表するヒット曲の一つであり、ドラマの世界観にある懐かしさと切なさを音楽で表現しています。
日本テレビの公式発表では、平成の雰囲気を感じさせる作品を力強く彩る楽曲として紹介されました。
2001年発売の楽曲を2025年のドラマに採用したことは、22年前の記憶と現在をつなぐ演出とも相性がよいものでした。
単に人気曲を使用しただけではなく、物語全体に流れる時間の感覚を強める役割も担っています。
【2026年最新情報】Huluオリジナルストーリー・TVer記録・シナリオブック・DVD
Huluオリジナルストーリーは全2話『良いこと悪いこと』には、地上波の全10話とは別に、Hulu独占配信のオリジナルストーリーがあります。
タイトルは9.5話「犬」と10.5話「良いこと悪いこと」です。
それぞれ本編の重要な部分を補完する内容になっています。
9.5話「犬」
高木が葬儀から帰宅した後、妻の加奈から渡されたDVDを確認するところから始まります。
映っていたのは、かつて高木たちが川で犬を助けた際に、ニュースの取材を受けた映像でした。
高木は、委員長が話していた出来事を思い出します。
映像には、子ども時代の高木やターボー、貧ちゃん、カンタロー、ニコちゃん、ちょんまげたちの姿が残されていました。
このエピソードは、事件の暗い展開とは対照的に、かつての仲間たちにも確かに良い思い出があったことを示しています。
10.5話「良いこと悪いこと」
最終回で事件の真相が明らかになった数日後を描いた後日談です。
高木や園子たちは、事件が終わった後も過去の出来事と向き合いながら、それぞれの日常を取り戻そうとします。
しかし、頭では理解していても、簡単には行動を変えられません。
そんな中、花音が学校の宿題で「将来の夢」を絵に描くことになります。
本編の結末を補い、事件後の登場人物たちが何を考え、どのように前へ進もうとしているのかを描く物語です。
視聴順は、次のとおりです。
1. 第1話~第9話
2. Huluオリジナル9.5話「犬」
3. 第10話「はじまり」
4. Huluオリジナル10.5話「良いこと悪いこと」
本編だけでも事件の真相は理解できますが、Hulu版まで見ることで、高木たちの過去とその後の変化をより深く理解できます。
TVer再生回数は日テレのレギュラードラマ歴代1位本作は配信面でも大きな反響を集めました。
日本テレビの発表によると、2025年12月6日放送の第8話は、8日間のAVOD再生回数が366万回を記録しました。
これは日本テレビのレギュラードラマ歴代1位の記録です。
加えて、12月14日時点のTVer累計再生回数は、関連動画を含めて46,615,912回を突破しました。
Huluの12月17日付発表では、TVerのトータル再生数が4,800万回を突破したとされています。
数字が異なるのは集計日が違うためです。
また、ここでいう歴代1位は日本テレビのレギュラードラマにおける8日間のAVOD再生記録であり、すべてのテレビ番組を対象とする総合ランキングとは異なります。
こうした数字の伸びには、毎週の放送後に新たな犯人候補や伏線が話題になる構成が影響したと考えられます。
視聴者がリアルタイムで考察し、次の放送で答え合わせをする楽しみが、配信視聴の継続にもつながった作品です。
2026年3月16日発売『良いこと悪いこと シナリオブック』2026年3月16日には、宝島社から公式シナリオブックが発売されました。
| 項目 | 商品情報 |
|---|---|
| 商品名 | 良いこと悪いこと シナリオブック |
| 発売日 | 2026年3月16日 |
| 脚本 | ガクカワサキ |
| 発行 | 宝島社 |
| 定価 | 2,420円(税込) |
| 判型 | 四六判 |
| ページ数 | 400ページ |
| ISBN | 978-4-299-07649-6 |
収録内容は以下のとおりです。
- 本編全10話のシナリオ
- Huluオリジナルストーリーのシナリオ
- 登場人物の相関図
- 脚本家ガクカワサキとプロデューサー鈴木将大の特別対談
特に注目したいのは、ドラマ放送中に話題になった伏線や、主題歌に「アゲハ蝶」を採用した理由、別のエンディング案などについての制作側の裏話です。
視聴者が放送中に考えていた犯人考察や伏線回収を、脚本家・プロデューサーの視点から振り返れる点が魅力です。
2026年11月現在、宝島社公式通販の商品ページでは売り切れ表示となっています。購入を検討する場合は、書店や他の販売店の在庫状況も確認するとよいでしょう。
2026年6月10日発売 Blu-ray・DVD BOX本編を高画質で保存したい人には、バップから発売されたBlu-ray BOX・DVD BOXがあります。
発売日は2026年6月10日です。
| 項目 | Blu-ray BOX | DVD BOX |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年6月10日 | 2026年6月10日 |
| 価格(税込) | 29,040円 | 22,990円 |
| 品番 | VPXX-72157 | VPBX-14284 |
| ディスク数 | 4枚組 | 4枚組 |
| 本編ディスク | 3枚 | 3枚 |
| 特典ディスク | 1枚 | 1枚 |
| 収録時間 | 本編約450分+特典映像 | 本編約450分+特典映像 |
共通特典は次のとおりです。
- 撮影の裏側を収録したメイキング映像
- オールカラーブックレット
- 先着購入者特典のオリジナルステッカー6枚セット
※先着購入者特典は数量限定で、現在の配布状況は販売店によって異なります。
Blu-rayは高画質で映像を楽しみたい人におすすめです。一方、DVDは購入価格を抑えたい人や、DVD再生環境を利用している人に向いています。
特典映像やブックレットも含めて作品を楽しみたい場合は、購入前に販売店の商品仕様を確認すると安心です。
【プロの結論】『良いこと悪いこと』の本当の見どころは犯人当てだけではない
本作が多くの視聴者を引きつけた理由は、単純に犯人が誰なのか分からないという謎解きだけではありません。
物語の中心にあるのは、過去に誰かを傷つけた人間が、その事実を忘れたまま大人になったとき、何が起きるのかという問題です。
いじめは時間が経過しても消えない高木たちは、紫苑や園子を傷つけた過去を忘れていました。
しかし、被害を受けた側にとって、その記憶は長く残っていました。
この認識の差が事件の根本にあります。
加害者が忘れているからといって、被害者の苦しみまで消えるわけではありません。
本作が描いたのは、記憶の非対称性です。
復讐は新しい加害を生み出す宇都見、今國、東雲は紫苑の死をきっかけに復讐を選びました。
しかし、その行動は新たな命を奪い、高木の娘である花音にまで被害を及ぼしました。
被害者のためという理由があっても、他人を傷つける行為が正当化されるわけではありません。
本作は、正義を掲げた復讐が新たな加害へ変わる危険性を描いています。
高木の選択が示した責任の取り方最終回で高木が選んだのは、今國への復讐ではありませんでした。
自分がしたことを認め、世間に公表し、その責任を背負って生きることでした。
謝罪したからといって過去が消えるわけではありません。
許されることと責任を取ることも同じではありません。
それでも、過去から逃げず、これからの行動を変えることには意味があります。
この点が、本作の結末を単なる復讐ミステリーとは異なるものにしています。
どんな人におすすめできる作品かおすすめできる人
- 犯人考察や伏線回収が好きな人
- 最終回で物語全体の意味が変わる作品を楽しみたい人
- 人間関係や心理描写を重視するサスペンスが好きな人
- 2000年代の音楽や平成の小学校時代を懐かしく感じる人
- 事件の背景にある社会問題まで考えたい人
好みが分かれる可能性がある人
- 殺人事件の謎解きだけを楽しみたい人
- いじめや復讐を扱う重いテーマが苦手な人
- 登場人物の過去や心理描写より、テンポの速いアクションを求める人
本作は、犯人を当てることだけを目的に見るよりも、各人物がなぜその行動を選んだのかを考えながら見ることで、より深く楽しめます。
【よくある質問】『良いこと悪いこと』に関するFAQ
Q1:ドラマ『良いこと悪いこと』は全何話ですか?
A1:日本テレビ系で放送された全10話のドラマです。2025年10月11日に放送が始まり、12月20日に最終回を迎えました。Huluでは別途、オリジナルストーリー2話も配信されています。
Q2:『良いこと悪いこと』の真犯人は誰ですか?
A2:連続殺人事件の実行犯は宇都見啓(木村昴)です。ただし、事件全体には今國一成(戸塚純貴)と東雲晴香(深川麻衣)も共謀者として関与していました。
Q3:キングとどの子を演じているのは誰ですか?
A3:キングこと高木将は間宮祥太朗、どの子こと猿橋園子は新木優子です。2人がW主演を務めています。
Q4:ターボーは犯人ですか?
A4:いいえ。ターボーこと小山隆弘を演じるのは森本慎太郎です。事件の黒幕ではなく、最終的に宇都見によって命を奪われる犠牲者となります。
Q5:森智也は真犯人ですか?
A5:いいえ。森智也は博士と呼ばれる7人目の元同級生ですが、連続殺人の実行犯ではありません。
Q6:Huluオリジナルストーリーは何話ありますか?
A6:全2話です。9.5話「犬」と10.5話「良いこと悪いこと」があり、事件の前後にある登場人物たちの物語を楽しめます。
Q7:主題歌は何ですか?
A7:ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」です。2001年6月27日に発売されたシングルで、ドラマの平成らしい雰囲気を彩っています。
Q8:シナリオブックはいつ発売されましたか?
A8:2026年3月16日に宝島社から発売されました。価格は2,420円(税込)で、本編全10話とHuluオリジナルストーリーのシナリオ、制作陣の特別対談などを収録しています。
Q9:Blu-ray・DVD BOXの発売日はいつですか?
A9:2026年6月10日です。Blu-ray BOXは29,040円、DVD BOXは22,990円(税込)で、どちらも4枚組です。
Q10:TVer再生回数は本当に歴代1位ですか?
A10:日本テレビのレギュラードラマにおける8日間のAVOD再生回数で歴代1位を記録しました。第8話は366万回を記録し、TVerの累計再生回数も2025年12月17日時点で4,800万回を突破しています。
『良いこと悪いこと』は、同窓会とタイムカプセルをきっかけに始まった連続殺人事件を通じて、子ども時代のいじめと復讐の連鎖を描いた全10話のミステリーです。
間宮祥太朗演じるキング、新木優子演じるどの子、森本慎太郎演じるターボーを中心に、物語は予想外の方向へ進んでいきました。
最終的に、連続殺人の実行犯は宇都見啓であり、今國一成と東雲晴香も瀬戸紫苑への復讐計画に関与していたことが判明します。
そして、高木は最後に復讐ではなく、自分の過去を公表して責任を背負うことを選びました。
2026年にはシナリオブックとBlu-ray・DVD BOXも発売され、Huluでは本編を補完するオリジナルストーリーも楽しめます。
犯人が誰だったのかを知った後にもう一度見返すと、序盤の会話や何気ない映像、人物同士の関係に隠された伏線が違った意味を持って見えてきます。
『良いこと悪いこと』の最大のテーマは、過去の過ちをなかったことにはできなくても、これからの行動は変えられるということです。
犯人考察を楽しんだ人も、人間ドラマとして作品を見た人も、最終回とHuluの10.5話まで振り返ることで、作品が伝えようとしたメッセージをより深く受け取れるはずです。
主な事実確認資料
- 日本テレビ公式:作品概要・全話あらすじ・キャスト・相関図。
- 日本テレビ公式:Huluオリジナルストーリー、シナリオブック、Blu-ray・DVD発売情報。
- 共同通信配信記事:最終回の真相と3人の共謀関係。
- ENCOUNT:TVer再生記録と累計再生数。
- ポルノグラフィティ公式:主題歌「アゲハ蝶」の発表。