ホーム スポーツ 全国サッカー高校大会2026最新情報|日本の選手権と韓国大会の違いを徹底解説

全国サッカー高校大会2026最新情報|日本の選手権と韓国大会の違いを徹底解説

相沢 里奈 相沢 里奈 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

「全国サッカー 高校」と検索すると、日本の全国高校サッカー選手権大会に関する情報が中心に表示されます。一方、検索結果には「全国サッカー選手権大会」という名称の韓国の歴史的なサッカー大会が混在することもあります。この2つは名称こそ似ていますが、開催国、参加資格、競技の位置づけ、歴史がまったく異なる大会です。

日本の全国高校サッカー選手権大会は、1917年に始まった高校生年代の全国大会で、2026年度は第105回大会が開催されます。一方、韓国の全国サッカー選手権大会(전국축구선수권대회)は、1946年に始まった成年のセミプロ・アマチュアクラブを対象とする大会で、2000年を最後に終了。2001年には韓国FAカップへ統合されました。2026年の最新情報と歴史的な経緯を整理すると、検索語の混同が生じる理由も見えてきます。

【最初に整理】全国サッカー高校大会と韓国の全国選手権は別物

全国サッカー高校

「全国サッカー 高校」という検索キーワードで最初に確認したいのは、どの国の、どの年代を対象にした大会なのかという点です。

日本で一般的に全国高校サッカーと呼ばれるのは、正式名称を「全国高等学校サッカー選手権大会」という冬の全国大会です。全国の高校サッカー部が各都道府県の予選を勝ち抜き、全国の頂点を争います。

これに対して、韓国の「全国サッカー選手権大会」は、韓国語で「전국축구선수권대회」と表記される歴史的な国内大会です。対象は高校生ではなく、成年のセミプロおよびアマチュアのサッカークラブでした。

つまり、両大会は「全国」「サッカー」「選手権」という言葉が共通しているだけで、競技カテゴリーそのものが違います。

日本と韓国の大会を比較

検索結果を読み分ける際には、次の違いを押さえておくと混乱しません。

  • 日本: 全国高等学校サッカー選手権大会。高校生年代の学校代表が参加する。
  • 韓国: 全国サッカー選手権大会。成年のセミプロ・アマチュアクラブが参加していた。
  • 日本の大会の主な開催時期: 12月末から翌年1月。
  • 韓国の旧大会の開催期間: 1946年から2000年までの歴史的な大会。
  • 韓国の2001年以降: 全国サッカー選手権大会はFAカップに統合された。

特に注意したいのは、韓国の大会が高校サッカーの国際大会や、日本の高校選手権の韓国版ではないという点です。検索キーワードに「高校」が含まれていても、検索エンジンが韓国の大会の歴史情報を関連候補として表示することがあります。

【2026年度最新】第105回全国高校サッカー選手権の日程・出場校

2026年11月2日時点で、日本の高校サッカー全国大会として開催が決まっているのが、令和8年度・第105回全国高等学校サッカー選手権大会です。

日本サッカー協会(JFA)は2026年10月21日に大会概要を発表しました。開幕は2026年12月28日、決勝は2027年1月11日。年をまたいで開催されるため、2026年大会と呼ばれる場合でも、決勝の日付は2027年になります。

第105回大会の基本情報
  • 正式名称: 令和8年度 第105回全国高等学校サッカー選手権大会
  • 開会式・開幕戦: 2026年12月28日(月)
  • 決勝: 2027年1月11日(月・祝)
  • 参加チーム: 48チーム
  • 主な開催地域: 東京・神奈川・埼玉・千葉
  • 大会方式: ノックアウト方式
  • 組み合わせ抽選会: 2026年11月16日(月)
  • チケット発売: 2026年11月22日(日)10時予定

出場枠は46道府県から各1チーム、加盟校数が最も多い東京都から2チームで、合計48チームです。全国各地の予選を勝ち上がった高校が、冬の日本一を目指します。

2026年から2027年にかけての大会日程

JFAが公表した大会スケジュールは以下のとおりです。

  • 11月16日: 組み合わせ抽選会
  • 12月28日: 開会式・開幕戦
  • 12月29日: 1回戦
  • 12月31日: 2回戦
  • 1月2日: 3回戦
  • 1月4日: 準々決勝
  • 1月9日: 準決勝
  • 1月11日: 決勝

会場は首都圏の9会場です。東京ではMUFGスタジアム(国立競技場)、駒沢陸上競技場、味の素フィールド西が丘、神奈川ではUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu、ニッパツ三ツ沢球技場が使用されます。

埼玉では埼玉スタジアム2002とNACK5スタジアム大宮、千葉ではフクダ電子アリーナと県立柏の葉公園総合競技場が会場となります。

試合時間と勝敗の決め方

試合時間は準々決勝までが80分、準決勝と決勝が90分です。規定時間で勝敗が決まらない場合、準々決勝まではPK戦で勝者を決定します。決勝については延長戦を実施し、それでも決着しなければPK戦となります。

また、2026年度大会は民間放送43社によるテレビ放送が予定されており、TVerとSPORTS BULLでは全試合の無料ライブ配信が予定されています。現地観戦が難しい人にとっても、全国大会の試合を追いやすい環境が用意されています。

【日本大会の歴史】1917年の第1回から2026年度の第105回へ

全国高校サッカー選手権の歴史は、2026年度の第105回という数字だけでは語れません。大会の始まりは1917年。日本の学校サッカーが全国規模の競技文化として発展してきた歴史と深く結びついています。

JFAの歴代優勝チーム記録によると、第1回大会は1917年に開催され、御影師範が優勝しました。現在のような高校サッカーの全国大会につながる長い伝統を持っています。

戦争による中断を経て続いてきた大会

大会は105回という大きな節目を迎えていますが、105年間連続して開催されたわけではありません。歴代記録には戦争による中止や臨時大会の記載があります。

例えば、1941年と1942年は戦争のため中止され、1943年には臨時大会が開催されています。その後、1947年に第26回大会が行われました。

このような歴史的な中断を経ながらも大会が継続されてきたことが、全国高校サッカー選手権の特徴です。

第104回大会の優勝校は神村学園

直近の第104回大会は、2025年12月28日から2026年1月12日まで開催されました。

決勝では鹿児島県代表の神村学園が茨城県代表の鹿島学園と対戦し、3対0で勝利して初優勝を達成しました。神村学園にとっては、夏の全国高校総体に続く全国制覇でもあり、夏冬2冠という結果になりました。

この結果は、2026年度の第105回大会を展望するうえでも重要です。前回王者の神村学園をはじめ、全国各地の強豪校がどのような戦いを見せるのか、組み合わせ抽選会後の対戦カードにも注目が集まります。

【韓国の全国サッカー選手権大会】1946~2000年の成年クラブ大会

ここからは、日本の高校サッカーとは別の歴史を持つ韓国の全国サッカー選手権大会を整理します。

韓国語の正式名称は「전국축구선수권대회」。英語ではKorean National Football Championshipなどと表記されます。韓国でかつて行われていた成年サッカーの国内大会で、セミプロおよびアマチュアのクラブが主な対象でした。

韓国サッカー協会(KFA)の公式アーカイブには、1946年に解放後初めて開催された第1回全国サッカー選手権大会の記録が残っています。戦後の韓国サッカーにおける重要な国内大会の一つでした。

高校生ではなく成年クラブが参加

この大会の特徴は、参加カテゴリーにあります。日本の高校サッカー選手権のように学校単位で高校生が日本一を競う大会ではありません。

参加したのは、企業チーム、大学チーム、軍関係のチームなどを含む成年カテゴリーのクラブでした。韓国のセミプロサッカーやアマチュアサッカーを支えるチームにとって、全国規模で実力を示す重要な舞台だったのです。

その歴代記録には、1946年の初代優勝チームとして朝日ではなく韓国の企業系チームであるジョイル醸造(Jo-il Brewery)が記録され、大学チームや軍関係のチーム、企業チームなども優勝者として登場します。

1946年から2000年までの開催と歴史的な中断

大会の存続期間は1946年から2000年までです。ただし、55年間にわたって毎年必ず開催されたという意味ではありません。

RSSSFの韓国サッカー歴代優勝記録では、1950年と1952年は朝鮮戦争の影響で中止、1972年も未開催とされています。また、1955年は審判をめぐる問題で大会結果が無効となり、優勝者が確定しませんでした。

こうした事情から、1946~2000年という表現は大会が存在した歴史的な期間を示すものであり、全ての年に正常な大会が行われたという意味ではありません。

日本と韓国の大会を整理する関係・比較表

両大会の関係を、対象、開催時期、主催団体、後継大会という観点からまとめました。

比較項目 日本の全国高校サッカー選手権 韓国の全国サッカー選手権大会
正式名称 全国高等学校サッカー選手権大会 전국축구선수권대회
開催国 日本 大韓民国
主な対象 高校サッカー部 成年セミプロ・アマチュアクラブ
開始年 1917年 1946年
終了・現状 2026年度は第105回大会を開催予定 2000年を最後に終了
2001年の動き 日本の高校選手権とは無関係 韓国FAカップに統合
現在との関係 全国高校サッカーの冬の全国大会 統合先のFAカップは2024年にコリアカップへ改称

この表から分かるとおり、両者には直接的な大会運営上のつながりはありません。韓国の全国サッカー選手権大会は、成年クラブによる国内カップ戦の歴史に属する大会です。

【2001年の統合】韓国FAカップに吸収された背景と経緯

韓国の全国サッカー選手権大会を理解するうえで、最も重要な転換点が2001年です。この年、1946年から続いてきた全国サッカー選手権大会は、韓国FAカップに統合されました。

ここで押さえておきたいのは、韓国FAカップそのものが2001年に初めて誕生したわけではないという点です。

FAカップは1996年にすでに創設されていた

KFAの公式歴史資料によると、韓国FAカップは1996年に創設されました。プロとアマチュアのチームが参加し、国内サッカーの頂点を決める大会としてスタートしています。

つまり、全国サッカー選手権大会が終了する前から、韓国にはプロ・アマチュアを横断するFAカップが存在していました。

2001年の統合は、新しい大会をゼロから創設したというよりも、既存の全国カップ戦の枠組みを整理し、競技カテゴリーを横断する大会へと集約していく動きとして捉えると理解しやすくなります。

2001年大会に見るプロとアマチュアの融合

当時の大会の様子を伝える資料として、韓国の京郷新聞が2001年11月4日に掲載したFAカップの試合報道があります。

記事では、2001年の大会名称が「2001ソウル銀行FAカップ全国サッカー選手権大会」とされ、アマチュアチームの韓国鉄道がプロクラブと対戦した結果が紹介されています。

韓国鉄道は本戦1回戦でプロクラブの水原三星を2対0で破り、さらに全南ドラゴンズとの16強戦でもPK戦を制して8強進出を果たしました。

この記録は、統合後の大会が単なる名称変更ではなく、プロとアマチュアのチームが同じトーナメントで競う仕組みとして機能していたことを示す具体例です。

2024年にはFAカップからコリアカップへ名称変更

韓国FAカップは、その後も国内サッカーの重要なカップ戦として継続されました。そして2024年、韓国サッカー協会は大会名称を「FAカップ」から「コリアカップ(Korea Cup)」へ変更すると発表しました。

KFAの公式発表によると、変更の理由には、イングランドのFAカップと同じ名称による混同を避けることや、韓国を代表する大会としての独自性を明確にすることがありました。

現在の正式名称を理解する際には、次の流れを覚えておくと便利です。

  • 1946年: 韓国の全国サッカー選手権大会が始まる。
  • 1996年: プロ・アマチュアが参加する韓国FAカップが創設される。
  • 2000年: 全国サッカー選手権大会の最後の開催年。
  • 2001年: 全国サッカー選手権大会がFAカップに統合される。
  • 2024年: 韓国FAカップがコリアカップへ名称変更される。
  • 2026年: コリアカップとして新たなブランド展開が進められている。

したがって、「韓国FAカップ統合2001年」という情報は正しい歴史的な転換点ですが、「韓国FAカップが2001年に創設された」という理解は誤りです。

【検索語の混同を防ぐ】全国高校サッカーと韓国大会の見分け方

インターネットでサッカー大会の情報を探すとき、名称の一部だけで検索すると、別の国や異なる年代の大会が表示されることがあります。今回の2大会は、その典型的な例です。

日本の高校サッカー情報を探したい場合

日本の高校サッカー全国大会について知りたい場合は、以下のような検索語が適しています。

  • 全国高校サッカー選手権大会2026
  • 第105回全国高等学校サッカー選手権大会
  • 全国高校サッカー出場校一覧
  • 高校サッカー全国大会日程
  • 全国高校サッカー組み合わせ
  • 全国高校サッカー歴代優勝校

こうした検索語なら、JFAが発表する大会日程、出場校、対戦カード、試合結果など、日本の高校サッカーに直接関係する情報を見つけやすくなります。

韓国の歴史的な成年大会を調べたい場合

一方、1946~2000年に開催された韓国の全国サッカー選手権大会について調べる場合は、次のような検索語が適しています。

  • 韓国 全国サッカー選手権大会 歴史
  • Korean National Football Championship
  • 전국축구선수권대회
  • 韓国 全国サッカー選手権大会 1946年
  • 韓国 FAカップ 統合 2001年
  • 韓国 コリアカップ 歴史

特に韓国のFAカップとの関係を調べる場合は、「1996年の創設」と「2001年の統合」を分けて検索することが大切です。前者はFAカップ自体の始まり、後者は旧全国サッカー選手権大会との統合を示しています。

情報の正確性を見極める3つの基準

大会情報を読む際には、次の3点を確認すると誤認を避けられます。

  • 対象カテゴリー: 高校生なのか、大学生なのか、成年のクラブなのか。
  • 開催国と主催団体: 日本のJFAなのか、韓国のKFAなのか。
  • 開催年と大会の状態: 現在も開催中なのか、すでに終了した歴史的大会なのか。

また、韓国の大会に関する情報を調べる際には、韓国サッカー協会の公式アーカイブや大会記録を確認すると、1946年の開始や2001年のFAカップ統合といった歴史的な経緯を整理できます。

検索結果の見出しだけで判断するのではなく、参加資格や開催国まで確認することが、正しい大会情報にたどり着く近道です。

【全国高校サッカーに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年度の全国高校サッカー選手権大会はいつ開催されますか?
A1:第105回大会は2026年12月28日に開幕し、2027年1月11日に決勝が行われる予定です。会場は東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏9会場で、48チームが参加します。

Q2:韓国の全国サッカー選手権大会は高校生が参加する大会ですか?
A2:いいえ。韓国の全国サッカー選手権大会は、成年のセミプロ・アマチュアクラブを対象とした大会です。1946年に始まり、2000年まで開催されました。日本の全国高校サッカー選手権とは別の大会です。

Q3:韓国の全国サッカー選手権大会はなぜ2001年に終了したのですか?
A3:韓国FAカップとの統合によって、国内カップ戦の枠組みが整理されたためです。韓国FAカップ自体は1996年に創設されており、2001年に旧全国サッカー選手権大会が統合されました。

Q4:韓国FAカップと現在のコリアカップは同じ大会ですか?
A4:コリアカップは、韓国FAカップの名称を2024年に変更した大会です。韓国FAカップは1996年に創設され、プロとアマチュアのクラブが参加する国内カップ戦として運営されてきました。

Q5:日本の全国高校サッカー選手権はいつから始まりましたか?
A5:第1回大会は1917年に開催されました。戦争などによる中断を経ながら続いており、2026年度は第105回大会となります。

「全国サッカー 高校」という検索で探している情報の中心は、日本の全国高校サッカー選手権大会です。2026年度は第105回大会となり、2026年12月28日から2027年1月11日まで、全国48チームが日本一を争います。

一方、韓国の全国サッカー選手権大会は、1946年に始まった成年のセミプロ・アマチュアクラブ対象の大会です。2000年を最後に終了し、2001年に既存のFAカップへ統合されました。そのFAカップは2024年にコリアカップへ名称変更されています。

今回のテーマで最も重要なのは、日本の高校サッカー全国大会と韓国の全国サッカー選手権大会を、同じ大会の歴史として扱わないことです。名称の類似だけで判断すると、参加資格や開催期間、歴史的な位置づけを誤解してしまいます。

高校サッカーの試合日程や出場校を知りたいならJFAの第105回大会情報、韓国の1946~2000年のサッカー史を知りたいならKFAの公式アーカイブや韓国国内大会の歴代記録を確認する。この使い分けが、正確な情報を得るための基本です。

2026年11月16日の組み合わせ抽選会を経て、日本の高校サッカーはいよいよ冬の全国大会へ向かいます。1917年から続く伝統と、各地域の代表校が背負う思いが交差する第105回大会にも注目です。

主な事実確認資料

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相沢 里奈

スポーツ報道8年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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