ホーム スポーツ 【速報】2026年アジア大会の日韓戦は日本1勝・韓国1勝

【速報】2026年アジア大会の日韓戦は日本1勝・韓国1勝

土谷 雅人 土谷 雅人 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

今回のアジア大会で行われた日本対韓国は、9月25日のスーパーラウンドと9月27日の決勝で2度実施された。日本が先に完封勝利を収めたものの、決勝では韓国が競り勝った。

大会を通じて日本が所属したのは侍ジャパン社会人代表。プロ野球の若手選手を中心に編成された韓国代表に対し、社会人野球で培った連係と投手力を武器に戦った。

9月25日:日本5-0韓国

日本勝利

9月25日18時30分、豊橋市民球場で行われたスーパーラウンド第1戦。日本は韓国打線を4安打無得点に封じ、5-0で勝利した。

試合を動かしたのは3回だった。辻本勇樹の安打などでチャンスを作ると、向山基生が左翼線への適時二塁打を放って先制。逢澤崚介の内野ゴロの間に追加点を奪い、水谷祥平の内野安打と相手の送球の乱れも絡んで3点目を挙げた。

6回には矢野幸耶と添田真海の連続適時打で2点を追加。投手陣も最後まで韓国に得点を許さず、9安打5得点という攻守のかみ合った試合となった。

先発の樋口新は7回を投げて4安打、4奪三振、無失点。嘉陽宗一郎、渕上佳輝もそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、完封リレーを完成させた。

9月27日:韓国3-1日本(決勝)

韓国優勝

9月27日の決勝は、同じ豊橋市民球場で18時30分に開始された。韓国は2回にムン・ヒョンビンの適時打で先制。日本は韓国先発クァク・ビンの150キロを超える直球と変化球の組み合わせに苦しみ、4回まで無安打に抑えられた。

日本は7回に反撃する。逢澤崚介と水谷祥平の連打で1死一、二塁とすると、佐藤勇基が左前適時打を放ち、ついに1-1の同点に追いついた。

しかし8回、4番手の近藤壱来が2死からキム・ドヨン、ムン・ボギョンに連続適時打を浴び、韓国に2点を勝ち越された。日本は9回にも粘りを見せたが、最後は柴崎聖人が見逃し三振。韓国が3-1で勝利し、金メダルを獲得した。

日本は7安打、韓国は12安打。投手戦を展開しながらも、終盤の得点機をものにした韓国が勝負を決めた。日本は準優勝で銀メダルとなった。

【イニング別スコア】9月25日と27日の得点経過を比較

野球日韓戦速報

2試合のスコアを比較すると、9月25日は日本が3回と6回に集中して得点した一方、決勝では韓国が2回と8回に得点している。日本が7回に追いついた後、8回に再び突き放された点が決勝の大きな分岐点だった。

侍ジャパン公式試合速報に掲載されたイニング別得点

試合・チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 9/25 韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9/25 日本 0 0 3 0 0 2 0 0 X 5 9/27 韓国 0 1 0 0 0 0 0 2 0 3 9/27 日本 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1

9月25日の試合は日本が9安打、韓国が4安打。9月27日の決勝は日本7安打、韓国12安打だった。特に決勝の8回に韓国が2点を挙げたことが、最終的なスコアを左右した。

なお、9月25日の試合は日本が後攻で9回裏を行わず、スコア上の9回は「X」と表示される。イニング別スコアを確認するときは、9回の0点と攻撃終了を混同しないことも大切だ。

【投手成績・継投】樋口新の好投と決勝の8回が明暗を分けた

2試合を比較するうえで欠かせないのが、先発した樋口新の投球内容だ。9月25日の韓国戦では7回無失点の好投を披露したが、決勝では韓国打線に先制を許した。

9月25日・樋口新は7回4安打無失点

樋口新(王子)は韓国の強打者に対してストライクゾーンで積極的に勝負。7イニングを投げ、被安打4、奪三振4、与四球0、失点0、自責点0という成績を残した。

捕手の辻本勇樹(NTT西日本)とのバッテリーも安定していた。樋口は試合後、辻本とのコミュニケーションやミットを目がけて投げることを意識したと振り返っている。

8回は嘉陽宗一郎、9回は渕上佳輝が登板。2人とも無失点に抑え、樋口の勝利を支えた。

9月27日・決勝の投手成績と継投

決勝では樋口が3回を投げ、被安打4、奪三振4、与四球3、失点1、自責点1。韓国打線に序盤から走者を許す展開となった。

2番手の嘉陽は2回を1安打無失点、4奪三振。3番手の渕上も2回を投げて2安打無失点と踏ん張った。ところが、8回から登板した近藤壱来が2イニングで5安打を浴び、2失点。ここで試合の流れが韓国に傾いた。

韓国側では先発クァク・ビンが6回1/3を投げ、被安打4、奪三振9、失点1。2番手チョ・ビョンヒョンが1イニングを無失点でつなぎ、パク・ヨンヒョンが最後の1回2/3を締めてセーブを記録した。

決勝の日本は12安打を許したものの、失点は3点にとどまった。数字だけを見れば投手陣全体が崩れたわけではなく、勝ち越しを許した終盤の継投局面が勝敗を分けたと読み取れる。

【スタメン・注目選手】佐藤勇基の同点打と水谷祥平の2安打

今回のアジア大会の日韓戦で注目されたのは、社会人野球で実績を積んできた選手たちの働きだった。特に決勝で存在感を示したのが、佐藤勇基と水谷祥平である。

9月25日の日本代表スタメン

韓国戦で日本が起用した先発オーダーは次のとおり。

- 1番・遊撃:矢野幸耶
- 2番・二塁:添田真海
- 3番・左翼:向山基生
- 4番・中堅:逢澤崚介
- 5番・右翼:水谷祥平
- 6番・指名打者:熊田任洋
- 7番・一塁:山田健太
- 8番・三塁:和田佳大
- 9番・捕手:辻本勇樹

韓国はキム・ドヨン、キム・ジュウォン、ノ・シファン、ムン・ボギョンらを中心とする打線で臨んだ。日本は守備位置と打順を組み合わせながら、攻撃では機動力とつなぐ意識を前面に出した。

佐藤勇基:7回に試合を振り出しに戻す


決勝の同点適時打を記録

1打点


4打数1安打・2三振

7回の攻撃で逢澤崚介、水谷祥平が出塁し、1死一、二塁の好機を作った。ここで打席に立った佐藤勇基は、韓国投手の変化球を捉えて左前適時打。日本に待望の同点をもたらした。

侍ジャパン公式の試合レポートによると、佐藤は甘めの変化球を待つ意識で打席に入ったという。同点に追いついた直後には、次の得点を狙う気持ちを込めたガッツポーズも見せた。

最終的には敗戦となったが、決勝の緊迫した局面で韓国のリードを消した一打は、この試合の象徴的な場面だった。

水谷祥平:決勝でチーム最多級の攻撃機会を生かす


9月27日・韓国との決勝

2安打


4打数2安打・2三振

水谷は決勝で5回にチーム初安打となる左翼線への二塁打を記録。7回には安打で出塁し、佐藤の同点適時打につながる好機を広げた。

9回には守備でもダイビングキャッチを披露。攻守両面でチームを支えた。試合後には、観客の応援を力に変えてプレーできた大会だったと振り返っている。

なお、9月25日の韓国戦では4打数1安打。内野安打で全力疾走し、相手の送球の乱れを誘って3点目につなげた。2試合を通じて、打球を飛ばす力だけでなく、走塁や守備を含めた総合力が目立った選手だ。

日韓戦で確認したい選手の関係

2試合の主要人物を整理すると、投手・捕手のバッテリー、得点を生み出した打者、試合終盤の継投という3つの関係が浮かび上がる。

- 樋口新・辻本勇樹: 9月25日の韓国打線完封を支えた先発バッテリー。
- 向山基生・添田真海・矢野幸耶: 9月25日の得点を生み出した打撃陣。
- 水谷祥平・佐藤勇基: 9月27日の反撃を形にした打者。
- 嘉陽宗一郎・渕上佳輝: 2試合でリリーフを担当した投手。
- 近藤壱来: 決勝8回に登板し、韓国の勝ち越しを許した投手。

【次の日韓戦】APBC2026は11月13日19時に東京ドームで開催

アジア大会の決勝から約1か月半後、再び日本と韓国が対戦する舞台が「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」だ。

大会期間は2026年11月12日(木)~15日(日)。開催地は東京ドームで、日本、韓国、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイの4チームが参加する。


次回の日韓戦・公式日程

11月13日(金)19:00


日本代表 vs 韓国代表


東京ドーム(東京都文京区)



ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026

放送・配信予定
- テレビ朝日系列:18:50~21:54(一部地域を除く)
- Prime Video:18:30~

この対戦カードは侍ジャパン公式の大会日程と放送予定に掲載されている。試合開始は19時で、地上波とネット配信の両方で観戦できる予定だ。

APBC2026の日本代表日程

- 11月12日(木)19:00: チャイニーズ・タイペイ対日本
- 11月13日(金)19:00: 日本対韓国
- 11月14日(土)12:00: オーストラリア対日本
- 11月15日(日)11:00: 3位決定戦
- 11月15日(日)19:00: 決勝

11月15日の3位決定戦と決勝は、予選の順位によって対戦カードが決まる。日本が決勝に進出すれば、大会最終日にも重要な試合が待っている。

日本代表の監督・出場予定選手

今回の日本代表は、井口資仁監督が指揮を執るトップチーム。10月7日に侍ジャパン公式が出場予定選手を発表し、投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人の計28人が公表された。

注目選手には、投手の髙橋宏斗、金丸夢斗、武内夏暉、捕手の松尾汐恩、内野手の宗山塁、外野手の度会隆輝、西川史礁らが名を連ねる。

また、オーバーエイジ枠で選出された正木智也と山口航輝にも注目したい。11月3日に始まった宮崎秋季キャンプでは、井口監督が正木を1番、山口を4番で起用する方針を明らかにした。山口は長打力、正木は打線の先頭での役割が期待される。

ただし、この打順は監督が明らかにした起用方針であり、11月13日の日本対韓国戦の確定スタメンとは区別する必要がある。最終的な打順と先発投手は試合当日の発表が基準となる。

アジア大会代表とAPBC代表は同じチームではない

日韓戦を追いかける読者が注意したいのが、9月のアジア大会と11月のAPBCでは日本代表の編成が異なる点だ。

9月のアジア大会で戦ったのは社会人野球の代表チーム。樋口新、佐藤勇基、水谷祥平らが中心だった。一方、11月のAPBCはプロ野球の若手選手を中心としたトップチームで、井口資仁監督が率いる別編成である。

APBCの登録規定では、原則として24歳以下またはプロ入団3年目までの選手を中心とし、29歳以下のオーバーエイジ枠は最大3人。若手の国際経験を積む大会という性格が強い。

そのため、アジア大会で活躍した社会人代表の選手が、そのままAPBCの日本代表に出場するという理解は正しくない。大会ごとの代表区分を押さえておくと、選手名や試合結果の取り違えを防げる。

【プロの結論】2026年の日韓戦で注目すべき3つのポイント

2026年9月の2試合から読み取れるのは、日本と韓国の実力差を単純な勝敗だけで判断できないということだ。

9月25日は樋口新を中心とする投手陣が韓国打線を4安打に抑え、攻撃では3回と6回に得点を集中させた。社会人代表の守備力、走塁、継投が一体となった勝利だった。

一方、決勝では韓国の投手陣が日本打線を抑え、8回に勝ち越し。日本も佐藤勇基の適時打で追いつく粘りを見せたが、最後の局面で韓国が上回った。

次の日韓戦を観戦するときは、次の3点を判断材料にしたい。

1. 先発投手の立ち上がり: 韓国打線の長打力をどこまで抑えられるか。
2. 中盤の得点機会: 走者を進めた場面で適時打を生み出せるか。
3. 終盤の継投: 7回以降の勝負どころで、救援投手が流れを維持できるか。

特にAPBCは若手中心の国際大会であり、所属チームとは異なる役割や初対戦の投手への対応力も試される。11月3日から始まった宮崎キャンプでの調整と、井口監督が掲げるチームづくりが、韓国戦にどのように反映されるかが見どころだ。

野球の日韓戦速報2026に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年9月25日の日本対韓国の結果は?
A1:第20回アジア競技大会のスーパーラウンドで、日本が韓国に5-0で勝利した。樋口新が7回4安打無失点と好投し、嘉陽宗一郎と渕上佳輝が後続を無失点に抑えた。

Q2:9月27日の決勝は日本と韓国のどちらが勝った?
A2:韓国が3-1で勝利した。日本は7回に佐藤勇基の適時打で同点に追いついたが、8回に韓国が2点を勝ち越した。日本は銀メダル、韓国は金メダルとなった。

Q3:樋口新の9月25日の投球成績は?
A3:7回を投げて被安打4、奪三振4、与四球0、失点0、自責点0。韓国打線を封じた勝利投手となった。

Q4:佐藤勇基の同点打は何回に出た?
A4:9月27日の決勝7回。逢澤崚介と水谷祥平が出塁した1死一、二塁から、佐藤が左前適時打を放ち1-1に追いついた。

Q5:水谷祥平の決勝での打撃成績は?
A5:4打数2安打、2三振。5回にチーム初安打となる二塁打を放ち、7回にも安打で出塁して同点のチャンスを広げた。

Q6:次の日本対韓国戦はいつ?
A6:ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026の11月13日(金)19時開始。東京ドームで開催予定で、テレビ朝日系列とPrime Videoで放送・配信が予定されている。

Q7:11月13日の日本対韓国戦のスタメンは発表されている?
A7:10月7日に出場予定選手28人が発表されているが、試合当日の確定スタメンとは別。11月3日には井口監督が正木智也を1番、山口航輝を4番で起用する方針を明らかにしている。

2026年のアジア大会では、日本が9月25日に韓国を5-0で破った一方、9月27日の決勝では韓国が3-1で勝利した。日本は準優勝となったが、樋口新の好投、佐藤勇基の同点打、水谷祥平の攻守にわたる活躍など、社会人代表の強さを示す試合が続いた。

次の注目カードは、11月13日(金)19時開始のAPBC2026日本対韓国戦。東京ドームを舞台に、井口資仁監督率いる若手中心の侍ジャパンが韓国代表と対戦する。

9月のアジア大会とは異なる代表編成で迎える11月の日韓戦。投手力、打線のつながり、終盤の継投という3つの視点から試合を追うことで、2026年の日韓野球の勢力図がより鮮明に見えてくる。

今後の速報では、試合開始前のスタメン発表、イニング別得点、投手交代、決勝打を中心に確認したい。

同じカテゴリの記事

土谷 雅人
コンテンツディレクター 土谷 雅人
プロフィールを見る →

芸能取材14年。所属事務所の公式リリース、制作発表の資料、配信サービスの告知を一次情報として確認し、確認できない話は記事にしていません。

おすすめの関連記事