ホーム スポーツ 【試合結果】スイス対コロンビアはPK戦4-3!72年ぶりのベスト8進出

【試合結果】スイス対コロンビアはPK戦4-3!72年ぶりのベスト8進出

相沢 里奈 相沢 里奈 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

4-3

スイス対コロンビア

PK戦の最終結果:スイス代表が勝利
2026年7月7日/BCプレイス・バンクーバー/観客52,497人


スイス代表

勝利




コロンビア代表

敗退



90分・延長戦ともに0-0。PK戦4-3でスイスが準々決勝へ。

FIFA公式の試合記録によると、この試合は2026年7月7日、カナダのバンクーバーにあるBCプレイスで開催されたラウンド16の第96試合だった。

両チームとも120分間でゴールを奪えず、勝敗はPK戦に委ねられた。最終的にスイスが4-3で勝利し、1954年大会以来72年ぶりとなるワールドカップ準々決勝進出を決めた。

スイスにとっては、2006年、2014年、2018年、2022年と続いていたラウンド16敗退の壁を破る歴史的な勝利だった。

試合の基本情報
項目 内容
大会 FIFAワールドカップ2026
ラウンド ラウンド16
開催日 2026年7月7日
会場 BCプレイス(カナダ・バンクーバー)
試合結果 0-0
延長戦 0-0
PK戦 スイス4-3コロンビア
主審 イバン・バートン
観客数 52,497人
スイスの次戦 準々決勝・アルゼンチン戦

【スタメン比較】スイス代表とコロンビア代表の先発メンバーは?

この試合では、スイス代表の主将グラニト・ジャカと、コロンビア代表のルイス・ディアス、ジェームズ・ロドリゲスが注目を集めた。

両監督は、それぞれのチームの特徴を生かした先発メンバーを起用。スイスは中盤の安定感と守備組織を重視し、コロンビアは個人技とサイドからの攻撃を武器にゴールを狙った。

スイス代表のスタメン

監督:ムラト・ヤキン

- GK:グレゴール・コベル
- DF:マヌエル・アカンジ
- DF:ニコ・エルベディ
- DF:リカルド・ロドリゲス
- MF:グラニト・ジャカ(主将)
- MF:デニス・ザカリア
- MF:レモ・フロイラー
- MF:アルドン・ジャシャリ
- MF:ファビアン・リーダー
- FW:ダン・エンドイェ
- FW:ブレール・エンボロ

コロンビア代表のスタメン

監督:ネストル・ロレンソ

- GK:カミロ・バルガス
- DF:ヨハン・モヒカ
- DF:ホン・ルクミ
- DF:ダニエル・ムニョス
- DF:ダビンソン・サンチェス
- MF:ジェフェルソン・レルマ
- MF:グスタボ・プエルタ
- MF:ハメス・ロドリゲス(主将)
- MF:ホン・アリアス
- FW:ルイス・ディアス
- FW:ルイス・スアレス

上記は11v11の試合記録に掲載された先発メンバーに基づく。

試合前に発生したスイスの痛手

スイス代表には、キックオフ前から不安材料があった。

大会でブレークした20歳のヨハン・マンザンビが、練習中の膝の負傷によって欠場したためだ。

ロイター通信によると、マンザンビは大会中に3ゴール、2アシストを記録していた攻撃の重要人物だった。若手の台頭がチームの勢いを支えていただけに、その不在は小さくない痛手だった。

それでもヤキン監督は、ジャカやフロイラーら経験豊富な選手を軸に試合を組み立てた。

【試合経過】120分間の攻防と決定機を時系列で振り返る

スイス対コロンビアは、単純に両チームの攻撃が停滞した試合ではない。

コロンビアはシュート数やコーナーキック数で上回り、スイスも少ないチャンスからゴールを狙った。両GKの対応と守備陣の集中力が、スコアレスの展開を支えた。

前半:コベルがプエルタのシュートを阻止

試合序盤からコロンビアは攻撃の機会を探り、21分にはグスタボ・プエルタが約18ヤードの位置からゴールのファーサイドを狙った。

しかし、コベルが左方向へ鋭く反応。ダイビングセーブでシュートを防ぎ、スイスの失点を阻止した。

対するスイスもファビアン・リーダーがゴールを狙い、コロンビアのGKカミロ・バルガスを試した。ダン・エンドイェにもチャンスがあったが、前半は両GKが安定した対応を見せた。

後半:スイスの交代とコロンビアの攻勢

後半開始時、スイスはアルドン・ジャシャリに代えてジブリル・ソウを投入した。

リーダーはFKからゴールを狙ったものの、シュートはサイドネットへ。コロンビアもルイス・スアレスがジャカからボールを奪って決定機を迎えたが、シュートを決めきれなかった。

コロンビアは66分にハメス・ロドリゲスとホン・アリアスを下げ、フアン・キンテロとハミントン・カンパスを投入。攻撃の変化を狙った。

スイスも71分にリカルド・ロドリゲスに代えてミロ・ミュハイムを投入するなど、守備のバランスを維持した。

90分終了時点でもスコアは0-0。決着は延長戦へ持ち越された。

延長戦:ルクミのクロスバー直撃と115分の決定機

延長戦ではコロンビアが攻勢を強めた。

特に大きかったのが、ホン・ルクミのヘディングシュートだ。フアン・キンテロのCKからゴールを狙ったが、ボールはクロスバーに直撃。コロンビアは先制の絶好機を逃した。

さらに115分には、ジャカの守備対応を突いたカンパスに決定機が訪れる。

しかし、放たれたシュートは枠を越えた。

Opta Analystの試合分析によると、コロンビアは延長戦だけで8本のシュートを記録。スイスの延長戦のシュートは1本にとどまった。

それでもゴールは生まれず、120分間の戦いは終了した。

【PK戦の真相】コベルのセーブからバルガスの決勝キックまで

この試合の最大の見どころは、PK戦の流れが何度も変わったことだ。

スイスは一度リードを奪いながらもアカンジの失敗で追いつかれ、コロンビアにも勝ち越しの可能性が残った。しかし、最後に試合を動かしたのはコベルだった。

PK戦の全キックと結果
順番 選手 結果 スコア
1 キンテロ(コロンビア) 成功 0-1
2 ジャカ(スイス) 成功 1-1
3 ダビンソン・サンチェス(コロンビア) クロスバー 1-1
4 アムドゥニ(スイス) 成功 2-1
5 カンパス(コロンビア) 成功 2-2
6 アカンジ(スイス) 枠外 2-2
7 イッテン(スイス) 成功 3-2
8 クチョ・エルナンデス(コロンビア) コベルがセーブ 3-2
9 ルイス・ディアス(コロンビア) 成功 3-3
10 ルベン・バルガス(スイス) 成功 4-3

勝負を分けたのはクチョ・エルナンデスのPK

PK戦で大きな転換点となったのは、コロンビアのクチョ・エルナンデスが蹴った8本目だった。

スイスはアカンジがPKを外しており、コロンビアには同点に追いつくチャンスがあった。

しかし、コベルがシュートコースを読み切ってセーブ。相手のキックを止めたことで、スイスは勝利に大きく近づいた。

その後、ルイス・ディアスが冷静にPKを決めて3-3としたものの、最後は交代出場のバルガスが成功。スイスの勝利が確定した。

コベルはPKだけでなく120分間もチームを救った

コベルの貢献はPK戦だけではない。

前半21分のプエルタのシュートを防ぎ、延長戦でもカンパスのシュートに対応。通常の試合時間から相手の決定機を阻止し続けた。

Opta Analystによれば、コベルは試合中に枠内へ飛んだ相手のシュート3本をすべてセーブした。

つまり、PK戦で突然ヒーローになったのではなく、120分間にわたるGKとしての仕事が最後のセーブにつながったのである。

ルイス・ディアスは最後まで脅威だった

コロンビア代表のルイス・ディアスは、PK戦で重要な役割を果たした。

チームが敗退の危機に立たされた場面でも、コベルの逆を突くキックを成功させ、スコアを3-3に戻した。

ただし、ディアスが成功させても、最後のキッカーであるバルガスのPKを防がなければ勝利には届かない。

コロンビアはディアスの成功によって望みをつないだが、最終的にはGKコベルのセーブとバルガスの決定力に及ばなかった。

【選手比較・勝敗分析】スイスとコロンビアは何が違ったのか

今回の対戦を理解するうえでは、両チームのスター選手だけでなく、それぞれの役割と試合への影響を整理する必要がある。

両代表の主要選手と関係性
選手 代表 主な役割・試合での働き
グレゴール・コベル スイス GK。通常時間のセーブとPK阻止で勝利に貢献
グラニト・ジャカ スイス 主将。中盤の統率とPK成功
マヌエル・アカンジ スイス 守備の中心。PK戦ではキックを失敗
ルベン・バルガス スイス 途中出場。決勝PKを成功
ヨハン・マンザンビ スイス 負傷欠場。大会中3ゴール、2アシスト
ルイス・ディアス コロンビア 攻撃の中心。PKを成功
ジェームズ・ロドリゲス コロンビア 主将。66分に交代
クチョ・エルナンデス コロンビア 途中出場。PKをコベルに止められる
ダビンソン・サンチェス コロンビア 守備の中心。PKがクロスバーに当たる
ホン・ルクミ コロンビア 延長戦のヘディングがクロスバー直撃

数字で比較する両チームのパフォーマンス

FBrefが掲載した試合データでは、両チームのスタッツに興味深い差が見られる。

スタッツ スイス コロンビア
ボール支配率 53% 47%
シュート数 7 15
枠内シュート 2 3
CK 3 7
ファウル 22 21
オフサイド 5 4

シュート数ではコロンビアがスイスを大きく上回った。コーナーキックも7本対3本で、攻撃機会の量という点ではコロンビアが優勢だった。

一方、スイスはボール支配率で上回り、相手の攻撃を最終的な失点につなげなかった。

Opta Analystの90分間の期待ゴール数(xG)は、スイスが0.3、コロンビアが0.4。合計0.7という数字は、2026年大会の通常時間における全試合の中で最も低い水準だった。

これは両チームの攻撃が決定的なチャンスに結びつきにくかったことを示している。

スイスが勝利した3つの理由

1.GKコベルの安定感

最大の理由はコベルの存在だ。

前半から相手のシュートを防ぎ、延長戦でも集中力を維持。最後はPKまで止めた。

2.交代選手の働き

バルガスとイッテンはPK戦で成功を収めた。特にバルガスは90分を過ぎてから投入された選手であり、試合終盤に与えられた役割を決定的な結果につなげた。

3.最後まで崩れなかった守備組織

コロンビアのシュート数は多かったが、スイスは120分間無失点を維持した。

マンザンビの欠場という問題を抱えながら、ジャカやアカンジらを中心に守備の連携を保った点も評価できる。

コロンビアが敗れた理由はPKの失敗だけではない

コロンビアはシュート15本、CK7本を記録しながら無得点に終わった。

延長戦ではルクミのヘディングがクロスバーに当たり、カンパスも115分に絶好機を逃した。

PK戦ではサンチェスがクロスバー、エルナンデスがコベルに阻止された。

もちろん、これらの結果だけでコロンビアの戦術全体を否定することはできない。むしろ攻撃の回数では相手を上回っていた。

問題は、チャンスを得点に変える最後の精度と、PK戦でのわずかな差だった。

【過去の対戦成績】スイスとコロンビアは2026年以前に何度対戦した?

スイス対コロンビアは、2026年大会までにワールドカップで何度も対戦してきたカードではない。

11v11などの対戦記録によると、両国の対戦は2026年の試合を含めて通算5試合。スイス2勝、引き分け1回、コロンビア2勝という成績になっている。

過去の対戦一覧
日付 大会 スコア
1985年2月1日 国際親善試合 コロンビア2-2スイス
1991年2月3日 マイアミカップ スイス3-2コロンビア
1994年6月26日 W杯アメリカ大会 スイス0-2コロンビア
2007年3月25日 国際親善試合 コロンビア3-1スイス
2026年7月7日 W杯ラウンド16 スイス0-0コロンビア(PK4-3)

1994年W杯ではコロンビアが勝利

両国のワールドカップにおける過去の対戦は、1994年アメリカ大会のグループステージまでさかのぼる。

このときはコロンビアが2-0でスイスを下した。

つまり、2026年のラウンド16は両国にとってワールドカップで2度目の対戦だった。

1994年の敗戦から32年を経て、今度はスイスがPK戦で勝利したことになる。

2026年の勝利で対戦成績はタイに

過去4試合ではコロンビアが2勝、スイスが1勝、1引き分けだった。

しかし、2026年7月の試合でスイスがPK戦を制したことで、11v11の集計上は両国の通算勝利数が2勝ずつとなった。

この結果は、単なる一試合の勝敗だけでなく、両国の対戦史においても節目となった。

【よくある質問】スイス対コロンビアに関するFAQ

Q1:スイス対コロンビアの2026年W杯の試合結果は?

A1:2026年7月7日のラウンド16で、スイスとコロンビアは120分間を0-0で終えました。PK戦はスイスが4-3で勝利しました。

Q2:スイス対コロンビアのPK戦で最後に決めた選手は誰?

A2:スイス代表のルベン・バルガスです。最後のキックを成功させ、4-3で勝利を決めました。

Q3:グレゴール・コベルは誰のPKを止めた?

A3:コロンビア代表のクチョ・エルナンデスです。PK戦でコベルがシュートをセーブし、スイスの勝利を大きく引き寄せました。

Q4:グラニト・ジャカとルイス・ディアスは得点した?

A4:120分間の試合では、どちらもゴールを決めていません。ただし、PK戦ではジャカとディアスの両選手がキックを成功させています。

Q5:スイス代表は2026年W杯でベスト8に進出した?

A5:はい。コロンビアをPK戦4-3で下して準々決勝に進出しました。次の対戦相手はアルゼンチンでした。FIFAの大会結果では、準々決勝はアルゼンチンが延長戦の末に3-1で勝利しています。

Q6:スイスとコロンビアの過去の対戦成績は?

A6:2026年の対戦を含む通算5試合では、スイス2勝、引き分け1回、コロンビア2勝です。1994年のワールドカップではコロンビアが2-0で勝利していました。

2026年7月7日のスイス対コロンビアは、ワールドカップの決勝トーナメントらしい緊張感に満ちた一戦だった。

120分間にわたって両チームが無得点。コロンビアはシュート数で上回りながらも、コベルを中心としたスイスの守備を崩しきれなかった。

そしてPK戦では、ダビンソン・サンチェスのクロスバー直撃、アカンジの失敗、コベルによるエルナンデスのPKセーブと、何度も流れが変わった。

最後に勝利をつかんだのは、途中出場から決勝キックを決めたルベン・バルガスだった。

この試合の本質は、シュート数やボール支配率だけでは勝敗を判断できないということだ。 コロンビアは攻撃機会で優勢だった一方、スイスは守備の粘り強さとGKのセービング、そして最後のPKの精度で上回った。

スイスにとっては72年ぶりのW杯ベスト8進出。コロンビアにとっては、攻撃力を発揮しながらもあと一歩届かなかった悔しい敗退となった。

両国の対戦史に新たな1ページを刻んだ、2026年大会屈指の緊迫したPK戦だった。

主な情報源:FIFA公式試合レポート・大会結果、ロイター通信、Opta Analyst、11v11、FBref、ブンデスリーガ公式試合速報。

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スポーツ報道8年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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