今回の国内女子ゴルフ最終順位を見ると、上位3人がそれぞれ1打差で並ぶ接戦だったことが分かる。佐久間朱莉、小祝さくら、荒木優奈の3人は、いずれも3日間を通じて安定したスコアを記録した。
以下はゴルフダイジェスト・オンラインなどが掲載した2026年11月1日の最終リーダーボード。通算スコアだけでなく、各ラウンドの数字も比較できる。
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン、大会最終日スコア結果。単位はストローク。通算はパー72を基準としたアンダーパー表記。
小祝さくらは1打差の2位、荒木優奈も3位に食い込む小祝さくらは初日に65を記録し、好スタートを切った。2日目も68と安定したプレーを続け、最終日を首位争いの位置で迎えたが、最終ラウンドは69。通算14アンダーの202で2位となった。
小祝にとっては今季初優勝を狙うチャンスだっただけに、1打差での惜敗となった。一方、初日67、2日目70、最終日66と徐々にスコアを伸ばした荒木優奈は、通算13アンダーで3位。最終日に66を出した巻き返しが光った。
荒木は2026年シーズンのメルセデス・ランキングでも上位につけており、今大会の3位はシーズン終盤の存在感を示す結果となった。GDOの大会ページに掲載されたランキングでは3位に位置している。
注目したいのは、上位3人のスコアが201、202、203と1打ずつ離れている点だ。最終日のわずかなパットやアプローチの精度が、順位を大きく左右した大会だった。
【佐久間朱莉の優勝を分析】114ホール連続ノーボギーの新記録

今回の優勝を単なるシーズン4勝目として片付けることはできない。佐久間朱莉は、樋口久子 三菱電機レディスの最終日でボギーを一つも打たず、4バーディーの68を記録した。通算15アンダーで今季4勝目、ツアー通算8勝目を達成している。
JLPGAの2026年11月1日付公式発表によると、佐久間は114ホール連続ノーボギーを達成。これまで山下美夢有が保持していた113ホールの記録を更新した。
114ホール連続ノーボギーが示す安定感ゴルフでは、バーディーを奪う攻撃力だけでなく、ボギーを避ける守備力も優勝を左右する。特に優勝争いの最終日は、無理にピンを攻めてスコアを崩すリスクも高まる。
佐久間の記録が示すのは、単発の好ショットではなく、長いホール数にわたって大きなミスを抑え続ける能力だ。114ホールという数字は、ショットの安定性、コースマネジメント、パッティングを含めた総合力の高さを物語っている。
加えて、今大会は地元埼玉での初優勝でもあった。ゴルフダイジェスト・オンラインの競技速報によると、最終18番パー5では小祝さくらに一度並ばれる展開となったが、佐久間が最後のバーディーパットを決めて勝負を決めた。
シーズン4勝目は昨季に並ぶ勝ち星であり、通算8勝目。昨季の年間女王としての実績に加え、2026年も優勝争いの中心にいることを改めて証明した。年間女王争いの面でも、首位の桑木志帆を追う佐久間にとって大きな意味を持つ勝利となった。
【次戦TOTOジャパンクラシック2026】11月5日開幕、世界のトップ選手が集結
樋口久子 三菱電機レディスが終了し、女子ゴルフファンの関心は次戦のTOTOジャパンクラシック2026へ移る。
JLPGA公式大会情報と太平洋クラブの開催発表によると、次戦は2026年11月5日(木)から8日(日)までの4日間、茨城県小美玉市の太平洋クラブ美野里コースで開催される。
TOTOジャパンクラシック2026 大会概要
開催期間
11月5日〜11月8日
開催コース
太平洋クラブ美野里コース
開催地
茨城県小美玉市
出場予定人数
78人
競技方式
72ホール・予選カットなし
賞金総額
210万ドル
優勝賞金
31万5,000ドル
出典:JLPGA、太平洋クラブ、大会公式発表。
この大会の大きな特徴は、JLPGAツアーと米国女子ツアー(LPGA)の選手が同じフィールドで戦うことだ。
2026年大会の出場枠は、LPGAツアー選手43人、JLPGAツアー選手35人の計78人。日本で開催される唯一のLPGA公式イベントとして、国内ツアーとは異なる国際色の強い競技環境が用意される。
また、予選カットがない72ホールのストロークプレー方式を採用する。4日間を通じて全選手が競技を続けるため、初日の出遅れから巻き返す選手や、後半に順位を上げる選手にも注目したい。
注目は佐久間朱莉、小祝さくら、荒木優奈らの次戦での戦い樋口久子 三菱電機レディスで優勝した佐久間朱莉は、好調を維持したまま国際大会に臨めるかが焦点になる。114ホール連続ノーボギーという記録を打ち立てた直後だけに、安定したプレーがどこまで続くか見逃せない。
小祝さくらは今大会2位。最終日まで優勝争いを演じたショットの精度を次戦でも発揮できれば、上位進出が期待される。荒木優奈も今大会3位と好調で、2026年シーズンの成績をさらに積み上げられるか注目だ。
加えて、LPGA勢には畑岡奈紗ら世界を舞台に戦う選手が名を連ねる。畑岡は2025年大会の優勝者でもあり、前回覇者としての戦いにも関心が集まる。
国内ツアーの年間女王争いと、世界のトップ選手との実力比較。この2つの視点で楽しめることが、TOTOジャパンクラシックの魅力だ。
【女子ゴルフのテレビ放送・配信予定】TOTOジャパンクラシックはどこで見られる?
次戦をリアルタイムで観戦したい人に向けて、2026年大会の放送・配信予定を整理した。太平洋クラブの公式発表では、地上波のMBS・TBS系列全国ネットに加え、GAORA SPORTS、大会公式サイト、スポーツナビ、ゴルフネットワークでの中継が予定されている。
2026年11月5日〜8日の放送スケジュール出典:太平洋クラブの2026年10月16日付大会開催発表。放送・配信時間は変更される場合があります。
テレビの地上波で観戦したい場合は、土日のMBS・TBS系列全国ネットが中心となる。初日から競技を追いたい場合は、GAORAや大会公式サイト、スポーツナビの配信が選択肢になる。
また、ゴルフネットワークでは土日の朝に1番ホール中継が予定されている。朝のスタートから選手のプレーを見たいファンにとっては見逃せない時間帯だ。
なお、今回の樋口久子 三菱電機レディスとは放送局や配信時間が異なる。大会ごとに番組編成が変わるため、視聴当日は各放送局と大会公式の最新番組表を確認したい。
【女子ゴルフのリアルタイム速報】最新順位と通算スコアを確認する方法
女子ゴルフのリアルタイム速報を見る際は、現在進行中のラウンド順位と、競技終了後に確定した最終順位を区別することが大切だ。
2026年11月2日時点では、樋口久子 三菱電機レディスは11月1日に競技を終了しており、佐久間朱莉の通算15アンダーが確定結果となっている。次のTOTOジャパンクラシックは11月5日に開幕するため、その間は新しい大会のリアルタイム順位は発生しない。
速報を確認するときの3つのポイント1.JLPGA公式リーダーボード
国内女子ツアーの公式順位や大会情報を確認する基本となる情報源。大会開催中は各ラウンドのスコアや順位をチェックできる。
2.ゴルフダイジェスト・オンラインのスコア速報
選手ごとのラウンド別スコア、合計打数、通算アンダーを比較しやすい。今大会のように上位が1打差で並んだ場合、どのラウンドで差が生まれたのかを振り返るのにも役立つ。
3.最終順位と途中経過を混同しない
ゴルフの速報では、ホールアウト前の暫定順位と全選手の競技終了後の順位が異なることがある。特に上位選手が同じスコアで並んでいる場合、残りホール数やプレーオフの有無まで確認すると状況を正確につかめる。
また、ゴルフの通算スコアは単純な合計打数とは異なる。今大会の佐久間朱莉は合計201ストロークで、パー72の3ラウンド合計216打に対して15打少ないため、通算15アンダーとなる。
順位だけを追うのではなく、合計打数と通算スコアをセットで見ることが、女子ゴルフの競技状況を理解する近道だ。
【今日の女子ゴルフ速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月1日の女子ゴルフ大会で優勝した選手は誰ですか?
A1:樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで佐久間朱莉が優勝しました。通算15アンダー、合計201ストロークで、今季4勝目、ツアー通算8勝目です。
Q2:小祝さくらと荒木優奈の最終順位は何位ですか?
A2:小祝さくらが通算14アンダーの202ストロークで2位、荒木優奈が通算13アンダーの203ストロークで3位でした。
Q3:TOTOジャパンクラシック2026はいつ開催されますか?
A3:2026年11月5日(木)から8日(日)までの4日間です。茨城県小美玉市の太平洋クラブ美野里コースで開催されます。
Q4:TOTOジャパンクラシックは地上波で見られますか?
A4:見られます。MBS・TBS系列28局全国ネットで11月7日(土)14時〜15時24分、11月8日(日)13時〜14時54分の放送が予定されています。大会公式サイトやスポーツナビなどの配信も予定されています。
Q5:佐久間朱莉が達成した114ホール連続ノーボギーとは何ですか?
A5:114ホール連続でボギーを記録しなかったという意味です。従来の山下美夢有の113ホールを上回るJLPGAツアー記録として、2026年11月1日に発表されました。
2026年11月1日に終了した樋口久子 三菱電機レディスは、佐久間朱莉が通算15アンダー、201ストロークで優勝した。小祝さくらが1打差の2位、荒木優奈がさらに1打差の3位に入り、上位3人によるハイレベルな戦いとなった。
特に佐久間は今季4勝目、通算8勝目に加えて、114ホール連続ノーボギーという新記録も達成。地元埼玉での初優勝という背景も重なり、2026年シーズンを象徴する結果の一つとなった。
次の注目大会は11月5日開幕のTOTOジャパンクラシック。太平洋クラブ美野里コースを舞台に、JLPGAとLPGAのトップ選手78人が72ホールを戦う。国内選手の勢いが世界の強豪相手にどこまで通用するかが見どころだ。
女子ゴルフを追いかける際は、速報の順位だけでなく、ラウンド別スコア、通算アンダー、年間ランキング、次戦の日程をあわせて確認したい。次戦では佐久間朱莉、小祝さくら、荒木優奈らのプレーと、海外勢との優勝争いに注目したい。
主な情報源: 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)、ゴルフダイジェスト・オンライン、太平洋クラブ、LPGA。