2026年の甲子園組み合わせ抽選会は、春のセンバツが3月6日(金)午前9時、夏の全国高校野球選手権大会が8月1日(土)午後5時に実施された。春は毎日新聞大阪本社オーバルホールで出場校の主将らが参加する対面形式、夏はオンライン形式という異なる方法が採用されている。
注目すべき違いは、抽選で決まる範囲だ。第98回選抜高校野球大会は抽選会で決勝までのトーナメントが確定した一方、第108回全国高校野球選手権大会はオンライン抽選で3回戦までを決定し、準々決勝以降は大会中に改めて抽選した。2026年11月2日時点では両大会とも終了しており、春は大阪桐蔭、夏は智辯和歌山が優勝している。
【2026年最新】甲子園組み合わせ抽選会の日程・開始時間と大会結果

2026年の春夏の甲子園では、抽選会の開催時期だけでなく、抽選方法や大会運営にも違いがあった。
春の第98回選抜高等学校野球大会は3月19日に開幕し、3月6日の抽選会で全32校の対戦カードが決定した。会場は大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホール。主催者、学校代表者、各校の主将が立ち会う形式で実施された。
一方、夏の第108回全国高等学校野球選手権大会では、8月1日午後5時からオンラインで抽選会を開催。8月5日の開幕を前に、49代表校の1回戦から3回戦までの組み合わせが決まった。
2026年の春夏大会スケジュール- 1月30日:第98回選抜高校野球大会の出場校選考委員会。
- 3月6日:春のセンバツ組み合わせ抽選会(午前9時)。
- 3月19日:第98回選抜高校野球大会開幕。
- 3月31日:春のセンバツ決勝。大阪桐蔭が優勝。
- 4月17日:夏の第108回大会の組み合わせ抽選に関する運営方針を発表。
- 8月1日:夏の甲子園組み合わせ抽選会(午後5時、オンライン)。
- 8月5日:第108回全国高校野球選手権大会開幕。
- 8月22日:夏の甲子園決勝。智辯和歌山が優勝。
春の大会は大阪桐蔭が智辯学園を7対3で破り、4年ぶり5度目の優勝を達成した。夏は智辯和歌山が健大高崎を4対3で下し、5年ぶり4度目の全国制覇を果たしている。
つまり、2026年の甲子園組み合わせ抽選会を調べる際は、抽選日だけでなく、春は全日程の対戦枠が確定する方式、夏は大会中にも抽選が続く方式という違いを理解しておく必要がある。
【春のセンバツ】3月6日の抽選で決勝までの組み合わせが確定
第98回選抜高等学校野球大会の組み合わせ抽選会は、2026年3月6日(金)午前9時から毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。
春のセンバツは、夏の選手権とは異なり、全国大会の出場校を決める地方予選が存在しない。都道府県高等学校野球連盟から推薦された学校を対象に、選考委員会が秋季大会の成績や試合内容などを踏まえて出場校を選ぶ招待大会だ。
2026年大会の出場校は32校。抽選会で決勝までのトーナメントが確定するため、各校は初戦の相手だけでなく、勝ち進んだ場合に対戦する可能性のある学校も把握できる。
春のセンバツにおける対戦回避ルール春の組み合わせは完全な無条件抽選ではない。地域的な偏りを避けるため、同一地区や同一都道府県の学校が早い段階で対戦しないよう、あらかじめ抽選方法が定められる。
2026年大会では、同一地区の学校同士は準々決勝まで、同一都道府県の学校同士は決勝まで対戦を避けるよう、ゾーンやブロックを振り分ける方式が採用された。
この仕組みには、同じ地域で競い合ってきた学校同士が全国大会の序盤で対戦する事態を避け、各地域の代表校がより長く勝ち進む可能性を確保する狙いがある。
第98回選抜高校野球大会の主な初戦カード2026年春のセンバツで決まった1回戦の対戦カードは次の16試合だった。
- 帝京(東京)-沖縄尚学(沖縄)
- 阿南光(徳島)-中京大中京(愛知)
- 八戸学院光星(青森)-崇徳(広島)
- 滋賀学園(滋賀)-長崎西(長崎)
- 横浜(神奈川)-神村学園(鹿児島)
- 花巻東(岩手)-智辯学園(奈良)
- 東洋大姫路(兵庫)-花咲徳栄(埼玉)
- 高知農(高知)-日本文理(新潟)
- 北照(北海道)-専大松戸(千葉)
- 神戸国際大付(兵庫)-九州国際大付(福岡)
- 近江(滋賀)-大垣日大(岐阜)
- 山梨学院(山梨)-長崎日大(長崎)
- 東北(宮城)-帝京長岡(新潟)
- 高川学園(山口)-英明(香川)
- 三重(三重)-佐野日大(栃木)
- 熊本工(熊本)-大阪桐蔭(大阪)
注目されたカードの一つが、前年の選手権大会を制した沖縄尚学と帝京の対戦だった。また、横浜と神村学園、花巻東と智辯学園など、実力校同士の初戦も話題となった。
最終的には大阪桐蔭が決勝で智辯学園を下し、優勝を果たした。抽選で決まった対戦ルートを振り返ると、初戦の組み合わせが大会全体の流れを左右することが改めて分かる。
【夏の甲子園】8月1日のオンライン抽選で3回戦まで決定
2026年の夏の甲子園では、第108回全国高等学校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が8月1日(土)午後5時からオンラインで実施された。
出場するのは全国47都道府県の代表49校。北海道は北北海道・南北海道、東京は東東京・西東京に分かれるため、47都道府県から49代表が出場する。
今回の大きな変更点は、従来の大阪市内のフェスティバルホールに各校の代表者が集まる対面形式を取りやめ、オンラインで3回戦までの組み合わせを決定したことだ。
なぜ夏の甲子園はオンライン抽選になったのかオンライン抽選の理由として、日本高野連と朝日新聞社が示したのは、各チームや学校応援団の調整・準備期間を確保することだった。
夏の甲子園では、試合日程が決まると選手だけでなく、学校関係者や応援団も移動、宿泊、応援体制などを調整する必要がある。全国から49校が集まる大会では、対戦カードと試合日が早く確定することが、学校側の準備に直結する。
2025年の前回大会では、開幕戦のみをオンラインで抽選し、残りの組み合わせは後日、代表校が大阪市内に集まって決める形式だった。これに対して2026年は、3回戦までの組み合わせをオンラインで一括して決める運用へ変更された。
したがって、今回の変更を単純に新型コロナウイルス対策の延長と理解するのは正確ではない。2026年大会で明示された目的は、出場校と応援団の準備期間を確保することにある。
オンライン抽選で決まるのは3回戦までここは特に誤解されやすいポイントだ。
8月1日のオンライン抽選会で決まったのは、1回戦、2回戦、3回戦までの組み合わせである。準々決勝以降の対戦カードまで、すべて決定したわけではない。
準々決勝の組み合わせは3回戦を勝ち上がった学校の主将が、各試合の直後にくじを引いて決定する。準決勝の組み合わせも同様に、準々決勝終了後の抽選で決まる。
つまり夏の大会では、勝ち進むたびに次の対戦相手が決まる仕組みが残されている。大会期間中も抽選が続くことが、春のセンバツとの大きな違いだ。
第108回大会で注目された対戦カード2026年夏の組み合わせでは、次のようなカードが注目を集めた。
- 札幌日大(南北海道)-仙台育英(宮城)
- 八幡商(滋賀)-健大高崎(群馬)
- 遊学館(石川)-青森山田(青森)
- 鳴門渦潮(徳島)-八王子実践(西東京)
- 横浜(神奈川)-沖縄尚学(沖縄)
なかでも横浜と沖縄尚学の対戦は、春のセンバツや前年の夏の大会を知るファンにとっても興味深いカードだった。
大会は8月22日に決勝を迎え、智辯和歌山が健大高崎を4対3で破って優勝。夏の甲子園では5年ぶり4度目の全国制覇となった。
【春夏の違いを比較】抽選方式・再抽選・対戦回避ルール
春と夏の甲子園は同じ阪神甲子園球場で開催される全国大会だが、抽選方式は大きく異なる。
2026年の実際の大会運営と日本高野連の発表を整理すると、次のようになる。
| 比較項目 | 春のセンバツ | 夏の選手権 |
|---|---|---|
| 大会名 | 第98回選抜高校野球大会 | 第108回全国高校野球選手権大会 |
| 抽選日 | 3月6日 | 8月1日 |
| 開始時間 | 午前9時 | 午後5時 |
| 抽選方式 | 会場での対面形式 | オンライン形式 |
| 出場校数 | 32校 | 49校 |
| 抽選で決まる範囲 | 決勝まで | 3回戦まで |
| 準々決勝以降 | 大会前の抽選で確定済み | 大会中に再抽選 |
| 同一地区の対戦回避 | 準々決勝まで回避 | 春と同じ方式ではない |
| 同一都道府県の対戦回避 | 決勝まで回避 | 南北北海道・東西東京は初戦での対戦を回避 |
| 選手宣誓 | 出場校の主将全員による抽選 | 希望制で立候補校から決定 |
春のセンバツでは、同一都道府県の学校同士が決勝まで対戦しないように配置される。2026年は同一地区の学校同士についても、準々決勝まで対戦を避ける方式が採用された。
一方、夏の選手権で同じ都道府県から2校が出場するケースは、北海道と東京が代表例となる。南北北海道、東西東京の代表校は初戦で対戦しないように組み合わせが調整される。
ただし、春のように同じ地域の学校を大会終盤まで分散させる仕組みと、夏の初戦対戦回避は同一のルールではない。ここを混同すると、トーナメント表の読み方を誤りやすい。
夏の準々決勝・準決勝はなぜ再抽選するのか夏の選手権では、3回戦までの対戦を大会前に決めておき、その先は勝ち上がった学校の主将がくじを引く。
この方式によって、勝ち上がった学校がどの相手と対戦するかを大会中に決定することになる。あらかじめ決まった固定トーナメントとは異なり、勝ち上がりの状況に応じて後半の対戦カードが変化する点が特徴だ。
春は大会前に決勝までの道筋を確認できるのに対し、夏は準々決勝以降の対戦相手が直前まで確定しない。観戦する側にとっても、試合ごとに新しい組み合わせが生まれる面白さがある。
【出場校・対戦カード一覧】2026年のトーナメント表と大会結果
抽選結果を確認するときは、初戦の対戦相手だけでなく、勝ち上がった場合の次の対戦候補も見ることが大切だ。
春のセンバツは32校・31試合第98回選抜高校野球大会は32校が参加し、全31試合で優勝校を決定した。
初戦から決勝までのトーナメントは3月6日の抽選会で確定。実際の大会では、大阪桐蔭、智辯学園、専大松戸、中京大中京などが勝ち進み、準決勝と決勝へ進出した。
主な終盤の対戦結果は次のとおりだ。
- 準々決勝:大阪桐蔭4-3英明
- 準々決勝:専大松戸2-1山梨学院
- 準々決勝:智辯学園12-8花咲徳栄
- 準々決勝:中京大中京2-1八戸学院光星
- 準決勝:大阪桐蔭3-2専大松戸
- 準決勝:智辯学園2-1中京大中京
- 決勝:大阪桐蔭7-3智辯学園
大阪桐蔭は2022年以来4年ぶりの優勝。通算5度目のセンバツ制覇となった。
夏の選手権は49校・48試合第108回全国高校野球選手権大会は49校が出場した。出場校数が32校の春と違い、49校という構成のため、1回戦から出場する学校と2回戦から登場する学校が存在する。
大会は全48試合で構成され、8月1日のオンライン抽選によって3回戦までの対戦カードが決まった。
準々決勝に進出した8校は、天理、三重、仙台育英、智辯和歌山、花巻東、横浜、健大高崎、有明だった。
準決勝では智辯和歌山が横浜に7対1、健大高崎が天理に1対0で勝利。決勝では智辯和歌山が健大高崎を4対3で破った。
この結果、智辯和歌山が5年ぶり4度目の夏の全国制覇を達成。健大高崎は初優勝を目指したものの、あと一歩届かなかった。
2026年の春夏の組み合わせを比較すると、春は大阪桐蔭、夏は智辯和歌山が優勝しており、両大会の結果は異なる顔ぶれとなった。
【選手宣誓の決め方】春は全主将の抽選、夏は希望制
甲子園の組み合わせ抽選会では、試合の対戦カードだけでなく、開会式で選手宣誓を務める主将の決定方法にも注目が集まる。
2026年は春と夏で異なる方式が採用され、それぞれの大会で選手宣誓を務める主将が決定した。
春のセンバツは32校の主将全員による抽選第98回選抜高校野球大会では、出場32校の主将全員による抽選で選手宣誓役を決定した。
選ばれたのは北照の手代森煌斗主将。3月6日の抽選会で宣誓役に決まり、3月19日の開会式で大役を務めた。
北照にとっても注目の機会となり、手代森主将は大会に向けて意気込みを示した。選手宣誓は、競技の勝敗とは別に、出場校の代表として大会全体を象徴する役割を担っている。
夏の選手権は立候補した15校から決定第108回全国高校野球選手権大会では、選手宣誓を希望する学校が立候補する希望制が採用された。
2026年は15校が立候補し、その中から日本高野連の北村聡会長が抽選。八王子実践の矢澤陵磨主将が選ばれた。
矢澤主将は8月5日の開会式で選手宣誓を担当した。宣誓では、周囲への感謝や仲間と支え合うことの大切さに触れ、野球ができる環境への思いを伝えた。
春は出場校の全主将が抽選対象となり、夏は希望した学校の中から選ばれる。この違いを知っておくと、選手宣誓の決定過程も理解しやすい。
【プロの結論】甲子園の抽選結果は「決まる範囲」と「制約」を見る
2026年の春夏大会から読み取れる最も要点は、甲子園の組み合わせ抽選が単なる運任せのくじ引きではないということだ。
抽選には、地域的な偏りを抑えるための対戦回避ルール、大会運営上の準備期間、選手の負担、応援団の移動など、複数の事情が関係している。
トーナメント表を見るときの3つの判断基準1.抽選で何回戦まで決まったかを確認する
春は決勝までの組み合わせが確定するが、夏は3回戦までしか決まらない。夏のトーナメント表を見るときは、準々決勝以降の枠を確定済みと誤認しないことが大切だ。
2.同一地区・同一都道府県の対戦制限を確認する
同じ都道府県の代表が複数校出場する場合でも、春と夏では対戦回避の条件が違う。春のルールをそのまま夏に当てはめたり、夏の初戦回避を春の大会に適用したりするのは誤りだ。
3.初戦の相手だけで優勝可能性を判断しない
初戦の組み合わせが比較的有利に見えても、勝ち進めば強豪校との対戦が待っている場合がある。春は決勝までのルート、夏は3回戦までの組み合わせと大会中の再抽選を合わせて評価する必要がある。
抽選結果は大会の行方を考える重要な材料だが、実際の勝敗は選手のコンディションや投手起用、守備、攻撃などによって変わる。トーナメントの配置だけで実力を断定することはできない。
組み合わせ抽選会の本質は、出場校の公平性と大会運営の両立にある。春の固定トーナメントと夏の段階的な抽選は、それぞれ異なる大会設計に基づいた仕組みなのだ。
【甲子園組み合わせ抽選会】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の春のセンバツ組み合わせ抽選会はいつ開催された?
A1:2026年3月6日(金)午前9時から、毎日新聞大阪本社オーバルホールで開催された。第98回選抜高校野球大会の出場32校について、決勝までの組み合わせが決定した。
Q2:2026年の夏の甲子園の組み合わせ抽選会はいつだった?
A2:2026年8月1日(土)午後5時からオンラインで実施された。第108回全国高校野球選手権大会の49代表校について、3回戦までの組み合わせが決まった。
Q3:夏の甲子園は準々決勝以降も抽選する?
A3:する。3回戦までの組み合わせは大会前に決まるが、準々決勝以降は勝ち上がった学校の主将が試合直後にくじを引いて決定する。
Q4:春と夏では同じ都道府県の学校が初戦で対戦する可能性はある?
A4:春は同一都道府県の学校同士が決勝まで対戦しないように配置される。夏は南北北海道と東西東京の代表校同士が初戦で対戦しないように配慮される。
Q5:2026年の夏の甲子園で選手宣誓を務めたのは誰?
A5:八王子実践の矢澤陵磨主将。希望制で立候補した15校の中から、日本高野連の北村聡会長による抽選で選ばれた。
Q6:2026年の春と夏の甲子園の優勝校は?
A6:春の第98回選抜高校野球大会は大阪桐蔭、夏の第108回全国高校野球選手権大会は智辯和歌山が優勝した。春は大阪桐蔭が智辯学園に7対3、夏は智辯和歌山が健大高崎に4対3で勝利している。
2026年の甲子園組み合わせ抽選会では、春のセンバツが3月6日午前9時、夏の選手権が8月1日午後5時に開催された。
第98回選抜高校野球大会では、32校の決勝までの対戦カードが大会前に確定。一方、第108回全国高校野球選手権大会では、49校の3回戦までの組み合わせがオンラインで決定され、準々決勝以降は大会中の再抽選となった。
夏のオンライン抽選は、各校や学校応援団の準備期間を確保することが主な目的だった。従来の対面式とは異なる大会運営の形が定着するうえで、2026年は大きな節目となった。
また、同一地区や同一都道府県の対戦回避、選手宣誓の決定方法にも春夏それぞれの特徴がある。
甲子園のトーナメント表を正しく読み解くには、抽選日や対戦カードだけでなく、何回戦まで決定しているのか、どの段階で再抽選が行われるのかを確認することが重要だ。2026年の大会結果と抽選方式を押さえておけば、今後の春夏の甲子園でも、組み合わせの意味や大会の見どころをより深く理解できる。
主な確認資料: 日本高等学校野球連盟の2026年春・夏大会要項、公式組み合わせ表・試合結果、日刊スポーツ、千葉日報、デイリースポーツの大会報道。