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海外サッカー日本人選手一覧【2026-27最新】所属クラブ・移籍情報・出場成績を国別徹底解説

桂木 洋 桂木 洋 • 更新: • 公開: • 読了約 29 分
目次

2026年11月3日現在、海外サッカーでプレーする日本人選手は、欧州の主要リーグだけでなく、アメリカ、アジア、オセアニアなど世界各地に広がっている。三笘薫はブライトン、久保建英はレアル・ソシエダ、遠藤航はリバプール、鈴木彩艶はアストン・ヴィラに所属。2026-27シーズンは夏の移籍市場で日本代表経験者や若手選手の移籍が相次ぎ、海外組の顔ぶれが大きく変わった。

一方、海外クラブの公式登録選手と、実際にリーグ戦やカップ戦に出場した選手は同じではない。所属クラブだけを並べた一覧では、負傷離脱中の選手、ベンチ入りにとどまる選手、下部リーグや育成年代で経験を積む選手の現状までは分からない。この記事では、2026-27シーズンの所属クラブを国・リーグ別に整理し、夏の移籍情報、出場試合数、ゴール、アシストから海外組日本人選手の現在地を解説する。

【2026-27最新】海外サッカー日本人選手は何人?世界に広がる海外組の全体像

海外サッカー日本人一覧

海外組の人数は、どこまでを対象にするかによって変わる。欧州5大リーグのトップチームだけを数える場合と、2部リーグ、ベルギーやオランダなどの中堅リーグ、女子サッカー、アジアのプロリーグまで含める場合では、数字に大きな差が生まれる。

2026年11月1日時点のAssistSideの選手データでは、日本国外のクラブで2026-27シーズンの出場記録がある選手は286人。内訳は男子241人、女子45人で、所属クラブの所在国・地域は42に及ぶ。加えて、今季の出場記録はないものの海外クラブに登録されている選手が17人いる。

国別ではイングランドが37人、ドイツが32人、ベルギーが26人、シンガポールが25人、アメリカが22人。欧州の強豪リーグだけでなく、東南アジアや北欧にも日本人選手の活動拠点が広がっている。

一方、欧州リーグを対象とするJapan Football Dataの集計では、2026-27シーズンに追跡している日本人選手は96人。こちらは22の大会を対象に、リーグ戦だけでなく国内カップ戦や欧州大会などの出場データを集計している。

286人と96人は矛盾する数字ではない。前者は世界各地の男女選手を幅広く対象とし、後者は欧州の特定大会に絞ったデータだからだ。海外組の全体像を把握するときは、対象となる国、性別、カテゴリー、大会の範囲を確認する必要がある。

海外組を把握するための3つの分類
  • 欧州5大リーグ:プレミアリーグ、ブンデスリーガ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン。世界的な注目度と競争水準が高い。
  • 欧州中堅・下部リーグ:ベルギー、オランダ、ポルトガル、スコットランド、オーストリアなど。若手の実戦経験や出場機会を確保する重要な舞台となっている。
  • 北米・アジアなど:MLS、シンガポール、タイ、韓国、オーストラリアなど。選手のキャリア形成や海外でのプレー機会という観点から見逃せない。

【国・リーグ別一覧】2026-27シーズンの日本人選手と所属クラブ

ここでは、欧州の主要リーグを中心に、2026-27シーズンの海外日本人選手と所属クラブを整理する。トップリーグと2部リーグを混同しないように分類した。所属状況は2026年11月初旬の各クラブ情報および選手データを基準としている。

🇬🇧 イングランド|プレミアリーグの日本人選手

2026-27シーズンのプレミアリーグでは、複数の日本人選手が異なるクラブでプレーしている。プレミアリーグ所属クラブの現所属データでは、日本人選手は9人、8クラブに分布している。

  • 三笘薫:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
  • 遠藤航:リバプール
  • 鎌田大地:クリスタル・パレス
  • 冨安健洋:クリスタル・パレス
  • 田中碧:リーズ・ユナイテッド
  • 鈴木彩艶:アストン・ヴィラ
  • 守田英正:ハル・シティ
  • 前田大然:イプスウィッチ・タウン
  • 坂元達裕:コヴェントリー・シティ

注目はアストン・ヴィラに加入した鈴木彩艶だ。パルマでセリエAを経験した日本代表GKが、イングランドのトップリーグに新たな活躍の場を求めた。クリスタル・パレスでは鎌田と冨安がチームメートとなり、日本人選手同士が同じクラブで競争する構図も生まれている。

なお、旗手怜央はセルティックからバーンリーへ移籍したが、2026-27シーズンのバーンリーはチャンピオンシップ所属。プレミアリーグの日本人選手一覧とは別に扱う必要がある。

イングランド・チャンピオンシップの日本人選手

2部に相当するチャンピオンシップにも、多くの日本人選手が所属している。トップリーグ昇格を目指すクラブで、出場時間を確保しながら経験を積む選手が目立つ。

  • 旗手怜央:バーンリー
  • 岩田智輝:バーミンガム・シティ
  • 松木玖生:サウサンプトン
  • 斉藤光毅:クイーンズ・パーク・レンジャーズ
  • 平河悠:ブリストル・シティ
  • 森下龍矢:ブラックバーン・ローヴァーズ
  • 大橋祐紀:ブラックバーン・ローヴァーズ
  • 伊藤敦樹:ボルトン・ワンダラーズ

チャンピオンシップは試合数が多く、フィジカル面の要求も厳しい。日本人選手にとって、プレミアリーグへの昇格を目指すだけでなく、年間を通して試合に出続ける能力を示す舞台でもある。

🇩🇪 ドイツ|ブンデスリーガの日本人選手

日本人選手の存在感が特に大きいのがドイツだ。ブンデスリーガ公式サイトが2026年11月1日に掲載した日本人選手特集でも、複数の日本代表経験者や若手選手が取り上げられている。

  • 堂安律:アイントラハト・フランクフルト
  • 伊藤洋輝:バイエルン・ミュンヘン
  • 佐野海舟:マインツ05
  • 町野修斗:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
  • 板倉滉:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
  • 橋岡大樹:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
  • 宇野禅斗:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
  • 町田浩樹:ホッフェンハイム
  • 鈴木唯人:フライブルク
  • 後藤啓介:フライブルク
  • 山本理仁:フライブルク
  • 小杉啓太:アイントラハト・フランクフルト
  • 川﨑颯太:マインツ05
  • 田中聡:シャルケ

特に注目したいのがフライブルクとボルシアMGだ。フライブルクには鈴木唯人、後藤啓介、山本理仁らが所属。ボルシアMGには板倉滉、橋岡大樹、町野修斗、宇野禅斗らが集まっている。

ドイツでは日本人選手が複数のポジションで競争しており、攻撃的MFやFWだけでなく、センターバック、サイドバック、ボランチにも活躍の場がある。

ドイツ2部・2.ブンデスリーガ

ドイツの2部リーグにも日本人選手が多い。ブンデスリーガ公式の日本人選手特集では、次の選手たちが2部の所属選手として紹介されている。

  • 藤田譲瑠チマ:ザンクト・パウリ
  • 安藤智哉:ザンクト・パウリ
  • 原大智:ザンクト・パウリ
  • 塩貝健人:ヴォルフスブルク
  • 三好康児:ボーフム
  • 古川陽介:ダルムシュタット
  • 秋山裕紀:ダルムシュタット
  • アペルカンプ真大:グロイター・フュルト
  • 福田師王:カールスルーエ
  • 安部大晴:ホルシュタイン・キール
  • 関根大輝:ホルシュタイン・キール
  • 髙橋仁胡:ホルシュタイン・キール
  • 松田隼風:ハノーファー

同じドイツ国内でも、1部と2部では競技環境やクラブの規模が異なる。選手を評価する際には、所属国だけでなく、実際に所属しているディビジョンまで確認したい。

🇪🇸 スペイン|ラ・リーガとセグンダ・ディビシオン

スペイン1部のラ・リーガでは、久保建英がレアル・ソシエダ、佐藤龍之介がバレンシアに所属している。2026-27シーズンは、久保に続く日本人選手として佐藤がスペインのトップカテゴリーに加わった点が注目される。

  • 久保建英:レアル・ソシエダ
  • 佐藤龍之介:バレンシア

2部のセグンダ・ディビシオンでは、宮代大聖がラス・パルマス、喜多壱也がレアル・ソシエダB、伊藤涼太郎がバリャドリードでプレーしている。

久保はスペインで長くキャリアを積んできた代表的な日本人選手だ。佐藤の加入は、スペインでプレーする次世代の日本人選手にとっても注目すべき動きとなっている。

🇫🇷 フランス|リーグ・アン

2026-27シーズンのフランス1部リーグ・アンでは、日本人選手の移籍が相次いだ。

  • 上田綺世:リール
  • 中村敬斗:オリンピック・リヨン
  • 南野拓実:ASモナコ
  • 瀬古歩夢:ル・アーヴル
  • 中村草太:ル・アーヴル
  • 水多海斗:ル・アーヴル

上田はオランダのフェイエノールトからリールへ移籍。中村敬斗もスタッド・ランスからリヨンへ完全移籍し、フランス国内で新たな挑戦を始めた。ル・アーヴルにも日本人選手が複数所属しており、クラブ単位で日本人選手の存在感が高まっている。

🇮🇹 イタリア|セリエA
  • 菅原由勢:カリアリ

菅原はサウサンプトンからカリアリへ期限付き移籍。2025-26シーズンはドイツのブンデスリーガでプレーしており、イングランド、ドイツに続いてイタリアのトップリーグを経験することになった。

🇧🇪 ベルギー|ジュピラー・プロ・リーグ

ベルギーは日本人選手の所属先として特に重要な国だ。2026-27シーズンもシント=トロイデンを中心に複数の日本人選手がプレーしている。

  • 小久保玲央ブライアン:シント=トロイデン
  • 谷口彰悟:シント=トロイデン
  • 高井幸大:シント=トロイデン
  • 荒木遼太郎:シント=トロイデン
  • 石渡ネルソン:シント=トロイデン
  • 畑大雅:シント=トロイデン
  • 松澤海斗:シント=トロイデン
  • 新川志音:シント=トロイデン
  • 伊東純也:KRCゲンク
  • 横山歩夢:KRCゲンク
  • 齋藤俊輔:ウェステルロー
  • 坂本一彩:ウェステルロー
  • 木村誠二:ウェステルロー
  • 野澤大志ブランドン:アントワープ
  • 綱島悠斗:アントワープ
  • ハーフナー・ニッキ:ユニオン・サン=ジロワーズ
  • 荻原拓也:OHルーヴェン
  • 山田新:OHルーヴェン
  • 名和田我空:シャルルロワ
  • 倍井謙:コルトレイク

ベルギー2部のチャレンジャー・プロ・リーグでは、原口元気、ポープ・ウィリアム、笠柳翼、高岡伶颯、永長鷹虎らもプレーしている。

ベルギーの特徴は、若手が継続的に出場機会を得ながら欧州の競争に慣れ、より大きなリーグへのステップアップを目指せることだ。クラブ単位で日本人選手が複数所属している点も特徴的である。

🇳🇱 オランダ|エールディヴィジ
  • 佐野航大:PSVアイントホーフェン
  • 渡辺剛:フェイエノールト
  • 三戸舜介:スパルタ・ロッテルダム
  • 毎熊晟矢:AZアルクマール
  • 市原吏音:ヨングAZ(2部)

オランダは攻撃的なサッカーと若手育成で知られるリーグ。日本人選手にとっても、技術や戦術理解を高めながら上位リーグへの移籍を目指す環境となっている。

🇵🇹 ポルトガル・🇦🇹 オーストリア・その他の欧州リーグ
  • 福井太智:アロウカ(ポルトガル)
  • 北野颯太:レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
  • 横田大祐:レンジャーズ(スコットランド)
  • 福田翔生:ブレンビー(デンマーク)
  • 鈴木淳之介:FCコペンハーゲン(デンマーク)
  • 常本佳吾:FCバーゼル(スイス)
  • 中山雄太:レッドスター・ベオグラード(セルビア)

このほか、ポーランド、セルビア、オーストリアなどにも日本人選手の所属が確認されている。海外組を5大リーグだけで判断すると、欧州でキャリアを築く選手の実態を見落とすことになる。

🇺🇸 アメリカ・アジア・女子サッカー

欧州以外にも、日本人選手の活動拠点は広がっている。アメリカのMLSでは吉田麻也がロサンゼルス・ギャラクシーでプレー。アジアではシンガポール、タイ、韓国、インドネシア、マレーシアなどに日本人選手が在籍している。

女子サッカーも重要なカテゴリーだ。2026年11月1日時点の海外選手データでは、女子選手だけで45人の出場記録がある。イングランドでは宮澤ひなた、長野風花、清家貴子、古賀塔子、松窪真心、藤野あおば、熊谷紗希、植木理子らが海外クラブに所属している。

男女を含めて海外組を調べる場合は、男子の欧州リーグだけを対象としたランキングと、世界全体の選手データを区別することが大切だ。

【2026年夏の移籍情報】日本人選手の移籍元・移籍先とキャリアの変化

2026年夏の移籍市場では、代表クラスの選手から若手まで、多くの日本人選手が新天地を選んだ。単なる所属変更ではなく、リーグの競争水準、出場機会、ポジション争いなど、選手のキャリアに関わる動きが続いている。

特に注目された移籍を、移籍元と移籍先の関係が分かるように整理した。

選手 移籍元 移籍先 時期・形式
鈴木彩艶 パルマ(イタリア) アストン・ヴィラ(イングランド) 8月19日・完全移籍
上田綺世 フェイエノールト(オランダ) リール(フランス) 8月31日・完全移籍
旗手怜央 セルティック(スコットランド) バーンリー(イングランド) 9月1日・完全移籍
守田英正 スポルティングCP(ポルトガル) ハル・シティ(イングランド) 7月24日・フリー移籍
中村敬斗 スタッド・ランス(フランス) オリンピック・リヨン(フランス) 9月2日・完全移籍
菅原由勢 サウサンプトン(イングランド) カリアリ(イタリア) 9月1日・期限付き移籍
冨安健洋 無所属 クリスタル・パレス(イングランド) 8月7日・フリー移籍
高井幸大 トッテナム シント=トロイデン(ベルギー) 9月・期限付き移籍

この移籍一覧で象徴的なのが、鈴木彩艶のアストン・ヴィラ加入だ。2026年8月19日、パルマは同選手の完全移籍を正式発表した。イタリアで2シーズンを過ごした日本代表GKが、プレミアリーグのクラブへステップアップした形だ。

上田綺世のリール移籍も大きなニュースとなった。リールは2026年8月31日に加入を発表し、契約期間は2030年までの4年間。フェイエノールトで積み上げた経験を、フランスのトップリーグで生かす新たな挑戦となった。

旗手怜央はセルティックでの5年間を経てバーンリーへ完全移籍。9月1日の移籍発表により、イングランドでの新たなキャリアをスタートさせた。なお、バーンリーは今季チャンピオンシップで戦っているため、プレミアリーグ所属選手とは区別される。

中村敬斗はリヨンへの移籍が決定。フランス国内でのクラブ変更となり、リーグ・アンで引き続きプレーする。中村のように同一リーグ内で移籍するケースは、新しい環境への適応と同時に、これまでの経験を生かしやすいという特徴もある。

また、菅原由勢はサウサンプトンからカリアリへ期限付き移籍。冨安健洋はクリスタル・パレスにフリーで加入し、鎌田大地と同じクラブでプレーすることになった。

こうした動きを見ると、2026年夏の移籍市場は、日本人選手が欧州の異なるリーグへ挑戦するだけでなく、同じリーグ内で競争環境を変える時期にもなったことが分かる。

【出場成績・ゴール・アシスト】2026-27シーズンの日本人ランキング

所属クラブの一覧と同じくらい気になるのが、実際の出場成績だ。2026年10月30日時点のJapan Football Dataの欧州大会別ランキングでは、欧州の対象大会で日本人選手のゴールやアシストが記録されている。

日本人選手の今季ゴールランキング
  • 1位・上田綺世:6ゴール、10試合出場、690分。リール所属。
  • 2位・齋藤俊輔:5ゴール、9試合出場、693分。ウェステルロー所属。
  • 3位・鈴木唯人:4ゴール、8試合出場、614分。フライブルク所属。
  • 4位・福田師王:3ゴール、7試合出場、585分。カールスルーエ所属。
  • 4位・松木玖生:3ゴール、12試合出場、793分。サウサンプトン所属。

このランキングで目立つのは上田綺世だ。リール加入後、欧州の対象大会で10試合6ゴールを記録。得点力という点では、2026-27シーズンの日本人海外組を代表する存在となっている。

鈴木唯人もフライブルクで4ゴールを記録し、攻撃的MFとして結果を残している。ベルギーの齋藤俊輔が5ゴールで2位に入っている点も興味深い。欧州での活躍は5大リーグだけで測れるものではなく、中堅リーグで得点を重ねる選手にも注目する価値がある。

日本人選手のアシストランキング
  • 1位・坂本一彩:4アシスト、9試合出場。ウェステルロー所属。
  • 1位・北野颯太:4アシスト、16試合出場。レッドブル・ザルツブルク所属。
  • 3位・高岡伶颯:3アシスト、8試合出場。パトロ・アイスデン所属。
  • 3位・鎌田大地:3アシスト、13試合出場。クリスタル・パレス所属。
  • 5位・中村敬斗:2アシスト、7試合出場。リヨン所属。

鎌田大地はプレミアリーグでのプレー時間も確保しながら、ゴールに直結する仕事を続けている。北野颯太はオーストリアで出場機会を積み、得点だけでなくチャンスメークでも存在感を示している。

出場時間で見る日本人選手の現在地

得点やアシストだけでは、選手の貢献度を十分に評価できない。特に守備的MFやDF、GKは、試合に出続けること自体が重要な評価材料となる。

同じ集計の出場時間ランキングでは、岩田智輝がチャンピオンシップで14試合1,161分、小久保玲央ブライアンがベルギー1部で11試合990分、鎌田大地がプレミアリーグで14試合1,027分を記録している。

こうした数字からは、得点ランキングには表れない選手の継続的な出場状況が見えてくる。クラブの中心選手として起用されているかどうかを判断するなら、出場時間と先発回数を確認することが欠かせない。

【注目4選手の現在地】三笘薫・久保建英・遠藤航・鈴木彩艶

海外組の中でも検索される機会が多いのが、三笘薫、久保建英、遠藤航、鈴木彩艶の4人だ。それぞれ所属クラブもポジションも異なり、2026-27シーズンの状況にも違いがある。

三笘薫|ブライトンで復帰を目指すウイング

三笘薫の所属クラブは、2026-27シーズンもイングランドのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン。左サイドからのドリブル突破や局面を変える攻撃力が持ち味だ。

ただし、今季は負傷の影響を受けている。ブライトンは2026年5月25日、三笘がハムストリングの負傷で手術を受けたと公式発表した。クラブはリハビリの開始を伝え、復帰に向けた過程を説明している。

10月27日の監督コメントを伝えた報道では、11月の代表活動期間前の復帰は見込最初に、その後の復帰を目指す見通しが示された。したがって、所属クラブはブライトンのままだが、今季の実際の出場状況は負傷からの回復と分けて考える必要がある。

久保建英|レアル・ソシエダでスペインのキャリアを継続

久保建英の所属クラブはレアル・ソシエダ。2022年から同クラブでプレーし、スペインのトップリーグで実績を積み重ねてきた。

久保の特徴は、狭い局面でのボールコントロール、相手DFとの駆け引き、左足を生かした攻撃の組み立てにある。日本人選手の中でもスペインでの経験が豊富で、ラ・リーガを代表する日本人アタッカーの一人だ。

2026-27シーズンは佐藤龍之介がバレンシアに加わり、スペイン1部で日本人選手が複数のクラブに所属する構図となった。久保は引き続きソシエダの中心的な攻撃選手として注目される。

遠藤航|リバプール所属と出場機会を分けて考える

遠藤航は2026-27シーズンもリバプールに所属している。中盤の守備やボール奪取、試合の流れを落ち着かせる能力を持つ選手だ。

ただし、今季のプレミアリーグでは出場機会が限られている。Opta Analystの2026-27シーズン記録では、11月1日までのプレミアリーグ出場は0試合、出場時間も0分。ベンチ入りは確認できるものの、実際の出場とは区別される。

この事例は、海外日本人選手一覧を見る際に注意したいポイントを示している。クラブの公式メンバーに名前があることと、リーグ戦で実際にプレーしていることは別の情報だ。

鈴木彩艶|アストン・ヴィラでプレミアリーグに挑戦

鈴木彩艶はパルマからアストン・ヴィラへ完全移籍し、2026-27シーズンからプレミアリーグに挑戦している。

アストン・ヴィラの公式選手プロフィールでは、2026年8月加入の日本代表GKとして紹介されている。11月初旬までの集計では、プレミアリーグで8試合720分の出場記録があり、セーブ成功率も評価材料となっている。

GKはフィールドプレーヤーとは異なり、出場した試合数やセーブ、失点、クリーンシートなどが重要な評価指標となる。鈴木の移籍は、日本人GKが欧州のトップリーグで定位置を争ううえでも大きな動きだ。

【プロの結論】海外組日本人選手を正しく評価する5つのチェックポイント

海外組の一覧は、選手の所属先を調べるための入口にすぎない。実際の実力やキャリアの進展を理解するには、所属クラブ以外の情報も組み合わせて判断する必要がある。

1. 所属クラブだけでなくリーグのカテゴリーを見る

例えば、イングランドのバーンリーに所属する旗手怜央は、2026-27シーズンのプレミアリーグではなくチャンピオンシップでプレーしている。同じイングランドのクラブでも、1部と2部では所属する大会が異なる。

ドイツでもブンデスリーガと2.ブンデスリーガは別カテゴリーだ。クラブ名だけでリーグの水準を判断しないことが大切である。

2. 公式登録・ベンチ入り・出場を区別する

海外サッカーのデータには、次のような違いがある。

  • 所属・登録:クラブとの契約や選手登録が確認できる状態。
  • ベンチ入り:試合当日のメンバーに選ばれているが、出場していない状態。
  • 途中出場:交代選手としてピッチに立った状態。
  • 先発出場:試合開始時からプレーした状態。
  • 出場時間:実際にプレーした時間を示す指標。

遠藤航のように、登録されていてもプレミアリーグで出場時間がない選手がいる。逆に、負傷から復帰したばかりの選手でも、短時間の途中出場を積み重ねている場合がある。

3. ゴールとアシスト以外の数字にも注目する

FWならゴール数、攻撃的MFならアシストやチャンスメーク、守備的MFならボール奪取やパス成功率、DFなら対人守備や出場時間、GKならセーブ率やクリーンシートが評価材料となる。

ポジションによって求められる役割は違う。得点数だけを基準にすると、守備でチームを支える選手の貢献を見落としてしまう。

4. 完全移籍と期限付き移籍を確認する

完全移籍は選手の保有権が移籍先クラブに移る形式で、期限付き移籍は一定期間、別のクラブでプレーする形式だ。期限付き移籍には買い取りオプションが付く場合もある。

例えば、鈴木彩艶のアストン・ヴィラ移籍は完全移籍、菅原由勢のカリアリ移籍は期限付き移籍だ。今後の所属クラブを追うときは、契約形態にも目を向けたい。

5. 負傷・復帰時期・冬の移籍市場を確認する

選手の成績は、負傷やコンディションによって大きく変わる。三笘薫のように長期離脱からの復帰を目指すケースでは、所属クラブだけを見ても現在の競技状況は分からない。

また、2027年1月には冬の移籍市場が控えている。夏に移籍できなかった選手や、出場機会が少ない選手については、クラブ変更や期限付き移籍が今後の注目材料になる。

海外組の現在地を知りたい人は、所属クラブ・リーグ・出場時間・移籍形式の4項目を優先して確認するのがおすすめだ。逆に、クラブ名や知名度だけで選手の好調・不調を判断するのは避けたい。

【海外サッカー日本人選手の一覧】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、海外でプレーする日本人サッカー選手は何人いますか?
A1:2026年11月1日時点のAssistSideの集計では、海外クラブで今季の出場記録がある日本人選手は男女合わせて286人です。男子241人、女子45人で、42の国・地域に広がっています。対象リーグやカテゴリーによって人数は変わります。

Q2:2026-27シーズンのプレミアリーグに所属する日本人選手は誰ですか?
A2:三笘薫、遠藤航、鎌田大地、冨安健洋、田中碧、鈴木彩艶、守田英正、前田大然、坂元達裕の9人が主な現所属選手です。三笘は負傷からの復帰を目指しており、遠藤は11月初旬までリーグ戦の出場記録がありません。

Q3:三笘薫、久保建英、遠藤航、鈴木彩艶の所属クラブはどこですか?
A3:三笘薫はブライトン、久保建英はレアル・ソシエダ、遠藤航はリバプール、鈴木彩艶はアストン・ヴィラです。2026-27シーズンもそれぞれ異なるリーグ・クラブでプレーしています。

Q4:海外クラブに所属していれば、必ず試合に出場していますか?
A4:いいえ。クラブへの登録、試合のベンチ入り、実際の出場はそれぞれ異なります。遠藤航のようにメンバー登録やベンチ入りが確認できても、リーグ戦の出場時間が0分というケースがあります。

Q5:2026-27シーズンに最もゴールを決めている日本人選手は誰ですか?
A5:2026年10月30日時点の欧州対象大会の集計では、上田綺世が6ゴールでトップです。齋藤俊輔が5ゴール、鈴木唯人が4ゴールで続いています。大会の対象範囲や集計日によって順位は変わります。

2026-27シーズンの海外日本人選手は、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、ラ・リーガ、リーグ・アン、セリエAをはじめ、ベルギーやオランダ、北米、アジアなど幅広い地域でプレーしている。

三笘薫はブライトン、久保建英はレアル・ソシエダ、遠藤航はリバプール、鈴木彩艶はアストン・ヴィラ。上田綺世のリール移籍や中村敬斗のリヨン加入、旗手怜央のバーンリー移籍など、2026年夏は海外組の所属先が大きく動いたシーズンでもある。

今季の成績では、上田綺世の6ゴール、齋藤俊輔の5ゴール、鈴木唯人の4ゴールが注目される。一方、負傷離脱中の三笘や出場機会が限られている遠藤のように、所属先と試合での実績を分けて見るべき選手もいる。

今後の注目点は、三笘の復帰、久保のスペインでの活躍、鈴木彩艶のプレミアリーグでの定着、そして2027年冬の移籍市場だ。海外組を追うなら、クラブ名だけでなく、出場試合数、先発回数、出場時間、ゴール、アシストまで確認することで、日本人選手それぞれの現在地をより正確に把握できる。

2026-27シーズンはまだ続く。海外で挑戦する日本人選手たちの所属クラブと成績は、冬の移籍市場やシーズン後半の活躍によって、さらに変化していくことになりそうだ。

主な事実確認資料: 2026年11月初旬の海外選手集計、欧州選手別成績、プレミアリーグ公式登録情報、ブンデスリーガ公式特集、各クラブの移籍発表を参照。

移籍情報については、パルマ、リール、バーンリー、クリスタル・パレス、サウサンプトン、カリアリなどの公式発表も照合。

三笘薫の負傷状況、遠藤航の出場記録、スペインでの日本人選手の所属状況については、クラブ発表および選手別記録を参照。

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桂木 洋

映画・ドラマの公開情報を担当。配給会社のプレスシートと公式サイト記載を基準に、あらすじと配役をまとめます。

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