2026年の秋季リーグは、8月22日から10月5日まで開催された。全7大学が12試合を戦い、中部学院大学が9勝3敗、勝率.750で優勝を決めた。
注目したいのは、優勝争いだけではない。朝日大学が8勝4敗で単独2位、岐阜協立大学が7勝5敗で3位に浮上した一方、春季2位タイだった岐阜聖徳学園大学は4位となった。
秋季の順位を詳しく見ると、次のような構図が浮かび上がる。
- 1位:中部学院大学(9勝3敗、勝率.750)
- 2位:朝日大学(8勝4敗、勝率.667)
- 3位:岐阜協立大学(7勝5敗、勝率.583)
- 4位:岐阜聖徳学園大学(6勝6敗、勝率.500)
- 5位タイ:東海学院大学(5勝6敗1分)
- 5位タイ:中京学院大学(5勝6敗1分)
- 7位:岐阜大学(1勝11敗、勝率.083)
特筆すべきは、岐阜協立大学の躍進と岐阜大学の苦戦だ。春季から秋季にかけて、上位争いの顔ぶれには明確な変化が生じている。
【春季・秋季の順位を徹底比較】2026年7大学の成績一覧

2026年の岐阜学生野球リーグを理解するには、春季と秋季を並べて比較するのが分かりやすい。
以下は、各季の勝敗表に基づいて整理した7大学の成績だ。
| 大学名 | 2026年春季 | 2026年秋季 | 秋季勝率 |
|---|---|---|---|
| 中部学院大学 | 1位・10勝2敗 | 1位・9勝3敗 | .750 |
| 朝日大学 | 2位タイ・8勝4敗 | 2位・8勝4敗 | .667 |
| 岐阜協立大学 | 6位・3勝9敗 | 3位・7勝5敗 | .583 |
| 岐阜聖徳学園大学 | 2位タイ・8勝4敗 | 4位・6勝6敗 | .500 |
| 東海学院大学 | 4位・6勝6敗 | 5位タイ・5勝6敗1分 | .455 |
| 中京学院大学 | 5位・5勝7敗 | 5位タイ・5勝6敗1分 | .455 |
| 岐阜大学 | 7位・2勝10敗 | 7位・1勝11敗 | .083 |
※勝率は各季の勝敗表に掲載された数値。春季の朝日大学と岐阜聖徳学園大学、秋季の東海学院大学と中京学院大学は、それぞれ同率順位となっている。
春季リーグ戦の結果:中部学院大学が10勝2敗で優勝2026年春季リーグ戦は3月30日から5月12日まで開催された。
中部学院大学は12試合で10勝2敗、勝率.833という好成績を記録。79得点、13失点という数字も際立っている。
特に失点13は、リーグ全体の中でも際立つ数字だ。攻撃力だけでなく、相手に得点を許さない守備・投手力が優勝を支えた。
2位は朝日大学と岐阜聖徳学園大学。両校とも8勝4敗で、優勝校を追う位置につけた。
一方、岐阜協立大学は3勝9敗で6位。前年までの実績や大学名だけでは測れない、厳しい順位争いとなった。
秋季リーグ戦の結果:中部学院大学が再び頂点へ秋季は8月22日に開幕し、10月5日に全日程を終えた。
中部学院大学は9勝3敗で優勝。春季に続いて首位を守り、3季連続25回目の岐阜県リーグ優勝を達成した。
2位の朝日大学は8勝4敗。春季と同じ勝ち星を記録し、安定した成績を維持している。
大きな変化があったのは岐阜協立大学だ。春季の3勝から秋季は7勝へと勝ち星を伸ばし、順位も6位から3位へ上昇した。
また、東海学院大学と中京学院大学は、ともに5勝6敗1分で5位タイとなった。
このように、2026年は中部学院大学の安定した強さに加え、岐阜協立大学の巻き返しが印象的なシーズンだった。
【岐阜県リーグ参加7大学】各大学の戦績と注目ポイント
岐阜県リーグには、2026年秋季リーグ戦開始時点で7大学が加盟している。
ここでは、各大学の成績とシーズンを通じた位置づけを確認する。
1.中部学院大学:3季連続優勝を達成した王者2026年のリーグを代表する存在が中部学院大学だ。
春季は10勝2敗、秋季は9勝3敗。2季連続で優勝し、秋季には3季連続25回目という節目の記録を達成した。
秋季の個人成績では、古川莉玖が最優秀選手賞、冷水孝輔が最優秀投手賞を受賞した。
また、秋季の勝敗表では朝日大学、岐阜協立大学、東海学院大学、岐阜大学に対して2勝0敗。上位争いの相手だけでなく、下位校にも確実に勝利を重ねた。
一方、中京学院大学には2敗している。全試合で圧倒したわけではなく、苦戦する対戦もあった。
それでも優勝を守り抜いた点に、チームとしての総合力が表れている。
2.朝日大学:春秋ともに上位を確保朝日大学は2026年春季・秋季ともに8勝4敗。
春季は岐阜聖徳学園大学と並ぶ2位タイだったが、秋季は単独2位となった。
秋季の得点は58。これはリーグ7大学の中で最も多い数字であり、攻撃面の存在感が大きい。
個人賞では藤田泰聖が首位打者と打点王を獲得。チームの得点力を象徴する活躍となった。
秋季には中部学院大学に2敗したものの、岐阜協立大学、東海学院大学、岐阜大学にはそれぞれ2勝0敗。優勝校を追う有力校としての立ち位置を維持した。
3.岐阜協立大学:秋季最大の順位上昇2026年の岐阜県リーグで、特に注目したいのが岐阜協立大学だ。
春季は3勝9敗で6位だったが、秋季は7勝5敗で3位に浮上した。
わずか半年で勝利数を4つ増やし、順位も3つ上げたことになる。
秋季は中部学院大学と朝日大学には連敗した一方、岐阜聖徳学園大学、中京学院大学、岐阜大学には2勝0敗だった。
上位2校には届かなかったものの、他校との対戦では勝ち星を積み重ねた。
秋季の新名颯汰朗は優秀選手賞、小川蒼空は本塁打王を受賞している。
チーム成績と個人賞の両面から、秋季の巻き返しを確認できる。
4.岐阜聖徳学園大学:春季2位タイから秋季4位へ岐阜聖徳学園大学は、春季に8勝4敗で朝日大学と並ぶ2位タイだった。
ところが秋季は6勝6敗となり、順位は4位に後退した。
春季には中部学院大学に対して1勝1敗と互角の戦いを見せていたが、秋季も同じく1勝1敗。優勝校に対抗する力を持ちながら、他の対戦で勝ち星を積み上げきれなかった。
春季の上位成績を秋季につなげられなかった点は、2027年の戦いに向けた課題となる。
5.東海学院大学:秋季は勝率.455東海学院大学は春季6勝6敗で4位。
秋季は5勝6敗1分で中京学院大学と5位タイだった。
秋季の特徴は、引き分けが1試合あったことだ。12試合を戦い、勝率は.455となっている。
岐阜協立大学と岐阜聖徳学園大学には1勝1敗。中部学院大学と朝日大学には2敗を喫した。
上位校との差を縮めるには、直接対決での勝利が今後の焦点となる。
6.中京学院大学:優勝校から2勝を挙げた存在中京学院大学は春季5勝7敗で5位、秋季5勝6敗1分で5位タイとなった。
秋季の勝ち星は5勝で春季と同じだが、敗戦が1つ減り、引き分けが1つ加わった。
特に注目すべきは、中部学院大学との対戦で2勝0敗という結果を残したことだ。
最終順位では優勝校と大きな差があるものの、直接対決では優位に立っている。
リーグ戦では順位だけでなく、特定の相手との対戦成績にも注目する必要があることを示す事例だ。
7.岐阜大学:春季2勝10敗、秋季1勝11敗岐阜大学は2026年の春季・秋季ともに7位となった。
春季は2勝10敗、勝率.167。秋季は1勝11敗、勝率.083だった。
秋季の12試合で挙げた勝利は、中京学院大学との対戦による1勝。ほかの5大学には勝利できなかった。
秋季の得点は15、失点は57。攻撃面では得点機会を生かしきれず、守備面でも失点を抑えることが難しいシーズンとなった。
ただし、春季と秋季を通じて12試合ずつを戦っている点は押さえておきたい。単に試合数が少なかったから順位が下がったわけではない。
2027年に向けては、投手陣の安定、得点力の改善、接戦を勝ち切る力が課題になる。
【リーグの仕組みと日程】東海地区大学野球連盟との関係
岐阜大学野球リーグを調べる際、知っておきたいのが東海地区大学野球連盟との関係だ。
一般に「岐阜大学野球リーグ」「岐阜学生野球リーグ」と呼ばれている大会は、東海地区大学野球連盟の岐阜県リーグに位置づけられる。
つまり、岐阜県内の大学だけで完結する大会ではなく、その先に東海地区の選手権大会などが続いている。
2026年の春季・秋季リーグ日程2026年の開催期間は次の通り。
- 春季リーグ:3月30日~5月12日
- 春季新人戦:5月16日~17日
- 春季選手権大会:5月23日
- 秋季リーグ:8月22日~10月5日
- 秋季新人戦:10月10日~11日
- 秋季選手権大会:10月16日~18日
春季の岐阜県リーグ優勝校は中部学院大学。秋季も中部学院大学が優勝し、朝日大学とともに東海地区大学野球秋季選手権大会への出場対象となった。
順位はどのように決まる?2026年の春季・秋季の勝敗表では、順位決定方法として勝率が採用されている。
7大学が参加するリーグでは、各大学が残る6大学と対戦する。2026年は各対戦相手と2試合ずつを戦い、1チームあたり12試合を消化した。
秋季のように引き分けが発生した場合、単純な勝利数だけでは順位を判断できない。
例えば、東海学院大学と中京学院大学はともに5勝6敗1分。勝率も.455で並び、5位タイとなった。
また、春季の朝日大学と岐阜聖徳学園大学も8勝4敗で並び、2位タイだった。
こうした同率順位を理解するには、勝敗数だけでなく勝率と引き分け数まで確認する必要がある。
岐阜県リーグから全国大会までの流れ岐阜県リーグの優勝校には、東海地区の上位大会へ進む機会がある。
春季は東海地区大学野球春季選手権大会につながり、2026年は中部学院大学が優勝。2季連続16回目の優勝を記録した。
秋季は県リーグの上位校が東海地区大学野球秋季選手権大会に進出する仕組みとなっている。
加えて、東海地区の大学は北陸・愛知の各連盟とも競う三連盟代表大学野球王座決定戦へと進む可能性がある。
岐阜県リーグの順位は、単なる県内ランキングではない。その先の大会への出場機会にも関係する重要な結果だ。
【プロの結論】2026年の勢力図から読み取れる3つのポイント
2026年の岐阜県リーグを春季・秋季の両面から分析すると、3つの特徴が見えてくる。
1.中部学院大学の強さは継続性にある中部学院大学は春季10勝2敗、秋季9勝3敗。
春季は79得点13失点、秋季は48得点33失点だった。
秋季は朝日大学の58得点、岐阜協立大学の54得点を下回ったものの、最終的にはリーグトップの9勝を記録した。
単純な得点数だけではなく、対戦相手に応じて勝ち星を確保する総合力が、連続優勝につながったと分析できる。
2.岐阜協立大学が次の優勝候補争いに加わった春季6位から秋季3位への上昇は、2026年の大きな変化だ。
7勝5敗という数字は、上位2校に続く成績。中部学院大学と朝日大学を追う存在として、次季の戦いにも注目が集まる。
3.岐阜大学は順位だけでなく内容の改善が必要岐阜大学は春季から秋季にかけて勝利数が2勝から1勝へ減少した。
今後は勝率の改善だけを目標にするのではなく、得点力や失点の抑制など、試合内容を細かく分析する必要がある。
一方で、1勝11敗という数字だけをもって、チームの将来性まで判断するのは早い。大学野球は選手の入れ替わりがあり、翌季の戦力構成も変わるためだ。
2027年のリーグ戦を見る際の判断基準次のシーズンを追いかけるなら、次の3点に注目したい。
- 中部学院大学が4季連続優勝を達成できるか
- 岐阜協立大学が秋季3位の勢いを維持できるか
- 岐阜大学が勝利数を増やし、下位から浮上できるか
2026年の結果を踏まえると、優勝争いだけでなく、中位校の順位変動も見逃せないポイントになる。
【岐阜大学野球リーグ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の岐阜大学野球リーグで優勝した大学はどこですか?
A1:春季・秋季ともに中部学院大学です。秋季は9勝3敗で、3季連続25回目の優勝を達成しました。
Q2:岐阜学生野球リーグの参加大学は何校ですか?
A2:2026年秋季リーグ戦開始時点では7大学です。中部学院大学、朝日大学、岐阜協立大学、岐阜聖徳学園大学、東海学院大学、中京学院大学、岐阜大学が参加しています。
Q3:岐阜大学の2026年秋季リーグの成績は?
A3:1勝11敗、勝率.083で7位でした。春季も2勝10敗で7位となっています。
Q4:朝日大学は2026年秋季に何位でしたか?
A4:8勝4敗、勝率.667で2位でした。春季も8勝4敗で2位タイとなっており、年間を通じて安定した成績を残しました。
Q5:2026年秋季の岐阜協立大学は何位でしたか?
A5:7勝5敗、勝率.583で3位でした。春季の6位から大きく順位を上げています。
Q6:岐阜大学野球リーグの順位は何で決まりますか?
A6:2026年の勝敗表では勝率によって順位が決定されています。引き分けがある場合は勝利数だけでなく、勝率を確認することが必要です。
Q7:2026年の岐阜県リーグはいつ開催されましたか?
A7:春季は3月30日から5月12日まで、秋季は8月22日から10月5日まで開催されました。
2026年の岐阜大学野球リーグは、中部学院大学が春秋連続優勝を果たし、秋季には3季連続25回目の優勝という実績を残した。
朝日大学も春秋ともに8勝4敗で上位を維持。岐阜協立大学は春季6位から秋季3位へ浮上し、リーグの勢力図に変化をもたらした。
一方、岐阜大学は春季2勝10敗、秋季1勝11敗と厳しい結果に終わった。
2026年の順位表から読み取れるのは、中部学院大学の継続的な強さと、上位を追う大学の競争が続いているということだ。
今後の注目点は、中部学院大学の連覇記録、岐阜協立大学の躍進が続くか、そして岐阜大学がどこまで巻き返せるかにある。
岐阜県リーグの本当の面白さは、優勝校だけでなく、7大学それぞれの成長と順位変動を追うことにある。2027年の春季リーグでは、2026年の結果がどのような形で反映されるのか、各大学の新シーズンに注目したい。
主なデータ照合先
- 2026年春季・秋季の勝敗表、勝率、試合結果:一球速報.com(OmyuTech)。
- 7大学の加盟状況:東海地区大学野球岐阜県リーグ加盟大学一覧。
- 2026年の開催日程、優勝回数、個人賞:大学野球リーグ記録。
- 中部学院大学硬式野球部の活動概要:大学公式サイト。