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エントリーグレードのガンダムは初心者向け?2026年最新キットとHG比較を徹底解説

宮部 宗介 宮部 宗介 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
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ガンプラを初めて組み立てる人や、久しぶりにプラモデルに挑戦する人から支持されている「ENTRY GRADE(エントリーグレード)」。なかでもガンダムシリーズのキットは、ニッパーを使わずに組み立てられるタッチゲートや、塗装なしでも美しい色分けを実現するパーツ設計が特徴だ。2026年11月現在、RX-78-2 ガンダム、νガンダム、ストライクガンダム、ウイングガンダムなど、作品や好みに合わせて選べるラインアップがそろっている。

気になるのは、初心者でも本当に満足できる完成度なのか、HGシリーズと比較して何が違うのかという点だ。2026年には浮世絵パッケージVer.やνガンダムのリサーキュレーションカラーなど新たな商品展開も登場した。価格、付属武器、可動域、組み立てやすさを整理しながら、最初の一体として選ぶべきキットと、購入前に知っておきたい注意点を解説する。

【まず結論】エントリーグレードのガンダムは初心者でも満足できる?

エントリーグレードガンダム

結論からいえば、エントリーグレードは初心者でも十分に満足できるガンプラだ。単純にパーツ数を減らしただけの入門用商品ではなく、少ない部品でガンダムらしいプロポーション、色分け、可動性能を成立させるための設計思想が盛り込まれている。

ENTRY GRADEを展開するBANDAI SPIRITSは、初めてガンプラに触れる人だけでなく、久しぶりに組み立てる人や、経験豊富なファンも対象にしている。RX-78-2 ガンダムの商品説明でも、簡単な組み立てとハイクオリティの両立が特徴として紹介されている。

初心者が驚く3つの特徴

1. タッチゲートでパーツを取り外せる

一般的なプラモデルでは、ランナーとパーツをつなぐ部分をニッパーで切り離す必要がある。ENTRY GRADEはタッチゲートを採用しており、パーツを手で取り外せるように設計されている。

工具をそろえなくても組み立てを始められるため、購入したその日に作り始められる手軽さが魅力だ。ただし、細いアンテナや小さな部品などは無理に引き離すと破損する可能性がある。きれいな仕上がりを優先するなら、ニッパーを使って慎重に切り離す方法もおすすめだ。

2. 組み立てるだけで色分けが完成する

通常のRX-78-2 ガンダムやストライクガンダムでは、成形色とパーツ分割によって機体の基本的なカラーリングを再現できる。塗装をしなくても、頭部の赤や黄色、胸部の青、脚部の白などが自然に仕上がる。

特にRX-78-2 ガンダムは、カメラアイの黒い輪郭をパーツ同士の隙間に生まれる影で表現する工夫も採用している。小さなパーツ構成でも、完成後の見栄えを高める設計だ。

3. 少ないパーツでもしっかり動く

ENTRY GRADEは、腕や脚、胴体などに可動部分を設けている。完成後は直立姿勢だけでなく、武器を構えたポーズや戦闘シーンをイメージしたアクションポーズも楽しめる。

もちろん、すべてのHGキットと同じ可動機構を備えているわけではない。それでも、価格と組み立てやすさを考えれば、初めて手に取るガンプラとして完成度の高い選択肢になっている。

初心者の評判は?

専門メディアのレビューでも、ENTRY GRADEの評価ポイントとして組み立ての手軽さと色分けの完成度が取り上げられている。

例えば、2025年10月10日に公開されたHOBBY Watchのウイングガンダムのレビューでは、3枚のランナーで構成されたキットの組みやすさや、シールを使わずに再現されたカラーリング、可動性能が紹介された。完成後のディテールにも満足できる内容で、入門用から改造・塗装のベースまで幅広く楽しめるキットとして評価されている。

一方、細かなパーツの取り扱いや、より多くの武装を求める人には物足りなさもある。つまり、初心者が求める「完成までの楽しさ」には強い一方、作り込みや武器の豊富さを重視する人はHGとの比較が欠かせない。

【2026年最新】RX-78-2・νガンダム・ストライク・ウイングのラインアップ

エントリーグレードのガンダムを選ぶ際は、機体の人気だけでなく、価格や武装、シールの有無にも注目したい。基本商品のほか、カラー変更モデルや限定パッケージなども展開されている。

ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム

最初の一体として特におすすめなのが、ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダムだ。

『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイが搭乗する地球連邦軍のモビルスーツであり、ガンプラの基本を体験するにはうってつけの機体である。

通常版のメーカー希望小売価格は770円(税込)。2021年5月29日に一般販売が開始された。ビーム・ライフルとシールドが付属し、塗装やシール貼りを必要とせず、基本的なカラーリングを再現できる。

また、2020年12月19日には、より低価格なライトパッケージVer.も発売された。こちらは550円(税込)で、全67パーツ構成。PP袋のパッケージを採用し、武装を付属させないことで価格を抑えた仕様になっている。

通常版とライトパッケージVer.は、単純なパッケージ違いではない。武器の有無や価格が異なるため、完成後にそのまま武器を持たせたい人は通常版を選びたい。

ENTRY GRADE 1/144 νガンダム

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するアムロ・レイ最後の主役機として知られるνガンダムも、ENTRY GRADEで商品化されている。

通常版は2022年4月9日発売、メーカー希望小売価格は1,100円(税込)。ビーム・ライフルとシールドが付属し、左肩とシールドのエンブレムはマーキングシールで再現する仕様だ。

ここで知っておきたいのが、通常版にはフィン・ファンネルが付属しないという点。νガンダムといえば背部の大型フィン・ファンネルが象徴的だが、基本キットだけでは劇中のフル装備状態にならない。

ただし、BANDAI SPIRITSの商品説明では、別売りのHGUC 1/144 RX-93 νガンダムの武装を装備できることが案内されている。すでにHGUC版を持っている人なら、武装を活用して遊びの幅を広げられる。

低価格ながら大型のνガンダムを組み立てられる点は魅力だが、フィン・ファンネルまで含めた完成形を求める人は、別売りパーツの費用も考慮したい。

ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム

『機動戦士ガンダムSEED』の主人公キラ・ヤマトが搭乗するストライクガンダムは、アクションポーズを楽しみたい人に向いている。

2022年1月15日に発売された通常版の価格は770円(税込)。ビームライフルとシールドが付属し、塗装やシール貼りを必要としない色分けを実現している。

公式の商品説明では、胴体、脚部、腕部に広い可動範囲を確保し、大胆なアクションポーズに対応できる点が特徴として挙げられている。

ただし、通常版はストライクガンダム本体を中心とした構成で、エールストライカーなどの換装装備は付属しない。パーツを追加して装備を変更する楽しみまで求めるなら、HGCE版などとの比較がおすすめだ。

ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム

2025年10月11日に発売されたウイングガンダムは、『新機動戦記ガンダムW』の30周年を迎えたタイミングで登場した注目キットだ。

メーカー希望小売価格は1,100円(税込)。バスターライフルとシールドが付属し、シールを使わずに組み立てだけでカラーリングを再現できる。

HOBBY Watchのレビューでは、3枚のランナーで構成された組み立てやすさや、ツインアイなどの細かな色分けが紹介された。完成後も十分な可動性能を備えており、ウイングガンダムのスタイリッシュな外観を楽しめる。

ただし、注意したいのがバード形態への変形だ。ウイングガンダム本来の変形機構を完全に再現するキットではない。変形ギミックを重視する場合は、別のグレードの商品を検討したい。

【価格・スペック比較】定価と仕様を一覧でチェック

ここでは、主要なENTRY GRADEのガンダムと2026年の注目商品を整理する。価格はメーカー希望小売価格(税込)を基準としており、実際の販売価格や在庫状況とは異なる場合がある。

商品名 発売日 メーカー希望小売価格 主な特徴・付属品
RX-78-2 ガンダム(ライトパッケージVer.) 2020年12月19日 550円 全67パーツ。武装なし。袋パッケージ
RX-78-2 ガンダム(通常版) 2021年5月29日 770円 ビーム・ライフル、シールド付属。基本的にシール不要
ストライクガンダム 2022年1月15日 770円 ビームライフル、シールド付属。広い可動範囲
νガンダム(通常版) 2022年4月9日 1,100円 ビーム・ライフル、シールド、マーキングシール付属
ウイングガンダム(通常版) 2025年10月11日 1,100円 バスターライフル、シールド付属。シール不要の色分け
νガンダム&フィン・ファンネル[リサーキュレーションカラー/ネオングリーン]ペーパーレス 2026年6月予定 3,190円 ネオングリーン仕様の2026年展開商品
RX-78-2 ガンダム[浮世絵パッケージVer.] 2026年8月29日 1,430円 浮世絵風パッケージ、新規和柄シール
ストライクガンダム[浮世絵パッケージVer.] 2026年8月29日 1,430円 浮世絵風パッケージ、新規和柄シール
ウイングガンダム[浮世絵パッケージVer.] 2026年8月29日 1,760円 浮世絵風パッケージ、新規和柄シール
νガンダム[浮世絵パッケージVer.] 2026年8月29日 1,760円 ガンダムベースのイベント限定商品

上記の基本商品と限定商品は、仕様や販売形態が異なる。通常版のRX-78-2 ガンダムは770円だが、2026年の浮世絵パッケージVer.は1,430円。価格差には新規パッケージや和柄シールなどの追加要素が関係している。

また、2026年6月発売予定の商品は通常版のνガンダムとは異なるリサーキュレーションカラー仕様で、商品名にもフィン・ファンネルが含まれている。単純に通常版の価格と比較するのではなく、商品内容やカラーリングの違いを踏まえて選びたい。

各商品の価格と仕様は、BANDAI SPIRITS公式商品情報、バンダイホビーサイトの商品情報、ガンダムベース公式ブログなどで確認できる。

【EGとHGを徹底比較】価格・組み立てやすさ・可動域はどちらが上?

ENTRY GRADEを購入する人が最も迷いやすいのが、HGシリーズとの違いだ。どちらも1/144スケールの商品が多く、完成後のサイズも近い。しかし、商品設計の方向性には明確な違いがある。

価格の違い:EGは最初の一体を買いやすい

価格面ではENTRY GRADEが有利だ。

例えば、RX-78-2 ガンダムのENTRY GRADE通常版は770円。比較対象となるHG 1/144 RX-78-2 ガンダム[BEYOND GLOBAL]は2,200円(税込)である。

ストライクガンダムでも、ENTRY GRADE通常版は770円、HGCE 1/144 エールストライクガンダムは1,650円(税込)となっている。

ただし、これらは同じグレード内の完全な同一仕様比較ではない。発売時期やデザイン、付属装備が異なるため、価格差だけで完成度を判断するのは適切ではない。

組み立てやすさ:工具を使わないEGが優勢

ENTRY GRADE最大の特徴は、パーツを取り外すための工具を原則必要としないことだ。

HGシリーズでは基本的にニッパーを使用してランナーからパーツを切り離す。一方、EGではタッチゲートを採用しており、手で取り外せる部分が多い。

加えて、部位ごとにパーツがまとまったランナー配置も初心者にとって分かりやすい。頭部、胴体、腕部、脚部と順番に組み立てられるため、説明書を見ながら作業を進めやすい。

ただし、HGにも組み立てやすさを重視した商品はある。工具を使うかどうかだけで、すべてのHGが難しいと判断する必要はない。

可動域とポージング:EGも優秀だがHGには拡張性がある

ENTRY GRADEはパーツ数が少ないからといって、完成後にほとんど動かせないわけではない。

RX-78-2やストライクガンダム、νガンダムなどは、腕や脚、胴体を動かしてポーズを付けられる。飾るだけでなく、手に取ってポージングを変える楽しみもある。

一方、HGシリーズは商品によって関節構造や武装、追加ギミックなどが充実している。例えばHG 1/144 RX-78-2 ガンダム[BEYOND GLOBAL]では、胴体の前屈・スイング機構や太ももの付け根の可動機構などが採用されている。

ストライクガンダムの場合も、HGCE版にはエールストライカーの着脱機構やブースターの可動などが用意されている。

そのため、シンプルなアクションポーズを楽しむならEGでも十分だが、細かな関節表現や装備変更までこだわるならHGに分がある。

EGとHGの違いを一言で整理すると

ENTRY GRADEは組み立ての手軽さ、HGは商品ごとのディテールや装備、ギミックの豊富さが魅力だ。どちらが上というより、完成後に何を楽しみたいかで選ぶのが合理的である。

最初の一体を気軽に完成させたいならEG。組み立てる工程そのものを楽しみ、武装やギミックにもこだわりたいならHGが向いている。

【購入前に確認】ライトパッケージVer.・シール・ニッパーの注意点

ENTRY GRADEには初心者に優しい特徴が多いが、商品名が似ているため、購入時に仕様を取り違えやすい。特にRX-78-2 ガンダムのライトパッケージVer.と通常版は、価格だけでなく付属品にも違いがある。

ライトパッケージVer.と通常版は何が違う?

RX-78-2 ガンダムには、550円のライトパッケージVer.と770円の通常版が存在する。

ライトパッケージVer.は、より多くの人に手軽に楽しんでもらうことを目的とした仕様だ。PP袋のパッケージを採用し、全67パーツで構成される。ビーム・ライフルやシールドなどの武装は付属しない。

通常版は箱入りの商品で、ビーム・ライフルとシールドが付属する。武器を持たせて飾りたい人には通常版が適している。

つまり、価格を抑えてガンプラの組み立てを体験したいならライトパッケージVer.、完成後のディスプレイまで楽しみたいなら通常版という選び方ができる。

「シール不要」は全商品共通ではない

ENTRY GRADEの特徴としてよく紹介されるのが、塗装不要・シール不要という点だ。しかし、すべての商品に当てはまるわけではない。

通常版のRX-78-2 ガンダムやストライクガンダム、ウイングガンダムは、基本的な色分けを組み立てだけで再現できる。一方、νガンダムは左肩とシールドのエンブレムをマーキングシールで表現する。

さらに2026年の浮世絵パッケージVer.では、新規和柄シールが追加された。機体本体の基本的な色分けと、装飾を再現するためのシールは別のものとして理解しておきたい。

また、ガンダムベース限定のペインティングモデルは、塗装を楽しむことを前提にした商品だ。通常のENTRY GRADEとは目的が異なる。

ニッパー不要でも、あると便利な工具

タッチゲートによってニッパーなしでも組み立てられるが、よりきれいに仕上げたいなら基本的な工具を用意しておくと便利だ。

  • プラモデル用ニッパー:細いパーツや破損が心配な部分を慎重に切り離すために使う。
  • デザインナイフ:組み立て後に残った小さなゲート跡を整えるために使う。
  • ヤスリ:切り離した部分の表面を滑らかに仕上げるために使う。
  • ピンセット:マーキングシールや細かな装飾を貼る際に便利。

最初からすべてをそろえる必要はない。まずはキットだけで完成させ、仕上がりをさらに良くしたいと思った段階で工具を追加していく方法でも十分楽しめる。

【2026年の新商品・限定版】浮世絵パッケージとガンダムベース限定品に注目

2026年のENTRY GRADEでは、既存キットを活用した特別仕様の展開が目立っている。特に注目されたのが、8月29日に発売された浮世絵パッケージVer.だ。

浮世絵パッケージVer.は日本文化とのコラボレーション

2026年8月29日、RX-78-2 ガンダム、ストライクガンダム、ウイングガンダムの3商品に浮世絵パッケージVer.が登場した。

それぞれの機体を浮世絵風のデザインで表現したパッケージに加え、新規和柄シールが付属する。単に外箱を変更しただけではなく、日本の伝統的な美術表現をガンプラに取り入れた商品展開だ。

メーカー希望小売価格は、RX-78-2 ガンダムとストライクガンダムが各1,430円、ウイングガンダムが1,760円(税込)。通常版と比べて価格は高くなるが、特別なパッケージや装飾を楽しみたい人に向いている。

なお、νガンダムにも同日に浮世絵パッケージVer.が登場している。こちらはガンダムベースのイベント限定商品として扱われ、価格は1,760円(税込)。通常の3商品と販売形態が異なる点に注意したい。

νガンダムのリサーキュレーションカラーも登場

2026年6月には、ENTRY GRADE 1/144 νガンダム&フィン・ファンネル[リサーキュレーションカラー/ネオングリーン]ペーパーレスが発売予定商品として公式商品情報に掲載された。

メーカー希望小売価格は3,190円(税込)。通常版のνガンダムが1,100円であることを考えると、価格帯は大きく異なる。

ただし、これは通常版の単純な色違いとして価格だけを比較する商品ではない。フィン・ファンネルを含む商品名や特別なカラーリング、ペーパーレス仕様など、商品構成の違いを踏まえて検討したい。

ガンダムベース限定のENTRY GRADEも見逃せない

ガンダムベースでは、通常の店頭販売とは異なる特別仕様のENTRY GRADEも展開されてきた。

代表的な商品には、RX-78-2 ガンダム[ガンダムベースカラー]、RX-78-2 ガンダム[ペインティングモデル]、ストライクガンダム[ペインティングモデル]、νガンダム[ペインティングモデル]などがある。

ペインティングモデルは、シンプルなパーツ構成や成形色を生かしながら、自分で塗装を施す楽しみを提供する商品だ。川口名人監修の商品では制作のワンポイントテクニックも紹介されている。

一方、通常のENTRY GRADEは塗装をしなくても完成を楽しめる設計が中心だ。初心者向けという共通点があっても、ペインティングモデルは初心者から塗装経験者まで、制作工程をさらに楽しみたい人に適している。

限定品は販売場所や時期、在庫状況が異なる。過去に発売された商品が2026年11月現在も店頭で購入できるとは限らないため、ガンダムベースの公式商品情報で販売状況を確認したい。

【プロの結論】最初に買うならどれ?目的別おすすめと失敗しない選び方

ENTRY GRADEは、どのキットを選んでも手軽に組み立てられることが大きな魅力だ。ただし、機体ごとに特徴が異なるため、完成後に何をしたいかを考えると選びやすくなる。

初めてのガンプラならRX-78-2 ガンダム

最初の一体として選ぶなら、RX-78-2 ガンダムの通常版がおすすめだ。

770円という手頃な価格で、ビーム・ライフルとシールドも付属する。色分けや可動、タッチゲートなどENTRY GRADEの基本的な魅力を一通り体験できる。

武器が必要なく、とにかく安く始めたいならライトパッケージVer.も候補になる。ただし、武装が付属しない点は購入前に確認したい。

アクションポーズを楽しみたいならストライクガンダム

完成後に動かして遊びたい人にはストライクガンダムが向いている。腕や脚、胴体の可動範囲が広く、ビームライフルとシールドを使った戦闘ポーズを楽しめる。

『機動戦士ガンダムSEED』が好きな人にとっても、比較的低価格でお気に入りの機体を手元に置けるのが魅力だ。

大型機体の存在感を求めるならνガンダム

νガンダムは、1,100円で大型の主役機を組み立てられる点が魅力。基本的なポージングを楽しみたい人や、塗装・改造のベースを探している人にも適している。

ただし、フィン・ファンネルが標準付属しないため、劇中のフル装備状態を再現したい人には追加購入が必要になる。

作品への思い入れと造形を重視するならウイングガンダム

『新機動戦記ガンダムW』のファンなら、ウイングガンダムもおすすめだ。バスターライフルとシールドが付属し、組み立てるだけで美しいカラーリングを楽しめる。

特に2025年発売のキットは、ENTRY GRADEの技術を生かした組みやすさと完成後の見栄えを両立している。変形を重視しない人なら、十分満足できる内容だ。

おすすめできる人・おすすめしにくい人

ENTRY GRADEがおすすめできる人

  • ガンプラを初めて組み立てる人。
  • ニッパーや塗料などの工具を持っていない人。
  • 短時間で完成させて飾りたい人。
  • 低予算で複数のモビルスーツを集めたい人。
  • 塗装や改造に挑戦するためのベースキットを探している人。

HGなど別のグレードを検討したい人

  • 細かな武装や追加装備まで再現したい人。
  • 複雑な変形や換装ギミックを楽しみたい人。
  • 関節構造やディテールの細かさを重視する人。
  • シールや塗装を使わず、細部まで完全再現されたキットを探している人。

ENTRY GRADEの本質は、完成品の豪華さを競うことではなく、ガンプラを組み立てる楽しさを手軽に体験できることにある。初めての一体で成功体験を得てからHGやRGへ進むという楽しみ方もできる。

【エントリーグレードのガンダム】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:エントリーグレードのガンダムは本当にニッパー不要ですか?
A1:基本的には不要だ。タッチゲートによって手でパーツを取り外せる。ただし、細いアンテナや小さなパーツは破損防止のためニッパーを使う方が安全な場合もある。

Q2:エントリーグレードは塗装やシールを貼らなくても完成しますか?
A2:基本的な色分けは成形色とパーツ分割で再現されるため、通常版のRX-78-2やストライク、ウイングは塗装なしでも完成を楽しめる。ただし、νガンダムのマーキングシールや浮世絵パッケージ版の和柄シールなど、例外もある。

Q3:RX-78-2 ガンダムのライトパッケージVer.と通常版の違いは?
A3:ライトパッケージVer.は550円で武装なし、通常版は770円でビーム・ライフルとシールドが付属する。価格だけでなく、完成後に武器を持たせたいかどうかで選びたい。

Q4:エントリーグレードとHGはどちらがよく動きますか?
A4:EGも十分な可動性能を備えているが、HGは商品によって関節機構やポージングの自由度、装備の可動などが充実している。細かなアクションやギミックを重視するならHGが有利な場合がある。

Q5:νガンダムのエントリーグレードにフィン・ファンネルは付属しますか?
A5:通常版には付属しない。ビーム・ライフルとシールドが基本の付属品だ。別売りのHGUC版の武装を装備できるほか、2026年にはフィン・ファンネルを商品名に含む特別仕様も登場している。

Q6:2026年の浮世絵パッケージVer.はガンダムベース限定ですか?
A6:RX-78-2、ストライク、ウイングの3商品は2026年8月29日に発売された商品で、νガンダムの浮世絵パッケージVer.はガンダムベースのイベント限定商品として展開された。販売形態と価格が異なるため、購入時に確認したい。

Q7:初心者が最初に購入するならどのキットがおすすめですか?
A7:総合的にはRX-78-2 ガンダムの通常版がおすすめだ。770円で武装も付属し、ENTRY GRADEの組み立てやすさと完成後の可動を一通り楽しめる。

エントリーグレードのガンダムは、組み立ての手軽さと完成後の見栄えを両立したガンプラシリーズだ。タッチゲートによってニッパーなしでも組み立てやすく、成形色とパーツ分割によって塗装をしなくても機体らしいカラーリングが楽しめる。

基本ラインアップでは、RX-78-2 ガンダムが770円、ストライクガンダムが770円、νガンダムとウイングガンダムが各1,100円。価格を抑えて始めたい人には、550円のRX-78-2 ライトパッケージVer.も選択肢になる。

2026年には、νガンダムのリサーキュレーションカラーや浮世絵パッケージVer.など、コレクション性の高い商品も登場した。通常版を組み立てる楽しさだけでなく、特別なカラーリングやパッケージを集める楽しみも広がっている。

初めてのガンプラなら、まずはRX-78-2 ガンダムの通常版から始めるのが堅実な選択だ。好きな作品や機体が決まっているなら、ストライク、νガンダム、ウイングガンダムを選んでもよい。

細かなギミックや武装、変形まで求めるようになったらHGへ進めばよい。ENTRY GRADEは、ガンプラの世界に入るための手軽な入口であり、経験者にとっても改造や塗装を楽しめる魅力的なシリーズである。

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宮部 宗介
トレンドリサーチャー 宮部 宗介
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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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