2026年11月現在も現役力士として土俵に立つ御嶽海久司(みたけうみ・ひさし)。本名は大道久司(おおみち・ひさし)で、長野県木曽郡上松町を出身地とし、フィリピン生まれという国際的な家庭背景を持つ力士です。2018年7月場所の初優勝を皮切りに幕内最高優勝3回を達成し、2022年には長野県出身力士として227年ぶりとなる大関昇進を果たしました。
一方、現在の番付は大関時代とは異なります。結婚相手は誰なのか、父親や母親はどのような人物なのか、なぜ大関から陥落したのか。日本相撲協会の公式プロフィールや本人へのインタビュー、報道各社の記録をもとに、御嶽海の生い立ちから2026年の現状までを整理します。
【2026年最新】御嶽海久司の現在は東十両9枚目!年齢や所属部屋、最新成績

御嶽海は2026年現在、引退しておらず、大相撲の現役力士として活動しています。
日本相撲協会の2026年11月場所の公式プロフィールによると、番付は東十両9枚目です。9月場所では西十両4枚目で5勝10敗という成績を残し、11月場所では番付を下げて再出発することになりました。
2026年11月場所時点のプロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 四股名 | 御嶽海 久司 |
| 読み方 | みたけうみ ひさし |
| 本名 | 大道 久司 |
| 生年月日 | 1992年12月25日 |
| 年齢 | 33歳 |
| 出身地 | 長野県木曽郡上松町 |
| 出生地 | フィリピン |
| 所属部屋 | 出羽海部屋 |
| 番付 | 東十両9枚目 |
| 身長・体重 | 178cm・176kg |
| 得意技 | 突き・押し |
| 最高位 | 東大関 |
| 幕内優勝 | 3回 |
| 生涯戦歴 | 539勝467敗13休(70場所) |
注目したいのは、最高位が東大関である一方、現在は十両で戦っているという点です。
大関昇進は2022年3月場所。ところが、同年9月場所に負け越しが決まり、大関在位わずか4場所で陥落しました。その後も幕内での戦いを続けてきましたが、2026年には再び十両に下がっています。
日本相撲協会の公式記録では、2026年11月場所時点で幕内優勝3回、殊勲賞6回、敢闘賞1回、技能賞3回という実績が残っています。現在の番付だけでは、これまで積み重ねてきた実績の大きさは測れません。
2026年の御嶽海を見る際には、かつての大関という肩書だけでなく、十両でどのような相撲を見せ、再び幕内を目指すのかという視点が欠かせません。
【本名・出身地・家族】御嶽海はフィリピン生まれ!父・大道春男さんと母マルガリータさん
本名は大道久司、四股名の御嶽海との違い御嶽海の本名は大道久司(おおみち・ひさし)です。
御嶽海は大相撲で使用する四股名であり、本名とは異なります。日本相撲協会の公式プロフィールでも、本名は大道久司、しこ名履歴は御嶽海と記載されています。
1992年12月25日生まれで、2026年11月時点では33歳。クリスマスの日に生まれたことでも知られています。
出生地はフィリピン、出身地は長野県上松町御嶽海について検索すると、フィリピンと長野県という2つの地名が登場します。
これは情報の矛盾ではありません。御嶽海はフィリピンで生まれ、幼少期を過ごした後、長野県に移り住みました。日本相撲協会の公式プロフィールに登録されている出身地は、長野県木曽郡上松町です。
つまり、出生地がフィリピン、故郷としての出身地が長野県上松町という関係になります。
日刊スポーツの2018年7月の人物紹介記事では、母親のマルガリータさんがフィリピンでクリスマスを過ごしていた際に出産したエピソードも紹介されています。母親の故郷で生まれた御嶽海は、その後、木曽の自然に囲まれた環境で成長しました。
父親は大道春男さん、母親はフィリピン出身のマルガリータさん御嶽海の家族として知られているのが、日本人の父・大道春男さんと、フィリピン出身の母・マルガリータさんです。
母親はメディアにも登場したことがあり、御嶽海の大相撲での活躍を温かく見守ってきました。優勝時に母親への感謝を表す姿も報じられ、ファンの間でも印象に残っています。
一方、父親の春男さんは、息子の幼少期から成長を支えた存在です。御嶽海が幼い頃には、長野の山や自然の中で一緒に過ごしたことが報じられています。
2024年2月のデイリースポーツの報道によると、父・春男さんは2023年7月に74歳で亡くなりました。御嶽海は結婚披露宴の際、父親にも一緒に参加してほしかったという思いを語っています。
同じ報道では、父と母が築いた家庭を自身の理想として挙げていました。家族の間でいろいろなことを話せる家庭にしたいという考えも明かしています。
御嶽海の生い立ちを理解するうえでは、フィリピンにルーツを持つ母親と、日本の長野で暮らす父親という家庭環境、そして故郷の人々に支えられてきた背景が重要です。
【経歴・年表】東洋大学から出羽海部屋へ!花のヨン組と初優勝までの道のり
小学校時代の悔しさが相撲人生の出発点御嶽海が相撲を始めたのは小学校1年生の頃です。
上松町の地元で参加した相撲大会で、自分より体の小さい相手に敗れたことがきっかけでした。運動能力に自信があった少年にとって、その敗北は大きな悔しさとなり、相撲に本格的に取り組むようになります。
上松町観光サイトが紹介する御嶽海の軌跡によると、小学校高学年から全国大会で実績を残し、木曽青峰高校を経て東洋大学へ進学しました。
東洋大学で学生横綱・アマチュア横綱に御嶽海の学生時代は、プロ入り後の活躍を予感させるものでした。
東洋大学では全国学生選手権や全日本選手権などで優秀な成績を収め、大学4年時には学生横綱とアマチュア横綱の2冠を達成。学生相撲で確かな実績を築きました。
実は、卒業後の進路として和歌山県庁への就職が内定していたことも知られています。しかし、出羽海親方からの熱意ある勧誘を受け、最終的に角界入りを決断しました。
東洋大学の卒業生インタビューでも、プロ入りから大関昇進までの約7年間を振り返っています。本人は、昇進までの道のりについて長かったと語り、周囲への感謝を示していました。
2015年に初土俵、2018年7月場所で初優勝御嶽海は2015年3月場所に出羽海部屋から初土俵を踏みました。幕下10枚目格付け出しという、アマチュア時代の実績を生かした形でのデビューです。
その後、2015年7月場所に新十両、同年11月場所に新入幕を果たしました。2016年11月場所には新三役となり、着実に番付を上げていきます。
大きな転機は2018年7月場所でした。関脇として13勝2敗の成績を収め、悲願の幕内初優勝を達成。長野県出身力士としても大きな注目を集めました。
花のヨン組とは?御嶽海と同世代の力士たち御嶽海を語る際に登場する言葉が「花のヨン組」です。
これは平成4年、つまり1992年度生まれの関取たちを指す呼び名として使われてきました。日刊スポーツの2017年の相撲コラムでは、御嶽海、北勝富士、宇良ら同世代の力士が取り上げられています。
同世代の力士がそれぞれ実力を伸ばし、相撲界を盛り上げていた時期を象徴する表現です。正式な組織名や相撲協会の制度ではなく、世代の活躍を表現する呼称として理解するとよいでしょう。
御嶽海はその世代を代表する存在の一人として、幕内優勝や大関昇進という実績を残しました。
【幕内優勝3回・大関昇進】長野県出身227年ぶりの快挙と伝達式の口上
御嶽海の幕内最高優勝は2018年・2019年・2022年の3回御嶽海の大きな実績は、幕内最高優勝を3回達成したことです。
それぞれの優勝は、単なる好調の結果ではありません。三役で安定した成績を残し、強豪力士との対戦を制してきたことが背景にあります。
3回の優勝を時系列で整理すると、次のとおりです。
| 優勝時期 | 番付・成績 | 主な意味 |
|---|---|---|
| 2018年7月場所 | 西関脇・13勝2敗 | 自身初の幕内最高優勝 |
| 2019年9月場所 | 東関脇・12勝3敗 | 自身2度目の優勝。優勝決定戦で貴景勝を破る |
| 2022年1月場所 | 東関脇・13勝2敗 | 自身3度目の優勝。大関昇進を決定づける |
2018年7月場所の初優勝は、御嶽海の名前を全国に広める出来事でした。
続く2019年9月場所でも優勝し、決して一度限りの活躍ではないことを証明します。そして2022年1月場所、3度目の優勝を達成したことで、大関昇進への道が開かれました。
2022年1月場所で13勝2敗、大関昇進が正式決定2022年1月場所の御嶽海は、関脇として13勝2敗という好成績を残しました。
初日から8連勝を記録し、優勝争いでも存在感を発揮。千秋楽には横綱照ノ富士を破り、3度目の幕内最高優勝を決めました。
直近3場所の合計勝ち星も33勝に到達。日本相撲協会は2022年1月26日に番付編成会議と臨時理事会を開き、御嶽海の大関昇進を正式に決定しました。
この昇進には歴史的な意味もありました。
長野県出身力士の大関誕生は、江戸時代の1795年に活躍した雷電為右エ門以来、実に227年ぶりだったのです。
加えて、東洋大学出身者として初めての大関昇進でもありました。地元の上松町だけでなく、長野県全体にとっても大きなニュースとなりました。
大関伝達式で述べた口上の全文2022年1月26日、東京都墨田区の出羽海部屋で大関昇進の伝達式が行われました。
使者から昇進決定を伝えられた御嶽海は、次の口上を述べています。
「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道にまい進してまいります」
この口上で特に印象的なのは、「感謝の気持ち」と「自分の持ち味」という言葉です。
派手な決意表明よりも、周囲への感謝と自分らしい相撲を大切にする姿勢が前面に出ています。
日本相撲協会の発表や当日の報道によると、昇進を伝えた使者は春日野親方と大鳴戸親方でした。御嶽海にとって、長年の目標だった大関昇進が現実になった瞬間です。
大関在位は4場所、2022年9月に陥落大関昇進は大きな栄誉でしたが、その地位を維持することは簡単ではありませんでした。
御嶽海は2022年3月場所に新大関として11勝4敗を記録したものの、5月場所は6勝9敗と負け越し。7月場所も新型コロナウイルス関連の影響で途中休場となり、苦しい状況が続きました。
そして2022年9月場所11日目、佐田の海に敗れて8敗目を喫し、負け越しが決定。大関からの陥落が決まりました。
大関在位はわずか4場所。昇進から陥落までの期間は短かったものの、3度の幕内優勝と長野県出身227年ぶりの大関という実績が失われるわけではありません。
ここで重要なのは、御嶽海のキャリアを大関昇進だけで評価しないことです。最高位への到達と、その後の苦しい再建過程の両方が、現在の力士としての姿を形作っています。
【結婚相手・妻】御嶽海は2022年に結婚発表!披露宴は2024年2月
結婚相手は1歳年上の一般女性御嶽海は2022年1月27日、結婚していたことが報じられました。
発表のきっかけとなったのは、師匠の出羽海親方による説明です。相手は御嶽海より1歳年上の一般女性で、後援会関係者として知られる人物でした。
日刊スポーツなどの報道によると、2人は朝稽古の見学をきっかけに知り合い、約5年間の交際を経て結婚したとされています。
結婚の具体的な時期は公表されておらず、妻の氏名や詳しいプロフィールも一般には公開されていません。
そのため、ネット上で妻の名前や顔写真、職業などが紹介されていても、本人や信頼できる報道による裏付けがない情報は、確定事項として扱わないことが大切です。
2022年の結婚発表と2024年の披露宴は別の出来事御嶽海の結婚については、発表年と披露宴の開催年が混同されることがあります。
正確な経緯は次のとおりです。
- 2022年1月27日:1歳年上の一般女性と結婚していたことが報道される。
- 2024年2月12日:東京都内のホテルで結婚披露宴を開催する。
つまり、披露宴が行われたのは2022年ではなく、2024年2月12日です。
デイリースポーツと日刊スポーツの報道によると、披露宴には角界関係者ら約500人が出席しました。新型コロナウイルスの影響などもあり、結婚から2年以上を経ての開催となりました。
妻の支えと家庭への思い2024年の披露宴当日、御嶽海は結婚生活についても取材に応じています。
報道によると、帰宅した際に勝っても負けても「お疲れさま」と迎えてくれることや、妻の手料理が日々の力になっていることを明かしました。
また、父・春男さんと母・マルガリータさんが築いた家庭を理想としていることも語っています。
妻の名前を公表していないことも含め、御嶽海の結婚生活は公私を分けた形で紹介されています。一般女性である妻のプライバシーを尊重することも、報道された事実を理解するうえで大切です。
【力士としての実像】御嶽海の強さ・得意技と大関復帰への課題
得意技は突き・押し、前に出る相撲が持ち味御嶽海の得意技は突き・押しです。
相手の懐に入って前に出る攻撃的な相撲を持ち味としており、日本相撲協会の公式プロフィールでも、押し出しや寄り切りが主な決まり手として記録されています。
同プロフィールの過去6場所の取組データでは、押し出しが35%、寄り切りが22%、叩き込みが14%となっています。
この数字からも、御嶽海が前に出る攻めを基本とする力士であることがうかがえます。
大関に昇進できた理由と、その後の難しさ御嶽海の大関昇進を支えたのは、単発の優勝だけではありません。
三役で安定して勝ち星を重ね、強豪との対戦でも結果を残してきたことが大きな要因でした。2018年と2019年の優勝に続き、2022年1月場所で再び13勝を挙げたことが、昇進を決定づけました。
一方で、大関という地位を守るためには、15日間を通して安定した成績を残す必要があります。得意の突き押しが機能しない相手や、体調面で万全でない場所では、勝ち星を積み上げる難しさが表れました。
2022年の大関陥落は、御嶽海のキャリアにおける大きな転換点です。
2026年の注目点は十両からの再浮上2026年11月場所の御嶽海は東十両9枚目。過去に大関を経験した力士が十両で戦う状況は、本人にとっても厳しい局面です。
ただし、幕内優勝3回という実績を持つ力士であることに変わりはありません。十両で勝ち越しを重ね、幕内復帰を目指すことが現在の大きな課題になります。
注目したいのは、かつてのような前に出る相撲をどこまで取り戻せるかという点です。突き押しの威力、立ち合いの圧力、15日間を戦い抜く安定感が、今後の成績を左右するポイントになります。
御嶽海の評価を考える際には、最高位や過去の優勝回数だけでなく、現在の番付と直近の取組内容を併せて見る必要があります。
【御嶽海久司の現在・経歴・家族】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:御嶽海は2026年現在、何枚目の番付ですか?
A1:日本相撲協会の2026年11月場所の公式プロフィールでは、東十両9枚目です。現役を続けており、最高位は東大関です。
Q2:御嶽海の本名と出身地はどこですか?
A2:本名は大道久司(おおみち・ひさし)です。フィリピンで生まれ、長野県木曽郡上松町で育ちました。日本相撲協会の公式プロフィール上の出身地は長野県上松町です。
Q3:御嶽海の結婚相手は誰ですか?
A3:1歳年上の一般女性です。後援会関係者として報じられていますが、妻の名前や詳細なプロフィールは公表されていません。2022年1月に結婚が報じられ、2024年2月12日に披露宴を開催しました。
Q4:御嶽海の父親と母親はどんな人ですか?
A4:父親は日本人の大道春男さん、母親はフィリピン出身のマルガリータさんです。父親は2023年7月に74歳で亡くなったと報じられています。
Q5:御嶽海の幕内優勝は何回ですか?
A5:幕内最高優勝は3回です。2018年7月場所、2019年9月場所、2022年1月場所に優勝しています。
Q6:御嶽海はなぜ長野県出身227年ぶりの大関と呼ばれるのですか?
A6:2022年に大関へ昇進した際、長野県出身の大関誕生は、1795年に活躍した雷電為右エ門以来だったためです。江戸時代から227年ぶりの快挙として報じられました。
Q7:御嶽海の大関昇進時の口上は何ですか?
A7:「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道にまい進してまいります」です。2022年1月26日の伝達式で述べました。
御嶽海久司は、フィリピン生まれ、長野県上松町育ちという背景を持ち、東洋大学で学生横綱・アマチュア横綱を獲得して角界入りした力士です。
2015年の初土俵から実力を伸ばし、2018年7月場所の初優勝、2019年9月場所の2度目の優勝、2022年1月場所の3度目の優勝を達成。長野県出身力士として227年ぶりの大関昇進という歴史的な記録も残しました。
プライベートでは、2022年1月に1歳年上の一般女性との結婚を発表し、2024年2月に披露宴を開催。父・春男さんや母・マルガリータさんとの家族の絆も、本人の発言や報道から伝わってきます。
一方、2026年11月現在は東十両9枚目。かつての大関という肩書だけで現在の実力を判断することはできません。
【プロの結論】
御嶽海を正しく評価するための判断基準は、次の3点です。
- 過去の実績:幕内優勝3回、大関昇進、長野県出身227年ぶりという歴史的な記録。
- 現在の実力:2026年11月場所の十両での成績と、得意の突き押しがどこまで機能するか。
- 今後の可能性:勝ち越しを重ねて幕内に復帰できるか、さらに上の番付を目指せるか。
御嶽海の相撲人生は、大関昇進で完結したものではありません。3度の優勝を成し遂げた力士が、現在の十両でどのような相撲を見せるのか。2026年以降も、その挑戦と再浮上への歩みが注目されます。