八代目尾上菊五郎は、1977年8月1日生まれ。東京都出身で、歌舞伎の名門・音羽屋に生まれました。
2026年11月3日現在、49歳です。父は七代目尾上菊五郎、母は俳優の富司純子、姉は俳優の寺島しのぶという芸能一家でも知られています。
基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現在の芸名 | 八代目尾上菊五郎 |
| 読み方 | おのえ・きくごろう |
| 本名 | 寺嶋和康(てらしま・かずやす) |
| 生年月日 | 1977年8月1日 |
| 年齢 | 49歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 東京都 |
| 屋号 | 音羽屋 |
| 父 | 七代目尾上菊五郎 |
| 母 | 富司純子 |
| 姉 | 寺島しのぶ |
| 長男 | 六代目尾上菊之助 |
| 旧芸名 | 六代目尾上丑之助、五代目尾上菊之助 |
| 襲名年月 | 2025年5月 |
本名や生年月日、親子関係については、銀座三越の襲名記念展の公式プロフィールや過去の人物紹介資料でも確認できます。
本名は寺嶋和康八代目尾上菊五郎の本名は、寺嶋和康です。
歌舞伎俳優は、舞台で使用する芸名と戸籍上の本名が異なります。尾上菊五郎という名前も、個人の本名ではなく、音羽屋の歴史と芸を受け継ぐ歌舞伎の名跡です。
そのため、検索すると「寺嶋和康」「尾上菊之助」「尾上菊五郎」という複数の名前が出てきますが、いずれも同じ人物の異なる時期の呼び名です。
七代目尾上菊五郎との関係父親は、歌舞伎界を代表する名優であり、人間国宝でもある七代目尾上菊五郎です。
八代目はその長男として生まれ、幼少期から歌舞伎の世界で経験を積みました。
父から受け継いだのは芸名だけではありません。女方と立役の双方を務める幅広い芸域や、古典を守りながら新しい作品にも挑戦する姿勢も、音羽屋の芸の重要な部分です。
ただし、八代目が七代目と同じ演技を再現することだけが継承の目的ではありません。父が築いた芸を土台に、自分自身の菊五郎像をつくることが次の課題になっています。
【八代目尾上菊五郎の経歴】丑之助から菊之助、そして菊五郎へ

八代目尾上菊五郎の経歴を理解するうえで欠かせないのが、幼少期から続く襲名の歴史です。
歌舞伎では、成長や芸の成熟、家の名跡の継承などに合わせて芸名を改めることがあります。
八代目も、六代目尾上丑之助、五代目尾上菊之助を経て、現在の名前にたどり着きました。
1984年、六代目尾上丑之助として初舞台1984年2月、歌舞伎座の『絵本牛若丸』で牛若丸を演じ、六代目尾上丑之助を名乗って初舞台を踏みました。
父も歌舞伎俳優である環境のなか、幼少期から舞台に立ち、歌舞伎の基本を身につけていきます。
1996年、五代目尾上菊之助を襲名1996年5月には、歌舞伎座の『弁天娘女男白浪』で弁天小僧菊之助などを演じ、五代目尾上菊之助を襲名しました。
ここから約29年間、菊之助の名で活躍することになります。
若手時代から女方と立役の両方に取り組み、古典歌舞伎の大役を担う一方、演劇界との交流や新作歌舞伎にも積極的でした。
2005年『NINAGAWA 十二夜』で新しい歌舞伎に挑戦大きな転機の一つが、2005年に歌舞伎座で初演された『NINAGAWA 十二夜』です。
シェイクスピアの喜劇を歌舞伎として再構成した作品で、演出を蜷川幸雄が担当しました。
古典の様式を生かしながら、海外の演劇作品を歌舞伎に取り込んだ試みとして知られています。
2009年には英国ロンドンのバービカン・センターでも上演されました。
主な経歴・転換点| 年月 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 1977年8月 | 誕生 | 東京都生まれ |
| 1984年2月 | 初舞台 | 六代目尾上丑之助を襲名 |
| 1996年5月 | 襲名 | 五代目尾上菊之助 |
| 2005年 | 新作歌舞伎 | 『NINAGAWA 十二夜』初演 |
| 2009年 | 海外公演 | 『NINAGAWA 十二夜』英国公演 |
| 2017年 | 新作歌舞伎 | 『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』 |
| 2019年 | 新作歌舞伎 | 『風の谷のナウシカ』 |
| 2023年 | 新作歌舞伎 | 『ファイナルファンタジーX』 |
| 2025年5月 | 襲名 | 八代目尾上菊五郎 |
| 2026年 | 襲名後の活動 | 歌舞伎座、博多座、全国公演など |
経歴と受賞歴は、本人の公式プロフィールおよび歌舞伎関係の公演資料に基づいています。
また、受賞歴も豊富です。浅草芸能大賞新人賞、読売演劇大賞優秀男優賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞しています。
2023年には第73回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。古典の継承と新作への挑戦を両立してきた活動が評価されています。
【なぜ八代目に襲名した?】2025年の襲名理由と親子二代の決断
2025年5月の襲名は、単に父親の芸名を息子が引き継いだという話ではありません。
そこには、七代目自身の歌舞伎人生に対する考えと、音羽屋の名跡を次の世代へつなぐという判断がありました。
襲名のきっかけは七代目の脊椎の負傷2024年に行われた襲名発表の際、七代目尾上菊五郎は、襲名を考えるようになった背景を説明しています。
歌舞伎情報サイト「歌舞伎美人」の発表会見レポートによると、七代目は約2年前に脊椎を痛めたことがきっかけの一つになったと明かしました。
七代目には、菊五郎という名前は常に元気に舞台で働いている存在であってほしいという考えがありました。
一方、七代目自身は52年間名乗ってきた菊五郎の名前を、歌舞伎人生の最後まで大切にしたいという意向も示しています。
つまり、父親が芸名を手放して引退するという意味ではありません。
七代目は七代目として舞台に立ち続け、八代目は八代目として新しい菊五郎を築く。
この二人が並び立つ形での継承が選ばれたのです。
七代目が長男に託した期待七代目は八代目に対し、時代物、世話物、所作、新作など、幅広い分野に挑戦してほしいという期待を語っています。
これは、父親が築いた芸をそのまま保存するだけでなく、次の時代に合わせて発展させてほしいという願いでもあります。
八代目自身も、歴代の菊五郎が大切にしてきた観客目線の芝居づくりを受け継ぎ、古典だけでなく復活狂言や新作歌舞伎にも取り組む姿勢を表明しました。
2025年5月2日、襲名披露興行が開幕襲名披露は、2025年5月2日から27日まで歌舞伎座で開催された「團菊祭五月大歌舞伎」から始まりました。
続く6月2日から27日までの「六月大歌舞伎」でも、親子そろって襲名披露を行っています。
主な演目は次のとおりです。
- 『京鹿子娘二人道成寺』
- 『弁天娘女男白浪』
- 『菅原伝授手習鑑』
- 『連獅子』
とくに注目されたのが『連獅子』です。
親獅子と仔獅子という親子の関係を舞台上で表現する演目を、実際の親子が演じるという構成でした。
襲名という現実の出来事と、演目が持つ親子の物語が重なる点でも象徴的な公演となりました。
【七代目・八代目・六代目菊之助】親子関係と同時襲名の全貌
今回の襲名で特に注目されたのが、父・七代目、息子・八代目、孫世代の六代目尾上菊之助という三代にわたる継承です。
七代目尾上菊五郎は父親七代目尾上菊五郎は1942年10月2日生まれ。本名は寺嶋秀幸です。
八代目の実父であり、2025年の襲名後も七代目の名前を変えずに舞台を続けています。
親子で同じ菊五郎の名を持つことは、今回の襲名の大きな特徴です。
六代目尾上菊之助は八代目の長男六代目尾上菊之助は、2013年11月28日生まれ。本名は寺嶋和史です。
2016年5月、歌舞伎座の『勢獅子音羽花籠』で寺嶋和史の名前で初お目見得しました。
2019年5月には『絵本牛若丸』で七代目尾上丑之助を名乗り、初舞台を踏んでいます。
そして2025年5月・6月、父親と同時に六代目尾上菊之助を襲名しました。
親子三代の関係を整理| 人物 | 続柄・関係 | 芸名・役割 |
|---|---|---|
| 七代目尾上菊五郎 | 八代目の父 | 現在も七代目として活動 |
| 八代目尾上菊五郎 | 七代目の長男 | 2025年5月襲名 |
| 六代目尾上菊之助 | 八代目の長男・七代目の孫 | 2025年5月襲名 |
この三人の関係を理解すると、今回の襲名が単独の芸名変更ではなく、音羽屋の世代交代を象徴する出来事だったことが分かります。
同時襲名で菊之助の名前も次世代へ今回の襲名では、八代目が菊五郎を名乗る一方、長男が六代目菊之助を名乗りました。
八代目が約29年間名乗った菊之助の名前を、息子が引き継いだ形です。
つまり、父親は新たな大名跡へ進み、息子は父親が長く育ててきた芸名を受け継ぐという、二つの継承が同時に実現しています。
これは音羽屋の芸の歴史を考えるうえでも興味深い構図です。
【尾上菊五郎の歴代と音羽屋の歴史】約300年続く大名跡とは
尾上菊五郎という名前は、江戸時代から続く歌舞伎の大名跡です。
屋号は音羽屋。初代が享保15年(1730年)に尾上菊五郎を名乗ったことから始まり、2025年の襲名によって八代目へと受け継がれました。
約300年にわたる歴史のなかで、各代が異なる芸風や得意役を確立しています。
歴代尾上菊五郎の特徴歴代のなかでも、特に五代目と六代目は歌舞伎史に大きな足跡を残しました。
初代尾上菊五郎
1717年生まれ。京都で活躍し、女方から立役へと芸域を広げた名優です。『仮名手本忠臣蔵』の大星由良之助などを得意としました。
三代目尾上菊五郎
1784年生まれ。文化・文政期の名優で、鶴屋南北の作品などで活躍しました。『東海道四谷怪談』のお岩を初演したことでも知られています。
五代目尾上菊五郎
1844年生まれ。明治期を代表する名優です。九代目市川團十郎、初代市川左團次とともに「團菊左」と称され、河竹黙阿弥作品でも活躍しました。
六代目尾上菊五郎
1885年生まれ。大正から昭和にかけて活躍し、初代中村吉右衛門との共演で「菊吉時代」を築きました。舞踊にも優れ、『鏡獅子』などで知られています。
七代目尾上菊五郎
1942年生まれ。1973年に襲名しました。女方から立役まで幅広い芸域を持ち、江戸歌舞伎の魅力を現代に伝えてきました。
八代目尾上菊五郎
1977年生まれ。2025年に襲名。古典の継承と新作歌舞伎への挑戦を両立する世代です。
歴代の経歴については、平凡社の『世界大百科事典』や小学館の『デジタル大辞泉』などにも記録されています。
音羽屋の名跡は単なる血縁だけではないここで押さえておきたいのは、歌舞伎の名跡が単純な親子間の名前の移動だけではないという点です。
歴代の尾上菊五郎には、養子や婚姻を通じて家の芸を受け継いだ人物もいます。
たとえば三代目は初代の門人の系譜につながり、四代目も三代目の娘と結婚した人物でした。
その後、五代目、六代目、七代目へと、それぞれの時代に合わせて芸が継承されてきました。
つまり、名跡を受け継ぐということは、血縁だけでなく、芸の型、演技、舞台に対する姿勢を引き継ぐことでもあります。
八代目が担うのも、この長い芸の歴史です。
【八代目尾上菊五郎の代表作】女方・立役・新作歌舞伎の見どころ
八代目の魅力は、女方と立役の双方を演じられる幅広い芸域にあります。
また、伝統的な歌舞伎だけでなく、海外文学やゲーム、アニメなどを題材にした新作にも積極的に取り組んできました。
女方としての代表作女方とは、歌舞伎で女性の役を演じる役者・演技のことです。
八代目が菊之助時代から高い評価を得てきた代表的な役には、次のようなものがあります。
- 『伽羅先代萩』の政岡
- 『摂州合邦辻』の玉手御前
- 『籠釣瓶花街酔醒』の八ツ橋
なかでも政岡は、子を思う母親の深い感情を表現する重要な役です。
人物の内面を繊細に表す演技が求められるため、女方としての力量を知るうえで注目したい演目です。
立役としての代表作立役は、男性の役を演じることを指します。
八代目は女方だけにとどまらず、立役でも重要な役を務めてきました。
代表的な演目には次のものがあります。
- 『魚屋宗五郎』
- 『髪結新三』
- 『盛綱陣屋』
- 『義経千本桜』の知盛
世話物では江戸の庶民の生活や人情を、時代物では歴史上の人物や武士の生きざまを表現します。
女方とは異なる身体表現やせりふ回しを求められるため、両方の役柄を演じることは大きな強みです。
新作歌舞伎にも積極的八代目のもう一つの特徴が、新作歌舞伎への取り組みです。
| 作品 | 初演年 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 『NINAGAWA 十二夜』 | 2005年 | シェイクスピア作品の歌舞伎化 |
| 『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』 | 2017年 | インドの叙事詩を題材にした作品 |
| 『風の谷のナウシカ』 | 2019年 | 人気漫画・アニメ作品の歌舞伎化 |
| 『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』 | 2023年 | ゲーム作品を舞台化 |
これらの作品に共通するのは、歌舞伎の表現技法を生かしながら、従来とは異なる観客層にも作品を届けようとしている点です。
八代目にとって新作は、古典から離れるためのものではありません。
古典で培った見得、所作、音楽、舞台表現を、新しい物語のなかでどう生かすかという挑戦です。
この姿勢こそ、次世代の菊五郎像を考えるうえで要点です。
【八代目尾上菊五郎の2026年最新情報】現在の活動と出演舞台
2026年の八代目尾上菊五郎は、歌舞伎座での公演を中心に、博多座や全国各地で舞台を務めています。
特に注目したいのは、父・七代目との共演、長男との襲名披露公演、そして古典の大役への取り組みです。
2026年の主な公演| 時期 | 公演・劇場 | 主な出演・内容 |
|---|---|---|
| 1月 | 新春歌舞伎公演・新国立劇場 | 『鏡山旧錦絵』 |
| 4月 | 四月大歌舞伎・歌舞伎座 | 『裏表先代萩』『浮かれ心中』 |
| 5月 | 團菊祭五月大歌舞伎・歌舞伎座 | 『六歌仙容彩』『助六由縁江戸桜』 |
| 6月 | 六月博多座大歌舞伎 | 『茨木』『ぢいさんばあさん』『連獅子』 |
| 7月 | MoN高輪・全国巡業 | 歌舞伎舞踊公演、襲名披露 |
| 9月 | 秀山祭九月大歌舞伎・歌舞伎座 | 『ひらかな盛衰記』 |
| 10月 | 錦秋十月大歌舞伎・歌舞伎座 | 『義経千本桜』『近江源氏先陣館』 |
| 11月 | 吉例顔見世大歌舞伎・歌舞伎座 | 『仮名手本忠臣蔵』 |
公演日程と出演情報は、尾上菊五郎オフィシャルサイトの公演スケジュールに掲載されています。
2026年11月は『仮名手本忠臣蔵』に出演2026年11月1日から25日まで、歌舞伎座では「吉例顔見世大歌舞伎」が上演されています。
演目は通し狂言『仮名手本忠臣蔵』です。
八代目はAプロに出演し、次の役を務めています。
- 昼の部『道行』:腰元おかる
- 夜の部『五・六段目』:女房おかる
- 夜の部『七段目』:遊女おかる
おかるは『仮名手本忠臣蔵』の物語において重要な女性の登場人物です。
同じ人物でも、場面によって立場や状況が変わるため、人物の表現をどのように変えていくかが見どころになります。
11月3日時点では、すでに公演期間に入っています。
2026年10月には父・七代目との共演も実現2026年10月の「錦秋十月大歌舞伎」では、歌舞伎座の『義経千本桜』に七代目と八代目が出演しました。
同じ舞台に父と息子の二人の菊五郎が並ぶことは、襲名後の音羽屋を象徴する出来事です。
七代目が長く培ってきた芸と、八代目がこれから築く芸を同じ舞台で見比べられる点にも意味があります。
襲名によって父親の舞台が終わるのではなく、親子がそれぞれの名前を持って共演するという形が実現しています。
六代目菊之助との今後の共演にも注目2026年6月の博多座公演では、八代目と六代目尾上菊之助が再び襲名披露を行いました。
演目には『連獅子』が含まれています。
『連獅子』は、親獅子が仔獅子を谷底へ落とし、成長して戻ってきた仔獅子とともに舞うという物語を持つ舞踊です。
実際の親子が親獅子と仔獅子を演じる構図は、今回の襲名の意味とも重なります。
今後、六代目がどのように成長し、父からどのような芸を受け継いでいくのかは、音羽屋を見続けるうえで大きな注目点です。
【尾上菊五郎の襲名で誤解されやすいポイント】知っておきたい事実
襲名後は、七代目と八代目の名前が同時に存在するため、検索上でも混乱が起きやすくなっています。
ここでは、間違えやすいポイントを整理します。
七代目は引退したのか?いいえ。七代目は引退していません。
2025年の襲名発表時にも、七代目の名前を変えずに舞台を続けることが説明されました。
2026年10月には八代目と同じ公演に出演しています。
八代目は2025年に初めて菊五郎を名乗ったのか?はい。2025年5月に八代目尾上菊五郎を襲名しました。
それ以前は、六代目尾上丑之助、五代目尾上菊之助という芸名で活動していました。
六代目尾上菊之助は七代目の息子なのか?六代目尾上菊之助は、八代目尾上菊五郎の長男です。
七代目尾上菊五郎から見ると孫にあたります。
菊五郎という名前は血縁者だけが継ぐのか?歴代の継承を見ると、必ずしも実の親子だけで名跡が受け継がれてきたわけではありません。
養子や婚姻による家の継承もあり、芸と家の歴史が重要な意味を持っています。
今回の八代目への襲名は、七代目から実の長男へという親子継承ですが、音羽屋全体の歴史のなかでは、長い名跡の伝統を次の時代へつなぐ出来事です。
【八代目尾上菊五郎に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:八代目尾上菊五郎の本名は何ですか?
A1:本名は寺嶋和康(てらしま・かずやす)です。1977年8月1日生まれで、2026年11月現在49歳です。
Q2:八代目尾上菊五郎の父親は誰ですか?
A2:父親は七代目尾上菊五郎です。七代目は八代目襲名後も七代目の名前を名乗り、舞台活動を続けています。
Q3:尾上菊之助から八代目尾上菊五郎に変わったのはいつですか?
A3:2025年5月です。歌舞伎座の「團菊祭五月大歌舞伎」で襲名披露が始まりました。
Q4:八代目尾上菊五郎が襲名した理由は何ですか?
A4:七代目が脊椎を痛めたことなどをきっかけに、名跡の継承を考えたためです。七代目は自身も七代目の名前で舞台を続けながら、長男に八代目を託しました。
Q5:六代目尾上菊之助は誰ですか?
A5:八代目尾上菊五郎の長男です。2019年に七代目尾上丑之助として初舞台を踏み、2025年5月に六代目尾上菊之助を襲名しました。
Q6:八代目尾上菊五郎の代表作は何ですか?
A6:古典では『伽羅先代萩』『摂州合邦辻』『髪結新三』『義経千本桜』などが挙げられます。新作では『NINAGAWA 十二夜』『風の谷のナウシカ』『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』『ファイナルファンタジーX』などがあります。
Q7:八代目尾上菊五郎は2026年現在、何をしていますか?
A7:2026年11月現在、歌舞伎座の「吉例顔見世大歌舞伎」に出演しています。『仮名手本忠臣蔵』でおかるを演じています。
八代目尾上菊五郎は、1977年生まれの歌舞伎俳優で、本名は寺嶋和康です。
1984年に六代目尾上丑之助として初舞台を踏み、1996年に五代目尾上菊之助を襲名。そして2025年5月、約29年間名乗った菊之助の名前を長男に託し、自身は八代目尾上菊五郎となりました。
今回の襲名で特に重要なのは、次の3点です。
1. 七代目から八代目への継承:父親が築いた芸と名跡を受け継ぎながら、七代目も舞台に立ち続けている。
2. 親子同時襲名:長男が六代目尾上菊之助を襲名し、音羽屋の次世代への継承が始まった。
3. 伝統と革新の両立:古典歌舞伎を守りながら、新作歌舞伎や新しい表現にも挑戦している。
2026年11月現在、八代目は『仮名手本忠臣蔵』などの古典作品に取り組み、父・七代目との共演も実現しています。
今後の見どころは、八代目が約300年続く尾上菊五郎の名跡にどのような個性を加えていくか、そして六代目尾上菊之助へどのように芸を伝えていくかという点です。
八代目尾上菊五郎の襲名は、単なる名前の変更ではなく、音羽屋の歴史を未来へつなぐ新たな出発点です。 これからの舞台では、歴代の菊五郎が守ってきた伝統と、八代目ならではの新しい表現の両方に注目したいところです。
主な参考資料:松竹「歌舞伎美人」、八代目尾上菊五郎公式プロフィール、尾上菊五郎オフィシャルサイト、銀座三越襲名展公式資料、平凡社『世界大百科事典』。
記事基準日:2026年11月3日