長嶋万記(ながしま・まき)
BOAT RACE 静岡支部・登録番号4190
45歳

2026年11月3日現在
91期生として2002年にデビューした女子ボートレーサー。競技と社会貢献活動を両立している。
基本プロフィール一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 長嶋万記 |
| 読み方 | ながしま・まき |
| 生年月日 | 1981年5月28日 |
| 年齢 | 45歳 |
| 出身地 | 静岡県 |
| 所属支部 | 静岡支部 |
| 登録番号 | 4190 |
| 登録期 | 91期 |
| 現在の級別 | B2級 |
| 身長 | 164cm |
| 血液型 | AB型 |
| 出身高校 | 常葉学園菊川高等学校 |
| デビュー | 2002年11月12日 |
| 初勝利 | 2003年2月23日 |
上記はBOAT RACE公式選手データと一般社団法人ZEROのプロフィールに掲載されている情報です。
結婚したのはいつ?夫や子供について長嶋万記選手は、2010年に結婚したことが公表されています。
2016年12月、BOAT RACE公式サイトはTBSのドキュメンタリー番組「バース・デイ」で長嶋選手が紹介されることを告知しました。
その番組紹介では、夫が家事や育児を支える存在として取り上げられ、当時5歳の娘がいることも紹介されています。
また、2022年の本人インタビューでは、結婚や出産を経験したことが競技人生の転機として語られています。
注目したいのは、家庭を持ったことによって競技生活を諦めるのではなく、家族のサポートを受けながら選手としての活動を続けてきた点です。
年間を通じて全国の競艇場を転戦するボートレーサーにとって、家庭と競技の両立は簡単ではありません。夫による家事・育児のサポートは、長嶋選手の長期的な競技活動を支える要素の一つでした。
なお、現在の家族の詳しい生活状況や娘の近況については、広く公表されている情報は限られています。
【経歴・戦績】2002年のデビューから2023年のG2二冠まで
長嶋万記選手の競技人生は、最初から華々しかったわけではありません。
2002年11月12日にボートレース常滑でデビューし、翌2003年2月23日にびわこで初勝利を挙げました。
その後、2009年に初優勝を経験。着実に実力を伸ばし、女子ボートレース界を代表する選手へと成長しました。
長嶋万記の主な経歴と転換点以下は競技人生における主な出来事と、関係者・活動のつながりをまとめたものです。
| 時期 | 出来事 | 関係者・組織 |
|---|---|---|
| 2002年11月 | 常滑でプロデビュー | BOAT RACE |
| 2003年2月 | びわこで初勝利 | 91期 |
| 2009年 | 初優勝・マキプロジェクト開始 | ファン・支援団体 |
| 2010年 | 結婚 | 家族 |
| 2011年夏 | 出産後に競技復帰 | 家族・静岡支部 |
| 2015年2月 | 一般社団法人ZERO設立 | マキプロジェクト |
| 2023年2月 | G2レディースオールスター優勝 | 蒲郡 |
| 2023年11月 | G2レディースチャレンジカップ優勝 | 三国 |
| 2025年11月 | 左膝半月板損傷の治療で休養 | BOAT RACE |
| 2026年5月 | 約半年ぶりに実戦復帰 | 丸亀 |
| 2026年11月 | 福岡・ばんえい十勝杯に出場 | 福岡 |
長嶋選手の通算成績を把握するうえで、注意したいのが「1着回数」と「優勝回数」の違いです。
- 1着回数:個々のレースで1着になった回数
- 優勝回数:開催シリーズの優勝戦を制した回数
競艇のデータベースがBOAT RACE公式のダウンロードデータを基に集計した記録では、2026年11月1日時点の通算成績は次のとおりです。
| 指標 | 通算成績 |
|---|---|
| 出走回数 | 5,126回 |
| 1着回数 | 1,273回 |
| 勝率 | 6.24 |
| 2連対率 | 43.7% |
| 3連対率 | 62.0% |
| 優出回数 | 169回 |
| 優勝回数 | 44回 |
20年以上にわたって競技を続け、5,000走を超える出走経験を積み重ねてきたことが分かります。
特に注目したいのは、単純な勝利数だけでなく、優出169回という安定した実績です。優出とは優勝戦に進出した回数であり、長期間にわたって上位争いに加わってきたことを示しています。
師匠は服部幸男!91期の同期にも実力者長嶋選手の師匠として知られるのが、静岡支部のベテランレーサー、選手です。
服部選手は64期生で、長嶋選手より先にデビューした経験豊富なレーサーです。選手データベースでも長嶋選手の師匠として掲載されています。
また、長嶋選手自身も後輩の育成に携わっています。
BOAT RACE公式サイトでは、2021年12月に長嶋選手と弟子の選手を取り上げた師弟紹介企画が公開されました。
師匠から技術を学ぶ立場から、後輩に経験を伝える立場へ。こうした師弟関係も、長嶋選手のキャリアを理解するうえで重要な要素です。
【2023年G2二冠】レディースオールスターとチャレンジカップの優勝がすごい理由
長嶋万記選手のキャリアを語るうえで、最大の転換点となったのが2023年です。
この年、長嶋選手は女子ボートレースの主要タイトルであるG2を2度制覇しました。
それまで長く積み重ねてきた経験が、大舞台での結果につながったシーズンでした。
2023年2月26日:G2レディースオールスター優勝2023年2月26日、ボートレース蒲郡で開催されたG2第7回レディースオールスター。
長嶋選手は優勝戦で1号艇を獲得し、コンマ05のトップスタートから逃げ切りました。
2着は田口節子選手、3着は鎌倉涼選手。
この勝利によって、長嶋選手は悲願だったG2初優勝を達成しました。女子のビッグレースで初めてタイトルを獲得したことも大きな意味を持っています。
それまでにも数多くの優勝を経験していましたが、G2という大舞台で結果を残したことは、選手としての評価をさらに高める出来事でした。
2023年11月26日:G2レディースチャレンジカップ優勝同年11月、今度はボートレース三国で開催されたG2第10回レディースチャレンジカップに挑みます。
優勝戦は3号艇からの出走でした。
長嶋選手はコンマ05の好スタートを決め、3コースから鋭いまくり差しを成功させます。
1号艇の守屋美穂選手が2着、遠藤エミ選手が3着に入りました。
3連単は3-1-4で7,480円。長嶋選手にとって、この大会は初優勝でした。
2つのG2優勝を比較| 項目 | レディースオールスター | レディースチャレンジカップ |
|---|---|---|
| 開催日 | 2023年2月26日 | 2023年11月26日 |
| 競艇場 | 蒲郡 | 三国 |
| 艇番 | 1号艇 | 3号艇 |
| スタート | .05 | .05 |
| 決まり手 | 逃げ | まくり差し |
| 意味 | G2初優勝 | G2二冠達成 |
この2つの優勝で興味深いのは、勝ち方の違いです。
2月の蒲郡ではインコースから主導権を握り、11月の三国では3コースから攻めて勝利しました。
つまり、単に有利な枠番を生かすだけでなく、展開に合わせた攻撃的なレース運びができることを示したのです。
2023年は通算42回目の優勝を記録したシーズンでもあり、長嶋選手の競技人生を代表する一年となりました。
【左膝負傷から復帰】2025年11月から2026年5月までの経緯
2023年のG2二冠から順調にキャリアを重ねていた長嶋選手ですが、2025年11月に大きな試練を迎えました。
左膝の半月板を損傷し、レースから離れることになったのです。
2025年11月:左膝半月板損傷で休養スポーツ報知の2026年5月4日付の記事によると、長嶋選手は2025年11月から左膝半月板損傷の治療のためレースを離れていました。
最後に出場したのは、2025年11月14日まで開催された下関の「にっぽん未来プロジェクト競走in下関」です。
その後、出場予定を取り消し、治療に専念することになりました。
2026年1月:手術とリハビリ開始2026年1月には左膝の手術を受けました。
1月9日に手術を終えたことが伝えられ、1月11日には退院とリハビリ開始が報じられています。
手術後は復帰に向けた身体づくりに取り組む段階へと進みました。
2026年5月:丸亀G2で実戦復帰復帰の舞台となったのは、2026年5月5日に初日を迎えたボートレース丸亀のG2第11回レディースオールスターでした。
約半年ぶりの実戦復帰です。
スポーツ報知の前検日報道では、長嶋選手が左膝の手術を経て復帰すること、ファンの投票によって出場が決まったことが紹介されました。
復帰を支えたのは、治療やリハビリだけではありません。ファンから寄せられた応援も、本人にとって大きな励みになったことが報じられています。
約半年の離脱を経て、再びレース場に戻ったことは、2026年の長嶋選手を象徴する出来事です。
復帰戦でいきなり過去の実績を再現することだけが目標ではなく、まずはレース勘や身体の状態を確かめながら、継続的に出走できる状態を整えることが重要になります。
【2026年11月最新】現在の級別・出場予定・レース結果
2026年11月3日現在、長嶋万記選手の級別はB2級です。
一方、B2級という表示だけを見て、実力が大幅に落ちたと判断するのは正確ではありません。
なぜB2級になった?A1級からの変遷長嶋選手は2025年前期・後期、2026年前期とA1級で活動していました。
しかし、左膝の負傷による休養が級別審査の対象期間と重なり、2026年後期からB2級になっています。
ここで押さえたいのが、ボートレーサーの級別は勝率だけで決まるわけではないという点です。
級別審査では、勝率や連対率に加えて出走回数なども考慮されます。2025年5月からは級別決定基準の出走回数要件も改正されました。
長嶋選手の2026年後期の期別成績は次のとおりです。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 級別 | B2級 |
| 審査対象期間 | 2025年11月〜2026年4月 |
| 出走回数 | 10回 |
| 勝率 | 7.70 |
| 2連対率 | 80.00% |
| 3連対率 | 80.00% |
| 1着 | 4回 |
| 2着 | 4回 |
| 優出 | 1回 |
| 優勝 | 1回 |
| 平均ST | 0.16 |
特に注目したいのは、10走という限られた出走回数ながら、勝率7.70、2連対率80%を記録していることです。
この数字からは、B2級という現在の表示と、実際のレース内容を分けて考える必要があると分かります。
級別は一定期間の審査結果であり、現在の競技能力をリアルタイムに示す数値ではありません。
2026年11月の出場予定BOAT RACE公式の選手出場予定によると、11月以降の主な予定は次のとおりです。
| 開催期間 | 競艇場 | 開催タイトル |
|---|---|---|
| 11月1日〜6日 | 福岡 | ばんえい十勝杯 |
| 11月10日〜14日 | 平和島 | 第25回府中市長杯 |
| 12月1日〜6日 | びわこ | オールレディース ビーナスちゃんカップ |
11月3日現在、福岡での開催に出場しています。
11月3日の福岡でのレース結果ボートレース福岡・ばんえい十勝杯・3日目
| レース | 着順 | 決まり手 |
|---|---|---|
| 5R | 1着 | 逃げ |
| 11R | 4着 | — |
11月3日の5Rでは1号艇から出走し、1分49秒1で逃げ切りました。
2着は若狭奈美子選手、3着は三浦永理選手。3連単は1-2-4で470円でした。
同日の11Rでは5号艇から出走して4着となっています。
左膝の手術から復帰した後も、実際にレースへ出場し、1着を獲得している点は注目に値します。
今後は平和島、びわこと続く開催で、どのような走りを見せるかが焦点です。
【マキプロジェクトと一般社団法人ZERO】長嶋万記の社会貢献活動
長嶋万記選手のもう一つの顔が、社会貢献活動の主催者・団体代表としての活動です。
2009年に開始した「マキプロジェクト」は、競技で得た賞金の一部を活用し、ファンと一緒に社会貢献を目指す取り組みです。
マキプロジェクトとは?一般社団法人ZEROの公式サイトによると、活動の仕組みは次のようになっています。
1. 賞金の一部を使ってオリジナルグッズを制作する。
2. そのグッズをファンに販売する。
3. 集まった資金を被災地支援などの社会貢献に活用する。
特徴的なのは、選手個人が寄付するだけではなく、ファンも参加できる仕組みを作ったことです。
長嶋選手は公式サイトで、活動を始めた理由について、次の考えを紹介しています。
「多くの皆さんの気持ちを集めたい」
この考え方が、マキプロジェクトの根幹にあります。
2015年2月:一般社団法人ZEROを設立活動の幅をさらに広げるため、長嶋選手は2015年2月に一般社団法人ZEROを設立しました。
同法人では、東日本大震災や各地の集中豪雨など、災害による被害を受けた地域への支援活動に取り組んできました。
また、長嶋選手は2017年に日本財団HEROsのアンバサダーに就任し、2018年には優秀選手表彰で特別賞を受賞しています。
競技と社会貢献を両立する意味ボートレーサーは、個人の成績や獲得賞金が評価されるプロスポーツ選手です。
一方、マキプロジェクトは、選手の活動をファンや地域社会に還元する仕組みになっています。
これは単なる寄付活動とは異なり、競技者・ファン・支援先の三者をつなぐ参加型の社会貢献です。
長嶋選手の場合、競技での知名度やファンとの関係を社会的な活動につなげている点に特徴があります。
選手としての成績だけでは測れない、もう一つのキャリアを築いてきたのです。
【プロの結論】長嶋万記の競技人生から読み取れる3つのポイント
長嶋万記選手の歩みを振り返ると、単にG2を2回優勝した実力者というだけでは説明できない特徴があります。
1. B2級という表示だけで実力を判断しない2026年後期のB2級は、左膝の負傷と長期休養が重なった時期の出走状況を反映しています。
審査期間中の10走で勝率7.70、2連対率80%という成績を残しており、級別だけで現在の実力を判断するのは適切ではありません。
レースを見る際は、直近の出走内容、スタートタイミング、コース別成績も合わせて確認する必要があります。
2. 復帰後の評価は継続的な出走内容で判断する約半年の離脱を経て2026年5月に復帰した長嶋選手。
復帰直後の結果だけでなく、その後の出走数や連対率、優出回数などを追うことで、競技状態をより正確に把握できます。
特に2026年11月3日の福岡5Rで1着を獲得したことは、復帰後の競走を追ううえで注目できる材料です。
3. 社会貢献活動も長嶋万記のキャリアの一部2009年から続くマキプロジェクトと、2015年に設立した一般社団法人ZERO。
競技で得た成果を社会へ還元する仕組みを長年継続している点は、長嶋選手の大きな特徴です。
競技成績と社会貢献を別々の活動として見るのではなく、両方を一つのキャリアとして評価する視点も大切です。
【長嶋万記に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:長嶋万記は何歳ですか?
A1:1981年5月28日生まれで、2026年11月3日現在45歳です。
Q2:長嶋万記は結婚していますか?子供はいますか?
A2:2010年に結婚したことが公表されています。2016年のBOAT RACE公式発表では、夫と当時5歳の娘が紹介されています。
Q3:長嶋万記の師匠は誰ですか?
A3:静岡支部の服部幸男選手です。後輩の森下愛梨選手は長嶋選手の弟子にあたります。
Q4:長嶋万記のG2優勝は何回ですか?
A4:2023年に2回です。2月の蒲郡G2レディースオールスターと、11月の三国G2レディースチャレンジカップで優勝しています。
Q5:長嶋万記はなぜB2級なのですか?
A5:2025年11月から左膝半月板損傷の治療で休養し、級別審査対象期間中の出走が10回にとどまったためです。2026年後期の期別成績は勝率7.70、2連対率80%でした。
Q6:長嶋万記はいつレースに復帰しましたか?
A6:2026年5月5日、ボートレース丸亀のG2第11回レディースオールスターで約半年ぶりに実戦復帰しました。
Q7:マキプロジェクトとは何ですか?
A7:2009年に始まった社会貢献活動です。オリジナルグッズの販売などを通じて資金を集め、被災地支援などに活用する取り組みです。2015年には一般社団法人ZEROが設立されました。
Q8:長嶋万記の次の出場予定は?
A8:2026年11月3日時点では、11月10日から14日の平和島「第25回府中市長杯」、12月1日から6日のびわこ「オールレディース ビーナスちゃんカップ」が予定されています。
長嶋万記選手は、2002年のデビューから20年以上にわたってボートレース界で活躍してきた静岡支部のレーサーです。
2023年にはG2レディースオールスターとG2レディースチャレンジカップを制覇し、女子ボートレース界で大きな実績を残しました。
2025年11月の左膝半月板損傷による休養、2026年1月の手術を経て、同年5月には実戦復帰。11月3日の福岡5Rでは1着を獲得しています。
また、2009年からのマキプロジェクトや、一般社団法人ZEROの代表としての活動も続けています。
2026年の長嶋万記を理解するうえで大切なのは、B2級という現在の表示だけで評価しないことです。 休養前のA1級としての実績、復帰後の競走内容、そして今後の級別審査を総合的に見る必要があります。
競技人生の新たな局面を迎えた45歳の長嶋選手。今後のレースでどこまで実績を積み重ね、再び上位級への復帰を果たすのか、引き続き注目されます。
主な参考資料:BOAT RACEオフィシャルウェブサイト、一般社団法人ZERO公式サイト、ボートレース福岡公式競走成績、スポーツ報知、BOAT RACE関連公式大会記録。