原泰久さんは、佐賀県出身の漫画家です。代表作は、古代中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画『キングダム』。主人公・信と秦王・嬴政(えいせい)を中心に、中華統一を目指す人々の戦いと成長を描いています。
原泰久の基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 原泰久(はら・やすひさ) |
| 生年月日 | 1975年6月9日 |
| 年齢 | 51歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 佐賀県三養基郡基山町 |
| 出身高校 | 東明館高等学校 |
| 出身大学 | 九州芸術工科大学 |
| 大学院 | 九州芸術工科大学大学院 |
| 職業 | 漫画家 |
| 代表作 | 『キングダム』 |
| 連載開始 | 2006年 |
生年月日と出身地については、人物プロフィール情報でも1975年6月9日、佐賀県三養基郡基山町と紹介されています。九州大学の卒業生紹介では、学部と大学院の修了歴も確認できます。
出身地は佐賀県三養基郡基山町原泰久さんの出身地は、佐賀県三養基郡基山町です。
基山町は佐賀県東部に位置する町で、福岡県との県境にも近い地域。原さんは漫画家として成功した後も、地元とのつながりを大切にしてきました。
その姿勢を示す出来事が、2013年7月の基山町ふるさと大使への就任です。
基山町の公式発表によると、原さんは2008年から毎年、同町にふるさと応援寄附を続けていたとされています。
就任時には、基山町出身であることへの誇りと、漫画家として頑張ることで地元のPRにつなげたいという思いも伝えていました。
年齢は51歳。誕生日は6月9日原泰久さんは1975年生まれで、2026年11月時点では51歳です。
誕生日は6月9日とするプロフィール情報が複数あります。
ただし、出版社の公式プロフィールでは生年や出身地を中心に紹介されており、詳細な私生活については広く公開されていません。
漫画家としての活動を追ううえでは、年齢そのものよりも、大学時代から漫画に取り組み、社会人経験を経て長期連載を実現した歩みが大きな特徴です。
【九州芸術工科大学からSEへ】会社員時代と漫画家デビューの転機

原泰久さんの経歴で興味深いのは、最初から漫画家一本で生きてきたわけではないことです。
大学時代は映画監督を目指し、卒業後はシステムエンジニアとして企業に就職。漫画家への道を本格的に切り開いたのは、その後のことでした。
大学では映画監督を目指していた原さんが進学したのは、九州芸術工科大学です。
現在の九州大学芸術工学部につながる大学で、1998年に画像設計学科を卒業。2000年には大学院の情報伝達専攻修士課程を修了しています。
大学の卒業生インタビューでは、当時の目標について次のように紹介されています。
- 映画監督になることを目指していた
- 映画好きの友人と出会い、映像制作の授業にも取り組んだ
- 漫画賞に応募した作品が入賞し、雑誌掲載も経験した
- デッサンやプログラミング、映像制作など幅広い分野を学んだ
原さん自身も、大学時代の創作経験が現在の漫画家という仕事につながっていると振り返っています。
システムエンジニアとして会社員生活を経験大学院修了後、原さんは富士通九州システムエンジニアリングに入社しました。
同社でシステムエンジニアとして働いた期間は約3年間です。
漫画家という現在の職業からは意外に感じる経歴ですが、原さんは後年のインタビューで、自分がプログラマーとして働いていた経験を振り返っています。
実際、漫画家として連載作品を考えていた頃には、プログラマーを題材にした作品と中国歴史ものの2つを候補にしていたそうです。
会社員として働いた経験は、漫画家への転身を考えるうえで重要な時期でした。
漫画家デビューまでの経緯原さんは大学在学中から漫画を描き始め、新人賞にも挑戦していました。
集英社や関係者の紹介にある受賞歴を整理すると、次のようになります。
- 1997年:『上田君の退化論』が第36回ちばてつや賞ヤング部門の期待賞を受賞
- 1999年:『於兎松』が第40回ちばてつや賞ヤング部門の準大賞を受賞
- 1999年:『於兎松』が別冊ヤングマガジンに掲載され、漫画家デビュー
- 2003年:『覇と仙』が週刊ヤングジャンプの第23回MANGAグランプリで奨励賞を受賞
注目したいのは、最初の賞を受賞した後、すぐに人気漫画家になったわけではないことです。
2022年の週刊ヤングジャンプ公式インタビューで、原さんは新人時代について、大学生のときに比較的早く賞を取れたものの、その後はなかなかうまくいかず、漫画を研究し始めたと語っています。
加えて、当時は自分の画力がプロの水準に達しておらず、苦労したとも振り返っています。
原泰久の経歴を年表で整理| 時期 | 出来事 | 意味・実績 |
|---|---|---|
| 1975年 | 佐賀県基山町に生まれる | 生い立ちの原点 |
| 1997年 | ちばてつや賞期待賞 | 漫画家への第一歩 |
| 1998年 | 九州芸術工科大学卒業 | 画像設計を学ぶ |
| 1999年 | 『於兎松』で漫画家デビュー | 商業誌に作品掲載 |
| 2000年 | 大学院修士課程修了 | 情報伝達専攻 |
| 卒業後 | 富士通九州システムエンジニアリングに入社 | SEとして約3年間勤務 |
| 2003年 | 『覇と仙』が奨励賞受賞 | ヤングジャンプ新人賞 |
| 2005年 | 『キングダム』の連載が決定 | 上京し、井上雄彦氏のもとで4か月修行 |
| 2006年1月 | 『キングダム』連載開始 | 週刊ヤングジャンプ |
| 2013年 | 手塚治虫文化賞マンガ大賞 | 代表的な受賞実績 |
| 2026年 | 連載20周年 | 累計1億2000万部突破 |
この年表は、九州大学の卒業生紹介、週刊ヤングジャンプの公式情報、佐賀県の関係機関の記録などをもとに整理しています。
特に2005年の転機は重要です。
九州大学の卒業生紹介によると、原さんは2005年に『週刊ヤングジャンプ』での連載が決まり、上京。その後、漫画家・井上雄彦さんのもとで4か月間の修行を経験し、2006年1月から『キングダム』の連載を始めました。
【キングダム誕生秘話】なぜ春秋戦国時代を選び、信を主人公にしたのか
『キングダム』は、2006年1月に『週刊ヤングジャンプ』第9号から連載が始まりました。
物語の舞台は、紀元前の中国・春秋戦国時代。戦災孤児として育った信が天下の大将軍を目指し、後の始皇帝となる秦王・嬴政とともに中華統一を目指す歴史大河漫画です。
しかし、作品の構想は最初から現在の形だったわけではありません。
当初はプログラマー漫画か中国歴史漫画かで迷っていた2022年のMANTANWEBのインタビューで、原さんは連載作品のテーマを考えていた頃について説明しています。
もともとプログラマーとして働いていたことから、プログラマーを題材にするか、中国歴史を題材にするかで迷っていたそうです。
担当編集者の後押しもあり、中国史を選択。
最初に考えたのは仙人をテーマにしたファンタジー漫画でした。古代中国の神仙思想を調べるうちに、司馬遷の『史記』に出会います。
原さんは『史記』を読み進めるうちに、その面白さに強く惹かれました。
史書には歴史的事実が簡潔に記されている部分が多く、その行間に想像力を加えれば、エンターテインメントとして大きな物語を作れると考えたのです。
なぜ始皇帝ではなく信が主人公なのか『キングダム』の物語の中心人物は、後に中国を統一する嬴政です。
しかし、主人公として設定されたのは、身分の低い出自から大将軍を目指す信でした。
この選択には、漫画としての構成上の理由があります。
原さんによると、最初は始皇帝の幼少期を描く読み切りを構想していました。その中で信のモデルとなった李信という武将について調べたところ、始皇帝から信頼されていたと考えられる記述に興味を持ったそうです。
加えて、王が主人公だと戦場での活躍を中心に描きにくいという事情もありました。
そこで、王である嬴政と、下僕出身の信を対比させる構成にしたのです。
この仕組みによって、作品には2つの大きな軸が生まれました。
- 信の視点:個人の努力、成長、仲間との絆、将軍への道
- 嬴政の視点:国家の未来、政治、統治、中華統一への理想
一人の少年の成長物語と、国家規模の歴史ドラマを同時に描ける構成が完成しました。
史実と創作を組み合わせる独自の制作背景2026年4月、原泰久さんは『信長の野望』シリーズで知られるシブサワ・コウさんとの対談で、歴史漫画を描く醍醐味について語っています。
原さんが春秋戦国時代を選んだ理由の一つは、三国志ほど一般的に知られていない時代だったことです。
史料が少ない分、物語を創作できる余地が大きいと考えました。
対談では、史書にわずか1行しか残されていない戦いでも、その裏側には多くの人物やドラマがあったはずだと想像することが、歴史漫画を描く面白さだと説明しています。
一方、原さんは史実と創作を混同しないことの難しさにも触れています。
作中の人物の性別や人間関係、細かな戦闘の展開などは、史書に書かれた内容をそのまま再現しているわけではありません。
つまり、『キングダム』は歴史を題材にしながら、歴史上の空白を人間ドラマで埋めていく作品です。
この創作姿勢こそ、長期連載を支える大きな要素になっています。
【2013年の受賞から2026年へ】1億2000万部と連載20周年の現在
『キングダム』は連載開始から長い年月を経て、日本を代表する歴史漫画へと成長しました。
その歩みを象徴するのが、2013年の手塚治虫文化賞受賞と、2026年の連載20周年です。
2013年に手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞2013年、『キングダム』は第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞しました。
同賞は朝日新聞社が主催する漫画賞で、優れた漫画作品を顕彰するものです。
朝日新聞社の受賞作品一覧にも、『キングダム』と原泰久さんの名前が記録されています。
受賞は、単なる販売部数の大きさだけではなく、作品としての完成度や物語の独自性が評価された節目でした。
また、同年7月には出身地の基山町からふるさと大使に委嘱されています。
2026年1月に連載20周年を達成2026年1月19日、『キングダム』は連載20周年を迎えました。
これに合わせて集英社は20周年プロジェクトを始動。記念ビジュアルや映像企画など、作品の節目を祝う取り組みが発表されました。
同日発売のコミックス78巻に伴い、累計発行部数が電子版を含めて1億2000万部を突破したことも発表されています。
20周年に際して、原さんは読者への感謝を伝えました。
「しかし旅はまだ続きます。」
加えて、物語は中華統一に向けてこれから一段と盛り上がる予定であり、最後まで描き切るために体調を整えながら頑張りたいという意向も示しています。
2026年11月現在の活動と最新刊情報2026年11月3日時点で確認できる『キングダム』の刊行状況は次のとおりです。
『キングダム』80巻2026年8月19日
集英社・ヤングジャンプコミックス
『キングダム』81巻2026年11月18日
集英社公式書誌情報に掲載された発売予定日
出典:集英社コミック公式書誌情報。発売予定日は変更される場合があります。
80巻では、趙完全攻略戦をめぐる秦軍と趙軍の攻防が描かれています。
また、20周年記念企画として、2026年8月19日には『キングダム magazine 2026』も発売されました。
20年間の歩みを振り返る特集や、作品の世界をより深く楽しむ企画が収録されています。
2026年4月の対談では、原さんは当初10年ほどで完結させるつもりだったものの、登場人物のドラマを掘り下げるうちに構想が膨らみ、20年に及ぶ連載になったと説明しました。
現在も物語の完結に向けて執筆を続けており、今後の活動の中心は引き続き『キングダム』になると考えられます。
【キングダムはなぜ人気なのか】原泰久の創作力と読者を惹きつける理由
累計1億2000万部という数字は、単なる長期連載の結果ではありません。
作品の構成、登場人物の描き方、歴史の扱い方、映像化による新規読者の獲得など、複数の要素が重なって現在の人気につながっています。
理由1:主人公だけでなく脇役や敵にも物語がある『キングダム』の大きな魅力は、登場人物の多さと、それぞれの人物に与えられた背景です。
信や嬴政だけでなく、王騎、羌瘣、王翦、李牧、桓騎など、多くの人物が異なる信念を持って行動します。
2022年のMANTANWEBの取材では、担当編集者の大沢太郎さんが、原さんのキャラクター造形について、登場人物それぞれの立場や感情を深く理解している点を評価しました。
敵役であっても単純な悪人として描かず、その人物がなぜその行動を取るのかを掘り下げる姿勢が、作品への感情移入につながっているという見方です。
理由2:史実を知っていても楽しめる物語構成歴史漫画には、結末がある程度知られているという難しさがあります。
始皇帝が中国を統一するという大きな歴史の流れは、史実として知られています。
それでも『キングダム』が読者を惹きつけるのは、結果に至るまでの過程をドラマとして描いているからです。
どの武将がどのような判断を下し、どのような仲間と出会い、どのような犠牲を払って戦うのか。
史実の大きな流れを土台にしながら、その途中にある人間関係を丁寧に描くことが、物語の推進力になっています。
理由3:最初から順風満帆ではなかった現在の人気からは想像しにくいものの、『キングダム』は連載初期に人気獲得で苦戦していました。
2026年の集英社マンガエキスポで原さん自身が選んだ思い出のエピソードは、第33話「触発」です。
原さんによると、連載第1話は好評だったものの、その後は雑誌アンケートの順位が下がり続け、第33話はついに雑誌の最後尾に掲載されました。
本人はこの出来事を振り返り、打ち切りの現実味を感じて焦ったと語っています。
しかし、信たちの苦戦が続く展開を乗り越え、成蟜に勝利する第46話では、アンケートで初めて1位を獲得しました。
このエピソードは、作品の成功を考えるうえで見逃せません。
最初から完成されたヒット作だったのではなく、読者の反応を受け止めながら、表現や展開を磨き続けてきた作品なのです。
理由4:テレビや映画が新しい読者を獲得した作品の人気を広げた大きな転機として、映像メディアの存在もあります。
担当編集者の大沢さんは、2022年のインタビューで、売り上げを伸ばしたきっかけを3つ挙げています。
1つ目は、2015年にテレビ朝日系『アメトーーク!』で放送された「キングダム芸人」。
2つ目は、2019年の実写映画第1作の公開。
3つ目は、映画の地上波初放送などを含む2020年の巣ごもり需要です。
特に映画は、春秋戦国時代というなじみの薄い題材に対する心理的なハードルを下げ、漫画を読んだことがない層にも作品を届ける役割を果たしました。
つまり、漫画そのものの面白さに加えて、テレビや映画を通じて作品を知る入口が増えたことも、累計発行部数の拡大に寄与しています。
理由5:原泰久の創作姿勢が長期連載を支えている2026年4月のシブサワ・コウさんとの対談では、原さんが当初考えていた物語の設計図と、実際の連載の違いについても語られました。
原さんは、長期・中期・短期の構成を考えて執筆する設計型の作家だと説明しています。
しかし、描き進めるうちに登場人物の感情が深まり、当初の予定とは違う展開になることもあるそうです。
実際、当初は退場させる予定だった人物を、描いている途中で生かす決断をしたエピソードも明かしています。
ここから見えてくるのは、計画性とライブ感の両立です。
大きな歴史の流れを見据えながら、人物の感情や行動に合わせて物語を発展させる。この柔軟性が20年という長期連載を支える創作上の強みになっています。
【誤解を整理】キングダムのストーリーはすべて史実なのか歴史漫画であることから、作中の人物や出来事をすべて史実だと考える読者もいる可能性があります。
しかし、これは正確ではありません。
| よくある認識 | 実際の内容 |
|---|---|
| 登場人物の行動はすべて史実 | 史実を参考にした創作的な描写も多い |
| 作中の戦闘はすべて記録どおり | 史書の簡潔な記述を膨らませた演出がある |
| 人物の性格や人間関係も史実 | 作者による解釈や創作が含まれる |
| 物語は史実の結果だけを再現する | 結果に至るまでの過程をドラマとして描く |
2026年の対談で、原さん自身は『史記』に記された内容を最大限に生かしながら、それ以外の部分には多くの創作が含まれると説明しています。
歴史の勉強として読む場合は、史実と漫画独自の設定を分けて考えることが大切です。
一方、歴史上の人物がどのような思いで行動したのかを想像しながら楽しみたい人には、非常に相性のよい作品です。
【キングダム原泰久に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:原泰久さんの年齢と生年月日は?
原泰久さんは1975年6月9日生まれと紹介されています。2026年11月現在は51歳です。
Q2:原泰久さんの出身地はどこですか?
佐賀県三養基郡基山町です。2013年には基山町ふるさと大使に委嘱されています。
Q3:原泰久さんの出身大学はどこですか?
九州芸術工科大学です。1998年に画像設計学科を卒業し、2000年には大学院情報伝達専攻修士課程を修了しています。
Q4:原泰久さんは漫画家になる前に何をしていましたか?
富士通九州システムエンジニアリングでシステムエンジニアとして約3年間勤務していました。
Q5:キングダムの連載はいつ始まりましたか?
2006年1月、『週刊ヤングジャンプ』第9号から連載が始まりました。2026年1月に連載20周年を迎えています。
Q6:キングダムは2013年に何の賞を受賞しましたか?
第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞です。
Q7:キングダムの累計発行部数は何部ですか?
2026年1月19日の発表で、電子版を含む累計発行部数が1億2000万部を突破しました。
Q8:2026年現在もキングダムは連載中ですか?
はい。2026年11月現在も『週刊ヤングジャンプ』で連載が続いています。単行本は80巻まで発売され、81巻は11月18日発売予定です。
原泰久さんの歩みを振り返ると、佐賀県基山町で育ち、九州芸術工科大学で映像やデザインを学び、システムエンジニアとして働いた後に漫画家へ転身したことが分かります。
大学時代から漫画賞に挑戦していましたが、受賞後も画力や作品づくりに苦労し、試行錯誤を重ねてきました。
そして2006年、『キングダム』の連載を開始。2013年には手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞し、2026年には連載20周年と累計1億2000万部突破という大きな節目を迎えました。
原泰久さんの経歴から読み取れる、作品の強さは次の3点です。
- 異なる経験の融合: 映像制作やプログラミングの経験が、物語の構成力につながっている。
- 歴史と創作の融合: 『史記』を土台に、史実の空白を人間ドラマで描き出している。
- 読者と向き合う姿勢: 連載初期の苦戦を経験しながら、作品の完成度を高め続けている。
2026年4月の対談で、原さんは自身の今後の目標について、次のように語りました。
僕の野望は、とにかく『キングダム』をしっかりと面白い形で描き切ること。これに尽きます。
連載20周年はゴールではありません。
中華統一という大きな物語の先に、どのような結末を描くのか。信や嬴政をはじめとする登場人物たちがどのような道をたどるのか。
会社員から漫画家へと転身し、20年にわたって一つの物語を育ててきた原泰久さん。その創作の旅は、2026年11月現在も続いています。