ゲスの極み乙女は、一般的なロックバンドとは少し異なる個性を持っています。ボーカルとギターを担う川谷絵音を中心に、ベース、キーボード、ドラムの4人がそれぞれ高度な演奏技術を発揮する構成です。
所属メンバーは次の4人です。
年齢は各プロフィールに掲載された生年月日を基に算出。誕生日を迎える前の年齢で表示しています。
1.川谷絵音|ボーカル・ギター・作詞作曲を担う中心人物
川谷絵音(かわたに・えのん)
- 生年月日:1988年12月3日
- 2026年11月現在:37歳
- 出身地:長崎県
- 担当:ボーカル・ギター
- 主な活動:ゲスの極み乙女、indigo la Endなど
川谷絵音は、ゲスの極み乙女のボーカル兼ギタリストであり、楽曲制作の中心を担う人物です。
2012年5月、indigo la Endでも活動していた川谷を中心にゲスの極み乙女が結成されました。歌詞の世界観や複雑な曲展開、印象に残るメロディーなど、バンドの音楽的な方向性を形づくっています。
代表曲には「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」「キラーボール」などがあります。
川谷の特徴は、ひとつのバンドだけに活動を限定していないことです。indigo la Endをはじめ、ジェニーハイなど複数の音楽プロジェクトにも参加し、作詞家・作曲家・プロデューサーとしても活動しています。
複数のバンドを並行して展開するスタイルは、ゲスの極み乙女の楽曲にも多様な音楽性をもたらしています。
2.休日課長|独特のグルーヴを生み出すベーシスト
休日課長(きゅうじつかちょう)
- 生年月日:1987年2月20日
- 2026年11月現在:39歳
- 出身地:埼玉県
- 担当:ベース
- 主な活動:ゲスの極み乙女、DADARAYなど
休日課長は、バンドの低音部分を支えるベーシストです。
ゲスの極み乙女の楽曲では、単純にリズムを刻むだけではなく、メロディーに絡み合うようなベースラインが特徴的です。変則的なリズムや複雑な展開のなかでも、楽曲に推進力を与えています。
川谷との音楽的なつながりはバンド結成以前からあり、結成初期には会社員として働きながら音楽活動を続けていました。
2015年のJ-WAVE出演時のインタビューでも、会社員時代と音楽活動を両立していた経緯が語られています。
現在はゲスの極み乙女に加え、DADARAYなどでも活動。ベーシストとしての演奏だけでなく、独自のキャラクターでも知られています。
3.ちゃんMARI|楽曲の個性を際立たせるキーボード奏者
ちゃんMARI(ちゃんまり)
- 生年月日:1987年10月8日
- 2026年11月現在:39歳
- 出身地:鹿児島県
- 担当:キーボード
- ソロ活動名義:FUKUSHIGE MARI
ちゃんMARIは、ゲスの極み乙女のキーボード奏者です。
バンドの音楽性を語るうえで、ちゃんMARIの存在は欠かせません。
クラシカルな響きからジャズを思わせるフレーズ、ポップなメロディーまで幅広く取り入れ、ゲスの極み乙女ならではのサウンドを支えています。
特に、ピアノやキーボードが前面に出る楽曲では、バンドの複雑なアレンジと親しみやすいメロディーをつなぐ重要な役割を果たしています。
また、ちゃんMARIは川谷とともに音楽的なアイデアを広げる存在でもあります。2019年の川谷との対談では、メンバー同士の組み合わせによって予想外の音楽が生まれる面白さが語られていました。
バンド活動以外にも、FUKUSHIGE MARI名義などで音楽活動を展開しています。
4.ほな・いこか|ドラム担当で女優としても活躍
ほな・いこか
- 生年月日:1989年8月22日
- 2026年11月現在:37歳
- 出身地:東京都
- 担当:ドラム
- 女優活動名義:さとうほなみ
ほな・いこかは、ゲスの極み乙女のドラマーです。
バンドのリズムを支えるだけでなく、楽曲の展開に合わせた繊細な演奏によって、独特のサウンドを生み出しています。
川谷が参加を呼びかけたことが結成のきっかけのひとつで、2012年5月の結成時からメンバーとして活動しています。
また、ほな・いこかには、音楽ファン以外からも関心を集めるもうひとつの顔があります。それが女優としての活動です。
ワタナベエンターテインメントの公式プロフィールには、女優「さとうほなみ」として掲載され、経歴にもゲスの極み乙女のドラマー(ほな・いこか)と記されています。
このため、両者は別人ではなく、同一人物です。
【ほな・いこかとさとうほなみは同一人物?】音楽と女優の二つの顔

「ほな・いこか」と「さとうほなみ」は、活動する分野によって名前を使い分けている同一人物です。
バンドでは個性的な名前のドラマーとして知られていますが、俳優としては本名に由来する「さとうほなみ」名義で活動しています。
女優・さとうほなみとしての主な経歴ワタナベエンターテインメントの公式プロフィールでは、映画、テレビドラマ、舞台など幅広い出演歴が紹介されています。
主な出演作には次のような作品があります。
- NHK連続テレビ小説『まんぷく』
- テレビ朝日系ドラマ『黒革の手帖』
- 映画『窮鼠はチーズの夢を見る』
- 映画『花腐し』
- Netflix映画『彼女』
2017年のドラマ『黒革の手帖』への出演をきっかけに、俳優としての活動も広く知られるようになりました。
その後も映画やドラマ、舞台に出演し、音楽活動とは異なる分野でキャリアを積み重ねています。
なぜ名前を使い分けているのか名前の使い分けは、音楽活動と俳優活動をそれぞれの分野で展開するための芸名上の区別です。
| 活動分野 | 名義 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 音楽 | ほな・いこか | ゲスの極み乙女のドラマー |
| 映画・ドラマ | さとうほなみ | 女優 |
| 舞台 | さとうほなみ | 俳優 |
両方の名前で活動しているため、出演者情報だけを見ていると別人のように感じる可能性があります。
しかし、所属事務所の公式プロフィールで両方の活動が結び付けられているため、人物の取り違えには注意が必要です。
この二つの活動を両立していることは、ほな・いこかの大きな特徴です。
【2012年の結成から2022年の改名まで】ゲスの極み乙女の歴史と転換点
ゲスの極み乙女は、2012年5月に結成されました。
川谷絵音が中心となり、休日課長、ちゃんMARI、ほな・いこかが集まって結成した4人組です。
J-WAVEの過去のインタビューでは、川谷とほな・いこかが別のバンドで対バンしたことや、休日課長との以前からの音楽的なつながりなど、結成に至る背景が語られています。
結成当初から、それぞれが異なる音楽的な経験を持っていたことが、バンドの個性につながりました。
結成から現在までの主要年表結成後、ゲスの極み乙女はインディーズで作品を発表しながら、独自の音楽性を確立していきました。
2013年には1stミニアルバム『ドレスの脱ぎ方』、同年12月には『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』をリリース。
2014年4月には『みんなノーマル』でメジャーデビューを果たします。
その後、「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」などの楽曲が広く知られるようになり、2015年12月には第66回NHK紅白歌合戦への初出場が決定しました。
結成から約3年半で紅白出場を実現したことは、バンドのキャリアにおける大きな転換点です。
2016年の活動自粛と2017年の再始動ゲスの極み乙女の歴史を理解するうえで、2016年の活動自粛は避けて通れません。
2016年10月、川谷絵音の未成年者との飲酒問題を受け、所属事務所はゲスの極み乙女とindigo la Endの活動を、予定済みの公演終了後に当面自粛すると発表しました。
予定されていた3rdフルアルバム『達磨林檎』も発売が延期されました。
ただし、これはバンドメンバーの脱退や解散を意味する発表ではありません。
2017年3月には活動再開が発表され、同年5月10日に『達磨林檎』を発売。Zepp Tokyoで記念ライブを開催し、約半年ぶりにライブ活動を再開しました。
このときも4人全員がステージに立っています。
2022年6月、結成10周年でバンド名を改名2022年6月18日、幕張メッセ・幕張イベントホールで結成10周年記念公演「解体」が開催されました。
この公演では、デビュー当時の楽曲から当時の最新曲まで20曲を連続で披露。ステージ上のセットも演出に合わせて解体されていく構成でした。
そして公演の最後に、バンド名から句点「。」を取り外す演出が行われました。
旧バンド名は「ゲスの極み乙女。」、新しい表記は「ゲスの極み乙女」です。
川谷絵音は、改名の意味について次のように説明しています。
「終わりが来ないように」
これは句点を外すことで、バンドがこれからも続いていくという意味を込めたものです。
つまり、2022年の「解体」はバンドそのものを解散させる発表ではなく、10年間の活動に一区切りを付け、新しい名前で再スタートするための演出でした。
【メンバー脱退・解散の真相】4人組は現在も続いている?
「ゲスの極み乙女は解散したの?」「メンバーが脱退したのでは?」という疑問が生まれる背景には、過去の活動自粛と2022年の公演タイトルが関係しています。
実際の経緯を整理すると、解散と改名はまったく別の出来事です。
メンバーの脱退はあった?公式プロフィールに掲載されている現メンバーは、結成時からの4人です。
- 川谷絵音
- 休日課長
- ちゃんMARI
- ほな・いこか
結成時のメンバー構成と現在の公式プロフィールを照らし合わせても、メンバー交代によって現在の4人になったという経緯はありません。
脱退を発表した元メンバーがいるという公式情報も公表されていません。
解散したと思われた3つの理由理由1:2016年に活動自粛を発表したため
川谷絵音の問題を受けて、2016年10月にバンドとしての活動自粛が発表されました。
当時はアルバムの発売も延期され、ライブ活動も一時的に止まりました。この期間が、活動終了と誤解される原因のひとつです。
しかし、2017年5月には活動を再開しています。
理由2:2022年の公演タイトルが「解体」だったため
結成10周年記念公演のタイトルは「解体」でした。
文字だけを見るとバンド解散を連想しやすいものの、実際の演出はバンド名の句点を取り外すというものでした。
理由3:バンド名が変わったため
「ゲスの極み乙女。」と「ゲスの極み乙女」という2つの表記が存在するため、別のバンドに生まれ変わったように感じる人もいる可能性があります。
しかし、これは同じバンドの名称変更です。
ネットで混同されやすい情報の整理| よくある疑問・誤解 | 実際の状況 |
|---|---|
| バンドは解散した? | 解散ではなく、2026年も活動を継続。 |
| 2022年にメンバーが脱退した? | 改名に伴うメンバー脱退の発表はない。 |
| 「解体」は解散発表だった? | 10周年記念公演の演出と名称変更を指す。 |
| 現在は別のバンド? | 同じ4人による同一バンド。 |
| ほな・いこかとさとうほなみは別人? | 同一人物で、活動分野によって名義が異なる。 |
【2026年最新】ゲスの極み乙女の現在の活動・新曲・ライブ情報
2026年のゲスの極み乙女は、単に過去のヒット曲を演奏するだけの活動にとどまっていません。
自主レーベルでの音楽制作、新曲のリリース、全国ツアーの開催など、新しい展開が続いています。
2025年に自主レーベル「シックマンレコーズ」を設立2025年7月、ゲスの極み乙女は自主インディーズレーベル「シックマンレコーズ」の設立を発表しました。
同時に、過去の2ndミニアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』を思わせる、令和版の新アルバム制作も告知しています。
その後、2025年10月15日に第1弾シングル「シックマン」、11月26日に第2弾シングル「本能の復讐」をリリースしました。
長年メジャーシーンで活動してきたバンドが、自主レーベルを立ち上げたことは、作品の発表方法を自分たちで選ぶ新たな段階に入ったことを示しています。
2026年9月23日に新曲「ルカになる」をリリース
「ルカになる」
- 配信日:2026年9月23日
- 作詞・作曲:川谷絵音
- レーベル:シックマンレコーズ
- ミュージックビデオ:公開済み
2026年の注目作が、9月23日に配信リリースされた「ルカになる」です。
川谷絵音が作詞・作曲を担当し、ひねりのあるアレンジと疾走感のあるサビが特徴の楽曲です。
ミュージックビデオは大瀬良匠(THINGS.)が監督を担当。狂気と切なさをテーマにした映像作品で、メンバーによる独特なダンスも見どころになっています。
川谷はリリースに際し、新曲について、初期から続く女性の名前シリーズであり、インディーズになって3曲目だと説明しています。
自主レーベルでの作品制作が着実に進んでいることを示すリリースです。
2026年12月に全国ツアー「おかしなダンス」を開催2026年のもうひとつの大きなトピックが、全国ツアー「ゲスの極み乙女 TOUR 2026 おかしなダンス」です。
公式サイトでは、当初発表された3公演に加え、東京・豊洲PITでの追加公演も掲載されています。
2026年11月2日時点の公演予定
| 日程 | 会場 | 開場・開演 |
|---|---|---|
| 12月10日(木) | 愛知・Zepp Nagoya | 18:00・19:00 |
| 12月15日(火) | 神奈川・KT Zepp Yokohama | 18:00・19:00 |
| 12月16日(水) | 東京・豊洲PIT(追加公演) | 18:00・19:00 |
| 12月18日(金) | 大阪・Zepp Osaka Bayside | 18:00・19:00 |
公式ツアー情報に掲載されたチケット料金は、基本的に7,000円(税込・ドリンク代別)です。座席・券種は会場によって異なります。
追加公演が組まれていることも、2026年のバンド活動を象徴する動きです。
なお、11月2日時点では12月の公演はすべて開催前です。チケットの販売状況については、公式サイトの最新案内を確認する必要があります。
【プロの結論】ゲスの極み乙女が4人で活動を続けられる理由
ゲスの極み乙女の最大の特徴は、4人の役割が明確でありながら、それぞれの演奏が単なる伴奏に収まらない点です。
一般的なロックバンドでは、ボーカルがメロディーを担当し、ギター・ベース・ドラムがそれを支えるという構造が中心になります。
しかし、ゲスの極み乙女の場合は、各メンバーの演奏が楽曲の展開そのものに深く関わっています。
- 川谷絵音:歌詞・メロディー・楽曲全体の方向性を作る。
- 休日課長:変則的なリズムにも対応するベースラインで楽曲を動かす。
- ちゃんMARI:ピアノや鍵盤の表現で音楽的な奥行きを加える。
- ほな・いこか:ドラムによって複雑な展開を支え、楽曲に躍動感を与える。
この役割分担があるからこそ、プログレッシブな構成とポップなメロディーを両立できます。
加えて、メンバーそれぞれが別の音楽活動や俳優活動を行っていることも特徴です。
川谷は複数の音楽プロジェクトを展開し、休日課長やちゃんMARIも個別の音楽活動を続けています。ほな・いこかは女優としてのキャリアも築いています。
こうした個人活動は、バンド活動と対立するものではありません。各メンバーが異なる経験や表現を持ち帰ることで、4人で集まったときの音楽的な可能性を広げています。
2025年の自主レーベル設立、2026年の新曲リリース、全国ツアー開催という流れを見ると、現在のゲスの極み乙女は、過去の成功を維持するだけでなく、作品の届け方まで自分たちで選択する段階に進んでいます。
【ゲスの極み乙女メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゲスの極み乙女のメンバーは現在何人ですか?
A1:2026年11月現在も4人です。川谷絵音、休日課長、ちゃんMARI、ほな・いこかで構成されています。公式プロフィールでも4人の名前と担当パートが掲載されています。
Q2:ゲスの極み乙女のメンバーで脱退した人はいますか?
A2:結成時の4人が現在もメンバーとして活動しています。メンバー脱退による交代があったという公式発表はありません。
Q3:ほな・いこかとさとうほなみは同一人物ですか?
A3:同一人物です。ゲスの極み乙女ではドラマーのほな・いこかとして活動し、女優としてはさとうほなみ名義で活動しています。
Q4:ゲスの極み乙女はいつ結成されましたか?
A4:2012年5月です。川谷絵音を中心に休日課長、ちゃんMARI、ほな・いこかの4人で結成されました。
Q5:ゲスの極み乙女はなぜ改名したのですか?
A5:2022年6月18日の結成10周年記念公演「解体」で、旧バンド名「ゲスの極み乙女。」から句点「。」を外しました。川谷絵音は、終わりが来ないように、これからもバンドを続けていくという意味を説明しています。
Q6:ゲスの極み乙女は解散したのですか?
A6:解散していません。2022年の「解体」は記念公演のタイトルであり、バンドの解散発表ではありません。2026年も新曲のリリースやライブ活動を続けています。
Q7:ゲスの極み乙女の2026年の最新曲は何ですか?
A7:2026年9月23日に配信リリースされた「ルカになる」です。川谷絵音が作詞・作曲を担当し、ミュージックビデオも公開されています。
ゲスの極み乙女は、川谷絵音、休日課長、ちゃんMARI、ほな・いこかによる4人組バンドです。2012年5月の結成以来、メンバー構成は変わっていません。
2022年6月の改名は、旧バンド名の最後にあった句点「。」を外したもので、解散やメンバー脱退とは関係ありません。2016年の活動自粛も2017年5月に終了し、4人で活動を再開しています。
2026年は自主レーベルでの制作を続け、9月23日に新曲「ルカになる」をリリース。12月には全国ツアー「おかしなダンス」の4公演も予定されています。
バンドとしての活動と、それぞれのメンバーが持つ個性豊かなキャリア。その両方を維持しながら進化していることこそ、ゲスの極み乙女の魅力です。これからの新作やライブでも、4人ならではの音楽的な化学反応に期待が高まります。