2026年11月現在、福井1区選出の衆議院議員は稲田朋美氏です。
衆議院の議員情報によると、稲田氏は自由民主党・無所属の会に所属し、第44回から第51回まで計8回当選しています。
稲田朋美氏のプロフィール- 生年月日:1959年2月20日
- 出身地:福井県(現・越前市)
- 最終学歴:早稲田大学法学部卒業
- 職業:弁護士、政治家
- 所属政党:自由民主党
- 現職:衆議院議員
- 2026年:8回目の当選
稲田氏は1985年に弁護士登録を行い、2005年の第44回衆議院議員総選挙で初当選しました。
その後、安倍内閣で行政改革担当などの内閣府特命担当大臣、防衛大臣を歴任。自民党では政務調査会長も務めています。
特に2016年8月の防衛大臣就任は、政治家としてのキャリアにおける大きな転換点でした。国政での役職経験を重ねながら、福井1区を地盤として選挙を戦い続けています。
福井1区の歴代当選者は誰?2005年以降の衆院選では、稲田氏が一貫して小選挙区で当選しています。
選挙の履歴を整理すると、次のようになります。
- 2005年・第44回:初当選
- 2009年・第45回:2回目
- 2012年・第46回:3回目
- 2014年・第47回:4回目
- 2017年・第48回:5回目
- 2021年・第49回:6回目
- 2024年・第50回:7回目
- 2026年・第51回:8回目
衆議院の公式プロフィールにも、第44回から第51回までの当選記録が掲載されています。
ただし、過去の選挙結果を比較する場合は、区割りの変更にも注意が必要です。現在の福井1区と、それ以前の福井1区が完全に同じ区域だったわけではありません。
【区割り改定と有権者数】福井1区の選挙データを検証

福井1区を調べる際に間違えやすいのが、選挙区の区割りと有権者数です。
2014年の区割り再編と2022年の改定福井県では、衆議院小選挙区の一票の格差を是正するため、従来の3選挙区を2選挙区に再編しました。
新しい区割りは、2014年12月14日執行の第47回衆院選から適用されています。
この再編によって、福井市や吉田郡に加え、大野市、勝山市、あわら市、坂井市が福井1区にまとめられました。現在の永平寺町を含む6市町の構成につながっています。
その後、2022年にも一票の格差是正を目的とした全国的な区割り改定が行われました。
ここで重要なのは、全国的な区割り改定の実施と、福井1区の市町構成の変更を混同しないことです。2024年と2026年の衆院選では、いずれも福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市、永平寺町が対象となっています。
福井1区の有権者数は361,873人2026年2月8日の衆院選について、福井県選挙管理委員会が公表した選挙当日の有権者数は、次のとおりです。
2026年・福井1区の当日有権者数361,873人
男性
173,893人
女性
187,980人
投票者数
196,407人
投票率
54.28%
出典:福井県選挙管理委員会「第51回衆議院議員総選挙 投票結果」(国内・在外合計)
検索情報などで見かける362,766人という数字とは一致しません。2026年2月8日の選挙当日有権者数として福井県選挙管理委員会が公表しているのは361,873人です。
また、2024年の当日有権者数は365,646人でした。2026年は前回より3,773人少なくなっています。
投票率から見える選挙の特徴2026年の福井1区の投票率は54.28%でした。
2024年の55.61%と比べると、1.33ポイント低下しています。
投票率の低下は、必ずしも特定候補への支持が弱まったことを意味しません。投票に参加した人の割合と、実際に候補者が獲得した票数は、分けて考える必要があります。
今回の選挙では、投票率が下がる一方、稲田氏の得票数は増加しました。この点は、2024年との比較で見逃せない特徴です。
【プロの結論】福井1区の選挙情勢を読み解く3つの視点
2026年の福井1区の結果から読み取れる要点は、単なる現職の勝利にとどまりません。
1. 稲田氏の支持基盤は得票数で拡大した2024年から2026年にかけて、稲田氏の得票は6,386票増えました。
得票率も4.2ポイントほど上昇しています。投票率が低下した状況でも得票を伸ばしたことは、選挙結果を分析するうえで重要な事実です。
ただし、これだけで支持基盤の長期的な拡大や有権者全体の政治意識の変化まで断定することはできません。
2. 野党側は候補者構成が変化した2024年の福井1区では、稲田氏と波多野氏の得票差は約1万6,000票でした。
一方、2026年は中道改革連合、国民民主党、参政党から3人が稲田氏に挑む構図となりました。
野党・非自民側の候補者が複数になったことで、選挙の競争構造も変化しています。
ただし、候補者の得票を単純に合算して、各政党の支持がそのまま移動したと解釈することはできません。
3. 選挙結果は区域と投票率をセットで見る福井1区は5市1町で構成され、福井市だけの選挙結果ではありません。
大野市、勝山市、あわら市、坂井市、永平寺町の票も含めて初めて、選挙区全体の結果になります。
地域別の開票結果を確認する場合は、各市町の選挙管理委員会が公表する資料も参考になります。
選挙結果を正しく理解するには、候補者の得票数、得票率、投票率、選挙区の区域という4つの情報を組み合わせることが重要です。
【福井1区】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:福井1区にはどの市町が含まれますか?
A1:福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市、永平寺町の5市1町です。
Q2:2026年の福井1区で当選した議員は誰ですか?
A2:自由民主党の稲田朋美氏です。2026年2月8日の第51回衆院選で93,292票を獲得し、8回目の当選を果たしました。
Q3:2026年の福井1区の有権者数と投票率は?
A3:選挙当日の有権者数は361,873人、投票率は54.28%です。福井県選挙管理委員会の公表値に基づきます。
Q4:2024年の衆院選で福井1区から当選したのは誰ですか?
A4:2024年も稲田朋美氏です。86,906票を獲得し、5人の候補者の中から当選しました。波多野翼氏は70,328票で比例復活当選しています。
Q5:福井1区の現在の議員は稲田朋美氏ですか?
A5:はい。2026年11月現在、衆議院の議員情報でも福井県第1区選出議員として掲載されています。
福井1区は、福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市、永平寺町からなる衆議院小選挙区です。
2026年2月8日の第51回衆議院議員総選挙では、稲田朋美氏が93,292票、得票率48.10%を獲得して当選。波多野翼氏、山中しゅんすけ氏、藤本かずき氏を抑え、8回目の議席を獲得しました。
2024年の選挙と比べても、稲田氏の得票数は増加し、2位との得票差も拡大しています。一方、投票率は55.61%から54.28%へ低下しました。
今後の福井1区の政治情勢を追う際には、稲田氏の国会活動だけでなく、各市町の地域課題、野党各党の候補者擁立、投票率の変化にも注目する必要があります。
選挙結果の数字だけでなく、その背景にある地域ごとの事情を読み解くことが、福井1区の政治を理解するための大切な視点です。