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フィエールマンの血統と競走成績、2026年現在の産駒・種牡馬評価を徹底解説

相沢 里奈 相沢 里奈 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

フィエールマン(Fierement)は、2018年の菊花賞、2019年・2020年の天皇賞(春)を制した日本の名競走馬です。ディープインパクト産駒として芝3000m以上のGⅠを3勝し、2020年度にはJRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されました。現役時代の通算成績は12戦5勝、獲得賞金は7億926万5000円。長距離適性だけでなく、中距離GⅠでも上位争いを演じた実力馬です。

2026年11月現在、フィエールマンは競走馬としては引退しており、北海道の日高町にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬として供用されています。産駒からはダノンセンチュリーやフォルテアンジェロなどが登場し、重賞戦線でも存在感を示し始めました。ここでは、JRAの公式競走記録、JBISサーチ、netkeibaなどの公開データをもとに、血統、馬名の意味、代表レース、産駒の成績、引退後の評価まで詳しく整理します。

【基本プロフィール】フィエールマンとは?馬名の意味と現役時代の評価

フィエールマン

フィエールマンは2015年1月20日生まれの鹿毛の牡馬です。北海道安平町のノーザンファームで生産され、有限会社サンデーレーシングが所有。美浦の手塚貴久厩舎に所属していました。

競走馬としての最大の特徴は、長距離レースで見せた持続力と、最後の直線で発揮する鋭い末脚です。菊花賞では7番人気という評価を覆して優勝。その後、天皇賞(春)を2年連続で制し、長距離路線を代表する存在になりました。

フィエールマンの基本情報
  • 馬名:フィエールマン(Fierement)
  • 生年月日:2015年1月20日
  • 性別・毛色:牡・鹿毛
  • 父:ディープインパクト
  • 母:リュヌドール
  • 母の父:Green Tune
  • 調教師:手塚貴久
  • 馬主:サンデーレーシング
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 通算成績:12戦5勝
  • 主な勝ち鞍:2018年菊花賞、2019年・2020年天皇賞(春)
  • 主な表彰:2020年度JRA賞最優秀4歳以上牡馬
  • 競走馬登録抹消:2021年1月8日
馬名の意味は「気高く、勇ましく」

フィエールマンという名前の由来は、音楽用語の「気高く、勇ましく」です。JRAの競走馬情報にも、この意味が登録されています。

欧字表記はFierement。単なる響きの美しさだけでなく、競走馬としての堂々とした姿を連想させる名前です。実際に、菊花賞での人気薄からの勝利や天皇賞(春)の連覇は、その名前を印象づける実績になりました。

【血統を徹底分析】父ディープインパクトと母リュヌドールの組み合わせ

フィエールマンの血統を語るうえで中心となるのは、父ディープインパクトと母リュヌドールです。父系には日本競馬を代表するサンデーサイレンスの血が流れ、母系には海外の競走馬に由来する血統が組み込まれています。

フィエールマンの血統表
  • 父:ディープインパクト
  • 父の父:サンデーサイレンス
  • 父の母:ウインドインハーヘア
  • 母:リュヌドール(Lune d'Or)
  • 母の父:Green Tune
  • 母の母:Luth D'Or

JBISサーチの血統情報では、父ディープインパクト、母リュヌドールという構成が確認できます。母リュヌドールはフランス産であり、フィエールマンは日本の名種牡馬の父系と欧州由来の母系を併せ持つ競走馬でした。

父ディープインパクトから受け継いだもの

父のディープインパクトは、日本競馬史に残る三冠馬です。瞬発力と高い競走能力を武器に、国内外で活躍する多数の産駒を送り出しました。

フィエールマンも父の代表的な特徴である末脚の鋭さを感じさせる競走を見せています。2018年の菊花賞では、最後の直線でエタリオウとの激しい争いを制しました。

ただし、フィエールマンの特徴を父の血だけで説明することはできません。3000m、3200mという長距離で繰り返し結果を残した点には、母系を含めた血統構成と個体としての適性も関係しています。

母リュヌドールと母父Green Tune

母リュヌドールはフランス産の繁殖牝馬で、その父はGreen Tuneです。Green TuneはGreen Dancerを父に持ち、さらに遡るとNijinskyの血につながります。

母系を5代血統表まで広げると、Northern Dancerをはじめとする欧米の主要な血統が確認できます。フィエールマンは、ディープインパクトの父系と、欧州由来の母系を組み合わせた血統背景を持っていました。

血統から考えると、フィエールマンは単純に長距離だけを走る馬として生まれたわけではありません。実際、新馬戦は芝1800mで勝利し、2000mの天皇賞(秋)でも2着に入っています。距離の幅を持ちながら、特に3000m以上で圧倒的な勝負強さを発揮した点が特徴です。

【競走成績を完全整理】菊花賞2018から天皇賞(春)連覇まで

フィエールマンの競走成績は、12戦5勝、2着3回、3着2回、4着以下2回です。JRAの競走馬情報では、中央競馬11戦5勝、海外競馬1戦0勝と記録されています。

GⅠ勝利は3回。2018年の菊花賞と2019年・2020年の天皇賞(春)です。さらに2020年には天皇賞(秋)2着、有馬記念3着という結果を残しました。

2018年菊花賞:7番人気からのGⅠ初制覇

フィエールマンの名を競馬ファンに強く印象づけたのが、2018年10月21日の第79回菊花賞です。

京都競馬場の芝3000mで行われたこのレースで、フィエールマンはC.ルメール騎手とのコンビで出走しました。単勝7番人気という評価でしたが、最後の直線で鋭く伸び、2番人気のエタリオウとの競り合いを制しました。

勝ちタイムは3分06秒1。2着エタリオウとの差はハナでした。推定上がり3ハロンは33秒9。3歳馬として初めて挑んだクラシック最後の一冠で、重賞初勝利をGⅠ制覇という最高の形で飾ったのです。

この勝利は、デビューからわずか4戦目での出来事でした。新馬戦、山藤賞を勝ち、ラジオNIKKEI賞で2着に入った後、菊花賞で一気に頂点へ到達しました。

2019年天皇賞(春):3200mで初めての連覇への一歩

4歳となった2019年、フィエールマンは天皇賞(春)に挑戦します。

2019年4月28日に京都競馬場で開催された第159回天皇賞(春)は、芝3200mの長距離GⅠです。フィエールマンは1番人気に支持され、C.ルメール騎手が引き続き手綱を取りました。

レースでは最終コーナーに向けて徐々に位置を上げ、直線ではグローリーヴェイズとの激しい追い比べになりました。両馬のタイムは3分15秒0。最後はフィエールマンがクビ差で先着しました。

菊花賞に続く2つ目のGⅠタイトルであり、芝3200mという舞台で長距離適性を改めて証明した一戦です。

2019年凱旋門賞:世界最高峰への挑戦

2019年10月6日には、フランスのパリロンシャン競馬場で開催された凱旋門賞に出走しました。

芝2400mの重馬場で、C.ルメール騎手を背に挑みましたが、結果は12着。海外の強豪が集まる舞台で勝利することはできませんでした。

その後の有馬記念では4着となり、2019年シーズンを終えています。国内長距離路線での圧倒的な強さと、海外の異なる環境への適応が必ずしも同じではないことを示した経験でもありました。

2020年天皇賞(春):史上に残る連覇を達成

2020年5月3日、第161回天皇賞(春)が京都競馬場で開催されました。

前年の覇者として出走したフィエールマンは、C.ルメール騎手とのコンビで1番人気に支持されます。芝3200mの舞台で安定した走りを披露し、後続を抑えて優勝しました。

勝ちタイムは3分16秒5。これにより2019年に続く天皇賞(春)の連覇を達成しました。菊花賞と天皇賞(春)2勝を合わせ、GⅠタイトルは通算3勝となりました。

さらに2020年11月1日の天皇賞(秋)ではアーモンドアイに次ぐ2着。12月27日の有馬記念でもクロノジェネシスに次ぐ3着に入りました。

2020年度JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出

2020年の活躍が評価され、フィエールマンは2020年度JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選ばれました。

JRAの公式表彰記録には、2020年の天皇賞(春)1着、天皇賞(秋)2着、有馬記念3着という成績が掲載されています。

年度代表馬はアーモンドアイでしたが、フィエールマンも古馬牡馬部門の最高評価を獲得しています。長距離GⅠの連覇だけでなく、中距離の天皇賞(秋)でも強豪と互角に渡り合ったことが、この受賞を支える実績になりました。

フィエールマンの競走成績一覧
  • 2018年1月28日:3歳新馬・芝1800m・1着
  • 2018年4月14日:山藤賞・芝1800m・1着
  • 2018年7月1日:ラジオNIKKEI賞・芝1800m・2着
  • 2018年10月21日:菊花賞・芝3000m・1着
  • 2019年1月20日:アメリカジョッキークラブカップ・芝2200m・2着
  • 2019年4月28日:天皇賞(春)・芝3200m・1着
  • 2019年8月18日:札幌記念・芝2000m・3着
  • 2019年10月6日:凱旋門賞・芝2400m・12着
  • 2019年12月22日:有馬記念・芝2500m・4着
  • 2020年5月3日:天皇賞(春)・芝3200m・1着
  • 2020年11月1日:天皇賞(秋)・芝2000m・2着
  • 2020年12月27日:有馬記念・芝2500m・3着

通算12戦5勝。獲得賞金は7億926万5000円です。JRAの距離別成績を見ると、芝2701m以上は3戦3勝。3000mと3200mで行われた3レースすべてを勝っており、長距離適性の高さは数字にも表れています。

【関係者・血統・実績の相関】フィエールマンを支えた人馬と組織

フィエールマンの競走生活を理解するには、血統だけでなく、馬主、生産牧場、調教師、騎手との関係も重要です。特に主戦を務めたC.ルメール騎手とのコンビは、3つのGⅠタイトルを語るうえで欠かせません。

主要な関係者と関連エンティティを整理すると、次のようになります。

人物・馬・組織 関係性 フィエールマンとの接点・実績
ディープインパクト 父 サンデーサイレンス系の名種牡馬
リュヌドール 母 フランス産の繁殖牝馬
Green Tune 母の父 母系に欧州由来の血統を伝える
手塚貴久 調教師 美浦所属。現役時代の管理を担当
C.ルメール 騎手 菊花賞と天皇賞(春)2連覇の勝利騎手
サンデーレーシング 馬主 競走馬としての所有者
ノーザンファーム 生産牧場 北海道安平町で生産
JRA 競走・表彰機関 2020年度最優秀4歳以上牡馬に選出
ブリーダーズ・スタリオン・ステーション 種牡馬の繋養先 2026年現在の繋養先としてJBISに掲載

この関係性から見えてくるのは、フィエールマンが名門の血統背景を持ち、手塚厩舎の管理とルメール騎手の騎乗によって能力を発揮した競走馬だったということです。

特にルメール騎手とのコンビは、長距離レースでの位置取りや仕掛けのタイミングという面でも印象的でした。2019年の天皇賞(春)では勝負どころで進出し、最後はグローリーヴェイズとの接戦を制しています。

【2026年最新】フィエールマンは現在どうしている?産駒と種牡馬成績

競走馬としてのフィエールマンは2021年1月8日にJRAの競走馬登録を抹消されました。その後は種牡馬となり、2026年11月現在、JBISサーチには北海道沙流郡日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションが繋養先として掲載されています。

したがって、現在のフィエールマンは競馬場で走る現役競走馬ではなく、次世代の競走馬を送り出す種牡馬として活動する立場です。

2026年度の種付料は120万円

JBISサーチに掲載されている2026年度の種付料は、受胎確認後120万円(フリーリターン特約付)です。

netkeibaオーナーズの種付け料推移によると、供用開始時の2021年から2024年までは200万円、2025年は150万円、2026年は120万円となっています。

種付料は種牡馬としての市場評価や需要を考える参考指標です。ただし、金額だけで産駒の競走能力や将来性を判断することはできません。繁殖牝馬との配合、産駒の成長、競走成績なども含めて評価する必要があります。

フィエールマン産駒はいつからデビューした?

フィエールマンは2021年に種牡馬として供用を開始しました。初年度産駒は2022年生まれで、2024年から競走デビューを迎えています。

初年度産駒の中でも話題を集めたのが、シャンブルドットの2022です。2022年のセレクトセールでは、当歳馬として2億1000万円(税抜き)で落札されました。父の実績に対する期待と、種牡馬としての可能性が早い段階から評価されていたことを示す出来事です。

2026年に注目される代表産駒

JBISサーチの種牡馬成績には、フィエールマン産駒の重賞・リステッド競走での実績が掲載されています。代表的な産駒を確認すると、父の現役時代とは異なる距離や条件でも結果を出し始めていることが分かります。

  • ダノンセンチュリー:2022年生まれ。母シャンブルドット、母父Lope de Vega。2026年の阪神・ポートアイランドステークス(L)を優勝。
  • ロサルゴサ:2023年生まれ。母メモリーコロネット、母父ロードカナロア。2026年の京都・白百合ステークス(L)を優勝。
  • フォルテアンジェロ:2023年生まれ。母レディアンジェラ、母父Dark Angel。2025年のホープフルステークス(GⅠ)で2着。
  • インパクトシー:2022年生まれ。母イリリア、母父ダノンシャンティ。2025年のラジオNIKKEI賞(GⅢ)で3着。
  • ソラネルマン:2023年生まれ。母ソシアルクラブ、母父キングカメハメハ。2026年の京成杯(GⅢ)で3着。
  • ロードガレリア:2022年生まれ。母エトワールブリエ、母父ロードカナロア。2026年の高砂特別(2勝クラス)を優勝。

注目したいのは、ダノンセンチュリーとロサルゴサがリステッド競走を勝ち、フォルテアンジェロが2歳GⅠのホープフルステークスで2着に入っている点です。フィエールマンの産駒は、父の長距離GⅠ実績を背景に期待される一方、実際にはさまざまな距離で競走経験を積んでいます。

2026年の種牡馬成績はどう評価できる?

netkeibaの2026年種牡馬成績欄では、フィエールマンは種牡馬ランキング50位。出走頭数88頭、勝ち馬頭数17頭、出走355回、勝利22回という集計が掲載されています。重賞出走は8回で、重賞勝利はまだ記録されていません。

一方、JBISサーチにはリステッド競走の勝利や重賞2着・3着の実績が掲載されています。つまり、産駒はオープン級の舞台に進出し始めていますが、2026年11月時点では、父のようなGⅠタイトルを獲得する産駒はまだ現れていません。

この違いは、種牡馬としての評価を考える際に重要です。重賞勝利の有無だけで判断するのではなく、勝ち上がり、上級条件への昇級、オープン競走での入着、複数世代の成長を追う必要があります。

【引退後の評価】フィエールマンは名種牡馬になれるのか?

フィエールマンの引退後の評価を考える場合、競走馬としての実績と種牡馬としての実績を分けて見る必要があります。

競走馬としては、すでに明確な実績を残しています。菊花賞と天皇賞(春)2連覇、JRA賞最優秀4歳以上牡馬という経歴は、長距離路線における高い評価を裏付けるものです。

一方、種牡馬としては初年度産駒がまだ若く、複数世代の競走能力や重賞実績を評価している段階です。

評価できるポイント1:3000m以上での圧倒的な実績

フィエールマンの最大の強みは、芝3000m以上のGⅠで3戦3勝という実績です。

2018年の菊花賞、2019年と2020年の天皇賞(春)。いずれも日本競馬を代表する長距離GⅠであり、異なる年齢で結果を残しました。

特に天皇賞(春)の連覇は、単発の好走ではなく、長距離のトップレベルで能力を継続して発揮できたことを示しています。

評価できるポイント2:中距離でも示した能力の幅

フィエールマンは長距離専用の競走馬ではありません。2020年の天皇賞(秋)では芝2000mでアーモンドアイに次ぐ2着となりました。

芝1800mの新馬戦と山藤賞でも勝利しており、短い距離から長い距離まで一定の対応力を持っていました。

この実績は種牡馬としても興味深い材料です。父のような長距離適性だけでなく、スピードや瞬発力を産駒に伝えられるかが、今後の評価を左右するポイントになります。

評価できるポイント3:産駒に広がる配合の可能性

産駒の母父にはLope de Vega、Dark Angel、ロードカナロア、キングカメハメハなど、異なる血統背景を持つ種牡馬が並びます。

ダノンセンチュリーやフォルテアンジェロなど、上級条件で実績を積む産駒が出ていることから、配合ごとの個性を見極める段階に入っています。

父の競走成績だけで産駒の適性を決めつけるのではなく、母系との組み合わせや実際のレース内容を確認することが大切です。

【プロの結論】競走馬としての完成度と種牡馬としての将来性は別物

フィエールマンは、競走馬としての評価がすでに確立した名馬です。しかし、種牡馬として同じ水準の成功を収めるかどうかは、これからの産駒の活躍にかかっています。

2026年時点で確認できる材料を整理すると、次の3点が評価の軸になります。

  • 競走実績:GⅠ3勝、天皇賞(春)連覇、JRA賞受賞という確かな実績。
  • 産駒の現状:リステッド競走勝ちや重賞入着があり、上級条件での活躍が始まっている。
  • 今後の課題:GⅠ・重賞勝ち馬の誕生と、複数世代にわたる安定した成績。

現段階で「種牡馬として失敗」と判断するのは早計です。一方、競走馬時代の実績だけを根拠に「すでに大成功した種牡馬」と評価するのも適切ではありません。

フィエールマンの真価を見極めるには、2022年産と2023年産の成長、さらに後続世代が古馬になってからの成績を比較が必要です。

【よくある誤解を検証】フィエールマンについて知っておきたいこと

長距離しか走れない馬だった?

これは正確ではありません。芝1800mで2勝しており、芝2000mの天皇賞(秋)でも2着に入っています。長距離で特に強かったことと、長距離しか走れなかったことは別です。

凱旋門賞で勝利した?

凱旋門賞は2019年に出走していますが、結果は12着です。フィエールマンのGⅠ勝利は、2018年菊花賞と2019年・2020年天皇賞(春)の3勝です。

2026年現在も現役競走馬?

現役競走馬ではありません。2021年1月8日にJRAの競走馬登録が抹消され、その後は種牡馬として活動しています。

産駒はすでにGⅠを勝っている?

2026年11月時点で、確認できる産駒の主な実績にはホープフルステークス2着や重賞3着などがありますが、GⅠ勝利はありません。リステッド競走の勝利は複数確認できます。

【フィエールマンに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:フィエールマンの現在の繋養先はどこですか?
A1:2026年11月現在、JBISサーチでは北海道沙流郡日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションが繋養先として掲載されています。種牡馬として活動しており、2026年度の種付料は120万円です。

Q2:フィエールマンの競走成績とGⅠ勝利数は?
A2:通算12戦5勝です。2018年菊花賞、2019年天皇賞(春)、2020年天皇賞(春)の3つのGⅠを制しました。2020年度にはJRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されています。

Q3:フィエールマンの代表産駒はどの馬ですか?
A3:2026年現在では、2026年ポートアイランドステークス(L)を勝ったダノンセンチュリー、白百合ステークス(L)を勝ったロサルゴサ、2025年ホープフルステークス2着のフォルテアンジェロなどが代表的な産駒です。

フィエールマンは、2018年菊花賞、2019年・2020年天皇賞(春)を制したGⅠ3勝馬です。父ディープインパクト、母リュヌドールという血統背景を持ち、芝3000m以上では3戦3勝という優れた実績を残しました。

さらに2020年度JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出され、競走馬としての評価を確かなものにしています。馬名の「気高く、勇ましく」という意味も、長距離GⅠで見せた堂々とした走りを思い起こさせます。

2026年現在はブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬として供用され、ダノンセンチュリー、ロサルゴサ、フォルテアンジェロなどの産駒が活躍しています。リステッド競走の勝利や重賞での好走は明るい材料ですが、種牡馬としての本格的な評価は今後の世代に委ねられています。

フィエールマンを理解するうえで大切なのは、現役時代の長距離GⅠ3勝という完成された実績と、引退後に始まった種牡馬としての挑戦を分けて評価することです。今後、産駒から父に続くGⅠホースが誕生するのか。2026年以降も、その血統の広がりから目が離せません。

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相沢 里奈

スポーツ報道8年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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