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W杯抽選会2026の全貌!開催日・ポット分けと日本代表グループFを徹底解説

土谷 雅人 土谷 雅人 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

2026年FIFAワールドカップの組み合わせを決める最終抽選会(Final Draw)は、2025年12月5日、アメリカの首都ワシントンDCにあるジョン・F・ケネディ・センターで開催された。史上初の48カ国参加となる北中米W杯2026では、従来の32カ国・8グループ制から、48カ国・12グループ制へと大会方式が拡大。日本代表はポット2から抽選に臨み、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者と同じグループFに入った。

抽選時点では欧州プレーオフBの出場国が決まっていなかったが、2026年3月31日の決勝でスウェーデンがポーランドを3対2で破り、最終的にグループFの4カ国が確定した。大会も同年7月に終了しており、現在は抽選結果だけでなく、その組み合わせが実際の試合でどのような結果につながったのかまで振り返ることができる。

【開催日・会場】2025年12月5日のW杯抽選会はワシントンDCで開催

w杯抽選会

2026年FIFAワールドカップの最終組み合わせ抽選会は、2025年12月5日(金)に実施された。

会場となったのは、アメリカ・ワシントンDCにあるジョン・F・ケネディ・センター(John F. Kennedy Center for the Performing Arts)。国際的な文化・芸術施設として知られる同会場で、世界中のサッカーファンが注目する抽選イベントが行われた。

FIFAの公式発表によると、抽選会の開始時刻は現地時間12時。中央ヨーロッパ時間では18時、日本時間では12月6日午前2時に相当する。

なぜ2025年12月5日に抽選会が行われたのか

抽選会は、2026年6月11日に開幕する大会に向けて、各国のグループステージの対戦相手を確定させる重要な準備イベントだった。

ただし、この時点ですべての出場国が確定していたわけではない。

抽選会に参加したのは、すでに出場を決めていた42カ国と、2026年3月のプレーオフで決まる残り6枠。したがって、抽選会では一部の国が国名ではなく、プレーオフの勝者という形で扱われた。

この仕組みは、日本代表のグループFにも関係している。

抽選会を彩った国際的な演出

今回の抽選会は、単なるサッカーの組み合わせ発表にとどまらない大規模なイベントとして開催された。

FIFAの公式発表では、元イングランド代表主将リオ・ファーディナンドが抽選を進行し、サマンサ・ジョンソンが進行を補佐。トム・ブレイディ、ウェイン・グレツキー、アーロン・ジャッジ、シャキール・オニールら、各競技を代表するスポーツ界の著名人も抽選アシスタントとして参加した。

また、カナダのマーク・カーニー首相、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領、アメリカのドナルド・トランプ大統領も出席を予定していた。

サッカーを軸に、開催3カ国の国際的な存在感を示すイベントという側面もあった。

【48カ国・12グループ】北中米W杯2026で大会方式はどう変わった?

2026年大会の最大の特徴は、出場国が従来の32カ国から48カ国に増えたことだ。

FIFAによると、48カ国制はワールドカップ史上初めて採用された。これに伴い、グループステージの構成も大きく変更されている。

32カ国制から48カ国制への変更点

従来の大会では、32カ国を8グループに分け、各グループの上位2カ国が決勝トーナメントに進出していた。

一方、2026年大会では12グループ制となり、各グループの上位2カ国に加えて、3位チームのうち成績上位8カ国も決勝トーナメントへ進出する。

比較項目 従来の方式 2026年大会
出場国数 32カ国 48カ国
グループ数 8グループ 12グループ
1グループの国数 4カ国 4カ国
グループステージ試合数 48試合 72試合
決勝トーナメント進出数 16カ国 32カ国
進出条件 各組上位2カ国 各組上位2カ国+3位の成績上位8カ国
決勝までの最大試合数 7試合 8試合

この変更によって、大会全体の試合数は104試合となった。

グループステージ後はラウンド32へ

2026年大会では、グループステージ終了後にラウンド32が新設された。

決勝トーナメントへの進出条件は次のとおり。

- 各グループの1位:12カ国
- 各グループの2位:12カ国
- 3位チームのうち成績上位8カ国

合計32カ国がノックアウトステージに進む。

つまり、従来の大会と違って、グループ3位になった時点で必ず敗退するわけではない。

この点は、48カ国制を理解するうえで見落とせない変更だ。

開催国はカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国。2026年6月11日から7月19日まで、北中米の16都市を舞台に大会が行われた。

【ポット分け】日本代表がポット2に入った理由とFIFAランキング

W杯抽選会では、出場国を4つのポットに振り分けてから、各グループへ抽選で配置する。

2026年大会では、各ポットに12カ国ずつが割り当てられた。

このポット分けの基準となったのが、2025年11月19日発表のFIFA男子世界ランキングだ。

ただし、開催国のカナダ、メキシコ、アメリカはランキングとは別にポット1へ配置された。

2026年大会の公式ポット一覧

FIFAが公表した抽選前のポット構成は以下のとおり。

ポット1

カナダ、メキシコ、アメリカ、スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド、ブラジル、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ドイツ。

ポット2

クロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイ、スイス、日本、セネガル、イラン、韓国、エクアドル、オーストリア、オーストラリア。

ポット3

ノルウェー、パナマ、エジプト、アルジェリア、スコットランド、パラグアイ、チュニジア、コートジボワール、ウズベキスタン、カタール、サウジアラビア、南アフリカ。

ポット4

ヨルダン、カーボベルデ、ガーナ、キュラソー、ハイチ、ニュージーランド、欧州プレーオフA・B・C・Dの各勝者、FIFAプレーオフトーナメント1・2の各勝者。

日本代表はなぜポット2だったのか

日本代表がポット2に入ったのは、抽選基準となるFIFAランキングに基づいていたためだ。

ポット2には日本のほか、クロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイ、スイスなど、国際大会で実績を持つ国々が並んだ。

ポット2に入ったことで、日本は原則としてポット1、ポット3、ポット4からそれぞれ1カ国ずつ対戦相手を引くことになった。

実際、日本代表のグループFは次の構成となった。

- ポット1:オランダ
- ポット2:日本
- ポット3:チュニジア
- ポット4:欧州プレーオフB勝者

日本がポット2だったことは、抽選結果を理解するうえで要点だ。ポット分けは単なるランキング順の表示ではなく、グループ全体の対戦構成を左右する仕組みだからである。

【日本代表グループF】オランダ・チュニジア・欧州プレーオフBの正体

日本代表の組み合わせで特に注目されたのが、グループFだ。

抽選会で決まった相手はオランダ、チュニジア、そして欧州プレーオフBの勝者だった。

オランダはポット1に入った強豪国であり、チュニジアはポット3から選ばれたアフリカ勢。残る1枠は、欧州予選のプレーオフを勝ち抜いた国が入る仕組みだった。

グループFの4カ国と抽選上の関係
国・チーム 抽選時のポット 日本代表との関係
オランダ ポット1 欧州の強豪。グループFの最上位ポット
日本 ポット2 アジア代表。今回の抽選対象国
チュニジア ポット3 アフリカ代表
欧州プレーオフB勝者 ポット4 抽選時点では出場国未確定
欧州プレーオフBの候補国は4カ国

抽選会の段階で、欧州プレーオフBには以下の4カ国が関係していた。

- アルバニア
- ポーランド
- スウェーデン
- ウクライナ

この4カ国のうち、準決勝と決勝を勝ち抜いた国がグループFの最後の枠を獲得する方式だった。

2026年3月26日の準決勝では、スウェーデンがウクライナを3対1で下し、ポーランドもアルバニアに2対1で勝利した。

そして3月31日の決勝では、スウェーデンがポーランドを3対2で破った。

これにより、欧州プレーオフBの勝者はスウェーデンに決定。日本代表の最終的なグループFの対戦相手は、オランダ、スウェーデン、チュニジアとなった。

日本にとってグループFはどんな組み合わせだったのか

オランダはポット1から入った欧州の強豪であり、日本にとって厳しい対戦相手だった。

一方、チュニジアはアフリカ特有のフィジカルや組織的な守備が特徴となる相手。スウェーデンも欧州予選を勝ち抜いた実力国であり、決して簡単なグループではなかった。

ただし、対戦相手の強さだけでグループ全体の難易度を判断することはできない。

重要なのは、各国の戦術的な特徴、選手層、試合展開への対応力だ。日本にとっては、異なる大陸のサッカー文化を持つ3カ国と戦う構成になった。

【W杯抽選方式の仕組み】大陸連盟の同組制限とシードの秘密

2026年大会の抽選方式は、完全な無条件のランダム抽選ではない。

FIFAは競技上の公平性と大陸連盟ごとの出場枠を考慮し、複数の制約を設けていた。

① ポット1から順番に抽選する

抽選はポット1から始まり、ポット2、ポット3、ポット4の順番で進められた。

各ポットから抽選されたチームが、グループAからLまでのいずれかに配置される。

ポット2以降のチームについては、グループ内の配置位置も事前に定められた割り当てパターンに従って決定された。

そのため、抽選では対戦するグループだけでなく、グループ内の位置も大会日程に関係する要素となった。

② 同じ大陸連盟の国は原則として同組にならない

FIFAの抽選ルールには、大陸連盟による同組制限が設けられていた。

原則として、同じ大陸連盟に所属する国は同じグループに2カ国以上入らない。

ただし、出場国数が多い欧州(UEFA)は例外となる。

2026年大会では、各グループに欧州の国が最低1カ国、最大2カ国入るルールが適用された。

この制約によって、同じ地域の国ばかりが一つのグループに集まる事態を防いでいる。

日本代表の場合、AFC所属の国と同じグループになることは原則として避けられるため、ポット分けと大陸制限の両方が抽選結果に影響した。

③ FIFAランキング上位4カ国には特別な配置ルール

もう一つの重要な仕組みが、ランキング上位国の決勝トーナメントに向けた配置だ。

2025年11月19日時点のランキングで上位4カ国となったのは、スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド。

FIFAは競技バランスを考慮し、スペインとアルゼンチンを異なるトーナメント経路へ、フランスとイングランドも異なる経路へ配置するルールを設けた。

これにより、上位国同士が早い段階で対戦する可能性を抑え、準決勝や決勝に向けた競争のバランスを整える狙いがあった。

④ 開催国3カ国はグループがあらかじめ決まっていた

開催国の配置にも特別なルールがあった。

- メキシコ:グループAのA1
- カナダ:グループBのB1
- アメリカ:グループDのD1

この3カ国は開催国としてポット1に配置され、グループと初期位置が事前に指定されていた。

したがって、開催国については通常の抽選と同じ条件ではなかった。

こうした制約を理解すると、W杯抽選会が単なるくじ引きではなく、ランキング、地域バランス、大会日程を組み合わせた制度であることが分かる。

【抽選結果の答え合わせ】日本代表はグループFを2位で突破

2025年12月の抽選会で決まった組み合わせは、2026年3月のプレーオフを経て確定し、同年6月からの本大会で実際の対戦として実現した。

日本代表はグループFでオランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦した。

FIFAが公表した大会最終成績によると、日本は1勝2分けの勝ち点5でグループ2位となり、ラウンド32進出を果たした。

グループFの最終結果

- オランダ:1位、勝ち点7
- 日本:2位、勝ち点5
- スウェーデン:3位、勝ち点4
- チュニジア:4位、勝ち点0

日本代表のグループステージの結果は次のとおりだった。

対戦カード 結果 日本代表の結果
オランダ対日本 2対2 引き分け
チュニジア対日本 0対4 日本の勝利
日本対スウェーデン 1対1 引き分け

特に注目されたのは、チュニジア戦での4対0の勝利だ。

オランダとの試合でも2対2で引き分け、強豪相手に勝ち点を獲得。最終戦のスウェーデン戦も引き分け、グループ2位を確保した。

一方、ラウンド32ではブラジルと対戦。日本は先制したものの、試合終了間際の失点によって敗退した。

抽選会で注目されたグループFは、結果的に日本がグループステージを突破する組み合わせとなった。

【プロの結論】W杯抽選会はポットだけでなく3つの条件で読む

W杯抽選会の結果を正確に理解するためには、次の3つの視点が欠かせない。

1. ポットは実力の絶対評価ではない

ポットはFIFAランキングなどに基づく抽選上の区分であり、実際の試合結果を保証するものではない。ポット2だからポット1より必ず弱い、という単純な評価は適切ではない。

2. 抽選時点の仮枠と最終出場国を区別する

今回の日本代表のように、抽選時点ではプレーオフ勝者が未確定のケースがある。抽選結果を確認するときは、仮枠の段階なのか、最終出場国まで確定した情報なのかを区別する必要がある。

3. グループの難易度は実際の試合結果でも検証する

事前評価だけでは、グループの難易度を完全には判断できない。日本代表がオランダと引き分け、チュニジアに勝利し、スウェーデンとも引き分けた事実は、抽選時の予想と実際の競技結果を分けて考える重要性を示している。

【W杯抽選会に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年のW杯抽選会はいつ開催された?

A1:2025年12月5日(金)に開催された。会場はアメリカ・ワシントンDCのジョン・F・ケネディ・センター。現地時間12時に開始された。

Q2:日本代表は何ポットで、どのグループに入った?

A2:日本代表はポット2から抽選され、グループFに入った。対戦相手はオランダ、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者で、最終的にはスウェーデンが加わった。

Q3:2026年W杯の抽選方式は従来とどう違う?

A3:出場国が32カ国から48カ国に増え、グループ数も8から12に拡大した。各グループは4カ国で構成され、上位2カ国と3位の成績上位8カ国がラウンド32に進出する方式となった。

2026年FIFAワールドカップの組み合わせ抽選会は、2025年12月5日にワシントンDCのジョン・F・ケネディ・センターで開催された。

史上初の48カ国・12グループ制を採用した大会では、FIFAランキングに基づくポット分け、大陸連盟による同組制限、上位国のトーナメント経路調整など、複数のルールが組み合わせに反映された。

日本代表はポット2からグループFに入り、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフB勝者と対戦することが決定。プレーオフを経てスウェーデンが加わり、最終的な4カ国が確定した。

本大会では日本がグループFを2位で突破し、ラウンド32へ進出した。

今回の抽選会を振り返るうえで大切なのは、抽選当日の暫定的な組み合わせと、プレーオフ終了後の確定情報、そして本大会の実際の結果を分けて理解することだ。

W杯抽選会は大会の出発点であり、その後の予選、出場国確定、試合日程、本大会の結果まで追うことで、初めて2026年北中米大会の全体像が見えてくる。

主な根拠資料: FIFA公式の抽選手順・ポット発表、大会方式の説明、FIFA大会最終順位、UEFA公式プレーオフ結果を参照しています。

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コンテンツディレクター 土谷 雅人
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