2026年の化粧下地市場では、皮脂を吸着するだけの従来型から、うるおいを保ちながらテカリや毛穴落ちを防ぐ多機能型まで、商品の個性がはっきり分かれている。
特に注目したいのが、2026年1月16日に発売されたコーセー コスメニエンスの「メイク キープ プライマー UV」だ。SPF35・PA+++、UV耐水性を備え、皮脂を吸着・固化する機能に加えて、毛穴をぼかす仕上がりを目指している。税込1,430円という価格も手に取りやすい。
また、セザンヌは「皮脂テカリ防止下地50」を展開。税込858円でSPF50・PA++++を備え、皮脂対策と紫外線対策を両立している。光反射パウダーによる毛穴補整や、ウォーターinオイル処方による保湿感も特徴だ。
一方、花王のプリマヴィスタは、2026年3月に「角層保水プライマー」を発売。乾燥とテカリが同時に気になる人に向け、角層表面の乱れを補整するアプローチを打ち出した。皮脂を抑えるだけではなく、肌表面の状態やうるおいにも目を向けた商品設計が特徴となっている。
こうした商品展開から見えてくるのは、テカらない下地の評価軸が「どれだけマットになるか」だけではなくなっていることだ。肌質、毛穴、乾燥、UVカット、メイクの持続性を総合的に考える必要がある。
なお、集英社の美容メディアMAQUIAも2026年の春夏特集で、皮脂吸着に特化した商品、毛穴補整を重視した商品、汗や水への強さを備えたUV下地などを肌悩み別に紹介している。
2026年10月の比較検証で上位に入った商品実際の性能を考えるうえで参考になるのが、商品を同じ条件で比較した検証データだ。
比較検証メディアのマイベストは2026年10月、脂性肌向け化粧下地29商品を対象に、テカリにくさ、汗や摩擦に対する崩れにくさ、補整力、使用感、皮脂崩れ防止成分の充実度という5項目で評価している。
総合スコアでは、&beのマットプライマーが4.60点で1位、コーセーのメイク キープ プライマーが4.52点で2位、RMKのロングラスティングUVベースが4.45点で3位だった。
この結果で興味深いのは、価格帯の異なる商品が上位に並んでいることだ。高価格帯の商品でなければ皮脂崩れを防げない、という単純な構図ではない。
ただし、これはマイベスト独自の評価条件による結果であり、すべての肌質や使用環境で同じ順位になるわけではない。特に乾燥肌や混合肌の場合、皮脂を抑える力だけで順位を判断すると、かえって肌に合わない商品を選ぶ可能性がある。
【皮脂吸着成分の仕組み】テカらない下地の見分け方は成分と化粧膜にある

テカらない下地を選ぶとき、パッケージに書かれた「皮脂崩れ防止」「オイルコントロール」「ロングラスティング」といった言葉だけで判断するのは難しい。
注目したいのは、余分な皮脂を受け止める粉体成分と、汗や摩擦からメイクを守る化粧膜形成成分の組み合わせだ。
皮脂吸着パウダーはどう働く?皮脂吸着成分として代表的なのが、シリカ、酸化亜鉛、酸化鉄、ポリメチルシルセスキオキサンなどの粉体だ。
シリカは化粧品に使用される代表的な粉体で、表面の性質や粒子構造を利用して余分な油分を吸着し、肌表面をさらっと見せる働きがある。粉体の種類や粒子設計によって、皮脂を受け止める力や肌触りは変わる。
酸化亜鉛なども、処方によって皮脂コントロールを補助する成分として使用される。実際にコーセーのメイク キープ プライマーでは、シリカをサラサラキープ成分、酸化亜鉛と酸化鉄をオイルコントロール成分として説明している。
ただし、皮脂吸着成分は皮脂腺の活動を止めるものではない。肌から分泌される皮脂を化粧膜の表面で受け止めたり、広がりを抑えたりすることで、テカリを目立ちにくくする仕組みだ。
シリコーンや皮膜形成成分は崩れにくさを左右する皮脂吸着力と同じくらい注目したいのが、メイクを肌に密着させる成分だ。
化粧下地に使用されるジメチコンやシクロペンタシロキサンなどのシリコーン系成分は、なめらかな塗布感や肌表面の均一化に役立つ。また、トリメチルシロキシケイ酸などの皮膜形成成分は、汗や皮脂、摩擦に対する化粧膜の持続性を支える。
マイベストの比較検証でも、ジメチコンやシクロペンタシロキサンなどを含む商品は、人工汗液を吹きかけた後の摩擦試験で良好な結果を示した商品があった。
重要なのは、皮脂を吸着する粉体だけでなく、それを肌にとどめる化粧膜まで考えることだ。皮脂吸着力が高くても、汗や摩擦で簡単に落ちてしまえば、夕方のメイク崩れには対応しにくい。
成分表示で確認したいチェックポイント商品を購入する前には、全成分表示も確認しておきたい。成分名が記載されているだけで性能を断定することはできないが、処方の方向性を把握する手がかりになる。
- シリカ:皮脂吸着やさらさらした仕上がりを重視したい人が確認したい成分。
- 酸化亜鉛:皮脂コントロールやUVカットなど、複数の目的で使われる粉体成分。
- ポリメチルシルセスキオキサン:さらさら感やソフトフォーカス効果を狙う処方で使用される成分。
- ジメチコン:伸びやなめらかさ、化粧膜の形成を補助するシリコーン系成分。
- トリメチルシロキシケイ酸:化粧膜の密着性や耐水性を支える皮膜形成成分。
- ヒアルロン酸やスクワラン:乾燥感を抑える保湿設計を確認する際の手がかり。
成分表示は原則として配合量の多い順ですが、一定量以下の成分には例外がある。また、配合量や原料の組み合わせによって使用感は変わるため、成分名だけで商品同士の優劣を決めるのは避けたい。
【脂性肌・混合肌・乾燥肌別】テカらない下地の選び方
自分に合う商品を選ぶには、顔全体の肌質だけでなく、どの部分が、どのように崩れるかを確認することが大切だ。
脂性肌は皮脂吸着力と汗・摩擦への強さを優先顔全体がベタつきやすく、朝のメイクが昼前には崩れてしまう脂性肌には、皮脂吸着パウダーを配合したさらさら仕上げの下地が向いている。
特に、額、鼻、頬の内側まで皮脂が出やすい人は、皮脂吸着力に加えて汗や摩擦への強さも確認したい。
候補になるのは、&be マットプライマーやコーセーのメイク キープ プライマーだ。前者は皮脂を抑える性能と毛穴補整力、後者は汗や擦れを含めたメイクキープ力に注目したい商品である。
ただし、皮脂が多いからといって、極端に強いマットタイプを全顔に厚く塗る必要はない。皮脂が特に多い鼻や額を中心に使用量を調整したほうが、自然な仕上がりになりやすい。
混合肌はTゾーンと頬で下地を使い分ける混合肌は、額や鼻がテカる一方、頬や口元は乾燥しやすいという特徴がある。このタイプが顔全体に強力な皮脂崩れ防止下地を使うと、乾燥する部分だけ粉っぽくなったり、ファンデーションが浮いたりすることがある。
おすすめは、Tゾーンに皮脂吸着タイプ、頬には保湿力のある下地を使う部分使いだ。
例えば、鼻筋と額にはコーセーのメイク キープ プライマー UVを薄く塗り、頬には保湿系の下地を使う。こうした組み合わせなら、顔全体を強くマットにすることなく、テカリやすい部分だけを重点的に整えられる。
小鼻だけが崩れる場合は、全顔用の下地を買い替える前に、エテュセのポアレスプライマーなど部分用の商品を試す方法もある。
乾燥するのにテカる肌には保湿設計が欠かせない「皮脂が出るから脂性肌」と思い込んでいる人は少なくない。しかし、日中に乾燥を感じるのにTゾーンがテカる場合、単純に皮脂吸着力だけを強化すると、肌の不快感が増すことがある。
花王は2026年1月の発表資料で、化粧崩れの原因には皮脂量だけでなく、角層表面の乱れも関係すると説明している。同社は、乾燥とテカリの両方を気にする人に向け、角層表面に密着して補整する「角層保水プライマー」を開発した。
この考え方は、乾燥するのにテカる人の下地選びを考えるうえで興味深い。皮脂を取り除くことだけを目指すのではなく、角層のうるおいを保ち、肌表面をなめらかに整えることもメイク持ちにつながる。
プリマヴィスタの角層保水プライマーは、25g・税込3,520円、SPF50・PA+++。13時間の化粧もちデータを取得した商品だが、この数値はメーカー調べであり、すべての使用者に同じ持続時間を保証するものではない。
毛穴カバーを重視するならソフトフォーカス効果にも注目テカリと同時に毛穴が目立つ場合は、皮脂吸着力だけでなく、光を拡散させて凹凸を目立ちにくくするソフトフォーカス効果にも注目したい。
毛穴補整タイプには、光反射パウダーや毛穴ぼかしパウダー、凹凸をなめらかに見せるジェル状成分などが使われる。
例えば、マキアージュのドラマティックスキンセンサーベース NEOは、毛穴補正パウダーとポアレスジェリーを組み合わせ、毛穴の凹凸をぼかす設計だ。加えて、湿度変化を感知する独自のセンサー機能を搭載し、テカリとカサつきの両方に対応することを目指している。
なお、化粧下地による毛穴カバーはメイクアップ効果による見え方の補整だ。毛穴そのものを消したり、皮脂の分泌を根本的に変えたりするものではない。
【2026年おすすめ比較】プチプラからデパコスまで注目のテカらない下地6選
ここでは、2026年に確認できる公式商品情報と比較検証データをもとに、価格帯や仕上がりの違いを整理する。
単純なランキングではなく、皮脂対策、保湿、毛穴補整、UVカットのどれを重視するかで選ぶことがポイントだ。
価格は税込のメーカー・公式掲載価格を基本とした参考値。容量や商品仕様、在庫状況は変更される場合がある。
プチプラならセザンヌとコーセーを比較セザンヌ 皮脂テカリ防止下地50は、税込858円という価格が魅力。皮脂をキャッチする粉体に加えて、光反射パウダーによる毛穴ぼかし、ウォーターinオイル処方による保湿感を備えている。
SPF50・PA++++、UV耐水性という仕様も特徴で、紫外線対策を含めてベースメイクを手軽に整えたい人に向いている。
ただし、毛穴の凹凸を強力に埋めるタイプとは異なる。マイベストが検証した従来のセザンヌ皮脂テカリ防止下地でも、崩れにくさは高評価だった一方、毛穴の凹凸や赤みの補整力には課題が見られた。新商品の「下地50」とは別商品なので、検証結果をそのまま新商品に当てはめないことも大切だ。
コーセー メイク キープ プライマー UVは、汗や皮脂への対策に加え、毛穴をなめらかに見せたい人におすすめの候補だ。
2026年1月16日発売の25g・税込1,430円の商品で、SPF35・PA+++、UV耐水性。皮脂を吸着・固化する設計により、ベタつきを抑えて化粧膜を密着させる。
従来のメイク キープ プライマーについては、マイベストの検証で総合2位。6時間後の皮脂増加率は1.6%にとどまり、人工汗液と摩擦を組み合わせた試験でも良好な結果だった。UVタイプは別商品なので、数値を混同しないようにしたい。
デパコスならRMKの保湿と崩れにくさに注目デパコス系の下地を選ぶなら、価格に見合う使用感や仕上がりの違いを確認したい。
RMK ロングラスティングUVベースは、30mL・税込4,070円。SPF50・PA+++で、紫外線カット成分とパウダーをジェル状のうるおい成分で包み込む「ジェル膜テクノロジー」を採用している。
メーカーは、うるおいを保ちながらテカリや皮脂崩れを防ぎ、ファンデーションのノリを整える設計としている。乾燥感やUV下地特有のきしみが気になる人にとって、比較する価値のある商品だ。
マイベストの2026年10月の検証でも総合3位に入り、テカリにくさと汗・摩擦への崩れにくさの両面で評価された。6時間後の皮脂増加率は3.3%だったという。
ただし、高価格帯だからといって皮脂を抑える力が必ず最も高いわけではない。プチプラでも優秀な商品はあり、デパコスにはテクスチャー、肌へのなじみ方、仕上がり、保湿設計など、別の価値がある。
また、&be マットプライマーはマイベストの2026年10月の比較で総合1位だった。6時間後の皮脂増加は0.6%にとどまり、5人中3人で塗布前より皮脂量が減少したという。ただし、&be公式オンラインショップでは在庫切れの表示があるため、購入時には販売状況を確認したい。
【崩れにくさを左右する】テカらない下地の塗り方とファンデーションの相性
高機能な下地を使っていても、塗り方を間違えるとテカリやヨレが発生する。特に皮脂崩れ防止下地は、使用量と塗布する場所によって仕上がりが変わりやすい。
STEP1:スキンケア後の油分を整えるまずは洗顔後、化粧水や乳液などで肌を整える。脂性肌だからといって保湿を省くのではなく、肌状態に合ったスキンケアを行うことが基本だ。
乳液やクリームを使った後は、肌表面に余分な油分が残っていないか確認する。ベタつきが強い場合は、ティッシュを軽く当てて余分な油分だけを取り除く。
スキンケアが十分になじむ前に下地を重ねると、成分同士が混ざってムラやモロモロが出ることがある。少し時間を置いてから次の工程に進みたい。
STEP2:下地は少量ずつ薄く塗る下地は一度に大量に塗るのではなく、少量を手に取り、顔の内側から外側に向けて薄く伸ばす。
特に鼻の周囲や小鼻、眉間などの細かい部分は、指先で丁寧になじませる。塗り残しがあるとファンデーションの密着に差が出るため、鏡で顔全体を確認するとよい。
テカリが強い部分には、必要に応じてごく少量を重ねる。厚塗りにするとファンデーションが均一に密着しにくくなるため、薄い膜を作る意識が大切だ。
マツキヨココカラオンラインの美容記事でも、少量を手に取り、テカリやすい部分を中心に薄く伸ばす方法が紹介されている。コーセーも、小鼻や目・口の周囲は薄く塗るよう案内している。
STEP3:ファンデーションを重ねるタイミングを調整下地を塗った直後にファンデーションを大量に重ねると、下地の化粧膜が動いてヨレることがある。
下地が肌になじみ、表面が落ち着いてからファンデーションを重ねると、均一な仕上がりになりやすい。
ファンデーションは薄く伸ばし、カバーしたい部分だけ少しずつ重ねる。特に皮脂の多い鼻や額は、厚く塗るほど時間が経ったときに毛穴落ちやヨレが目立つ場合がある。
STEP4:ファンデーションとの相性を確認する化粧下地とファンデーションの相性も、崩れにくさを左右する要素だ。
水系の下地とシリコーン系のファンデーションなど、異なる処方を組み合わせると必ず崩れるというわけではない。実際には、製品全体の処方、塗布量、乾くまでの時間、肌とのなじみ方によって仕上がりが変わる。
相性を確認するときは、次のポイントをチェックしたい。
- 下地を塗った後にファンデーションが均一に伸びるか。
- スポンジや指で重ねたときにモロモロが出ないか。
- 時間が経っても小鼻や頬にファンデーションがたまらないか。
- 皮脂が出たときに、ファンデーションがドロドロに浮かないか。
- 乾燥する部分に粉っぽさやひび割れのような仕上がりが出ないか。
水分量の多い下地と油分の多いファンデーションなど、組み合わせによっては仕上がりに違和感が出ることもある。新しい下地を購入したら、いつものファンデーションと実際に組み合わせて確認するのが確実だ。
STEP5:フェイスパウダーは必要な部分だけに使う仕上げのフェイスパウダーは、皮脂によるベタつきを抑え、さらさらした質感を保つために役立つ。
ただし、顔全体に大量のパウダーを重ねると、頬や口元が乾燥して見えることがある。鼻、額、小鼻など、テカリが気になる部分を中心に薄くのせるのがおすすめだ。
日中にテカリが出た場合は、いきなりパウダーを重ねるのではなく、ティッシュで浮いた皮脂を軽く押さえてから必要な部分だけを直す。皮脂とファンデーションが混ざった状態で重ね塗りすると、厚ぼったくなりやすい。
【テカらない下地に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:脂性肌に一番おすすめのテカらない下地はどれ?
A1:皮脂吸着力と崩れにくさを重視するなら、&be マットプライマーやコーセーのメイク キープ プライマーが候補になる。マイベストの2026年10月の比較では、&beが総合1位、従来のメイク キープ プライマーが2位だった。ただし、乾燥の有無や毛穴補整の必要性によって適した商品は変わる。
Q2:混合肌はテカらない下地を顔全体に塗ってもいい?
A2:顔全体に使える商品もあるが、頬が乾燥しやすい場合はTゾーンや小鼻だけに皮脂崩れ防止下地を使う方法がおすすめ。頬には保湿タイプを組み合わせると、部分ごとの肌状態に合わせやすい。
Q3:乾燥肌なのに顔がテカる場合はどうすればいい?
A3:皮脂吸着力が強い下地を全顔に塗るより、保湿力と化粧もちを両立した商品を選びたい。プリマヴィスタの角層保水プライマーやRMK ロングラスティングUVベースなどを候補にし、特にテカる鼻や額だけに皮脂対策用の下地を重ねるとよい。
2026年のテカらない下地選びで大切なのは、皮脂をどれだけ抑えるかだけで判断しないことだ。皮脂吸着力、保湿力、毛穴補整、汗や摩擦への耐性、ファンデーションとの相性を総合的に考える必要がある。
予算を抑えたいなら、税込858円のセザンヌ 皮脂テカリ防止下地50や、税込1,430円のメイク キープ プライマー UVが候補になる。汗や皮脂への対策を重視するなら、プリマヴィスタや&beも比較したい。
乾燥も気になる混合肌には、RMK ロングラスティングUVベースやプリマヴィスタの角層保水プライマーなど、うるおいを保つ設計の商品が選択肢になる。
また、デパコスとプチプラの違いは価格だけでは決まらない。高価な商品が必ずしも皮脂吸着力で優れているわけではなく、安価な商品でも肌質に合えば十分な満足感を得られる。
【プロの結論】 失敗しにくい選び方は、自分の肌で最も気になる崩れ方を特定することだ。顔全体がテカるなら皮脂吸着タイプ、鼻だけ崩れるなら部分用、頬が乾燥するなら保湿タイプ、毛穴落ちが目立つなら補整タイプを優先したい。
下地は毎日使うベースメイクの土台だからこそ、ランキングの順位よりも、自分の肌との相性が大切になる。まずは気になる部分に少量を試し、朝だけでなく夕方の仕上がりまで確認する。それが、テカリに悩まされない自然で美しいベースメイクへの近道だ。