宝塚記念は、日本中央競馬会(JRA)が施行する中央競馬のGI競走です。2026年の第67回競走は、6月14日(日)に阪神競馬場の芝2,200メートルで開催されました。
レースが創設されたのは1960年。関西地区の競馬を盛り上げる目的で、年末の有馬記念と同じくファン投票によって出走馬を選定する仕組みが取り入れられました。レース名は、阪神競馬場が所在する兵庫県宝塚市に由来しています。
宝塚記念の基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競走名 | 第67回宝塚記念 |
| 格付け | GI |
| 主催 | JRA |
| 2026年開催日 | 6月14日(日) |
| 開催競馬場 | 阪神競馬場 |
| 距離 | 芝2,200メートル |
| 出走条件 | 3歳以上オープン |
| レース名の由来 | 兵庫県宝塚市 |
宝塚記念の特徴は、春のGI戦線を締めくくる大舞台であることです。短距離、中距離、長距離など、それぞれ異なる路線で実績を積んだ競走馬が集まるため、普段は異なるレースで戦っている有力馬同士の対決が実現します。
また、阪神芝2,200メートルは内回りコースを使用します。直線の長さだけでなく、早めに位置を上げる器用さや持続力も問われるコースです。ファン投票で人気を集めた馬が、必ずしもコース適性や当日の馬場状態に恵まれるとは限らない点も、予想を難しくする要素です。
【初心者向け】宝塚記念の投票方法と2026年の投票期間

2026年の宝塚記念ファン投票は、JRAが開設した専用投票サイトから参加する方式でした。パソコンまたはスマートフォンを使って投票でき、競馬場やウインズに出向く必要はありません。
投票対象は、宝塚記念で応援したいJRA所属の現役競走馬(3歳以上)です。2026年の応募規約では、好きな馬を1頭から10頭まで選択できる仕組みになっていました。
2026年の投票スケジュール| 内容 | 日程 |
|---|---|
| 投票受付開始 | 5月7日(木)11時 |
| 第1回中間発表 | 5月14日(木) |
| 第2回中間発表 | 5月21日(木) |
| 投票受付終了 | 5月24日(日)23時59分 |
| 最終結果発表 | 5月28日(木) |
| 宝塚記念開催 | 6月14日(日) |
2026年の投票期間は約18日間でした。受付終了後に投票することはできず、現在は第67回のファン投票サイトも受付を終了しています。したがって、2026年分の投票を新たに行うことはできません。
実際に投票するときの流れ2026年に実施された方式を整理すると、投票の基本的な手順は次のとおりです。
- 専用投票サイトにアクセスする:JRAが案内する宝塚記念ファン投票の特設サイトを開きます。
- 応援する競走馬を選ぶ:JRA所属の現役3歳以上の競走馬から、1頭から10頭まで選択します。
- 投票内容を確認する:選択した馬に間違いがないか確認し、画面の案内に従って投票を完了します。
- 結果発表を確認する:中間発表と最終結果をJRAの公式発表でチェックします。
なお、2026年の投票キャンペーンでは、投票者を対象とした賞品企画も実施されました。選べる豪華賞品セットや阪神競馬場の来賓室招待席などが用意され、合計7,000名に賞品が当たる内容でした。
次回の投票を希望する場合は、2027年のJRA公式ファン投票案内で、受付開始日時、対象馬、応募規約を確認するのが確実です。2026年のスケジュールが翌年もそのまま適用されるとは限りません。
【2026年最新】宝塚記念の中間発表と最終結果を徹底比較
2026年のファン投票で特に注目されたのは、クロワデュノールが第1回中間発表から最終結果まで首位を守ったことです。
JRAが公表した有効投票数は、第1回中間発表で1,963,990票、第2回中間発表で2,998,268票、最終結果では4,168,985票となりました。投票期間が進むにつれて票数が積み上がり、最終的に416万票を超えています。
2026年の中間発表と最終発表の推移
第1回中間発表・5月14日
1,963,990票約196万票
クロワデュノールが1位
第2回中間発表・5月21日
2,998,268票約300万票
引き続きクロワデュノールが1位
最終結果・5月28日4,168,985票
クロワデュノールが366,039票で首位
最終結果では、クロワデュノールが366,039票を獲得して1位となりました。2位のメイショウタバルとの差は17,341票です。3位から5位にも30万票を超える支持が集まり、上位争いは非常にハイレベルでした。
| 順位 | 競走馬 | 得票数 |
|---|---|---|
| 1位 | クロワデュノール | 366,039票 |
| 2位 | メイショウタバル | 348,698票 |
| 3位 | マスカレードボール | 321,563票 |
| 4位 | レガレイラ | 317,708票 |
| 5位 | ミュージアムマイル | 314,452票 |
| 6位 | ダノンデサイル | 224,336票 |
| 7位 | エネルジコ | 162,534票 |
| 8位 | ロブチェン | 156,318票 |
| 9位 | アドマイヤテラ | 139,363票 |
| 10位 | エンブロイダリー | 135,345票 |
出典:JRA「宝塚記念ファン投票 最終結果発表」(2026年5月28日)。
興味深いのは、上位5頭の順位が第1回中間発表、第2回中間発表、最終結果のすべてで変わらなかったことです。序盤から支持を集めた競走馬が、最後までファンの期待を背負い続けた形になりました。
一方、6位以下では最終的な得票数に大きな差が生まれています。順位だけを見るのではなく、得票数の差にも目を向けることで、ファンの支持がどの馬に集中していたのかを把握できます。
【重要】宝塚記念の投票順位は出走馬選定にどう関係する?
宝塚記念のファン投票を理解するうえで、最も注意したいのが投票順位と出走資格の関係です。
ファン投票は単なる人気ランキングではありません。一定の条件を満たした上位馬には優先出走権が与えられるため、レースに出走する競走馬を決める仕組みの一部になっています。
ただし、ファン投票で1位になれば自動的に出走できる、という制度ではありません。出走意思や登録状況などの条件が関係します。
2026年から出走馬決定方法が変更JRAは2026年3月8日、宝塚記念と有馬記念の出走馬決定方法を見直すと発表しました。変更の目的は、ファン投票で上位に選ばれた馬の出走機会を確保することです。
従来は第1回特別登録を行った中央馬のうち、ファン投票上位10頭を優先していました。2026年からは、基準となる登録を第2回特別登録(出馬投票)に変更し、さらにファン投票50位以内という条件が加わりました。
2026年の出走馬選定順位| 選定順位 | 対象 | 条件・内容 |
|---|---|---|
| 第1順位 | JRA所属の中央馬 | 第2回特別登録を行った馬のうち、ファン投票上位10頭。ただし50位以内 |
| 第2順位 | 外国馬 | 選考委員会で選定された馬 |
| 第3順位 | その他の中央馬 | 出走馬決定賞金順 |
この変更は、ファン投票の結果が実際の出走馬決定に反映されるタイミングを後ろに移したものです。早い段階で登録したものの、最終的に出走を見送る馬が出た場合にも、ファン投票上位馬の出走機会を確保しやすくなります。
ただし、優先順位の対象となるのは、第2回特別登録を行った中央馬です。投票順位が上位であっても登録しなければ対象にはなりません。また、50位以内という条件も満たす必要があります。
よくある3つの誤解- 誤解1:ファン投票1位なら必ず出走する。
実際には、登録や出走意思などの条件があります。
- 誤解2:ファン投票上位10頭は全馬が必ず出走する。
上位10頭であっても、第2回特別登録を行わなければ優先出走の対象にはなりません。
- 誤解3:投票順位が11位以下の馬は出走できない。
11位以下でも、外国馬の選定や出走馬決定賞金順など、別の選定順位によって出走できる可能性があります。
このように、ファン投票の順位と最終的な出馬表は別の情報です。レース直前には、JRAの特別登録馬や出馬表を併せて確認する必要があります。
【結果を検証】2026年のファン投票順位と実際のレース結果は一致した?
ファン投票の結果をより深く理解するには、6月14日に行われた実際の宝塚記念と比較するのが有効です。
2026年の宝塚記念は、レース当日の雨によって芝コースが重馬場となりました。優勝したのはファン投票2位のメイショウタバル。武豊騎手とのコンビで、前年に続く連覇を達成しました。
一方、ファン投票1位のクロワデュノールは2着。3着にはファン投票6位のダノンデサイルが入りました。メイショウタバルとクロワデュノールの着差はクビ差でした。
ファン投票上位10頭とレース結果の関係出典:JRAの2026年ファン投票最終結果および第67回宝塚記念レース成績。
この比較から分かるのは、ファン投票の人気と競走能力の評価、そして当日の着順は、それぞれ異なる指標だということです。
メイショウタバルは前年の宝塚記念も制しており、2026年は連覇への期待が2位という高い支持につながりました。実際のレースでも重馬場を苦にせず、逃げ馬を追いかける形から直線で抜け出しています。
対するクロワデュノールは、最後までメイショウタバルを追い詰めましたが、わずかに届きませんでした。ファン投票1位の馬が2着、2位の馬が優勝した結果は、ファンの期待とレース当日の条件が必ずしも一致しないことを示しています。
投票順位を競馬予想に活用するなら、人気の把握にとどめるのが適切です。実際の評価には、近走成績、距離適性、阪神コースとの相性、調教内容、馬場状態などを組み合わせる必要があります。
【歴代ファン投票から分析】宝塚記念の人気馬はどう変わってきた?
宝塚記念のファン投票は、競走馬の実績だけでなく、その年の競馬界でどの馬が注目を集めているかを映すデータでもあります。
2026年の最終結果を前年と比べると、有効投票数は2025年の3,009,616票から4,168,985票へ増加しました。差は1,159,369票で、約38.5%の増加です。
2025年と2026年の比較| 項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 第何回 | 第66回 | 第67回 |
| 1位の馬 | ベラジオオペラ | クロワデュノール |
| 1位の得票数 | 228,950票 | 366,039票 |
| 有効投票数 | 3,009,616票 | 4,168,985票 |
| 開催競馬場 | 阪神競馬場 | 阪神競馬場 |
2025年の1位はベラジオオペラでした。2026年はクロワデュノールが首位を獲得し、上位の顔ぶれも変化しています。
また、2026年のクロワデュノールは、大阪杯と天皇賞(春)を制した実績もあり、春のGI戦線での活躍が支持を集める背景になりました。メイショウタバルも前年の宝塚記念を制した実績を持ち、連覇への期待が集まっていました。
歴代ファン投票を確認するときのポイント歴代の順位を調べる際には、1位の馬名だけでなく、得票数と有効投票数をセットで確認することが大切です。
例えば、1位の得票数が増えていても、投票総数そのものが増えていれば、単純にその馬の支持率が高くなったとは判断できません。得票数は絶対的な支持の規模、得票率は投票全体に対する支持の割合を表すため、両者を分けて考える必要があります。
加えて、開催年によって出走条件や投票対象、競走馬の現役状況などが異なります。歴代ファン投票の順位を比較するときは、各年のJRA公式発表に記載された条件も確認しておきたいところです。
【情報の確認先】宝塚記念の投票結果や最新情報を間違えずに調べる方法
宝塚記念の情報を調べる際、最も信頼性の高い確認先はJRAの公式サイトです。ファン投票の受付情報とレース結果は別々のページで公開されるため、知りたい情報に応じて確認先を使い分けましょう。
情報別の確認先| 調べたい情報 | 確認する公式情報 |
|---|---|
| 投票期間・投票方法 | JRAニュースのファン投票開始告知 |
| 投票対象馬 | ファン投票専用サイトの応募規約 |
| 第1回中間発表 | JRAの中間発表ページ |
| 第2回中間発表 | JRAの中間発表ページ |
| 最終結果・投票順位 | JRAの最終結果発表 |
| 出走馬の選定条件 | JRAの出走馬決定方法 |
| 出走馬・枠順 | JRAの出馬表 |
| レース着順・タイム | JRAのレース成績データ |
特に注意したいのは、中間発表と最終結果を混同しないことです。中間発表は受付途中の集計であり、その後の投票によって順位や得票数が変わる可能性があります。
また、ファン投票の最終順位が公開されても、その順位がそのまま出走確定を意味するわけではありません。実際の出走馬を知りたい場合は、特別登録や最終的な出馬表を確認する必要があります。
2026年11月現在、第67回宝塚記念のファン投票とレースはすでに終了しています。2027年の投票情報を調べる場合は、前年の開催日程をそのまま当てはめず、JRAが発表する新しい告知を基準にしてください。
【宝塚記念の投票】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の宝塚記念ファン投票はいつからいつまででしたか?
A1:2026年5月7日(木)11時から5月24日(日)23時59分まででした。投票方法はパソコン・スマートフォンによるインターネット投票です。
Q2:2026年の宝塚記念ファン投票1位はどの馬ですか?
A2:クロワデュノールです。366,039票を獲得し、2位のメイショウタバルを上回りました。
Q3:宝塚記念の投票は何頭までできますか?
A3:2026年の応募規約では、JRA所属の現役3歳以上の競走馬から1頭から10頭まで選んで投票できました。
Q4:ファン投票で1位になれば必ず宝塚記念に出走できますか?
A4:必ず出走できるわけではありません。2026年からは、第2回特別登録を行った中央馬のうち、ファン投票上位10頭で、かつ50位以内の馬が優先出走の対象となりました。
Q5:宝塚記念の中間発表と最終結果はどこで確認できますか?
A5:JRA公式サイトのニュース欄に掲載されるファン投票関連の発表で確認できます。2026年は5月14日に第1回、5月21日に第2回、5月28日に最終結果が発表されました。
Q6:2026年の宝塚記念で優勝した馬はどの馬ですか?
A6:メイショウタバルです。武豊騎手とのコンビで、クロワデュノールをクビ差で抑え、宝塚記念2連覇を達成しました。
Q7:2027年の宝塚記念ファン投票はいつ始まりますか?
A7:2027年の具体的な投票開始日や受付期間は、JRAのファン投票に関する正式発表で確認してください。2026年と同じ日程になるとは限りません。
宝塚記念のファン投票は、競馬ファンの期待を数字として表すだけでなく、GI競走の出走馬選定にも関係する重要な制度です。
2026年はクロワデュノールが366,039票で1位となり、有効投票数は4,168,985票に達しました。一方、実際のレースではメイショウタバルが優勝し、クロワデュノールが2着。ファン投票の順位とレースの着順は別物であることも明確になりました。
今回の制度変更で押さえておきたいのは、ファン投票上位10頭の優先出走条件が、第2回特別登録を基準とする方式に変わったことです。投票順位だけを見て出走を決めつけず、登録状況と最終的な出馬表を確認することが欠かせません。
次回の宝塚記念を楽しむ際は、JRA公式ファン投票の開始日、中間発表、最終結果、出走馬決定条件を順番にチェックするのがおすすめです。投票順位の背景まで理解すれば、上半期のグランプリをより多角的に楽しめます。