植中選手を評価するうえで、J1でどれだけ結果を残してきたかは重要な判断材料です。
Jリーグ公式選手データをもとに、リーグ戦の成績を整理します。
2025年は横浜FMのチーム内得点ランキング1位
2025年 J1リーグ成績33

出場試合数8
得点数
横浜F・マリノスのチーム内得点ランキングでトップ
Jリーグ公式2025シーズン得点ランキング
2025年の33試合8得点は、植中選手にとってJ1での成長を示す重要な数字です。
2023年の3得点、2024年の3得点から、2025年には8得点まで伸ばしました。
特筆すべきなのは、単に出場機会を増やしただけではなく、先発としても起用される中で得点数を伸ばしたことです。
Jリーグ公式の2025年得点ランキングでは、横浜FMの選手の中で植中選手が8得点でトップに立っています。
2026年最新成績はJ1リーグ3試合1得点
2026/27シーズン3
出場試合数1
ゴール0
アシスト
リーグ戦の出場履歴
| 日付 | 対戦相手 | 出場時間 | 得点 |
|---|---|---|---|
| 8月7日 | 浦和 | 31分 | 1 |
| 8月15日 | 水戸 | 90分 | 0 |
| 8月22日 | 名古屋 | 63分 | 0 |
Jリーグ公式選手データ。2026年11月2日更新。
注目したいのは、8月7日の浦和戦です。
植中選手は途中出場ながらゴールを記録。長期離脱から復帰したばかりの選手が、限られた出場時間で結果を出しました。
その後の水戸戦と名古屋戦では先発出場しています。復帰後に少しずつ出場時間を増やしていたことが分かります。
ところが、8月26日の天皇杯で再び負傷。9月7日にクラブから診断結果が公表されました。
ここで注意したいのは、2026年の3試合1得点は、2026/27シーズンのJ1リーグ戦の数字だという点です。天皇杯などを含む全大会の成績とは区別する必要があります。
2026年は出場試合数だけで選手としての能力を判断するには難しい状況です。2025年の実績と、2026年の負傷前後のパフォーマンスを分けて見ることが適切です。
【植中朝日のプレースタイル】得点力と裏への動き出しが最大の武器
植中選手の特徴を理解するうえで、特に注目したいのがオフ・ザ・ボールの動きです。
ボールを持っているときの技術だけでなく、ボールがないときにどこへ動き、どのタイミングでゴール前に入ってくるかが持ち味につながっています。
JFAの選手プロフィールでも、自身の武器として「背後に抜け出すプレー」を挙げています。また、JFAの紹介文では繊細なボールタッチと鋭い飛び出しが特徴として取り上げられています。
1. 相手DFの背後を狙う動き出し植中選手の大きな特徴は、相手ディフェンスラインの背後を狙う動きです。
FWはボールを受けてから勝負するだけではありません。味方がボールを持った瞬間に動き出し、相手DFの視野から外れることで、ゴールにつながるスペースを作ることができます。
植中選手の場合、こうした動き出しが得点機会を生み出す重要な要素です。
特に、相手DFがボール保持者に意識を向けた瞬間に背後へ走り込めれば、守備側は対応が難しくなります。
2. ゴール前での得点感覚植中選手は、自身が注目してほしいプレーとしてゴールを決めることを挙げています。
横須賀市の2025年インタビューでも、シーズン終盤までゴールを重ね、チームの勝利に貢献したいという意欲を語っていました。
2021年のJ2で10得点、2025年のJ1で8得点という実績からも、得点に関わる能力はキャリアを通じて確認できます。
特に2025年はJ1で33試合8得点を記録。J2だけでなく、J1でも得点を重ねられることを証明しました。
3. 179cmの体格とボールタッチ身長179cm、体重75kgという体格も特徴の一つです。
極端に大柄なセンターフォワードではありませんが、ゴール前で相手DFと競り合いながらプレーするためのサイズを備えています。
加えて、JFAが紹介する繊細なボールタッチも見逃せません。
単純に前方へ走るだけでなく、ボールを受けた際のコントロールや次のプレーへの移行が、攻撃の質を左右します。
4. ガンバ大阪で期待される役割ガンバ大阪では、ゴール前でのフィニッシュだけでなく、前線での連係や相手守備を動かす役割も期待されます。
植中選手のように背後への動き出しを得意とするFWがいると、相手DFは最終ラインを高く保つか、背後のスペースを警戒するかという判断を迫られます。
この動きによって、周囲の攻撃的な選手にもスペースが生まれます。
つまり、植中選手の価値は自身の得点数だけでは測れません。相手守備を動かし、味方の攻撃を助ける働きにも注目する必要があります。
【植中朝日のU-23日本代表歴】パリ五輪との関係と2026年の評価
植中選手は、クラブでの活躍に加えて、U-23日本代表にも選出された経験があります。
ただし、パリ五輪との関係については、正式登録メンバーとバックアップメンバーを区別することが大切です。
2024年3月にU-23日本代表へ選出2024年3月15日、横浜F・マリノスは植中選手がU-23日本代表に選出されたと発表しました。
対象となったのは、U-23マリ代表、U-23ウクライナ代表との国際親善試合です。
福岡県出身の植中選手にとって、地元の北九州でも試合が予定されていたことは特別な機会でした。
パリ五輪ではバックアップメンバーとして帯同2024年7月18日、日本サッカー協会はパリ五輪に臨むU-23日本代表のバックアップメンバーについて変更を発表しました。
当初のバックアップメンバーだった佐野航大選手に代わり、植中選手が追加招集されています。
ただし、植中選手は大会の正式登録18選手ではなく、バックアップメンバーとしての選出です。
この違いは、植中選手の代表歴を調べる際に混同されやすいポイントです。
2026年の評価はどうなる?2026年の植中選手については、次の3点が評価の基準になります。
第一に、2025年のJ1で8得点を挙げた実績です。
J1で年間33試合に出場し、チーム内得点ランキングでもトップだったことは、攻撃力を評価するうえで大きな材料です。
第二に、新天地での適応力です。
横浜FMからガンバ大阪への移籍は、環境を変えて新たな役割を獲得する挑戦でもあります。新しいチームの攻撃陣との連係をどこまで深められるかがポイントです。
第三に、左膝の負傷からの回復です。
2026年は1月と8月に同じ部位を負傷しました。長期的にパフォーマンスを発揮するためには、復帰時期だけでなく、継続的に試合へ出られるコンディションを取り戻すことが重要です。
現状では、2025年の実績を評価しながら、2026年のプレーについては負傷による出場機会の制限を考慮する必要があります。
【植中朝日に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:植中朝日の現在の所属クラブはどこですか?
A1:2026年現在、ガンバ大阪に所属しています。2025年12月20日に横浜F・マリノスから完全移籍することが発表されました。
Q2:植中朝日の年齢・身長・出身地は?
A2:2001年11月1日生まれで、2026年11月3日時点で25歳です。福岡県北九州市出身、身長179cm、体重75kgです。
Q3:植中朝日の出身高校はどこですか?
A3:福島県立ふたば未来学園高等学校です。JFAアカデミー福島U-15、U-18で育ちました。
Q4:植中朝日の2025年のJ1成績は?
A4:横浜F・マリノスで33試合に出場し、8得点を記録しました。チーム内のJ1得点ランキングでもトップでした。
Q5:植中朝日の2026年最新成績は?
A5:Jリーグ公式データでは、2026/27シーズンのJ1リーグ3試合1得点、0アシストです。8月7日の浦和戦で復帰後初得点を記録しました。その後、8月26日の天皇杯で左膝内側半月板を再び負傷しています。
Q6:植中朝日はパリ五輪に出場しましたか?
A6:パリ五輪ではU-23日本代表のバックアップメンバーとして追加招集され、チームに帯同しました。ただし、正式登録された18選手には含まれていません。
Q7:植中朝日のプレースタイルの特徴は?
A7:相手DFの背後へ抜け出す動き、鋭い飛び出し、ゴール前での得点感覚が特徴です。JFAのプロフィールでも、背後への抜け出しを自身の武器として挙げています。
植中朝日は、JFAアカデミー福島で育ち、V・ファーレン長崎、横浜F・マリノスを経てガンバ大阪へ加入したFWです。
2021年にはJ2で10得点、2025年にはJ1で8得点を記録。カテゴリーが上がっても得点力を発揮してきた点が、キャリアを通じた大きな強みです。
2026年はガンバ大阪への移籍という新しい挑戦が始まりましたが、1月と8月の左膝内側半月板損傷によって、継続的な出場には課題が残っています。
今後の植中選手を評価する際には、次の3つを確認したいところです。
- コンディションの回復: 左膝の負傷から復帰し、継続して試合に出場できるか。
- 得点力の再現: 横浜FMで記録したJ1・8得点の実績をG大阪でも発揮できるか。
- 攻撃面での貢献: 背後への動き出しやゴール前でのプレーによって、チーム全体の攻撃を活性化できるか。
特に注目したいのは、2025年に証明した得点力を、新しいクラブでも再現できるかという点です。
2026年の数字だけを見れば出場機会は限られていますが、2025年のJ1でチームトップの8得点を記録した実績は消えません。
植中朝日は、得点力と裏への動き出しを武器に、ガンバ大阪の攻撃を支える可能性を持つFWです。 今後は負傷からの回復、実戦での出場時間、そしてゴールという3つの観点から、その評価がどう変わっていくかに注目が集まります。