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世界陸上男子棒高跳び2026最新|東京2025決勝結果と6m31の世界記録を徹底解説

星川 美空 星川 美空 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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2026年11月現在、世界陸上男子棒高跳びの頂点に立つ選手は、スウェーデンのアルマンド・デュプランティスだ。2025年9月15日に東京で開催された世界陸上決勝では、6m30を成功させて優勝。さらに2026年3月12日には、スウェーデン・ウプサラで自身の世界記録を1cm更新する6m31をマークした。世界大会の金メダルと世界記録の両方を手にする圧倒的な強さが際立っている。

一方、ギリシャのエマヌイル・カラリス、オーストラリアのカーティス・マーシャル、アメリカのサム・ケンドリクスも上位争いを繰り広げている。セルゲイ・ブブカが築いた歴史的な記録と、デュプランティスが切り開く新時代では、棒高跳びの競技水準そのものが大きく変化した。東京2025の決勝結果、2026年最新ランキング、歴代優勝者、予選・決勝のルールまで、知っておきたい情報を整理する。

【東京2025の男子棒高跳び決勝結果】優勝は6m30のデュプランティス!

世界陸上棒高跳び男子

東京2025世界陸上の男子棒高跳び決勝は、2025年9月15日に国立競技場で行われた。世界のトップ選手が集まるなか、優勝候補のデュプランティスが期待に応え、6m30をクリア。世界記録を更新する圧巻のパフォーマンスで金メダルを獲得した。

世界陸連の公式リザルトによると、2位はギリシャのエマヌイル・カラリスで6m00、3位はオーストラリアのカーティス・マーシャルで5m95だった。マーシャルとサム・ケンドリクスは同じ5m95を成功させたが、試技内容の比較によって順位が分かれている。

東京2025男子棒高跳び決勝の全順位

決勝の結果は以下のとおり。記録だけでなく、自己ベストやシーズンベストを更新した選手にも注目したい。


1位:アルマンド・デュプランティス(スウェーデン) — 6m30・世界記録
2位:エマヌイル・カラリス(ギリシャ) — 6m00
3位:カーティス・マーシャル(オーストラリア) — 5m95・自己ベストタイ
4位:サム・ケンドリクス(アメリカ) — 5m95・シーズンベスト
5位:ティボー・コレ(フランス) — 5m90
6位:センドレ・グトルムセン(ノルウェー) — 5m90・シーズンベストタイ
7位:メノ・フローン(オランダ) — 5m90
8位:ルノー・ラビレニ(フランス) — 5m75
9位:セイフェルディン・ヘネイダ・アブデサラム(カタール) — 5m75・国内記録タイ
10位:ボ・カンダ・リタベーレ(ドイツ) — 5m75・シーズンベストタイ
11位:エタン・コルモン(フランス) — 5m55
記録なし:エルス・シャシュマ(トルコ) — NM

特に注目したいのは、3位と4位の順位だ。マーシャルとケンドリクスはともに5m95をクリアしており、単純な成功高さだけでは順位を決められない。

5m95で同記録なのに、なぜマーシャルが銅メダルなのか

理由は棒高跳びの順位決定におけるカウントバック方式にある。

公式記録の試技一覧を比較すると、マーシャルは5m95までの失敗が1回だったのに対し、ケンドリクスは5m90で1回失敗し、さらに5m95でも1回失敗していた。

同じ高さをクリアした選手が複数いる場合、最後に成功した高さでの試技回数を比較し、それも同じなら競技全体の失敗数を比較する。失敗数の少なかったマーシャルが3位、ケンドリクスが4位となった。

つまり、棒高跳びは単に最後に成功した高さだけを競う競技ではない。低い高さからどれだけ失敗を減らし、効率よくバーを越えてきたかもメダルの行方を左右する。東京大会の銅メダル争いは、そのルールがよく表れた場面だった。

【2026年最新】男子棒高跳び世界ランキングと注目選手を比較

2026年の男子棒高跳びは、デュプランティスを中心に、カラリスやマーシャルが追いかける構図になっている。

世界陸連が公表する男子棒高跳びの世界ランキングは、2026年10月27日時点でデュプランティスが1561ポイントで1位。カラリスが1475ポイントで2位、マーシャルが1405ポイントで3位に続く。ケンドリクスも1367ポイントで5位に入っている。

主要選手の実績・順位・関係性一覧
選手 国籍 東京2025 2026年世界ランキング アルマンド・デュプランティス スウェーデン 1位・6m30 1位・1561pt エマヌイル・カラリス ギリシャ 2位・6m00 2位・1475pt カーティス・マーシャル オーストラリア 3位・5m95 3位・1405pt センドレ・グトルムセン ノルウェー 6位・5m90 4位・1398pt サム・ケンドリクス アメリカ 4位・5m95 5位・1367pt セルゲイ・ブブカ 旧ソ連・ウクライナ 現役ではない 歴代の伝説的王者

ランキングは2026年10月27日時点。世界陸連の男子棒高跳びランキングに基づく。

アルマンド・デュプランティス:6m31を持つ絶対的王者

デュプランティスは1999年生まれのスウェーデン代表選手。棒高跳びの世界記録保持者であり、オリンピック王者、世界選手権王者として実績を重ねてきた。

東京2025では6m30を成功させて世界記録を更新し、翌2026年3月には6m31まで記録を伸ばした。2026年10月時点でも世界ランキング1位を維持しており、記録と安定性の両面で競技をリードしている。

エマヌイル・カラリス:6m20を視野に入れる追撃者

ギリシャのカラリスは、デュプランティスに迫る有力選手だ。東京2025では6m00をクリアして銀メダルを獲得。2026年には8月27日のチューリヒで6m20を成功させ、自己記録を伸ばした。

加えて、2026年9月11日から13日にブダペストで開催されたワールドアスレティックス・アルティメット選手権では、6m15で2位に入った。6m31のデュプランティスとの差を縮める存在として、今後の直接対決が注目される。

カーティス・マーシャル:安定した跳躍で表彰台を狙う

オーストラリアのマーシャルは、東京2025で5m95を成功させて銅メダルを獲得した選手だ。ケンドリクスとの同記録の争いを制したことも印象深い。

2026年10月27日の世界ランキングでは3位。トップ3に入っていることからも、世界大会のメダル争いに継続して絡む実力を持っていることが分かる。

サム・ケンドリクス:世界選手権2連覇の経験者

アメリカのケンドリクスは2017年と2019年の世界選手権を連覇した実力者。東京2025では5m95で4位だったが、2026年も世界ランキング5位につけている。

デュプランティスの時代にあっても、世界選手権の金メダル経験を持つベテランとして存在感は大きい。勝負どころでの試技選択や経験値は、記録だけでは測れない強みとなる。

【世界陸上男子棒高跳びの歴代優勝者】ブブカからデュプランティスへの王者交代

世界陸上男子棒高跳びの歴史を語るうえで欠かせないのが、セルゲイ・ブブカとアルマンド・デュプランティスだ。

世界選手権が始まった1983年から2025年までの歴代優勝者を振り返ると、ブブカが6大会連続優勝という驚異的な実績を残し、その後、ケンドリクスやデュプランティスが新しい時代を築いてきた。歴代金メダリストの記録は、世界陸連の大会資料や公式パートナーTDKの記録一覧でも確認できる。

世界選手権・男子棒高跳びの歴代金メダリスト


1983年・ヘルシンキ:セルゲイ・ブブカ(ソ連)5m70
1987年・ローマ:セルゲイ・ブブカ(ソ連)5m85
1991年・東京:セルゲイ・ブブカ(ソ連)5m95
1993年・シュトゥットガルト:セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)6m00
1995年・イエーテボリ:セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)5m92
1997年・アテネ:セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)6m01
1999年・セビリア:マクシム・タラソフ(ロシア)6m02
2001年・エドモントン:ドミトリー・マルコフ(オーストラリア)6m05
2003年・サン=ドニ:ジュゼッペ・ジビリスコ(イタリア)5m90
2005年・ヘルシンキ:レンス・ブロム(オランダ)5m80
2007年・大阪:ブラッド・ウォーカー(アメリカ)5m86
2009年・ベルリン:スティーブ・フッカー(オーストラリア)5m90
2011年・大邱:パヴェル・ヴォイチェホフスキ(ポーランド)5m90
2013年・モスクワ:ラファエル・ホルツデッペ(ドイツ)5m89
2015年・北京:ショーン・バーバー(カナダ)5m90
2017年・ロンドン:サム・ケンドリクス(アメリカ)5m95
2019年・ドーハ:サム・ケンドリクス(アメリカ)5m97
2022年・オレゴン:アルマンド・デュプランティス(スウェーデン)6m21
2023年・ブダペスト:アルマンド・デュプランティス(スウェーデン)6m10
2025年・東京:アルマンド・デュプランティス(スウェーデン)6m30

2020年と2021年には世界選手権の男子棒高跳び決勝は開催されていない。2021年に予定されていた大会は翌2022年に延期され、その後は2023年、2025年と開催された。

セルゲイ・ブブカ:世界選手権6連覇を成し遂げた伝説

セルゲイ・ブブカは、男子棒高跳びの歴史を変えた選手だ。1983年から1997年まで、世界選手権で6大会連続優勝を達成した。

特筆すべきは、1993年のシュトゥットガルト大会で6m00を成功させたこと。世界選手権の男子棒高跳びで初めて6mの壁を突破した選手として記録されている。

ブブカの強さは、単に高く跳べたことだけではない。世界大会の大舞台で長期間にわたって勝ち続けた点にある。1980年代から1990年代の男子棒高跳びを象徴する存在であり、後世の選手たちが比較される基準となっている。

デュプランティス:世界選手権3大会を制した新時代の王者

デュプランティスは2022年、2023年、2025年の世界選手権で金メダルを獲得した。ブブカの6連覇には及ばないものの、3大会で優勝し、2025年には大会史上最高水準となる6m30を成功させている。

世界選手権の歴代優勝記録という視点ではブブカが先行する。一方、絶対的な跳躍記録という視点では、デュプランティスが6m31まで到達している。この2人は異なる時代の競技水準を代表する王者であり、単純に優劣を決めるよりも、どのような形で競技の限界を押し上げたかを比較するのが興味深い。

【棒高跳びの予選と決勝の進出条件】試技・順位決定ルールを解説

棒高跳びは、陸上競技のなかでもルールを理解すると観戦がさらに面白くなる種目だ。選手は助走をつけてポールを突き、身体を高く持ち上げながら横木を越える。

しかし、単にバーを越えればよいわけではない。どの高さから競技を始めるか、試技を何回行うか、途中の高さをパスするか、そして同じ記録の選手をどう順位づけするかが結果に影響する。

予選から決勝へ進む条件

世界選手権では、大会ごとに設定された予選通過標準記録と、上位選手の成績によって決勝進出者が決まる。

東京2025の男子棒高跳びでは、5m80以上を成功させるか、上位12人に入ることが決勝進出条件だった。実際には5m80に届かなかった選手も、予選の上位12人に入ったことで決勝へ進んでいる。

つまり、予選で必ず5m80を跳ばなければならないわけではない。設定記録に届かない場合でも、ほかの選手との順位によって決勝進出の可能性が残る。

試技の基本ルール:3回連続失敗で競技終了

棒高跳びでは、各選手が設定された高さに挑戦する。基本的なルールは次のとおりだ。

  • 各高さで最大3回まで試技できる。
  • 3回連続で失敗すると、その時点で競技終了となる。
  • 失敗した高さで次の試技を行わず、次の高さへ進むこともできる。
  • 一度成功した高さに再挑戦することはできない。
  • 通常、バーは前の高さから最低5cmずつ上げる。

特に重要なのは、3回連続失敗というルールだ。例えば5m70で1回失敗したあと、残りの試技をパスして5m80に挑戦することもできる。その場合、次の高さでの失敗も連続失敗として数えられるため、試技の選択は慎重に行う必要がある。

また、世界記録への挑戦などでは、選手全員の合意によって通常の高さの上げ幅とは異なる設定にすることも認められている。

同じ高さを跳んだ場合の順位決定方法

複数の選手が同じ高さを成功させた場合、以下の順番で順位を決める。

  1. 最後に成功した高さで、試技回数が少ない選手を上位とする。
  2. それも同じ場合は、最後に成功した高さまでの競技全体の失敗数が少ない選手を上位とする。
  3. それでも同じ場合は、原則として同順位となる。ただし1位を決める場合には、規則に基づく追加試技が行われることがある。

東京2025のマーシャルとケンドリクスの争いは、この仕組みを理解するのに最適な事例だ。両者とも5m95を成功させたが、マーシャルのほうが競技全体の失敗数が少なかったため、銅メダルを獲得した。

2026年版の世界陸連競技規則でも、棒高跳びを含む垂直跳躍種目の順位決定方法は第26条に定められている。

【男子棒高跳びの世界記録は6m31】デュプランティスの記録更新の経緯

2026年の男子棒高跳びで最も大きなニュースとなったのは、デュプランティスによる世界記録6m31の達成だ。

記録が生まれたのは、2026年3月12日、スウェーデンのウプサラで開催された「モンド・クラシック」。世界陸連の公式レポートによると、デュプランティスは5m65、5m90、6m08をいずれも1回目で成功させ、その後6m31にも1回目で成功した。

これにより、2025年東京大会で自身が樹立した6m30を1cm上回った。世界陸連の選手プロフィールでも6m31が世界記録として掲載されている。

6m30から6m31へ:わずか1cmに詰まった進化

棒高跳びの世界記録は、数十センチ単位で一気に更新されるものではない。世界最高レベルの選手同士が競う領域では、1cmの更新にも大きな意味がある。

デュプランティスの近年の記録更新を追うと、その進化が分かりやすい。

  • 2022年:世界選手権オレゴン大会で6m21を成功。
  • 2023年:世界選手権ブダペスト大会で6m10を成功させて優勝。
  • 2024年:パリ五輪で6m25を成功し、金メダルを獲得。
  • 2025年8月:ブダペストで6m29を成功。
  • 2025年9月15日:東京世界陸上で6m30を成功し、世界記録を更新。
  • 2026年3月12日:ウプサラで6m31を成功し、再び世界記録を更新。

2026年3月の6m31は、デュプランティスにとって15回目の世界記録更新だった。世界陸連の報道によれば、ウプサラでの大会は自身の地元スウェーデンで開催された競技会でもあり、記録達成まで一度も失敗しなかった。

2026年の注目大会:アルティメット選手権でもデュプランティスが優勝

2026年9月11日から13日には、ハンガリーのブダペストでワールドアスレティックス・アルティメット選手権が開催された。

男子棒高跳びではデュプランティスが6m20で優勝。カラリスが6m15で2位、ノルウェーのセンドレ・グトルムセンが5m95で3位となった。

マーシャルは5m95で4位、アメリカのザカリー・ブラッドフォードも5m95で5位。ケンドリクスは5m80で6位だった。

東京2025でメダルを争った顔ぶれが、2026年も世界の上位に並んでいる。特にカラリスが6m15まで記録を伸ばしていることは、次の世界選手権に向けた大きな注目材料だ。

6m40や6m50への到達は現実的なのか

デュプランティスが6m31に到達したことで、次に注目されるのは6m40、さらには6m50という新たな領域だ。

ただし、現在の世界記録から6m40までは9cmの差がある。棒高跳びでは1cmの更新にも高度な技術と身体能力が必要であり、短期間で到達できると断定することはできない。

記録を伸ばすには、助走速度、ポールの反発を生かす技術、空中での身体操作、踏み切りの精度などが高い水準でかみ合う必要がある。デュプランティスの強さは、単なるパワーだけではなく、これらの要素を競技のなかで高い精度で再現できる点にある。

今後はカラリスをはじめとするライバルが6m20台をどこまで安定して成功させるかが、世界記録更新への大きな刺激になる。

【世界陸上男子棒高跳びに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年現在、世界陸上男子棒高跳びの王者は誰ですか?
A1:最新の世界選手権王者は、2025年東京大会で6m30を成功させたスウェーデンのアルマンド・デュプランティスです。2026年のワールドアスレティックス・アルティメット選手権でも6m20で優勝しています。

Q2:男子棒高跳びの世界記録は何メートルですか?
A2:2026年11月現在の世界記録は6m31です。デュプランティスが2026年3月12日にスウェーデン・ウプサラのモンド・クラシックで成功させました。

Q3:世界陸上の棒高跳びは何メートル跳べば決勝に進めますか?
A3:決勝進出の標準記録は大会ごとに設定されます。東京2025では5m80そのため、標準記録に届かなくても順位によって決勝進出が可能でした。

世界陸上男子棒高跳びは、セルゲイ・ブブカの6連覇に象徴される歴史から、デュプランティスが記録を塗り替える新時代へと進んでいる。

東京2025ではデュプランティスが6m30で優勝し、カラリスが6m00、マーシャルが5m95で表彰台に立った。そして2026年3月、デュプランティスは6m31を成功させ、男子棒高跳びの世界記録をさらに押し上げた。

2026年10月27日時点の世界ランキングでも、デュプランティスが1位、カラリスが2位、マーシャルが3位。ケンドリクスやグトルムセンも上位に入り、世界のトップ争いは続いている。

観戦するときは、成功した最高記録だけでなく、各高さでの試技回数、失敗数、パスの選択にも注目したい。同じ高さを跳んでも順位が変わる棒高跳びでは、記録表の数字の裏側に選手の判断と勝負の駆け引きが隠れている。

今後の最大の見どころは、デュプランティスが6m31をさらに更新するのか、そしてカラリスらがその絶対王者にどこまで迫れるのかという点だ。ブブカが築いた歴史を受け継ぎながら、男子棒高跳びは新しい記録の領域へ向かっている。

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星川 美空

アイドルと音楽を担当。公式スケジュール、リリース情報、本人の発表を突き合わせてから記事を構成します。

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