人気声優・櫻井孝宏さんの炎上は、2022年9月に結婚が報じられ、所属事務所が事実と認めたことをきっかけに、その後の不倫・交際問題が相次いで報道されたことで大きく広がりました。10年以上にわたる交際をめぐる報道、本人の謝罪、約9年間続いたラジオ番組の終了、文化放送「こむちゃっとカウントダウン」の降板、そして2023年3月のインテンション退所と、影響は声優活動や出演作品にも及びました。
一方、2026年11月現在、櫻井さんは声優として活動を続けています。『鬼滅の刃』の冨岡義勇や『呪術廻戦』の夏油傑に関連する役柄をはじめ、複数のアニメ作品への出演が確認されています。さらに2026年には『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』での再起用をめぐる新たな議論も起きました。過去の報道で確定している事実と、週刊誌による告発、現在の出演状況を整理すると、炎上後の評価が一面的ではないことも見えてきます。
【櫻井孝宏の炎上理由】発端は2022年の結婚公表と不倫報道だった

櫻井孝宏さんの炎上が大きくなった理由は、単に結婚していたことを公表していなかったからではありません。結婚が報道された直後、既婚の事実を知らないまま長期間交際していたとされる女性の存在が報じられ、さらに別の女性との過去の交際まで取り上げられたことが、問題を複雑にしました。
2022年9月23日、所属事務所が結婚報道を事実と認める最初の大きな転機は2022年9月23日です。
文春オンラインが櫻井さんと元声優の女性との結婚を報道。これを受け、当時所属していた声優事務所インテンションは公式サイトで声明を発表しました。
事務所は、本人の意向によってプライベートについて公表していなかったと説明したうえで、報道内容が事実であると認めています。
つまり、結婚そのものが本人の自主的な結婚発表によって明らかになったわけではなく、週刊誌報道を受けて所属事務所が認めたという経緯です。
それまで櫻井さんの結婚について公に知られていなかったため、突然の報道はファンの間でも大きな反響を呼びました。ただし、この時点では結婚の公表方法が主な話題であり、後に問題となる不倫報道とは区別する必要があります。
2022年10月26日、10年以上にわたる交際問題が報道される状況が一変したのは、同年10月26日の文春オンラインの報道です。
記事では、櫻井さんが既婚であることを隠した状態で、自身がパーソナリティーを務めていたラジオ番組の放送作家の女性と10年以上にわたって交際していたと伝えられました。
報道された女性は、櫻井さんの結婚を知らなかったとされ、結婚の事実を知ったことで大きな精神的ショックを受けたとも報じられています。
この問題が深刻に受け止められた背景には、交際期間の長さだけでなく、仕事上の関係と私的な交際が重なっていた点があります。
番組を一緒に作り上げてきた放送作家と出演者という関係性だったことから、リスナーにとっても番組そのものへの信頼に関わる問題となりました。
なぜここまで炎上が拡大したのか今回の騒動には、主に3つの要因がありました。
第一に、結婚を公表していなかったことと、その後に報じられた交際問題の組み合わせです。結婚を非公表にすること自体は個人のプライバシーに関わります。しかし、既婚であることを知らない相手との長期的な交際が報じられたことで、単なるプライベートの問題を超えた批判につながりました。
第二に、長年応援してきたファンへの影響です。櫻井さんは多くの人気作品で主要キャラクターを演じ、ラジオでも長期間にわたってリスナーとの関係を築いていました。そのため、声優としての信頼と私生活に対する評価が結びつきやすい状況でした。
第三に、報道が一度で終わらなかったことです。2023年1月には、別の女性との過去の交際をめぐる報道が登場しました。最初の問題に対する謝罪後も新たな報道が続いたため、批判が収束しにくくなりました。
こうした複数の要素が重なり、櫻井孝宏さんの炎上は声優業界でも大きな話題となりました。
【2022年~2023年】不倫報道から謝罪・ラジオ降板・事務所退所までの時系列
櫻井さんの炎上後の動向を理解するには、報道と公式発表を時系列で確認が必要です。特に2022年9月から2023年3月までは、短期間に複数の出来事が続きました。
騒動の主要な出来事を一覧で整理| 時期 | 出来事 | 確認できる内容・影響 |
|---|---|---|
| 2022年9月23日 | 結婚報道 | インテンションが結婚報道を事実と認める。 |
| 2022年10月23~24日 | ラジオ番組終了 | 「P.S.元気です。孝宏」が第140回をもって終了。 |
| 2022年10月26日 | 不倫・交際問題の報道 | 放送作家の女性との10年以上にわたる交際が報じられる。 |
| 2022年10月27日 | 本人と事務所が謝罪 | 公式サイトに謝罪コメントを掲載。 |
| 2022年10月29日 | こむちゃ出演休止 | 生放送を欠席し、本人のコメントが番組冒頭で放送される。 |
| 2022年12月21日 | ラジオリスナーへの謝罪 | 「P.S.元気です。孝宏」の公式サイトに謝罪文を掲載。 |
| 2022年12月26日 | こむちゃ降板 | 文化放送が正式にパーソナリティー降板を発表。 |
| 2023年1月17~18日 | 第三の元恋人報道 | 別の女性との過去の交際が報じられ、事務所が経緯を説明。 |
| 2023年3月31日 | インテンション退所 | 本人からの申し出を受け、所属契約を終了。 |
| 2026年 | 声優活動を継続 | テレビアニメや劇場作品への出演が確認できる。 |
この年表から分かるのは、炎上が一度の謝罪で終わったわけではないということです。番組終了、パーソナリティー降板、追加報道、事務所退所という段階を経て、活動環境が大きく変化しました。
2022年10月27日、櫻井孝宏本人が謝罪不倫報道の翌日、櫻井さんはインテンションの公式サイトに謝罪コメントを掲載しました。
コメントでは、自身の行動について次のように述べています。
「今回の件は私の無責任な振る舞いの結果であり、私の行いは決して許されるものではなく、皆さまのご信頼を裏切る形になり深く反省しております」
加えて、失った信用を回復できるよう誠心誠意努めると説明しました。
事務所側も、報道に掲載された女性に対する迷惑と、ファンや関係者への心配について謝罪しています。
ここで注目したいのは、本人が自らの行動を「無責任な振る舞い」と認め、信頼を裏切ったことへの反省を表明した点です。一方、報道で伝えられた交際の細かな経緯すべてを本人が個別に説明したわけではありません。
【ラジオ番組への影響】P.S.元気です。孝宏の終了とこむちゃ降板の違い
櫻井孝宏さんの炎上を語るうえで欠かせないのが、長年担当していた2つのラジオ番組への影響です。
どちらも終了・降板という結果になりましたが、番組そのものが終了したケースと、本人が番組から降板したケースでは事情が異なります。
「P.S.元気です。孝宏」は約9年間の歴史に幕「P.S.元気です。孝宏」は、文化放送のインターネットラジオサービス「超!A&G+」で配信されていたトーク番組です。
2013年10月13日にスタートし、櫻井さんがパーソナリティーを担当。約9年間にわたり、リスナーに親しまれてきました。
しかし、2022年10月23日に番組終了が発表され、同月24日に配信された第140回をもって終了しました。
報道の直後というタイミングだったことから、不倫報道と番組終了の関連が広く注目されました。長年番組を支えてきた放送作家との交際問題が報じられたことも、リスナーにとって複雑な状況でした。
その後、2022年12月21日には番組公式サイトに本人の謝罪文が掲載されています。
櫻井さんは、番組を聴いていた人々に対して、自身の身勝手な行動によって信頼を裏切ったことを謝罪。番組終了後、もっと早く自身の言葉で謝罪すべきだったとも述べました。
「こむちゃっとカウントダウン」は2022年12月に正式降板もう一つの番組が、文化放送の「A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン」です。
櫻井さんは白石晴香さんとともにパーソナリティーを務めていましたが、2022年10月29日の生放送を欠席しました。
当日は本人のコメントが番組冒頭で放送され、以降は白石さんを中心とした番組運営が続きました。
そして2022年12月26日、文化放送が正式に降板を発表。番組側は「関係各所協議の結果」と説明しています。
2023年1月の文化放送定例会見でも、騒動後は櫻井さんが休演する形で番組を続け、関係者との協議を経て年内で降板する判断をしたと説明されました。
番組終了と降板が示した仕事上の影響この2つの出来事は、声優個人のイメージ問題が、出演者だけでなく番組制作側や関係者にも影響することを示しています。
ラジオ番組は、出演者とリスナーが継続的に関係を築くメディアです。声の演技だけでなく、日常的なトークや番組内での人柄も評価の対象になります。
そのため、出演者への信頼が揺らいだ際には、番組自体の継続やスポンサー、制作スタッフとの関係にも影響が及びます。
櫻井さんの場合、長期間続いていた2番組に相次いで変化が生じたことが、炎上の影響を象徴する出来事となりました。
【第三の元恋人報道】2023年1月の追加報道と事務所の説明
2023年1月17日、櫻井さんをめぐって再び大きな報道がありました。
文春オンラインが、別の一般女性を「第3の元恋人」と表現し、約15年間にわたる過去の交際について告発した記事を掲載したのです。
報道された交際期間は2006年から2021年記事では、B子さんとされた女性が、2006年から2021年まで約15年間にわたり櫻井さんと交際していたと主張していました。
また、女性が櫻井さんの結婚を知った時期や、その後のやり取りなどについても伝えられました。
この報道が注目された理由は、2022年10月に報じられた放送作家の女性との問題とは別の女性についての告発だったためです。
ただし、「第三の元恋人」という呼び方は週刊誌報道上の表現です。女性の主張と事務所が公表した説明を同一の確定事実として扱うことはできません。
インテンションが公表した1000万円の請求に関する説明2023年1月18日、インテンションは公式サイトに追加の声明を掲載しました。
事務所の説明によると、記事に掲載された女性から櫻井さんに対して1000万円の請求があり、指定期日までに対応がなければ女性が納得する方法・手段を実施すると伝えられていたとのことです。
事務所は、櫻井さんが個人で委任した弁護士を通じて要求を断ったと説明。そのうえで、顧問弁護士と対応を協議していると発表しました。
ここで大切なのは、1000万円の請求については事務所側が公表した説明であり、請求の法的な妥当性や交際をめぐる個々の主張について、司法判断によってすべてが確定したという意味ではないことです。
追加報道があったことで、最初の謝罪後も世間の関心が再び高まりました。
噂と公表情報を区別すると何が分かる?櫻井さんの炎上を調べると、報道された内容に加えて、結婚相手の詳細や家庭生活、現在の私生活に関するさまざまな情報が検索結果に表示されることがあります。
しかし、事務所が公式に認めた結婚の事実と、週刊誌が伝えた交際関係、ネット上で広がった推測は、それぞれ情報の性質が異なります。
特に、結婚相手の現在の生活や家族構成、離婚の有無、子どもの有無などについては、本人や事務所による公表内容を超えて断定することはできません。
また、2023年の第三の女性に関する報道についても、女性側の告発内容と事務所側の説明を分けて理解する必要があります。
炎上の真相を把握するには、公式発表で確認された事実、報道機関が伝えた主張、裏付けのないネット上の噂を混同しないことが大切です。
【2023年3月にインテンション退所】櫻井孝宏は現在フリーランスなのか
2023年3月31日、櫻井さんの所属事務所だったインテンションは、本人との所属契約を終了したと公式発表しました。
この発表は、炎上後の活動環境を考えるうえで大きな転換点となりました。
退所は本人からの申し出によるものインテンションの発表では、一連の報道を重く受け止め、今後の活動について協議を続けるなかで、櫻井さんから退所の申し出があったと説明されています。
本人も同日、公式サイトにコメントを掲載しました。
その中で、2023年3月31日をもって退所することを明らかにし、退所を申し出た理由について「ひとえに自身のけじめのため」と説明しています。
また、2014年7月から約8年半にわたってインテンションで活動してきたことを振り返り、今後について次のように述べました。
「一人になり、櫻井孝宏個人として自分の力で前に進めるよう努力してまいります」
これは所属契約の終了だけでなく、今後は個人として仕事に向き合っていくという本人の意思を示したコメントでした。
2026年現在の所属状況は?2026年11月現在、公開されているプロフィール情報では、櫻井さんはフリーランスとして扱われています。
少なくとも、2023年3月のインテンション退所後に、同事務所へ復帰したという公表は確認されていません。
フリーランスになったことは、声優活動そのものを終了したことを意味しません。作品ごとのキャスティングや収録など、声優としての仕事を継続することは可能です。
実際に、2023年以降もテレビアニメや劇場作品への出演が続いています。
一方で、所属事務所を通じた活動と個人としての活動では、マネジメントや仕事の受け方が異なります。現在の仕事上の契約関係について、公開されていない部分まで推測することはできません。
【2026年最新】櫻井孝宏の声優活動と出演作品を徹底確認
炎上後、櫻井孝宏さんは声優活動を完全に休止したのでしょうか。
答えはいいえです。2023年以降も出演作品はあり、2025年、2026年にもアニメや劇場作品への参加が確認できます。
『鬼滅の刃』冨岡義勇役は継続している櫻井さんの代表的な出演キャラクターの一人が、『鬼滅の刃』の冨岡義勇です。
冨岡義勇は鬼殺隊の水柱で、寡黙ながらも強い信念を持つキャラクター。櫻井さんの落ち着いた声質や抑制された演技が、人物像と結びついています。
2022年の騒動後も冨岡義勇役は継続し、2024年の「柱稽古編」、2025年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』でも出演が確認されています。
このように、騒動が発生したからといって、すべての既存キャラクターが一律に声優交代となったわけではありません。
作品ごとに制作側の判断があり、キャラクターの継続性や制作スケジュールなども関係します。
『呪術廻戦』夏油傑と羂索の役柄にも注目もう一つの代表作が『呪術廻戦』です。
櫻井さんは夏油傑を演じており、第2期「懐玉・玉折」「渋谷事変」でも重要な役割を担いました。
2026年のシリーズ展開では、夏油の肉体を利用している存在である羂索にも注目が集まっています。公式キャスト情報では、羂索役として櫻井さんの名前が掲載されています。
ここで注意したいのは、夏油傑と羂索は物語上、同一人物ではないという点です。夏油の身体を使っている存在が羂索であり、キャラクターとしての区別が必要です。
2026年の『呪術廻戦』関連情報でも櫻井さんの出演が確認できることは、声優活動が継続していることを示す材料の一つです。
2026年に確認できる出演・活動情報2026年11月3日時点で確認できる主な動向には、次のようなものがあります。
- 『ダイヤのA actII -Second Season-』:御幸一也役。テレビ東京の番組情報に出演が掲載されています。
- 『ニンジャラ』:テレビ東京の出演番組情報に掲載されています。
- 『ワンパンマン』第3期:ゾンビマン役として出演情報が確認されています。
- 『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』:オリバー役に決定。サンライズが2026年9月4日にキャスト情報を発表し、11月20日の劇場公開を予定しています。
特に『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』は、2026年9月に公式キャスト情報が発表された新作です。櫻井さんはATの整備を担う整備中隊のオリバー役として出演します。
このように、2026年も新規作品への出演が発表されており、声優としての活動は続いています。
2026年の出演状況から分かること2026年の活動を見れば、櫻井さんが声優業界から完全に排除されたという見方は事実と一致しません。
ただし、出演が続いていることと、過去の問題に対する評価が回復したことは別の話です。
アニメ制作では、長期シリーズのキャラクターを継続して演じることや、作品ごとに新しいキャストを起用することなど、さまざまな判断が行われます。
櫻井さんの出演状況は、制作会社や作品ごとの判断が積み重なった結果として捉えるべきです。
【炎上後の評判】2026年の再評価と『モノノ怪』再起用問題
櫻井孝宏さんの炎上後の評判を考えるうえで、2026年に注目されたのが『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』をめぐる再起用問題です。
これは過去の不倫報道とは別の新しい出来事ですが、炎上後のキャスティングやファンとの信頼関係を考えるうえで重要な事例になりました。
2023年には『劇場版モノノ怪』から降板していた櫻井さんは、テレビアニメ『モノノ怪』で薬売り役を演じていました。
しかし、2022年の騒動を受け、劇場版三部作の第1作『劇場版モノノ怪 唐傘』について、2023年3月に降板が発表されました。
制作側は、作品の舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描くという作品性の観点から判断したと説明。薬売り役には神谷浩史さんが起用されました。
これは、出演者の私生活をめぐる問題が、作品のテーマや制作方針と結びついてキャスティングに影響した具体例です。
2026年5月、『第三章 蛇神』で櫻井孝宏が再起用2026年5月29日に公開された『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』では、櫻井さんが再び薬売り役として登場したことが話題になりました。
今回の登場は、劇場版の主人公である神谷浩史さん演じる坤の薬売りとは別に、テレビシリーズに由来する離の薬売りとして登場する形でした。
問題となったのは、再起用そのものに加え、櫻井さんの出演が事前に十分告知されなかったことです。
映画公開後のネタバレを避ける施策もあり、鑑賞するかどうかを事前に判断したかった観客から、情報公開の方法に対する批判が出ました。
プロデューサーが謝罪し、プロデューサー業からの引退を発表この問題を受け、企画プロデュースを担当した山本幸治氏は2026年6月5日に声明を発表しました。
声明では、櫻井さんの再起用は制作を統括する自身の判断だったと説明。また、事前に出演情報を伝えなかったことで、鑑賞するかどうかを選ぶ機会を損ねたと認め、配慮不足を謝罪しました。
加えて、山本氏は責任を取るとしてプロデューサー業からの引退を発表しました。
この出来事は、櫻井さん本人の新たな不倫報道が出たという話ではありません。制作側による再起用の判断と情報公開の方法が議論になったものです。
そのため、2026年の評判を考える際には、本人の過去の問題と、制作側のキャスティング判断に対する批判を分ける必要があります。
炎上後の評判は一枚岩ではない櫻井さんに対する評価は、現在も一様ではありません。
過去の報道を重く受け止め、出演継続や再起用に抵抗感を示す人がいる一方、声優としての演技や作品のキャラクターを評価し、出演継続を望む人もいます。
特に長年続くアニメシリーズでは、キャラクターと声優の結びつきが強く、交代による違和感を避けたいという考えもあります。
一方で、作品のテーマによっては出演者の過去の問題との整合性を重視する観客もいます。
2026年の『モノノ怪』の事例は、出演者を起用するかどうかだけでなく、観客にどのような情報を提供し、鑑賞の選択肢を保障するかという制作側の責任も問われた出来事でした。
【プロの結論】櫻井孝宏の炎上から見える声優業界と信頼回復の課題
櫻井孝宏さんの炎上は、著名人の私生活に対する批判だけでは説明できません。長期的に築かれた番組への信頼、作品への愛着、出演者と制作関係者の関係など、複数の要素が重なった問題でした。
声優の評価は演技力だけでは決まらない声優という職業は、一般的な芸能活動とは少し異なる特徴があります。
視聴者は声優本人の姿を見る機会が少ない一方、キャラクターの声を通じて長期間にわたってその存在を身近に感じます。
ラジオ、イベント、配信番組などで本人の人柄に触れる機会も増え、声の演技と本人への信頼が結びつきやすくなっています。
そのため、私生活に関する問題が報道されると、キャラクターや作品に対する感情にまで影響することがあります。
櫻井さんのケースは、演技力への評価と、仕事に関わる人間関係や社会的信頼への評価が必ずしも一致しないことを示しました。
作品のキャスティングは制作側の説明責任も重要2026年の『モノノ怪』再起用問題から見えてくるのは、キャスティングに関する情報公開の重要性です。
出演者を変更する場合も、過去の出演者を再起用する場合も、制作側には作品の方向性や判断について説明する責任があります。
特に過去に降板の経緯があった作品では、観客がその事実を知ったうえで鑑賞するかどうかを決められることが、作品への信頼にもつながります。
作品の完成度だけではなく、制作過程の透明性や観客への配慮も評価の対象になっているのです。
櫻井孝宏の現在を判断する3つのポイント2026年現在の櫻井さんについて情報を整理する際には、次の3点を押さえると状況を理解しやすくなります。
1. 声優活動は継続しているか。テレビ東京の出演番組情報や各作品の公式キャスト発表を確認すると、2026年にも出演が確認できます。
2. 過去の問題に対する公式対応はどうだったか。2022年10月の本人謝罪、2023年1月の事務所による追加説明、2023年3月の退所コメントが公表されています。
3. 新しい炎上と過去の報道を混同していないか。2026年の『モノノ怪』再起用問題は、過去の問題を背景にした制作上の議論であり、新たな不倫報道とは異なります。
この3つを分けて考えることで、必要以上に過去の情報を繰り返すことなく、現在の活動状況や社会的評価を把握できます。
櫻井孝宏の炎上に関するよくある質問(FAQ)
Q1:櫻井孝宏が炎上した理由は何ですか?
A1:2022年9月に結婚が報じられ、所属事務所が事実と認めた後、10月に既婚であることを隠してラジオ番組の放送作家の女性と10年以上交際していたとの報道が出たためです。2023年1月にも別の女性との過去の交際が報じられ、批判が広がりました。
Q2:櫻井孝宏は2022年に結婚を自分で発表したのですか?
A2:本人が自主的に結婚を発表したという経緯ではありません。2022年9月23日に結婚が報道され、所属事務所インテンションが報道内容を事実と認めました。
Q3:櫻井孝宏の謝罪コメントはいつ発表されましたか?
A3:2022年10月27日です。本人は自身の不適切な行動について謝罪し、無責任な振る舞いによって信頼を裏切ったことを深く反省しているとコメントしました。
Q4:「P.S.元気です。孝宏」はなぜ終了したのですか?
A4:2022年10月23~24日に番組終了が発表・実施されました。不倫報道直後のタイミングだったことから騒動との関連が注目されましたが、番組終了の詳細な判断過程について、制作側から包括的な説明が公表されたわけではありません。
Q5:「こむちゃっとカウントダウン」は降板したのですか?
A5:はい。2022年10月29日に生放送を休演し、同年12月26日に文化放送が正式な降板を発表しました。
Q6:櫻井孝宏はインテンションをなぜ退所したのですか?
A6:2023年3月31日付で所属契約を終了しました。本人から退所の申し出があり、本人は自身のけじめのためと説明しています。
Q7:櫻井孝宏は2026年現在も声優活動をしていますか?
A7:はい。2026年にもテレビアニメへの出演や新作映画へのキャスティングが確認されています。『ダイヤのA actII -Second Season-』『ニンジャラ』『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』などが主な例です。
Q8:櫻井孝宏は『鬼滅の刃』の冨岡義勇役を降板しましたか?
A8:2026年11月時点で、冨岡義勇役の交代が発表されたという情報は確認できません。2025年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』でも櫻井さんが同役を担当しています。
Q9:『呪術廻戦』の夏油傑役も継続していますか?
A9:櫻井さんは夏油傑を演じてきました。2026年の公式キャスト情報では、夏油の肉体を利用する羂索役としても名前が掲載されています。夏油傑と羂索は物語上で区別される存在です。
Q10:2026年に櫻井孝宏の新たな炎上はありましたか?
A10:2026年には『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』での再起用と、その情報公開方法をめぐる議論が起きました。企画プロデューサーの山本幸治氏が6月5日に謝罪し、プロデューサー業からの引退を発表しています。これは新たな不倫報道ではなく、制作側のキャスティング判断と情報公開に関する問題です。
櫻井孝宏さんの炎上は、2022年9月の結婚報道と、翌10月に報じられた既婚を隠した交際問題をきっかけに拡大しました。その後、本人と事務所の謝罪、ラジオ番組「P.S.元気です。孝宏」の終了、「こむちゃっとカウントダウン」の降板、2023年3月のインテンション退所と、仕事上にも大きな影響が及びました。
2023年1月には第三の元恋人とする女性の告発報道もあり、事務所が1000万円の請求をめぐる経緯を説明しています。この追加報道によって、騒動はさらに複雑になりました。
しかし、2026年11月現在、櫻井さんは声優として活動を続けています。『鬼滅の刃』の冨岡義勇、『呪術廻戦』における夏油傑や羂索に関連する役柄に加え、2026年の新作アニメや劇場作品への出演も確認できます。
一方、2026年の『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』での再起用問題は、過去の騒動がキャスティングやファンとの信頼関係に今なお影響することを示しました。
櫻井孝宏さんの現在を理解するうえで大切なのは、過去の問題に対する社会的評価と、現在の声優としての活動実績を分けて見ることです。活動が続いているからといって過去の問題がなかったことになるわけではなく、反対に、過去の報道だけで現在の仕事すべてを否定することも適切ではありません。
今後も出演作品の公式キャスト発表や所属形態に関する公表、制作側の説明などを確認することで、櫻井孝宏さんの活動と評価の変化をより正確に把握できます。
主な情報確認先: インテンション公式発表(2022年9月・10月、2023年1月・3月)、文化放送公式発表、オリコンニュース、日刊スポーツ、テレビ東京公式番組情報、サンライズ公式発表、アニメ『呪術廻戦』公式キャスト情報。