2026年の第51回衆議院議員総選挙は、1月27日公示、2月8日投開票の日程で実施されました。
れいわ新選組の公式選挙結果によると、当選者は次の1人です。
山本ジョージ(山本譲司)
衆議院議員・比例南関東ブロック
れいわ新選組の2026年衆院選唯一の当選者
獲得議席数:1議席
選挙区分:比例代表・南関東ブロック
れいわ新選組の公式発表では、比例南関東ブロックから山本ジョージが当選したとされています。TBS NEWS DIGの開票結果でも、同ブロックで1議席を獲得したことが確認できます。
2026年衆院選の比例南関東ブロックの結果南関東ブロックにおける、れいわ新選組の得票状況は次のとおりです。
- 得票数:202,655票
- 得票率:2.7%
- 獲得議席:1議席
今回の衆院選では、選挙前に8議席を持っていたれいわ新選組が、選挙後には1議席となりました。差し引き7議席減という厳しい結果です。
山本ジョージと山本太郎は別人?名前の表記にも注意検索時に気をつけたいのが、山本ジョージと山本太郎の混同です。
山本ジョージは2026年衆院選で当選した山本譲司氏を指します。党の公式サイトでは「山本ジョージ」と表記される一方、報道や総務省の代表者届出では「山本譲司」という漢字表記が使われています。
一方、山本太郎はれいわ新選組を2019年に立ち上げた前代表です。両者は別の人物であり、2026年の当選者は山本ジョージです。
【2025年参院選】伊勢崎賢治・木村英子・奥田ふみよが当選

2025年7月20日に投開票された第27回参議院議員通常選挙では、れいわ新選組は比例代表で3議席を獲得しました。
比例代表の得票率は6.56%、得票総数は3,879,914.253票です。候補者12人のうち3人が当選しました。
1.
2025年参院選・比例代表
外交・安全保障分野の専門性を持つ人物です。特定枠で名簿に登載され、党が獲得した議席によって当選しました。
2.
2025年参院選・比例代表
2019年の初当選以来、障害者の権利や社会参加に関する政策に取り組んできた議員です。2025年の選挙でも当選しました。
3.
2025年参院選・比例代表
元ピアノ講師としての経歴を持ち、子どもや教育をめぐる問題などを訴えて国政選挙に臨みました。
2025年参院選で特に注目したいのが、伊勢崎賢治の当選方法です。
参議院比例代表には、政党が優先的に当選させる候補者を指定する「特定枠」という制度があります。
伊勢崎はこの特定枠で名簿に登載されていました。そのため、通常の比例候補者のように個人名の得票数だけで当落が決まったわけではありません。
一方、木村英子と奥田ふみよは通常の比例候補者として当選しています。
つまり、同じ比例代表の当選者でも、選出の仕組みには違いがあります。伊勢崎の個人得票が公表上ゼロ票になっているように見える場合も、落選や無投票を意味するものではありません。
【歴代当選者一覧】2019年から2026年までの議員の変遷
れいわ新選組は2019年4月に山本太郎によって設立され、同年7月の参議院選挙で初めて国会議員を送り出しました。
その後、衆議院と参議院の両方で議席を獲得し、2024年衆院選では9議席まで勢力を拡大しています。
主な国政選挙の当選者と議席の変化をまとめました。
2019年7月の参議院選挙で当選したのは、舩後靖彦と木村英子です。
2人の当選は、れいわ新選組が国会で活動を始める大きな転換点となりました。
障害のある当事者が国政に参加することや、国会のバリアフリー化などが広く議論される契機にもなりました。
2021年・2022年:衆参両院で議席を獲得2021年10月の衆議院選挙では、山本太郎、たがや亮、大石あきこの3人が当選しました。
その後、2022年4月に山本太郎が参議院選挙への出馬に伴って衆議院議員を辞職し、くしぶち万里が繰り上げ当選しています。
2022年7月の参議院選挙では、山本太郎、天畠大輔、水道橋博士が当選しました。
水道橋博士は2023年1月に議員を辞職し、後任として大島九州男が繰り上げ当選しています。
2024年衆院選:9議席を獲得して勢力を拡大2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙では、れいわ新選組は比例代表で9議席を獲得しました。
選挙前の3議席から6議席増という結果です。
この選挙で当選した議員には、大石あきこ、くしぶち万里、たがや亮、山川ひとしなどがいます。
この9議席という結果は、2026年の衆院選で1議席に減少する前の、党勢を測る重要な比較基準です。
【2026年8月に党名変更】れいわ新選組から「いのちの党」へ
2026年の政治情勢を理解するうえで欠かせないのが、8月の党名変更です。
れいわ新選組は2026年8月6日、党名を「いのちの党」に変更するための手続きを行ったと公式発表しました。
略称は「いのち」です。
党名変更までの経緯党名変更は、山本太郎から新代表への交代を背景とした組織再編の一環です。
主な流れは次のとおりです。
- 2026年7月9日: 山本太郎が代表辞任と政界引退を表明。
- 2026年7月31日: 代表選挙で山本譲司が新代表に選出。
- 2026年8月5日: 新体制の役員人事を決定。
- 2026年8月6日: 「いのちの党」への党名変更を発表。
山本譲司は新代表として、従来の代表個人に依存する組織から、チームで運営する政党への転換を掲げました。党名変更も、その再出発を象徴する動きとして位置付けられています。
「いのちの党」は別の新党なのか?ここは誤解しやすいポイントです。
「いのちの党」は、れいわ新選組とは別に新しく設立された政党という意味ではありません。
れいわ新選組から党名を変更した政党であり、2019年に始まった政治活動の継続性があります。
その根拠の一つが、いのちの党の公式政策ページです。
同ページでは、基本政策について、前身のれいわ新選組が2024年9月にまとめた内容をそのまま踏襲していると説明しています。
つまり、党名や代表者が変わったからといって、過去の当選者や政策の経緯がすべてリセットされたわけではありません。
【現在の所属議員一覧】衆議院1人・参議院5人の計6人
2026年11月3日時点で、いのちの党の公式所属議員ページに掲載されている国会議員は、衆議院1人、参議院5人の合計6人です。
衆議院議員
山本ジョージ
比例南関東ブロック
2026年衆院選当選
伊勢崎賢治
副代表・政策審議会長・国会対策委員長
大島九州男
参議院議員
奥田ふみよ
参議院議員
木村英子
幹事・参議院議員
天畠大輔
共同代表・参議院議員
ここで区別したいのが、過去の選挙で当選した人と、現在も党に所属している人の違いです。
例えば、2024年衆院選で当選した大石あきこやくしぶち万里は、歴代当選者として記録される人物です。しかし、2026年11月時点のいのちの党の国会議員一覧には掲載されていません。
また、2022年参院選の当選者である水道橋博士は、議員辞職後に大島九州男が繰り上げ当選しています。
このように、当選履歴だけを見て現在の所属を判断すると、議員の構成を誤認する可能性があります。
【プロの結論】比例代表の仕組みと議席数を正しく理解するポイント
れいわ新選組の当選者一覧を調べる際には、単純に名前だけを確認するのではなく、選挙制度と所属状況をセットで見ることが大切です。
特に注意したいのは、次の3点です。
1. 衆議院選挙と参議院選挙の議席を混同しない
2025年参院選で3議席、2026年衆院選で1議席を獲得したという結果は、異なる選挙の数字です。
これらを単純に足して、現在の党の議席数を4議席と判断することはできません。
2. 比例代表の党票と候補者個人の票を区別する
衆議院の比例代表では、政党への投票によって各党の議席数が決まります。
参議院の比例代表では、政党票と候補者個人名への投票が議席配分や当選順位に関係します。さらに特定枠の制度もあります。
伊勢崎賢治の当選は、その違いを理解する代表的な例です。
3. 党名変更前後の情報を同一の基準で比較する
2026年8月6日を境に、党名は「れいわ新選組」から「いのちの党」になりました。
ただし、党名変更は過去の選挙結果を変更するものではありません。2025年の当選者はれいわ新選組公認、2026年の当選者はれいわ新選組公認で当選した後に党名変更を経験した議員として整理するのが適切です。
選挙結果、議員の所属、政党名は、それぞれ別の情報として管理する必要があります。
【れいわ新選組の当選者一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の衆議院選挙でれいわ新選組から当選したのは誰ですか?
A1:山本ジョージ(山本譲司)です。比例南関東ブロックから当選し、党の獲得議席数は1議席でした。
Q2:2025年の参議院選挙で当選した3人は誰ですか?
A2:伊勢崎賢治、木村英子、奥田ふみよです。3人とも比例代表から当選しました。伊勢崎賢治は特定枠による当選です。
Q3:れいわ新選組の歴代当選者には誰がいますか?
A3:代表的な人物として、舩後靖彦、木村英子、山本太郎、たがや亮、大石あきこ、くしぶち万里、天畠大輔、大島九州男、伊勢崎賢治、奥田ふみよなどがいます。2019年から2026年までの選挙ごとに当選者が異なります。
Q4:れいわ新選組は現在も同じ党名ですか?
A4:いいえ。2026年8月6日に「いのちの党」へ党名を変更しました。略称は「いのち」です。
Q5:2026年11月現在、いのちの党の国会議員は何人ですか?
A5:公式所属議員一覧では、衆議院議員1人、参議院議員5人の合計6人です。
2026年最新のれいわ新選組の当選者一覧を整理すると、2026年衆院選では山本ジョージが比例南関東ブロックで当選し、獲得議席数は1議席でした。
2025年参院選では伊勢崎賢治、木村英子、奥田ふみよの3人が当選しています。
また、2026年8月には党名が「いのちの党」に変更され、11月現在の国会議員は衆議院1人、参議院5人です。
選挙の当選者を調べる場合は、次の3つを確認しましょう。
- 選挙結果: 2025年参院選は3議席、2026年衆院選は1議席。
- 現在の所属: いのちの党の国会議員は合計6人。
- 党名の変遷: 2026年8月6日にれいわ新選組からいのちの党へ変更。
選挙で当選した経歴と現在の所属政党を区別すれば、歴代当選者や国会議員一覧をより正確に理解できます。今後の国政選挙でも、党名だけでなく、候補者名、比例代表の得票、実際の議席数を合わせて確認することが大切です。
主な参照資料:れいわ新選組・いのちの党公式発表、総務省の選挙関連資料、東京都選挙管理委員会、TBS NEWS DIG、選挙ドットコム。情報基準日:2026年11月3日。