大学ラグビーの伝統を象徴する一戦「早慶戦」が、2026年11月23日(月・祝)、東京・秩父宮ラグビー場で開催される。キックオフは14時。関東大学対抗戦Aグループの公式戦として、早稲田大学と慶應義塾大学が再び激突する。
昨年の2025年11月23日に行われた対戦では、早稲田大学が慶應義塾大学を49-21で下した。早稲田の攻撃力が際立った試合だったが、2026年は両校とも新たなチーム編成でシーズンを戦っている。今季の対抗戦成績、前回対戦からの変化、チケットの購入方法、テレビ・ネット配信の情報まで、観戦前に押さえておきたいポイントを整理する。
【2026年最新】早慶戦の日程・キックオフと今季の対抗戦成績

2026年度の早慶戦は、関東大学対抗戦Aグループの公式日程に掲載されている。慶應義塾体育会の試合日程と早稲田大学ラグビー蹴球部の年間スケジュールも、同じ開催日時と会場を案内している。
- 対戦カード:慶應義塾大学対早稲田大学
- 開催日:2026年11月23日(月・祝)
- キックオフ:14時
- 会場:秩父宮ラグビー場
- 大会:関東大学対抗戦Aグループ
- 観戦形式:有料試合
会場の開場予定時刻は12時。キックオフの2時間前から入場できるため、余裕を持って到着すれば、試合前の雰囲気やウォーミングアップも楽しめる。
11月1日終了時点の両校の成績2026年11月1日の試合では、早稲田大学が帝京大学に13-15で惜敗。慶應義塾大学も明治大学に26-48で敗れた。
関東ラグビーフットボール協会の公式星取表によると、11月1日終了時点の勝ち点は早稲田が26、慶應が19。早稲田は4勝1敗、慶應は3勝2敗で、早稲田が3位、慶應が4位につけている。
特に注目したいのは、早稲田が帝京大学戦でわずか2点差の敗戦を喫したことだ。攻撃力の高さだけでは勝ち切れない試合があることを示した結果であり、接戦での規律や得点機会の精度が早慶戦の課題になる。
一方、慶應は明治大学に22点差をつけられた。強豪校との対戦で露呈した守備面の課題を、残りの対抗戦でどこまで修正できるかが焦点となる。
【2025年試合結果】早稲田大学49-21慶應義塾大学の試合を振り返る
2025年の早慶戦は、早稲田大学が序盤から主導権を握った試合だった。
慶應義塾體育會蹴球部の公式試合記録によると、前半は早稲田が35点を奪い、慶應は7点。前半終了時点で35-7と28点の差がついた。
後半は両校とも14点ずつを追加し、最終スコアは49-21。トライ数は早稲田の7本に対して慶應は3本だった。
早稲田が勝利した要点はセットプレーと展開力前半の早稲田は、ラインアウトからのモールを使った攻撃で先制。その後もボールを広く動かし、相手の守備陣形が整う前に前進する場面を作った。
とりわけ、フォワードが前線で相手を押し込み、バックスが空いたスペースを攻略する流れが効果的だった。単純に個人の突破力だけで得点したのではなく、セットプレーと連続攻撃を組み合わせた結果が49得点につながった。
慶應も後半に14点を返しており、最後まで攻撃を諦めたわけではない。ただし、前半に広がった点差を埋めるには至らなかった。
過去の対戦成績は早稲田がリード両校のラグビー定期戦は1922年に始まった。第1回の試合は慶應義塾大学が14-0で勝利している。
2025年の対戦は102回目。日刊スポーツの試合報道によると、同試合終了時点の通算成績は早稲田75勝、慶應20勝、引き分け7回だった。
2026年の試合は103回目にあたる。早稲田が通算成績の優位を維持するのか、それとも慶應が歴史に残る勝利を挙げるのか。両校の積み重ねてきた歴史そのものが、この試合の背景にある。
【両校の注目選手と戦術】2026年早慶戦の見どころ
早稲田大学ラグビー蹴球部:攻撃を組み立てる司令塔と強力FW2026年度の早稲田大学ラグビー蹴球部は、大田尾竜彦監督のもと、清水健伸主将を中心とした体制でシーズンを戦っている。
HO(フッカー)の清水は、スクラムやラインアウトなど、フォワードのセットプレーを支える重要な存在だ。2025年の早慶戦でも、早稲田のラインアウトモールから先制トライが生まれており、2026年も前線の攻防が大きな意味を持つ。
また、2026年度の公式チーム体制では、SO服部亮太やFB矢崎由高らも主力候補として名を連ねている。
早稲田大学側が2026年5月の慶應戦展望記事で取り上げたSO服部とCTB島田隼成は、左右にボールを動かすゲームメークが特徴。攻撃方向を素早く変え、相手ディフェンスのギャップを突くプレーに注目したい。
慶應義塾體育會蹴球部:フォワードの圧力とバックスの機動力2026年度の慶應義塾體育會蹴球部は、青貫浩之監督のもと、恩田優一郎主将がチームを率いる。
恩田はFL(フランカー)とNo.8を担う選手。攻守の切り替えや接点での働きが期待されるポジションであり、早稲田の攻撃を止めるうえでも重要な役割を持つ。
バックスでは、田村優太郎や松田怜大らが注目候補。田村は複数ポジションをこなせる選手で、鋭いステップとスピードを生かした突破が持ち味だ。
春季の公式展望記事では、慶應のラインアウトモールや、FWとBKが連動するダイナミックな攻撃が紹介されていた。強いフォワードを起点に相手の守備を引きつけ、外側のスペースを攻略できるかが見どころになる。
両校の関係・主要メンバーと注目ポイント| エンティティ | 2026年度の役割・関係 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 早稲田大学ラグビー蹴球部 | 大田尾竜彦監督、清水健伸主将 | セットプレーと展開力を生かした攻撃 |
| 清水健伸 | 早稲田主将・HO | スクラム、ラインアウト、モールの安定 |
| 服部亮太・島田隼成 | 早稲田のゲームメークを担うBK陣 | 左右へのボール展開と攻撃の判断 |
| 慶應義塾體育會蹴球部 | 青貫浩之監督、恩田優一郎主将 | フォワードの圧力と連動した攻撃 |
| 恩田優一郎 | 慶應主将・FL/No.8 | 接点での攻防と守備のリーダーシップ |
| 田村優太郎・松田怜大 | 慶應のバックス陣 | スピード、突破力、ポジションの柔軟性 |
| 早慶戦の歴史 | 1922年に第1回開催 | 2025年終了時点で早稲田75勝、慶應20勝、7分け |
なお、ここで挙げた選手は2026年度の公式チーム体制やシーズン展望に基づく注目候補であり、11月23日の先発メンバーを確定するものではない。実際の出場選手は、両校が発表する試合登録メンバーで確認したい。
勝負を分ける3つの戦術的ポイント1.スクラムとラインアウト
早稲田はセットプレーを攻撃の起点にできるか。慶應は相手のボール獲得を妨げ、自分たちの攻撃機会を増やせるか。フォワード同士の力比べは最初の注目点だ。
2.バックスの展開速度
早稲田の素早いパス回しに対し、慶應がどのように守備ラインを維持するか。反対に、慶應が田村らの突破力を生かして外側を攻略できるかも重要になる。
3.試合序盤の得点差
2025年は前半終了時点で28点差がついた。2026年は両校とも11月1日に敗戦を経験しているだけに、立ち上がりの集中力と失点後の立て直しが試合の流れを左右しそうだ。
【早慶戦のチケット購入方法】料金・販売窓口・注意点
2026年の早慶戦は有料試合で、関東ラグビーフットボール協会が案内する正規販売窓口から購入できる。
チケットの販売開始日先行抽選はチケットぴあが10月12日から15日まで、チケラグが10月17日から20日まで実施した。
一般発売については、当初10月23日18時開始と案内されていたが、関東ラグビーフットボール協会の最新の発売日一覧では10月26日(月)18時開始に変更されている。古い案内ページには10月23日と記載されたままのものもあるため、発売日の変更に注意したい。
座席別のチケット料金| 座席区分 | 前売料金 | 当日料金 |
|---|---|---|
| メインS指定席 | 4,000円 | 5,000円 |
| メインA指定席 | 3,500円 | 4,500円 |
| バック指定席 | 3,500円 | 4,500円 |
| 自由席・一般 | 2,500円 | 3,500円 |
| 自由席・高校生/学生 | 800円 | 1,600円 |
| 自由席・高校生/学生ペア | 1枚600円 | 1枚1,400円 |
| 車椅子エリア席 | 2,500円 | 3,500円 |
中学生以下は自由席エリアが無料となる。車椅子エリア席は同伴者1名が無料だ。
どこで購入できる?- チケットぴあ:指定席・自由席など全席種を取り扱う。
- チケラグ:関東ラグビーフットボール協会の公式チケット販売窓口。全席種を取り扱う。
- チケットペイ:自由席の一般券、高校生・学生券を取り扱う。
一般発売はすでに始まっているため、購入時は各販売窓口で残席状況を確認する必要がある。販売予定枚数に達した場合は購入できない。
また、正規販売網以外から購入したチケットは、入場できないなどのトラブルにつながる可能性がある。転売チケットではなく、主催者が認める販売窓口を利用したい。
【テレビ・ネット配信】ラグビー早慶戦2026の放送予定
現地観戦が難しい人にとって気になるのがテレビ中継とインターネット配信だ。
2026年11月3日時点で、J SPORTSの公式番組情報には11月23日の早慶戦が掲載されている。
J SPORTSの生中継・オンデマンド配信- 対象試合:慶應義塾大学対早稲田大学
- 配信開始:11月23日13時50分
- 試合会場:秩父宮ラグビー場
- 配信:J SPORTSオンデマンド
- テレビ:J SPORTS 1
キックオフは14時だが、放送・配信は13時50分から始まる予定だ。試合前の時間帯から視聴できるため、開始直前に慌てずに済む。
J SPORTSの番組表には、11月23日19時15分からの同日再放送も掲載されている。生中継を見逃した場合の選択肢になる。
NHK Eテレでの放送はある?2025年の早慶戦はNHK Eテレでも14時から16時までテレビ中継された。しかし、前年の放送実績があるからといって、2026年も同じ放送局・時間帯で中継されるとは限らない。
11月3日時点では、2026年のNHK Eテレ中継について確定した番組情報を確認できない。現時点で確実な視聴手段としては、J SPORTSの公式番組表を基準にするのがよい。
放送予定は変更される場合もあるため、試合当日が近づいたら最新の番組表を確認したい。
【秩父宮ラグビー場へのアクセス】最寄駅・開場時間・観戦準備
早慶戦の舞台となる秩父宮ラグビー場は、東京都港区北青山2丁目にある。東京メトロ銀座線や都営大江戸線、JR線を利用でき、都内各地からアクセスしやすい会場だ。
最寄駅からのアクセス- 東京メトロ銀座線・外苑前駅:徒歩約5分
- 都営大江戸線・青山一丁目駅:徒歩約10分
- JR総武線・千駄ヶ谷駅:徒歩約15分
- JR総武線・信濃町駅:徒歩約15分
最も近いのは外苑前駅。駅から会場までの距離が短いため、初めて訪れる人にも利用しやすい。
当日の開場時間と注意事項2026年11月23日の開場予定は12時、キックオフは14時。試合開始前に食事やトイレを済ませ、座席を確認しておくと落ち着いて観戦できる。
なお、秩父宮ラグビー場には一般利用できる駐車場・駐輪場がない。日本スポーツ振興センターも公共交通機関での来場を案内しているため、電車での移動がおすすめだ。
11月下旬の屋外観戦では、日差しが弱まる時間帯や風への備えも必要になる。防寒着を用意し、長時間座っていても体が冷えないよう準備しておきたい。
【ラグビー早慶戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のラグビー早慶戦はいつ開催されますか?
A1:2026年11月23日(月・祝)です。秩父宮ラグビー場で14時にキックオフする予定です。開場は12時と案内されています。
Q2:2025年の早慶戦はどちらが勝ちましたか?
A2:早稲田大学が49-21で慶應義塾大学に勝利しました。前半を35-7で折り返し、最終的に7トライを記録しています。
Q3:2026年の早慶戦はテレビやネットで視聴できますか?
A3:J SPORTS 1とJ SPORTSオンデマンドで、13時50分からの生中継・配信が予定されています。NHK Eテレの2026年放送予定については、最新の公式番組情報を確認してください。
Q4:チケットはどこで購入できますか?
A4:チケットぴあ、チケラグ、チケットペイで購入できます。取り扱い席種は販売窓口によって異なります。一般発売は10月26日18時開始に変更されています。
Q5:早慶戦の通算対戦成績はどうなっていますか?
A5:2025年の対戦終了時点では、早稲田大学が75勝、慶應義塾大学が20勝、引き分けが7回です。2026年の試合は通算103回目にあたります。
2026年のラグビー早慶戦は、11月23日(月・祝)14時から秩父宮ラグビー場で開催される。昨季は早稲田大学が49-21で勝利し、通算対戦成績でも大きくリードしている。
ただし、2026年の対抗戦では早稲田が帝京大学に2点差で敗れ、慶應も明治大学に敗戦。両校とも課題を抱えた状態で伝統の一戦を迎える。
勝敗を左右するのは、フォワードのセットプレー、バックスの展開力、そして試合序盤の集中力だろう。早稲田が攻撃の主導権を握るのか、慶應が守備から流れを引き寄せて巻き返すのかが最大の見どころになる。
現地観戦を希望する人は、正規販売窓口でチケットの残席を確認し、外苑前駅からのアクセスを事前に把握しておきたい。自宅で観戦する場合はJ SPORTSの放送・配信予定を確認しておこう。
1922年から続く大学ラグビーの伝統の定期戦。2026年の103回目の対決が、両校の歴史にどのような一ページを刻むのか注目したい。
主な情報確認資料
- 関東ラグビーフットボール協会:2026年度日程・順位表・チケット案内
- 早稲田大学ラグビー蹴球部・慶應義塾體育會蹴球部:2026年度新体制・試合情報
- 慶應義塾體育會蹴球部:2025年早慶戦公式試合記録
- J SPORTS:2026年11月23日放送・配信予定
- 日本スポーツ振興センター:秩父宮ラグビー場アクセス情報
- 日本ラグビーフットボール協会デジタルミュージアム・日刊スポーツ:早慶戦の歴史と通算成績