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【11月の欧州遠征】ネーションズチャンピオンシップ2026の日程と対戦相手

宮部 宗介 宮部 宗介 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

11月の日本代表にとって最大の試練となるのが、初開催の国際大会「ネーションズチャンピオンシップ2026」だ。

この大会には北半球6カ国、南半球6カ国の合計12カ国が参加する。日本はフィジーとともに南半球グループに入り、7月と11月にそれぞれ3試合を戦う形式だ。

11月の北半球シリーズでは、欧州の強豪3カ国と対戦。その後、11月27~29日のファイナルズ・ウィークエンドで、グループ内の順位に応じた最終戦が行われる。

日本代表の11月試合日程・日本時間



第4ラウンド
11月7日(土)ウェールズ代表戦

11月8日 1:40

ラグビー日本代表

日本時間・日曜日/現地時間16:40

会場:プリンシパリティ・スタジアム(カーディフ)
世界ランキング10位のウェールズとの対戦。欧州遠征の初戦として、フィジー戦で露呈した接点の課題を修正できるかが焦点。


第5ラウンド
11月14日(土)イングランド代表戦

11月15日 1:40


日本時間・日曜日/現地時間16:40

会場:アリアンツ・スタジアム(ロンドン)
世界ランキング5位の強豪。フィジカル、セットプレー、ディフェンスの精度が厳しく試される一戦。


第6ラウンド
11月21日(土)スコットランド代表戦

23:10


日本時間・土曜日/現地時間14:10

会場:スコティッシュ・ガス・マレーフィールド・スタジアム(エディンバラ)
世界ランキング6位。試合運びの巧みさと組織的な守備を持つ相手に、80分間の遂行力が問われる。


ファイナルズ・ウィークエンド
11月27日(金)~29日(日)

会場:アリアンツ・スタジアム(ロンドン)
対戦相手と日本の出場日は、南半球グループ内の最終順位によって決まる。1位同士から6位同士までが対戦する仕組みだ。


特に注目したいのは、イングランド戦とスコットランド戦だ。

日本よりランキングが上の相手に対し、攻撃のテンポだけでなく、接点での強さや相手のプレッシャーを受けた際の判断力まで示す必要がある。

テレビ放送・ネット配信はどこで見られる?

2026年11月のネーションズチャンピオンシップは、WOWOWとJ SPORTSが主な視聴先となる。

視聴サービス 視聴方法
WOWOW テレビ放送・WOWOWオンデマンド
J SPORTS テレビ放送・J SPORTSオンデマンド
Lemino Leminoプレミアムで北半球シリーズなどをライブ配信

J SPORTSの公式番組情報では、日本代表のウェールズ戦、イングランド戦、スコットランド戦の生中継・ライブ配信が案内されている。WOWOWも北半球シリーズの放送・配信を予定している。さらにLeminoは北半球シリーズ全24試合とファイナルズ・ウィークエンドのライブ配信を発表した。

視聴時に注意したいのは、キックオフ時刻と番組開始時刻が異なることだ。

- ウェールズ戦:日本時間1:40キックオフ、番組開始は1:10ごろ
- イングランド戦:日本時間1:40キックオフ、番組開始は1:10ごろ
- スコットランド戦:日本時間23:10キックオフ、番組開始は22:40ごろ

放送局によって開始時刻や放送チャンネルが異なるため、試合直前には各サービスの最新番組表を確認したい。

【エディー・ジョーンズ体制の実力】超速ラグビーの強みと克服すべき課題


日本代表ヘッドコーチ
2026年も日本代表を率いる指揮官。日本ラグビーの持ち味であるスピードをさらに進化させる「超速ラグビー」をチームの基本方針に据えている。

エディー・ジョーンズ体制の評価は、単純な勝敗だけでは決められない。

PNC優勝という成果がある一方、格上との対戦では攻撃の再現性やフィジカル面に課題が残る。2027年ワールドカップまでに、この両面をどこまで改善できるかが重要だ。

強み① 超速ラグビーによる攻撃力

ジョーンズHCが掲げる超速ラグビーは、単に走るスピードを上げる戦術ではない。

ボールを素早く動かし、相手の守備陣形が整う前に攻撃を仕掛ける。選手同士の連係や判断を速め、相手が守りにくい状況を作ることが狙いだ。

日本協会が公開した2026年の指導方針でも、ジョーンズHCは試合の状況に応じてテンポを速めたり、あえて落としたりする考え方を説明している。

PNC準決勝のアメリカ戦で63点を獲得した結果は、この攻撃力が発揮された好例だ。

日本は大型選手を正面から押し続けるだけではなく、ボールを動かし、相手の守備の隙を突くことで勝機を作る。これは日本代表が世界で戦うための大きな武器である。

強み② 若手選手の積極的な起用

36人のメンバーには、経験豊富な選手だけでなく、国際経験の少ない選手も含まれている。

例えば、森山海宇オスティンは大会登録時点で代表キャップ0。北原璃久や時任凜空も国際経験を積み上げている段階だ。

こうした選手を国際舞台で起用することには、単なる選手交代以上の意味がある。

2027年大会を見据えれば、主力だけで戦うチームではなく、負傷やコンディション不良が発生しても一定の水準を保てる選手層が必要になる。

課題① ブレイクダウンの精度とフィジカル

現時点で最も明確な課題は、密集でのボール争奪戦だ。

10月24日のフィジー戦では、ターンオーバー数が日本4回、フィジー11回だった。

この差は、攻撃の回数や試合の主導権に直結する。

相手にボールを奪われれば、攻撃を続けられないだけでなく、守備への切り替えを強いられる。日本が得意とする連続攻撃も、接点で圧力を受ければ止まってしまう。

欧州の強豪国も当然、この弱点を研究してくる。特にイングランドやスコットランドとの試合では、接点でのサポートの速さとボールを保持する力が試される。

課題② 空中戦と決定力

もう一つの課題が、ハイボールへの対応と得点機会を確実に生かす力だ。

ラグビーでは、キックによって陣地を獲得するだけでなく、相手のボールを空中で競り合って奪うことも重要になる。

また、相手陣内に進入しても、トライやペナルティーゴールにつながらなければ勝利には結びつかない。

10月29日のTHE ANSWERの分析でも、空中戦、得点機会を仕留める能力、フィジカルコンテストが今後の改善点として挙げられていた。

【プロの結論】11月の欧州遠征で見るべき3つのポイント

日本代表の実力を判断する際には、次の3項目を確認したい。

1. ブレイクダウンで負けないか: 相手の圧力を受けてもボールを保持し、速い球出しを維持できるか。
2. セットプレーと空中戦で対応できるか: スクラム、ラインアウト、キックの競り合いで大きな差をつけられないか。
3. チャンスを得点に変えられるか: 敵陣での攻撃をトライやペナルティーゴールにつなげられるか。

PNC優勝だけを見れば日本代表は順調に見える。しかし、フィジー戦の敗戦まで含めて考えると、強豪国に安定して勝てる段階にはまだ到達していない。

11月の3連戦は、超速ラグビーの可能性だけでなく、その弱点をどこまで克服できたかを測る試験となる。

【2027年ラグビーワールドカップ】日本代表の現在地と目標

日本代表の最終目標は、2027年10月にオーストラリアで開幕するラグビーワールドカップだ。

2027年大会は、従来の20カ国から24カ国に拡大される。6つのプールに分かれて予選を戦い、各プールの上位2チームと成績上位の3位4チームがラウンド16へ進む方式だ。

日本はプールEでフランス・アメリカ・サモアと対戦

日本代表はプールEに入り、フランス、アメリカ、サモアと対戦することが決まっている。

試合日 対戦相手 会場
2027年10月3日 サモア ニューカッスル
2027年10月9日 フランス ブリスベン
2027年10月15日 アメリカ アデレード

3試合の中でも、特に重要なのがフランス戦だ。

世界トップクラスの実力を持つフランスに対して、日本がどのような戦術を用いるのか。体格やフィジカルの差をスピードと連係で補えるかが大きなポイントになる。

一方、アメリカとサモアも簡単な相手ではない。

アメリカは2026年のPNC準決勝で日本に敗れたものの、ワールドカップでは別の準備をして臨む。サモアは身体能力の高い選手を擁し、フィジカルの競り合いが予想される。

日本にとっては、3試合すべてで勝ち点を積み上げることが必要になる。

目標は2019年大会を超える成績

日本代表のワールドカップにおける最高成績は、2019年日本大会のベスト8だ。

同大会では、アイルランドやスコットランドを破って初めてプール戦を全勝し、準々決勝へ進出した。

2027年大会で目指すべきなのは、2019年の再現だけではない。決勝トーナメントで勝ち上がり、さらに上のステージを狙えるチームを作ることだ。

そのためには、個々の選手の能力だけでなく、試合ごとの戦術変更、選手交代後の連係、厳しい試合を最後まで戦い抜く体力と判断力が求められる。

11月の欧州遠征で得られる経験は、2027年大会に向けた貴重な財産になる。

【ラグビー日本代表】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、ラグビー日本代表の世界ランキングは何位?

A1:2026年11月2日更新の男子世界ランキングで12位。10月24日のフィジー戦に28-34で敗れ、直前の9位から3ランク後退した。ランキング要点は76.23。

Q2:2026年のラグビー日本代表メンバーは何人?

A2:11月3日発表のネーションズチャンピオンシップ大会登録メンバーは36人。FW20人、BK16人で構成される。ワーナー・ディアンズや齋藤直人らが選出されている。

Q3:PNC2026で日本代表は優勝した?

A3:優勝した。9月19日の決勝でフィジー代表に20-15で勝利。2019年以来7年ぶり、通算4度目の優勝を果たした。

Q4:日本代表の次の試合はいつ?

A4:2026年11月7日(現地時間)にウェールズ代表と対戦する。日本時間では11月8日(日)午前1時40分キックオフ。会場はカーディフのプリンシパリティ・スタジアム。

Q5:日本代表の11月の試合はどこで見られる?

A5:WOWOW、J SPORTSなどで放送・配信される。J SPORTSオンデマンド、WOWOWオンデマンドでも視聴できる。Leminoプレミアムも北半球シリーズのライブ配信を予定している。

Q6:2027年ワールドカップで日本はどの国と対戦する?

A6:プールEでフランス、アメリカ、サモアと対戦する。初戦は2027年10月3日のサモア戦で、その後フランス、アメリカと戦う予定だ。

Q7:エディー・ジョーンズHCが目指すラグビーとは?

A7:超速ラグビーを軸にした攻撃的なスタイルだ。ボールを素早く展開し、相手の守備が整う前に攻撃する。ただし、状況に応じてテンポを調整する判断力も重視している。

2026年のラグビー日本代表は、PNC優勝という大きな成果を残した一方、10月のフィジー戦で28-34と敗れ、世界ランキングも9位から12位に後退した。

エディー・ジョーンズ体制が目指す超速ラグビーには、世界の強豪を相手に得点を重ねられる可能性がある。しかし、その力を安定して発揮するためには、ブレイクダウン、空中戦、フィジカル、決定力という課題を克服しなければならない。

11月のウェールズ、イングランド、スコットランドとの3連戦は、その進化を確かめる重要な機会となる。

特に注目したいのは、ワーナー・ディアンズと齋藤直人を中心とした攻守の連係、そして36人の選手層がどれだけ機能するかという点だ。

2026年の日本代表を評価するなら、PNCの優勝だけでも、フィジー戦の敗戦だけでも不十分だ。両方の結果を踏まえ、世界ランキング上位の強豪との試合で何を改善できるかを見る必要がある。

2027年ワールドカップで2019年のベスト8を超えられるのか。その答えにつながる重要な戦いが、11月の欧州遠征から始まる。

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宮部 宗介
トレンドリサーチャー 宮部 宗介
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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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