2026年の結果を理解するうえで、過去のワールドシリーズ優勝チームとの比較も興味深い。
MLB公式の歴代記録をもとに、直近7シーズンの優勝球団をまとめた。
- 2026年: ミルウォーキー・ブルワーズ(レイズに4勝1敗)
- 2025年: ロサンゼルス・ドジャース(ブルージェイズに4勝3敗)
- 2024年: ロサンゼルス・ドジャース(ヤンキースに4勝1敗)
- 2023年: テキサス・レンジャーズ(ダイヤモンドバックスに4勝1敗)
- 2022年: ヒューストン・アストロズ(フィリーズに4勝2敗)
- 2021年: アトランタ・ブレーブス(アストロズに4勝2敗)
- 2020年: ロサンゼルス・ドジャース(レイズに4勝2敗)
2026年の優勝が特別な意味を持つのは、ブルワーズが球団史上初めてワールドシリーズを制したためだ。
球団は1982年以来、44年ぶりにワールドシリーズへ進出。1982年はセントルイス・カージナルスに敗れ、あと一歩で優勝を逃していた。
2026年はレギュラーシーズンで103勝59敗、勝率.636を記録。メジャー全体でも最高の成績を残して第1シードを獲得した。
ポストシーズンでもその勢いは衰えず、地区シリーズでパドレスを3勝1敗、リーグ優勝決定シリーズでドジャースを4勝0敗、ワールドシリーズでレイズを4勝1敗と撃破した。
最終的なポストシーズン成績は11勝2敗。敗戦はパドレスとの地区シリーズ第3戦と、レイズとのワールドシリーズ第4戦の2試合だけだった。
ワールドシリーズ第5戦では、先発ジェイコブ・ミジオロウスキーが5回2/3を無失点に抑える好投を披露。新人クーパー・プラットも2打点を挙げ、ブルワーズの優勝を後押しした。
シリーズMVPには、攻守でチームを支えた捕手ウィリアム・コントレラスが選ばれた。
2025年までドジャースが連覇を果たしていたことを考えると、2026年はその勢力図に変化が生じたシーズンでもあった。
【プロの結論】2026年のトーナメント表から読み解くMLBの勝ち上がり

2026年の結果から見えてくるのは、レギュラーシーズンの強さとポストシーズンでの勝負強さが、必ずしも同じ形で表れるわけではないということだ。
特に押さえておきたい要点は3つある。
1.シード順位と勝率を混同しないMLBのシード順位は、地区優勝とワイルドカードの区分によって決まる。
2026年のア・リーグでは、ヤンキースが93勝を挙げた一方、ガーディアンズは85勝だった。それでも地区優勝を果たしたガーディアンズが第2シードとなった。
勝率だけを比較してトーナメントの有利不利を判断するのは間違いだ。
2.第1・第2シードの免除制度は大きなアドバンテージワイルドカードシリーズを戦わずに地区シリーズへ進める制度は、投手陣の登板間隔や選手のコンディション管理に影響する。
ただし、休養期間が長ければ必ず有利になるわけではない。
実際、2026年のホワイトソックスは第3シードのアストロズを破り、地区シリーズでも最初の2試合を連勝した。第2シードのガーディアンズを追い詰めたものの、最終的には逆転負けを喫した。
短期決戦では、シード順位だけでは測れない投手起用や試合中の修正力も勝敗を左右する。
3.スター選手の数だけで優勝チームは決まらない2026年のドジャースには、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希という日本でも知名度の高い選手が所属していた。
一方、ブルワーズはチーム全体の投打のバランスを生かして勝ち上がった。
レギュラーシーズン103勝、ポストシーズン11勝2敗という結果は、特定の選手だけに依存しないチーム力の高さを示している。
ポストシーズンを予想・分析する際は、シード順位、先発投手の状態、ブルペンの層、打線のつながりを総合的に見ることが大切だ。
【よくある質問】ポストシーズントーナメント表に関するFAQ
Q1:2026年のMLBワールドシリーズ優勝チームはどこですか?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズです。タンパベイ・レイズを4勝1敗で破り、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しました。最終戦は日本時間2026年10月29日に行われました。
Q2:MLBのポストシーズンは何球団が出場しますか?
A2:アメリカン・リーグとナショナル・リーグから各6球団、合計12球団が出場します。各リーグの3地区優勝チームと3つのワイルドカードチームで構成されます。
Q3:ワイルドカードシリーズは何勝すれば勝ち上がれますか?
A3:最大3試合のうち、先に2勝したチームが勝ち上がります。引き分けによる勝ち上がりはなく、2勝した時点でシリーズ終了です。
Q4:地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズは何勝先取ですか?
A4:地区シリーズは5試合制の3勝先取、リーグ優勝決定シリーズは7試合制の4勝先取です。ワールドシリーズも7試合制の4勝先取で実施されます。
Q5:2026年のポストシーズンに大谷翔平は出場しましたか?
A5:出場しました。ドジャースの一員として地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズに出場し、打者として8試合で打率.192、1本塁打、3打点を記録しました。チームはブルワーズに敗れ、ワールドシリーズ進出はなりませんでした。
Q6:2026年のMLBポストシーズンは日本時間でいつ終了しましたか?
A6:日本時間2026年10月29日です。ワールドシリーズ第5戦でブルワーズがレイズに4対1で勝利し、シリーズ4勝1敗で優勝を決めました。
2026年のMLBポストシーズンは、ブルワーズの球団史上初となるワールドシリーズ制覇で幕を閉じた。
今回のトーナメントを振り返ると、次のポイントが重要になる。
- 出場球団は両リーグ各6球団、合計12球団。
- 第1・第2シードはワイルドカードシリーズを免除される。
- ワイルドカードは2勝先取、地区シリーズは3勝先取。
- リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズは4勝先取。
- 2026年の日本人選手は大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、村上宗隆、鈴木誠也、松井裕樹らが実際の試合に出場。
- ワールドシリーズはブルワーズがレイズを4勝1敗で下した。
2026年は、ドジャースの連覇を阻んだブルワーズのチーム力が際立ったシーズンだった。大谷翔平ら日本人選手の活躍とともに、短期決戦ならではの緊張感も印象に残る。
次のシーズンのトーナメント表を見る際も、単純な勝率だけではなく、地区優勝によるシード順位、ワイルドカードの組み合わせ、先発投手の層まで確認すると、MLBのプレーオフをより深く楽しめるはずだ。