野菜不足を補うために毎日飲んでいる野菜ジュース。しかし、商品によっては糖質や糖類が多く含まれていたり、食塩相当量が高かったりするため、選び方や飲む量には注意が必要です。「飲んではいけない野菜ジュース」という情報を目にして、不安になった人もいるのと考えられます。
実際には、すべての野菜ジュースが体に悪いわけではありません。カゴメ、伊藤園、キリンビバレッジ、キッコーマンなどの主要メーカーの商品を比較すると、同じ200mlでも糖質量や塩分、食物繊維、原材料の構成には違いがあります。2026年現在の商品情報と、消費者庁・厚生労働省の公的資料、管理栄養士の解説をもとに、注意したい商品の特徴と安全な選び方を整理します。
【結論】飲んではいけない野菜ジュースは本当にある?避けたい4つの特徴

最初に押さえておきたいのは、特定のメーカーやブランドの商品を一律に「飲んではいけない」と決めつける医学的な根拠はないということです。
野菜ジュースには、野菜由来のビタミン、ミネラル、カロテノイドなどを手軽に摂取できるメリットがあります。一方、原材料や製造方法、栄養成分によっては、健康管理上の注意が必要な商品もあります。
たいや内科クリニックの管理栄養士・林安津美氏が解説した健康情報メディア「MELOS」の2024年1月18日公開記事でも、「野菜ジュースは体に悪い」という見方は極端だと説明されています。問題になるのは、商品の特性を考えずに大量に飲んだり、食事の代わりにしたりすることです。
具体的には、次の4つの特徴を確認してください。
1. 糖質・糖類が多い果実ミックスジュース最も注意したいのが、野菜と果物を組み合わせた飲みやすいタイプです。
にんじん、りんご、ぶどうなどを組み合わせた商品は、野菜が苦手な人でも飲みやすい反面、糖質や糖類が多くなる場合があります。
例えば、伊藤園の「充実野菜 緑黄色野菜ミックス」紙パック200mlは、公式の商品情報によると、1本当たりのエネルギーが72kcal、糖質が16.4g、糖類が14.9gです。
野菜が主体の商品であっても、果汁の配合によって糖質量は変わります。「野菜たっぷり」「果実入り」「砂糖不使用」といったパッケージの印象だけで判断せず、栄養成分表示を確認しましょう。
2. 食塩相当量が高い商品トマトベースの野菜ジュースや、味を調整した商品には、食塩が加えられているものがあります。
特に高血圧や慢性腎臓病などで塩分制限を受けている人は注意が必要です。毎日飲む場合、1本当たりの食塩相当量が少なくても、ほかの食事と合算すると摂取量が増えてしまいます。
ただし、栄養成分表示に食塩相当量が記載されているからといって、必ずしも食塩が添加されているわけではありません。野菜にもともと含まれるナトリウムを換算した数値の場合もあります。
3. 食品添加物が気になる商品原材料表示に香料、酸味料、着色料、甘味料などが記載されている商品もあります。
添加物をできるだけ避けたい人にとっては、選ぶ際の判断材料になります。ただし、食品添加物が入っているだけで危険な野菜ジュースになるわけではありません。
消費者庁の食品添加物に関する説明によれば、食品添加物は食品安全委員会による安全性評価を受け、健康への影響を考慮した使用基準などが設定されています。使用が認められた添加物についても摂取量の調査が行われています。
そのため、添加物の数だけを見て商品を危険と判断するよりも、糖質や塩分、原材料の内容を含めて総合的に評価することが適切です。
4. 原材料や原産地が分かりにくい商品原材料の産地が気になる場合は、パッケージの原材料名や原料原産地表示を確認しましょう。
ただし、「濃縮還元」と書かれていること自体は危険性を示すものではありません。濃縮還元は、野菜などの搾汁から水分を取り除いて濃縮し、製造時に水分を加えて元の状態に戻す製法です。
原産地の表示は、濃縮還元かストレートかとは別の問題です。消費者庁の原料原産地表示に関するQ&Aでは、加工食品の重量上位の原材料について、原材料の状態に応じた産地や製造地を表示する仕組みが説明されています。
つまり、濃縮還元だから産地が不明というわけではありません。表示内容を正しく読み取ることが大切です。
【2026年最新比較】カゴメ・伊藤園・キリン・キッコーマンの野菜ジュースは何が違う?
「飲んではいけない野菜ジュース」を判断するうえで、メーカー名だけを基準にするのは適切ではありません。
そこで、2026年に各社が公開している商品情報から、代表的な野菜ジュースの栄養成分を比較します。以下は各商品の200ml当たりの表示値です。
| メーカー・商品名 | エネルギー | 糖質 | 食塩相当量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| カゴメ 糖質オフ野菜ジュース | 22kcal | 3.6g | 0.06~0.5g | 糖質を抑えた野菜汁100% |
| カゴメ 野菜ジュース 食塩無添加 | 41kcal | 7.6g | 0~0.34g | 11種類の野菜を使用 |
| 伊藤園 1日分の野菜 | 75kcal | 14.2g | 0.02~0.67g | 30種類の野菜を使用 |
| キリン 無添加野菜 48種の濃い野菜100% | 48kcal | 9.6g | 0.03~0.21g | 砂糖・食塩無添加 |
| キッコーマン デルモンテ 野菜ジュース | 37kcal | 7.1g | 0.36~0.71g | 21種類の野菜を使用、食塩入り |
※各社公式の商品情報に掲載された数値。商品のリニューアル、原料の産地や作柄などによって変動する場合があります。購入時は現物のパッケージ表示を優先してください。
カゴメ:糖質を抑えたい人には糖質オフタイプが選択肢カゴメの「糖質オフ野菜ジュース」は、200ml当たり22kcal、糖質3.6gです。16種類の野菜を使用し、葉野菜をしっかり配合することで糖質を抑えています。
糖質を気にしている人にとって、比較的選びやすい商品です。ただし、食塩相当量は0.06~0.5gと幅があるため、塩分制限がある人はその点も確認しましょう。
一方、「カゴメ野菜ジュース 食塩無添加」は、11種類の野菜を使用した野菜汁100%の商品です。200ml当たりの糖質は7.6g、エネルギーは41kcalです。
食塩無添加でも糖質はゼロではありません。カゴメの商品情報では、1日1本200mlを目安としています。
伊藤園:野菜350g分を使用していても糖質は確認したい伊藤園の「1日分の野菜」は、30種類の野菜を使用し、1本200mlに厚生労働省が推奨する1日分の野菜摂取目標量350g相当の原料を使用した商品です。
公式表示では、200ml当たり75kcal、糖質14.2g、食物繊維総量1.4~3.0gとなっています。
砂糖・食塩を使用していない商品ですが、糖質は比較的多めです。ここで重要なのは、砂糖不使用と糖質ゼロは同じ意味ではないということです。
野菜由来の糖質も含まれるため、血糖値を管理している人は、砂糖不使用という表示だけで安心せず、1本当たりの糖質量を確認してください。
キリンビバレッジ:砂糖・食塩無添加でも糖質は含まれるキリンビバレッジの「キリン 無添加野菜 48種の濃い野菜100%」は、48種類の野菜を使用したトマトミックスジュースです。
200ml当たりのエネルギーは48kcal、糖質は9.6g、糖類は7.6g。食塩相当量は0.03~0.21gです。
砂糖と食塩を加えていないことは特徴ですが、野菜そのものに含まれる糖質やナトリウムは残っています。
「無添加」という名称から、栄養成分もすべてゼロに近いと考えるのは誤りです。
キッコーマン:デルモンテは食塩相当量をチェックキッコーマンが販売するデルモンテの「野菜ジュース」は、完熟トマトなど21種類の野菜をブレンドした商品です。
200ml当たり37kcal、糖質7.1gである一方、食塩相当量は0.36~0.71gです。
原材料には食塩が記載されており、シチリア岩塩を使用していることも公式商品情報に明記されています。
食塩を控えたい人は、同社の「デルモンテ 食塩無添加野菜ジュース」も比較対象になります。こちらは200ml当たり糖質8.5g、食塩相当量0~0.25gです。
この比較から分かるのは、メーカー単位で良し悪しを決めることはできないという点です。同じメーカーでも商品によって栄養成分は異なります。
【血糖値・糖尿病】野菜ジュースを飲んでもいい人、注意したい人
野菜ジュースを飲む際に、特に慎重な判断が必要なのが血糖値の高い人や糖尿病の人です。
野菜ジュースには野菜由来の糖質が含まれます。果実を多く配合した商品では糖類も増えやすく、液体として飲むことで短時間に摂取しやすいという特徴があります。
糖尿病の人は野菜ジュースを飲んではいけない?糖尿病だからといって、すべての野菜ジュースを禁止する必要があるわけではありません。
重要なのは、1本当たりの糖質量、飲む量、食事全体の炭水化物量、治療内容などを考慮することです。
厚生労働省の糖尿病関連の食事指導資料では、糖分を含む飲料は吸収が速く、血糖コントロールを乱す可能性があるとして注意が促されています。果汁飲料や健康飲料も確認対象です。
特に次のような商品は慎重に選びたいところです。
- りんごやぶどうなどの果汁が多く含まれる商品
- 糖質が10g以上ある商品を何本も飲む習慣
- 砂糖や果糖ぶどう糖液糖などを加えた商品
- 食事とは別に頻繁に飲んでしまう商品
糖質が比較的少ない野菜ジュースを選ぶ方法もありますが、糖質オフだから血糖値に影響しないという意味ではありません。食事療法を受けている人は、主治医や管理栄養士に適切な摂取量を確認してください。
血糖値が高い人は飲むタイミングにも注意野菜ジュースを飲むタイミングによって、食事全体の糖質摂取量や血糖値の変化は異なります。
例えば、食事と一緒に飲む場合は、ジュースの糖質も食事の一部として考える必要があります。食事の糖質量が多い日に、さらに果実入りのジュースを追加すれば、総摂取量が増えることになります。
一方、野菜ジュースを飲むだけで血糖値が必ず急上昇するとも限りません。商品ごとの糖質量や個人の状態によって異なります。
血糖値が気になる人は、糖質の少ない商品を少量選び、必要に応じて食後血糖値の変化を主治医と確認する方法が現実的です。
腎臓病や高血圧の人も注意が必要糖質以外に見落とされやすいのがカリウムです。
野菜ジュースにはカリウムが多く含まれる商品があります。例えば、伊藤園の「1日分の野菜」は200ml当たり644mg、カゴメの「野菜ジュース 食塩無添加」は280~800mgです。
腎機能が低下している人は、カリウムを十分に排泄できず、血液中のカリウム濃度が高くなる場合があります。重度の高カリウム血症は不整脈などにつながるため、医師からカリウム制限を指示されている人は、野菜ジュースの飲用について確認が必要です。
国立循環器病研究センターも、慢性腎臓病の食事療法について、腎機能や血液検査の結果に応じたカリウム・リンの管理を説明しています。
また、高血圧や心臓病などで食塩制限を受けている人は、食塩入りの商品を習慣的に飲まないようにしましょう。
特に注意したい人を整理すると、次のとおりです。
- 糖尿病・血糖値が高い人:糖質や糖類の多い商品を避け、食事全体の糖質量を管理する。
- 慢性腎臓病の人:カリウム制限の有無を確認し、自己判断で大量に飲まない。
- 高血圧の人:食塩相当量を確認し、食塩無添加タイプも比較する。
- 心不全などで水分制限がある人:飲料としての水分量も摂取量に含める。
- 食物アレルギーがある人:りんご、オレンジなどの果実や原材料を確認する。
【濃縮還元・原産地・食品添加物】パッケージの表示を正しく見分ける方法
野菜ジュースの安全性を考えるとき、濃縮還元や原産地、添加物の表示を気にする人は少なくありません。ただし、それぞれの言葉が意味する内容を正しく理解する必要があります。
濃縮還元は危険な製法ではない濃縮還元とは、野菜を搾汁した後に水分を減らして濃縮し、保管や輸送を経て製造時に水分を加え、元の濃度に戻す製法です。
濃縮することで輸送や保管の効率を高められるという利点があります。
一方、搾汁や加熱などの加工工程では、ビタミンCなど一部の栄養素が減少する場合があります。また、野菜の細胞壁などに含まれる不溶性食物繊維も、製品によっては少なくなります。
ただし、濃縮還元とストレートを比べて、濃縮還元だから一律に栄養価が低い、あるいは危険という判断はできません。
見るべきなのは、製法の名称だけではなく、最終的な商品に含まれる栄養成分です。
原産地表示はどこを確認する?原材料の産地を知りたい場合は、パッケージの原材料名や原料原産地名を確認してください。
例えば、カゴメの野菜ジュースには、トマトについて「輸入又は国産(5%未満)」という表示があります。また、キリンの無添加野菜48種の商品では、トマトの原産地としてポルトガル又はチリなどが表示されています。
キッコーマンのデルモンテ野菜ジュースについても、2026年6月時点の公式商品情報にトマトの原料原産地が掲載されています。
原産地表示を見るときは、次の3点を意識しましょう。
- 「国産」「輸入」などの表示があるか。
- 複数の国名が記載されている場合は、使用原料の切り替えや重量順の表示ルールを確認する。
- 「国内製造」は加工された原材料の製造地を意味する場合があり、農作物の栽培地と同じとは限らない。
消費者庁の原料原産地表示に関するQ&Aでも、生鮮原材料と加工原材料では表示方法が異なることが説明されています。産地を重視する人は、原材料名だけでなく原料原産地の欄も確認が必要です。
食品添加物は少ないほど安全なのか原材料名に香料や酸味料などがあると、不安に感じる人もいる可能性があります。
しかし、添加物の有無だけで健康への影響を判断することはできません。食品添加物は、品質の維持、風味の調整、製造上の目的などに応じて使用されています。
例えば、カゴメの糖質オフ野菜ジュースには香料や香辛料が表示されています。一方、キリンの無添加野菜48種の商品は、砂糖・食塩を加えずに製造されています。
ここで注意したいのは、「砂糖・食塩無添加」と「食品添加物が一切入っていない」は同じ意味ではないことです。
添加物をなるべく避けたい場合は、原材料名を確認し、自分が気になる成分が含まれていない商品を選ぶとよいでしょう。
【毎日飲むデメリット】野菜ジュースを健康的に取り入れる選び方と飲み方
野菜ジュースを毎日飲むこと自体が、健康な人にとって直ちに問題になるわけではありません。
ただし、飲み方を間違えると、かえって栄養バランスを崩す可能性があります。
毎日飲み続けることで考えられる4つのデメリット1. 糖質・エネルギーの摂取量が増える
果汁入りの商品を何本も飲むと、糖質やエネルギーの摂取量が増えます。食事とは別に飲む習慣がある人は、1日の総摂取量を確認してください。
2. 食物繊維が不足する可能性がある
野菜をそのまま食べる場合と比べて、ジュースでは製造工程で食物繊維が減少する商品があります。特に不溶性食物繊維は、搾汁によって失われやすい成分です。
厚生労働省のe-ヘルスネットによると、日本人成人の食物繊維摂取量は、令和6年国民健康・栄養調査で平均18.1gでした。2025年版の食事摂取基準では、成人男性の目標量は1日20g以上、女性は18g以上です。
野菜ジュースだけで食物繊維を十分に補おうとせず、豆類、きのこ、海藻、野菜なども食事に取り入れましょう。
3. 噛んで食べる習慣が減る
ジュースは短時間で飲めるため、野菜を食べるときの咀嚼がありません。食事の満足感や食べる量の調整という点では、野菜そのものを食べることにも意味があります。
4. 野菜を食べたつもりになってしまう
「1日分の野菜350g使用」という表示は、原料として350g分の野菜を使用したという意味です。生野菜350gをそのまま食べた場合と、摂取できる栄養素が完全に同じになるわけではありません。
厚生労働省が推奨する野菜摂取目標量は1日350gです。野菜ジュースは不足分を補う補助食品として考えるのが適切です。
無糖・低カロリーの野菜ジュースを選ぶ基準商品を選ぶ際は、パッケージの大きな宣伝文句よりも、栄養成分表示を優先しましょう。
- 糖質:できるだけ少ない商品を選ぶ。血糖値が気になる人は特に重視する。
- 糖類:果汁入りの商品では、糖類の量も確認する。
- 食塩相当量:塩分制限がある人は食塩無添加タイプを優先する。
- 食物繊維:食物繊維の含有量も比較する。
- 原材料:野菜主体なのか、果汁が多く含まれているのかを確認する。
- エネルギー:毎日飲む場合は、食事全体のカロリーに加算する。
特に糖質を抑えたい人は、今回比較した商品の中ではカゴメの糖質オフ野菜ジュースが一つの選択肢になります。ただし、塩分やカリウムまで含めて自分の健康状態に合っているか確認してください。
1日何mlまで飲んでいい?適量の考え方健康な成人に対して、野菜ジュースの摂取量を一律に決める公的な上限はありません。
管理栄養士の解説を掲載したMELOSでは、一般的な市販品について1日1本程度を目安にする考え方が紹介されています。
メーカーによっても目安は異なります。カゴメは一般的な大人の目安として1日200~400mlを案内し、伊藤園も「1日分の野菜」について、食事とのバランスを考慮した1~2本程度を目安として紹介しています。
ただし、これらはすべての人に共通する医学的な推奨量ではありません。
日常的に取り入れるなら、まずは200ml程度を1つの目安とし、糖質や塩分、カリウムの摂取量を考慮する方法が現実的です。
また、飲み物だけに頼らず、食事で野菜を食べる習慣を維持しましょう。
【飲んではいけない野菜ジュース】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:野菜ジュースで絶対に飲んではいけないメーカーはありますか?
A1:カゴメ、伊藤園、キリンビバレッジ、キッコーマンのいずれかを一律に危険なメーカーと判断する根拠はありません。同じメーカーでも商品によって糖質や食塩相当量が異なるため、個別の商品表示で判断しましょう。
Q2:糖尿病の人は野菜ジュースを飲んでもいいですか?
A2:糖尿病だからといって、すべての野菜ジュースが禁止されるわけではありません。ただし、糖質や糖類が多い商品は血糖管理に影響する可能性があります。糖質量を確認し、主治医や管理栄養士に飲む量を相談してください。
Q3:砂糖・食塩無添加なら毎日飲んでも安全ですか?
A3:砂糖・食塩を加えていない商品でも、野菜由来の糖質やナトリウム、カリウムは含まれています。無添加という表示だけで判断せず、栄養成分表示と1日の食事全体を確認することが大切です。
Q4:濃縮還元の野菜ジュースは体に悪いですか?
A4:濃縮還元は一般的な製造方法であり、それ自体が危険というわけではありません。加工工程で一部の栄養素が減少することはありますが、最終的な栄養成分は商品ごとに異なります。
Q5:野菜ジュースを毎日飲むと糖尿病になりますか?
A5:野菜ジュースを飲むことだけで糖尿病になると断定することはできません。ただし、糖質の多い商品を大量に飲み続ければ、エネルギーや糖質の過剰摂取につながる可能性があります。適量を守り、食事全体のバランスを整えましょう。
Q6:野菜ジュースは朝と夜のどちらに飲むのがいいですか?
A6:朝と夜のどちらかが一律に優れているというわけではありません。飲む時間よりも、糖質量や摂取量、食事全体とのバランスが重要です。糖尿病などで食事療法を受けている場合は、個別の指示を優先してください。
「飲んではいけない野菜ジュース」という言葉には、糖質や塩分、添加物、濃縮還元などへの不安が反映されています。しかし、野菜ジュースそのものが危険な飲み物というわけではありません。
2026年の主要メーカーの商品情報を比較しても、カゴメの糖質オフタイプ、伊藤園の1日分の野菜、キリンの無添加野菜、キッコーマンのデルモンテなど、それぞれに異なる特徴があることが分かります。
本当に避けたいのは、自分の健康状態に合わない商品を、栄養成分を確認せず大量に飲み続けることです。
選ぶ際に押さえたい判断基準は、次の5つです。
- 糖質・糖類が多すぎないか。
- 食塩相当量が高くないか。
- 原材料と食品添加物の内容を把握できるか。
- 濃縮還元や原産地の表示を正しく理解しているか。
- 糖尿病や腎臓病など、自分の健康状態に適しているか。
野菜ジュースは、野菜を食べる習慣の代わりではなく、不足しがちな栄養を補うための選択肢です。糖質や塩分を確認しながら適量を取り入れ、日々の食事では野菜そのものも積極的に食べることが、長く続けられる健康管理につながります。