ZOZO創業者で実業家の前澤友作氏は、世界でも限られた愛好家しか手にできないスーパーカーやハイパーカーを所有することで知られている。パガーニ・ゾンダ ZOZO、ブガッティ・シロン、ブガッティ・ヴェイロン、ケーニグセグ・ジェスコ、アストンマーティン・ヴァルキリーなど、その顔ぶれは世界最高峰の自動車ブランドばかりだ。数億円規模の購入価格に加え、メーカーとの共同製作による特注車もあり、単なる高級車収集とは異なるこだわりが見えてくる。
2026年11月現在、特に注目したいのは、2025年に相次いで納車されたジェスコとメルセデスAMG ONE、そして購入を公表したブガッティ・トゥールビヨンの動向だ。この記事では、本人のYouTubeやSNSで公開された情報、メーカーの納車発表、報道各社の記事をもとに、確認できる愛車、購入価格、特注仕様、納車までの経緯を整理する。所有台数についても、公開された車両数と実際の総保有台数を区別して解説する。
【2026年最新】前澤友作の愛車一覧!世界最高峰のスーパーカーが集結

前澤友作氏の車コレクションは、イタリア、フランス、スウェーデン、イギリス、ドイツなどの名門メーカーを中心に構成されている。フェラーリの歴史的な名車から、F1技術を取り入れた現代のハイパーカーまで、選択の幅が広い。
2025年4月に開催された「前澤杯」では、本人所有の車両としてパガーニ・ゾンダ ZOZO、アストンマーティン・ヴァルキリー、メルセデスAMG ONE、ケーニグセグ・ジェスコなどが展示された。オリコンニュースの展示車両一覧にも、これらの車が前澤氏の所有車として掲載されている。
パガーニ・ゾンダ ZOZO:世界に1台の特注ハイパーカー前澤氏の愛車を象徴する存在が、イタリアのパガーニが製作した「ゾンダ ZOZO」だ。
最大の特徴は、一般的な市販モデルを購入したのではなく、前澤氏自身がメーカーに依頼して製作された特別な車両であること。2015年には本人のSNSなどを通じて車両の情報が公開され、紫色を基調とした独特のデザインが話題になった。
2025年9月の日刊スポーツの報道によると、前澤氏はテレビ東京系「RACING LABO」で、この車について2010年頃には生産終了となっていたゾンダを、パガーニに依頼してもう1台製作してもらったと説明している。
購入時の価格は約3億5,000万円。同番組では、当時の市場価格が約13億円と紹介された。これは購入時の金額と後年の市場評価が大きく異なる代表例だ。
車名に含まれる「ZOZO」は、前澤氏がZOZO創業者として活動していた時代を象徴するネーミングでもある。単に希少な車を買うだけでなく、自分の名前やブランドイメージを車両そのものに反映させたコレクションといえる。
ケーニグセグ・ジェスコ:5年間の納車待ちを経て日本初登録スウェーデンのメーカー、ケーニグセグが製造する「ジェスコ」は、前澤氏のコレクションの中でも特に注目度の高いハイパーカーだ。
購入契約を公表したのは2019年12月。前澤氏は自身のYouTubeで購入に向けた様子を紹介していたが、実際の納車は2025年2月15日に公開された動画で報告された。
契約当初の価格は約3億8,000万円だったものの、オプションや為替変動などの影響で、最終的な購入額は約5億円に達したという。世界限定125台のうちの1台で、日本での初登録車としても紹介された。
ボディカラーは「ディープ・スカイブルー」。内装も青を基調としており、外装と室内の統一感が印象的だ。2025年2月22日には本人がXで納車後のドライブについて発信し、青空のようなボディカラーへの満足感を伝えている。
購入を決めてから実際に手元に届くまで約5年。前澤氏のコレクションは、資金力だけでなく、長期にわたる注文と納車を待つ姿勢によっても支えられている。
アストンマーティン・ヴァルキリー:F1技術を取り入れた究極のロードカー英国のアストンマーティンが開発した「ヴァルキリー」は、サーキット走行を強く意識したハイパーカーだ。
前澤氏は2024年1月28日に公開したYouTube動画で、同車の納車を報告した。購入価格は約4億7,000万円と紹介されている。
ヴァルキリーの魅力は、一般的な高級スポーツカーとは異なるレーシングカーに近い設計思想にある。空力性能を重視したボディや高回転型のエンジンなど、モータースポーツの技術を公道走行可能な車両に取り込んでいる。
前澤氏が後にレーシングドライバーとして活動するようになったことを考えると、この車の存在はコレクション全体の方向性を理解するうえでも興味深い。
ブガッティ・シロンとヴェイロン:歴史的なハイパーカー2台ブガッティの「ヴェイロン」と「シロン」は、前澤氏の愛車を語るうえで欠かせない存在だ。
2020年に公開された愛車紹介では、パガーニ・ゾンダ、ブガッティ・ヴェイロン、ブガッティ・シロンの3台が紹介された。ENCOUNTなどの報道によると、それぞれの購入価格はゾンダが約3億5,000万円、ヴェイロンが約2億5,000万円、シロンが約3億5,000万円。合計すると約9億5,000万円に達する。
ヴェイロンはブガッティ復活を象徴するモデルであり、シロンはその後継となるハイパーカーだ。どちらも圧倒的な動力性能と高級車としての完成度を両立させたモデルである。
前澤氏がブガッティの最新モデルであるトゥールビヨンまで購入したことを踏まえると、同ブランドへの関心が一時的なものではないことが分かる。
エンツォ・フェラーリ:フェラーリの歴史を象徴する名車フェラーリの「エンツォ・フェラーリ」も、前澤氏の愛車として紹介されてきたモデルだ。
車名はフェラーリ創業者のエンツォ・フェラーリに由来する。限定生産された特別なモデルで、フェラーリのレーシングテクノロジーを市販車に反映させた歴史的な存在として知られている。
2022年12月のスーパーカーイベントを紹介したENCOUNTの記事でも、エンツォ・フェラーリは前澤氏の所有車として登場している。ただし、現在の個体の保有状況や購入価格については、近年の本人発信で一律に確認できる情報が限られている。
その他に紹介されている愛車ほかにも、アストンマーティン One-77、メルセデス・ベンツ G650ランドレー、ロールス・ロイス ファントム・オリベなどが、前澤氏のコレクションを紹介する報道や動画に登場している。
特にファントム・オリベは、スーパーカーとは異なる方向性を持つラグジュアリーカーだ。走行性能だけでなく、デザイン、素材、職人技術に価値を置いた車として、前澤氏の趣味の幅広さを示している。
【価格を徹底比較】前澤友作の車は総額いくら?公表価格と市場価格の違い
前澤氏の愛車を調べる人が特に気になるのが、それぞれの車の値段だろう。数億円という価格が並ぶものの、実際には購入時の金額、納車時の総額、メーカー希望価格、後年の市場価格が混在している。
以下は本人の公開情報や報道で確認できる価格を中心に整理したものだ。金額は公表された時点の情報であり、現在の中古市場価格や売却価格を意味するものではない。
| 車種 | 公表・報道価格 | 状況・特徴 |
|---|---|---|
| パガーニ・ゾンダ ZOZO | 購入時約3億5,000万円 | 特注車。2025年報道では市場価格約13億円 |
| ブガッティ・ヴェイロン | 約2億5,000万円 | 過去の愛車紹介で価格が報じられたモデル |
| ブガッティ・シロン | 約3億5,000万円 | ヴェイロンとともに紹介されたブガッティの名車 |
| エンツォ・フェラーリ | 個別の購入価格は未公表 | 過去の所有車紹介やイベントで確認 |
| アストンマーティン・ヴァルキリー | 約4億7,000万円 | 2024年1月に納車を報告 |
| ロールス・ロイス ファントム・オリベ | 約3億円 | ロールス・ロイスとエルメスの共同製作 |
| メルセデスAMG ONE | 総額約5億円 | 2025年2月、約7年の注文期間を経て納車 |
| ケーニグセグ・ジェスコ | 総額約5億円 | 2025年2月、約5年の注文期間を経て納車 |
| ブガッティ・トゥールビヨン | 車両価格380万ユーロ、約6億円超 | 購入契約を公表。カスタム込み約7億円との報道。納車は2027年以降の予定とされた |
価格の根拠は、日刊スポーツ、スポニチ、ENCOUNT、Real Sound、Car Watchなどの報道と、前澤氏本人の動画で公表された購入・納車情報だ。
2025年の納車ラッシュで約16億円超の購入報道2025年2月は、前澤氏のスーパーカー購入が特に大きな話題になった時期だ。
2月1日にはブガッティ・トゥールビヨンの購入を公表。続いて2月8日にはメルセデスAMG ONE、2月15日にはケーニグセグ・ジェスコの納車を報告した。
ENCOUNTは、この3台の購入金額を合計16億円超と報道している。内訳はトゥールビヨンが約7億円、AMG ONEが約5億円、ジェスコが約5億円という概算だ。
ただし、ここで注意したいのは、3台すべてが同じ時点で納車されたわけではないこと。AMG ONEとジェスコは納車済みとして報告された一方、トゥールビヨンは購入契約の公表段階だった。したがって、16億円超という数字は購入・契約金額の報道上の合計であり、納車済み車両の評価額や現在の資産額ではない。
ゾンダ ZOZOの13億円は購入価格ではないもう一つ、誤解されやすいのがゾンダ ZOZOの価格だ。
購入時は約3億5,000万円とされる一方、2025年9月の日刊スポーツの記事では市場価格が約13億円と紹介された。この2つの金額は、購入時の支出と後年の市場評価という別の数字である。
世界に1台という希少性、パガーニによる特注製作、すでに生産終了となったゾンダというモデルの歴史的価値などが、評価を押し上げる要素になっている。
もっとも、報道で示された市場価格が実際の売却成立価格を意味するわけではない。現物の状態、取引相手、保管履歴、国際的な需要などによって、実際の取引価格は変わる。
【特注仕様を検証】ゾンダ ZOZOとファントム・オリベは何が特別なのか
前澤氏の車コレクションを一般的な富裕層の高級車所有と区別する大きな特徴が、メーカーと協力して製作する特注車へのこだわりだ。
既製品の中から好みの車を選ぶだけでなく、車体色、素材、内装、細部のデザインまで、自分のイメージを反映させている。こうした注文製作は自動車業界でビスポークと呼ばれる。
ゾンダ ZOZOはメーカーに製作を依頼したワンオフモデルゾンダ ZOZOは、前澤氏の特注車を代表する存在だ。
2015年に公開された車両の写真や本人の発信から、紫色を基調とした外装と専用のネーミングが確認されている。一般的な量産車のボディカラーを選ぶのとは異なり、前澤氏の依頼を受けてパガーニが特別に製作した車両として知られる。
2025年9月のテレビ東京系番組で前澤氏が説明した内容によれば、すでに生産終了となっていたモデルをメーカーに依頼して追加製作してもらったという。
これは単に希少な車を手に入れたという話ではない。メーカーとの関係性を築き、特別な製作を依頼できる顧客としての立場があって初めて実現した車両だ。
ファントム・オリベはロールス・ロイスとエルメスの共同製作特注車としてもう一台外せないのが、ロールス・ロイス ファントム・オリベだ。
2021年5月31日、ロールス・ロイス正規販売代理店のロールス・ロイス・モーター・カーズ東京は、前澤氏に同車を納車した。Car Watchの報道によると、ロールス・ロイスとエルメスが共同で製作したフルビスポークモデルで、構想から完成まで約3年半を要した。
デザインのモチーフは日本の安土桃山時代に発展した織部焼。深みのあるグリーンとクリーム色を組み合わせた外装は、日本の伝統美を現代のラグジュアリーカーに取り込んだものだ。
内装にはエルメスのレザーなどが採用され、素材の選定から細部の仕上げに至るまで特別な仕様となっている。価格は本人のYouTube紹介などをもとに約3億円と報じられた。
興味深いのは、車の構想が前澤氏のプライベートジェットと調和する「陸のジェット」というイメージから始まったことだ。単に高価な素材を使用するだけではなく、移動空間全体に一貫した美意識を持たせている。
特注車に共通するのは所有者自身の価値観ゾンダ ZOZOとファントム・オリベは、車種もメーカーも用途も異なる。しかし、どちらも前澤氏自身のイメージをメーカーの製作技術によって形にしたという共通点がある。
ゾンダでは独自の車名と紫色のデザインが個性を表現し、ファントム・オリベでは日本文化と欧州のクラフトマンシップが融合している。
前澤氏にとって車は、移動手段であると同時に、デザインや技術、職人の仕事を楽しむための作品でもあるのだろう。
【購入経緯と納車年表】前澤友作はなぜ数億円の車を購入するのか
前澤氏のスーパーカー購入を理解するには、価格だけでなく購入までの時間にも注目したい。
ジェスコは約5年、AMG ONEは約7年。ファントム・オリベも構想から完成まで約3年半を要している。注文してすぐに手に入る一般的な高級車とは事情が異なる。
主な購入・納車の流れ公開情報から確認できる主な出来事を時系列で整理すると、次のようになる。
| 時期 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2015年 | ゾンダ ZOZOの情報公開 | 特注車の存在と納車に向けた本人の発信 |
| 2019年12月 | ジェスコの購入契約 | 購入時の価格は約3億8,000万円と紹介 |
| 2020年 | 愛車3台を紹介 | ゾンダ、ヴェイロン、シロンを公開 |
| 2021年5月 | ファントム・オリベ納車 | 約3年半の製作期間を経て完成 |
| 2022年12月 | スーパーカーのツーリングイベント | 所有車8台を集めたイベントを開催 |
| 2024年1月 | ヴァルキリー納車報告 | 総額約4億7,000万円と報道 |
| 2025年2月1日 | トゥールビヨン購入公表 | 世界限定250台。購入時の納車予定は2027年以降 |
| 2025年2月8日 | AMG ONE納車 | 約7年の注文期間、総額約5億円 |
| 2025年2月15日 | ジェスコ納車 | 約5年の注文期間、総額約5億円 |
| 2025年4月 | 前澤杯で車両展示 | ゾンダ、ヴァルキリー、AMG ONE、ジェスコなどを展示 |
| 2025年9月 | ゾンダ ZOZOを番組で紹介 | 購入時約3億5,000万円、市場価格約13億円と報道 |
| 2026年 | MAEZAWA RACINGの活動継続 | ジャパンカップなどのモータースポーツ活動を展開 |
この年表から分かるのは、前澤氏が購入を公表してから納車まで長い時間をかけるケースが珍しくないことだ。注文時の価格と最終的な支払額が異なる場合もあり、為替や追加オプションが総額に影響する。
お金があれば誰でも購入できるわけではない前澤氏が2020年に公開したスーパーカー紹介動画では、メーカー側が購入希望者の車への理解や愛情、所有している車、購入後の使い方などを重視することが説明された。
実際、超限定モデルは生産台数が極端に少なく、購入希望者が多い。メーカーや正規販売代理店との関係、既存顧客としての購入実績、車両を適切に維持できる環境なども購入に関わる要素になる。
つまり、価格を支払えることと、実際に購入できることは別問題だ。
前澤氏は、車への関心をYouTubeやイベントで継続的に発信してきた。こうした活動はメーカーや自動車ファンとの接点を生み、コレクターとしての存在感を高めている。
【噂と事実を比較】前澤友作の車の所有台数は何台?未確認情報の真相
前澤友作氏の車について検索すると、「何台所有しているのか」「全部で何十億円になるのか」「購入した車はすべて現在も保有しているのか」といった疑問が多く見つかる。
しかし、車の所有台数は、スーパーカーだけを数えるのか、ロールス・ロイスなどのラグジュアリーカーも含めるのか、レーシングカーや納車待ちの車両を加えるのかによって変わる。
2022年12月には8台を集めたスーパーカーのツーリングイベントが開催された。その後、ヴァルキリー、AMG ONE、ジェスコなどの追加納車が報じられている。一方で、2026年時点の全車両を網羅した本人公表の最新保有リストは確認できない。
所有台数についての誤解を整理公開情報と報道を照らし合わせると、次のように整理できる。
| よくある情報 | 確認できる事実 | 判断 |
|---|---|---|
| 2022年時点で8台を所有 | 8台を集めたツーリングイベントが報道されている | 当時の公開実績として確認可能 |
| 2025年には9台を所有 | 一部メディアが9台所有と紹介している | 媒体による集計。全車両の公式確定数ではない |
| ジェスコは購入済み | 2025年2月15日に納車を本人が報告 | 納車済み |
| AMG ONEは購入済み | 2025年2月8日に納車を本人が報告 | 納車済み |
| トゥールビヨンは納車済み | 2025年2月時点では購入契約とサンプル車の確認を公表。納車予定は2027年以降と報道 | 購入契約と納車を区別する必要がある |
| ゾンダ ZOZOは13億円で購入 | 購入時の価格は約3億5,000万円。13億円は後年の市場価格として紹介 | 購入価格と市場評価の混同 |
| 展示された車はすべて本人所有 | 2025年の前澤杯には本人所有車以外の展示予定車両も含まれていた | 展示と所有は別 |
所有台数を調べる際に難しいのは、車両の購入・売却・納車待ちという状態の変化があることだ。
例えば、前澤杯の2025年4月の展示車一覧には、ゾンダ ZOZO、ヴァルキリー、AMG ONE、ジェスコなどが本人所有車として記載されている。一方、同じ展示予定一覧にはパガーニ・ウトピア・ロードスターなど、展示されるものの本人所有とは記載されていない車両もある。
また、過去に公開された車が2026年現在もすべて保有されているかどうかは、車両ごとの最新情報が必要になる。
したがって、現在の総所有台数を一つの数字で断定するよりも、本人が購入・納車を公表した車、過去に所有車として紹介された車、購入契約済みの納車待ち車を分けて把握するほうが実態に近い。
【2026年の活動】前澤友作スーパーカーチャンネルとMAEZAWA RACINGの現在
前澤氏の車好きは、個人的なコレクションにとどまらない。2019年に始動した「前澤友作スーパーカープロジェクト」は、車を通じて夢や希望、感動体験を届けることを目的とした活動だ。
その情報発信の中心となっているのが、前澤友作スーパーカーチャンネルである。
前澤友作スーパーカーチャンネルでは購入から納車までを公開同チャンネルでは、スーパーカーの購入検討、ショールーム訪問、メーカーとのやり取り、納車式、実際の走行などが紹介されている。
一般の自動車メディアでは、車両のスペックや価格を中心に紹介することが多い。一方、前澤氏の動画は、購入者本人が車を選ぶ過程や、長期間待ち続けた車と対面する瞬間まで映し出す点に特徴がある。
例えば、ジェスコの購入契約は2019年12月に公開され、実際の納車報告は2025年2月だった。AMG ONEも注文から約7年を経て納車された。こうした時間の流れを動画で追えることは、チャンネル独自の魅力になっている。
また、ブガッティ、パガーニ、ケーニグセグ、フェラーリなど、一般の視聴者が実車を見る機会の少ないメーカーの車両を紹介している点も特徴的だ。
MAEZAWA RACINGはコレクションから競技へ活動を拡大2023年には、前澤氏がチームオーナー兼総監督を務める「MAEZAWA RACING」が発足した。
公式チーム情報によると、同チームはGT World Challenge Asiaに参戦し、初年度の2023年には第10戦で初優勝を達成。シリーズでは日本チーム首位となる総合9位を獲得した。
2024年には前澤氏自身がレーシングドライバーとしてデビュー。Ferrari Challenge Japanで2勝を挙げ、同年8月のSROジャパンカップ岡山戦では横溝直輝氏と組んで総合・PRO-AMクラス2位を獲得した。
2025年もSROジャパンカップにフル参戦し、ブロンズセッションでのトップタイムや3位表彰台を獲得。鈴鹿1000kmにも参戦し、SROジャパンカップクラス2位という成績を残した。
そして2026年は、「ジェントルマンドライバー日本一」を目標に掲げ、ジャパンカップなどのレース活動を継続している。公式サイトにはSUGO、富士、岡山、鈴鹿を舞台とする2026年のレースカレンダーも掲載されている。
車を買う楽しみから、車を操る楽しみへここで注目したいのは、前澤氏の活動が単なるコレクターから、実際に競技へ参加するドライバーへと広がっていることだ。
高級車を所有することと、レーシングカーを速く走らせることはまったく違う能力を必要とする。車両の性能を理解するだけでなく、ブレーキング、コーナリング、タイヤの状態、チームとの連携など、多くの技術と経験が必要になる。
MAEZAWA RACINGの活動は、前澤氏の車への関心が価格や希少性だけでなく、走行性能や競技そのものへ向かっていることを示している。
高額なハイパーカーを購入して終わりにするのではなく、実際にサーキットへ足を運び、自分自身で運転技術を磨く。この変化こそ、2026年の前澤氏のカーライフを理解するうえで要点だ。
【よくある質問】前澤友作の車に関するFAQ
Q1:前澤友作は車を何台所有していますか?
A1:2022年には8台を集めたスーパーカーのツーリングイベントが報道され、2025年には9台所有という媒体報道もあります。その後もジェスコやAMG ONEなどの納車が確認されていますが、2026年現在の全車両を網羅した公式所有台数は公表されていません。
Q2:前澤友作の一番高い車は何ですか?
A2:購入契約を公表した車では、ブガッティ・トゥールビヨンが最高額候補です。車両価格は380万ユーロで約6億円超、カスタムなどを含め約7億円程度になるとの報道があります。ただし、購入時の報道価格と実際の最終支払額は区別する必要があります。
Q3:パガーニ・ゾンダ ZOZOはいくらですか?
A3:購入時の価格は約3億5,000万円と報じられています。2025年9月の日刊スポーツの記事では市場価格約13億円と紹介されました。購入価格と後年の市場評価は別の数字です。
Q4:ケーニグセグ・ジェスコはいつ納車されましたか?
A4:2019年12月に購入契約を公表し、2025年2月15日に本人が納車を報告しました。購入時の約3億8,000万円から、オプションや為替変動などで最終的に約5億円になったとされています。
Q5:ブガッティ・トゥールビヨンは納車されていますか?
A5:2025年2月に購入契約を公表しています。購入時の報道では納車は2027年以降の予定とされていました。2026年11月時点で納車完了を裏付ける本人発信や公式発表は確認できないため、購入契約済みの車として区別する必要があります。
Q6:前澤友作は自分でスーパーカーを運転しますか?
A6:はい。愛車の走行を本人の動画で紹介しているほか、2024年にはFerrari Challenge Japanでレーシングドライバーとしてデビューしました。2026年もMAEZAWA RACINGで競技活動を続けています。
前澤友作氏の愛車コレクションには、パガーニ・ゾンダ ZOZO、ブガッティ・ヴェイロン、シロン、エンツォ・フェラーリ、アストンマーティン・ヴァルキリー、ケーニグセグ・ジェスコ、メルセデスAMG ONEなど、世界最高峰の自動車が並ぶ。
その中でも、メーカーに追加製作を依頼したゾンダ ZOZOと、ロールス・ロイスとエルメスが共同で製作したファントム・オリベは、前澤氏の特注車へのこだわりを象徴する存在だ。
2025年には、約5億円のジェスコとAMG ONEが相次いで納車され、ブガッティ・トゥールビヨンの購入契約も公表された。トゥールビヨンは購入時の情報では2027年以降の納車予定であり、2026年はその動向も注目される。
【プロの結論】前澤友作の愛車を見るなら価格より3つの視点が重要第一に、メーカーとの関係性。ゾンダ ZOZOやファントム・オリベのような特注車は、単純に高額な車を購入するだけでは実現しない。メーカーとの協力や長期間の製作プロセスが価値を生み出している。
第二に、注文から納車までの時間。ジェスコの約5年、AMG ONEの約7年という期間は、ハイパーカー市場における希少モデルの生産体制や供給事情を理解する材料になる。購入価格だけでは見えない、特別な車を手に入れるまでの現実がある。
第三に、所有から挑戦への変化。MAEZAWA RACINGでの活動は、前澤氏が車を眺めたり所有したりするだけでなく、自ら運転し、競技の世界で技術を磨く段階に進んだことを示している。
前澤友作氏の車コレクションは、数億円という価格だけで評価するには情報が足りない。希少性、製作背景、メーカーとの関係、実際の走行体験まで含めて見ることで、それぞれの車が持つ意味が分かってくる。
2026年以降は、ブガッティ・トゥールビヨンの納車動向とMAEZAWA RACINGの競技成績が大きな注目点になる。世界最高峰のハイパーカーを集めてきた前澤氏が、次にどのような車と挑戦を見せるのか。その動向は今後も見逃せない。
主な情報源・参照報道
- オリコンニュース:2025年4月の前澤杯における展示車両と所有車情報。
- 日刊スポーツ:2025年9月のゾンダ ZOZOの特注経緯と市場価格。
- スポニチ:AMG ONEの2025年2月の納車と価格。
- ENCOUNT:ジェスコの納車、2025年2月の購入金額、過去の愛車紹介。
- Car Watch:ファントム・オリベの正式な納車と製作背景。
- MAEZAWA RACING公式サイト:2023~2026年のレース活動とチーム実績。
- 前澤友作スーパーカーチャンネル:本人による購入・納車・走行の公開情報。