2026年11月3日現在、旧古河庭園の秋バラは見頃が続いています。東京都公園協会が10月30日に発表した最新の開花情報によると、園内では約100種類のうち90種類が開花。ピースやハーモニー、リオ・サンバ、バルカロールなど、個性豊かな品種が洋館を背景に咲き誇っています。
今年は9月の長雨などの影響で開花が例年より遅れましたが、10月下旬には一気に開花が進みました。秋のバラフェスティバルは11月6日(金)まで開催され、その翌日からは紅葉とバラを一緒に楽しめる「紅葉とバラ、和と洋の秋」が始まります。11月に訪問するなら、開花状況だけでなく、朝の香りや日本庭園の紅葉にも注目したいところです。
【2026年最新】旧古河庭園のバラ開花状況は?10月30日に90種類が開花

まず押さえておきたいのが、2026年10月30日に東京都公園協会が公表した開花状況です。
公式発表では、旧古河庭園のバラ園で約100種類中90種類が開花。園内は見頃が続いており、秋バラを楽しむには絶好のタイミングを迎えています。
今回の発表で紹介された代表的な品種は次の4種類です。
- ピース: 世界バラ会連合の殿堂入りを果たした名花。グラデーションのある花びらが幾重にも重なる上品な姿が特徴。
- ハーモニー: 柔らかなサーモンピンク色の花を咲かせ、フルーティーな香りも楽しめる品種。
- リオ・サンバ: 開花するにつれて花色が変化し、ピンクやオレンジが同じ株に現れる華やかなバラ。
- バルカロール: 黒バラの中でも黒みが強く、深みのあるシックな色合いが魅力。
特に注目したいのは、色彩の違いだけではありません。明るいサーモンピンクのハーモニーと、黒みの強いバルカロールを見比べると、秋バラの表現の幅広さがよく分かります。
また、リオ・サンバのように一輪の花が開く過程で色を変えていく品種は、写真撮影にも向いています。
11月3日現在、見に行くならいつがいい?11月3日時点では、10月30日の公式発表が公式サイトのお知らせ一覧で確認できる最新の定点開花情報です。
そのため、訪問を予定している人は、10月30日の90種類開花という実績を参考にしながら、公式X(旧Twitter)の最新投稿も確認するのがおすすめです。
秋のバラフェスティバルは11月6日(金)まで。特にバラの花数や色彩を重視するなら、まずはフェスティバル終了前の訪問を検討したいところです。
なお、フェスティバル終了後もバラがすぐになくなるわけではありません。旧古河庭園の公式FAQでは、秋バラは11月末まで咲くと案内されています。
つまり、11月7日以降も秋バラを楽しめる可能性があり、紅葉との共演を目当てに訪れる楽しみも残されています。
【開花遅れの理由】9月の長雨から10月下旬の見頃までを時系列で検証
2026年の旧古河庭園の秋バラを語るうえで欠かせないのが、9月の長雨による開花の遅れです。
東京都公園協会は10月8日の発表で、9月の長雨などの影響により、バラの開花が例年より遅れていると説明していました。
10月10日から秋のバラフェスティバルが始まったものの、当初は園内全体の見頃にはまだ時間が必要な状況でした。
その後、気温や天候の推移とともに開花が進み、10月中旬から下旬にかけて状況が大きく変化しています。
2026年の開花状況の推移| 発表日 | 開花状況 | 園内の様子 |
|---|---|---|
| 10月8日 | 開花遅れを発表 | 9月の長雨などの影響で、全体の見頃はまだ先 |
| 10月14日 | 約100種中52種 | 開花品種が増加。園内に香りが漂い始める |
| 10月19日 | 約100種中80種 | 見応えのあるバラ園へと変化 |
| 10月26日 | 約100種中91種 | 多くの品種が開花し、見頃が継続 |
| 10月30日 | 約100種中90種 | 公式発表で引き続き見頃と案内 |
この推移から分かるのは、10月中旬以降に開花が急速に進んだことです。
10月14日の52種類から、10月19日には80種類へ。わずか5日間で28種類増えています。
10月26日には91種類に達し、10月30日にも90種類が開花していました。
ここで注意したいのは、開花品種数は累積数ではないという点です。日ごとの開花状況を示す数字なので、91種類から90種類になったからといって、バラ園全体の見頃が終わったことを意味するわけではありません。
実際、10月30日の公式発表でも見頃が続いていると説明されています。
なぜ9月の長雨が開花に影響したのかバラの開花は、気温や日照、降雨などの気象条件に左右されます。
長雨が続くと、日照不足や土壌の水分環境の変化などが生育に影響し、開花のタイミングが例年とずれる場合があります。
旧古河庭園では、こうした天候の影響を受けながらも、庭園職員による日々の手入れが続けられてきました。
2026年はフェスティバル開始時点で開花が遅れていましたが、10月下旬には約100種類中90種類が開花するまでに回復しています。
開花状況を調べる際は、イベントの開催期間だけで判断せず、実際の開花発表を確認することが大切です。
【春バラと秋バラの違い】11月まで楽しめる秋バラの魅力とは
旧古河庭園では春と秋の2回、バラの見頃に合わせてフェスティバルが開催されます。
同じ庭園で楽しめるバラでも、春と秋では花の印象や楽しみ方に違いがあります。
東京都公園協会の公式発表によると、秋バラは春に比べて小ぶりですが、花形が美しく、色が濃く、香りも強いとされています。
春バラと秋バラの比較春バラ
- 見頃は5月が中心。
- 6月下旬には二番花の見頃を迎えることがある。
- 2026年の春のバラフェスティバルは4月29日~6月30日。
- 2026年5月11日の公式発表では約100種類すべての開花が案内された。
秋バラ
- 見頃は10月中旬が基本。
- 2026年は9月の長雨などにより開花が遅れた。
- 春より花は小ぶりだが、色が濃く、香りが強い。
- 公式FAQでは11月末まで花が咲くと案内されている。
この違いを踏まえると、春は多くの品種が一斉に咲く華やかさ、秋は色彩の深さや香りをじっくり楽しめることが魅力です。
2026年の秋バラは11月も楽しめる?答えは、楽しめる可能性があります。
旧古河庭園の公式FAQでは、秋バラの見頃は10月中旬、開花期間は11月末までと案内されています。
ただし、見頃のピークと花が残っている期間は同じではありません。
11月上旬は10月下旬から続く開花状況を楽しめる時期ですが、11月中旬以降は気温や天候によって花数が変わっていきます。
満開に近い華やかな景色を優先する人と、紅葉を背景に残り花を楽しみたい人では、訪問時期の選び方も変わってきます。
【品種一覧と見どころ】ピース・ハーモニー・リオ・サンバなど注目のバラ
旧古河庭園の洋風庭園には、約100種類200株のバラが植えられています。
品種ごとに花の形、色、香りが異なり、園内を歩くたびに違った表情を楽しめるのが特徴です。
2026年の公式開花情報で紹介された品種を中心に、注目したいバラを整理します。
10月30日の公式発表で紹介された品種ピース
世界バラ会連合の殿堂入りを果たした歴史的な名花です。
淡い色から濃い色へと変化する花びらのグラデーションが魅力で、重なり合う花弁が上品な印象を与えます。
ハーモニー
柔らかなサーモンピンク色が特徴です。
フルーティーな香りも魅力で、色彩と香りを一緒に楽しみたい人に注目してほしい品種です。
リオ・サンバ
開花の進行とともに花色が変わる品種です。
ピンクやオレンジの色彩が一つの株に現れ、色の変化を観察できる点が大きな見どころです。
バルカロール
黒みの強い花色が特徴のバラです。
明るい色のバラが多い園内では、落ち着いた存在感を放ちます。
10月中旬から下旬に紹介されたその他の品種公式の開花情報では、次のような品種も紹介されています。
- インカ: ビタミンカラーの黄色が印象的。
- ブラック・ゴールド: 黒みがかったブラウンで、ビロードのような質感が魅力。
- アロマテラピー: リッチなローズピンクの花色。
- ヨハネ・パウロ二世: 純白の花が特徴。
- ゴールデン・メダイヨン: 色彩豊かなバラ園を彩る品種。
- パローレ: 大輪の花とフルーティーな香りが特徴。
- コンフィダンス: 朝の光に透ける花びらが美しい品種。
- オクラホマ: 黒紅色の重厚な花姿が魅力。
- アブラカタブラ: 花色の変化が印象的な品種。
- 丹頂: 紅と白のコントラストが美しいバラ。
- 朝雲: 鮮やかなローズピンクが特徴。
- パパ・メイアン: 芳醇な香りで知られる黒バラ。
ここで紹介したものは、2026年の公式開花情報に登場した品種の一部です。約100種類すべての一覧を確認したい場合は、公式イベント情報で紹介されているスマートフォンアプリ「旧古河バラコレ」も参考になります。
同アプリでは、園内にある約100品種のバラの解説を確認でき、撮影した写真を品種別にコレクションすることもできます。
【朝のバラ園が狙い目】香りを楽しむおすすめの時間帯と訪問時の注意点
旧古河庭園の秋バラは、花の色や形だけでなく、香りも大きな魅力です。
東京都公園協会は10月30日の発表で、特に朝のバラ園では芳醇な香りが漂うと紹介しています。
秋バラの香りをじっくり楽しみたい人にとって、午前中の訪問は有力な選択肢です。
朝の香りを楽しむなら開園直後を意識通常の開園時間は午前9時から午後5時まで。最終入園は午後4時30分です。
朝の香りを楽しみたいなら、開園直後の時間帯を目安に訪れるとよいでしょう。
2026年の秋のバラフェスティバルでは、通常の開園時間より前に入園する特別企画「庭さんぽ~早朝のバラ園で香りを楽しむ~」も実施されました。
開催日は10月24日、28日、31日で、午前8時集合の事前申込制。庭園職員が香りについて解説しながら案内する内容でした。
応募は全日程合計344件に達し、事前申込は終了しています。
したがって、通常の来園者が自由に午前8時から入園できるわけではありません。一般開園は午前9時からです。
混雑と撮影ルールにも注意バラの開花期間中は、バラ園が非常に混雑します。
公式案内では、安全上の支障がある場合、バラ園での日傘の使用を遠慮してもらうことがあるとされています。
また、秋のバラフェスティバル期間中は、日本庭園を含めて三脚・一脚・自撮り棒の使用が禁止されています。
写真撮影を目的に訪れる場合は、こうしたルールを事前に把握しておきましょう。
おすすめの楽しみ方は、次の3つです。
1. 開園直後に訪れて、秋バラの香りを楽しむ。
2. ピースやリオ・サンバなど、色や形に特徴のある品種を探す。
3. バラだけでなく、洋館を背景にした庭園全体の景色も撮影する。
花を間近で眺めるだけでなく、庭園全体の構図を意識すると、旧古河庭園ならではの魅力をより深く味わえます。
【11月7日から開催】紅葉とバラ、和と洋の秋で楽しむ旧古河庭園
秋のバラフェスティバルが11月6日に終了した翌日、11月7日(土)から12月6日(日)まで、新たなイベント「紅葉とバラ、和と洋の秋」が開催されます。
旧古河庭園の魅力は、洋風庭園だけではありません。
英国ルネサンス風の洋館と洋風庭園、日本庭園が一つの敷地に調和していることが大きな特徴です。
洋館と洋風庭園の設計を手がけたのは、鹿鳴館の設計でも知られる英国人建築家ジョサイア・コンドル。日本庭園は京都の庭師・植治が手がけました。
こうした歴史的背景があるからこそ、秋の紅葉とバラの組み合わせは、単なる花の鑑賞にとどまらない景観を生み出します。
2026年「紅葉とバラ、和と洋の秋」の開催情報- 開催期間:2026年11月7日(土)~12月6日(日)
- 開園時間:午前9時~午後5時
- 最終入園:午後4時30分
- 主な見どころ:紅葉、秋バラ、洋館、日本庭園
- 開園70周年・名勝指定20周年の記念企画も実施
期間中は、紅葉とバラ、洋館が織りなす景色のほか、演奏会や香りのワークショップなども予定されています。
注目イベントは11月28日の演奏会11月28日(土)には、秋を彩る演奏会が開催されます。
箏とパンフルートの共演で、開催時間は正午と午後3時の2回。各回約30分で、雨天の場合は中止です。
洋館や紅葉を眺めながら、日本の伝統楽器とパンフルートの音色を楽しめる企画です。
また、11月24日(火)にはバラの香りのワークショップも予定されています。
香りのビーズを調合し、オリジナルのサシェや香水を作る内容で、参加費は4,400円。事前申込制で、応募期間は11月1日から15日までです。
花を鑑賞するだけではなく、バラの香りそのものを体験できる点が特徴です。
11月の訪問は目的によって選ぶ11月の旧古河庭園は、訪問日によって楽しみ方が変わります。
- 11月3日~6日: 秋のバラフェスティバル期間中。バラの開花状況を優先したい人におすすめ。
- 11月7日~中旬: 紅葉イベントが始まり、秋バラとの共演を楽しめる時期。
- 11月中旬~下旬: 日本庭園の紅葉を中心に、残る秋バラを楽しみたい人におすすめ。
- 12月上旬: イベント最終盤。紅葉や庭園の秋景色を目的に訪れる選択肢。
ただし、バラの開花数や紅葉の進み具合は気象条件によって変化します。11月後半に訪問する場合は、最新の公式情報を確認してから出かけましょう。
【よくある質問】旧古河庭園のバラ開花状況に関するFAQ
Q1:旧古河庭園のバラは2026年11月3日現在、見頃ですか?
A1:2026年10月30日の東京都公園協会の公式発表では、約100種類中90種類が開花し、見頃が続いていました。11月3日時点では、この発表を参考にしつつ、公式Xの最新情報を確認するのがおすすめです。
Q2:秋のバラフェスティバルはいつまで開催していますか?
A2:2026年10月10日(土)から11月6日(金)までです。終了後の11月7日からは「紅葉とバラ、和と洋の秋」が12月6日まで開催されます。
Q3:旧古河庭園の秋バラは11月中旬や下旬でも見られますか?
A3:はい。公式FAQでは秋バラは11月末まで咲くと案内されています。ただし、見頃のピークは10月中旬が基本で、11月の花数は天候や品種によって変わります。
Q4:旧古河庭園のバラは何種類ありますか?
A4:約100種類200株です。ピース、ハーモニー、リオ・サンバ、バルカロールなど、色彩や香りに特徴のある品種が楽しめます。
Q5:バラの香りを楽しむなら何時ごろがおすすめですか?
A5:公式発表では、特に朝のバラ園で芳醇な香りが楽しめると紹介されています。通常の開園時間は午前9時なので、香りを重視するなら開園直後の訪問がおすすめです。
Q6:春バラと秋バラでは何が違いますか?
A6:秋バラは春に比べて小ぶりですが、花形が美しく、色が濃く、香りが強いとされています。春バラは5月、秋バラは10月中旬が基本的な見頃です。
2026年の旧古河庭園では、9月の長雨などによる開花の遅れを乗り越え、10月30日時点で約100種類中90種類のバラが開花しました。
ピースやハーモニー、リオ・サンバ、バルカロールなど、色彩や香りの異なる品種が見頃を迎え、秋のバラフェスティバルも11月6日まで開催されています。
11月7日からは「紅葉とバラ、和と洋の秋」がスタート。洋館を背景にした秋バラと、日本庭園の紅葉を一度に楽しめる貴重な機会です。
訪問時期を選ぶなら、バラの花数を重視する人は11月上旬、紅葉との景観を楽しみたい人は11月中旬以降が候補になります。
特に、朝の芳醇な香りを楽しみながら、約100種類のバラを一つずつ見比べる時間は、旧古河庭園ならではの魅力です。
2026年の秋は、バラの色彩と香り、そして和洋の庭園が織りなす紅葉の景色を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
参照した主な公式資料: 東京都公園協会「公園へ行こう!」の開花状況・イベント案内、東京都公式報道発表、旧古河庭園公式FAQ、東京都北区観光ホームページ。