一万円札のサイズは、縦7.6cm・横16cm(76mm×160mm)です。2024年7月3日に発行が始まった渋沢栄一の新一万円札と、福沢諭吉が肖像だった旧一万円札は、実は同じ大きさです。デザインや偽造防止技術は大きく変わりましたが、紙幣そのものの寸法は変更されていません。
2026年11月現在、日本銀行と国立印刷局が公表している情報によると、千円札・五千円札・二千円札も縦はすべて7.6cmで、異なるのは横幅です。加えて、一万円札の厚さは約0.1mm、重さは約1gが目安。財布への収納や歴代紙幣との違いを知っておくと、日常生活でも役立ちます。
【結論】一万円札のサイズは縦7.6cm・横16cm!

一万円札の正確な寸法は、縦76mm、横160mmです。センチメートルに換算すると、縦7.6cm・横16cmになります。
これは2024年に登場した渋沢栄一の新一万円札だけでなく、2004年発行の福沢諭吉の一万円札にも当てはまります。1984年に発行が始まった福沢諭吉のD号券も同じ寸法です。
日本銀行の公式資料では、現在発行されている銀行券の寸法がミリメートル単位で公表されています。国立印刷局の「お札の基本情報」にも、新旧一万円券の寸法として76mm×160mmが記載されています。
一万円札の大きさを身近な単位で確認一万円札の横幅16cmは、一般的なスマートフォンの横幅よりもかなり長く、縦幅7.6cmは手のひらに収まる程度です。
紙幣を横向きに置いた場合、横方向に16cm、上下方向に7.6cmのスペースが必要になります。面積にすると約121.6平方cmです。
なお、紙幣の寸法は外側の縁を含む長さです。財布や収納ケースを選ぶ場合は、外寸だけでなく、実際に紙幣を入れる部分の有効寸法を確認する必要があります。
【サイズ比較】一万円札・五千円札・千円札・二千円札の寸法一覧
日本銀行が公表している紙幣の寸法を比較すると、各券種の縦幅はすべて76mmで統一されています。一方、横幅は額面によって異なり、一万円札が最も長く、千円札が最も短い設計です。
2024年発行の新紙幣と、2004年発行の旧紙幣を含めた主な寸法は次のとおりです。
| 紙幣・様式 | 肖像・図柄 | 発行開始 | 縦×横 |
|---|---|---|---|
| 新一万円札・F号券 | 渋沢栄一 | 2024年 | 76×160mm |
| 旧一万円札・E号券 | 福沢諭吉 | 2004年 | 76×160mm |
| 旧一万円札・D号券 | 福沢諭吉 | 1984年 | 76×160mm |
| 旧一万円札・C号券 | 聖徳太子 | 1958年 | 84×174mm |
| 新五千円札・F号券 | 津田梅子 | 2024年 | 76×156mm |
| 旧五千円札・E号券 | 樋口一葉 | 2004年 | 76×156mm |
| 二千円札・D号券 | 守礼門 | 2000年 | 76×154mm |
| 新千円札・F号券 | 北里柴三郎 | 2024年 | 76×150mm |
| 旧千円札・E号券 | 野口英世 | 2004年 | 76×150mm |
※寸法の表記は縦×横。発行開始年は日本銀行の公表資料に基づいています。
一万円札と五千円札のサイズ差は4mm一万円札の横幅は160mm、五千円札は156mmです。つまり、横幅の差はわずか4mmしかありません。
縦幅はどちらも76mmなので、並べて比較しても大きな違いには見えないでしょう。額面が2倍違っても、紙幣のサイズが大幅に変わるわけではありません。
一万円札と千円札では横幅が10mm違う千円札の横幅は150mmです。一万円札の160mmと比べると10mm短くなっています。
五千円札、二千円札、千円札と額面が下がるにつれて、横幅が段階的に短くなる構造です。縦幅が統一されているため、財布の札入れに収納する際には横幅が主な違いになります。
【歴代比較】渋沢栄一と福沢諭吉の一万円札は同じサイズ?
2024年の新紙幣発行で注目されたのが、一万円札の肖像変更です。長く親しまれてきた福沢諭吉から渋沢栄一へと交代しましたが、紙幣の寸法は変わっていません。
2024年発行の渋沢栄一の新一万円札新一万円札は、2024年7月3日に発行が開始されました。表面には近代日本の経済発展に貢献した渋沢栄一、裏面には東京駅の丸の内駅舎が描かれています。
寸法は縦76mm・横160mm。新しい3Dホログラムなどの偽造防止技術が採用され、ユニバーサルデザインも強化されています。
大きく変わったのは肖像や図柄、識別技術であり、紙幣の外形は従来の一万円札を引き継いでいます。
福沢諭吉の旧一万円札は2種類ある福沢諭吉の一万円札には、1984年発行開始のD号券と、2004年発行開始のE号券があります。
D号券の裏面には2羽のキジ、E号券の裏面には平等院の鳳凰像が描かれています。両者は偽造防止技術やデザインが異なりますが、寸法はどちらも縦76mm・横160mmです。
そのため、一般的に「福沢諭吉の旧一万円札」と呼ばれる紙幣と、渋沢栄一の新一万円札は、財布への収納という観点では同じサイズとして扱えます。
聖徳太子の一万円札は現在より大きかった歴代の一万円札を比較すると、寸法に大きな変化があった時期もあります。
1958年12月に発行が始まったC号券は、聖徳太子が肖像となっており、寸法は縦84mm・横174mmでした。
現在の一万円札と比べると、縦に8mm、横に14mm大きい設計です。その後、1984年のD号券で76mm×160mmに小型化され、2004年のE号券、2024年のF号券へと同じ寸法が引き継がれています。
つまり、現在の一万円札のサイズが長年変わっていないというのは、すべての歴代紙幣に当てはまる話ではありません。1958年の聖徳太子の一万円札と比較すると、現在の紙幣は明確にコンパクトです。
【厚さ・重さ】一万円札1枚は約0.1mm・約1g
紙幣のサイズを考える際には、縦横の寸法だけでなく、厚さや重さも気になるところです。
日本銀行の「教えて!にちぎん」によると、現在発行されている銀行券は、1,000枚で厚さ約10cm、重さ約1kgです。
これを1枚あたりに換算すると、次のようになります。
- 厚さ:約0.1mm
- 重さ:約1g
- 1,000枚の厚さ:約10cm
- 1,000枚の重さ:約1kg
一万円札は千円札より額面が大きいため、紙そのものも重いと思われる可能性があります。しかし、日本銀行の説明では、現在発行されている紙幣の厚さと重さは、額面によって大きな差はありません。
そのため、一万円札も千円札も、1枚あたりの厚さは約0.1mm、重さは約1gが目安です。
ただし、これはあくまで概算です。日本銀行も、紙幣の寸法や厚さ、重さは湿度などの状態によって若干変わる場合があると説明しています。長期間保管された紙幣や、折り目・汚れのある紙幣では、実際の状態が異なることもあります。
100万円分の一万円札はどれくらいの厚さ?一万円札100枚で100万円になります。1枚約0.1mmとして計算すると、100枚の厚さは約10mm、つまり約1cmです。
重さは約100gが目安になります。100万円分でも、紙幣だけなら比較的コンパクトにまとまることが分かります。
なお、紙幣の束を保管する場合は、帯封やケースなどの重量・厚みは別に考える必要があります。
【財布への収納】一万円札が入る財布のサイズと選び方
一万円札を収納する財布を選ぶ際に重要なのは、財布の外寸ではなく、札入れ部分の内側の寸法です。
一万円札は横幅160mm、縦幅76mmなので、紙幣を折らずに収納するには、札入れの有効スペースがこの寸法を上回っている必要があります。
長財布なら一万円札を折らずに収納しやすい一般的な長財布は、紙幣を折らずに収納できる構造になっています。一万円札の横幅16cmに対応した札入れであれば、新旧どちらの一万円札もそのまま収納できます。
ただし、財布の外寸が16cm以上だからといって、必ずしも収納できるとは限りません。縫い目や仕切り、ファスナーの構造によって内側の有効寸法が小さくなるためです。
購入時には、札入れの内寸が16cmを超えているか、紙幣を出し入れする余裕があるかを確認すると安心です。
二つ折り財布やコンパクト財布は内寸を確認二つ折り財布でも、一万円札を折らずに収納できる製品は多くあります。ただし、コンパクトさを優先した財布では、札入れの長さや開口部が制限される場合があります。
特にミニ財布や三つ折り財布では、紙幣を収納する方向や仕切りの形状が製品によって異なります。外見のコンパクトさだけで判断せず、一万円札の収納に対応しているかを確認してください。
財布を買い替えるときに確認したい3つのポイント- 札入れの内寸:横幅16cmの紙幣を無理なく収納できるか。
- 開口部の広さ:紙幣を出し入れする際に端が引っ掛からないか。
- 収納後の余裕:紙幣を複数枚入れても、折れや反りが生じにくいか。
新旧の一万円札は同じ寸法なので、2024年の新紙幣に対応するためだけに財布を買い替える必要はありません。従来の一万円札が問題なく収納できていた財布なら、基本的には新しい一万円札も収納できます。
【よくある誤解】新紙幣になって一万円札は大きくなった?
新紙幣の登場によって、肖像や数字のデザイン、ホログラムの見え方は大きく変わりました。しかし、紙幣の縦横の寸法は従来と同じです。
また、古い紙幣だからといって、発行停止と同時に使用できなくなるわけではありません。日本銀行は、法令に基づく特別な措置がない限り、一度発行された銀行券は通用力を失わないと説明しています。
福沢諭吉の一万円札や聖徳太子の一万円札も、現在有効な銀行券に含まれています。古い紙幣を持っている場合も、通常の支払いに利用できるかどうかは、発行停止の有無だけでなく、通用力の有無で判断することが大切です。
【一万円札のサイズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:一万円札のサイズは何センチですか?
A1:縦7.6cm・横16cmです。ミリメートルでは76mm×160mmで、2024年発行の渋沢栄一の新一万円札も同じ寸法です。
Q2:新一万円札と旧一万円札ではサイズが違いますか?
A2:違いはありません。渋沢栄一のF号券と福沢諭吉のD号券・E号券は、いずれも縦76mm・横160mmです。
Q3:五千円札や千円札のサイズは一万円札とどれくらい違いますか?
A3:五千円札は縦76mm・横156mm、千円札は縦76mm・横150mmです。一万円札と比較すると、横幅はそれぞれ4mm、10mm短くなっています。
Q4:二千円札のサイズはどれくらいですか?
A4:縦76mm・横154mmです。一万円札より横幅が6mm短く、五千円札と千円札の中間の長さです。
Q5:一万円札1枚の厚さと重さはどれくらいですか?
A5:日本銀行の公表値を1枚あたりに換算すると、厚さ約0.1mm、重さ約1gです。湿度などの条件によって多少変動します。
Q6:聖徳太子の一万円札も現在の一万円札と同じサイズですか?
A6:異なります。1958年発行開始の聖徳太子のC号券は縦84mm・横174mmで、現在の一万円札より縦に8mm、横に14mm大きい紙幣です。
2026年11月現在、一万円札の基本サイズは縦7.6cm・横16cmです。2024年7月に登場した渋沢栄一の新一万円札も、福沢諭吉の旧一万円札も、同じ寸法で統一されています。
他の紙幣と比較すると、五千円札は横156mm、二千円札は154mm、千円札は150mm。縦幅はすべて76mmで、額面に応じて横幅が変わる設計です。
厚さは約0.1mm、重さは約1gが目安で、一般的な長財布なら折らずに収納しやすいサイズです。財布を選ぶ際には、外寸ではなく札入れの内寸を確認することが失敗を防ぐポイントになります。
新紙幣への切り替えで変わったのは肖像やデザイン、偽造防止技術です。一万円札の基本寸法は従来のまま。日本銀行や国立印刷局の公表データを基準にすれば、新旧紙幣の大きさや収納性を正しく比較できます。
主な公的資料: 日本銀行「お札はどのくらいの大きさですか? 厚さや重さはどうなっていますか?」「現在発行されている銀行券・貨幣」「これまでに発行されたお札のうち、現在使えるお札はどれですか?」、国立印刷局「お札の基本情報」。