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【ランナーのポーズの由来】なぜ両手を上げて走っているのか?

星川 美空 星川 美空 • 更新: • 公開: • 読了約 7 分
目次

グリコ看板を象徴するのが、両腕を高く上げてゴールインするランナーの姿です。このマークは看板のために作られたものではありません。実は、江崎グリコの創業期に生まれた企業シンボルです。

ランナーの誕生は1920年

江崎グリコの公式資料によると、Glicoのランナーは1920年に誕生しました。

創業者の江崎利一は、グリコの製品開発と並行して、商品の健康的な価値を表すマークを考えていました。そのとき目にしたのが、子どもがかけっこをしてゴールインする姿です。

この姿を「すこやかさ」の象徴として採用したことが、現在まで続くランナーマークの始まりです。

1922年発売の創業商品「栄養菓子グリコ」のパッケージに使用されたことで、ランナーのマークは広く知られるようになりました。

実在の陸上選手がモデルなの?

この点は誤解されやすいところです。

江崎グリコの公式FAQでは、ランナーには特定のモデルはいないと説明されています。さまざまな走る姿を研究して作られ、その後も時代に合わせてデザインが変化してきました。

つまり、特定のオリンピック選手や有名陸上選手をモデルにしたキャラクターではありません。走る姿そのものに、健康や活力という企業の理念を込めたものです。

7代目でもポーズが引き継がれる意味

2027年春に登場する7代目でも、ランナーは看板の中心的な存在として残ります。

この継承には、企業ブランドとしての一貫性という意味があります。看板の形や背景映像、照明技術は時代によって変わっても、両腕を上げてゴールインする姿は、グリコというブランドを認識するための共通の目印です。

初代から約91年にわたって受け継がれてきた象徴を残しながら、新しい技術を取り入れる。今回の刷新で最も注目したい要点は、デザインの新しさだけではなく、この継承と進化の両立にあります。

【江崎記念館】歴代グリコ看板を実物大ジオラマで振り返る

グリコ大阪看板

6代目の見納めを機に、過去のグリコ看板も見てみたいという人には、大阪市西淀川区にある江崎記念館がおすすめです。

江崎グリコの企業ミュージアムで、創業から現在までの企業の歩みや商品、広告の歴史を紹介しています。

初代から5代目までのジオラマを展示

注目は、歴代道頓堀グリコサインのジオラマ展示です。

初代から5代目までの看板だけでなく、当時の周辺風景も再現されています。戎橋から見上げるような視点で各世代の看板を比較できるため、現在の6代目との違いも理解しやすい展示です。

特に、初代の33mのネオン塔や、2代目の特設ステージ、3代目の噴水ネオンなどは、現在の看板からは想像しにくいデザインです。歴代の変遷をまとめて振り返りたい人にとって、興味深い資料になるでしょう。

2026年11月・12月に訪問する場合の注意点

江崎記念館は無料・完全予約制です。予約なしで直接訪問しても入館できません。

また、2026年10月29日付の公式案内では、隣接する建屋の解体工事に伴う騒音や振動のため、11月・12月の予約枠が一部制限されています。11月16日から30日までの一部時間帯と、12月1日から10日までの一部時間帯が案内されていました。

訪問を考えている場合は、予約状況を事前に確認することが大切です。

【よくある質問】グリコ大阪看板に関するFAQ

Q1:グリコ看板の6代目はいつ撤去されますか?

6代目の掲出終了日は2026年11月30日です。12月からリニューアル工事が始まり、2027年春に7代目の掲出が予定されています。

Q2:7代目のグリコ看板はどんなデザインになりますか?

2026年11月3日時点で、具体的な完成デザインは公開されていません。ただし、両腕を上げて走るGlicoのランナーは継承される予定です。LEDの採用も報道されています。

Q3:グリコ看板は何時から点灯しますか?

江崎グリコ公式サイトでは日没後から24時までと案内されています。季節や状況によって変わる可能性があるため、訪問当日の情報を確認してください。

Q4:グリコ看板はどこにありますか?

大阪市中央区の道頓堀川沿い、戎橋のすぐそばです。戎橋から正面に看板を眺めることができ、記念撮影の定番スポットになっています。

Q5:歴代のグリコ看板はどこで見られますか?

大阪市西淀川区の江崎記念館で、初代から5代目までのジオラマを見ることができます。無料ですが完全予約制です。

道頓堀のグリコ看板は、1935年の初代設置以来、戦争による撤去や戦後の再建、噴水ネオン、陸上競技場を背景にしたデザイン、LEDによる映像演出など、時代ごとに姿を変えてきました。

2026年11月30日に掲出を終える6代目は、約14万個のLEDを採用したデジタルサイネージとして、2014年から道頓堀を彩ってきました。12月から工事が始まり、2027年春には7代目が登場する予定です。

【プロの結論】注目すべきはデザイン変更よりも「継承と進化」

今回のリニューアルを読み解くうえで、重要なのは3つの視点です。

- 歴史の継承: 1935年から続く道頓堀のランドマークとして、Glicoのランナーが受け継がれる。
- 技術の進化: 約14万個のLEDを採用した6代目から、次世代の映像表現や省エネ性能を備える7代目へと更新される。
- 観光資源としての価値: 企業広告の枠を超え、大阪を訪れる人々の記念撮影や街の景観を支える存在であり続ける。

6代目の姿を写真に残したい人は、2026年11月30日までがひとつの節目です。歴代のデザインに興味がある人は江崎記念館のジオラマも見逃せません。

そして、2027年春に登場する7代目。ランナーのポーズはそのままに、どのような新しい映像表現やデザインが採用されるのか。大阪・道頓堀の新しいシンボルの誕生に期待が集まります。

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星川 美空

アイドルと音楽を担当。公式スケジュール、リリース情報、本人の発表を突き合わせてから記事を構成します。

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