富士ステークスは、東京競馬場の芝1600mを舞台に行われる秋のマイル重賞だ。マイルチャンピオンシップを見据えた実力馬が集まり、春の安田記念や夏の関屋記念から参戦する馬にも注目が集まる。過去の優勝馬には、ナミュール、セリフォス、ソングライン、ノームコアなど、国内マイル路線を代表する実力馬が名を連ねている。
2026年10月17日に行われた第29回富士ステークスでは、事前の傾向を覆す大波乱が発生。12番人気のシュガークンが1分32秒2で優勝し、単勝4,160円、3連単23万3,300円という高配当を記録した。前年のガイアフォース、2024年のジュンブロッサム、2023年のナミュールに続く歴代優勝馬の流れを振り返るうえでも、見逃せない一戦となった。
【歴代優勝馬一覧】富士ステークス過去10年の結果を振り返る

まずは2016~2025年の富士ステークスを振り返ろう。過去10年の勝ち馬を見ると、3歳から6歳まで幅広い世代が勝利しており、人気馬が順当に力を発揮した年もあれば、伏兵が勝ち上がった年もある。
特に2021~2023年はソングライン、セリフォス、ナミュールと、1番人気馬が3年連続で優勝。2024年には4番人気ジュンブロッサム、2025年には3番人気ガイアフォースが勝利した。
2016~2025年の歴代優勝馬と主なレースデータは以下のとおり。
| 年 | 優勝馬 | 人気 | 性齢 | 騎手 | 馬番 | 上がり3F | 勝ち時計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | ガイアフォース | 3番人気 | 牡6 | 横山武史 | 11 | 33.3秒 | 1:31.7 |
| 2024 | ジュンブロッサム | 4番人気 | 牡5 | 戸崎圭太 | 16 | 33.1秒 | 1:32.1 |
| 2023 | ナミュール | 1番人気 | 牝4 | J.モレイラ | 6 | 33.8秒 | 1:31.4 |
| 2022 | セリフォス | 1番人気 | 牡3 | 藤岡佑介 | 10 | 33.2秒 | 1:32.0 |
| 2021 | ソングライン | 1番人気 | 牝3 | 池添謙一 | 1 | 33.9秒 | 1:33.2 |
| 2020 | ヴァンドギャルド | 5番人気 | 牡4 | 福永祐一 | 5 | 34.6秒 | 1:33.4 |
| 2019 | ノームコア | 2番人気 | 牝4 | C.ルメール | 16 | 33.2秒 | 1:33.0 |
| 2018 | ロジクライ | 2番人気 | 牡5 | C.ルメール | 8 | 33.9秒 | 1:31.7 |
| 2017 | エアスピネル | 1番人気 | 牡4 | 武豊 | 6 | 35.0秒 | 1:34.8 |
| 2016 | ヤングマンパワー | 3番人気 | 牡4 | 戸崎圭太 | 3 | 33.8秒 | 1:34.0 |
※人気は単勝人気。馬番は出走時の番号であり、枠番とは異なる。時計・上がり3Fは各年のレース結果による。
歴代優勝馬から見える3つの特徴1つ目は、4歳馬の活躍が目立つことだ。2016年のヤングマンパワー、2017年のエアスピネル、2019年のノームコア、2023年のナミュールなど、成長力と完成度を兼ね備えた馬が結果を残している。
2つ目は、牝馬の優勝実績も豊富なこと。ノームコア、ソングライン、ナミュールが勝利しており、牡馬優勢という単純な見方では捉えられない。東京の長い直線で末脚を発揮できる牝馬は、積極的に評価したい存在だ。
3つ目は、勝ち馬の脚質が一様ではないこと。2018年のロジクライや2025年のガイアフォースは前方で運んで勝利した一方、2024年のジュンブロッサムや2019年のノームコアは後方から差し切った。
つまり、富士ステークスは特定の脚質だけを狙えばよいレースではない。展開に応じて位置取りを変えられる機動力と、最後まで伸び続ける末脚が勝負を左右する。
【人気・枠順・年齢別成績】富士ステークスで好走する馬の条件
過去の結果を予想に生かすなら、単純な勝ち馬一覧だけでは不十分だ。人気、枠順、年齢という3つの切り口から、好走馬に共通する条件を確認したい。
人気別成績:1~5番人気が過去10年の勝ち馬を独占JRAが公表した2016~2025年の過去10年データでは、1番人気が4勝、連対率60.0%、3着内率60.0%を記録している。
特に注目したいのは3番人気と4番人気の安定感だ。3番人気は2勝、2着4回で3着内率60.0%。4番人気も1勝、2着3回、3着2回で同じく60.0%となっている。
一方、6~9番人気は勝利がなく、3着内率は10.0%。10番人気以下も3着が2回あるだけで、勝ち切った馬はいなかった。
過去10年の人気別成績を整理すると、次のようになる。
- 1番人気:4勝、3着内率60.0%
- 2番人気:2勝、3着内率40.0%
- 3番人気:2勝、3着内率60.0%
- 4番人気:1勝、3着内率60.0%
- 5番人気:1勝、3着内率20.0%
- 6~9番人気:0勝、3着内率10.0%
- 10番人気以下:0勝、3着内率3.4%
この数字からは、富士ステークスが基本的には上位人気を中心に組み立てやすい重賞だったことが分かる。ただし、2026年のシュガークンの勝利によって、この傾向には明確な例外が加わった。
枠順別成績:4枠・5枠・7枠・8枠に注目枠順別では、過去10年の実績にいくつかの偏りが見られる。
- 5枠:3勝で最多。勝ち馬を探すうえで注目したい枠。
- 7枠:3着以内8頭、複勝率36.4%。
- 4枠:3着以内6頭、複勝率35.3%。
- 8枠:2勝、2着4回で連対率25.0%。
- 2枠:3着以内は1頭にとどまり、苦戦傾向。
外寄りの7枠・8枠からも好走馬が出ている点は興味深い。東京芝1600mは最後の直線が長く、馬群をさばく進路や仕掛けのタイミングも結果に影響するため、枠順だけで有利不利を決めつけるのは危険だ。
実際、2024年のジュンブロッサムは8枠16番から勝利している。2025年のガイアフォースも7枠にあたる11番から優勝した。
枠順は単独の判断材料ではなく、脚質や想定ペースと組み合わせて評価したい。
年齢別成績:中心は4歳馬、6歳以上は実績を重視JRAの年齢別データでは、4歳馬が最も優秀な成績を残している。
- 3歳:2勝、3着内率21.4%
- 4歳:5勝、3着内率28.6%
- 5歳:2勝、3着内率21.7%
- 6歳:1勝、3着内率11.5%
- 7歳以上:0勝、3着内率7.1%
特に注目したいのが、4歳馬のうち4番人気以内に支持された馬だ。この条件では過去10年で4勝、2着4回、3着1回。3着内率は75.0%に達している。
一方、6歳以上でも完全に消せるわけではない。2025年には6歳のガイアフォースが優勝し、2025年の3着には7歳のソウルラッシュが入った。
JRAの分析によれば、過去10年で6歳以上の好走馬は4頭おり、いずれも重賞勝ち馬だった。年齢だけで評価を下げるのではなく、過去の重賞実績や近走のパフォーマンスを確認することが大切だ。
【前走ローテーション】安田記念・関屋記念組はなぜ強い?
富士ステークスの予想で重要な要素が、前走のレース内容と臨戦過程だ。
JRAの過去10年データでは、前走GⅠ組が5勝、2着7回、3着4回。3着内率は39.0%となっている。前走GⅡ組も3着内率36.4%と好成績を残しており、格の高いレースを経験してきた馬が強い。
前走安田記念組は最重要ローテーションなかでも注目したいのが、春のマイル王決定戦である安田記念からの参戦馬だ。
JRAの集計では、安田記念組は過去10年で4勝、2着6回、3着1回という好成績を記録している。3着内率は50%を超えており、実績面でも信頼度の高いローテーションとなっている。
安田記念から富士ステークスまでは一定の間隔が空くため、春のGⅠで敗れた馬が秋に状態を立て直してくるケースもある。
実際、2023年のナミュールは安田記念16着から巻き返して優勝。2020年のヴァンドギャルドも安田記念10着から富士ステークスを制した。
前走の着順だけを見て評価を下げると、こうした巻き返し馬を見落とす可能性がある。
関屋記念・京成杯オータムハンデ組も有力夏のマイル重賞から参戦する馬も見逃せない。
2016~2025年の3着以内馬30頭を見ると、前走レース別では安田記念が11頭で最多。関屋記念が4頭、ヴィクトリアマイルと京成杯オータムハンデがそれぞれ3頭となっている。
特に関屋記念は、東京とは異なる新潟の長い直線で末脚を発揮した馬が参戦するため、富士ステークスとの適性を比較しやすい。
2024年のジュンブロッサムは関屋記念3着から参戦して優勝した。前走で一定の末脚を示していたことは、東京のマイル戦を考えるうえでも注目できる材料だった。
前走距離は芝1600mが圧倒的過去10年の3着以内馬30頭のうち、前走芝1600mだった馬は25頭。全体の83.3%を占めている。
加えて、前走5着以内だった馬は21頭で、全体の70.0%。基本的には同距離のマイル重賞で結果を残してきた馬が狙いやすい。
ただし、前走10着以下からも7頭が3着以内に入っている。ナミュールやヴァンドギャルドの例が示すように、GⅠ・GⅡでの大敗は必ずしも能力不足を意味しない。
前走ローテーションを評価する際は、次の順番で確認したい。
- 前走が安田記念などのGⅠだったか。
- 前走が芝1600mで、マイル適性を示していたか。
- 前走の着順だけでなく、相手関係やレース内容はどうだったか。
- 夏から秋にかけての休養期間と調整過程は適切か。
単純な前走着順よりも、どのレベルの相手と戦ってきたかを重視することが、富士ステークスでは重要になる。
【上がり3Fと東京芝1600m】差し・追い込みが決まる理由
富士ステークスを分析するうえで欠かせないのが、東京競馬場の芝1600mというコース形態だ。
東京芝1600mは、2コーナー付近からスタートし、3コーナーまで約540mの直線を走る。最後の直線は525.9mと長く、直線前半には高低差のある上り坂が待ち受けている。
坂を上り切った後もゴールまで約300mあるため、瞬間的な加速だけでなく、長く脚を使える持続力も求められる。
過去10年の勝ち馬は上がり33秒台が中心歴代優勝馬の上がり3Fを見ると、2016~2025年の10頭中8頭が33秒台を記録している。
最速は2024年ジュンブロッサムの33秒1。2022年セリフォスも33秒2、2025年ガイアフォースも33秒3でまとめた。
2017年のエアスピネルは不良馬場で35秒0、2020年のヴァンドギャルドは34秒6だった。馬場状態やペースによって時計は変わるものの、直線で速い脚を使えることが好走につながっている。
また、過去10年の分析では、勝ち馬のうち7頭が上がり3F順位3位以内だった。上がり最速馬の複勝率も70.0%と高い。
逃げ馬だけでは押し切れないレース東京芝1600m全体では、前方で運ぶ馬が有利になるケースも多い。しかし、富士ステークスでは逃げ馬が苦戦している。
過去10回の富士ステークスでは、4コーナー先頭から勝利した馬はおらず、逃げ切りは難しい傾向にある。
ただし、先行馬が不利という意味ではない。2018年のロジクライは好位から抜け出し、2025年のガイアフォースも2番手付近から押し切った。
差し馬だけを評価するのではなく、前半のペースを見極めることが重要だ。逃げ・先行馬が多ければ差し馬に展開が向きやすく、ペースが落ち着けば前方の馬にも勝機が生まれる。
東京芝1600mで重視したい能力- 瞬発力:直線で一気に加速できる能力。
- 持続力:長い直線でスピードを維持できる能力。
- 坂への対応力:ゴール前の上り坂でも脚が鈍らないこと。
- 展開への対応力:中団からでも好位からでも競馬ができること。
富士ステークスは、単純なスピード比べではない。マイルの追走力と東京の長い直線に対応する総合力が問われる舞台だ。
【2026年結果を徹底検証】12番人気シュガークンが起こした大波乱
2026年10月17日、東京競馬場で行われた第29回富士ステークスは、過去の傾向を大きく覆す結果となった。
優勝したのは12番人気のシュガークン。吉村誠之助騎手を背に、1分32秒2でゴールを駆け抜けた。
JRA公式のレース結果によると、2着は2番人気アンパドゥ、3着は4番人気エコロアルバ。1番人気に支持されたトロヴァトーレは12着に敗れた。
2026年富士ステークスの上位結果- 1着:シュガークン(12番人気・8枠13番・吉村誠之助)1分32秒2、上がり33秒7
- 2着:アンパドゥ(2番人気・6枠10番・岩田望来)1分32秒3、上がり34秒1
- 3着:エコロアルバ(4番人気・8枠14番・坂井瑠星)1分32秒4、上がり34秒9
シュガークンは4コーナーで10番手付近に位置し、直線で鋭く伸びた。上がり3Fはメンバー最速の33秒7。前方にいた馬をまとめて差し切る内容だった。
波乱の背景は前半の速いペース2026年のレースを理解するうえで重要なのが、前半のラップだ。
JRAの公式記録によるハロンタイムは、12秒2-10秒4-10秒9-11秒4-11秒8-12秒2-11秒6-11秒7。前半3Fは33秒5という速い流れになった。
レース全体のペース分析でも、RPCIは45.8。前半に負荷がかかった展開となり、先行勢には厳しい競馬になった。
こうした展開のなかで、後方に控えていたシュガークンが末脚を温存し、最後の直線で能力を発揮した。
単に12番人気の馬が偶然勝ったというだけではない。前半のペース、4コーナーの位置取り、上がり3Fの性能が組み合わさった結果だった。
2026年の配当・払戻金シュガークンの勝利によって、主要な馬券の払戻金も大きく跳ね上がった。
- 単勝13番:4,160円
- 複勝13番:1,250円
- 馬連10-13:12,340円
- 馬単13-10:25,210円
- ワイド10-13:4,190円
- 3連複10-13-14:27,050円
- 3連単13-10-14:233,300円
3連単は100円あたり23万3,300円。2025年の7,130円、2024年の38,240円、2021年の98,750円と比べても、2026年の波乱の大きさが分かる。
2016~2025年の10年間では、6番人気以下の優勝馬は出ていなかった。2026年は、そのデータを一気に覆す12番人気の勝利となった。
2026年の結果から学べること今回の結果から得られる大きな教訓は、人気だけで穴馬を切り捨てないことだ。
従来のデータでは上位人気が優勢だったものの、レースの展開によっては人気薄の差し馬にも大きなチャンスが生まれる。
特に東京芝1600mでは、前半のペースが速くなれば、先行馬のスタミナが削られ、後方で脚をためていた馬が浮上する。
今後の富士ステークスでは、過去の人気別成績を基本にしながらも、出走馬の脚質構成やペース予測を組み合わせる必要がある。
【プロの結論】富士ステークスの過去データを予想に生かす方法
ここまでのデータを総合すると、富士ステークスでは人気、年齢、前走、末脚の4つを中心に評価するのが合理的だ。
特に重要なのは、過去10年の傾向を絶対的な法則として扱わないこと。2026年のシュガークンの勝利は、統計上の有力条件と実際のレース展開を分けて考える必要性を示した。
予想で優先したい5つのチェックポイント- 人気:まずは1~5番人気の馬から勝ち馬候補を探す。
- 年齢:4歳馬を中心に、3歳・5歳の実績馬も比較する。
- 前走:安田記念、関屋記念、京成杯オータムハンデなどの実績を確認する。
- 末脚:前走の上がり3Fや東京コースでの瞬発力を評価する。
- 展開:逃げ・先行馬の頭数を見て、差し馬が届く流れになるかを考える。
過去の傾向を使った予想が向いているのは、複数の条件を比較しながら軸馬を絞りたい人だ。人気、年齢、前走距離、重賞実績など、客観的な材料を組み合わせれば、根拠の薄い穴狙いを減らせる。
一方、枠順だけで馬券を決める人や、前走着順だけで有力馬を切る人は注意したい。枠別成績には年ごとの出走頭数や馬の能力差も影響するため、単独の数字を過信するべきではない。
また、2026年のシュガークンのような結果が出たからといって、次回も無条件に二桁人気を狙うのは合理的ではない。穴馬を買うなら、速いペースが予想されること、東京の長い直線で末脚を発揮できることなど、具体的な好走材料が必要になる。
プロの視点では、人気上位の実力馬を軸にしつつ、展開が向きそうな末脚型の伏兵を相手に加える組み立てが基本となる。2026年の結果は、その相手候補を選ぶ際に展開分析がいかに重要かを改めて示した。
【富士ステークスの過去データ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:富士ステークスの過去10年で最も勝利数が多い人気は?
A1:2016~2025年では1番人気が最多の4勝を記録している。3番人気も2勝、2番人気も2勝で、1~5番人気が10年連続で優勝した。ただし、2026年には12番人気のシュガークンが勝利し、この傾向が途切れた。
Q2:富士ステークスで好走しやすい年齢は?
A2:過去10年では4歳馬が5勝、3着内率28.6%で最も優秀。特に4番人気以内の4歳馬は3着内率75.0%という好成績を残している。6歳以上は好走率が下がるものの、ガイアフォースのような重賞実績馬には注意したい。
Q3:富士ステークスで狙いたい前走ローテーションは?
A3:安田記念を中心とする前走GⅠ組が有力。関屋記念や京成杯オータムハンデからの参戦馬も注目したい。過去10年の3着以内馬30頭のうち25頭は前走芝1600mだった。
Q4:富士ステークスは逃げ馬と差し馬のどちらが有利?
A4:過去の結果では差し馬の好走が目立つ一方、ロジクライやガイアフォースのように先行して勝った馬もいる。前半のペースによって有利な脚質が変わるため、出走馬の脚質構成を確認することが大切だ。
Q5:2026年富士ステークスの優勝馬と3連単払戻金は?
A5:2026年10月17日の富士ステークスは、12番人気シュガークンが優勝した。2着アンパドゥ、3着エコロアルバで、3連単13-10-14の払戻金は233,300円だった。
富士ステークスの過去10年を振り返ると、1~5番人気の優勢、4歳馬の好成績、前走GⅠ組や芝1600m組の強さが浮かび上がる。歴代優勝馬にはナミュール、セリフォス、ソングライン、ジュンブロッサム、ガイアフォースなど、マイル路線で高い実績を残した馬が並ぶ。
一方、2026年は12番人気シュガークンが上がり3F33秒7の末脚で差し切り、3連単23万3,300円の波乱を演出した。従来の人気別データだけでは捉えきれない、展開の重要性が明確になった一戦だった。
次回の富士ステークスを予想する際は、人気や年齢、枠順、前走ローテーションだけでなく、東京芝1600mへの適性や上がり3Fの性能も確認したい。
過去の数字を基本にしながら、当日の馬場状態とペースを読み解くこと。それが富士ステークスで有力馬を見極め、思わぬ伏兵を発見するための最も実践的な判断基準となる。
主な事実確認資料
- JRA「2026年富士ステークス」公式レース結果・払戻金
- JRA「2026年富士ステークス」過去10年の人気・年齢・前走データ
- JRA「東京競馬場」コース紹介
- JRA公開成績を基にした過去10年のレース結果・枠順・上がり3F分析
編集上の重要事項: 2026年のシュガークンの優勝はJRA公式記録で確認できる。一方、過去10年の統計は2016~2025年を対象とし、2026年の結果は別枠で比較している。これにより、2026年の波乱を過去10年の統計に混入させない構成としている。