ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【110円と330円は何が違う?】USB付き・雷ガード付きの商品も検証

【110円と330円は何が違う?】USB付き・雷ガード付きの商品も検証

高峰 弦 高峰 弦 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

100均の延長コードを探すときに迷いやすいのが、110円の商品と330円以上の商品との違いです。

実際には、価格差は単純な品質の差ではありません。コードの有無、長さ、コンセントの数、USB充電機能など、製品の構造が異なります。

110円で買える商品は家庭用の延長コードなのか

ダイソーの公式通販には、110円(税込)のUSB延長ケーブル(Type-A-Type-A・1m)が掲載されています。

しかし、これはスマートフォン周辺機器などに使うUSBケーブルであり、家庭用コンセントの100V電源を延長するAC延長コードではありません。

この違いは見落としやすいポイントです。

例えば、次のように分類できます。

- 110円: USBケーブルなどの低電圧用ケーブル
- 220円: ダイソーの3個口雷ガード付きタップなど
- 330円: 1口延長コードや3個口コード付きタップ
- 440~770円: 長さや口数を増やした延長コード・電源タップ
- 1,100円: USB Type-A・Type-Cなどを備えた多機能タップコード

したがって、110円で買える延長コードを探している場合は、商品名に「USB」と書かれていないか確認してください。USB用と家庭用AC電源用では、用途がまったく違います。

USBポート付き延長コードはダイソーがおすすめ?

USBポート付きの商品を検討するなら、ダイソーのラインアップが候補になります。

特に確認しておきたいのが、次の2商品です。

① コンセント2個口・USB2ポート付き(550円)

- ACコンセント:2個口
- USBポート:2口
- USB合計最大出力:2.4A
- AC側の合計使用量:1,400Wまで

スマートフォンなどをUSBで充電しながら、別の機器をACコンセントに接続できます。

ただし、USB出力は合計2.4Aなので、最新の急速充電器と同等の充電性能を期待する商品ではありません。

② USB Type-A・Type-C対応の2コンセントタップコード(1,100円)

- コード長:約1m
- ACコンセント:2口
- USB:Type-A・Type-C対応
- 商品名に記載されたUSB出力:3.1A

USB端子の種類を使い分けたい人には、こちらも比較候補です。

注意したいのは、USBポート付きだからといって、すべての機器を安全に同時接続できるわけではないことです。AC側の定格電力とUSB側の最大出力は、それぞれ別に確認する必要があります。

雷ガード付き電源タップは100均でも買える?

雷ガード付きの商品を探している人には、ダイソーの「雷ガード安全タップ3個口」があります。

公式通販での掲載価格は220円(税込)です。

これは、コンセントの差し込み口を3つに増やすタイプの商品で、コード付き延長コードとは構造が異なります。

ここで理解しておきたいのは、雷ガードとホコリ防止シャッターは別の機能だということです。

機能 主な目的
雷ガード 雷などによる電源側のサージへの対策
ホコリ防止シャッター 差し込み口へのホコリや異物の侵入を抑える
絶縁カバー プラグの刃の根元部分を絶縁する
個別スイッチ 接続機器ごとの電源管理

雷ガード付きという表示だけで、あらゆる雷被害を防げるわけではありません。また、絶縁カバーがある商品でも、ホコリを掃除する必要はあります。

必要な保護機能を分けて考え、使う場所や接続する機器に合わせて選びましょう。

【長さと口数で選ぶ】100均の延長コードは1m・2m・3mのどれがいい?

延長コード100均

延長コードを購入してから後悔しやすいのが、長さの選択です。

短すぎると目的の場所まで届かず、長すぎると余ったコードが邪魔になります。

1mタイプ:デスク周りやテレビ台におすすめ

1mタイプは、壁のコンセントから机やテレビ台まで少しだけ距離がある場合に使いやすい長さです。

例えば、次のような用途に向いています。

- デスク上のパソコン周辺機器
- テレビ台周辺の電源確保
- ベッドサイドの小型照明
- スマートフォン充電器の配置調整

ダイソーの330円商品やワッツの440円商品など、3個口タイプも選択肢になります。

ただし、テレビやパソコンなど複数の機器を接続する場合も、差し込み口の数だけでなく合計消費電力を確認してください。

2mタイプ:家具の裏や部屋の中央に電源を届けたい場合

2mタイプは、家具の配置によってコンセントまで距離ができる場合に便利です。

ダイソーでは1個口2mの商品が330円、ワッツでは3個口タップ付き2mの商品が550円で掲載されています。

ただし、両社とも在庫には注意が必要です。

特にワッツの2mタイプは、今回確認した時点で入荷待ちとなっていました。

3mタイプ:長距離の配線に使いたい場合

3m以上のコードが必要なら、ダイソーの1個口3m・440円の商品や、ワッツの3個口3.3m・770円の商品が候補です。

ただし、長いコードほど余った部分の取り扱いにも注意が必要です。

コードを束ねたまま使用したり、カーペットや家具の下に押し込んだりすると、放熱を妨げたり、踏みつけによる内部断線を招いたりする可能性があります。

1個口と3個口はどちらを選ぶ?

用途によって適したタイプは異なります。

1個口がおすすめの人
- 離れた場所にあるコンセントを1つ延長したい
- 接続する機器が決まっている
- 余計な差し込み口は必要ない

3個口がおすすめの人
- デスク周辺で複数の機器を使いたい
- テレビ台周辺のコンセント不足を解消したい
- 充電器や照明などをまとめたい

ただし、3個口だから3台の高消費電力家電を同時に使えるという意味ではありません。重要なのは、接続する機器の消費電力の合計です。

【安全性を検証】100均の延長コードは危険?PSE表示と火災対策

100均の延長コードを購入するとき、価格以上に気になるのが安全性です。

「安いから危険なのでは」「メーカー品より故障しやすいのでは」と心配する人もいるでしょう。

ここでは、製品安全の公的な基準と事故情報をもとに、確認すべきポイントを整理します。

PSEマークは購入前に確認したい基本項目

経済産業省が2025年12月に公表した電気用品安全法の概要資料では、延長コードセットは「特定電気用品」に分類されています。

特定電気用品には、ひし形のPSEマークが表示されます。

また、対象製品には届出事業者名や登録検査機関名などの表示が大切です。

ここで注意したいのは、PSEマークが国による個別の品質保証や、すべての使用状況における安全保証を意味するわけではないことです。

経済産業省の制度説明によると、製造・輸入事業者が技術基準への適合性を確認し、法令上の義務を履行したうえで販売する仕組みです。

したがって、購入時には次の項目を確認してください。

- PSE表示の有無と種類
- 届出事業者名などの表示
- 定格電圧・定格電流
- 最大消費電力
- 使用場所や接続機器の制限
- メーカー・販売事業者の問い合わせ先

安価な商品であっても、法令上の表示や使用条件を確認することは欠かせません。

1,500Wまで使える?消費電力の考え方

延長コードや電源タップには、それぞれ接続可能な最大消費電力が設定されています。

ワッツの50cm・1mの3個口延長コードでは、合計使用量1,500Wまでという仕様が掲載されています。

一方、ダイソーのUSB2ポート付きタップは1,400Wまでです。

このように、同じ100均の商品でも定格は異なります。

例えば、合計1,500Wまで対応する商品に、消費電力1,000Wの機器と600Wの機器を同時接続すると、合計1,600Wとなり、定格を超えてしまいます。

コンセントが3個あっても、使用できる電力が3倍になるわけではありません。

特に注意したい家電は次のとおりです。

- 電子レンジ
- 電気ケトル
- ドライヤー
- 電気ストーブ
- 電気ヒーター
- ホットプレート
- エアコン

これらは消費電力が大きかったり、起動時に大きな電流が流れたりする機器です。

製品によっては延長コードの使用自体が禁止されているため、家電側の取扱説明書も確認してください。

NITEの事故情報から分かる延長コードの危険性

製品評価技術基盤機構(NITE)は、延長コードやテーブルタップによる事故について繰り返し注意喚起しています。

2018年1月25日の発表では、平成24年度から平成28年度までの5年間に通知された配線器具の事故353件のうち、延長コードとテーブルタップによる事故が276件確認されました。

同資料では、配線器具の事故353件のうち209件で火災が発生し、死亡事故も5件報告されています。

これは過去の5年間の事故情報であり、2026年の事故発生率を示す数字ではありません。しかし、延長コードの使い方が火災につながる危険性を示す重要な資料です。

NITEが紹介している主な事故原因には、次のようなものがあります。

- コードの著しい折り曲げによる内部断線
- プラグ周辺に蓄積したホコリによるトラッキング現象
- 定格消費電力を超えた接続による異常発熱

2024年に公表されたNITEの事故情報でも、延長コード付近のホコリによるトラッキング現象や、プラグの接触不良による異常発熱が取り上げられています。

安い商品だから事故が起きるという単純な話ではなく、製品の状態や使用環境、使い方が事故の発生に関係しています。

ホコリ防止シャッター付きの商品を選ぶべき?

コンセント周辺で特に注意したいのが、ホコリと湿気です。

プラグとコンセントの間にホコリや水分がたまると、電気が流れる経路が形成され、火花放電を繰り返して発火に至るトラッキング現象が起きる場合があります。

NITEは、差し込み口にホコリや液体などが入りにくいシャッター付き製品の使用も選択肢として紹介しています。

ただし、シャッター付きであっても、プラグ周辺の掃除は必要です。

また、ダイソー・キャンドゥ・ワッツの今回確認した代表商品については、ホコリ防止シャッターの搭載を商品仕様として確認できないものもあります。

購入する際は、パッケージに「ホコリ防止シャッター」「扉付き」などの記載があるか確認しましょう。

100均の延長コードを安全に使うためのチェックリスト

購入後は、次の点を確認してください。

- 使用前にコードやプラグに傷・変形がないか確認する
- 定格消費電力を超えて接続しない
- 延長コード同士を連結して使用しない
- コードを束ねたり、巻き付けたりしない
- 家具の脚などでコードを踏みつけない
- 水がかかる場所で使用しない
- プラグ周辺のホコリを定期的に取り除く
- 異常な熱、焦げ臭さ、変色があれば使用を中止する

特に、延長コードを何本もつないで長さを稼ぐ使い方は避けてください。

NITEも、テーブルタップの連結や最大消費電力を超える使用に注意を促しています。

【売り場・在庫状況】セリアにもある?100均で延長コードを探す方法

延長コードを探しているとき、公式通販に商品が掲載されていても、近所の店舗で購入できるとは限りません。

特に電気用品は、店舗の規模や仕入れ状況によって品ぞろえが変わることがあります。

セリアの延長コード取り扱いは?

については、今回の調査ではダイソー・キャンドゥ・ワッツと同じ基準で比較できる公式通販の商品価格・在庫情報を確認できませんでした。

そのため、セリアで延長コードを必ず購入できるとは断定できません。

セリアの店舗で探す場合は、電気用品やスマートフォン関連用品の売り場を確認し、見当たらなければスタッフに問い合わせる方法が確実です。

延長コードの売り場はどこ?

100均で延長コードを探す場合、まず次の売り場を確認してみましょう。

- 電気用品・電気小物コーナー
- コンセント・電源タップ売り場
- スマートフォン・充電用品コーナー
- パソコン周辺用品コーナー

店舗によって配置は異なります。

特にUSBケーブルとAC電源用の延長コードは、同じ電気用品の売り場でも別々に陳列されている場合があります。

在庫状況を確認する3つの方法

無駄足を避けたいなら、購入前に在庫を確認しておくと便利です。

1. 公式通販の商品ページを確認する

ダイソーは商品によって在庫確認にログインが必要です。キャンドゥでは売り切れ・入荷待ち・販売期間外などの表示を確認できます。ワッツは商品ページに在庫あり・残りわずか・入荷待ちなどの表示があります。

2. 店舗に電話で問い合わせる

商品名やJANコードが分かれば、スタッフに伝えやすくなります。

例えば、ダイソーの3個口コード付きタップなら、JANコードは4550480310466です。

3. 店舗で商品仕様を確認する

同じ330円の商品でも、1口と3口では用途が違います。パッケージに記載された長さ、口数、定格電力を確認してください。

100均の延長コードの評判は?

安全性や使い勝手については、単に100均だから良い・悪いと評価することはできません。

公式通販の商品ページにはレビューが掲載されていない商品もあり、3社の製品を同一条件で比較できる十分な評価データは確認できません。

そこで、購入判断では次のような基準を使うとよいでしょう。

評価項目 確認したいポイント
価格 必要な機能に対して適正か
長さ 使用場所まで余裕をもって届くか
口数 接続する機器の数に合っているか
安全表示 PSE表示や定格が確認できるか
保護機能 雷ガードやシャッターなどが必要か
使い勝手 プラグ形状やコードの取り回しが適切か

特に、毎日長時間使用する場所や、消費電力の大きい家電を接続する場所では、価格だけで選ばず、用途に合った仕様を優先してください。

【延長コードの100均購入】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:100均で延長コードは110円で買えますか?

A1:家庭用コンセントのAC延長コードについては、今回確認した3社の代表的な公式通販掲載品は330円以上が中心です。ダイソーには110円のUSB延長ケーブルがありますが、AC電源用とは別の商品です。

Q2:100均の延長コードは何mまでありますか?

A2:今回確認した商品では、ダイソーに1個口3m、キャンドゥに1個口2.5m、ワッツに3個口3.3mの掲載があります。必要な長さと在庫を購入前に確認してください。

Q3:100均の延長コードにドライヤーや電子レンジを接続しても大丈夫ですか?

A3:一律に大丈夫とはいえません。最大消費電力を超えると異常発熱や火災につながるおそれがあります。また、家電の取扱説明書で延長コードの使用が禁止されている場合は接続しないでください。

Q4:100均の延長コードには雷ガードやホコリ防止機能がありますか?

A4:ダイソーには220円の雷ガード安全タップ3個口が掲載されています。一方、ホコリ防止シャッターは別の機能です。購入時に商品パッケージや仕様を確認しましょう。

2026年11月2日時点で、ダイソー・キャンドゥ・ワッツの公式通販には、家庭用の延長コードや電源タップが掲載されています。

価格は330円程度から、長さや口数、USB機能などによって770円以上の商品まで幅があります。

選び方のポイントを最後に整理します。

- 安くシンプルなものが欲しい人: 330円前後の1口・1mタイプを比較する
- コンセントを増やしたい人: 330~440円程度の3個口タイプを検討する
- 長いコードが必要な人: 2.5m・3m以上の商品を比較する
- USB充電もまとめたい人: ダイソーのUSBポート付き商品を検討する
- 雷対策を重視する人: 雷ガード付きタップの仕様を確認する
- 安全性を重視する人: PSE表示、定格電力、ホコリ対策を優先する

一方、110円という価格だけを基準に商品を探すと、USBケーブルとAC延長コードを取り違える可能性があります。

また、公式通販に商品が掲載されていても、店舗に在庫があるとは限りません。

延長コードは、毎日の生活で繰り返し電気を流す製品です。購入時の数百円の差よりも、接続する機器に合った定格、必要な長さ、保護機能を優先することが、長く安心して使うための判断基準になります。

主な参考資料・情報源

- ダイソーネットストア「延長コード・ケーブル」商品一覧・個別商品情報
- CanDoネットショップ「電源タップ・延長コード」
- ワッツオンライン「延長コード・電源タップ」
- 経済産業省「電気用品安全法の概要や義務について」(2025年12月)
- 製品評価技術基盤機構(NITE)「冬場の安全な暮らしのために~延長コードやテーブルタップの正しい使い方~」(2018年1月25日)
- NITE「配線器具の事故」に関する注意喚起資料

同じカテゴリの記事

高峰 弦
コンテンツディレクター 高峰 弦
プロフィールを見る →

全記事の校閲を担当。人名・日付・数字の整合性を確認し、断定できない内容は表現を弱めて掲載します。

おすすめの関連記事