NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』をもう一度見たいけれど、2026年の再放送予定はあるのか、前回の放送はいつからいつまでだったのか気になっている人も多いのと考えられます。高畑充希が主演を務めた本作は、2016年の本放送から約9年を経た2025年5月5日、NHK総合で初めて全話再放送されました。昼12時30分からの放送枠で、全156話が順次放送され、最終回は2025年12月16日でした。
一方、再放送まで長い期間が空いた背景には、2019年のピエール瀧の逮捕に伴うNHKオンデマンドの配信停止がありました。「出演者の不祥事で再放送できない」「権利関係の問題で配信停止になった」といった情報も見られますが、配信停止とテレビ放送の中止は別の問題です。2026年11月現在の放送予定、NHKオンデマンドやU-NEXTでの視聴方法、DVDレンタルの選択肢まで整理します。
【2026年の再放送予定】とと姉ちゃんはいつから放送される?

2026年11月2日現在、『とと姉ちゃん』の新たなテレビ再放送日程は発表されていません。
2025年にNHK総合で初めて全156話が再放送されたため、2026年にも続けて再放送されると期待する人もいるでしょう。しかし、現段階では2026年中の再放送開始日や終了日を示す公式発表は確認できません。
2025年5月5日からNHK総合の昼12時30分枠で放送2025年3月22日、NHKの再放送決定を受けて各メディアが一斉に報道しました。放送開始日は2025年5月5日(月・祝)。NHK総合で毎週月曜日から金曜日の午後0時30分~0時45分に放送する編成でした。
この再放送は、2016年の本放送以来、初めて実現したテレビでの再放送です。全156話を15分ずつ放送する形式で、NHKプラスでの同時配信にも対応していました。
また、再放送に先立ち、4月30日には主演の高畑充希、5月1日には母親役の木村多江が作品を振り返る特別番組も放送されました。約9年ぶりの再放送に向けた特別企画からも、NHKが作品を改めて紹介する機会として位置付けていたことがうかがえます。
2026年に再放送される可能性は?再放送の可能性がなくなったわけではありません。2025年に全話の地上波再放送が実現したことから、少なくとも出演者の問題だけで永久に放送できない作品ではないことが分かります。
ただし、NHKの朝ドラ再放送枠は過去作品の編成によって順次入れ替わります。一度全話を放送した作品が翌年すぐに再登場するとは限りません。
今後の予定を確認するなら、NHKの番組表やNHKドラマの公式発表を確認するのが確実です。検索結果に表示される過去の放送情報を、2026年の新規放送予定と取り違えないように注意しましょう。
【放送日程と全156話の実績】2016年から2025年までの時系列
『とと姉ちゃん』はNHK連続テレビ小説の第94作として制作された作品です。2016年4月4日に本放送が始まり、同年10月1日に全156回で完結しました。
その後、2019年には出演者の不祥事を受けた配信停止が発生。2025年3月に初の再放送が発表され、同年12月に全話の放送を終えています。
本放送・配信停止・初再放送の年表| 年月日・時期 | 出来事 | 内容・ポイント |
|---|---|---|
| 2016年4月4日 | 本放送開始 | NHK連続テレビ小説第94作としてスタート |
| 2016年10月1日 | 本放送終了 | 全156回で完結 |
| 2019年3月13日 | 配信停止 | ピエール瀧の逮捕を受け、NHKオンデマンドでの配信を当面停止 |
| 2025年3月22日 | 再放送発表 | NHK総合で初の再放送が決定 |
| 2025年5月5日 | 再放送開始 | 平日12時30分~12時45分、全156話 |
| 2025年12月12日 | 放送休止 | 津波注意報関連のニュースで第155話の放送が延期 |
| 2025年12月15日 | 第155話放送 | 延期分を放送 |
| 2025年12月16日 | 再放送最終回 | 第156話を放送して全話終了 |
| 2026年11月2日 | 現在 | 新たなテレビ再放送日程は未発表 |
この年表で押さえておきたいのは、2025年の再放送が単に途中まで放送された企画ではなく、全156話を最後まで放送した実績を持つことです。
再放送終了日は当初の予定から変更された2025年12月12日(金)には、北海道・東北地方の津波注意報に関するニュースが放送され、第155話の放送が休止となりました。そのため、当初の進行から1日ずれ込み、第155話は12月15日、第156話は12月16日に放送されました。
したがって、2025年の再放送終了日は12月16日です。12月15日を最終回として紹介する情報もありますが、実際には緊急ニュースによる順延が発生しています。
また、本放送と再放送では放送ペースが異なります。2016年当時の朝ドラは週6回放送でしたが、2025年の昼の再放送枠は週5回でした。これに特別番組やニュースによる休止も加わり、再放送期間は約7か月半に及びました。
【再放送できない理由の真相】ピエール瀧の出演と配信停止の関係
『とと姉ちゃん』が長い間再放送されなかった背景を調べると、2019年3月に起きたNHKオンデマンドの配信停止が大きなポイントになります。
ただし、ここで重要なのは、配信停止とテレビでの再放送禁止を同じものとして扱わないことです。
2019年3月、ピエール瀧の逮捕でNHKオンデマンドが配信停止2019年3月13日、俳優で音楽ユニット「電気グルーヴ」のメンバーでもあるピエール瀧が、コカイン使用の疑いで逮捕されました。
これを受けてNHKは、同氏が出演していた複数の番組について、NHKオンデマンドでの配信を当面停止すると発表しました。その対象には『とと姉ちゃん』も含まれていました。
配信停止の対象には、『あまちゃん』『龍馬伝』『いだてん』『55歳からのハローライフ』なども含まれていました。NHKは出演者の逮捕を受け、総合的に判断したと説明しています。
つまり、配信停止の直接的な理由は出演者の逮捕に伴うNHKの判断です。作品の内容そのものが問題視されて放送禁止になったという話ではありません。
ピエール瀧はどんな役で出演していた?ピエール瀧が演じたのは、森田屋の主人兼板前である森田宗吉です。
森田屋は、常子たち小橋一家が東京で暮らすようになってから関わる重要な場所です。宗吉は怒りっぽく口調も荒いものの、料理人としての腕と仕事への真面目さを持つ人物として描かれています。
単なる端役ではなく、常子が東京での生活を始める時期を支える重要な登場人物です。そのため、出演部分だけを簡単に切り取れば済むような作品ではありませんでした。
2019年の報道では、NHKオンデマンドでの配信停止が伝えられましたが、これはテレビでの再放送を永久に禁止するという発表ではありませんでした。2025年に初の全話再放送が実現したことも、その違いを示しています。
暮しの手帖との権利問題が再放送を妨げていた?もう一つ、ネット上で話題になるのが、作品のモデルとなった生活雑誌『暮しの手帖』との関係です。
『とと姉ちゃん』は、同誌を創刊した大橋鎭子の歩みをモチーフにしています。劇中に登場する雑誌「あなたの暮し」や商品試験のエピソードにも、実際の出版活動や編集者の仕事が反映されています。
一方、2016年には、元『暮しの手帖』編集者によるドラマの史実描写への批判が報道されました。商品試験の描写や花森安治をモデルとする人物の描き方などをめぐり、実際の歴史との違いが論点になりました。
しかし、作品の描写に対する批判と、著作権や肖像権などの権利問題による再放送差し止めは別の話です。こうした批判報道だけを根拠に、出版社との権利トラブルが原因で再放送できなかったと断定することはできません。
NHKオンデマンドの利用案内には、権利上の都合で配信終了となる番組もあると記載されています。ただし、それはサービス全体に関する説明であり、『とと姉ちゃん』の再放送が遅れた具体的な理由を示すものではありません。
現時点で確認できる経緯を整理すると、2019年の配信停止は出演者の逮捕に伴うNHKの判断であり、権利問題による永久的な放送禁止という説明とは区別する必要があります。
【作品とキャストを総整理】高畑充希・西島秀俊・唐沢寿明らの出演者
『とと姉ちゃん』の魅力は、家族の物語と戦後の出版文化を結び付けた構成にあります。
主人公の小橋常子は、幼い頃に父を亡くしたことをきっかけに、母と2人の妹を守る一家の中心的な存在になります。やがて東京で出版社を立ち上げ、編集者の花山伊佐次と出会い、女性の暮らしを豊かにする雑誌作りに挑戦していきます。
主要キャストと役柄の関係主人公の常子を演じたのは高畑充希です。父親代わりとして家族を守りながら、自分の仕事と人生を切り開いていく姿を演じました。
主要な出演者と役柄は次のとおりです。
- 高畑充希:小橋常子。物語の主人公で、家族を支える長女。
- 西島秀俊:小橋竹蔵。常子たちの父親。
- 木村多江:小橋君子。常子たちの母親。
- 相楽樹:小橋鞠子。常子の妹で次女。
- 杉咲花:小橋美子。常子の妹で三女。
- 向井理:小橋鉄郎。竹蔵の弟。
- ピエール瀧:森田宗吉。森田屋の主人兼板前。
- 秋野暢子:森田まつ。森田屋に関わる人物。
- 平岩紙:森田照代。森田屋の女将。
- 川栄李奈:森田富江。森田屋の娘。
- 坂口健太郎:星野武蔵。常子の人生に関わる大学生。
- 唐沢寿明:花山伊佐次。常子とともに雑誌作りに取り組む編集者。
- 大地真央:青柳滝子。青柳商店の女将。
- 及川光博:五反田一郎。出版活動に関わる人物。
- 伊藤淳史:水田正平。常子たちと関係を築く人物。
- 檀ふみ:語り。
脚本は西田征史、音楽は遠藤浩二が担当。主題歌には宇多田ヒカルの「花束を君に」が起用されました。
見どころは家族の物語から雑誌作りへの変化前半の中心となるのは、小橋家の家族関係です。父親を失った常子が、母と妹たちを支えながら成長していく姿が丁寧に描かれています。
物語が進むにつれて舞台は東京へ移り、森田屋や青柳商店の人々との出会いを通じて、常子の世界が広がっていきます。
後半の大きな見どころは、唐沢寿明演じる花山伊佐次との雑誌作りです。読者の生活を第一に考え、商品を実際に試して評価するという編集方針は、作品のテーマである「暮らしを良くする」という考え方につながっています。
モデルとなった大橋鎭子や花森安治の実際の歩みと、ドラマとして脚色された人物・出来事を区別しながら見ると、作品の背景をより深く理解できます。
【2026年の視聴方法】NHKオンデマンドとU-NEXTで全話を見る
2026年にテレビ再放送を待たずに『とと姉ちゃん』を見たい場合、まず確認したいのがNHKオンデマンドです。
NHKオンデマンドでは、本編第1話から最終回の第156話まで、各エピソードの作品ページが掲載されています。2026年11月時点でも、NHK公式の各話ページで視聴方法と料金を確認できます。
NHKオンデマンドの料金と視聴方法NHKオンデマンドには、主に次の2種類の購入方法があります。
- まとめて見放題パック:月額990円(税込)。配信対象作品を視聴できる月額サービスです。
- 単品購入:1本110円~220円(税込)。購入後72時間の視聴期間内に何度でも再生できます。
『とと姉ちゃん』の各話ページには、まとめて見放題パック990円、単品110円という選択肢が表示されています。第1話だけでなく最終回の第156話にも購入方法が案内されています。
全156話をまとめて視聴するなら、見放題パックのほうが料金面で有利になる可能性があります。単品購入を156話分利用した場合、1話110円で計算すると合計17,160円です。視聴予定の話数に合わせて選ぶとよいでしょう。
なお、見放題パックの対象作品は権利関係などの事情で変更される場合があります。契約前に作品ページで対象状況を確認してください。
U-NEXT経由でNHKオンデマンドを見る方法U-NEXTでもNHKオンデマンドの作品を視聴できます。U-NEXTの公式作品ページには『とと姉ちゃん』が掲載されており、エピソードを選んで視聴する仕組みです。
基本的な手順は次のとおりです。
- U-NEXTにログインする。
- 検索画面で「とと姉ちゃん」と入力する。
- 作品ページから視聴したいエピソードを選択する。
- 単品レンタルまたはNHKまとめて見放題パックの利用条件を確認する。
- 購入・契約手続きを完了して再生する。
注意したいのは、U-NEXTの通常の月額プランとNHKオンデマンドの見放題パックは、料金体系が異なることです。NHK作品を見るためのパック料金が別途必要になる場合があります。
また、ポイントを利用した単品購入では、保有ポイントが不足すれば追加負担が発生します。登録前に料金表示を確認しましょう。
U-NEXTのメリットは、スマートフォンやタブレット、パソコン、対応テレビなど、さまざまな端末で視聴できることです。すでにU-NEXTを利用している人にとっては、NHKオンデマンドを追加して楽しむ方法が便利です。
NHKプラス・NHK ONEの見逃し配信には注意2025年の再放送当時はNHKプラスで同時配信や見逃し視聴が案内されていました。しかし、放送から時間が経過した2026年に、当時の156話をそのまま無料で見られるという意味ではありません。
放送後の見逃し配信には視聴期限があります。過去の放送分をまとめて見たい場合は、NHKオンデマンドなどのアーカイブサービスを利用するのが現実的です。
【DVDレンタルは可能?】完全版DVD-BOXと宅配レンタルの選び方
インターネット配信よりもDVDで視聴したい人には、完全版DVD-BOXという選択肢もあります。
『とと姉ちゃん』はNHKエンタープライズから完全版DVD-BOXが発売されています。BOX1~3のセットが中古市場にも流通しており、DVDプレーヤーを使って視聴したい人にも選択肢があります。
TSUTAYA DISCASなどの宅配レンタルを確認DVDを購入せずに視聴したい場合は、TSUTAYA DISCASなどの宅配レンタルサービスで作品名を検索する方法があります。
レンタル用のDVDやレンタル落ち商品が中古市場で流通していることも確認できます。ただし、販売用DVDとレンタル対象DVDは同じではありません。商品が存在するからといって、必ず現在レンタルできるとは限りません。
申し込み前には次の点を確認しましょう。
- 作品名が『とと姉ちゃん 完全版』になっているか。
- 第1巻から最終巻まで必要な巻がそろっているか。
- レンタル可能な在庫があるか。
- スピンオフ作品「もうひとつの物語 福助人形の秘密」が必要か。
- 送料や返却期限、レンタル料金が予算に合うか。
特に全話を視聴したい人は、DVDの巻数と収録話数を確認することが大切です。途中の巻が欠けていると、156話を最後まで楽しめません。
DVD-BOXを購入する場合も、中古品は商品の状態や付属品の有無によって価格が変わります。新品・中古・レンタルのどれが自分に合うか比較して選ぶとよいでしょう。
【とと姉ちゃん再放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:とと姉ちゃんは2026年に再放送されますか?
A1:2026年11月2日現在、新たなNHK総合・BSでの再放送日程は発表されていません。2025年5月5日から12月16日まで、NHK総合で初めて全156話が再放送されました。今後の予定はNHKの番組表や公式発表で確認してください。
Q2:2025年の再放送はいつからいつまででしたか?
A2:2025年5月5日(月・祝)に始まり、12月16日(火)に最終回を迎えました。NHK総合で毎週月曜日から金曜日の12時30分~12時45分に放送されました。12月12日は津波注意報関連のニュースで休止となり、最終回が1日延期されました。
Q3:とと姉ちゃんは全何話ですか?
A3:本編は全156話です。2016年の本放送も2025年の初再放送も全156話で構成されています。1話約15分のため、全話を通して視聴すると約39時間になります。
Q4:ピエール瀧の不祥事が原因で再放送できなかったのですか?
A4:2019年3月の逮捕を受けて、NHKオンデマンドでの配信が一時停止されたことは事実です。ただし、これはテレビ再放送の永久禁止を意味するものではありません。2025年には全156話の再放送が実現しています。
Q5:とと姉ちゃんはNHKオンデマンドで見られますか?
A5:NHKオンデマンドの公式作品ページに本編各話が掲載されています。見放題パックは月額990円(税込)、単品購入は1本110円~220円(税込)です。配信対象や購入期限は各話のページで確認してください。
Q6:U-NEXTでも全156話を視聴できますか?
A6:U-NEXTではNHKオンデマンドの作品を視聴できます。『とと姉ちゃん』の作品ページから各エピソードを選択し、単品購入または見放題パックの利用条件を確認してください。NHKパックの料金は通常のU-NEXT月額プランとは別に発生する場合があります。
Q7:DVDレンタルで全話を見ることはできますか?
A7:完全版DVD-BOXが発売されており、宅配レンタルや中古DVDを探す方法があります。ただし、レンタルサービスの在庫や巻数は変動します。全156話がそろうかどうかを確認してから申し込みましょう。
【プロの結論】2026年は再放送を待つより視聴環境を確認するのが確実
『とと姉ちゃん』の再放送をめぐる情報を整理すると、2026年11月現在、新たなテレビ放送の予定は公表されていない一方、2025年にはNHK総合で初めて全156話が放送され、最後まで完走した実績があります。
長い間再放送されなかった理由として注目されるのは、2019年のピエール瀧の逮捕に伴うNHKオンデマンドの配信停止です。しかし、配信停止はテレビでの永久的な放送禁止とは異なります。権利問題が原因で作品全体が封印されたという説明にも、明確な裏付けはありません。
2026年に今すぐ視聴したい人は、次の基準で選ぶと無駄がありません。
- 全話をまとめて見たい人:NHKオンデマンドのまとめて見放題パックを検討する。
- 特定の回だけ見たい人:NHKオンデマンドやU-NEXTの単品購入を利用する。
- DVDで視聴したい人:TSUTAYA DISCASなどで全巻のレンタル在庫を調べる。
- テレビ放送にこだわる人:NHK総合・BSの番組表と公式発表を定期的に確認する。
作品の魅力は、亡き父の代わりに家族を守った常子が、やがて自分の力で出版社を築き、暮らしを豊かにする仕事に挑戦していく姿にあります。高畑充希の主演作としてだけでなく、戦後の出版文化や生活者目線のものづくりを描いた朝ドラとしても見応えがあります。
2025年の再放送を見逃した人も、2026年に改めて作品に触れる方法は残されています。次回のテレビ再放送を待つだけでなく、公式配信やDVDの在庫を確認することが、もう一度『とと姉ちゃん』を楽しむための最も確実な方法です。
主な確認資料:NHKオンデマンドの各話公式ページ・料金案内、U-NEXT公式作品情報、放送ライブラリー、2025年の再放送決定を報じたシネマトゥデイ・MANTANWEB、2019年の配信停止を報じたスポーツニッポン・日刊スポーツ。