2026年現在もドラマや映画、CMで活躍する俳優・白石聖(しらいし・せい)。彼女の名前を検索すると、今も多くの人が思い出すのが、2019年に出演した結婚情報サービス「ゼクシィ」のテレビCMだ。
白石聖は、ゼクシィの12代目CMガールに選ばれた。新郎役を務めたのは俳優の平田雄也。2019年4月18日に起用が発表され、同日19時から全国(一部地域を除く)で新CMの放送が始まった。CMにはシンガーソングライターの青葉市子が歌うオリジナル楽曲が使用され、花嫁の幸せだけでなく、自分自身の人生を選ぶ意志を描いた演出が話題になった。
起用の背景には、2019年2月に実施されたオーディションがある。白石は以前からゼクシィCMガールになることを目標にしており、発表会では夢がかなった喜びを語っていた。
そして2026年、白石はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』や日本テレビ系『一次元の挿し木』、フジテレビ系『救命病棟24時』などに出演。ゼクシィ出演当時の20歳から、幅広い役柄を担う俳優へとキャリアを重ねている。
- 12代目CMガール: 白石聖は2019年2月のオーディションを経て選出された。
- CM放送開始日: 2019年4月18日19時。新郎役は平田雄也、楽曲の歌唱は青葉市子が担当した。
- CMのテーマ: 花嫁の幸せの中にある「意志」。自分自身に誓うというメッセージが作品の核になっている。
- 歴代の前後関係: 11代目は井桁弘恵、13代目は堀田真由。
- 2026年の活動: 『豊臣兄弟!』『一次元の挿し木』『救命病棟24時』など、ドラマでの出演が続いている。
【2019年のCMを解説】白石聖が選ばれた理由とオーディションの舞台裏

リクルートマーケティングパートナーズが2019年4月18日に発表した公式プレスリリースによると、ゼクシィCMガールのオーディションは同年2月に開催された。
その結果、12代目CMガールに決まったのが白石聖だった。
当時20歳だった白石は、2016年に俳優デビュー。2018年のドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』や実写ドラマ『I"s』、2019年の『絶対正義』などに出演していた。
特に『絶対正義』では、それまでの清楚なイメージとは異なる振り切った演技が注目を集めていた。
ゼクシィの起用発表を報じたシネマトゥデイは、今回の選考について、花嫁の幸せに含まれる「意志」を表現できる演技力と人柄が決め手になったと伝えている。
単にウエディングドレスが似合うという理由だけではなく、花嫁の心の動きを演じられる表現力が評価されたことがうかがえる。
不合格だと思っていた白石聖に届いたサプライズ発表オーディションのエピソードで特に印象的なのが、合格発表の方法だ。
リクルートの発表資料によると、白石は2次選考後、担当マネージャーからゼクシィCMガールの選考に落ちたと伝えられていた。
ところが、後日、別のオーディションという名目で会場に呼ばれる。
会場にはバージンロードを思わせる白い花びらが敷かれ、壁にはゼクシィのポスターが飾られていた。そして編集長から12代目CMガールへの就任が告げられた。
白石は驚き、花束を受け取ると目を潤ませながら喜びを表現したという。
2019年4月18日の発表会でも、白石はゼクシィCMガールになることが目標だったと明かし、「夢が一つかなった」という趣旨の喜びを語っている。
このエピソードからも、今回の起用が本人にとって大きな意味を持っていたことが分かる。
なぜ白石聖だったのか?起用理由を3つの視点で整理白石が選ばれた背景は、当時の公式発表や発表会報道から、次のように整理できる。
1. 感情表現の幅広さ: 『絶対正義』などで見せた演技力が、花嫁の複雑な心情を表現する役柄と結びついた。
2. 透明感と親しみやすさ: ウエディングドレス姿だけでなく、日常から式当日へ向かう自然な表情を見せられることが作品の方向性に合っていた。
3. 本人の意欲: 白石自身がゼクシィCMガールを目標としており、選出されたことへの強い思いを持っていた。
ゼクシィCMガールは、リクルート自身が若手女性タレントの活躍につながる存在として紹介してきた役割でもある。
白石にとっても、単発の広告出演というだけではなく、若手俳優として幅広い層に名前を知ってもらう機会になった。
【新郎役は平田雄也】CMのストーリーと白石聖の花嫁姿
平田雄也が演じたのは白石聖の新郎役2019年のゼクシィCMで新郎役を務めたのは、俳優の平田雄也だ。
平田は1993年6月20日生まれ、神奈川県出身。舞台『ハイキュー!!』や『チア男子!!』などに出演し、2018年にはテレビ東京系『ウルトラマンR/B』で主演を務めた。
白石と平田が演じたのは、結婚式当日を迎えた新郎新婦。
2人の関係はあくまでCMの中で設定された役柄であり、実際の交際関係を示すものではない。
結婚式当日の朝から始まるCMの流れリクルートの公式発表では、CMは結婚式当日の朝から始まる物語として説明されている。
白石が演じる花嫁は、実家で顔を洗い、自分の部屋で新郎役の平田とスマートフォンを通じて連絡を取る。
何気ない日常のやり取りも、結婚式当日という特別な日には違った意味を持つ。
その後、身支度を終えた花嫁は実家を出る。タクシーに乗る前に家を振り返る場面では、これまで育ててくれた家族への感謝や、離れることへの寂しさが表情に表れる。
式場の控室では、ウエディングドレス姿の白石が窓の外を眺めながら、これまでの人生とこれからの未来に思いを巡らせる。
そこへ平田演じる新郎が現れ、「お待たせ」と声をかける。
花嫁の表情は、思いを巡らせる静かな顔から、自然な笑顔へと変わる。
そしてチャペルで指輪を交換し、夫婦になることを誓う場面へと進んでいく。
ウエディングドレス姿だけでは伝わらない演技の魅力このCMの見どころは、白石の花嫁姿だけではない。
実家を出るときの寂しさ、式場での緊張、新郎と顔を合わせたときの安堵、指輪を交換するときの感動。
同じ花嫁という人物でも、場面によって表情が変化する。
結婚式を単純に幸せなイベントとして描くのではなく、家族との別れや自分の未来への期待など、複数の感情が重なる時間として表現しているのだ。
こうした細かな演技の積み重ねが、CMに短編映画のような印象を与えている。
【CMソングは青葉市子】「花嫁の歌」と私は私に誓いますの意味
歌唱を担当したのはシンガーソングライターの青葉市子2019年のゼクシィCMで流れる印象的な歌声は、シンガーソングライターの青葉市子によるものだ。
リクルートの公式発表でも、青葉市子の包み込むような歌声がCMのストーリーと連動する演出として紹介されている。
CDJournalの2019年4月22日付のCM楽曲紹介では、使用曲はCMのためのオリジナル楽曲であり、青葉市子が歌唱を担当したと説明されている。
ここで押さえておきたいのは、「花嫁の歌」はCMの篇名として使われる呼び方であり、青葉市子の既発表曲をそのまま使用したという意味ではないことだ。
「私は、私に誓います」が伝えるメッセージCMで印象的に使われるのが、次のフレーズだ。
あなたと幸せになることを 私は、私に誓います。
この言葉には、結婚相手への愛情だけでなく、自分自身の未来を自分で選び取るという意味が込められている。
結婚という人生の節目では、相手との関係だけでなく、家族との関係や生活環境も変化する。
その中で、自分自身がどのように生きていくのかを考えることも大切になる。
CMの花嫁は、誰かに幸せにしてもらうのを待つだけの存在ではない。自分の意志で新しい生活を選び、相手と幸せになることを自分に誓う女性として描かれている。
これは、2019年のリクルート公式発表が掲げた「花嫁の幸せの中にある意志」というテーマとも一致している。
白石聖のゼクシィCMの評判は?当時の報道を振り返ると、注目された要点は主に3つある。
- ウエディングドレスを着た白石の透明感ある姿。
- 結婚式当日の花嫁の心情を表す細かな表情の変化。
- 平田雄也との自然な掛け合いと、青葉市子の歌声が生み出す映像の一体感。
2019年4月18日のRBB TODAYの報道では、白石のドレス姿や平田との息の合った演技、撮影時のインタビューなどが紹介された。
また、MANTANWEBなどの芸能メディアも、12代目CMガールへの起用を大きく取り上げている。
一方、CMそのものの好感度を示す公式な全国調査や、視聴者全体の評価を表す統計は公表されていない。
そのため、評判を一律に「絶賛された」とまとめるよりも、公開当時の報道が特に注目したのは、白石の表情演技と映像・音楽の組み合わせだったと捉えるのが適切だ。
【歴代ゼクシィCMガール一覧】白石聖は何代目で前後は誰?
ゼクシィCMガールは、若手女性タレントの登竜門として知られてきた。
2019年のリクルート公式発表とMANTANWEBの歴代一覧を照らすと、白石聖は11代目の井桁弘恵に続く12代目に当たる。
歴代の起用者を時系列で整理すると、次のとおりだ。
| 代数 | CMガール | 起用年 |
|---|---|---|
| 初代 | 加賀美セイラ | 2001年 |
| 2代目 | 加藤ローサ | 2004年 |
| 3代目 | JOSI | 2005年 |
| 4代目 | 倉科カナ | 2006年 |
| 5代目 | 岩井堂聖子(旧芸名・高橋真唯) | 2007年 |
| 6代目 | 松井愛莉 | 2013年 |
| 7代目 | 広瀬すず | 2014年 |
| 8代目 | 新木優子 | 2015年 |
| 9代目 | 吉岡里帆 | 2016年 |
| 10代目 | 佐久間由衣 | 2017年 |
| 11代目 | 井桁弘恵 | 2018年 |
| 12代目 | 白石聖 | 2019年 |
| 13代目 | 堀田真由 | 2020年 |
※敬称略。起用年は各代の就任・発表時期を基準とした整理。
白石聖の前任者は井桁弘恵、後任者は堀田真由白石の前任に当たる11代目は井桁弘恵。2018年にCMガールに選ばれ、細田善彦が新郎役を務めた。
そして、白石の次に13代目として選ばれたのが堀田真由だ。
リクルートは2020年12月の公式発表で、堀田が13代目CMガールであることを紹介している。
さらに堀田と新郎役の鈴木仁は、2022年にも3年連続でCMに起用されたことが発表された。
つまり、12代目の白石から13代目の堀田へとバトンが渡された後も、ゼクシィのCMガールという役割は継続して注目されてきた。
関係者・出演作品の関係を整理| 人物・企業 | 白石聖との関係 | 主な役割・関連事項 |
|---|---|---|
| 白石聖 | 本人 | ゼクシィ12代目CMガール |
| 平田雄也 | CM共演者 | CMの新郎役 |
| 青葉市子 | 音楽担当 | CMオリジナル楽曲の歌唱 |
| リクルート | CM企画・制作 | 2019年4月18日に公式発表 |
| 井桁弘恵 | 前任者 | 11代目CMガール |
| 堀田真由 | 後任者 | 13代目CMガール |
| 加藤ローサ | 歴代出演者 | 2代目CMガール |
| 広瀬すず | 歴代出演者 | 7代目CMガール |
| 吉岡里帆 | 歴代出演者 | 9代目CMガール |
歴代CMガールを見ると、白石の前後にも現在まで活躍を続ける俳優が並ぶ。
ゼクシィのCMが単なる広告出演にとどまらず、若手俳優の認知度を高める機会になってきたことが分かる。
【2026年最新】白石聖の現在と最新出演作品を時系列で紹介
2019年にゼクシィCMガールとして注目された白石聖は、その後もドラマ、映画、配信作品、広告など幅広い分野で活動している。
2026年11月3日時点で、所属事務所フラームの公式プロフィールや各放送局の発表から確認できる主な活動を整理した。
2025年:Prime Video『私の夫と結婚して』2025年6月27日から配信されたAmazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』に出演。
小芝風花や佐藤健らと共演した作品で、白石は江坂麗奈役を務めた。
配信作品への出演によって、テレビドラマとは異なる視聴者層にも作品を届けている。
2026年1月:NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』2026年の大きな話題の一つが、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演だ。
白石が演じるのは、主人公・小一郎(後の豊臣秀長/仲野太賀)の幼なじみで、初恋の相手となる直(なお)。
同作は白石にとって初めての大河ドラマ出演となった。
共同通信社の2026年1月4日付インタビューでは、直について、小一郎を支える「お守り」のような存在と語っている。
歴史上の実在人物ではなく、物語を構成するオリジナルキャラクターである点も押さえておきたい。
2026年7月:『一次元の挿し木』でヒロインを担当2026年7月5日から9月6日まで放送された読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『一次元の挿し木』では、石見崎唯役を演じた。
主演の山田涼介が演じる七瀬悠とともに、物語の謎を追う重要人物だ。
読売テレビの公式キャスト発表では、唯は主人公とバディとなっていく人物として紹介されている。
大河ドラマでの時代劇とは異なるミステリー作品への出演であり、演じる役柄の幅が広がっている。
2026年10月:『救命病棟24時』に出演2026年10月12日スタートのフジテレビ系月9ドラマ『救命病棟24時』にも出演。
白石が演じるのは、都立第三病院救急科の研修医2年目、柊木亜美良(ひいらぎ・あみら)だ。
フジテレビの公式発表によると、柊木は美容外科医を目指しており、将来の開業や医師インフルエンサーとしての知名度向上を考えている人物。
最初から救命医を志しているわけではなく、進藤一生や小島楓らとの関わりを通して変化していく心情が役の見どころとされている。
白石本人も、命と向き合う経験を通じた柊木の成長に注目してほしいとコメントしている。
2026年のCM・広告出演も継続俳優業だけでなく、広告分野でも活動している。
所属事務所の公式プロフィールでは、2026年の主なCM関連情報として次の発表が掲載されている。
- 2026年3月:日本メナード化粧品「フェアルーセント」の新ミューズに就任。
- 2026年4月:サントリー「オールフリー<エールテイスト>」の新CMに出演。
- ファイントゥデイ「+tmr(プラストゥモロー)」。
- 東急リバブル「新!東急リバブルの人」。
2019年のゼクシィCM出演から約7年。花嫁役で見せた透明感を印象づけた時期から、現在は医療ドラマや歴史ドラマ、広告など、多彩な表現を求められる立場へと活動の幅を広げている。
【白石聖のゼクシィ出演】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:白石聖はゼクシィの何代目CMガールですか?
A1:2019年に起用された12代目CMガールです。前任は井桁弘恵、後任は堀田真由です。
Q2:白石聖が出演したゼクシィCMはいつから放送されましたか?
A2:2019年4月18日(木)19時から全国でテレビ放送が始まりました(一部地域を除く)。同日11時からは特設サイトでCMとメイキング映像が先行公開されました。
Q3:白石聖のゼクシィCMで新郎役を演じた俳優は誰ですか?
A3:俳優の平田雄也です。『ウルトラマンR/B』で主演を務めた俳優で、CMでは結婚式当日を迎えた新郎を演じました。
Q4:ゼクシィCMの歌を歌っているのは誰ですか?
A4:シンガーソングライターの青葉市子です。CM用のオリジナル楽曲で、「私は、私に誓います」というメッセージが花嫁の決意を表現しています。
Q5:2026年現在、白石聖はどんな作品に出演していますか?
A5:NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』、読売テレビ・日本テレビ系『一次元の挿し木』、フジテレビ系『救命病棟24時』などに出演しています。広告ではメナードやサントリーのCMも確認できます。
白石聖は、2019年にゼクシィ12代目CMガールに選ばれた。
2月のオーディションを経て起用が決まり、4月18日に発表。同日19時から放送されたCMでは、平田雄也が新郎役を務め、青葉市子の歌声とともに結婚式当日の花嫁の心情が描かれた。
特に印象的なのは、作品の中心にあった「私は、私に誓います」というメッセージだ。
単に美しい花嫁を見せる広告ではなく、家族への感謝や新しい人生への期待、自分自身の意志を表現した作品だった。
2026年の白石は、大河ドラマ、ミステリー、医療ドラマと異なるジャンルで存在感を示している。
ゼクシィCMで注目されたのは花嫁としての美しさだけではない。複雑な感情を表情で伝える演技力も、起用の背景にあった。
12代目CMガールという肩書きは、白石聖のキャリアを振り返るうえで欠かせない節目の一つだ。 2019年のCMを改めて見ると、現在の多彩な役柄につながる表現力の原点を感じ取ることができる。
主な確認資料: リクルートの2019年公式プレスリリース、フラーム公式プロフィール、MANTANWEB、シネマトゥデイ、CDJournal、フジテレビ、読売テレビ、共同通信社。