2025年の『鬼滅の刃』映画として公開されたのは、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来です。公開日は2025年7月18日、上映時間は155分(2時間35分)。鬼殺隊と鬼舞辻無惨率いる鬼たちの最終決戦を描く三部作の第一章として、国内外で大きな反響を呼びました。
国内では2026年4月9日までの公開266日間で興行収入402億1万9,000円、観客動員2,745万5,968人を記録。さらに全世界では累計興行収入約1,179億円、観客動員約9,852万人に到達しました。2026年11月2日時点の興行通信社の歴代ランキングでは、国内興収が403.6億円に更新され、歴代2位を維持しています。
【公開日は2025年7月18日!上映時間155分の無限城編第一章とは?】

2025年の鬼滅の刃映画は、正式名称を『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』といいます。
配給は東宝とアニプレックス。原作は吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』で、アニメーション制作はシリーズを手がけてきたufotableです。監督は外崎春雄が務め、これまでのテレビアニメや劇場版の制作体制を引き継いでいます。
2024年に三部作として制作決定無限城編の映画化が正式に発表されたのは2024年7月1日です。アニメ公式サイトとufotableの公式発表によって、無限城編を劇場版三部作として制作することが明らかになりました。
これまでのテレビアニメシリーズでは、竈門炭治郎の成長や鬼殺隊の柱たちとの出会い、上弦の鬼との戦いが段階的に描かれてきました。無限城編は、その物語のクライマックスにあたる最終決戦です。
映画三部作という形式を採用したことで、原作終盤の複数の戦闘や登場人物の背景を、劇場作品ならではの映像密度で描く構成になっています。
作品の基本情報- 作品名:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
- 公開日:2025年7月18日(金)
- 上映時間:155分(2時間35分)
- 映倫区分:PG12
- 原作:吾峠呼世晴
- 監督:外崎春雄
- 総監督:近藤光
- アニメーション制作:ufotable
- 配給:東宝・アニプレックス
- 音楽:椎名豪・梶浦由記
155分という上映時間は、一般的なアニメ映画と比べても長めです。しかし、無限城という複雑な空間を舞台に、鬼殺隊と上弦の鬼たちの戦いを描く作品であることを考えると、映像と物語の両方に時間を割いた構成が特徴的です。
【国内402億円・世界1179億円!鬼滅の刃映画の興行収入を検証】
本作の興行成績を語るうえで欠かせないのが、国内興収400億円突破と、全世界興収1,179億円という数字です。
アニプレックスが2026年4月10日に公表した興行成績によると、日本国内では2025年7月18日から2026年4月9日までの266日間で、観客動員2,745万5,968人、興行収入402億1万9,000円を記録しました。
国内興収400億円突破は日本映画史上2作目国内興行収入が400億円を突破したのは、2026年3月29日までの公開255日間の集計で確認されています。この時点で観客動員は2,734万5,654人、興収は400億2,394万3,700円でした。
国内興収400億円を超えた日本映画は、2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に続いて史上2作目。シリーズ作品が再び日本映画の歴史的記録に並んだことになります。
全世界では観客動員9852万人を記録海外公開は2025年8月から順次始まり、日本以外の157の国と地域で上映されました。
2026年4月9日時点の全世界累計は、観客動員9,852万310人、総興行収入1,179億1,753万9,329円です。
海外157の国と地域だけでも、観客動員7,106万4,342人、興収777億1,752万329円を記録しています。海外興収の円換算には、各月の米ドル実績を月間平均仲値で換算した数字が使用されています。
また、北米では日本アニメ映画として初めて2週連続でボックスオフィスランキング1位を獲得。外国映画としても歴代1位の興行収入を記録したと、アニプレックスの興行成績発表で報告されています。
無限列車編との興行収入比較比較対象となるのは、2020年10月16日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』です。
無限列車編の国内興行収入は407.5億円。本作は2026年4月9日時点の402億1万9,000円で、その記録に約5.5億円まで迫りました。
さらに2026年11月1日現在、興行通信社の歴代興収ランキングでは本作の数字が403.6億円に更新されています。無限列車編との差は約3.9億円です。
この数字の違いには注意が必要です。402億1万9,000円は2026年4月9日までの266日間を対象にしたアニプレックスの公式発表値。一方、403.6億円は11月1日現在の興行通信社の歴代ランキングに掲載された数字です。異なる集計時点の数値を混同しないことが、正確な興行成績の理解につながります。
【あらすじと見どころ】猗窩座再来で描かれる鬼殺隊の最終決戦
無限城編の舞台は、鬼舞辻無惨が支配する鬼の根城「無限城」です。
鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すため、鬼殺隊に入った竈門炭治郎。これまで我妻善逸、嘴平伊之助とともに数々の鬼と戦い、柱たちとの共闘を経験してきました。
柱稽古によって来るべき決戦に備えていた鬼殺隊。しかし、鬼殺隊本部の産屋敷邸に鬼舞辻無惨が現れたことで、物語は大きく動きます。駆けつけた炭治郎や柱たちは、無惨の力によって謎の空間へと落とされます。
そこが、鬼たちの本拠地である無限城でした。
見どころ1:猗窩座と炭治郎たちの因縁タイトルにもなっている猗窩座は、十二鬼月の上弦の参に位置する強力な鬼です。
猗窩座といえば、前作『無限列車編』で炎柱・煉獄杏寿郎と激闘を繰り広げた存在として、多くの観客の記憶に残っています。
その猗窩座が再び登場することには、シリーズを追ってきたファンにとって特別な意味があります。過去の戦いで残された因縁が、無限城での最終決戦へとつながっていくからです。
単純な強さの比較だけでなく、炭治郎たちが過去の経験を経てどのように成長したのかも注目したいポイントです。
見どころ2:無限城ならではの立体的な戦闘演出無限城は、通常の建物のような上下左右の概念が通用しない異空間です。部屋や階層が複雑に組み合わさり、登場人物たちの移動そのものが戦闘の緊張感を生み出します。
ufotableの映像表現では、背景の奥行き、カメラワーク、キャラクターの移動、呼吸による剣技の演出が重要な役割を担います。
特に大スクリーンで鑑賞する場合、無限城の空間表現と激しい剣戟の組み合わせは、本作ならではの魅力です。
見どころ3:鬼と人間、それぞれが背負う過去鬼滅の刃が単なるバトル作品にとどまらない理由の一つは、敵となる鬼にも人間だった頃の背景が存在することです。
猗窩座をはじめとする鬼たちの物語には、強さへの執着や過去の記憶、人間としての感情が複雑に絡み合っています。
無限城編第一章では、鬼殺隊側の覚悟だけでなく、鬼たちが何を背負って戦っているのかという部分も物語を理解する重要な要素です。
原作を読んでいない人は、テレビアニメの柱稽古編までを視聴してから映画を鑑賞すると、登場人物の関係性や決戦に至る経緯を把握しやすくなります。
【声優・キャスト・制作スタッフ一覧】猗窩座再来を支える豪華布陣
無限城編第一章には、これまでのテレビアニメシリーズを支えてきた実力派声優が多数出演しています。
特に注目されるのは、猗窩座役の石田彰です。煉獄杏寿郎との戦いを経て再び物語の中心に登場する猗窩座を、独特の存在感と演技で表現しています。
主要キャラクターと担当声優の関係一覧| キャラクター・担当 | 声優・スタッフ | 作品内での役割・関係 |
|---|---|---|
| 竈門炭治郎 | 花江夏樹 | 鬼殺隊の剣士。物語の主人公 |
| 竈門禰豆子 | 鬼頭明里 | 炭治郎の妹。鬼となった後も兄と行動をともにする |
| 我妻善逸 | 下野紘 | 炭治郎の同期で、雷の呼吸を使う剣士 |
| 嘴平伊之助 | 松岡禎丞 | 炭治郎の同期で、獣の呼吸を使う剣士 |
| 冨岡義勇 | 櫻井孝宏 | 水柱。炭治郎とともに戦う柱の一人 |
| 胡蝶しのぶ | 早見沙織 | 蟲柱。鬼殺隊の柱の一人 |
| 童磨(上弦の弐) | 宮野真守 | 十二鬼月の上弦の鬼 |
| 猗窩座(上弦の参) | 石田彰 | 本作のタイトルにも関わる重要な鬼 |
| 獪岳(上弦の陸) | 細谷佳正 | 十二鬼月の上弦の鬼 |
| 監督 | 外崎春雄 | 作品全体の演出を統括 |
| 総監督 | 近藤光 | 作品の総監督 |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 松島晃 | キャラクターのデザインと作画を統括 |
| 音楽 | 椎名豪・梶浦由記 | 劇中音楽を担当 |
| アニメーション制作 | ufotable | シリーズを通じた映像制作 |
上記の出演者とスタッフは、作品公式サイトのスタッフ・キャスト情報に基づいています。
猗窩座役・石田彰の演技が注目される理由猗窩座を演じるのは、声優の石田彰です。
猗窩座は、単純に力で相手を圧倒する敵ではありません。強さへの価値観や戦いに対する独自の信念を持ち、登場するたびに物語へ強い緊張感をもたらします。
石田彰の演技は、猗窩座の冷静さ、執着、感情の揺れを表現するうえで大きな役割を担っています。
また、炭治郎役の花江夏樹、義勇役の櫻井孝宏、童磨役の宮野真守など、シリーズを代表する声優陣がそろっている点も見逃せません。
【ufotableの映像美と音楽】155分を支える映画ならではの制作力
本作の映像面を語るうえで欠かせないのが、アニメーション制作会社ufotableです。
ufotableはテレビアニメ『鬼滅の刃』の立志編からシリーズの映像制作を担当してきました。背景美術と3DCG、撮影処理、キャラクター作画を組み合わせた表現によって、独自の映像世界を構築しています。
無限城の空間表現と作画の融合無限城のような複雑な構造を持つ舞台では、キャラクターがどの方向へ移動し、どの位置で戦っているのかを観客に伝えることが重要です。
本作では、3DCGによる空間表現と手描きのキャラクター作画を組み合わせることで、広大な舞台と迫力ある戦闘を両立させています。
公式スタッフ情報では、撮影監督・フィニッシング演出監督を寺尾優一、3D監督を西脇一樹、美術監督を衛藤功二が担当しています。こうした専門スタッフの分業が、映像の完成度を支える構造です。
AimerとLiSAが担当する主題歌本作の主題歌は2曲です。
- Aimer「太陽が昇らない世界」
- LiSA「残酷な夜に輝け」
シリーズの音楽的な流れを引き継ぎながら、最終決戦へ向かう物語の緊張感を表現しています。
音楽を担当するのは椎名豪と梶浦由記。映像と音楽を一体化させる演出は、155分という長尺作品を劇場で鑑賞する際の大きな魅力です。
テレビ画面では伝わりにくい音響の広がりや、戦闘場面の音の重なりも、映画館ならではの体験を生み出しています。
【2026年11月最新】鬼滅の刃映画の上映状況と興収403.6億円の現在
2026年11月2日時点で、無限城編第一章の全国規模の通常上映は、2026年4月9日をもって一区切りを迎えています。
テレビアニメ「鬼滅の刃」公式サイトは2026年4月10日、2025年7月18日から上映してきた本作について、一部劇場を除いて4月9日に終映したと発表しました。
同時に、4月10日以降も一部劇場で上映を継続すると案内しています。
2026年4月9日は全国規模の公開における終映日ここで注意したいのは、4月9日がすべての映画館で一律に上映を終了した日ではないことです。
公式発表の表現は「一部劇場を除き、2026年4月9日をもって終映」です。したがって、全国的な通常公開の終了日としては4月9日が正しい一方、例外的な上映や特別上映まで完全になくなったわけではありません。
2026年11月現在、映画館で鑑賞したい場合は、各劇場の上映スケジュールや特別上映会の告知を確認する必要があります。過去の上映情報だけで、現在も通常上映されていると判断するのは避けたいところです。
11月1日時点の国内歴代興行収入ランキング興行通信社が公表する2026年11月1日現在の歴代興収ランキングでは、本作は403.6億円で国内歴代2位に位置しています。
ランキング上位は次のとおりです。
- 1位:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(407.5億円)
- 2位:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(403.6億円)
- 3位:千と千尋の神隠し(316.8億円)
無限城編第一章は、無限列車編の国内興収記録まで約3.9億円に迫る位置にあります。400億円を超えた作品が2作とも『鬼滅の刃』シリーズであることは、同シリーズが国内映画市場で持つ影響力の大きさを示しています。
映画館に行けない場合はBlu-ray・DVDも選択肢劇場公開終了後の鑑賞方法として、2026年7月29日に発売されたBlu-ray・DVDがあります。
アニプレックス公式の商品情報では、通常版と完全生産限定版が用意されています。
- Blu-ray完全生産限定版:11,000円(税込)
- DVD完全生産限定版:9,900円(税込)
- Blu-ray通常版:4,950円(税込)
- DVD通常版:4,400円(税込)
完全生産限定版には、松島晃描き下ろしの収納BOXやデジジャケット、劇伴音楽集などの特典が用意されています。
映画館の大画面で作品を体験したい人は特別上映の機会を探し、自宅で繰り返し楽しみたい人は映像商品を選ぶという使い分けができます。
【鬼滅の刃映画2025】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鬼滅の刃の2025年映画はいつ公開されましたか? A1:2025年7月18日(金)に公開されました。正式名称は『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』です。
Q2:鬼滅の刃映画2025の上映時間は何分ですか? A2:155分、約2時間35分です。映倫区分はPG12で、12歳未満の鑑賞には保護者の助言・指導が必要です。
Q3:無限城編は全部で何部作ですか? A3:公式発表では三部作として制作されることが決定しています。今回の映画は第一章にあたり、第二章・第三章も含めた最終決戦の物語です。
Q4:猗窩座の声優は誰ですか? A4:石田彰です。猗窩座は十二鬼月の上弦の参で、『無限列車編』でも煉獄杏寿郎と激闘を繰り広げた鬼です。
Q5:鬼滅の刃映画の国内興行収入は402億円で確定ですか? A5:402億1万9,000円は、2026年4月9日までの266日間を対象としたアニプレックスの公式発表値です。一方、興行通信社の2026年11月1日現在の歴代ランキングでは403.6億円と掲載されています。集計時点が異なるため、両方の数字を区別する必要があります。
Q6:2026年11月現在、映画館でまだ観られますか? A6:全国規模の通常上映は2026年4月9日に一区切りを迎えました。ただし、一部劇場での継続上映や特別上映の可能性があります。鑑賞を希望する場合は、各映画館の最新スケジュールを確認してください。
Q7:無限城編第一章は自宅でも観られますか? A7:2026年7月29日にBlu-ray・DVDが発売されています。通常版と完全生産限定版があり、限定版には劇伴音楽集などの特典が付属します。
2025年7月18日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、国内興行収入400億円を突破し、全世界でも1,179億円を超える興行成績を記録した大作です。
2026年4月9日までの国内公式集計は402億1万9,000円、観客動員2,745万5,968人。全世界では観客動員9,852万310人、興行収入1,179億1,753万9,329円に到達しました。
さらに11月1日現在の興行通信社ランキングでは国内興収403.6億円となり、歴代2位の座を維持しています。無限列車編の407.5億円には届いていないものの、その差は約3.9億円まで縮まりました。
プロの視点から注目したいのは、この作品の成功が単なるシリーズ人気だけでは説明できない点です。155分という長尺を生かした劇場向けの映像設計、ufotableによる高密度なアニメーション、世界157の国と地域への展開、そして猗窩座をはじめとするキャラクターの物語性が組み合わさっています。
また、国内興収402億円と403.6億円のように、集計時点によって数字が変わることも、映画の実績を読み解くうえで押さえておきたいポイントです。
これから鑑賞する人には、柱稽古編までのストーリーを振り返ってから本作に臨むことをおすすめします。猗窩座と煉獄杏寿郎の過去の戦いを知っていれば、今回の物語で描かれる因縁もより深く理解できます。
そして、無限城編は三部作の第一章です。第一章単独の興行成績だけでなく、今後の続章によって最終決戦がどのように描かれるのかも、シリーズ全体を楽しむうえで大きな注目点となります。
2025年の鬼滅の刃映画は、国内歴代2位の興行成績と世界規模の動員を残した作品です。2026年は劇場公開の一区切りを迎えた後も、その記録と作品の評価が注目され続けています。