映画監督の奥山大史(おくやま・ひろし)さんは、大学在学中に制作した長編デビュー作で国際映画祭の新人監督賞を受賞し、若くして世界的な評価を獲得した映像作家です。1996年2月27日生まれ、東京都出身。2026年11月現在は30歳です。
青山学院大学総合文化政策学部で映画のプロデュース論や広告論を学びながら、映画美学校にも通った異色の経歴を持ちます。代表作には『僕はイエス様が嫌い』『ぼくのお日さま』があり、米津玄師やVaundyのミュージックビデオ、Netflixシリーズ、NHKの連続テレビ小説にも活動の幅を広げています。
【奥山大史のプロフィール】読み方・生年月日・年齢・出身を紹介

奥山大史さんは、映画の監督だけでなく、撮影、脚本、編集まで幅広く担当する日本の映像作家です。作品によっては複数の重要な制作工程を自ら担い、映像全体の統一感を生み出しています。
まずは、基本プロフィールを整理します。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 奥山大史 |
| 読み方 | おくやま・ひろし |
| 生年月日 | 1996年2月27日 |
| 年齢 | 30歳(2026年11月2日時点) |
| 出身地 | 東京都 |
| 職業 | 映画監督・映像作家 |
| 出身大学 | 青山学院大学総合文化政策学部 |
| 映画教育 | 映画美学校でも学ぶ |
| 長編映画デビュー作 | 『僕はイエス様が嫌い』(2019年公開) |
| 商業映画デビュー作 | 『ぼくのお日さま』(2024年) |
生年月日や出身地については、集英社オンラインの人物プロフィールや映画公式サイトのスタッフ紹介などで紹介されています。
奥山大史の読み方は「おくやまひろし」「大史」という漢字から読み方に迷う人もいる可能性がありますが、正しくはおくやま・ひろしです。
映画監督としての活動では、英語表記の「Hiroshi Okuyama」も使用しています。海外映画祭への出品や海外での劇場公開を通じて、国内外の映画関係者にも名前が知られるようになりました。
2026年現在は30歳。22歳で国際映画祭の新人監督賞を受賞1996年2月27日生まれの奥山さんは、2026年11月2日時点で30歳です。
大きな転機となったのは、大学在学中に制作した長編映画『僕はイエス様が嫌い』です。同作は第66回サンセバスチャン国際映画祭で最優秀新人監督賞を受賞。受賞時の年齢は22歳で、同賞の史上最年少受賞として注目を集めました。
単に若くして賞を獲得したというだけではありません。大学生として制作した作品が国際的な映画祭で評価され、その後の映画制作や映像表現の仕事につながったことに、奥山さんのキャリアの特徴があります。
【奥山大史の学歴】青山学院大学総合文化政策学部と映画美学校で学んだこと
奥山大史さんの学歴を調べると、青山学院大学総合文化政策学部と映画美学校という2つの教育環境が見えてきます。
興味深いのは、大学で映画制作の技術だけを専門的に学んでいたわけではないことです。大学では映画のプロデュース論や広告論を学び、並行して映画美学校で映像制作や演出について学んでいました。
青山学院大学総合文化政策学部で学ぶ奥山さんが進学したのは、青山学院大学の総合文化政策学部です。
同学部では、映画のプロデュース論や広告論など、文化や芸術を社会に届けるための仕組みについて学んでいました。
本人が2024年のMOVIE WALKER PRESSのインタビューで語った内容によると、大学2年生のころから映画撮影に関わるようになっています。友人が監督する作品でカメラマンを担当したことが、映像制作に本格的に興味を持つきっかけの一つでした。
もともとフィルムカメラで写真を撮ることが好きだったこともあり、写真表現への関心が映像制作へとつながっていきます。
大学2・3年次には映画美学校にも通う大学で映画の企画やプロデュースについて学ぶ一方、奥山さんは大学2年生と3年生の時期に映画美学校にも通っていました。
つまり、大学と映画教育機関を並行して学ぶダブルスクールの経験があります。
映画美学校では、映画監督として必要な演出や実作の経験を積みました。MOVIE WALKER PRESSのインタビューでは、大学で学んだことと映画美学校での経験が、それぞれ異なる形で映画制作につながっていたことを説明しています。
『僕はイエス様が嫌い』は青山学院大学での学びの集大成長編デビュー作『僕はイエス様が嫌い』は、大学時代の経験を生かして制作された作品です。
ここで押さえておきたいのは、映画美学校の卒業制作として制作された作品ではないという点です。
本人のインタビューによると、同作は青山学院大学で所属していた映画ゼミの卒業制作として取り組んだものでした。卒業論文の代わりに脚本を提出し、作品そのものは卒業後も編集を続けて完成させています。
大学の施設を活用してグリーンバックを用いた撮影にも取り組んでおり、学生という立場でありながら、映像表現の可能性を積極的に追求していたことがうかがえます。
この経歴から見えてくるのは、奥山さんが映画の技術だけでなく、作品を企画し、資金や制作環境を整え、観客に届けるまでの仕組みにも関心を持っていたことです。
【奥山大史の経歴年表】学生映画からカンヌ国際映画祭までの歩み
奥山大史さんのキャリアは、大学時代の自主映画から始まりました。その後、映画だけでなく広告、ミュージックビデオ、テレビドラマなどへ活動領域を広げています。
主な出来事と関係者、作品における役割を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 作品・出来事 | 関係者・関係組織 | 奥山大史の役割・実績 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | 『Tokyo 2001/10/21 22:32〜22:41』 | 大竹しのぶ | 監督・撮影・脚本。第23回釜山国際映画祭に正式出品。 |
| 2018年 | 『僕はイエス様が嫌い』 | 第66回サンセバスチャン国際映画祭 | 長編初監督作で最優秀新人監督賞を受賞。 |
| 2021年 | HERMÈS「HUMAN ODYSSEY」 | エルメス | 映像作品の総監督を担当。 |
| 2023年 | 米津玄師「地球儀」 | 米津玄師 | ミュージックビデオの監督・撮影・編集。 |
| 2023年 | 『舞妓さんちのまかないさん』 | 是枝裕和・Netflix | 第5〜7話の監督・脚本・編集を担当。第5話は是枝監督との共同監督。 |
| 2024年 | 『ユーミンストーリーズ』「春よ、来い」 | NHK・宮﨑あおい | 第3週の演出を担当。 |
| 2024年 | 『ぼくのお日さま』 | 第77回カンヌ国際映画祭 | 監督・撮影・脚本・編集。ある視点部門に正式出品。 |
| 2026年3月 | Vaundy「呼び声」 | Vaundy・白鳥玉季・陣野小和 | ミュージックビデオの監督・撮影・編集。 |
| 2026年9月 | 朝ドラ『ブラッサム』 | NHK・石橋静河 | タイトル映像の監督を担当。 |
| 2026年 | PFFアワード2026 | ぴあフィルムフェスティバル | コンペティション部門の審査員に選出。 |
キャリア初期の最大の転機となったのが、『僕はイエス様が嫌い』です。
同作は、祖母と暮らすために雪深い地方のミッション系小学校へ転校した少年ユラを主人公にした作品です。礼拝に戸惑う少年の前に、小さなイエス様が現れるという独特の物語が描かれています。
奥山さんは監督だけでなく、撮影、脚本、編集も担当しました。
第66回サンセバスチャン国際映画祭で最優秀新人監督賞を獲得したほか、第29回ストックホルム国際映画祭と第19回ダブリン国際映画祭では最優秀撮影賞を受賞。第3回マカオ国際映画祭のスペシャル・メンション、第11回TAMA映画賞の最優秀新進監督賞なども受けています。
監督としての演出力に加え、撮影面でも評価されたことは、その後の活動を理解するうえで要点です。
映画以外の仕事にも活動を広げる奥山さんは映画制作だけに活動を限定していません。
2021年にはエルメスの映像プロジェクト「HUMAN ODYSSEY」の総監督を担当。2023年には米津玄師の「地球儀」のミュージックビデオを監督・撮影・編集し、映像作家としての知名度をさらに高めました。
また、是枝裕和さんが総合演出を務めたNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』では、第5〜7話の監督・脚本・編集を担当しています。
映画、ドラマ、広告、音楽映像という異なるジャンルで仕事を重ねてきたことが、奥山さんのキャリアの大きな特徴です。
【奥山大史の監督作品・作品一覧】代表映画とMV・ドラマを紹介
奥山大史さんの作品を知るなら、まずは長編映画2作品を押さえておきたいところです。そのうえで、ミュージックビデオやドラマを見ると、映画とは異なる映像表現にも触れられます。
1. 『僕はイエス様が嫌い』(2019年公開)奥山さんの長編映画初監督作です。
東京から雪深い地方のミッション系小学校へ転校した少年ユラが、学校生活の中で信仰や友情と向き合っていく物語です。
本作の特徴は、子どもの目線を大切にしながら、宗教や人間関係といった複雑なテーマを扱っていることです。大人が一方的に答えを与えるのではなく、少年自身が感じる戸惑いや喜びを丁寧に映像化しています。
監督・撮影・脚本・編集を奥山さんが担当し、サンセバスチャン国際映画祭をはじめとする海外の映画祭で評価されました。
2. 『ぼくのお日さま』(2024年)長編2作目であり、奥山さんの商業映画デビュー作です。
雪の降る街を舞台に、アイスホッケーをする少年タクヤ、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして彼女のコーチで元フィギュアスケート選手の荒川という3人の関係を描きます。
主な出演者は、越山敬達さん、中西希亜良さん、池松壮亮さんです。
この作品が注目を集めた理由の一つは、第77回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品されたことです。日本映画として国際的な注目を集め、世界各国で上映されました。
作品公式サイトによると、台北映画祭では審査員特別賞、台湾監督協会賞、観客賞を受賞しています。
また、監督だけでなく撮影・脚本・編集も奥山さんが担当。長編1作目から続く一貫した制作スタイルが、商業映画という新しい環境でも生かされています。
3. ミュージックビデオの主な作品奥山さんは、アーティストの音楽世界を映像に置き換える仕事でも実績を積んできました。
本人の公式ポートフォリオに掲載されている主な作品は次のとおりです。
- AI美空ひばり「あれから」:監督・撮影・編集
- 森七菜「スマイル」:監督・撮影・編集
- 乃木坂46「僕は僕を好きになる」:監督
- 米津玄師「カナリヤ」:撮影
- 米津玄師「地球儀」:監督・撮影・編集
- ハンバート ハンバート「In The Dark」:監督・撮影・編集
- 米津玄師「BOW AND ARROW」:撮影
- Vaundy「呼び声」:監督・撮影・編集
ここで注意したいのは、すべてのMVで監督を担当しているわけではないことです。
例えば、米津玄師さんの「BOW AND ARROW」では撮影を担当しています。作品ごとに監督、撮影、編集など役割が異なるため、奥山さんの仕事を調べる際にはクレジットを確認すると、実際の関わり方がより明確になります。
4. ドラマ・広告・ドキュメンタリー映像映画やMV以外にも、次のような作品を手がけています。
- Netflix『舞妓さんちのまかないさん』:第5〜7話の監督・脚本・編集
- NHK『ユーミンストーリーズ』「春よ、来い」:第3週の演出
- HERMÈS「HUMAN ODYSSEY」:総監督
- 資生堂「Touching」:短編映像の監督
- マイナビ「夏が終わった。未来がはじまった。」:監督・撮影
こうして見ると、奥山さんは映画監督という肩書きにとどまらず、映像制作のさまざまな分野で活動するクリエイターであることがわかります。
【奥山大史の作風とは】撮影・脚本・編集まで手がける映像表現の特徴
奥山大史さんの作品を理解するうえで注目したいのが、映像の構図やカメラの動きに対するこだわりです。
映画監督として物語を組み立てるだけでなく、どのような画面で登場人物を見せるのか、光や色彩をどう配置するのかといった視覚的な設計にも深く関わっています。
写真への関心が映像表現につながっているMOVIE WALKER PRESSのインタビューでは、奥山さんは写真を撮ることへの関心が映像制作につながったと説明しています。
映画の構図を考える際にも、映画の撮影技術だけを基準にするのではなく、写真や美術の視点を取り入れている点が特徴です。
撮影前には、重要なシーンのイメージを絵に描いたり、参考画像を組み合わせたりして、完成形に近いビジュアルを具体化する方法を取っています。
このような準備が、作品全体の画面に統一感をもたらしています。
静かな構図と大胆なカメラワークの使い分け『ぼくのお日さま』では、静的な場面と動きのある場面の対比が印象的です。
奥山さんは同作について、登場人物の表情や感情を捉える場面ではカメラを固定し、フィギュアスケートの動きを描く場面ではカメラを大胆に動かすという撮影上の考え方をインタビューで説明しています。
そのため、観客は登場人物の細かな感情の変化を見つめながら、スケートの動きが生み出す躍動感も味わえます。
静かな映像と動的な映像を対立させるのではなく、物語の状況に合わせて使い分けていることがポイントです。
実体験を出発点にしながら、映画として再構成する奥山さんの作品には、自身の経験や記憶が物語の出発点になっているものがあります。
『僕はイエス様が嫌い』には、本人が経験したミッションスクールでの生活や、子どものころの友人との思い出が物語の背景にあります。
一方、『ぼくのお日さま』は、幼少期に約7年間フィギュアスケートを習っていた経験が制作のきっかけの一つになっています。
ただし、実体験をそのまま映像にしているわけではありません。本人のインタビューによれば、物語として成立させるために取材や構成を重ね、登場人物や人間関係を作り上げています。
個人的な記憶を出発点にしながら、観客が自分自身の経験と重ねられる物語へと発展させる。この点に、奥山作品の魅力があります。
【奥山大史の現在】2026年は朝ドラ『ブラッサム』やVaundyのMVでも活躍
2026年11月現在、奥山大史さんは映画制作に加え、テレビや音楽映像の分野でも活動しています。特に注目したいのが、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』とVaundyのミュージックビデオです。
NHK朝ドラ『ブラッサム』のタイトル映像を監督2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』では、毎朝放送されるタイトル映像の監督を担当しています。
同作は2026年9月28日に放送を開始した朝ドラで、石橋静河さんが主人公・葉野珠を演じています。作家・宇野千代さんをモデルとした物語です。
タイトル映像では、主人公が夢を追い求める姿を表現。奥山さんの公式コメントによると、宇野千代さんが繰り返し記していた「私は花咲婆さんになりたい」という夢を、主人公の映像に重ねることを制作の出発点にしたといいます。
この映像では、次のクリエイターとの協働も実現しています。
- タイトル映像監督:奥山大史
- タイトル映像撮影:瀧本幹也
- タイトル映像振付:辻本知彦
- 主演:石橋静河
- 主題歌:YOASOBI
なお、奥山さんが担当したのはドラマ本編の各話演出ではなく、タイトル映像です。この違いは、作品クレジットを確認するうえで押さえておきたいポイントです。
Vaundy「呼び声」のMVを監督2026年3月15日には、Vaundyの楽曲「呼び声」のミュージックビデオが公開されました。
奥山さんが監督・撮影・編集を担当し、白鳥玉季さんと陣野小和さんが出演しています。同楽曲はNHK「18祭」のテーマソングです。
Vaundyの公式発表では、奥山監督自身のコメントも掲載されており、楽曲に引き寄せられるように映像を制作したことを伝えています。
白鳥玉季さんは過去の奥山作品への出演経験もあり、今回のMVで再びタッグを組んだことも見どころです。
音楽の世界観を短い映像の中で物語として表現する仕事は、長編映画とは異なる構成力が大切です。奥山さんが映画とMVの双方で活動していることを示す作品です。
PFFアワード2026の審査員にも選出2026年8月には、ぴあフィルムフェスティバルの「PFFアワード2026」で審査員を務めることが発表されました。
同コンペティションには834本の応募があり、23作品が入選。奥山さんは映画監督の天野千尋さん、撮影監督の河津太郎さん、映画プロデューサーの福間美由紀さん、俳優の若葉竜也さんらとともに審査員に選ばれました。
新人監督として国際映画祭で評価された奥山さんが、今度は新しい映画作家の作品を評価する立場に加わったことは、キャリアの広がりを示す出来事です。
2026年は、映画監督としての制作活動だけでなく、テレビ映像、音楽映像、映画界の人材発掘にも関わる一年となっています。
【奥山大史に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:奥山大史の読み方は何ですか?
A1:おくやま・ひろしです。英語表記はHiroshi Okuyamaで、日本の映画監督・映像作家として活動しています。
Q2:奥山大史の生年月日と年齢は?
A2:1996年2月27日生まれです。2026年11月2日時点で30歳です。
Q3:奥山大史の出身大学はどこですか?
A3:青山学院大学総合文化政策学部です。在学中には映画美学校にも通い、大学と映画教育機関で並行して学んでいました。
Q4:奥山大史の代表作は何ですか?
A4:長編映画では『僕はイエス様が嫌い』(2019年公開)と『ぼくのお日さま』(2024年)が代表作です。前者はサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞し、後者はカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品されました。
Q5:奥山大史は米津玄師やVaundyのMVも担当していますか?
A5:はい。米津玄師の「地球儀」では監督・撮影・編集を担当し、「カナリヤ」や「BOW AND ARROW」では撮影を担当しています。Vaundyの「呼び声」では監督・撮影・編集を担当しました。
Q6:奥山大史は2026年現在、何をしていますか?
A6:2026年はVaundy「呼び声」のMVを監督し、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』のタイトル映像も担当しています。また、PFFアワード2026の審査員にも選出されました。
奥山大史さんは、1996年2月27日生まれ、東京都出身の映画監督です。青山学院大学総合文化政策学部で映画のプロデュース論や広告論を学びながら、映画美学校にも通い、学生時代から映像制作に取り組んできました。
長編デビュー作『僕はイエス様が嫌い』で22歳にしてサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞。その後、『ぼくのお日さま』でカンヌ国際映画祭への正式出品を果たし、国際的な映画監督としての存在感を高めました。
加えて、米津玄師、VaundyらのMV、Netflix『舞妓さんちのまかないさん』、NHK『ユーミンストーリーズ』など、幅広いジャンルで実績を重ねています。
【プロの結論】
奥山大史さんを理解するうえで大切なのは、単に若くして国際映画祭で受賞した監督として捉えないことです。
大学で学んだプロデュースや広告の知識、映画美学校での実践的な経験、写真から発展した撮影への関心。そして監督・撮影・脚本・編集を横断する制作スタイル。これらが組み合わさって、現在の映像作家としての個性を形づくっています。
奥山作品を初めて見る人には、まず『僕はイエス様が嫌い』で初期の表現を知り、次に『ぼくのお日さま』で映像表現の発展を確かめる順番がおすすめです。その後、米津玄師やVaundyのMVを見ると、長編映画と短い音楽映像に共通する構図や映像設計へのこだわりを発見できます。
2026年現在、30歳を迎えた奥山さんは、映画監督としての実績を土台に、テレビや音楽映像、次世代の映画作家を評価する活動にも関わっています。次の長編映画でどのような物語と映像表現を見せるのか。今後の活動にも注目が集まります。