亀梨和也の強みは、音楽活動だけに軸足を移していないことだ。独立後も長年出演してきたスポーツ番組を続けながら、バラエティーやラジオにも活動の幅を広げている。
『Going!Sports&News』の日曜キャスターを継続日本テレビ系『Going!Sports&News』は、亀梨にとって長く続く重要な仕事の一つだ。
亀梨は同番組に約15年間出演しており、2025年のKAT-TUN解散・STARTO退所発表後も出演を継続。日本テレビは2025年2月、退所後も引き続き出演してもらう予定だと説明していた。
2026年11月の公式スケジュールにも、11月1日、8日、15日、22日、29日の出演が掲載されている。放送時間は日曜日の23時55分から翌0時55分までだ。
注目すべきなのは、グループの所属形態が変わっても、テレビ局との番組出演関係が継続していることだ。長年のキャスター経験は、独立後の芸能活動を安定させる重要な基盤になっている。
『亀梨和也のHANG OUT』はFM NACK5で放送中ラジオ番組『亀梨和也のHANG OUT』も継続している。
放送局はFM NACK5。2026年11月の公式スケジュールでは、毎週土曜日の10時20分から10時50分までの放送として掲載されている。
テレビのスポーツ番組ではキャスターとして情報を伝える一方、ラジオではリスナーとの距離の近さを生かした発信ができる。音楽や日常の話題など、テレビとは異なる一面に触れられるのが魅力だ。
『亀梨くんのワンにゃフル!』ではMCを担当バラエティー分野では、テレビ東京の『亀梨くんのワンにゃフル!』も注目されている。
同番組は、犬や猫を中心に、動物と人間の心温まるエピソードを紹介する番組だ。亀梨はMCを担当し、小峠英二が声を務める柴犬の七之助らとともに番組を進行する。
番組の前身にあたる『世界を救う!ワンにゃフル物語 柴と三毛と亀梨くん』は2025年4月16日に放送を開始した。テレビ東京にとって亀梨が初めてMCを務める番組としても紹介されていた。
テレビ東京の番組ページでは、水曜日18時25分の放送枠が案内されており、2026年にも動物の保護活動や愛犬・愛猫との暮らしなどを題材にした放送が確認できる。
この番組で興味深いのは、従来のクールで大人っぽい俳優・アーティストとしてのイメージとは異なる表情を見せている点だ。動物を主役にした番組では、親しみやすさやリアクションも重要になる。
スポーツ、音楽、動物バラエティーとジャンルの異なる番組に出演できることは、亀梨のタレントとしての強みでもある。
【俳優としての現在|北方謙三『水滸伝』で林冲役に挑戦】

亀梨和也は歌手活動だけでなく、俳優としても2026年に大きな作品に参加している。その代表例が、WOWOWとLeminoが共同制作した連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』だ。
『北方謙三 水滸伝』では林冲を演じる『北方謙三 水滸伝』は、作家・北方謙三の大河小説を原作とする大型連続ドラマ。2026年2月15日にWOWOWで放送・配信が始まり、Leminoプレミアムでも配信された全7話の作品だ。
主演は織田裕二。亀梨は主要人物の一人である林冲(りんちゅう)を演じた。
共演者には反町隆史、満島真之介、波瑠、松雪泰子、佐藤浩市、玉山鉄二らが名を連ねている。
林冲は、原作『水滸伝』でも重要な位置を占める人物だ。武芸に秀でた人物であり、理不尽な社会のなかで運命を大きく変えられていく役どころとなる。
亀梨にとっては、アイドルや現代劇のスターという従来のイメージとは異なる時代劇の世界に本格的に向き合う機会となった。作品全体も、正義を信じる者たちが巨大な権力に立ち向かう物語であり、俳優としての表現力が求められる。
WOWOWが公表した2026年の受賞情報によると、同作は日本民間放送連盟賞の番組部門・テレビドラマ番組で優秀を受賞している。作品そのものへの評価という点でも注目したい実績だ。
テレビアニメ『神の雫』では主人公の声を担当もう一つの注目作が、2026年に放送されたテレビアニメ『神の雫』だ。
原作は亜樹直・オキモト・シュウによる漫画作品。亀梨は主人公の神咲雫(かんざき・しずく)役を担当している。ライバルの遠峰一青役は佐藤拓也、紫野原みやび役は内田真礼が務める。
実写ドラマで培ってきた俳優経験に加え、声だけで人物の感情を表現する声優の仕事にも挑戦している点が興味深い。
また、2026年には映画『事故物件ゾク 恐い間取り』や『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』など、過去の出演作品も公式サイトの出演歴に掲載されている。独立後も俳優としてのキャリアを途切れさせていない。
音楽では自分の作品を発表し、ドラマでは役柄に応じて人物を演じ、アニメでは声によって主人公を表現する。こうした複数の表現領域を持っていることが、2026年の亀梨の仕事を特徴付けている。
【THE FIRST TAKEにも出演!独立後の音楽活動と今後の展望】
2026年10月には、YouTubeの音楽チャンネル『THE FIRST TAKE』への出演も話題となった。
『絆』に続いて『POMPEII』を披露亀梨は2026年10月、同チャンネルで2曲を披露した。
- 「絆」:亀梨の代表的なソロ楽曲の一つ。
- 「POMPEII」:1stアルバム『WAVE』の収録曲で、友成空が書き下ろした楽曲。
特に2曲目の「POMPEII」は、ストリングスの生演奏を取り入れたパフォーマンスが特徴だ。古代遺跡の悲劇をモチーフに、燃え上がる愛情を描いた楽曲である。
Storm Labelsの公式発表によると、亀梨はこの楽曲の世界観を意識し、歌の世界に没頭しながら一発撮りに臨んだという。
『THE FIRST TAKE』は、歌唱力や表現力がダイレクトに伝わる一発撮りのパフォーマンスが特徴だ。テレビ番組や大規模ライブとは異なり、歌そのものに焦点が当たる。
この場で『絆』と『POMPEII』という異なるタイプの楽曲を披露したことは、過去の代表曲を大切にしながら、新しいソロ作品も届けるという現在の活動を象徴している。
独立後の活動で見えてきた3つの変化2025年の退所から2026年11月までの動きを整理すると、亀梨の活動には3つの特徴がある。
1. グループ中心から個人名義の作品づくりへ
KAT-TUNというグループの音楽活動が終了した後、初のソロアルバムを発売し、全国ツアーを実現した。個人名義で作品を作り、ライブを開催するという活動の軸が明確になった。
2. 長年のレギュラー番組を維持
『Going!Sports&News』や『亀梨和也のHANG OUT』のように、独立前から続く仕事を維持している。これは、独立後に新しい仕事を獲得するだけでなく、長年築いてきた信頼関係を継続できていることを示している。
3. 俳優・声優・バラエティーへの展開
『水滸伝』や『神の雫』への出演に加え、動物バラエティーのMCにも取り組んでいる。音楽だけに活動を限定せず、異なる視聴者層との接点を増やしている。
今後はどのような活動が期待できる?2026年11月時点で、すでに全国ツアーと1stアルバムという大きな実績が生まれている。今後の注目点は、ソロアーティストとしてどのような作品を発表していくか、そして俳優業と音楽活動をどのように両立させるかだ。
特に『WAVE』での楽曲提供者とのコラボレーションや、『THE FIRST TAKE』での表現は、今後の音楽活動を考えるうえで重要な材料となる。
また、スポーツキャスターとしての継続的な出演は、俳優・歌手とは別の強みだ。長期的に複数の仕事を持つことは、特定の作品やライブ期間だけに依存しない活動基盤につながる。
次の全国ツアーや新作アルバムについては、公式発表を待つ段階だが、2026年の活動を見る限り、ソロ歌手としての実績を積み上げながら、俳優・タレントとしても活動を広げる方向性が見えている。
【亀梨和也の現在に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年現在、亀梨和也は何をしている?
A1:ソロ歌手、俳優、スポーツキャスター、ラジオパーソナリティーとして活動している。2026年7月に1stアルバム『WAVE』を発売し、全国ツアー『FROM HERE』を開催。『Going!Sports&News』や『亀梨和也のHANG OUT』への出演も続いている。
Q2:亀梨和也はKAT-TUN解散後、STARTOを退所した?
A2:退所している。2025年3月31日にKAT-TUNが解散し、亀梨も同日付でSTARTO ENTERTAINMENTとの契約を満了した。上田竜也と中丸雄一は個人として同社との契約を継続している。
Q3:亀梨和也は現在もGoing!Sports&Newsに出演している?
A3:出演している。日本テレビ系『Going!Sports&News』の日曜キャスターを継続しており、2026年11月の公式スケジュールにも出演日が掲載されている。
Q4:亀梨和也の1stソロアルバムは何?
A4:2026年7月8日発売の『WAVE』。通常盤はボーナストラックを含む13曲を収録している。リード曲「WAVE」のほか、「Diamond」「’O sole mio」「POMPEII」などが収録されている。
Q5:亀梨和也は2026年のドラマに出演している?
A5:WOWOWとLeminoの連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』に林冲役で出演した。また、テレビアニメ『神の雫』では主人公・神咲雫の声を担当している。
2026年11月現在の亀梨和也は、KAT-TUN解散やSTARTO退所によって芸能活動を縮小したわけではない。むしろ、ソロアーティストとしての作品制作とライブ活動を本格化させ、俳優、キャスター、MCとしても仕事を続けている。
特に大きな転換点となったのは、2026年7月の1stアルバム『WAVE』の発売と、全国7都市・全13公演の『FROM HERE』の完走だ。グループ時代の知名度に頼るだけでなく、個人名義の作品とステージによって新しいキャリアを築いた。
一方、『Going!Sports&News』や『亀梨和也のHANG OUT』の継続は、長年積み上げてきた仕事上の信頼が独立後も生きていることを示している。『北方謙三 水滸伝』や『神の雫』への出演からは、俳優としての表現領域も広がっている。
【プロの結論】亀梨和也の現在を評価する際は、KAT-TUN解散後という過去の出来事だけで判断するのではなく、次の3点を見ることが大切だ。
- 音楽面: ソロ名義のアルバム、ライブ、楽曲パフォーマンスが継続しているか。
- メディア面: レギュラー番組やラジオなど、長期的な出演基盤が維持されているか。
- 俳優面: 大型ドラマやアニメなど、新しい役柄に挑戦しているか。
この3つの視点から見ると、2026年の亀梨和也は、グループ活動を終えたタレントというよりも、複数の専門領域を持つ個人アーティスト・俳優へと活動の形を変えている。
KAT-TUNで築いたキャリアを大切にしながら、自分自身の名前で新しい作品とステージを生み出す。2026年は、その方向性がアルバム、全国ツアー、テレビ出演という具体的な実績になって表れた一年だ。