『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)には、オールマイト、エンデヴァー、ホークス、ベストジーニスト、ミルコなど、個性的な能力と信念を持つプロヒーローが数多く登場する。彼らの活躍を比較するうえで欠かせないのが、実績や社会的評価を数値化した「ヒーロービルボードチャートJP」だ。
2026年11月現在、作品の最終エピソードとして注目されるのは、原作42巻収録の第431話「More」。雄英高校卒業から8年後の世界では、通形ミリオのルミリオンがNo.1ヒーローとなり、轟焦凍やMt.レディらも上位に名を連ねている。さらに2026年5月2日には、この追加エピソードがTVアニメでも放送された。
この記事では、主要プロヒーローの本名・ヒーロー名・個性を整理し、歴代No.1の変遷、8年後の最新ランキング、エンデヴァーやホークスらのその後まで詳しく解説する。
【基本解説】ヒロアカのプロヒーローとは?役割と主要キャラクター一覧

ヒロアカのプロヒーローとは、個性を活用して犯罪者の取り締まりや災害救助、市民の安全確保などを担う職業ヒーローのことだ。
単に強い個性を持っているだけでは、プロヒーローとして活動できるわけではない。雄英高校などのヒーロー養成校で専門的な知識や技術を学び、ヒーロー活動に必要な資格を取得することが基本となる。
作中では、個性の能力だけでなく、事件への対応力、判断力、救助活動、社会からの信頼などもヒーローの評価に関係している。
公式キャラクター分類に掲載されている国内プロヒーローアニメ公式キャラクターサイトの「プロヒーロー」カテゴリーには、次の29名が掲載されている。
- エンデヴァー
- ホークス
- ベストジーニスト
- エッジショット
- ミルコ
- スターアンドストライプ
- グラントリノ
- バーニン
- Mt.レディ
- シンリンカムイ
- サー・ナイトアイ
- ファットガム
- リューキュウ
- バブルガール
- センチピーダー
- ロックロック
- ギャングオルカ
- デステゴロ
- バックドラフト
- マンダレイ
- ラグドール
- ピクシーボブ
- 虎
- フォースカインド
- ガンヘッド
- ウワバミ
- マニュアル
- セルキー
- シリウス
なお、オールマイトやイレイザー・ヘッドのように、教師・プロヒーローのカテゴリーで紹介される人物もいる。そのため、上記29名だけが作品に登場するプロヒーローの全員という意味ではない。
また、プロヒーローの事務所にはサイドキックと呼ばれる協力者が所属する。サイドキックは現場での補助や情報収集などを担当し、実力や事務所の規模によって複数人が在籍する場合もある。
【本名・ヒーロー名・個性一覧】主要プロヒーロー13人を徹底紹介
ヒロアカの魅力のひとつは、ヒーロー名と本名が異なるキャラクターが多いことだ。ヒーロー名には本人の能力や活動方針、社会に示したいイメージが反映されている。
オールマイト|八木俊典・ワン・フォー・オールオールマイトの本名は八木俊典。かつてNo.1ヒーローとして君臨し、「平和の象徴」と呼ばれた人物だ。
個性は「ワン・フォー・オール」。代々継承されてきた力を蓄積し、次の継承者へ譲渡できる特殊な能力である。圧倒的な身体能力によって、長年にわたり日本のヒーロー社会を支えてきた。
しかし、オール・フォー・ワンとの戦いで力を使い果たし、現役ヒーローを引退。緑谷出久の師匠となり、次世代の育成に力を注ぐ。
エンデヴァー|轟炎司・ヘルフレイムエンデヴァーの本名は轟炎司。強力な炎を操る個性「ヘルフレイム」を持つ実力派ヒーローだ。
オールマイトが現役だった時代はNo.2に位置していたが、長年No.1の座を追い続けてきた。オールマイトの引退によって、ついにトップの座を引き継ぐ。
一方、息子の轟焦凍をオールマイトを超える存在に育てようとした結果、家庭に深刻な問題を生んだ過去もある。物語後半では、自らの過ちと向き合い、ヒーローとしてだけでなく父親としての責任も背負う人物へと変化していく。
ホークス|鷹見啓悟・剛翼ホークスの本名は鷹見啓悟。背中の翼と羽根を自在に操る「剛翼」の個性を持つ。
若くしてヒーロービルボードチャートJPの上位に入り、エンデヴァーに続くNo.2まで上り詰めた。高い機動力と情報収集能力を持ち、複数の羽根を同時に操作できることが特徴だ。
ただし、表舞台での華やかな活動とは別に、ヒーロー公安委員会の指示による秘密任務にも従事していた。最終決戦後は公安委員会の委員長に就任し、ヒーロー社会の再建に関わる立場となる。
ベストジーニスト|袴田維・ファイバーマスター本名は袴田維。服などの繊維を自在に操る「ファイバーマスター」の個性を持つ。
相手の衣服を利用して拘束したり、繊維を操作して攻撃したりする戦闘方法が特徴。派手な破壊力だけに頼らない、精密な制圧能力に優れている。
ヒーローとしての実績に加えて、ベストジーニスト賞を8年連続で受賞した経歴も持つ。ヒーロー活動とファッション分野の双方で存在感を発揮する人物だ。
ミルコ|兎山ルミ・兎ミルコの本名は兎山ルミ。個性「兎」によって、驚異的な脚力と跳躍力を発揮する女性プロヒーローだ。
勝ち気で豪快な性格が特徴で、危険な状況でも自ら前線に立つ。敵の本拠地への突入作戦でも重要な役割を担い、激しい戦闘で大きな負傷を負いながら戦い続けた。
身体能力を最大限に活用した近接戦闘は、作中でも屈指の迫力を誇る。
そのほかの主要プロヒーロー- エッジショット:神原心也。個性「紙肢」によって身体を細く薄く変化させる忍者型ヒーロー。
- スターアンドストライプ:キャスリーン・ベイト。個性「新秩序(ニューオーダー)」を持つアメリカのトップヒーロー。
- グラントリノ:個性「ジェット」。足裏から空気を噴射して高速移動するベテランヒーロー。
- Mt.レディ:岳山優。個性「巨大化」により、全身を巨大化させる。
- シンリンカムイ:西屋森児。個性「樹木」を使い、樹木のような身体で敵を拘束する。
- サー・ナイトアイ:佐々木未来。個性「予知」により、対象の未来を一定時間見通す。
- ファットガム:豊満太志郎。個性「脂肪吸着」により、衝撃を吸収して蓄積し、反撃に利用する。
- リューキュウ:竜間龍子。個性「ドラゴン」により、巨大な竜の姿へ変身する。
- ギャングオルカ:酒田牛。個性「シャチ」によって水陸両方で高い戦闘能力を発揮する。
こうして見ると、ヒロアカのプロヒーローは炎や氷などの攻撃能力だけでなく、身体変化、拘束、予知、救助、情報収集など、幅広い専門性を持っていることが分かる。
【ランキング制度】ヒーロービルボードチャートJPの仕組みと評価基準
ヒーロービルボードチャートJPは、作中に登場する現役ヒーローの社会的な評価を順位形式で発表する制度だ。
アニメ公式サイトの用語解説によると、評価対象となるのは過去1年間のヒーロー活動。ヒーロー公安委員会が活動実績を独自に数値化し、ランキングとして公表する。
評価を構成する3つの基準- 事件解決数:犯罪や事件にどれだけ対応し、解決に導いたか。
- 社会貢献度:救助活動や社会の安全維持などにどれだけ貢献したか。
- 国民の支持率:市民からどの程度支持され、信頼されているか。
この3つの要素が重要になるため、単純に戦闘力が高いヒーローが必ず上位になるわけではない。
たとえば、広範囲の救助活動を得意とするヒーローと、特定の敵に対する戦闘能力が極めて高いヒーローでは、社会への貢献の仕方が異なる。ランキングは、そうした多面的な活動を総合的に評価する仕組みになっている。
ランキングが社会に与える影響ヒーロービルボードチャートJPは、単なる人気投票ではない。順位が高いヒーローは社会的な注目を集め、市民に安心感を与える象徴としての役割も期待される。
一方、順位を意識しすぎれば、数字や名声を優先する活動につながる危険性もある。ホークスが後年、制度の見直しを考えるようになる背景には、こうした評価システムの課題がある。
つまり、この制度はヒーローの実績を可視化する便利な仕組みであると同時に、ヒーロー社会そのものの価値観を映す存在でもある。
【歴代No.1と最終回8年後】ヒーロービルボードチャートJP最新ランキング
ヒロアカのランキングを理解するには、オールマイトの時代からエンデヴァーの時代、そして最終回後の世界までを時系列で見る必要がある。
歴代No.1ヒーローの変遷初代の象徴的存在はオールマイトだ。圧倒的な力と人々を安心させる笑顔によって、長年No.1の地位を維持してきた。
しかし、オールマイトの引退によってランキングは大きく変化する。新しい時代のNo.1となったのがエンデヴァーであり、その直後のチャートではホークスがNo.2に入った。
アニメ第87話「ヒーロービルボードチャートJP」では、エンデヴァー、ホークス、ベストジーニスト、エッジショット、ミルコの順にトップ5が発表されている。
そして最終回後の第431話「More」では、さらに世代が進み、ルミリオンこと通形ミリオがNo.1に到達した。
最終回8年後のヒーローランキングTOP10原作第431話「More」で明らかになった、雄英高校卒業から8年後のヒーロービルボードチャートJPは以下のとおりだ。
| 順位 | ヒーロー名 | 本名 | 個性 |
|---|---|---|---|
| No.1 | ルミリオン | 通形ミリオ | 透過 |
| No.2 | ショート | 轟焦凍 | 半冷半燃 |
| No.3 | Mt.レディ | 岳山優 | 巨大化 |
| No.4 | シンリンカムイ | 西屋森児 | 樹木 |
| No.5 | ベストジーニスト | 袴田維 | ファイバーマスター |
| No.6 | ミルコ | 兎山ルミ | 兎 |
| No.7 | ネジレちゃん | 波動ねじれ | 波動 |
| No.8 | ウォッシュ | 御手洗濯 | 洗浄 |
| No.9 | テンタコル | 障子目蔵 | 複製腕 |
| No.10 | ファントムシーフ | 物間寧人 | コピー |
注目すべきは、かつて雄英高校の生徒だった人物が上位に進出していることだ。通形ミリオがNo.1、轟焦凍がNo.2という結果は、若い世代がヒーロー社会の中心を担うようになったことを示している。
2026年の最新情報と第431話の関係第431話「More」は、堀越耕平が描き下ろした追加エピソードであり、原作コミックス最終42巻に収録されている。週刊少年ジャンプ本誌の最終話は第430話だったため、第431話は本編完結後の未来を補完する重要な物語だ。
2026年5月2日には、TVアニメ版のNo.170+1「More」として放送された。したがって、2026年の読者・視聴者が最終回8年後のヒーローランキングを確認する際は、この第431話とアニメ特別編が基準になる。
なお、2026年に新しい順位が一から発表されたという意味ではない。原作で描かれた8年後のランキングが、2026年にアニメ化されたという位置付けだ。
【主要キャラクターの現在・その後】エンデヴァー、ホークス、ミルコはどうなった?
最終決戦後のヒーロー社会では、単に強い敵を倒すことだけでなく、社会を立て直し、人々の信頼を取り戻すことが大きな課題となった。
オールマイト|次世代を支える存在へオールマイトは現役ヒーローを引退した後も、緑谷出久の師として重要な役割を果たす。
8年後の世界では、出久が雄英高校の教師となりながら、オールマイトから授かったアーマーを装着してヒーロー活動を続けている。オールマイトが築いた平和の象徴という存在は、後輩たちへと受け継がれている。
エンデヴァー|No.1として背負った責任と家族への向き合いエンデヴァーはオールマイト引退後のNo.1ヒーローとして、社会から大きな期待を背負った。
しかし、彼の物語は順位の上昇だけでは語れない。轟家の問題や過去の行動と向き合い、息子の焦凍をはじめとする家族との関係を見つめ直すことも、重要な転換点となった。
エンデヴァーのキャラクターが印象深いのは、強さを証明することと、信頼を取り戻すことが必ずしも同じではないと示している点にある。
ホークス|ヒーロー公安委員会の委員長へホークスは最終決戦後、ヒーロー公安委員会の委員長に就任した。
かつては現場で活動するトップクラスのヒーローだったが、その後はヒーロー社会全体の仕組みを支える立場へと変わっている。
特に注目したいのが、ヒーローランキング制度に対する考え方だ。第431話のその後につながる物語では、オールマイトとの会話を通じて、人気や実績を評価する制度をなくすのではなく、よりよい形に更新する考えを示している。
加えて、第二次決戦ではプロヒーロー以外の人々も大きな役割を果たしたことから、職業ヒーローだけでなく、社会の中で人を救った人々にも目を向ける方向性が描かれる。
ベストジーニスト|第一線で活動を続ける実力者ベストジーニストは8年後のランキングでもNo.5に位置している。
一時的な人気や話題性に頼らず、安定した実績を積み重ねてきた人物だ。繊維を自在に操る個性は、戦闘だけでなく拘束や救助にも活用できる。
ミルコ|負傷を乗り越えてランキング上位に残るミルコは最終決戦で大きな負傷を負いながらも、8年後にはNo.6にランクインしている。
彼女の魅力は、身体能力の高さだけではない。危険な現場でも自ら前に出る姿勢や、困難な状況で戦い続ける精神力が、作品を通じて描かれてきた。
ルミリオンとショート|新時代のトップヒーロー8年後のNo.1となったルミリオンこと通形ミリオは、雄英高校時代から高い実力を持っていた人物だ。
個性「透過」は身体をあらゆる物質に通り抜けさせる能力で、扱いが非常に難しい。しかし、長年の鍛錬によって高度な戦闘技術を身につけている。
一方、No.2のショートこと轟焦凍は、父エンデヴァーから受け継いだ炎と、母から受け継いだ氷を組み合わせる「半冷半燃」を持つ。
父の背中を追いながら、自分自身のヒーロー像を確立した焦凍が、8年後にトップクラスの評価を受けている点は、轟家の物語の結末を象徴している。
【誤解を解説】ヒロアカのプロヒーローランキングで間違えやすい5つのポイント
ヒロアカのランキングを調べる際には、異なる時代の順位や、戦闘力と社会的評価を混同しないことが大切だ。
1. No.1ヒーローは必ずしも最強の戦闘能力を持つ人物ではないヒーロービルボードチャートJPは、事件解決数、社会貢献度、国民の支持率を基準とする。純粋な戦闘力だけを競うランキングではない。
したがって、No.1という肩書きは社会的な評価の高さを示すものであり、すべてのヒーローとの戦闘で勝てるという保証ではない。
2. エンデヴァーとホークスの順位は時代によって異なるオールマイトが現役だった時代の順位と、引退後の順位は別のものだ。エンデヴァーがNo.1になった時期にはホークスがNo.2となっており、過去の順位を現在のランキングとして扱うと混乱が生じる。
3. オールマイトは最終回8年後のNo.1ではないオールマイトは歴代No.1を象徴する存在だが、8年後のチャートでトップにいるのは通形ミリオである。現役時代の評価と最終回後の順位は分けて理解する必要がある。
4. デクは8年後もヒーローとしての活動を続けている緑谷出久は最終的にワン・フォー・オールを失い、無個性に戻っている。しかし、8年後には雄英高校の教師を務めながら、アーマーを使ったヒーロー活動も行っている。
そのため、個性を失ったことだけを理由に、彼がヒーローとしての道を完全に離れたと考えるのは正しくない。
5. 2026年の最新ランキングと原作431話のランキングは同じ内容を指す2026年5月のアニメ特別編「More」は、原作第431話の追加エピソードを映像化したものだ。したがって、2026年版として紹介される8年後の順位は、原作の後日談を基準に整理する必要がある。
【よくある質問】ヒロアカのプロヒーローに関するFAQ
Q1:ヒロアカの最終回8年後のNo.1ヒーローは誰ですか?
A1:通形ミリオのヒーロー名「ルミリオン」です。第431話「More」でNo.1にランクインしています。
Q2:歴代No.1ヒーローは誰ですか?
A2:物語の歴史では、オールマイトが長年No.1を務め、その引退後はエンデヴァーがNo.1を引き継ぎました。8年後のチャートではルミリオンがNo.1となっています。
Q3:ホークスの本名と個性は何ですか?
A3:本名は鷹見啓悟で、個性は「剛翼」です。最終決戦後はヒーロー公安委員会の委員長に就任しています。
Q4:ミルコの本名と個性は何ですか?
A4:本名は兎山ルミで、個性は「兎」です。優れた脚力と跳躍力を活かして近接戦闘を得意とします。8年後のランキングではNo.6です。
Q5:ヒーロービルボードチャートJPは何を基準に決まりますか?
A5:過去1年間の事件解決数、社会貢献度、国民の支持率をヒーロー公安委員会が数値化して順位を決定します。
Q6:デクは最終回の8年後もプロヒーローですか?
A6:緑谷出久は雄英高校の教師として働きながら、オールマイトから授かったアーマーを使ってヒーロー活動も続けています。
Q7:2026年に放送された「More」とは何ですか?
A7:原作42巻に収録された追加エピソード第431話をアニメ化した特別編です。2026年5月2日にNo.170+1「More」として放送されました。
ヒロアカのプロヒーローは、それぞれ異なる個性と専門性を持ち、社会の安全を支えている。オールマイトのように圧倒的な力で人々を安心させる人物もいれば、ホークスのように情報収集や制度改革を通じて社会を支える人物もいる。
歴代No.1の変遷は、オールマイトからエンデヴァーへ、そして最終回8年後にはルミリオンへと続いた。これは単なる順位の交代ではなく、ヒーロー社会の世代交代を象徴する出来事だ。
2026年時点で押さえておきたい要点は、次の3つである。
- プロヒーローの本名・個性を把握することで、それぞれの能力と役割が理解しやすくなる。
- ヒーロービルボードチャートJPは戦闘力だけでなく、事件解決数や社会貢献度、支持率を評価する制度である。
- 第431話「More」の8年後ランキングでは、ルミリオンがNo.1、ショートがNo.2となっている。
特に注目したいのは、ホークスが目指す新しいヒーロー社会のあり方だ。職業として活動するプロヒーローだけでなく、困っている人に手を差し伸べた一般市民もまた、社会を支える存在として評価される方向へと変わっている。
ヒロアカが描いたヒーローの本質は、ランキングの数字や個性の強さだけでは測れない。誰かを救けようとする意志こそが、次の時代へ受け継がれていく最大の価値なのである。