2026年1月30日に劇場公開された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』。富野由悠季氏の原作小説を映像化した『閃光のハサウェイ』三部作の第2章であり、ハサウェイ・ノア、ギギ・アンダルシア、ケネス・スレッグの3人を中心に、宇宙世紀0105年の地球連邦政府と反政府組織マフティーの対立を描く作品だ。
2026年11月現在、Prime Videoでは見放題配信が始まっており、Blu-ray・4K ULTRA HD Blu-ray・DVDの一般発売日は2027年1月27日に決定している。加えて、2026年12月11日からは期間限定の劇場再上映も予定されている。
【2026年最新情報】公開日・Prime Video配信日・Blu-ray発売日はいつ?

まず押さえておきたいのが、映画の公開日と現在の視聴方法、今後予定されている映像ソフトの発売スケジュールだ。
2026年1月30日に全国公開された第2章『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は、2026年1月30日(金)に全国公開された。
監督は村瀬修功、脚本はむとうやすゆき。原作は富野由悠季・矢立肇、企画・制作はサンライズ、製作はバンダイナムコフィルムワークスが担当している。
2026年4月には興行収入27億円、観客動員159万人を突破したことも報じられた。前作の最終興行成績を上回る結果となり、約5年ぶりの続編として大きな存在感を示した。
Prime Videoの見放題配信は8月31日から2026年8月4日、サンライズワールドなどを通じてPrime Videoでの国内独占配信が発表された。
配信スケジュールは次のとおり。
- 2026年8月17日:レンタル・購入配信開始。
- 2026年8月31日:見放題配信開始。
つまり、2026年11月現在はPrime Videoの見放題配信で視聴できる作品となっている。劇場公開時に見逃した人も、自宅で本編を楽しめる。
なお、見放題配信とレンタル・購入配信は別の提供形態だ。Prime Videoの対象地域や配信条件によって視聴環境が異なる場合もあるため、利用前に作品ページの表示を確認したい。
Blu-ray・4K UHD・DVDは2027年1月27日発売2026年10月15日、公式サイトから映像ソフトの発売日と商品ラインナップが発表された。
一般発売日は2027年1月27日(水)。Blu-rayは3種類が用意され、4K ULTRA HD Blu-rayとDVDも発売される。
- Blu-ray数量限定版:13,000円(税込)
- Blu-ray特装限定版:11,000円(税込)
- Blu-ray通常版:6,000円(税込)
- 4K ULTRA HD Blu-ray:8,000円(税込)
- DVD:5,000円(税込)
数量限定版と特装限定版には特典ディスクが付属。数量限定版には、佐々木望による原作小説中巻の録り下ろし朗読CDも収録される。
加えて、2026年12月11日から24日まで全国の劇場で2週間限定の再上映が決定。上映劇場では一般発売に先駆けたBlu-rayの先行販売も実施される。12月12日には小野賢章、上田麗奈、村瀬修功監督らが登壇する舞台挨拶も予定されている。
【あらすじ解説】U.C.0105の世界でハサウェイは何をしようとしているのか?
『キルケーの魔女』の物語を理解するためには、まず舞台となるU.C.0105の社会状況を知っておく必要がある。
シャアの反乱から12年後の宇宙世紀物語の舞台は、宇宙世紀0105年。U.C.0093に起きた第二次ネオ・ジオン戦争、いわゆるシャアの反乱から12年が経過した世界だ。
地球連邦政府は地球環境の悪化を招く一方、地球に住むことを許される人々を厳しく制限していた。特に問題となっているのが「人狩り」と呼ばれる政策である。
これは地球への不法居住者などを取り締まり、強制的に宇宙へ送り返す制度だ。実際には居住権を持つ人々まで強制移送されることがあり、スペースノイドに対する不公平な扱いも深刻化していた。
地球に住む権利が一部の特権階級に集中する社会。その構造に反発する人々が増え、反地球連邦政府運動が勢力を拡大していく。
ハサウェイ・ノアの正体はマフティーのリーダー主人公ハサウェイ・ノアは、地球連邦軍大佐ブライト・ノアの息子だ。少年時代にシャアの反乱を経験し、アムロ・レイやシャア・アズナブルの存在から大きな影響を受けている。
表向きは地球で植物観察官の研修を受ける青年。しかし、その裏の顔は反地球連邦政府組織「マフティー」を率いる指導者、マフティー・ナビーユ・エリンである。
ハサウェイが目指しているのは、地球環境の保護と、地球連邦政府による不公平な統治の是正だ。ところが、その手段は政府閣僚の暗殺という極めて過激なものになっている。
社会を変えたいという理想と、目的のために暴力を用いる現実。その矛盾がハサウェイ自身を苦しめている。
最大の焦点はアデレード会議の襲撃計画第2章で大きな意味を持つのが、オーストラリアで開催されるアデレード会議だ。
この会議では、地球連邦政府の中央閣僚が「地球帰還に関する特例法案」を可決しようとしている。
法案の内容は、政府が認めた者以外には地球への居住を認めないというもの。地球居住権を一部の特権階級が独占し、マン・ハンターによる強制移送を後押しする仕組みにつながる。
マフティーは、この法案を廃案に追い込むため、アデレード会議への襲撃を計画する。
一方、連邦軍側ではケネス・スレッグがマフティーの捕捉・殲滅に向けて部隊を再編。アデレード会議を守るための作戦を進めている。
加えて、刑事警察機構のハンドリー・ヨクサンがケネスに密約を持ちかけることで、軍事作戦だけでは説明できない政治的な駆け引きも動き始める。
ギギもまた独自の目的を持って動き出すハサウェイとケネスの対立をつなぐ存在が、ギギ・アンダルシアだ。
ギギは周囲の人間を驚かせるほど鋭い洞察力を持ち、予知に近い判断を見せる少女。ハウンゼンでの出会い以来、ハサウェイの心に強い影響を与えている。
物語が進むと、ギギはケネスのもとを離れ、自分の役割を果たすためニュー・ホンコンへ向かう。そしてアデレード会議の開催場所に関する情報をマフティーへ伝えるなど、単なる傍観者ではない動きを見せる。
ハサウェイ、ケネス、ギギ。それぞれの立場と目的が交錯することで、物語は単純な反政府組織と連邦軍の戦いを超えた人間ドラマへと展開していく。
【前作のあらすじ】『閃光のハサウェイ』からキルケーの魔女へのつながり
第2章から見始めると、登場人物の関係やハサウェイの心理が分かりにくい部分がある。前作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の重要な出来事を整理しておこう。
ハウンゼンで運命を変える3人の出会い2021年6月に公開された第1章では、地球へ向かうシャトル「ハウンゼン356便」で、ハサウェイ、ギギ、ケネスの3人が出会う。
シャトル内では、マフティーを名乗るハイジャック犯による事件が発生。ハサウェイはギギの言葉をきっかけに行動し、ケネスとともに事件の収拾に関わる。
この出来事を通じて、3人は互いに強い印象を残すことになる。
ギギに見透かされるハサウェイの正体シャトルがダバオに到着した後、ハサウェイはハイジャック事件に関連する事情聴取などに関わることになる。
その後、ダバオでの空襲やマフティーの作戦を経て、ハサウェイは仲間たちのもとへ戻る。一方、ギギはハサウェイの言動から、彼が表向きの人物像とは異なる何かを抱えていることを感じ取る。
ケネスもまた、ハサウェイの能力や行動に注目するようになる。
Ξガンダムとペーネロペーの激突第1章の大きな見どころは、ハサウェイが搭乗するΞ(クスィー)ガンダムと、連邦軍のレーン・エイムが操るペーネロペーの戦闘だ。
マフティーの戦力と連邦軍の最新鋭機が激突することで、ハサウェイの戦士としての能力と、ケネスが指揮する部隊の脅威が明確になる。
前作のラストでは、ハサウェイはマフティーの仲間たちのもとに戻り、次の作戦へ進む状況が整う。第2章は、その続きとしてハサウェイの内面と3人の関係をさらに深く掘り下げていく。
なお、前作の視聴は第2章を理解するうえで非常に重要だ。村瀬修功監督も、第2章は第1章があって成立する構成であり、冒頭に振り返り映像を用意したと説明している。
【人物相関図・キャスト一覧】ハサウェイ、ギギ、ケネスの関係を整理
本作を理解するうえで重要なのは、3人が単純な敵味方の関係ではないことだ。政治的な立場、個人的な感情、過去の経験が複雑に絡み合っている。
主要人物と声優、所属や物語上の役割を整理すると次のようになる。
| 人物 | 声優 | 所属・立場 | 物語上の役割 |
|---|---|---|---|
| ハサウェイ・ノア | 小野賢章 | マフティーのリーダー | 連邦政府の政策を変えるためアデレード会議襲撃を計画する主人公 |
| ギギ・アンダルシア | 上田麗奈 | 独自の目的を持つ少女 | 鋭い洞察力でハサウェイとケネスの心理や行動に影響を与える |
| ケネス・スレッグ | 諏訪部順一 | 地球連邦軍・キルケー部隊司令 | マフティーの殲滅とアデレード会議の防衛を指揮する |
| レーン・エイム | 斉藤壮馬 | 地球連邦軍 | ペーネロペーのパイロットとしてマフティーと対峙する |
| ガウマン・ノビル | 津田健次郎 | マフティー | ハサウェイの作戦に関わる仲間 |
| ケリア・デース | 早見沙織 | マフティー関係者 | ハサウェイの過去と私生活に関わる重要人物 |
| ハンドリー・ヨクサン | 山寺宏一 | 刑事警察機構 | ケネスに密約を持ちかける政治的なキーパーソン |
ハサウェイは反政府組織の指導者、ケネスは連邦軍の指揮官。立場だけを見れば、両者は明確な敵同士だ。
しかし、2人とも自分なりの判断基準を持ち、組織の目的を実現するために行動している。単純な善悪の対立ではなく、それぞれが何を正義と考えているのかがドラマの焦点になる。
ギギの能力は超能力なのか?ギギについては、ニュータイプなのか、予知能力を持つのかという疑問も生まれやすい。
公式キャラクター紹介では、ギギは「予知に近い優れた洞察力」を持つ人物として説明されている。人間の心理や状況を鋭く読み取る能力が、周囲の人物を翻弄する理由になっている。
ただし、公式の説明は洞察力を中心としたものであり、特定の超能力を持つと断定する内容ではない。ニュータイプと同一視するのではなく、彼女独特の感覚や人間を見抜く力に注目したい。
【見どころ解説】キルケーの魔女というタイトルに込められた意味
本作の魅力は、モビルスーツ戦だけではない。タイトルの意味、登場人物の心理、映像演出、音楽が一体となって物語を支えている。
キルケーとはギリシャ神話に登場する魔女「キルケー」は、ギリシャ神話のオデュッセウスの物語に登場する女神の名前に由来する。
公式サイトの設定によれば、ケネスが指揮する連邦軍部隊は、もともと基地司令の名前から「スレッグ部隊」と呼ばれる慣例があった。しかし、ケネスはこの呼称を嫌い、新たに「キルケー部隊」と命名した。
その由来は、キルケーの魔法によって獰猛な動物を大人しくさせるというイメージにあやかったものだ。
加えて、ギギの魅力によって男性たちが惹きつけられ、行動を変えていく様子も、キルケーの魔法になぞらえられている。
つまりタイトルは、単なる神話の引用ではない。ケネスが率いる軍事組織と、ギギという人物が周囲に与える影響という2つの意味を重ねたものとして読み取れる。
村瀬修功監督が重視したハサウェイの内面描写第1章と第2章では、物語の焦点にも違いがある。
村瀬監督は2026年3月のMANTANWEBのインタビューで、第1章ではハサウェイ、ギギ、ケネスの出会いと行動を外側から描き、第2章では3人がそれぞれの立場で何を考えているのかという内面的な部分に焦点を当てたと説明している。
この変化によって、第2章ではハサウェイの葛藤がより鮮明になる。
彼はマフティーのリーダーとして冷静に作戦を進めなければならない。しかし、ギギとの出会いによって過去の記憶や感情が呼び起こされ、政治的な信念と個人としての心情の間で揺れ動く。
その心理的な揺らぎが、戦闘シーンの緊張感にもつながっている。
映像と音楽が生み出す独特の臨場感村瀬監督の演出では、3DCGによる空間設計やリアルなライティングが重要な役割を果たしている。
MANTANWEBのインタビューによると、監督は3DCG制作ソフトを使ってビデオコンテを作成し、映像の構図や光の表現を具体化してから作画に取り組んだという。
そのため、本作ではモビルスーツの重量感だけでなく、建物や自然環境、人物が存在する空間そのものにもリアリティーが感じられる。
音楽面では、澤野弘之が担当。オープニングにはSZAの「Snooze」、エンディングにはGUNS N' ROSESの「SWEET CHILD O' MINE」が使用されている。
ガンダム作品としての重厚な世界観に、海外アーティストの楽曲を組み合わせた点も特徴だ。特にエンディングは、作品全体の緊張感とは異なる青春映画的な余韻を生み出している。
【原作小説との違い】映画版はどこまで忠実?三部作第2部の現在地
『閃光のハサウェイ』は、富野由悠季氏が1989年から1990年にかけて発表した全3巻の小説が原作となっている。
映画版の『キルケーの魔女』は、基本的に原作小説の中巻を中心に映像化した作品だ。ただし、小説の内容をそのまま映像に置き換えたわけではない。
映画版では人物の心理や関係性を再構成大きな違いのひとつは、登場人物の関係性の描き方だ。
例えば、ハサウェイとケリアの関係は、原作小説では比較的短い描写で状況が進む部分がある。一方、映画版では2人がうまくいかなくなっていく過程や過去の関係を回想などで補い、感情の変化をより丁寧に描いている。
また、ハサウェイとギギの関係についても、映画独自の構成が取り入れられている。
村瀬監督はFebriのインタビューで、小説では続いていくハサウェイとギギのやり取りを映画ではあえて描かず、2人の再会を物語のひとつのピークとして位置付けたと説明している。
このように、映画版は原作のテーマを尊重しながら、劇場作品としてのまとまりや余韻を重視した構成になっている。
『逆襲のシャア』とのつながりには注意もうひとつ知っておきたいのが、原作小説と劇場版アニメの世界観の違いだ。
原作小説『閃光のハサウェイ』は、小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の流れを受け継いでいる。
一方、映画版は劇場版アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の世界観につながる形で制作されている。
村瀬監督も、映像化にあたって原作と異なる部分を置き換える必要があったと語っている。したがって、原作小説と映画版で設定やハサウェイの抱える問題に違いが生じるのは、単なる脚色ではなく、作品世界の整合性を取るためでもある。
三部作の第3章はいつ公開される?『閃光のハサウェイ』は全3章で構成されるシリーズだ。
- 第1章:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』2021年6月公開。
- 第2章:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』2026年1月30日公開。
- 第3章:制作予定。2026年11月3日時点で公開日は未発表。
第3章については、村瀬監督が2026年3月のインタビューで、脚本は完成しており、ラストも明確に決まっていると説明している。
一方で、第2章の制作で生じた課題を踏まえ、次章の制作体制を組み立てていく段階とも語っていた。
したがって、物語の方向性は定まっているものの、公開時期については正式発表を待つ必要がある。
第2章は単独で完結する物語というより、第3章へ向けて登場人物の心理と政治的な対立を積み上げる重要な位置付けにある。
【視聴ガイド】初めて見る人におすすめの鑑賞順と注目ポイント
ガンダムシリーズは作品数が多く、どこから見ればよいのか迷う人も少なくない。『キルケーの魔女』を理解することが目的なら、次の順番がおすすめだ。
おすすめの視聴順- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』:ハサウェイの過去とアムロ、シャアとの関係を理解する。
- 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』:ハサウェイ、ギギ、ケネスの出会いとマフティーの活動を把握する。
- 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』:3人の心理的な変化とアデレード会議を巡る対立を楽しむ。
時間が限られている場合は、第1章と第2章を続けて見るだけでも物語の流れを追いやすい。第2章の冒頭にも第1章の振り返りが用意されている。
こんな人におすすめ- 政治的な対立や社会問題を背景にしたSF作品が好きな人。
- 登場人物の心理描写や複雑な人間関係を楽しみたい人。
- リアリティーのあるモビルスーツ戦や映像演出を重視する人。
- 『逆襲のシャア』の後日談やハサウェイの人生に興味がある人。
- 原作小説と映画版の違いを比較して楽しみたい人。
反対に、ストーリーよりもテンポの速い戦闘シーンを中心に楽しみたい人には、会話劇や内面描写の多さが少しゆっくり感じられるかもしれない。
本作は戦闘と人間ドラマが密接につながった作品だ。ハサウェイがなぜ戦うのか、ケネスが何を守ろうとしているのか、ギギがなぜ2人の運命に関わるのかを考えながら見ると、作品の印象も大きく変わる。
【よくある質問】機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女に関するFAQ
Q1:キルケーの魔女の公開日はいつですか?
A1:2026年1月30日(金)に全国公開されました。『閃光のハサウェイ』三部作の第2章にあたります。
Q2:Prime Videoの配信日はいつですか?
A2:2026年8月17日からレンタル・購入配信、8月31日から見放題配信が始まりました。国内独占配信として提供されています。
Q3:Blu-rayの発売日はいつですか?
A3:一般発売日は2027年1月27日(水)です。数量限定版、特装限定版、通常版のほか、4K ULTRA HD Blu-rayとDVDも発売されます。2026年12月11日からは劇場での先行販売も予定されています。
Q4:ハサウェイ・ノアの正体は何ですか?
A4:地球連邦軍大佐ブライト・ノアの息子であり、反地球連邦政府組織マフティーのリーダー、マフティー・ナビーユ・エリンです。
Q5:ギギ・アンダルシアには予知能力がありますか?
A5:公式設定では「予知に近い優れた洞察力」を持つ少女と説明されています。特定の超能力やニュータイプ能力と断定するのではなく、鋭い直感や人物を見抜く力に注目するのが適切です。
Q6:キルケーの魔女は原作小説と同じ内容ですか?
A6:原作小説の中巻を中心にしていますが、人物関係や回想、物語の締めくくり方などに映画独自の変更があります。また、映画版は劇場版『逆襲のシャア』の世界観につながる構成です。
Q7:閃光のハサウェイ第3章の公開日は決まっていますか?
A7:2026年11月3日時点では正式な公開日は発表されていません。村瀬監督は2026年3月のインタビューで脚本が完成していることと、基本的な方向性が決まっていることを明かしています。
Q8:前作を見ていなくても楽しめますか?
A8:冒頭に前作の振り返り映像がありますが、人物の背景や心理を理解するには第1章を先に見るのがおすすめです。さらにハサウェイの過去を深く知りたい場合は『逆襲のシャア』も鑑賞すると理解が深まります。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は、U.C.0105という不公平な社会を背景に、マフティーのリーダーとして戦うハサウェイと、彼を取り巻くギギ、ケネスの関係を描いた劇場アニメだ。
アデレード会議を巡る政治的な対立だけでなく、ハサウェイの過去、ギギの鋭い洞察力、ケネスの軍人としての判断が重なり、物語は複雑な人間ドラマへと発展していく。
2026年11月現在、Prime Videoでは見放題配信が始まっており、2026年12月11日からは期間限定の劇場再上映、2027年1月27日にはBlu-ray・4K UHD Blu-ray・DVDの一般発売が控えている。
加えて、三部作の最終章となる第3章の脚本は完成していると村瀬監督が明かしており、今後の制作発表にも期待が集まる。
本作をより深く楽しむための要点は、ハサウェイを単なる反政府組織のリーダーとして見るのではなく、理想と過去の傷を抱えた一人の人間として捉えること。そして、ギギとケネスが彼の選択にどのような影響を与えるのかを追うことだ。
戦争、政治、理想、個人の感情。そのすべてが交差する『キルケーの魔女』は、三部作の結末へ向けて見逃せない一作となっている。